JALカードおすすめ10選!メリット・デメリットや年会費での比較も紹介
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日本を代表する航空会社である「JAL」は知っている方も多いですよね。
JAL便に搭乗するとマイルを貯めることができますが、JALカードがあればさらにJALマイルを貯めやすくなります。
JALマイルの貯めやすさで人気のJALカードについて
- マイルが貯めやすいのは嬉しいけど、年会費はいくらなんだろう?
- マイルを貯めるにはどのJALカードが自分に合っているのだろう?
と疑問に思いますよね。
JALカードの年会費はカードランクによって違いがあるため、年会費無料のものから数万円のものまで様々です。
この記事ではJALカードの年会費などをカードごとに比較して、おすすめのクレジットカードを紹介していきます。
また「年会費のかかるタイミング」や「カード会社が年会費無料のカードを発行できる理由」など、年会費にまつわる疑問にもお答えします。
この記事が、あなたがどのカードが適しているか判断の手助けになれたら幸いです。
マイルの貯まりやすいカードの選び方を紹介した、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
株式会社ポイ探 代表取締役
監修者菊地崇仁
1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。
2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。ポイント探検倶楽部に掲載されているポイントは約230種類。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られる。
約100枚のクレジットカードを保有、年間約150万円の年会費を支払っている、まさにクレジットカードの専門家。
一般カードからプラチナカードまで幅広い層のカードを実際に保有・利用し、日々様々なメディアにて、使った人にしか分からない信用できる情報提供を行っています。所有されているすべてのカードを月に1度は必ず利用しながら、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。
三児の父であり家計のやりくりをすべて担当。ポイントのみならず、クレジットカードや保険なども守備範囲で、近年は投資にも挑戦している。
【主な著書】
新かんたんポイント&カード生活 (自由国民ムック)
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JALカードに共通するメリット・デメリット
JALカードには多くの種類があり、それぞれ異なった特徴があります。しかし、カードの種類によらず、全てに共通するメリット・デメリットもあります。
JALカードについて知るため、まずは各カード共通のメリット・デメリットをみていきましょう。
JALカードに共通するメリット
JALカードに共通するメリットには下記のようなものがあります。
- 搭乗やショッピングでJALマイルがたまる
- 海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が自動付帯
- 国内空港対象店舗や免税店での割引(1,000円以上の購入で5~10%引き)
- JAL機内販売での割引(10%引き、ショッピングマイル2倍、100円ごとに1マイル加算)
- JAL提供のパッケージツアーの割引(2〜3%引き)
これらはどのJALカードでも共通するメリットです。JALへの搭乗やショッピングでJALマイルが直接貯まるため、ポイント交換の手間がなく、すぐに利用できます。
また、旅行傷害保険の自動付帯や、免税店・JAL機内販売などでの割引やポイントアップは旅行や出張に行くことが多い人にとって、うれしい特典です。
JALカードはどのカードを選んでも、JALを多く利用する人や、旅行や出張に行くことが多い人にはメリットの大きいカードと言えるでしょう。
JALカードに共通するデメリット
一方、JALカードに共通するデメリットは下記のとおりです。
- 年会費無料のカードがない(JALカード naviは除く)
- 基本の還元率は0.5%とあまり高くない
- マイルの有効期限は3年
- 貯めたマイルは普段の買い物には使えない
JALカードは学生専用のJALカード navi以外、年会費無料のカードがなく、基本の還元率は0.5%とあまり高くありません。また、貯めたマイルを普段の買い物には使用できないので不便さを感じることもあります。
JALをあまり利用しない人や、旅行や出張にほとんど行かない人にとってはメリットが少ないカードであると言えそうです。
JALカードの年会費はランクによって異なる

JALカードの年会費はランクによって異なります。
カードランク | 年会費(税込) | 家族カード年会費(税込) |
---|---|---|
JAL普通カード | 2,200円 (初年度無料) | 1,100円 (初年度無料) |
JAL CLUB-Aカード | 11,000円 | 3,850円 |
JAL CLUB-Aゴールドカード | 17,600円 | 8,800円 |
JAL プラチナカード | 34,100円 | 17,050円 |
JAL CLUB EST普通カード(20代限定) | 20歳以上30歳未満まで2,200円 (初年度無料) | - |
JALカード navi | 在学中は年会費無料 | - |
それぞれのカードの特徴を、他のカードと比較しながら詳しく解説していきます。

菊地崇仁 / クレジットカード専門家
航空系のクレジットカードは年会費が高額になります。普通カードと言われている一般カードでも2,200円(税込)の年会費がかかり、効率よくマイルを貯めるのであれば、JALカード ショッピングマイル・プレミアムの加入が必要でしょう。これは別途4,950円(税込)がかかるため、合計7,150円(税込)です。
ゴールドカードでも2,200円(税込)程度のカードもある事を考えると、非常に高額です。JAL便を利用する場合はCLUB-Aカードも検討しましょう。フライトボーナスマイルが25%にアップ(普通カードは10%)します。また、毎年初回登場ボーナスも1,000マイル多い2,000マイルを獲得できます。
しかし、CLUB-Aカードはゴールドカードはないため、空港にあるカードラウンジは利用できません。ゴールドカードを1枚も保有していない場合は年会費17,600円(税込)のCLUB-Aゴールドカードの方が良いでしょう。
CLUB-Aゴールドカードにはショッピングマイル・プレミアムの年会費も含まれるため、CLUB-Aカードとの差額は1,650円(税込)です。毎年飛行機を有料で利用する場合はCLUB-Aゴールドカード、陸だけで貯める場合は普通カードがおすすめです。
もちろん、コンシェルジュデスクなどを利用したい場合はプラチナという選択肢もありますが、JCBブランドとアメックスブランドしか選択肢がありません。
JAL普通カード
JAL普通カードはJALカードの中でもっともスタンダードな1枚です。
※カード詳細のレーディングの根拠については、「クレジットカードランキングの評価プロセスと根拠」をもとにしています。
年会費は本会員だけでなく家族カードも初年度無料となっているのが特長で、まずはJALカードの基本的なサービスを試してみたい方にぴったりの1枚です。
ただし国際ブランドでアメリカン・エキスプレスを選んだ場合は初年度年会費無料特典はなく、本会員6,600円(税込)と家族カード2,750円(税込)の年会費がかかる点で注意が必要です。
JAL普通カードについて、もっと詳しく知りたい方はこちら!
JAL CLUB-Aカード
JAL CLUB-AカードはJAL普通カードよりも、フライトで貯まるボーナスマイルを多くもらうことができます。
年会費の初年度無料特典はなく入会直後から年会費が発生しますが、フライト回数が多い人はJAL普通カードよりもCLUB-Aカードのほうがおすすめです。
なぜなら、JAL普通カードは入会搭乗ボーナスマイルと毎年初回搭乗ボーナスマイルを合わせて2,000マイルしかもらうことができません。
しかしCLUB-Aカードなら、
- 入会搭乗ボーナスマイル:5,000マイル
- 毎年初回搭乗ボーナスマイル:2,000マイル
をもらうことができるので、初年度は合計7,000マイル(7,000円相当分)をもらうことができます。これだけで初年度は年会費を実質3,800円にすることができますね。
搭乗ごとのボーナスマイルの加算率が25%になるので(JAL普通カードの加算率は10%)、フライトが多い人は年会費が発生してもCLUB-Aカードのほうがお得であると言えます。
JAL CLUB-Aカードについて、もっと詳しく知りたい方はこちら!
JAL CLUB-Aゴールドカード
JAL CLUB-Aゴールドカードは年会費17,600円(税込)の中にショッピングマイル・プレミアム年会費(税込4,950円)が含まれているカードです。
フライトでもらえるボーナスマイルや搭乗ごとのボーナスマイル加算率はJAL CLUB-Aカードと変わりありませんが、JAL普通カードやJAL CLUB-Aカードよりもショッピングマイルの付与率が高くなっている特長があります。
- JAL普通カードとJAL CLUB-Aカードのショッピングマイル付与率:200円で1マイル
- JAL CLUB-Aゴールドカードのショッピングマイル付与率:100円で1マイル
JAL普通カードとJAL CLUB-Aカードも、ショッピングマイル・プレミアム年会費4,950円(税込)を支払えばマイル付与率を上げることができます。
JAL CLUB-Aゴールドカードだけのメリットとしては、
メリット
- 海外国内旅行傷害保険の最高補償額5,000万円~1億円
- 空港ラウンジの無料利用サービス
というものがあります。
そのためJAL CLUB-Aゴールドカードがあれば、空と陸の両方でマイルをお得に貯めて、ゴールドカードならではの手厚い保険やサービスを付帯させることができるようになります。
JAL CLUB-Aゴールドカードについて、もっと詳しく知りたい方はこちら!
JAL プラチナカード
JAL プラチナカード

年会費 | 本会員:34,100円(税込)/家族会員:17,050円(税込) |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0%~3.0% |
国際ブランド | ![]() ![]() ![]() |
電子マネー | ![]() |
発行スピード | 約4週間 |
限度額 | 公式サイト参照 |
ETC年会費 | 無料 |
追加カード | ETCカード 家族カード |
マイレージ還元率(最大) | |
旅行保険 | 国内旅行傷害保険、海外旅行傷害保険 |
ポイント名 | JALマイレージ |
注目ポイント
- 最もマイルがたまりやすいカード
- プライオリティ・パスを持てる
- 最高級の充実したサービスや特典
※画像引用元:JAL プラチナカード
JAL プラチナカードはJALカードの最上位カードです。
年会費は34,100円(税込)(家族カードは17,050円(税込))となっていますが、以下のメリットを受けることができます。
メリット
- プラチナカードという最高のステータス
- マイルをもっとも多く貯めることができる(ショッピングマイル・プレミアム自動加入/アドオンマイルは100円で2マイル)
- 海外国内旅行傷害保険の補償額が最高1億円
- プライオリティ・パス
プライオリティ・パスで海外の空港ラウンジサービスを利用することができるので、海外旅行の回数が多い人におすすめのカードです。
JAL CLUB EST普通カード(20代限定)
JAL CLUB EST普通カードは20代限定のJALカードで毎年2,500マイルがプレゼントされます。
カード入会資格は20歳以上30歳未満で、30歳になる誕生月の4カ月前の月末までお申し込みいただけます。30歳以降はJAL普通カードへ自動更新することになります。
メリット
- 年間5回、サクララウンジ(国内線)が利用できる
- マイルの有効期限が60カ月まで延長
- JALビジネスクラス・チェックインカウンターの利用が可能
など、ビジネスに利用できる特典が魅力です。
さらに通常、e JALポイントへの特典交換は、5,000マイルからになりますが、JAL CLUB EST会員の場合、100マイル単位でe JALポイントに交換することができます。
社会人デビューの方には非常に使いやすいカードといえます。
JAL CLUB EST 普通カードについて、もっと詳しく知りたい方はこちら!
JALカード navi
JALカード naviは学生向けのJALカードで在学中は年会費が無料となる特典があります。
カード入会資格は18歳以上29歳以下の学生に限定されており、卒業後はJAL普通カードへ自動入会することになります。
在学期間中は年会費が無料となるだけでなく、下記のようなお得な特典もあります。
メリット
- マイルの有効期限が無期限になる
- 特典航空券を最大60%割引で交換できる
- ツアープレミアム年会費が無料になる
18歳以上29歳以下の学生の方なら迷わず、JALカード naviへの入会をおすすめします。
JALカード naviについて、もっと詳しく知りたい方はこちら!
ここまでJALカードの年会費をランクごとに紹介し、それぞれのカードの特徴を他のカードと比較しながらお伝えしました。
続いて、JALカードのオプション年会費についてご紹介します。
JALカードは提携ブランドも豊富
JALカードは国内外のブランド、交通系ICカードなど提携ブランドも豊富です。
提携カード | 年会費 (税込) | 家族カード年会費 (税込) |
---|---|---|
JAL アメリカン・エキスプレス・カード | 6,600円 | 2,200円 |
JAL アメリカン・エキスプレス・カード・CLUB-Aゴールドカード | 20,900円 | 8,800円 |
JAL アメリカン・エキスプレス・カード・プラチナカード | 34,100円 | 17,050円 |
JALダイナースカード | 30,800円 | 9,900円 |
JALカードSuica | 2,200円 (初年度無料) | 1,100円 (初年度無料) |
JALカードSuica(CLUB-Aカード) | 11,000円 | 3,850円 |
JALカードSuica(CLUB-Aゴールドカード) | 20,900円 | 8,800円 |
JALカード TOKYU POINT ClubQ | 2,200円 (初年度無料) | 1,100円 (初年度無料) |
JALカード TOKYU POINT ClubQ(CLUB-Aカード) | 11,000円 | 3,850円 |
JALカード TOKYU POINT ClubQ(CLUB-Aゴールドカード) | 17,900円 | 8,800円 |
JAL普通カード OPクレジット | 2,200円 (初年度無料) | 1,100円 (初年度無料) |
JALカード OPクレジット(CLUB-Aカード) | 11,000円 | 3,850円 |
JALカード OPクレジット(CLUB-Aゴールドカード) | 17,600円 | 8,800円 |
日常生活でも良く利用する提携先なであれば、利用することでJALマイルも効率よく貯まります。
東京近郊にお住まいなら、交通系ICカードとの提携カードが使いやすいでしょう。
ここでは、JALカードの提携ブランド・提携カードについて見ていきましょう。
国内ブランド
クレジットカードにおける国内ブランドとは、日本国内に流通していてかつ国際ブランドに該当しないカードすべてを指します。
主に日本国内での使用に特化しているのが特徴です。
国内ブランドでは、JCBカードと提携したカードがあります。
特徴について説明していきます。
JAL普通カード
JAL普通カードはJCBを選択することができます。
JCBは、海外旅行保険やショッピング保険が充実しているほか、東京ディズニーランド®および東京ディズニーシー®のオフィシャルスポンサーとなっているなど、日本国内のエンターテインメント方面に強いのが特長です。
国内に強い一方、国際ブランドとしてはMastercardやVisaに比べて弱いため、海外旅行に行くならMastercardやVisaと2枚持ちにする必要があります。
海外ブランド
クレジットカードにおける国際ブランドとして海外ブランドでは以下の提携カードがあります。
それぞれについて特徴を解説します。
JAL普通カード
JAL普通カードは、MastercardとVisaから選ぶこともでき、どちらも海外では非常に強い国際ブランドで、海外によく行く方には使い勝手の良さが大きな魅力となっています。
弱点は、交通系電子マネーへのチャージでポイントが得られない点と、付帯保険が若干弱い点です。
この弱点は、交通系電子マネーのチャージでポイントが得られるカードや、JCBやアメックスのように付帯保険が手厚いカードと一緒に持つことで補えます。
JAL アメリカン・エキスプレス・カード
JAL航空券の購入でマイルを貯められる他、手厚い付帯保険が魅力のクレジットカードです。
年会費は他の提携カードに比べると高めですが、本家よりはリーズナブルになっています。
ただし、その分付帯サービスも本家のアメックスとは違うものとなっています。
JALアメリカン・エキスプレス・カードについて、もっと詳しく知りたい方はこちら!
JAL アメリカン・エキスプレス・カード CLUB-Aゴールドカード
JAL アメリカン・エキスプレス・カード CLUB-AゴールドカードはJAL CLUB-Aゴールドカードよりもさらに多くのマイルを貯めることができるカードです。
JAL CLUB-Aゴールドカードアメックスには「アドオンマイル」というサービスがあるため、航空券の購入や機内販売、オンラインショップJALショッピングで100円につき1マイルが貯まります。
JAL CLUB-Aゴールドカードアメックスの年会費20,900円(税込)はJAL CLUB-Aゴールドカードの年会費17,600円(税込)と比べると3,300円(税込)分だけ高くなっています。
そのため、32万4千円以上のJAL航空券を購入予定があればJAL アメリカン・エキスプレス・カード CLUB-AゴールドカードのほうがJAL CLUB-Aゴールドカードよりもお得ということになります。
JALダイナースカード
ダイナースクラブカード本家の特典が使えるのが特徴の提携カードです。
本家の年会費よりも高く、提携カードの中では一番高い年会費となっていますが、旅行やグルメ方面などで豪華な特典がつき、ステータスカードとしても世界で通用する提携カードと言えるでしょう。
JALカードSuica
JR東日本との提携ブランド、JALカードSuica。
SuicaへのチャージやJR東日本の利用で3倍のポイントが貯まるので、毎日通勤でJRに乗車する人にはお得なカードです。ただし、JR東日本の利用ではJALマイルはつきません。
JALカードSuicaについて、もっと詳しく知りたい方はこちら!
JALカード TOKYU POINT ClubQ
JALカード TOKYU POINT ClubQは、東急グループの電車や東急百貨店、PASMOを使う方におすすめの提携カードです。
国際ブランドはVisaかMastercard®が選べます。
TOKYU POINTとJALマイルの二重取りができて、JMB WAONのチャージでもJALマイルが貯まるなど、陸マイラー(飛行機に搭乗せず、クレジットカード決済やポイント交換を利用することでマイルをためる人)にとっては欠かせないカードと言えるでしょう。
JALカード TOKYU POINT ClubQについて、もっと詳しく知りたい方はこちら!
JAL普通カード OPクレジット
小田急や小田急百貨店など、小田急グループとPASMOを使うなら、JAL普通カード OPクレジットがおすすめの提携カードです。
TOKYU POINT ClubQでは廃止された、PASMOオートチャージでもJALマイル+小田急ポイントが二重に獲得できる仕様となっています。
小田急沿線にお住まいなら、かなり効率よくJALポイントが貯まるのではないでしょうか。
JAL普通カード OPクレジットについて、もっと詳しく知りたい方はこちら!
ここまで、JALカードの豊富な種類について、ランクと提携ブランドの両面から説明しきました。
JALマイルとポイントの貯まり方を比較
下記はJALマイルとポイントの貯まり方を比較したものです。
JALカードのランクと種類 | ボーナスマイル | ショッピングマイル |
---|---|---|
【普通カードランク】 ●JAL普通カード ●JAL アメリカン・エキスプレス・カード ●JALカードSuica ●JALカード TOKYU POINT ClubQ ●JAL普通カード OPクレジット | ●入会搭乗ボーナス:1,000マイル ●毎年初回搭乗ボーナス:1,000マイル ●搭乗ごとのボーナス:フライトマイルの10%プラス | 200円=1マイル |
【CLUB-Aランク】 ●JAL CLUB-Aカード ●JALカードSuica(CLUB-Aカード) ●JALカード TOKYU POINT ClubQ(CLUB-Aカード) ●JALカード OPクレジット(CLUB-Aカード) | ●入会搭乗ボーナス:5,000マイル ●毎年初回搭乗ボーナス:2,000マイル ●搭乗ごとのボーナス:フライトマイルの25%プラス | 200円=1マイル |
【CLUB-Aゴールドランク】 ●JAL CLUB-Aゴールドカード ●JALアメリカン・エキスプレス・カード(CLUB-Aゴールドカード) ●JALダイナースカード ●JALカードSuica(CLUB-Aゴールドカード) ●JALカード TOKYU POINT ClubQ(CLUB-Aゴールドカード) ●JALカード OPクレジット(CLUB-Aゴールドカード) | ●入会搭乗ボーナス:5,000マイル ●毎年初回搭乗ボーナス:2,000マイル ●搭乗ごとのボーナス:フライトマイルの25%プラス | ●100円=1マイル ※ショッピング・プレミアム自動入会 |
【プラチナランク】 ●JAL プラチナカード ●JAL アメリカン・エキスプレス・カード(プラチナカード) | ●入会搭乗ボーナス:5,000マイル ●毎年初回搭乗ボーナス:2,000マイル ●搭乗ごとのボーナス:フライトマイルの25%プラス | ●100円=1マイル ※ショッピング・プレミアム自動入会 |
マイルの貯まり方はカードランクによって決まります。
後述するJALカードのオプションの「ショッピングマイル・プレミアム」や「ツアープレミアム」に加入することでさらに得られるマイルが増えて貯まりやすくなります。
JALカードのオプション年会費
JALカードにはカード本体の年会費とは別に下記のようなオプション年会費が用意されています。
オプション年会費
これらのオプション年会費の概要をご説明します。
ショッピングマイル・プレミアム
ショッピングマイル・プレミアムの年会費は4,950円(税込)です。
JAL CLUB-Aカードゴールドカードなら、年会費に含まれているため、別途ショッピングマイル・プレミアムの年会費を払わなくても特典を受けられます(自動入会)。
加入するとショッピングで貯まるマイルが2倍になり、ポイント還元率は1%になります。
通常のポイント還元率は0.5%の倍のペースでショッピングマイルが貯まるため、ショッピングでもどんどんマイルを貯めたい人におすすめです。
ツアープレミアム
ツアープレミアムの年会費は2,200円(税込)です。
ツアープレミアムの年会費を支払えば、区間マイル100%分のマイルを貯めることができます。
というのも、パッケージツアーや先得割引で購入した運賃は通常運賃よりも安くなっているため、フライトマイルが50~75%に設定されています。
しかしツアープレミアムに登録すればフライトマイルが100%になるため、マイルをお得に貯めることができるようになります。
会員ごとの登録となるため本会員と家族会員それぞれに年会費の支払いが必要となりますが、ツアープレミアムは旅行費用を安く抑えてマイルをお得に貯めたいという人にぴったりのサービスです。
ここまでJALカードのオプション年会費として「ショッピングマイル・プレミアム」と「ツアープレミアム」の2つをご紹介しました。
JALカードはオートチャージ機能が便利
JALカードは、オートチャージできる電子マネーが多く、日常使いにとても便利だという側面も持っています。
そこでオートチャージ機能についてもチェックしましょう。
下記の表はオートチャージ機能の対応状況についてまとめたものです。
JALカード | Suica | PASMO | JMB WAON |
---|---|---|---|
JAL普通カード | - | - | 〇 |
JAL CLUB-Aカード | - | - | 〇 |
JAL CLUB-Aゴールドカード | - | - | 〇 |
JAL プラチナカード | - | - | 〇 |
JAL CLUB EST(20代限定) | - | - | 〇 |
JALカード navi | - | - | 〇 |
JAL アメリカン・エキスプレス・カード | - | - | - |
JALダイナースカード | - | - | - |
JALカードSuica | 〇 | - | - |
JALカード TOKYU POINT ClubQ | - | 〇 | 〇 |
JALカード OPクレジット | - | 〇 | 〇 |
オートチャージへの対応状況はカードの種類によって決まり、カードランクが変わってもカードの種類が同じであればオートチャージへの対応状況は同じです。
ここからは、それぞれのオートチャージについて解説します。
PASMO・SUICAのオートチャージ
JALカードは、SuicaのオートチャージができるJALカードSuicaに、PASMOのオートチャージができるJALカード TOKYU POINT ClubQとJALカード OPクレジットがあります。
JALカード OPクレジットは、オートチャージしたPASMOに対してもJALマイルがついて二重取りできるメリットがあるので、小田急沿線の方であれば特に便利です。
JMB WAONのオートチャージ
JALカードの中には、JMB WAONのオートチャージに対応しているカードもあります。
イオンのお買い物でレジに並んで残高不足に気が付いた、でも入金できる持ち合わせがない、という困った事態が起きても、オートチャージなら心配する必要がありません。
ここまでの内容をふまえて、次に目的・使い方別におすすめのJALカードを紹介します。
目的・使い方別おすすめのJALカード10選
下記はおすすめJALカードのスペックを一覧にまとめたものです。
カード名 | 年会費(税込) | ボーナスマイル | ショッピングマイル | オートチャージへの対応 |
---|---|---|---|---|
JAL普通カード | 2,200円 (初年度無料) | ●入会搭乗ボーナス:1,000マイル入会搭乗ボーナス:1,000マイル | 200円=1マイル | JMB WAON |
JAL CLUB EST普通カード(20代限定) | 20歳 以上30歳未満まで 2,200円 (初年度無料) | |||
JALカード navi | 在学中は年会費無料 | |||
JAL CLUB-Aカード | 11,000円 | ●入会搭乗ボーナス:5,000マイル ●毎年初回搭乗ボーナス:2,000マイル l●搭乗ごとのボーナス:フライトマイルの25%プラス | ||
JAL CLUB-Aカードゴールドカード | 17,600円 | 100円=1マイル ※ショッピング・プレミアム自動入会 | ||
JAL アメリカン・エキスプレス・カード (CLUB-Aカードゴールドカード) | 20,900円 | 100円=1マイル ※ショッピング・プレミアム自動入会。対象店舗での購入や対象商品の購入でアドオンマイル100円=1マイル加算 | - | |
JALプラチナカード | 34,100円 | 100円=1マイル※ショッピング・プレミアム自動入会。 対象店舗での購入や対象商品の購入でアドオンマイル100円=2マイル加算 | JMB WAON | |
JALカードSuica | 2,200円 (初年度無料) | ●入会搭乗ボーナス:1,000マイル ●毎年初回搭乗ボーナス:1,000マイル ●搭乗ごとのボーナス:フライトマイルの10%プラス | 200円=1マイル | Suica |
JALカード TOKYU POINT ClubQ | 2,200円 (初年度無料) | PASMO JMB WAON | ||
JAL普通カード OPクレジット | 2,200円 (初年度無料) | PASMO JMB WAON |
前述のようにJALカードにはさまざまな種類があるため、おすすめのカードは目的や使い方によって異なります。
この章では、たくさんあるJALカードの中かから、自分にあったおすすめカードが選べるよう、目的や使い方別におすすめカードを紹介。
目的や使い方に合わせて選ぶことで、JALカード共通のメリットだけでなく、カード独自のメリットも享受できます。
コストを抑えてマイルを貯めたい
コストを抑えてマイルを貯めたい場合のおすすめJALカードは下記の3枚です。
- JAL普通カード
- JAL CLUB EST普通カード(20代限定)
- JALカード navi
いずれもJALカードの中では年会費が安く、所持しやすいカードです。
30歳以上の人にはJAL普通カードが、20代ならJAL CLUB EST普通カード(20代限定)、学生ならJALカード naviがおすすめです。
JALをよく利用するためマイルが貯まりやすいカードがいい
JALをよく利用するためマイルが貯まりやすいカードがいい人におすすめなのは、下記の2枚です。
- JAL CLUB-Aカード
- JAL CLUB-Aカードゴールドカード
JAL CLUB-AカードはJAL普通カードよりも、フライトで貯まるボーナスマイルを多くもらえます。JALへの搭乗回数が多い場合はボーナスマイルで年会費の元がとれるためおすすめです。
さらにショッピングでもマイルを貯めたい場合はJAL CLUB-Aカードゴールドカードなら、年会費にショッピングマイル・プレミアムの年会費も含まれており、ショッピングでもどんどんマイルが貯まります。
マイルの貯まりやすさと特典・ステータスを重視したい
マイルの貯まりやすさと特典・ステータスを重視したい人におすすめなのは、下記の2枚です。
- JAL アメリカン・エキスプレス・カード CLUB-Aカードゴールドカード
- JALプラチナカード
JAL アメリカン・エキスプレス・カード CLUB-Aカードゴールドカードは、航空券の購入でもマイルが貯まり、手厚い付帯保険、空港ラウンジの無料利用など充実したサービスや特典が受けられます。
アメックスとJAL CLUB-Aカードゴールドカードの良さを併せ持つカードと言えるでしょう。
JALカードプラチナはマイルが最も貯まりやすい他、プライオリティ・パスを無料で利用できるカードです。
年会費は高額ですが、最高級のサービスと特典を享受できます。
国内旅行にも便利に利用したい
国内旅行にも便利に利用したい場合のおすすめはJALカードSuicaです。
SuicaへのチャージやJR東日本の利用で3倍のポイントが貯まるので、JALと併せてJR東日本もよく利用する人ならメリットは大きいでしょう。
通勤時や普段の生活の中で活用したい
通勤時や普段の生活の中で活用したい人におすすめなのは下記の3枚です。
- JALカードSuica
- JALカード TOKYU POINT ClubQ
- JAL普通カード OPクレジット
通勤時に利用する路線やよく利用する店舗にあわせて選びましょう。
JALカード TOKYU POINT ClubQとJAL普通カード OPクレジットはJALマイルとカードポイントを二重取りできます。
それぞれ交通系ICカードのオートチャージにも対応しているので普段の生活の中で、マイルを貯めつつ、便利に利用できます。
ここからは、JALカード自体の基礎知識について深堀りしてみていきます。
JALカードの基礎知識
JALカードを利用する前に知っておきたい基礎知識として、締め日と支払い日、請求書の届く時期、年会費の引き落とし日について順番に説明しますのでご覧ください。
締め日と支払い日
締め日と支払い日は提携ブランドによって異なります。
JALカードSuicaの場合、締め日は当日末日で、支払日は翌々月4日です。
その他のカードは、締め日は前月16日~当月15日までで、支払日は翌月10日となります。
請求書が届く時期
請求書が届く時期も提携ブランドによって異なります。
JALカードSuicaの場合は翌月20日頃に「ご利用代金明細書」が郵送されてきます。その他のカードの「ご利用代金明細書」は、支払い日の約10日前が到着予定日です。
カード会社によっては、ホームページ上でWeb明細が見られるようになっている場合も多いので、そちらもぜひ活用しましょう。
年会費の引き落とし日
JALカードの年会費が銀行口座から引き落とされる日は、カードに記載されている有効期限月以降2カ月後です。
また、引き落とし日は、それぞれのカードの支払い日と同じで、JALカードSuicaなら4日、その他のカードは10日になります。
例えば、2018年9月が有効期限のJALカードSuicaなら、2ヵ月後の11月4日が引き落とし日です。
最後にJALカードの年会費に関する疑問を整理して解説していきます。
JALグローバルクラブへの入会
JALグローバルクラブとは、JALマイレージバンクの上級会員のためにあるクラブです。入会条件や対象のJALカードなど、入会に関する情報をご紹介します。
JGCへの入会にはJALカードが必用
JGC(JALグローバルクラブ)はJALマイレージバンクの上位版という位置付けなので、JALカードはもちろん所持していなくてはなりません。
ただ、JALカードのステータスも関係あるため、JALグローバルクラブへの入会を希望するなら、条件に当てはまるステータスのカードを選ぶ必要があります。
JGC対象のJALカード
JGC対象のJALカードは、JALカードのCLUB-A・CLUB-Aゴールド・JALダイナースカード・プラチナに相当するステータスのカードです。
いずれかのステータスを持つカードなら入会できます。
ただ、JGC対象のJALカードを持つだけでなく、その他の条件も満たさなければ入会できません。
その他JGC入会条件
1~12月の1年間にJALグループ便ならびにワンワールド アライアンス加盟航空会社便にJMBのマイル積算対象運賃で搭乗し、下記いずれかの条件を達成する必要があります。
- 搭乗ごとに積算される「FLY ON ポイント」が50,000FLY ONポイント以上で、そのうちJALグループ便で25,000FLY ONポイント以上の獲得をすること
- 50回以上(うちJALグループ便25回以上)かつ15,000FLY ONポイント以上の搭乗実績があること
JGC入会に際しては、飛行機に多く搭乗していることが条件となるため、陸マイラーには厳しいかもしれません。
年会費の疑問を整理して解説
JALカードの年会費について、
の2つについて疑問に思われた方が多いのではないでしょうか?これらの疑問について詳しくお答えしていきます。
年会費が発生するタイミングと支払い方法
JALカードの年会費が発生するタイミングは有効期限月の2か月後です。
例えばJALカードに新規入会をして有効期限が2022年9月までとなっている場合は、入会日から9月末日までの年会費を2か月後の11月に請求されることになります。
もし初年度年会費無料のJAL普通カードを更新しないという場合は、上記有効期限の場合なら9月末日までに退会手続きが完了していれば年会費が請求されることはありません。
また、JMBカードに変更することでマイルは失効しません。
JALカードの年会費を支払う方法には、
- カードからの引き落とし
- マイルを使っての支払い
という2つの方法があります。
マイルを使って年会費を支払う場合は、年会費と同じ金額のマイルが必要です。
例えば、CLUB-Aカードの本会員年会費をマイルで支払う場合は11,000マイルが必要となります。
マイルで年会費を支払う際の注意点として以下があります。
マイルで年会費を支払う際の注意点
- JAL普通カードとJALカード naviはマイルで年会費を支払うことはできない
- 申し込みができない期間がある
- 電話から申し込むことができない(MyJALCARDからの申し込みのみ)
これらの点に気をつければ、年会費を実質無料にすることが可能となります。
年会費が無料でもカード会社が成り立つ理由
年会費が無料でもカード会社が成り立つ理由は、年会費以外にも収益を得られる仕組みになっているからです。
年会費以外の収益には、
- カード利用者が支払う分割払い手数料やリボ払い手数料
- 店舗が支払う加盟店手数料
などがあります。
年会費無料のカードを発行して利用者が増えれば、分割払い手数料やリボ払い手数料を支払ってもらえる可能性が高くなります。
そしてカード会員が年会費無料のカードを使っていると、年会費のかかる上位カードへの切り替えやオプション年会費を支払ってもらう確率も上がります。
そのため、カード会社は年会費無料のカードを発行しても事業運営が成り立つのです。
とはいえ、年会費を支払っても還元されるマイルやポイントで年会費が実質無料になることもありますし、年会費の元をとるどころか年会費を超えるサービスを受けられることもあります。
「年会費無料」だけにこだわりすぎると、かえってお得なサービスを取りこぼす可能性もあります。
年会費が発生するカードに切り替える場合は、
- 年会費が実質無料となるか
- 年会費を超えるサービスを受けられるかどうか
を基準に入会するべきかを判断することをおすすめします。
JALカードのキャッシング機能
JALカードにもキャッシング機能が付帯しています。全国の銀行やコンビニのATMからキャッシングできるようになると、ちょっと困った時にも助かりますし、便利ですよね。
ただ、サービス内容は提携ブランドやステータスごとに差がありますので、具体的な利用可能額など正確な情報を各カード会社に確認してから利用を検討しましょう。
キャッシング枠の利用限度
キャッシング枠の利用限度額は、カードによって異なります。
具体的には各カード会社に確認する必要がありますが、一般カードならだいたい50万円、CLUB-Aならそれ以上、となっているカードが多い傾向です。
キャッシングできないカードもある
JALカードのうち、一部キャッシングできないカードもあります。
JALカードSuicaとJALカード OPクレジットの2枚が、キャッシングできないカードです。
JALカードにキャッシング機能を求めるなら、この2枚以外を使用しましょう。
JALカードのキャッシング手続き
JALカードのキャッシング手続きは、各カード会社に連絡の上、申込書をもらって必要事項を書き込んで提出します。
書類などが郵送でのやり取りとなるため、実際にキャッシングできるまでには3週間程度見込んでおきましょう。
キャッシングの返済基準
キャッシングの返済基準は1回払いのみです。
リボ払い、ATMからの返済はできません。
後からまとめて繰り上げ返済しようとしても難しいため、翌月1回で返済できるかどうか、借りる前によく考えてくださいね。
JALカードのボーナス払い
JALカードにもボーナス払いはありますが、ボーナス一括払いのみで、ボーナス2回払いはありません。
ボーナス払いの利用期間
ボーナス払いの利用期間は、夏季:12/16~6/15、冬季:7/16~11/15です。
使えない期間が夏季と冬季の切り替わり時期に1ヶ月ずつありますので、利用する予定があるのであれば日付に注意しましょう。
JALカードの審査
JALカードの審査は、申し込む提携ブランドやステータスによってその難易度が異なります。
また、一般カードから審査はあります。
申し込み条件の確認と、JALカードの審査で注意したい点など、JALカードの審査についてご紹介しますのでぜひ参考にしてください。
申し込む前に条件を確認
JALカードの申し込み条件はおおよそ年会費の低いカードほど緩く、年会費の高いカードほど厳しいという傾向にあります。
年会費が30,000円近くと高いJALダイナーズクラブカードの場合は、年収だけでなく、正社員であることとその勤続年数も問われます。
一番入会しやすい一般カードの場合だと申し込み条件は年齢18歳以上で、日本国内で支払いが可能な人、となります。
年収の多寡も極端に低くなければ問題ありませんし、正社員である必要もありません。
比較的入会しやすい条件となっています。
申込みたいカードが決まったら、必ず申し込み条件をチェックしてその条件をクリアしているかどうかを確認しましょう。
JALカードの審査に落ちる理由
JALカードの審査に落ちる理由として考えられるのは以下の通りです。
JALカードの審査に落ちる理由
- クレヒス情報に問題があった
- 逆にクレヒス情報がまったく残っていないスーパーホワイト
- 他のクレジット会社から借り入れが複数ある
この中でも、クレヒス(クレジットヒストリー)の情報は、最長で10年間残るものもあって、すぐに消せるものではありません。日頃から良い信用情報を残す様、きちんと滞りなく支払いを進めましょう。
一方、スーパーホワイトの方の場合は、良いクレヒスを積み上げるように行動しましょう。
携帯電話の機種変更などで新しい端末を購入する時、一括払いではなく分割払いで支払いを続ける方法ができるなら試してみましょう。
また、使っていないクレジットカードがあれば、公共料金や光熱費など定期的に引き落とされるような各種料金をクレジットカードで支払うという手もあります。
対策を打つと良い信用情報が積み重なり、JALカードの審査に通りやすくなります。
また、入会キャンペーンを実施しているときを狙って申し込むのもひとつの方法です。キャンペーン開始の案内を待って応募しても良いでしょう。
入会申し込みしやすいJALカード
入会申し込みしやすいJALカードは、JAL CLUB EST 普通カードやJAL普通カードです。
20代限定のJAL CLUB EST 普通カードは、年齢制限がある分さまざまな特典がついており、入会しやすい仕様ともなっています。
JAL普通カードは、他社の一般カードと同等の入会条件を示していることからも、入会の門戸を広く開けています。
申込から審査の流れ
申込から審査の流れは、おおよそ以下の通りです。
申込から審査の流れ
- 各カード会社に連絡して、JALカードの入会申込書をもらってくる
- 必要事項を記入して本人確認書類とともにカード会社へ返送する
- 審査が終わって連絡が来るまで待つ
- 審査終了すると、審査結果の通知が来ます
カードが手元に郵送で届くまでの期間は、書類のやり取りがどれだけ早く終わるかにもかかっていますが、2~3週間は見積もっておくとよいでしょう。
JALカードについてよくある質問
JALカードについてよくある質問をまとめています。
JALカードのおすすめは?
JALカードにはさまざまな種類があるため、おすすめのカードは目的や使い方によって異なります。
例えば、コストを抑えてマイルを貯めたいのであれば、年会費が安く、所持しやすい下記のカードがおすすめです。
- JAL普通カード
- JAL CLUB EST普通カード(20代限定)
- JALカード navi
その他の目的や使い方についてはこちらで解説しています。
JALカードの種類の変更方法は?
<提携ブランド変更>
変更したい提携ブランドのJALカードに新規申し込みして入会後、現在所持しているカードを退会する手続きを行います。カード番号は変更されますが、お客様番号は変わりません。
<カードのアップグレード>
MyJALCARDからオンラインで、もしくは郵送で手続きできます。
オンラインの場合はMyJALCARDへログインし、「カードの切替・追加」メニューから手続きを行います。
郵送の場合はMyJALCARDの「資料請求」メニュー、もしくは電話にて資料請求を行い、専用書類を入手して手続きします。
資料請求先の電話番号は下記です。
Tel:0120-747-907
携帯電話/海外からは03-5460-5131
※月~土 9:00~17:00 (日・祝日・年末年始は休み)
カード番号は変更されますが、お客様番号は変わりません。
<カードのダウングレード>
手続きは郵送でのみ可能です。
アップグレードの場合と同様の手順で資料請求し、手続きを行います。
カード番号は変更されますが、お客様番号は変わりません。
カードの種類を変更したいけれど、貯めたマイルはどうなる?
カードの種類を変更しても、貯めたマイルは引き継がれ、有効期限内であれば引き続き利用できます。
ただし、カードをダウングレードの場合で、「マイルで年会費」に加入し、マイルをつかってJALカードの年会費を支払っている場合、変更年の年会費差額分のマイル払い戻しはありません。
まとめ
JALカードの年会費をカードごとに比較し、それぞれのカードが持つおすすめポイントをご紹介しました。
もっとも年会費を安くすることのできるJALカードは「JALカード navi」ですが、学生限定というデメリットがあります。
学生以外の人がJALカードでお得にマイルを貯めるためには、初年度年会費無料のJAL普通カードにオプション年会費を組み合わせる方法をおすすめします。
これなら、7,150円(ショッピングマイル・プレミアム年会費4,950円/ツアープレミアム2,200円)でお得にマイルを貯められるようになるからです。
カードを持っているだけで入会搭乗ボーナスマイル(5,000マイル/JAL普通カードは1,000マイル)や毎年初回搭乗ボーナスマイル(2,000マイル/JAL普通カードは1,000マイル)をもらうことができるので、もらえるマイル分だけJALカードの年会費を安くできるようになります。
貯めたマイルで年会費を支払えば、年会費を実質無料にすることも可能ですよ。
自分にあったJALカードを選ぶことで、お得にJALマイルを貯めましょう。
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イーデス編集部
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