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クレジットカードの年会費は無駄?無料と有料の違いやお得になる選び方を解説

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クレジットカードの年会費は無駄?無料と有料の違いを解説
年会費無料のクレジットカード
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クレジットカードには年会費無料のものと有料のものがあります。年会費有料のクレジットカードは毎年年会費を支払わなくてはなりませんが、果たして年会費を支払ってもカードを持ち続けた方がいいのか考えてしまう人もいるでしょう。

年会費有料のカードを持った方がお得になるかどうかは、選び方・使い方次第といえます。

この記事ではクレジットカードの年会費無料と有料の違いやお得になる選び方を解説します。

クレジットカード選びで年会費無料か有料かで迷っている人はもちろん、年会費有料でもお得になるクレジットカードについて知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

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クレジットカードの年会費は無駄?無料と有料の違い

クレジットカードの年会費無料と有料の違いは、ポイント還元率やサービス・特典・付帯保険の有無などです。

一般的に、年会費が高額になるほど、ポイント還元率が高くなったり、付与倍率のアップする機会が増えたりします。サービス・特典・付帯保険の充実度も、年会費に比例して高くなります。

クレジットカードの基本機能である決済機能の差は、ほぼみられません。基本的にクレジットカードは年会費無料でも有料でも決済に関しては同じように利用できます。

クレジットカードのグレードごとにみる年会費の相場とカードの仕様

クレジットカードには一般カード・ゴールドカード・プラチナカード・ブラックカードの4つのグレードがあります。

ゴールド以上のグレードでは、クレジットカード会社からのインビテーション(招待)が必要だったり、年齢制限があったりする場合がほとんど。また、年会費は有料です。

ステータス性、審査の難易度はグレードが上がるほど、高くなります。クレジットカードのグレードと年会費、カードのおもな仕様は下記のとおりです。


グレード一般ゴールドプラチナブラック
年会費の相場無料~2,000円程度10,000円~20,000万円程度20,000万円以上50,000万円以上
基本のポイント還元率とポイントアップの機会0.5%~0.5%~
一般カードより多い
0.5%~
ゴールドカードより多い
0.5%~
プラチナカードと同等かそれ以上
旅行保険の付帯や充実度付帯の有無はカードにより異なり、付帯があっても多くは利用付帯ほとんどのカードで付帯ありだが、利用付帯か自動付帯はカードにより異なるほとんどのカードで自動付帯ほとんどのカードで自動付帯
空港ラウンジの無料利用の有無カードにより異なる多くが空港ラウンジ無料利用あり通常の空港ラウンジはもちろん、プライオリティ・パス付帯のカードもあるプラチナのサービスにプラスされたサービスもあり
優待の充実度カードにより異なるが最低限一般カードよりも充実ゴールドカードよりも充実最も充実している

ゴールドまではリーズナブルな年会費の場合もありますが、プラチナ以上のグレードでは相応の年会費を支払うことになります。しかし、サービスや優待は非常に充実しています。

ポイント還元率

基本のポイント還元率は、グレードが上になるほど高くなるケースもありますが、基本的にそれほど差はない場合が多く、発行元によって異なります。

ただし、グレードが高くなるほどポイント還元率がアップする機会が増えたり、ポイントアップの倍率が高くなったりするケースがほとんどです。

保険

旅行保険の付帯は、一般カードにおいてはなし、もしくは多くが利用付帯です。最低限の保険しか付帯していないものもあります。

ゴールドカードでは付帯なし、もしくは利用付帯の場合もみられますが、自動付帯しているカードも増えてきます。

それ以上のグレードになると、ほとんどの場合自動付帯です。加えて、航空便の遅延補償も含まれていたり、補償金額も高額になったりするなどグレードが高いほど内容は充実したものとなります。

ゴールドグレード以上のカードはショッピングや携帯の保険なども付帯していることが多く、一般カードでは付帯している保険や補償内容はカードによってばらつきがあります。

空港ラウンジの無料利用

一般カードではあまりみられない空港ラウンジの無料利用が、ゴールドグレード以上になると多くのカードで可能です。

また、プラチナグレード以上になると、プライオリティ・パスの付帯やコンシェルジュサービスが受けられたりするなど、サービスがさらに充実したカードもみられます。

その他の特典

現在は、一般グレードでも多くの店舗やサービスで優待が受けられるクレジットカードもありますが、基本的にグレードが上がるほど受けられる優待やサービスの数は多くなり、お得な価格での利用が可能です。

プラチナやブラックグレードでは、ハイクラスの宿泊施設や飲食店での割引を受けられものが多く、一般カードやゴールドカードでは体験できないような優待をセールスポイントにしている場合もあります。

年会費無料のクレジットカードの種類

一口に年会費無料のクレジットカードと言っても、実は下記のように3つの種類があります。

  1. 無条件で年会費が永年無料
  2. 初年度のみ無料
  3. 条件付きで年会費が無料になる

1のタイプは所持コストが一切かからず、複数枚所持している人もいることから、持っている人が最も多いクレジットカードです。

2と3を組み合わせ、初年度は無料で、2年目以降は条件付きで無料になるクレジットカードなどもあります。

3の条件は、インターネットからの申し込みやWeb明細の利用、年1回以上の利用などハードルの高くないもの。さらに、一定の年間利用金額以上の利用で次年度の会費が無料になるなど、ある程度の頻度で利用してもらうことを見込んでいるものがあります。

年会費無料のクレジットカードのメリット・デメリット

年会費無料のクレジットカードは絶対にお得と思ってしまいがちですが、必ずしもそうとは限りません。

ここでは年会費無料のクレジットカードのメリット・デメリットを紹介します。

年会費無料のクレジットカードのメリット

年会費無料のクレジットカードのメリットは下記のとおりです。

  • 所持コストがかからない
  • 審査基準が年会費有料のカードほど高くないため気軽に作成できる
  • コスト0でポイントが貯められてお得

年会費無料のクレジットカードは所持コストゼロでポイントを貯められるのが大きなメリットです。ポイント還元率の高いカードやポイント期限のないカードを選べばよりお得に利用できます。

また、審査基準が年会費有料のカードほど高くないため気軽に作成できるのもメリットです。発行会社の異なるカードを複数枚作成し、用途に応じた使い分けもコストをかけずにできます。

年会費無料のクレジットカードのデメリット

年会費無料のクレジットカードのデメリットは下記のとおりです。

  • 特典や優待・サービス、ポイントアップが少ない
  • 保険は付帯が少なく、あったとしても補償内容は不十分なこともある
  • 利用限度額が低い
  • 条件付きで年会費無料の場合、条件達成のハードルが高いこともある

ゴールドグレード以上のカードと比較すると、年会費無料のクレジットカードは、全般的に特典や優待・サービス、ポイント還元率アップの機会が少なく、保険の充実度も低い傾向が多々あります。

また、条件付きで年会費無料の場合、条件達成のハードルが高いこともあるため、申し込み前にしっかりチェックしましょう。

年会費有料のクレジットカードのメリット・デメリット

年会費有料のクレジットカードは年会費分を損してしまうのでは?と感じる人がいるかもしれませんが、必ずしも損してしまうわけではありません。

ここでは年会費有料のクレジットカードのメリット・デメリットを紹介します。

年会費有料のクレジットカードのメリット

年会費有料のクレジットカードのメリットは下記のとおりです。

  • 特典や付帯している保険・サービスが手厚い
  • クレジットカードによってはポイントが一般カードよりも貯まりやすい
  • 利用限度額が高い

年会費有料のクレジットカードの大きなメリットは、特典の内容や付帯している保険・サービスが充実していることです。また、クレジットカードによってはポイントが一般カードよりも、かなり貯まりやすいでしょう。

利用限度額が高く、ショッピング保険やセキュリティも充実しているため安心して大きな買い物にも使えます。

年会費有料のクレジットカードのデメリット

年会費有料のクレジットカードのデメリットは下記のとおりです。

  • 利用頻度が低いと年会費分が無駄になる
  • 特典や付帯している保険・サービスを使う機会がないとメリットが半減してしまう
  • 審査通過のハードルが高い

年会費有料のクレジットカードは利用頻度が少なかったり、特典や付帯している保険・サービスを使う機会がなかったりすると、年会費分のコストが無駄になってしまいます。

また、審査のハードルが年会費無料のものよりも高く、所持コストがかかるため、気軽に持つというわけにはいきません。

年会費無料と有料のクレジットカードを実際のカードで比較

クレジットカードは同じ発行会社から一般カードとゴールドグレード以上のカードの両方が発行されているケースも多くみられます。

ここでは、同じ発行会社のクレジットカードで、年会費無料と有料の違いが、実際どうなっているのかみていきましょう。

JCBカード SとJCBゴールドカード

下記の表はJCBカード SとJCBゴールドカードの仕様を比較したものです。

カード名JCBカード SJCBゴールドカード
年会費無料初年度:無料(オンライン申し込みの場合)
2年目以降:11,000円
基本のポイント還元率0.5%~10.0%0.5%~10.0%
追加カードと年会費ETCカード:無料
家族カード:無料
ETCカード:無料
家族カード:1名無料、2人目より1,100円(税込)
旅行保険海外旅行傷害保険:海外
最高2,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険:なし
海外旅行傷害保険:海外
最高1億円(利用付帯)
国内旅行傷害保険:最高5,000万円(利用付帯)
国内・海外航空機遅延保険
その他保険スマートフォン保険:年間最高30,000円(1事故につき自己負担額10,000円)※
ショッピング保険:海外のみ
最高100万円
スマートフォン保険:年間最高50,000円(1事故につき自己負担額10,000円)※
ショッピング保険:海外・国内
最高500万円
空港ラウンジの無料利用-
その他特典JCBカード S 優待「ClubOff」JCB GOLD Service Club Off、
お取り寄せグルメなど

※購入後24か月以内のスマートフォンが補償対象。事故発生の時点で、補償対象スマートフォンの携帯電話通信料を直近3か月以上連続で対象カードにて支払していること。

JCBカード SはJCB一般カードの後継と目される一般カードです。

ポイント還元率に差はありませんが、保険や優待・サービスに違いがあり、JCBゴールドカードはより充実した内容となっています。年会費がかかっても旅行によく行く人やグルメを楽しむ人なら、お得さを実感しやすいでしょう。

JCB カード S

JCB カード Sの券面
年会費初年度:無料
2年目以降:無料
ポイント還元率0.5%~10.0%(※1)
国際ブランド
  • jcb
電子マネー
  • applePay
  • googlePay
  • quicpay
  • suica
発行スピード最短5分程度(※2)
追加カード

ETCカード

家族カード

ETCカード発行手数料無料
ETCカード年会費無料
ETCカード発行期間ウェブでお申し込み:約1週間
電話でお申し込み:約2週間
家族カードを発行してお申し込み:約2週間
マイル還元率(最大)0.3%~0.78%
旅行保険海外旅行保険
ポイント名OkiDokiポイント
締め日・支払日締め日:毎月15日・支払日:翌月10日(土・日・祝日の場合は翌営業日)
申し込み条件18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方。

注目ポイント

  • 年会費永年無料!
  • 家族カード・ETCカードも無料!
  • スマホ保険付帯!修理費用まで補償(家族端末も対象)
  • コンビニやAmazonなどでいつでもポイント2〜20倍!
  • 国内外20万か所以上の施設やサービスが最大80%割引!
\新規入会限定/2024年9月30日(月)までに新規入会&カード利用&Amazon.co.jp利用で最大22,000円キャッシュバック!
公式サイトへ
  • 1最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
  • 2モバ即の入会条件
     ①9:00AM~8:00PMでお申し込み
     ②カード申し込み時に、WEBにてお支払い口座を設定
     ③顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
     受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱いとなります。
     モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。

JCBゴールドの券面
年会費初年度:無料(※1)
2年目以降:11,000円(税込)
ポイント還元率0.5%~10.0%(※2)
国際ブランド
  • jcb
電子マネー
  • applePay
  • googlePay
  • quicpay
  • suica
発行スピード最短5分程度(※3)
追加カード

ETCカード

家族カード

ETCカード発行手数料無料
ETCカード年会費無料
ETCカード発行期間ウェブでお申し込み:約1週間
電話でお申し込み:約2週間
家族カードを発行してお申し込み:約2週間
マイル還元率(最大)0.3%~0.78%
旅行保険国内旅行保険海外旅行保険
ポイント名OkiDokiポイント
締め日・支払日公式サイト参照
申し込み条件20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方(学生の方を除く)
必要書類

免許証または運転経歴証明書・マイナンバー(個人番号)カード・住民票の写し・各種健康保険証など本人確認書類

注目ポイント

  • JCB最高峰のカードを目指すための登竜門!
  • 【新規入会限定】新規入会&カード利用&Amazon.co.jp利用で最大30,000円キャッシュバック!
  • ゴールドカードなのに翌日発行可能!
  • ハワイや国内空港ラウンジ利用可能!
  • 最高1億円の海外旅行傷害保険!(利用付帯)
\新規入会限定/2024年9月30日(月)までに新規入会&カード利用&Amazon.co.jp利用で最大30,000円キャッシュバック!
公式サイトへ
  • 1オンラインで入会申し込みの場合は初年度年会費無料。
  • 2 最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
  • 3 モバ即の入会条件
     ①9:00AM~8:00PMでお申し込み
     ②カード申し込み時に、WEBにてお支払い口座を設定
     ③顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
     受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱いとなります。
     モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。

自分が選ぶべきクレジットカードは年会費無料?有料?

年会費無料のクレジットカードがいいか、有料のものがいいかは使い方次第で異なります。選ぶポイントは、優待やポイント還元などで年会費の元が取れるかどうかです。

よって、下記の点をチェックして選びましょう。

  • クレジットカードをよく利用するか
  • 優待やサービスを積極的に活用するか
  • よく利用するシチュエーションでポイントが貯まりやすいか

たとえば、海外旅行や出張によく行く人なら、年会費を支払うなら空港ラウンジが無料利用や旅行保険の充実は期待することでしょう。手荷物配送やコート預かりサービス、さらに旅行を割引価格で利用できるクレジットカードを選ぶことができます。

年会費無料のクレジットカードが向いている人

年会費無料のクレジットカードが向いているのは下記のような人です。

  • クレジットカードの利用頻度が低い人
  • 優待やサービスはあまり利用しない人
  • 初めてクレジットカードを作る人
  • 審査に不安がある人
  • なるべくコストをかけずにカードを持ちたい人

クレジットカードの利用頻度が低い人は、ポイントを貯められる機会も少ないため、年会費無料のクレジットカードがおすすめです。

優待やサービスはあまり利用しない人も、年会費有料でクレジットカードを持つメリットが少ないため、年会費無料のカードで十分でしょう。

初めてクレジットカードを作る人や審査に不安がある人は、審査基準が厳しくない年会費無料の一般カードがおすすめです。

また、初めてクレジットカードを作る人は、作ったクレジットカードを実際に使ってみて合わないと感じる場合もあるでしょう。このような場合も年会費無料のカードなら持っているだけでコストがかかることもないので、余計な出費がなくてすみます。

年会費有料のクレジットカードが向いている人

年会費有料のクレジットカードが向いているのは下記のような人です。

  • クレジットカードをよく利用する人
  • 優待やサービスを積極的に利用する人
  • よく利用するシチュエーションで優待やポイントアップがあるカードを持ちたい人

クレジットカードをよく利用する人なら、よりポイントが貯まる年会費有料のものがおすすめです。優待やサービスを積極的に利用する人も年会費有料のクレジットカードでメリットを感じられます。

よく利用するシチュエーションが決まっていて、その用途で優待やポイントアップがあるカードを持ちたい人もいるでしょう。その場合、年会費分の割引やポイント還元を受けやすいため、年会費を支払ってもお得さを実感できるでしょう。

クレジットカードの年会費についてよくある質問

クレジットカードの年会費についてよくある質問をまとめています。

クレジットカードの年会費は無駄?

必ずしも無駄とは限りません。年会費無料のクレジットカードがいいか、有料のものがいいかは使い方次第で異なります。選ぶポイントは、優待やポイント還元などで年会費の元が取れるかどうかです。

クレジットカードの年会費が無料と有料の違いは?

クレジットカードの年会費無料と有料の違いは、ポイント還元率やサービス・特典・付帯保険の有無などです。

まとめ

必ずしもクレジットカードの年会費は無駄というわけではありません。年会費無料のクレジットカードがいいか、有料のものがいいかは選び方・使い方次第で異なります。

クレジットカードの年会費無料と有料の違いは、ポイント還元率やサービス・特典・付帯保険の有無などです。

よって、優待やポイント還元などで年会費の元が取れるかどうかを考慮して、下記の3点をチェックし、選びましょう。

  • クレジットカードをよく利用するか
  • 優待やサービスを積極的に活用するか
  • よく利用するシチュエーションでポイントが貯まりやすいか

クレジットカードの利用頻度が低い人や優待・サービスをあまり利用しない人は、年会費無料のクレジットカードが向いています。

逆に、クレジットカードをよく利用する人や優待やサービスを積極的に利用する人なら、年会費有料のカードがおすすめです。

自分の利用状況にあったクレジットカードを選べば、年会費無料・有料にかかわらずお得さを実感できるでしょう。

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