社内SEへの転職は難しい?成功しやすい人の特徴やおすすめの転職方法を解説
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「社内SEに転職したいけど、難しいかな?」
社内SEは他のITエンジニア職種に比べて、残業が少なめでワークライフバランスを保ちやすいなどの理由で人気が高いです。
人気が高い一方で求人が少ないため、競争率は5倍以上と高くなっています。(参考:レバテックキャリア)
競争に勝つためには、企業が何を求めているかを把握し自分にあった求人を見つけることが重要です。
本記事では、社内SEへの転職に求められるスキルや、転職をスムーズに進めていくためにおすすめの転職エージェントを紹介します。
社内SEに転職したいなら「社内SE転職ナビ」に相談しよう!
- (引用元
- 社内SE転職ナビ)
「社内SE転職ナビ」は、社内SEの求人に特化した転職エージェントで、1人あたり7.3社の社内SEの求人紹介実績があります。
社内SEに特化したサービスは珍しいため、社内SEへの転職を考えている方はぜひ登録しておきましょう。
紹介可能な企業数は4,000社と豊富なので、気になる企業が見つかる可能性が高いです。
利用料は完全無料ですし、自宅から気軽に相談できるオンライン面談も可能なので、地方在住や忙しい方もぜひ利用してみてください。
社内SE転職ナビ|基本情報
運営会社 | アイムファクトリー株式会社 |
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公開求人数 | 約4,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年4月時点)
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社内SEへの転職はどれくらい難しいのか?
社内SEへの転職がなぜ難しいと言われるのか、まずはその実態を解説していきます。
社内SEの競争率は5倍以上
社内SEの競争率は非常に高いです。
例えば、エンジニア経験者専門の転職エージェント「レバテックキャリア」に登録しているエンジニアの方は半数以上が社内SEへの転職を希望していますが、転職に成功しているのは5人に1人程度しかいません。
競争率が5倍以上になっている理由には、以下が挙げられます。
社内SEの競争率が高い理由
- 一つの企業で大量募集されることはない
- 中小企業なら1〜2名しか募集されない
- 希望者が多いため、募集開始1週間程度で定員になるケースも多い
社内SEは会社に数名いれば十分なため、一つの企業で大量に募集することはありません。
それに対して人気が高く、その結果競争率が高くなってしまうのです。
高い技術スキルが必要
社内SEの仕事はシステム開発の上流工程や、企業のIT部門の幅広い管理があるため、高いスキルが要求されることが多いです。
企業によっては、社内SEの人数自体が少ないこともあり、一人で幅広い知識や問題を解決していく能力が求められます。
そのため、経験の浅いエンジニアは転職難易度が高くなります。
経験が少なくても管理職でも採用されづらい
社内SEの場合、経験が浅い20代だけではなく、実務経験がある40代以降でも採用されづらいことがあります。
実務から離れた管理職レベルになると「社内SEとして戦力になりづらい」と判断されてしまうからです。
まとめると、企業が欲しがる社内SE人材は以下のとおりです。
企業が欲しがる人材
- 幅広く実務を行えるオールラウンダー人材
- ある程度経験を積んでおりスキルが高い人材
- まだ管理職になっていない実務から離れていない人材
管理職になっていない人材となると、社内SEになりやすい時期は限られているため、余計に転職が難しくなっています。
なぜ?社内SEが人気の理由とは
ここからは、社内SEの人気の理由を解説していきます。
なぜ多くのSEに人気があるのかを知ることで、社内SEのイメージをより具体的にしてください。
人気理由1.時間・精神的に余裕があるから
社内SEの仕事は自社で完結するものが多いため、請負企業に比べると残業が少なくスケジュールが安定しやすいです。
そのため、時間や精神的に余裕があるという理由で人気があります。
また、自社での勤務になるため、客先で常駐しているSEと比較すると、プロジェクト毎の異動もありません。
人間関係を一から作り直すような、精神的な不安もなく働くことができます。
人気理由2.ユーザーとの距離が近く、やりがいを感じやすいから
システム会社で働く場合、プロジェクトが終われば顧客と関わることはなく、システムの満足度を確認することができません。
一方、社内SEは手がけたシステムが社内で使われるため、ユーザーとの距離が近くやりがいを感じやすいという特徴があります。
もちろん時にはクレームがつくこともありますが、すぐに感想を聞けたり、感謝されることで仕事のやりがいにつながりやすいです。
人気理由3.幅広い知識が身に付く
社内SEは技術以外のスキルが身につくというのも人気の理由の1つです。
例えばユーザーから直接ヒアリングしたり、業務フローを分析してシステムを企画するなど上流の仕事も行うため、幅広い知識が身に付くためキャリアアップにつながります。
イメージと違わない?社内SEの仕事内容と年収を確認
社内SEの仕事は多岐に渡ります。
「社内SEに転職したけど、イメージと違った」とならないためにも社内SEの仕事内容や平均年収を事前に確認しておきましょう。
仕事内容
社内SEの主な仕事内容は以下の通りです。
- パソコン/スマートフォンのトラブル対応
- IT資産管理
- セキュリティ管理
- 基幹システム管理
- 社内システム開発、管理
大きく分けて、社内のIT部門のトラブルを対応するヘルプデスク的な仕事と、システムに直接関わる仕事があります。
ヘルプデスクのような仕事を任される場合は、業務の幅は広く雑務も多いです。
システムに関わる場合は、要件定義などの上流工程もあり高いスキルが求められてきます。
規模の小さい企業では、このような業務を少数のSEでこなしていかなければならないこともあります。
社内SEに転職をしたいと考えている方は、社内SEに応募するときに、実際の業務内容をしっかりと確認することが重要です。
平均年収は485万円
国内最大級の口コミサイト「転職会議」によると、社内SEの平均年収は485万円です。
厚生労働省の「平成30年賃金構造基本統計調査」によると、日本の全国平均が441万円なので、平均よりやや高いくらいの年収です。
ただし、これは平均であって高年収の人だと1,000万円以上稼いでいるケースもあります。
年齢 | 平均年収 | 最低〜最高 |
---|---|---|
20代前半 | 328万円 | 200〜580万円 |
20代後半 | 416万円 | 200〜1,100万円 |
30代 | 501万円 | 180〜1,100万円 |
40代以上 | 620万円 | 250〜1,460万円 |
大企業の社内SEとなると年収が高くなりやすいですが、その分人気も高く転職難易度も高くなりやすいです。
社内SEへの転職に成功しやすい人の5つの特徴
社内SEへの転職に成功しやすい人の主な特徴を5つ紹介します。
特徴1.分野問わずオールラウンドに活躍できる
社内SEはSEとしてのスキルだけでなく、パソコン機器や人とのコミュニケーションなどオールラウンドに活躍できるスキルをもったSEが重宝されます。
特に、規模の小さい企業は、社内のヘルプデスクなどを含めて幅広い業務を任せられることも多いです。
特徴2.コミュニケーション能力が高い
社内SEにはコミュニケーション能力が求められます。
会議の根回しや請負先企業との調整、社内システムに関しての社員からのフィードバックなど、様々な用件に対応していかなければならないため、コミュニケーション能力が高い人は重宝されやすいです。
特徴3.問題解決能力が高い
企業内では日々多くの問題が発生しています。
システム開発の一つの工程を任されているSEとは違い、社内SEは自分が理解できていない複数の問題にも対処する必要があります。
このような日々の問題に対して、適切に対応し解決していける能力は、社内SEへの転職に有利なスキルです。
特徴4.システム開発とインフラの基礎知識がある
企業によっては、社内のIT業務の全てを任せられることもあります。
システム開発から運用・保守、インフラの整備やセキュリティマネジメントなど、ITに関することは社内SEの仕事です。
このような、企業に関するIT部門全般の知識を持っていることは、社内SEとして大きな力になります。
特徴5.転職に有利な資格を持っている
社内SEに転職する際に、持っていると有利な資格があります。
資格は取得しているだけで、SEとしてのスキルの指標になるからです。
例えば、以下のような資格を取得していると社内SEの転職の際に有利になります。
- プロジェクトマネージャ試験
プロジェクトマネジメントスキルを問う試験。社内SEはマネジメント能力を求められるので取得していると有利。 - システム監査技術者試験
システム監査の知識を問う試験。取得したSEがいることで、ITガバナンスやコンプライアンスの向上につながる。 - 情報処理安全確保支援士試験(情報セキュリティスペシャリスト)
セキュリティ対策の観点からシステム開発や運用・保守などのスキルを問われる試験。自社のセキュリティ向上・社員のセキュリティ意識向上に役立つ。 - ネットワークスペシャリスト試験/Cisco系資格
ネットワークの設計や構築・運用・保守・セキュリティなど、ネットワークに特化してスキルを問われる試験。ネットワークスペシャリストは難易度が高いので先にCisco系資格を取るのがおすすめ。 - 基本情報技術者試験/応用情報技術者試験
SEに求められる幅広い知識、スキルの習得ができているかを問う試験。SEの登竜門的資格。 - 簿記
社内の会計システムを構築する際に役に立つ。職種にかかわらず有用な資格。
資格があれば必ず社内SEに転職できるとは限りませんが、転職の際のアピール材料として有効です。
社内SE転職のために資格の取得を目指す必要はありませんが、自身のスキルの確認として、資格試験に挑戦するのもよいでしょう。
社内SEへの転職でおすすめの転職エージェント2選
社内SEは人気職種で転職が難しいため、自力で求人を探して応募するのはおすすめできません。
求人を見つけても希望からズレていたり、応募しようか迷っているうちに応募が締め切られてしまう、といった問題が考えられるからです。
そこで利用したいのが転職エージェントです。
転職エージェントとは、転職の相談ができ、希望の求人を紹介してくれるサービスです。
転職サイトと違い専任のアドバイザーが付き、希望に合う求人を探して紹介してくれたり、日程のスケジュール調整や企業ごとの面接対策なども行ってくれます。
転職エージェントは無料で利用できますし、合わなければすぐに退会できるので気軽に使って問題ありません。
ここでは、社内SEの転職におすすめの転職エージェントを2社厳選して紹介します。
転職エージェント | 特徴 |
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社内SE転職ナビ |
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リクルートエージェント×IT |
|
【転職エージェントは複数利用がおすすめ】
転職エージェントはそれぞれ保有している求人が異なるため、気になったエージェントは全て登録しておくのがおすすめです。
特に、社内SEは競争率が5倍以上とも言われているので、求人を紹介してくれるエージェントは1つでも多く登録しておいた方が良いです。
なるべく多くのエージェントで応募できる求人数を増やし、情報収集をして失敗を防ぎましょう。
ここで紹介する2社はどちらも完全無料で利用できるので、どちらもまとめて登録しておくのがおすすめです。
社内SE特化のエージェントなら「社内SE転職ナビ」
- (引用元
- 社内SE転職ナビ)
「社内SE転職ナビ」は、社内SEの転職に特化した転職エージェントです。
転職支援実績は15,000人以上あり、1人あたり平均7.3社の求人を紹介しています。
社内SEは求人自体が少なく見つかりにくいため、多くの求人を紹介してもらえる可能性があるのは心強いでしょう。
通常の転職相談はもちろん、転職を前提としない方向けのキャリア相談も行っているので、転職を迷っている方にもおすすめです。
オンライン面談も行っているので、地方在住や忙しい方もぜひ利用してみてください。
社内SE転職ナビ|基本情報
運営会社 | アイムファクトリー株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 約4,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年4月時点)
他では見つからない求人を探したいなら「リクルートエージェント×IT」
- (引用元
- リクルートエージェント×IT)
リクルートエージェント×ITはリクルートが運営する、業界トップクラスの求人数を誇る転職エージェントです。
社内SE求人だけでも、非公開求人を合わせると約2万件の求人を保有しており(※2022年7月時点)、ベンチャー企業から大手企業まで幅広い求人を保有しています。
また、「交渉力」も強みとしており、IT/Web業界に精通したキャリアアドバイザーがあなたの希望に合った求人を紹介してくれます。
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リクルートエージェント×IT
運営会社 株式会社リクルート 公開求人数 約85,000件 非公開求人数 約48,000件 対応地域 全国、海外、リモート 料金 すべて無料 (最終更新:24年4月時点)
その他のエージェントも検討したい方は「IT/WEB/エンジニアにおすすめの転職エージェントは?未経験から経験者まで属性別に解説」をご覧ください。
まとめ
社内SEへの転職を成功させるためには、失敗しないためのポイントを把握して転職活動をしていくことが重要です。
社内SEへの転職が難しい理由は、下記の3つがあります。
- 社内SEの競争率は5倍以上
- 高い技術スキルが必要
- 経験が少なくても管理職でも採用されづらい
転職成功率をあげたいなら、希望にあった求人を探して紹介してくれる転職エージェントに相談するのがおすすめです。
社内SEへの転職におすすめなのは、下記の2社です。
転職エージェント | 特徴 |
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社内SE転職ナビ |
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リクルートエージェント×IT |
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本記事を、これからの転職活動やスキルアップに活かして、ぜひ社内SEへの転職を成功させてください。
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