LINE Payのサービス徹底解説!サービス内容を把握してお得に使おう
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各社が参入を続け急拡大しているQRコード決済サービス。
どれを使えば良いのかよくわからず迷っているなら、SNSアプリ「LINE」のサービスの一環として提供されている「LINE Pay(ライン ペイ)」がおすすめです。
どれかQRコード決済を使ってみたいがよくわからない人なら、LINE Payがどんなサービスなのかを知りたいとお考えではありませんか。
本記事では、LINE Payのサービス概要を解説していきます。記事を読むことで、LINE Payの概要を理解し、使いこなせるようになります。
トータルマネーコンサルタント
監修者新井智美さん
福岡大学法学部法律学科卒業。
1995年4月 情報通信会社入社。
2006年11月 ファイナンシャル・プランニング技能士1級取得。
2017年10月 独立。
コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆および監修も行い、現在年間200本以上の執筆および監修をこなしている。これまでの執筆および監修実績 は1,000本以上に及ぶ。
監修実績
レイク:融資とは?出資や投資との違いや種類についてわかりやすく解説
auじぶん銀行:資産運用について知っておきたいことまとめ!種類や方法、注意点を解説
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LINE Pay概要
LINE Payは、SNSサービスのLINEが提供しているQRコード決済サービスです。あらかじめチャージした額の範囲で支払いなどに使用できます。
この章では、LINE Payの概要を紹介していきます。
- LINEアプリがあれば使える
- クーポン
- ポイント還元
- 使える店
詳しく見ていきましょう。

新井智美 / トータルマネーコンサルタント
【専門家の解説】
2021年8月よりPayPay加盟店でも利用できるようになり、一層使いやすくなったLINE Pay。LINE Payを利用するなら、Visa LINE Payクレジットカード(P+)の作成がおすすめです。
そしてLINE Payに登録することで1%のポイント還元が受けられます。
LINEのスマホアプリがあれば使える
LINE Payは、無料で使えるスマホアプリをダウンロードすることで使えます。
ダウンロード後、本人確認などの手続きが必要ですが、手続きが完了すると全ての機能を利用可能です。
LINE Payの機能は、以下の2つのアプリから使用できます。
- LINE(ウォレット機能の中)
- LINE Pay
LINEを使っている人なら、わざわざLINE Payアプリを新たにダウンロードせずとも使うことができるので、手軽に導入しやすいです。
クーポンで特定商品・店舗がお得
LINE Payをクーポンと併用することでお得に支払いが可能です。LINE Payでの支払いであれば利用可能なクーポンも存在します。
クーポンは、下記のような手段で入手可能です。
- LINEアプリのウォレット機能内クーポンメニュー
- LINE Payアプリ
- LINEクーポンのLINE公式アカウント
気になる商品やお店がクーポンでの優待対象になっていることもあるので、定期的にチェックしておくとお得に活用できます。
ポイント還元される
LINE Payを支払いで使うと、利用額に応じてLINEポイント(※)がたまります。
※LINE PayボーナスはLINEポイントに一本化。LINE Payボーナスは2022年8月1日(月) 0:00 をもって全て失効となります。
たまったLINEポイントは、QRコード決済やLINE STOREでのスタンプ購入などに利用可能です。
還元率については、公式サイトの一覧表で確認することができます。
支払い手段の詳細については記事後半で分かりやすく説明します。
LINE Payを使える店
LINE Payは、コード決済やオンライン決済などの支払いに使用可能です。
LINE Payを使えるお店は全国309万カ所以上(2021年1月末時点)でスーパーやコンビニ、ドラッグストア、百貨店など幅広いジャンルで使えます。
また、「LINE Pay」アプリの周辺情報や、公式サイトの表示、お店のレジカウンターなどでの表示を参考にしながら、使えるお店をチェックすると良いでしょう。
>LINE Payで使えるお店は
こちら(公式サイト)でチェック!
※2022年7月1日からは店頭のQRコードを読み取るお支払い方法のQRコードをPayPayのQRコードに統一。
さらに利用範囲が拡大!
LINE Payは、PayPay加盟店でも利用することができます。
>PayPay加盟店は
こちら(公式サイト)でチェック!
また、iD加盟店もApple Payや Google Payの設定(最短1分)で利用できるので、ぜひ活用しましょう。
>iD加盟店は
こちら(公式サイト)でチェック!
さらに、メルペイとも提携しているので、下記もぜひチェックしてみてください。
>メルペイ加盟店は
こちら(公式サイト)でチェック!
この章では、LINE Payの概要を紹介してきました。次の章では、LINE Payの支払方法を紹介していきます。
LINE Payの支払方法
LINE PayはQRコード決済を含めて、何種類かの支払いで使用可能です。
この章では、LINE Payの支払方法を紹介していきます。
詳しく見ていきましょう。
支払いはコード払いで行う
LINE Payをコンビニエンスストアなどの店舗で支払いに使う場合、QRコードを使ったコード払いで行います。
コード支払い画面ではQRコードとバーコードが表示され、それらをお店の端末で読み取ることで決済が可能です。
コード支払い画面は、下記の方法で表示できます。
- LINEアプリのウォレット機能内「コード支払い」メニュー
- LINE Payアプリを起動した初期画面
- LINE Payコードショートカットからの初期画面
コード以外にお店に提供しなければならない情報はなく、セキュリティ上も安心です。
請求書払い
LINE Payは、公共料金やショッピングの請求の支払いにも対応しています。
スマートフォンで請求書に掲載されているコードを読み取り、LINE Payの残高を支払いに充当可能です。
LINE Payで支払いできる請求書には、下記のようなものがあります。
- 東京ガス
- 関西電力
- 東京電力エナジーパートナー
- 九州電力
- ZOZOTOWN
- 東京海上日動火災保険
下記収納代行会社が収納を代行しているサービスも支払い可能です。
- 電算システム
- SMBCファイナンスサービス
- 三菱UFJファクター
これまでコンビニエンスストアなどの店頭まで行って支払う必要があったものを、LINE Payにチャージしていればその場で支払いができる点は大きなメリットです。
オンライン支払い
オンライン加盟店であれば、クレジットカード情報などの入力なしでショッピング時の決済に利用できます。
オンライン支払いは、下記の方法になります。
- 決済方法で「LINE Pay」を選択
- 「LINE Pay決済に進む」をタップ
- スマホでLINE Pay起動後に「○○円を支払う」をタップ
- 決済確認画面が表示後に「確認」をタップ
- LINE Payパスワードを入力
- 決済完了
口座振込や代引きのような手数料もかからずに、LINEポイントを貯めることができます。
送金機能
LINE Payは個人間送金にも対応しています。LINEのメッセージ機能を通じて友達のアカウント宛に送金可能です。
もし送金相手がLINE Payに加入していなくても加入すれば送金が完了されますし、7日後までに加入完了しなければ送金は自動キャンセルされます。
相手の銀行口座を知らなくても、LINEアカウントさえ知っていれば送金できるのでとても簡単で便利です。

新井智美 / トータルマネーコンサルタント
【専門家の解説】
LINEのアカウントがあれば、利用規約に同意するだけで登録が完了し、個人間送金や割り勘機能なども簡単に利用できる点もLINE Payの魅力といえます。
さらに、お得に使えるクーポンが定期的に発行されていますので、チェックして活用することをおすすめします。
割り勘機能も利用できる
飲み会などでお金の計算が面倒で、正確に計算できないことはありがちです。LINE Payの割り勘機能を使うと、お金のやりとりがとても簡単に。
人によって違う金額での支払いにも対応していたり、合計額を計算してくれたりなどの機能があるので、割り勘の計算が楽にできます。
また、お金の支払いや受け取りがLINE上で完結するので、お釣りの有無なども気にせずに済み、支払いや受け取りがスムーズです。
この章では、LINE Payの支払方法を紹介してきました。次の章では、LINE Payのチャージ方法を紹介していきます。
LINE Payのチャージ方法
LINE Payはチャージして支払いを行うタイプのQRコード決済サービスなので、使う前にはチャージしておく必要が。
この章では、LINE Payにチャージするにはどのような方法があるのかを紹介していきます。
詳しく見ていきましょう。

新井智美 / トータルマネーコンサルタント
【専門家の解説】
LINE Payのチャージ方法でおすすめなのは、銀行口座からのチャージです。
初回の設定が面倒ですが、オートチャージが可能なのは銀行口座だけですので、店舗でのチャージが面倒と感じるなら、銀行口座を登録しておきましょう。
銀行口座からのチャージに対応
LINE Payは、銀行口座からチャージ可能です。あらかじめ登録しておくだけで、場所を選ばずチャージできるようになります。
銀行口座を登録しておくと本人確認されるため、友達への送金機能なども使えるようになり、多くの機能を活用しやすいです。
お店やATMに行かずともチャージができ、いつでも支払いに利用しやすくなります。
オートチャージ対応
LINE Payでオートチャージ条件の最低残高を設定しておくと、残高が裁定残高を割った際自動的にチャージされます。
銀行口座から自動的にチャージされ、手続きは必要ありません。
チャージされる金額も設定できるため、使い過ぎの心配なく利用。 面倒なチャージの手間なく使える点は大きなメリットです。
コンビニチャージもできる
LINE Payに銀行口座を登録するのに抵抗がある人は、コンビニチャージを利用するのがおすすめです。大手コンビニエンスストアのATMまたはレジを通じて入金ができます。
入金方法は下記の通りです。
- セブン銀行ATM
- ファミポート(必要な操作をした後レジで支払い)
- ローソンのレジ(Visa LINE Payプリペイドカードが必要)
※Visa LINE Payプリペイドカードとは、無料で発行できるプリペイドカードです。VISAの加盟店で使用できます。
詳細は記事後半でご確認ください。
1,000円単位でチャージでき手数料は発生しないので、少額でも気軽にチャージできるため、使い過ぎを防ぎたい人におすすめです。
この章では、LINE Payのチャージ方法を紹介してきました。
次の章では、LINE Payにはどのようなメリットがあるのかを紹介していきます。
LINE Payの3つのメリット
LINE PayはQRコード決済サービスの中でも比較的使い勝手が良いといわれているサービスです。
この章では、LINE Payにどのようなメリットがあるのかを紹介していきます。
- 使用可能店舗
- ポイント還元率
- クーポン
詳しく見ていきましょう。
使える店が多い
LINE Payを使えるお店は日々増えつつあります。
セブンイレブンやファミリーマート、ローソン当大手コンビニエンスストアなど身近なお店で使えるほか、PayPay加盟店やID加盟店でも利用できるのでかなり重宝します。
また、LINE Payはメルペイやd払いと提携しているため、支払いで使える店はますます増加しています。
使える店が多いので使い勝手がよく、メインの支払方法としても検討しやすいです。
クレジットカードとの併用で還元率5.0%
クレジットカードの場合、ポイント還元率が0.5%程度のカードが多く、通常1.0%を超えるカードはほとんどありません。
それに対しLINE Payのポイント還元率は、「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」というクレジットカードと連携させれば最大5.0%です。
最大5.0%となるので、一般的なクレジットカードや電子決済アプリと比べても高い還元率です。
クーポンやキャンペーンと組み合わせるとお得
LINE Payでは、加盟店で使えるクーポンやキャンペーンを定期的に発行しています。クーポン・キャンペーンの内容は、値引きやポイント還元率アップである場合が多く、お得に支払可能です。
クーポン・キャンペーンの内容は、LINE PayのLINE公式アカウントで配信されています。
情報をこまめにチェックすることで、よりお得に活用が可能です。
この章では、LINE Payのメリットを紹介してきました。
次の章では、あらかじめおさえておきたいデメリットを紹介していきます。
LINE Payの2つのデメリット
活用しやすくお得なLINE Payですが、幾つかのデメリットもあるので、あらかじめ理解しておきましょう。
この章では、LINE Payにどのようなデメリットがあるのかを紹介していきます。
- チャージ方法
- チャージ上限額
詳しく見ていきましょう。
基本クレジットカードからはチャージできない
LINE Payへのチャージは、銀行振替またはコンビニエンスストアの店頭において可能です。
基本クレジットカードからのチャージには対応しておらず、支払いでクレジットカードのポイントをためることはできませんが、VisaブランドのクレジットカードやVisa LINE Payクレジットカード(P+)からはチャージすることができます。
ただし、上記以外のクレジットカードのポイントやマイルを貯めたい人にとってはメリットがありません。

新井智美 / トータルマネーコンサルタント
【専門家の解説】
LINE PayはQRコード決済のなかでもクレジットカードからのチャージに対応していない点がデメリットですが、現在のVisa LINE Payクレジットカード(P+)や国際ブランドがVISAのクレジットカードなら対応できますので、三井住友カードのような使い勝手のよいクレジットカードを合わせ持つとお得に利用できます。
VISAのカードも多くの種類がありますので、使いやすいカードを選択してみましょう。
「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」について
LINE PayアカウントにVisa LINE Payクレジットカード(P+)を登録すると、事前チャージ不要でLINE Pay加盟店での支払いが可能です。
クレジットカード利用内容も支払い後、すぐにLINEで届くので使いすぎの心配もありません。
チャージや支払い額に上限がある
LINE Payは、無制限にチャージや支払いができるわけではありません。1回あたりの支払額やチャージ可能額には制限が定められています。
制限額は、本人確認が済んでいるかどうかや、チャージ・支払方法などによって異なります。
まとめて家電を購入する場合など、高額な支払いの際に使いにくい点はデメリットです。
この章では、LINE Payのデメリットを紹介してきました。
次の章では、LINE Payがどのような人におすすめなのかを紹介していきます。
LINE Payはこのような人におすすめ
メリット・デメリットから総合的に判断すると、LINE Payがどのような人なら使い勝手が良いと感じやすいのかがわかります。
この章では、LINE Payがどんなタイプの人におすすめなのかを紹介していきます。
LINE Payがおすすめの人
詳しく見ていきましょう。
高還元率で利用したい人
LINE Payのポイント還元率は最大5.0%です。
つまり、一般的なクレジットカード以上のポイント還元率になります。
スマホ決済では0.5%のものが多い中で、5.0%という高い還元率は大きな特長といえます。
よく利用する店でLINE Payが使える人
LINE Payは全ての店で使えるわけではありません。使える店が多いといっても、普段利用する店で使えないこともあります。
よく利用する店で使えるのであれば、還元率も高くメリットが大きいです。
頻繁に利用する店でLINE Payが使えるのであれば、ぜひ使ってみてください。
この章では、LINE Payがどのような人におすすめなのかを紹介してきました。QRコード決済サービス選びの参考にしてください。
まとめ
今回の記事では、LINE Payのサービス概要を解説してきました。
LINE Payを支払いで使える店が比較的多く、使い勝手が良いQRコード決済サービスのひとつといっても過言ではないでしょう。
しかし、VisaブランドのクレジットカードやVisa LINE Payクレジットカード(P+)以外のクレジットカードでのチャージには使えないのも、あらかじめおさえておきたいポイントです。
LINE Payは、ポイント還元率が最大5.0%にもなります。
スマホ決済では0.5%のものが多い中で、最大5.0%という一般的なクレジットカード以上のポイント還元率なので、加盟店に行く際は財布いらずで気軽に出かけることができます。
LINE Payについて、ご理解いただけましたか。
めまぐるしく新しいサービスが加わっていく支払方法でもありますが、本記事を参考にしながら、お得に活用していってください。
本記事の編集者について

イーデス編集部
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