業務スーパーでのクレジットカードなどのキャッシュレス決済活用法を紹介!
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「業務スーパーでクレジットカードなどのキャッシュレス決済はできるの?」
全国展開をしている業務スーパーでのキャッシュレス決済方法が気になっている人は、意外と多いはずです。
結論から言うと、現段階では全店舗がキャッシュレス決済に対応しているわけではありません。
しかし、クレジットカードや電子マネー、QRコードでの決済ができる店舗もあり、クレジットカード支払いにすることで嬉しいメリットも受けられるのです。
そこでこの記事では、
- 業務スーパーでキャッシュレス決済はできる?
- 業務スーパーでクレジットカードを利用するメリットとデメリット
- 業務スーパーでの利用におすすめのクレジットカード5選
について紹介します。
業務スーパーでお得に買い物をするためにも、ぜひ参考にしてみてください。

伊藤亮太は「スキラージャパン株式会社」の取締役を務めるFP(ファイナンシャル・プランナー)。
慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了しており、在学中にCFP®を取得。
その後、証券会社にて営業・経営企画・社長秘書・投資銀行業務に携わる。
現在は富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。
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業務スーパーでキャッシュレス決済はできる?
業務スーパーは、47都道府県に969店舗を展開しています。(2022年5月現在)
もともとは飲食店経営者などに向けた業務用スーパーですが、今は一般消費者向けのサービスが拡大しており日常的な買い物で利用している人が増えています。
だからこそ、「業務スーパーでキャッシュレス決済はできるの?」と疑問に感じている人は、多いのではないでしょうか。
まずは、クレジットカードと電子マネー、QRコードの3つに分けてキャッシュレス決済が可能かどうかをご紹介します。
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伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。
【専門家の解説】
業務スーパーで現金で支払っている方も多いかもしれません。
そもそも業務スーパーで購入すると安く買えるからそれでもよいのかもしれません。
しかしながら、そこでキャッシュレス決済にすればさらにお得になることが多々あります。
例えば楽天カードなどでの支払いにすれば、同じ支払金額でも1%分のポイントが付くなどメリットが享受できます。
また、楽天edy機能付きの楽天カードを利用すれば、ポイントの二重取りも可能です。
こうした二重取りを行い、コツコツ利用していけば気づいたら結構なポイントが貯まっているということがよくあります。
ましてや普段使いの業務スーパーの場合、年間での利用額も大きくなることから、お得度間違いありません。
是非現金支払いを脱却し、キャッシュレス決済を実行しましょう。
なお、カード払いだから買っちゃうでは買いすぎになることがあります。
必要のないものは買わない、後で払えるだけの金額にする。当たり前ですがそうした点も注意してくださいね。
業務スーパーなどまとめて利用する場所では、キャッシュレス決済をうまく利用することでポイントが多くたまります。是非実行してみてください。
クレジットカード
現在、業務スーパーの7割以上の店舗でクレジットカードを利用できます。
地域や店舗によっては未対応の場合があるので、店舗に足を運ぶ前に公式サイトを確認しておくのがおすすめです。
電子マネー
業務スーパーでの電子マネー決済はまだまだ普及を進めている段階で、電子マネーを利用できる店舗は全体の1~2割程度です。
業務スーパーで利用できる可能性があるのは、下記のような電子マネーです。
- QUIC Pay
- 楽天Edy
- Apple Pay
- nanaco
- WAON
- 交通系ICカード(Suica・PASMO・ICOCA・SUGOCA・TOICA・nimoca・Kitaca・manaca・はやかけん)
楽天edyやApple payなどの電子マネーの他に、各地の交通系ICカードを利用できる場合があります。
業務スーパーで利用できる電子マネーは公式サイトには掲載されていないので、利用したい店舗に直接問い合わせをするか、店頭に足を運ぶかで確認する必要があります。
業務スーパーの店頭ではレジや袋詰めをする場所周辺に対応している電子マネーやクレジットカードが掲示されていることが多いので、参考にしてみてください。
おすすめの電子マネーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
QRコード
キャッシュレス化が進むに連れて利用者が増えているQRコード決済ですが、業務スーパーではまだ一部店舗でPayPayと楽天Payが利用できるところにとどまっています。
クレジットカードや電子マネーと同様に、今後は利用可能店舗が増えていくでしょう。
QRコード決済ができるかどうかも公式サイトでは確認できないので、店舗への問い合わせや店頭での確認を行う必要があります。
また、PayPayと楽天Payの対象店舗検索から調べられるので、チェックしてみるのもおすすめです。
業務スーパーでキャッシュレス決済ができるかどうか把握できたところで、次は業務スーパーでクレジットカードを利用するメリットを把握しておきましょう。
業務スーパーでクレジットカードを利用するメリット3つ
ここからは、業務スーパーでクレジットカードを利用するメリットを3つご紹介します。
3つのメリット
業務スーパーで最も利用できるキャッシュレス決済方法なので、どのようなメリットがあるのか確認してみてください。
ポイント還元を受けられる
多くのクレジットカードは1,000円のお買い物で1ポイント、200円のお買い物で1ポイントなど購入金額に合わせてポイント還元を受けられます。
貯まったポイントは、
- 欲しい景品を交換する
- マイルや他のポイント、電子マネーに移行する
- 対象の実店舗やネット店舗での買い物に使用する
- クレジットカードの支払いに充てる
などさまざまな使い方ができます。
業務スーパーを利用する頻度が高い場合、クレジットカード支払いに変えることでより効率よくポイントが貯められるようになるのです。
現金で支払ってしまうと貯まることのないポイントを貯めて、さまざまな用途に活用できるのはクレジットカード支払いならではのメリットだと言えるでしょう。
電子マネーとクレジットカードを組み合わせてよりお得に買い物できる
電子マネー支払いができる業務スーパーを利用する場合、電子マネーとクレジットカードを組み合わせて使うことでポイントの二重取りができます。
まずは、クレジットカード経由で電子マネーのチャージをします。
このときに、クレジットカードにポイントが付与されます。
次に、チャージをした電子マネーで業務スーパーの支払いをすることで、電子マネーにポイントが付与されるので、クレジットカードと電子マネーの両方でポイントが貯まるようになるのです。
このように、業務スーパーの支払いで直接クレジットカードを利用しなくても、電子マネーとの組み合わせでよりポイントが貯められるところもメリットの一つです。
なお、この方法を使い業務スーパーでお得に買い物をするには、電子マネーチャージでポイントが貯まるクレジットカードを利用する必要があるので、事前にチェックしておくと安心です。
支払いが楽にできる
業務スーパーにはお得な食品が多数並んでいるので、一度にたくさん食材を買い込みたいという人も多いはずです。
現金支払いをしようとすると荷物が増えるだけでなく、お会計時の手間ややり取りが増えます。
クレジットカード決済なら、クレジットカード1枚持っていればお買い物ができるので、身軽に出掛けられます。
また、会計時もクレジットカードを出すだけなので、業務スーパーでの買い物が楽にできるようになるでしょう。
業務スーパーでクレジットカードを利用するメリットが把握できたところで、デメリットとしてはどのようなことが考えられるのかチェックしてみましょう。
業務スーパーでクレジットカードを利用するデメリット2つ
ここからは、業務スーパーでクレジットカードを利用するデメリットを2つご紹介します。
2つのデメリット
業務スーパーでクレジットカード払いを検討するときに知っておきたいポイントばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
クレジットカードに非対応の店舗がある
最初にご紹介したとおり、現時点ではすべての業務スーパーでクレジットカードが利用できるとは限りません。
地域や店舗によってはクレジットカード未対応の可能性があるので、クレジットカード支払いがしたくてもできないのです。
クレジットカード対応店舗かどうかは公式サイトより確認できる他、店頭のレジや袋詰めコーナー付近の掲示で確認できます。
JCBに対応している店舗は限られている
業務スーパーでクレジットカードが利用できる場合でも、対象の国際ブランドが異なる可能性があるので注意が必要です。
VisaとMastercard®にはどの店舗も対応していますが、JCBは未対応の店舗があります。
国際ブランドがJCBのクレジットカードを利用している場合は、店舗によっては支払いできない可能性があるのです。
利用したい業務スーパーがどのような国際ブランドに対応しているのかは公式サイトから確認できるので、事前に把握しておくと安心です。
American Expressに対応している店舗はない
2022年7月現在、業務スーパーで国際ブランド「American Express」に対応している店舗はありません。
先ほどお伝えしたとおり「JCB」に対応してない店もあるので、業務スーパーで使うためにクレカを用意するなら、VisaかMastercard®のどちらかにしておくほうが無難です。
この次の章で、業務スーパーでの利用におすすめなクレジットカードを厳選して紹介します。
その中には、国際ブランドをJCBやAmerican Expressにできるカードもあります。しかし、何度も言いますが、VisaかMastercard®のいずれかにしておきましょう。
業務スーパーでの利用におすすめのクレジットカード5選
ここからは、業務スーパーでの利用におすすめのクレジットカードを5枚ご紹介します。
おすすめクレジットカード5選
どうして業務スーパーでの利用に向いているのかもまとめて解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
楽天カード
「楽天カード」は、年会費無料で利用できるクレジットカードです。
業務スーパーでの利用に向いているポイントは2つあります。
1つ目は、100円(税抜)の買い物で1ポイント貯まる高還元率です(※)。
業務スーパーでの買い物でポイントを効率よく貯めることができ、貯まったポイントは1ポイント1円相当として楽天での買い物などに活用できます。
※一部ポイント還元の対象外となる場合がございます。
2つ目は、楽天edy機能付きの楽天カードを選ぶことでポイントの二重取りができるところです。
楽天edyへのチャージは200円で1ポイント、楽天edyでの支払いでも200円(税込)に1ポイント貯まるため業務スーパーでの利用でサクサクポイントが貯められます。
楽天カード | |
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年会費 | 無料 |
国際ブランド | ・Visa ・American Express |
業務スーパーでの利用に おすすめのポイント | ・100円の買い物で1ポイント貯まる高還元率 ・楽天edy機能付きの楽天カードを選ぶことでポイントの二重取りができる |
イオンカード
「イオンカード」はイオングループの対象店舗での利用でお得に活用できるイメージがありますが、業務スーパーでの利用にもおすすめです。
200円(税込)で1WAON POINTが貯まるので、業務スーパーでの買い物でもポイントが貯められます。
貯めたポイントは電子マネーWAONポイントに移行できるため、WAON対象の業務スーパーであれば買い物で使用することができるのです。
普段からイオングループと業務スーパーでの買い物が多い人に、向いているクレジットカードです。
イオンカード | |
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年会費 | 無料 |
国際ブランド | ・Visa ・Mastercard® ・JCB |
業務スーパーでの利用に おすすめのポイント | ・200円の買い物で1ポイント貯まる ・貯めたポイントは電子マネーWAONポイントに移行できる |
dカード
「dカード」も年会費が無料で、100円の買い物につき1dポイントが貯まる高還元率が大きな魅力です。業務スーパーで利用すれば、サクサクとポイントが貯められます。
また「dカード」には電子マネーIDが搭載されており、ID対象の業務スーパーであれば電子マネー払いも可能です。
IDの利用でもdカードと同様に100円で1dポイントがもらえます。
クレジットカード払いでも電子マネー払いでも同等の還元が受けられるので、業務スーパーで利用できるキャッシュレス決済によって使い分けながらポイントを貯めたい人におすすめです。
dカード | |
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年会費 | 無料 |
国際ブランド | ・Visa ・Mastercard® |
業務スーパーでの利用に おすすめのポイント | ・100円の買い物で1dポイント貯まる ・電子マネーID利用でも、同様にポイントが貯まる |
オリコカード THE POINT
「オリコカード THE POINT」は、ポイントの高還元に特化した年会費無料のクレジットカードです。
100円の買い物で1オリコポイントが貯まるだけでなく、入会後半年は還元率が2倍にアップするのでよりお得に業務スーパーでの買い物が楽しめます。
また、IDやApple Payの電子マネーを搭載しているので、業務スーパーによって利用できるキャッシュレス決済方法に臨機応変に対応できます。
業務スーパーでの利用はもちろんのこと、他のシーンでもポイントを貯めることに特化したクレジットカードを選びたい人におすすめです。
Orico Card THE POINT | |
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年会費 | 無料 |
国際ブランド | ・Visa ・Mastercard® |
業務スーパーでの利用に おすすめのポイント | ・100円の買い物で1オリコポイントが貯まる ・IDやApple Payの電子マネーを搭載している |
三井住友カード(NL)
「三井住友カード」は、使いやすさが魅力的な年会費無料のクレジットカードです。
200円(税込)の買い物で1ポイントが貯まるので、業務スーパーでの買い物がお得にできます。
また、Google PayやApple Payの電子マネーを搭載しているだけでなく、専用アプリ「Vpass」でクレジットカードの利用状況やポイントをいつでも確認できるところもポイントです。
業務スーパーの利用でポイントが貯まるだけでなく、使いやすさにもこだわりたい人はぜひチェックしてみてください。
三井住友カード | |
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年会費 | 無料 |
国際ブランド | ・Visa ・Mastercard® |
業務スーパーでの利用に おすすめのポイント | ・200円(税込)の買い物で1ポイントが貯まる ・専用アプリ「Vpass」でクレジットカードの利用状況やポイントをいつでも確認できる ※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。 |
まとめ
業務スーパーは現在全国に900店舗ほどあり、利用者が増えている人気のスーパーです。
現時点では全店舗でキャッシュレス決済ができるわけではありませんが、今後クレジットカードや電子マネー決済、QRコード決済ができる店舗が増えていくでしょう。
業務スーパーでクレジットカードを利用するとポイント還元が受けられるだけでなく、お会計が楽にできるなどのメリットがあります。
ぜひ、今回ご紹介したおすすめのクレジットカードを参考にしながら、クレジットカードや電子マネー対象店舗でキャッシュレス決済を利用してみてください。
本記事の編集者について

イーデス編集部
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