【支払いがもっと楽に!】Google Payの特徴と相性の良いクレジットカード3選
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このご時世でスマホ決済に興味のなかった方でも、「スマホ決済を始めてみようかな」と興味が出てきた人もいるのではないでしょうか。
スマホ決済サービスを利用すれば、お財布からお金を出さなくても、レジでスマホをかざすだけで簡単に支払いを済ませることが可能です。
Google Payは世界4大IT企業の一つであるGoogleが開発したスマホ決済サービスで、セキュリティ性が高く、使い方も簡単というメリットがあります。
この記事ではGoogle Payの特徴や、Google Payと相性の良いクレジットカードなどについて、詳しくご紹介します。

福岡大学法学部法律学科卒業。
1995年4月 情報通信会社入社。
2006年11月 ファイナンシャル・プランニング技能士1級取得。
2017年10月 独立。
コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆および監修も行い、現在年間200本以上の執筆および監修をこなしている。これまでの執筆および監修実績 は1,000本以上に及ぶ。
監修実績
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まずは基礎知識をチェック!Google Payの基本情報
Google Payを使い始めるのに、知っておきたい基礎知識は下記の通りです。
知っておきたい基礎知識
これらについて、詳しく見てみましょう。

新井智美 / トータルマネーコンサルタント
【専門家の解説】
Google Payはアンドロイド端末専用の電子決済方法で、レジでスマートフォンをかざすだけで決済ができる仕組みです。
決済には電子マネーが用意されていますが、プリペイド式の場合は事前のチャージが必要です。
Google Payには、クレジットカードを利用することで、ポイントの2重取りを得られるというメリットがあります。
ただ、利用する電子マネーによって登録ができるクレジットカードが限られる点には注意が必要です。
例えば、電子マネーでSuicaを利用しているなら、JRE CARDでチャージを行うことで還元率が1.5%になります。
Google Payを使うにはスマホとクレジットカードが必須
Google Payを始めるには、スマホとクレジットカードを持っている必要があります。
スマホであれば何でも良いわけではなく、
- Androidであること
- バージョンは5.0以上であること
が条件です。
手持ちの端末がこの条件をクリアしていれば、スマホでGoogle Playストアを開き、Google Payをダウンロードして支払い方法を設定するだけで、すぐにGoogle Payを始めることができます。
なお、Google Playストアはスマホにあらかじめインストールされているアプリで、スマホで使いたいアプリやゲームなどはここから入手することができますよ。
電子マネーなどを登録してスタート
Google Payの支払い方法には、
- 電子マネー
- クレジットカード
- デビットカード
- プリペイドカード
を登録することができます。
Suicaを登録する場合はメールアドレスが必要ですが、いずれも設定は簡単なものばかりです。
Google Payで使える電子マネーは全部で6つ
Google Payで使える電子マネーは、楽天Edy・nanaco・WAON・Suica・QUICPay・iDの6つです。
このうち、「プリペイド型電子マネー」と呼ばれるのが、
- 楽天Edy
- nanaco
- WAON
- Suica
の4つで、これらの電子マネーを使うときは、あらかじめチャージをしておかなければなりません。
チャージ残高を超えるものを購入しようとすると、残高不足で決済できませんので、注意しましょう。
プリペイド型電子マネーはチャージする手間がかかりますが、事前にチャージが必要なので、使いすぎを防げるというメリットがあります。
また、プリペイド型電子マネーにはポイントが二重取りできるというメリットもあります。
たとえばGoogle Payの支払い方法に楽天Edyを設定し、手持ちのクレジットカードから楽天Edyへ5000円分チャージをしたとしましょう。
このとき、手持ちのクレジットカードの還元率が1%の場合、まずクレジットカード利用分として50ポイントが付与されます。
さらに、楽天Edyは200円利用するごとに1ポイントたまりますので、楽天Edyでも25ポイントが付与され、ポイントを二重取りすることができるのです。
QUICPayとiDは「ポストペイ型電子マネー」と呼ばれ、チャージをしなくても使うことができます。
簡単に買い物ができますが、支払える金額以上にお金を使いすぎてしまうかもしれない点は、デメリットといえるでしょう。
ポストペイ型電子マネーを使う場合は、最初に決済用のカードを登録してからGoogle Payを利用するという流れになります。
Google Payでは6つの電子マネーが使えるので、ドコモユーザーならiD、セブン-イレブンへよく行くのであればnanacoなど、生活スタイルに合わせて電子マネーを選ぶことができます。
続いて、Google Payのメリットについてチェックしてみましょう。
レジでの清算がもっと手軽になる!Google Payのメリット3つ
Google Payのメリットは下記の通りです。
Google Payのメリット
これらのメリットについて、詳しく見てみましょう。
アプリを開かずに支払いができる
Google Payの使い方はとても簡単で、スマホをカバンから取り出して店頭に置いてある読み取り機にかざすだけで、清算をすることができます。
これは、Google Payが採用している「NFC」と呼ばれる非接触型決済技術によるもので、わざわざスマホのロック画面を解除してGoogle Payのアプリを開かなくても、支払いを行うことができるのです。
Google Payと異なり、メルペイなどの「QRコード決済タイプ」と呼ばれるサービスではこの技術を採用していないので、利用時にスマホのロック画面を解除しなければなりません。
QRコード決済タイプのサービスは他にもPayPayやOrigami Pay、Line Payなどがありますが、これらを利用する場合は、一度スマホに入っているアプリを立ち上げる必要があります。
その後アプリ内にあるQRコードまたはバーコードを表示させ、店頭の読み取り機にかざすか、店員の方に読み取ってもらうという流れになります。
Google Payの「アプリを開かずに支払いができる」というメリットを活かせるのが、駅の自動改札です。
Google Payでは、支払い方法でSuicaを選択することができます。
そのため、実際のSuicaのカードを用意しなくてもGoogle PayにSuicaを登録することで、スマホを改札機にかざすだけで改札を通ることができます。
セキュリティがしっかりしている
Google Payは世界4大IT企業の一つであるGoogleが開発したアプリで、セキュリティがとてもしっかりしているのが魅力です。
Google Payでは、個人情報の安全を守るためユーザーの支払い情報を暗号化し、セキュリティで保護されたクラウド上で管理しています。
クレジットに関する情報が端末内に保存されませんので、安心してアプリを使うことができます。
ポイントカードも一元管理できる
Google Payでは、Tポイントやdポイントなどのポイントカードもまとめて簡単に管理することができます。
Google Payにこれらのポイントカードを登録し、店頭でそれぞれのカードのバーコードを提示するだけで、ポイントを貯めることが可能です。
ファミリーマートやエディオン、ガストなどモバイルTカード使えるお店では、Tポイントを使うこともできますよ。
Google Payはレジにかざすだけで使えるなど、さまざまなメリットがあります。
続いて、Google Payのデメリットについてもチェックしてみましょう。
他のスマホ決済との違いを比較!Google Payのデメリット2つ
レジでの支払いがよりスムーズになるGoogle Payですが、Google Payにはデメリットもあります。
続いて、Google Payのデメリットについて見てみましょう。
Google Payのデメリットは、下記の通りです。
Google Payのデメリット
これらについて、詳しく見てみましょう。
ポイント制度がない
Google Payには、残念ながらポイント制度がありません。
LINE PayやPayPayでは、利用分に対してLINEポイントやPayPayボーナスが付与されます。
ポイント制度の点については、他のスマホ決済サービスに比べ見劣りすると感じる人もいるかもしれません。
iPhoneでは利用できない
Google PayはAndroidユーザー向けのスマホ決済サービスのため、iPhoneで利用することができません。
また、Androidでもバージョンが5.0以降でなければ使用できませんので、Google Pay の利用を考えている方は、手持ちの端末を事前にチェックしておきましょう。
Google Payは以前Android Pay(アンドロイドペイ)という名前で、Androidユーザー向けスマホ決済であったため、iPhoneで利用できないのは大きなデメリットといえます。
続いて、Google Payを実際に使い始める前の、設定手順についてチェックしてみましょう。
スマホ決済を始めよう!Google Payの設定手順
ここでは、実際にGoogle Payで楽天Edy を設定する方法についてご紹介します。
今回は人気のある楽天Edyの設定方法をご紹介しますが、nanacoやSuicaについても同じ手順で設定することができます。
楽天Edyを設定する方法
STEP1 | Google Play を開き、 Google Payのアプリを検索してダウンロードしましょう。 |
---|---|
↓ | |
STEP2 | Google Pay のアプリを起動して「支払い」タブを開き、 「お支払い方法」で電子マネーを選択して、 楽天Edyのチェックボックスに印を入れましょう。 |
無事登録が完了すれば、「支払い」タブで電子マネーの残高を確認することもできますよ。
チャージの手順を確認しよう
次に、楽天Edy へのチャージ手順を確認しておきましょう。
Google Pay アプリで楽天 Edy へチャージするときは、まず Google Pay アプリを立ち上げ、「支払い」タブを開き、楽天Edy を選択します。
次に「チャージ」ボタンを押して金額を入力し、「続行」ボタンを押すと、カード情報を入力するページが表示されます。
チャージを行うクレジットカードの番号や有効期限などの情報を入力すれば、チャージ完了となります。
プリペイド型の電子マネーを利用するのであれば、事前にチャージするのを忘れないようにしましょう。
続いて、Google Payと相性が良いクレジットカードについてチェックしてみましょう。
Google Payにはこれ!
Google Payと相性が良いおすすめクレジットカード3選
Google Payの支払い方法でプリペイド型の電子マネーを登録し、チャージの際にポイント還元を受けられるクレジットカードを利用すれば、ポイントの二重取りを行うことができます。
また、ポストペイ型の電子マネーを登録する場合でも、決済用のカードを登録しておけば、利用した金額に応じてクレジットカードのポイント還元を受けることができます。
今回はGoogle payと相性のよいクレジットカードを3枚セレクトしました。
Google payを利用したいと考えている方はぜひ参考にしてください。

新井智美 / トータルマネーコンサルタント
【専門家の解説】
Google Payは電子マネーとクレジットカードの相性によって、ポイント還元率を上げることができますので、どの組み合わせが一番いいかを考え、利用するクレジットカードを選ぶようにしましょう。
また、利用できるクレジットカードも比較的保有コストを気にせずにおけるものがほとんどですので、使っていないクレジットカードがあるならこれを機に切り替えてみてもいいかもしれません。
JCB CARD W/JCB CARD W plus L
Google Payの支払い方法でポストペイ型電子マネー「QUICPay」を利用する方は、JCB CARD W とJCB CARD W plus Lがおすすめです。
どちらも年会費が無料なうえ、ポイント還元率が1.0%~5.5%(※1)と高水準、さらに保険も手厚いなど、バランスの良いクレジットカードです。
※ 最大還元率はJCB PREMOもしくはnanacoポイントに交換した場合。
また、JCBのパートナー店であるセブン-イレブンでQUICPayを利用することで、ポイント還元率がアップします。
39歳以下の方限定のクレジットカードですが、一度入会してしまえば、40歳以上であっても利用を継続することができます。
※:18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある方。 または高校生を除く18歳以上で学生の方。
現在40歳以上の方は、JCB一般カードを検討してみてください。JCB一般カードでもセブン-イレブンでの利用がポイント3倍となります。
2022年11月からはセキュリティー面に配慮した券面にカード番号を記載していないナンバーレスカードが登場。カードの申し込みから最短5分程度(※2)で審査が完了し、すぐにMyJCBアプリでカード番号などの確認ができます。
そのためプラスチックカードが届く前にネットショッピングや店頭での利用が可能です(※3)。
※3 モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくは公式サイトをご確認ください。
また、海外旅行保険(利用付帯)や海外ショッピング保険などクレジットカードで人気のある機能も付帯しています。
女性向けの特典がたくさん用意されているJCB CARD W plus Lについてはこちらです。
三井住友カード
Google Payの支払い方法でポストペイ型電子マネー「iD」を利用する方は、三井住友カードがおすすめです。
三井住友カードは、基本のポイント還元率は0.5%ですが、対象コンビニ・飲食店で利用すると、最大7.0%還元となります。(※)
※ ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。ポイント還元率は通常のポイント分を含みます。スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済での支払いが対象です。iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外となります。商業施設内にある店舗など、一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿し支払いただく場合があります。 その場合の支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用される店舗によって異なる場合があります。
対象のコンビニ:セイコーマート、セブン-イレブン、ポプラ、ミニストップ、ローソン 他
対象の飲食店:マクドナルド、モスバーガー、サイゼリヤ、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、夢庵、その他すかいらーくグループ飲食店、ドトールコーヒーショップ、エクセルシオール カフェ、かっぱ寿司 他
三井住友カードは初年度の年会費が無料で、2年目以降は1,375円(税込)がかかりますが、条件をクリアすれば、2年目以降も年会費が無料になります。
年会費が免除となる条件はとても簡単で、「マイ・ペイすリボ」に登録していることと、前年度中に1回以上クレジットカードを利用することだけです。
三井住友カードの「マイ・ペイすリボ」は、毎月の支払額が設定した金額以上になった場合、超過分の金額が自動的にリボ払いになるサービスです。
超過分の金額に対しては利息がついてしまいますが、「マイ・ペイすリボ」の設定金額は自分で決めることができます。
そのため、設定金額を限度額と同じにしておけば、実質的に一回払いと変わらず利息がつく心配もありません。
事前にこの準備をしておくだけで、2年目以降もずっと年会費を無料にすることが可能です。
セブンカード・プラス
電子マネーのnanacoを利用する方におすすめなのが、セブンカード・プラスです。
セブンカード・プラスは、セブン-イレブンなどセブン&アイグループでの利用で、ポイント還元率が1.0%になります。
セブンカード・プラスでnanacoへチャージすれば、チャージ分に対し0.5%のポイントを獲得でき、さらにnanacoを利用すればnanacoポイントも同時に貯めることが可能です。
イトーヨーカドーでは、ハッピーデーにセブンカード・プラスを利用することで会計がほとんど全品5%OFFになるため、クレジットカードのポイント還元分と合わせて、合計6%もお得に買い物ができます。
まとめ
Google PayはGoogleが開発したスマホ決済サービスアプリで、レジでの支払いを簡単かつスムーズに済ませることができます。
スマホとクレジットカードがあれば始めることができ、登録する電子マネーは6種類から選ぶことが可能です。
Google Payはメルペイなどと異なりアプリを開かずに支払いをすることができ、セキュリティがしっかりしているというメリットもあります。
ただし、Google Payにはポイント制度がなく、iPhoneユーザーの方は利用することができません。
Androidユーザーの方で、安心して使えるスマホ決済サービスを探している方は、Google Payを始めてみてはいかがでしょうか。