住信SBIネット銀行カードローンをFPが徹底解説!ネット銀行の強みを活かした特長とは?
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「今月は給料日までお金が足りない…」
「どうしてもお金が必要なのでカードローンの利用を検討している」など、お金に関する悩みは人にも相談しづらいため、1人で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
住信SBIネット銀行が取り扱うカードローンは、そのようなお金の悩みに対する強い味方といえるカードローンです。
とはいえ、住信SBIネット銀行カードローンを最大限生かすには知識が必要です。
そこでここでは、住信SBIネット銀行カードローンについて、お金のプロであるFPが徹底的に解説します。
新井 智美 / ファイナンシャルプランナー
【専門家の解説】
住信SBIネット銀行カードローンにはの金利は年1.89%~14.79%※で、審査によって金利が決まります。また、条件を満たすことで最大年0.5%の金利優遇が受けられる点も魅力といえるでしょう。借り入れや返済時の手数料は無料となっているものの、アプリを利用するのかキャッシュカードを利用するのかで利用できる提携ATMが異なる点には注意が必要です。
トータルマネーコンサルタント
監修者新井 智美
福岡大学法学部法律学科卒業。
1995年4月 情報通信会社入社。
2006年11月 ファイナンシャル・プランニング技能士1級取得。
2017年10月 独立。
コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆および監修も行い、現在年間200本以上の執筆および監修をこなしている。これまでの執筆および監修実績 は1,000本以上に及ぶ。
監修実績
レイク:融資とは?出資や投資との違いや種類についてわかりやすく解説
auじぶん銀行:資産運用について知っておきたいことまとめ!種類や方法、注意点を解説株式会社エイチームライフデザイン
編集者イーデス編集部
「ユーザーが信頼して利用できるWEBメディア」を目指す編集部チーム。実際のユーザーの声や業界知識の豊富な専門家の協力を得ながら、コンテンツポリシーに沿ったコンテンツを制作しています。暮らしに関するトピックを中心に、読者の「まよい」を解消し、最適な選択を支援するためのコンテンツを制作中です。
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■許認可
有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788)
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住信SBIネット銀行カードローンはどんなローン?
住信SBIネット銀行カードローンは、ネットバンクである「住信SBIネット銀行」が直接取り扱う銀行カードローンです。
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資して誕生した銀行で、インターネット専業となっています。
SBI証券との連携を重視しており、利用者が資産運用に利用することを前提としたサービスを多く取り扱っています。
インターネット専業であるため実店舗はありません。
その点からも、住信SBIネット銀行が取り扱う住信SBIネット銀行カードローンは、大手銀行カードローンと異なる特徴が多いといえます。
住信SBIネット銀行カードローンの特徴は下記のとおりです。
住信SBIネット銀行カードローンの特徴
- 年1.89%~14.79%※と銀行ならではの金利
- 条件に該当すれば、金利の引き下げ特典を受けられる
- 融資時間は最短数日
- 住信SBIネット銀行の口座をお持ちの方なら融資までがスムーズ
- 手続きをすべてネット上で完結できる
- 毎月の最低返済額は2,000円から
- 融資限度額が10万円~1,000万円
- 提携ATM手数料がすべて無料
※利用限度額に応じて、基準金利が決定します。
※SBI証券口座保有登録済または、住信SBI銀行取扱い住宅ローン残高がある場合は、年0.5%の引下げが適用されます。
住信SBIネット銀行カードローンの公式ホームページは専門用語が非常に多く、一般的には難しく感じられるでしょう。
まずは上記特徴を詳しく解説します。
住信SBIネット銀行カードローン住信SBIネット銀行カードローン
※SBI証券口座保有登録済または、住信SBI銀行取扱い住宅ローン残高がある場合は、年0.5%の引下げが適用されます。
※利用限度額、金利優遇により金利が決定します。金利優遇条件は以下のとおりです。
【条件1】年0.5%引下げ:SBI 証券口座保有登録済または、当社取扱い住宅ローン残高がある人※1
【条件2】年0.1%引下げ:ミライノ カード(JCB)を保有し、住信SBIネット銀行口座を引落口座に設定している人※2
【条件3】年0.6%引下げ:条件1、および条件2の両方を満たしている人
※1.「フラット35(買取型)」、「フラットパッケージローン」は対象外です。
※2. ミライノカード(JCB)は、2023年11月30日で新規募集を停止しています。また、オリックス・クレジット株式会社、および株式会社ジャックスが保証するカードローンの契約者は適用対象外です。
- 利用限度額は最高1,000万円
- 条件を満たせば金利が年0.5%引き下げ
- 借入時の提携ATM利用手数料が無料
条件に該当すれば、金利の引き下げ特典を受けられる
住信SBIネット銀行カードローンでは、一定の条件を満たす利用者に対して金利の引き下げが行われています。
金利の引き下げ条件に該当する方は下記のとおりです。
住信SBIネット銀行カードローンの金利引き下げ条件
- 基準金利より年0.5%引き下げ
対象者:SBI証券口座保有登録済み、または住信SBIネット銀行の住宅ローン残高がある人※
※「フラット35(買取型)」、「フラットパッケージローン」は対象外です。
上記の条件に該当する方は、基準金利から年0.5%の金利引き下げ特典を受けることができます。
ただし、公式ホームページに記載されている下限金利である年1.99%は、この条件を満たした場合の金利です。
条件に該当しない場合の下限金利は年2.49%となりますので、注意しておきましょう。
融資時間は最短数日
住信SBIネット銀行カードローンの融資時間は、最短数日です。
審査回答にも数日程度かかります。
なお、仮審査の結果が来るのは、最短60分とされており、時間に余裕を持っての申し込みをおすすめします。
また、審査の一環として、勤務先へ在籍確認が行われます。
在籍確認は電話で実施されますが、プライバシーに十分配慮された上で行われるため、周りにもバレにくくなっています。
▼お急ぎの方は、こちらの記事を参考にしてください。
住信SBIネット銀行の口座をお持ちの方なら融資までがスムーズ
すでに住信SBIネット銀行の口座をお持ちの方は、スムーズに融資を受けることができます。
その場合、手持ちのキャッシュカードにカードローン機能が付加されるようになっており、審査などの手続きがすべて完了した時点でATMから借入することができます。
ただし、土日祝日は審査業務が停止するため、融資の開始日は平日のみとなります。
土日にお金を借りることができない点も注意しておきましょう。
手続きをすべてネット上で完結できる
住信SBIネット銀行カードローンは、先述したとおりインターネット専業銀行であるため、実店舗を持ちません。
したがって、ネット上で全手続きが完了します。
収入証明書類の提出が必要な場合はありますが、その他の煩わしい手続きは一切不要です。
「ややこしい操作は苦手」という方にとっては非常にありがたいサービスだといえるでしょう。
毎月の最低返済額は2,000円から
住信SBIネット銀行カードローンの最低返済額は「2,000円」となっています。
この水準はカードローン全体の中でも非常に低く、返済しやすいカードローンだといえます。
また、毎月の返済額が少ないということは、「当面は経済的に厳しいけれど一時的なもので、今後改善する予定がある」という方も申し込みしやすいというメリットがあります。
融資限度額がトップクラスの高さ
住信SBIネット銀行カードローンの最大利用限度額は10万円~1,000万円となっています。
この水準は、カードローン全体の中でもトップクラスの高さです。
ただし、実はカードローンの融資限度額が直接利用者に影響するケースはほとんどありません。
なぜかというと、審査の結果、利用者に適用される限度額と、商品自体の融資限度額の大きさが比例することはないからです。
利用者に適用される限度額は、利用者の返済能力に応じて決定されます。
したがって、10万円~1,000万円の限度額の融資を受けられるのは、10万円~1,000万円を返済できるような方に限られるのです。
つまり、年収3,000万円以上といった高収入の方には融資限度額が影響する可能性はあります。ただ、そもそもカードローン利用者の中では、このような収入をお持ちの方は非常にまれであるため、たとえ融資限度額が10万円~1,000万円であっても、ほとんどの利用者に影響することはありません。
このような理由から、カードローンの利用を検討する際は、他のポイントを優先して比較することをおすすめします。
提携ATM手数料がすべて無料
住信SBIネット銀行カードローンでは、提携ATM利用手数料がすべて無料となっています。
もちろん、この提携ATMにはコンビニATMも含まれます。
さらに、住信SBIネット銀行カードローンのコンビニATMは24時間利用対応しています。
実は、借入・返済をコンビニATMから手数料無料で24時間いつでも行えるサービスは、カードローン全体から見ても少ないのです。
この点は、住信SBIネット銀行カードローンの大きなメリットだといえるでしょう。
このように、住信SBIネット銀行カードローンは独自の特徴が非常に多いカードローンです。
しかし、カードローンの利用を検討している方からすれば、「メガバンク系のカードローンと比較してお得かどうか」「人気のカードローンと比較して決めたい」と思われるのも無理はありません。
そこで次に、大手銀行カードローンと住信SBIネット銀行カードローンを徹底的に比較していきます。
大手銀行カードローンと住信SBIネット銀行カードローンの違いを徹底比較
「大手銀行カードローンと比較してカードローンを決定したい」という方も、なかにはいらっしゃることでしょう。
しかし、カードローンを一概に比較するのは非常に難しい作業です。
なぜかというと、カードローンには独自の専門用語や利用条件が多く、それらを自分で分類しつつ比較検討するには、多大な手間を要します。
加えて、公式ホームページを見ても分からない点が多く、情報収集力も必要になります。
カードローン初心者にはハードルが非常に高いといえるでしょう。
そこで、ここでは大手銀行カードローンと人気カードローンのスペックを徹底的に整理し、住信SBIネット銀行カードローンと比較できる一覧にまとめました。
カードローン名 | 金利 | 利用限度額 | 審査スピード | 口座開設 | 毎月の最低返済額 | 提携ATM 利用手数料 |
---|---|---|---|---|---|---|
住信SBIネット銀行カードローン | 年1.89%~14.79%※1 | 10万円~1,000万円 | - | 必須(同時申込可) | 2,000円 | すべて無料 |
みずほ銀行カードローン | 年2.0%~14.0%※2 | 最大800万円 | 最短当日※3 | 必須(同時申込可) | 2,000円 | 原則有料 (110円~220円) |
三井住友銀行 カードローン | 年1.5%~14.5% | 10万~800万円 | 最短当日※ | 不要 | 2,000円 | 原則無料※4 |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 年1.4%~年14.6% | 最大800万円 | 最短即日 | 不要 | 2,000円※5 | 無料 |
りそなプレミアムカードローン | 年1.99%~13.5%※ | 10万円~800万円 | 最短翌営業日※ | 必須 | 2,000円 | 有料 (110円~220円) |
イオン銀行カードローン | 年3.8%~13.8% | 最大800万円 | - | 不要 | 1,000円 | イオン銀行ATM・コンビニATMは無料 |
※上記手数料は消費税10%込みの料金表示です
※1.SBI証券口座保有登録済または、住信SBI銀行取扱い住宅ローン残高がある場合は、年0.5%の引下げが適用されます。
※2.住宅ローンをご利用の場合、みずほ銀行カードローンの金利は年0.5%引き下げとなります。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
※3.みずほ銀行の口座を持っている場合は最短当日~1週間程度、持っていない場合は2~3週間程度かかります。
※4.ATMの利用はカードでの取引に限ります。
※5.借入利率が年8.1%超の場合
上記表は、大手銀行と人気銀行カードローンを一覧にまとめたものです。
その中で住信SBIネット銀行カードローンが特に優れている点は、「限度額の大きさ」「金利の低さ」「提携ATM手数料無料」という点です。
特に、下限金利は銀行系カードローンの中でも突出しています。
他にも、住信SBIネット銀行カードローンは、限度額の大きさ、提携ATM手数料無料など、他社よりも突出して優れている点が多いカードローンです。
スペック面の優秀さを求める方にとっては最適だといえるでしょう。
住信SBIネット銀行カードローンの強みや弱みを徹底比較
ここまで触れたように、住信SBIネット銀行カードローンは突出した長所の多いカードローンです。
しかし、そんな住信SBIネット銀行カードローンでも、当然ながら強みだけでなく弱みもあります。
ここでは、住信SBIネット銀行カードローンの強みと弱みをまとめました。
強み | 弱み |
---|---|
金利の引き下げ特典を受けられる、銀行ならではの金利 | 銀行口座の開設が必須なので、口座を持っていなければ融資までに時間がかかる |
毎月の返済額が少ないため、返済が楽 | 専業主婦や年金収入の方は申し込み不可 |
インターネット上ですべての手続きを完結することができる | 仮審査でも信用情報に履歴が残る |
申し込み時の本人確認書類が不要 | 土日の審査対応がない |
口座をお持ちの方は融資までがスムーズ | 返済方法が少ない |
提携ATM手数料がすべて無料 | 申し込み方法がインターネットのみ |
住信SBIネット銀行カードローンの最大の強みは、やはり銀行カードローン全体の中でもトップクラスである銀行ならではの金利のコースがあることでしょう。
住信SBIネット銀行カードローンの銀行ならではの金利が適用されるコースは、他の銀行カードローンの金利と比較しても突出しています。
これは、カードローン利用者にとっては非常に魅力的なメリットです。
対して、住信SBIネット銀行カードローンの弱みは、「申し込み要件の狭さ」「融資までにかかる時間」でしょう。
住信SBIネット銀行カードローンでは、申し込み要件が「安定継続した収入のある方」と定められています。
したがって、自身に収入のない専業主婦の方や、年金収入のみの方は申し込みすることができません。
この点は、他行と比較した際の弱みといえます。
また、住信SBIネット銀行カードローンは住信SBIネット銀行の口座が必須となっているため、銀行口座をお持ちでない方は、カードローンの申し込みと同時に新規口座を開設する必要があります。
新規口座の開設には1週間~10日前後かかります。つまり、その間は融資を受けることができません。
この点も、特に融資をお急ぎの方にとっては、大きな弱みとなってしまいますので、必ず把握しておきましょう。
1級FP技能士・CFP
監修者 新井 智美の一言コメント!
住信SBIネット銀行カードローンは、安定継続した収入があることが利用条件となっています。そのため、専業主婦(夫)や年金収入のみの人は利用することはできません。ただ、アルバイトなどで定期収入のある20歳以上の学生なら、申し込みは可能です。学生の利用は不可となっている銀行カードローンが多いなか、毎月の収入が証明できれば学生でも利用できる点は魅力と言えるでしょう。また、借り入れの際にはローンカードではなくキャッシュカードを利用します。キャッシュカード以外ではスマホアプリを利用した借り入れや、パソコンやスマホでカードローンの借り入れ画面から金額を入力することで、口座に振り込んでもらえます。
新井さん
住信SBIネット銀行カードローンの口コミや評判
カードローンを検討する際に決して軽視できないのが「口コミや評判」です。
特に、住信SBIネット銀行カードローンはネット専業の銀行カードローンですので、カードローン利用者は公式ホームページに記載されているスペックでしか判断することができません。
つまり、カードローンをスペックだけで判断してしまい、「スペック面は優秀だけど使いにくい…」というような状態に陥る可能性も、ないとはいえないのです。
このような事態を防ぐためにも、カードローンを検討する際には利用者の口コミや評判を参考にするといいでしょう。
住信SBIネット銀行カードローンの口コミや評判をまとめました。
住信SBIネット銀行カードローンの口コミや評判 | |
---|---|
リボ払いよりも金利が低かったので、買い物にも利用できる | コンビニで借入できるので、緊急時でも利用できる |
スマホで簡単に借入・返済できるので便利 | 申し込みから融資まで1週間以上かかったので、急ぎの場合はおすすめできない |
手続きに少し時間がかかった | 審査結果が出るまでに4日もかかった |
金利は自分では選べないが、低金利が適用されたら最高の銀行カードローンだと思う | コンビニATMを手数料ゼロで24時間利用できるのが便利 |
審査で重要視されたのは、年収ではなく勤続年数だと感じた | 借入中に他社の銀行カードローンを利用したら限度額が小さくなった |
50万円を金利年10%で借入できて満足 |
住信SBIネット銀行カードローンの口コミや評判で多く見られたのは、「銀行ならではの金利」という意見でした。
やはり、銀行ならではの金利は、利用者にとって大きなメリットでしょう。
ただし、金利の引き下げ条件が適用されるかどうかで、利用者の満足度が大きく変わると考えられます。
ネガティブな口コミとしては、「審査がけっこう長かった」「手続きに少し時間がかかった」など、審査や申し込み手続きのスピードに不満を持つ方も少なくないようです。
したがって、融資までをお急ぎの方には不向きなカードローンだともいえるでしょう。
FPが教える住信SBIネット銀行カードローンに向いている人・向いていない人
ここまで触れたように、住信SBIネット銀行カードローンは突出した特徴の多い銀行カードローンです。
ということは、住信SBIネット銀行カードローンに向いている人もいれば、向いていない人もいるのは当然のこと。
ここでは、住信SBIネット銀行カードローンに向いている人、向いていない人をまとめました。
向いている人 | 向いていない人 |
---|---|
銀行ならではの金利の銀行カードローンを利用したい | 即日融資を受けたい |
融資までの時間を急いでいない | ローンカードを即日で受け取りたい |
すでに住信SBIネット銀行の口座を持っている | 職業属性が専業主婦 |
継続安定した収入がある | 自社ATMを活用したい |
勤続年数が長い | 勤続年数が短い |
年収が高い | 年収が低い |
ネットですべての手続きを完結したい | 手続きを早く済ませたい |
提携ATM手数料を節約したい | 自宅で郵送物を受け取れない |
金利引き下げ条件に該当している | 金利は分かりやすいほうがいい |
住信SBIネット銀行カードローンに向いている方を簡単にいうと、「収入が安定していて年収も高い」「銀行ならではの金利のカードローンを利用したい」という方です。
適用される金利は任意で選択することができるものではなく、審査次第です。
なので、銀行ならではの金利が適用されるようなステータスをお持ちの方に向いているといえるでしょう。
一方、住信SBIネット銀行カードローンに向いていない人は、「即日融資を受けたい」「ステータスに自信がない」という方です。
住信SBIネット銀行カードローンは銀行口座の開設が必須となっています。
住信SBIネット銀行の口座をお持ちの場合、融資までの手続きはスムーズに行う事ができます。
ただ、住信SBIネット銀行の口座をお持ちでない場合、融資までに1週間~10日程度かかってしまいます。
したがって、融資をお急ぎの方は別の銀行カードローンを選択するほうが無難でしょう。
また、金利の引下げ条件が適用されない場合、メガバンク系のカードローンよりも上限金利が高くなるので、その他の面でもメリットのある、別の銀行カードローンを選択することをおすすめします。
上記表の「向いていない人」にたくさん該当してしまった方に適したカードローンを1つだけ厳選するとするならば、「三菱UFJ銀行カードローン」をおすすめします。
三菱UFJ銀行カードローンは複雑な手続きがなく、できるだけ早めに融資を受けたいという方におすすめするカードローンです。
住信SBIネット銀行カードローン住信SBIネット銀行カードローン
※SBI証券口座保有登録済または、住信SBI銀行取扱い住宅ローン残高がある場合は、年0.5%の引下げが適用されます。
※利用限度額、金利優遇により金利が決定します。金利優遇条件は以下のとおりです。
【条件1】年0.5%引下げ:SBI 証券口座保有登録済または、当社取扱い住宅ローン残高がある人※1
【条件2】年0.1%引下げ:ミライノ カード(JCB)を保有し、住信SBIネット銀行口座を引落口座に設定している人※2
【条件3】年0.6%引下げ:条件1、および条件2の両方を満たしている人
※1.「フラット35(買取型)」、「フラットパッケージローン」は対象外です。
※2. ミライノカード(JCB)は、2023年11月30日で新規募集を停止しています。また、オリックス・クレジット株式会社、および株式会社ジャックスが保証するカードローンの契約者は適用対象外です。
- 利用限度額は最高1,000万円
- 条件を満たせば金利が年0.5%引き下げ
- 借入時の提携ATM利用手数料が無料
住信SBIネット銀行カードローンの返済額早見表
カードローンを利用するうえでネックとなるのが「利息」でしょう。
もちろん、住信SBIネット銀行カードローンを利用する際も同様です。
いくら銀行ならではの金利といっても、利息がかさめば返済困難な状態に陥りかねません。
ここでは、住信SBIネット銀行カードローンの返済をシミュレーション計算し、一覧にまとめました。
想定金利は初めての方が借りる場合に適用されるケースの多い、一般的な金利で算出しています。
返済計画を立てる際の参考にしてください。
借入額 | 想定上限金利 | 毎月の返済額 | 返済に要した月数 | 合計利息額 | 返済合計額 |
---|---|---|---|---|---|
10万円 | 年14.79% | 2,000円 | 79カ月 | 56,304円 | 156,304円 |
20万円 | 4,000円 | 79カ月 | 112,687円 | 312,687円 | |
30万円 | 6,000円 | 79カ月 | 169,068円 | 469,068円 | |
50万円 | 8,000円 | 121カ月 | 460,557円 | 960,557円 | |
100万円 | 15,000円 | 141カ月 | 1,111,045円 | 2,111,045円 |
※基準金利で試算しています。
※一定の返済額を完済まで継続した場合のシミュレーション計算となっています。
借入希望額と返済期間から毎月の返済金額を算出します。
借入希望額 | 万円 |
---|---|
返済期間 | ヶ月 |
年率 | % |
- ※最終回のご返済金額は端数調整のため多少変動します。
- ※実際のご利用の際は、月の日数の相違などにより、この表の金額とは多少異なる場合があります。
- ※このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合がありますので、あくまでも目安としてご利用ください。
住信SBIネット銀行カードローンでお金を最短で借りるための流れと必要書類
住信SBIネット銀行カードローンでなるべく早く融資を受けたい場合、以下3つの条件を満たしていると、借り入れまでがスムーズに進みます。
- すでに住信SBIネット銀行の預金口座を持っている
- 平日の申し込みである
- 在籍確認をクリアできる
これらの条件で1つでも欠けるものがあれば、確認時間や口座開設などでお時間がかかります。
これらを踏まえたうえで、融資を受ける手順は下記のとおりです。
住信SBIネット銀行カードローンで融資を受ける手順
STEP.1
インターネットを利用し、住信SBIネット銀行カードローンの公式ホームページにアクセスする
STEP.2
「今すぐお申込み」ボタンをクリック
STEP.3
「口座をお持ちの方」の入力欄にユーザーネームとWEBログインパスワードを入力する
STEP.4
必要事項を入力し、申し込みを確定する
STEP.5
仮審査の実施
STEP.6
仮審査終了後、住信SBIネット銀行カードローンの会員ページから金利を確認する
STEP.7
必要書類をアップロードする
STEP.8
本審査の実施
STEP.9
審査終了の連絡が入る
STEP.10
手持ちのキャッシュカードにカードローン機能が付加される
STEP.11
会員ページもしくは提携ATMから現金を借入する
住信SBIネット銀行カードローンの申し込みには「本人確認書類」が必要です。また、希望借入額が50万円を超える場合は「収入証明書類」の提出も必要となっています。収入証明書類には、源泉徴収票、所得証明書、確定申告書などがあります。
住信SBIネット銀行カードローンの審査を通りやすくするコツ
住信SBIネット銀行カードローンの審査を通りやすくするコツは、「できる限り他社の借入額を少なくしておくこと」です。
住信SBIネット銀行カードローンの審査は、比較的厳しめとなっているため、あまりに他社の借入金額が多過ぎると判断された場合、審査に落ちてしまう可能性が非常に高くなってしまいます。
審査を受ける前に、できる限り残債を減らしておきましょう。
住信SBIネット銀行カードローンの最短融資の方法と審査にかかる時間はどれぐらい
住信SBIネット銀行カードローンの最短融資の方法は、「住信SBIネット銀行カードローンで融資を受ける手順」と同様です。
審査にかかる時間は仮審査通過後、本審査には数日かかります。審査状況によってもっとかかる場合もあるでしょう。
口座開設が必要な場合にはさらに1週間~10日前後を要します。
もし住信SBIネット銀行の預金口座をお持ちでない方は、3の手順で「口座開設とカードローンのお申込みはこちら」ボタンを選択してください。
その後の手順は、口座をお持ちの方と同様です。
注意点として、住信SBIネット銀行カードローンの申し込みと同時に口座開設をする場合、審査後から手続きを完了するまでに1週間以上を要します。
したがって、審査からローンカードが届くまでの1週間以上は融資を受けることができません。融資をお急ぎの方は十分ご注意ください。
住信SBIネット銀行カードローンの返済方法
住信SBIネット銀行カードローンの毎月の返済方法は、「口座引き落し」のみとなっています。
毎月5日に借入残高に応じた返済額が引き落とされますので、前もって口座に入金しておく必要があります。
また、ATMからの随時返済も可能です。ただし、ATMからの随時返済を行った場合でも、毎月の引き落しは実行されますので注意してください。
住信SBIネット銀行カードローンの随時返済に利用できる提携ATMは下記のとおりです。
ATM名 | 利用可能な時間帯 |
---|---|
イオン銀行ATM | 24時間 |
セブン銀行ATM | |
EnetATM (ファミリーマート等) | |
ローソン銀行ATM |
※各提携先のメンテナンス実施時間は除きます。
※利用手数料はすべて無料です。
※キャッシュカードを持っていない場合、イオン銀行ATM・E-netは利用できません。
住信SBIネット銀行カードローンの増額の仕方
残念ながら、住信SBIネット銀行カードローンを増額する際は、銀行側のアプローチを待つ以外の方法がありません。
住信SBIネット銀行カードローンでは、利用者からの増額申し込みを一切受け付けしていないのです。
増額対象者には、住信SBIネット銀行カードローンの会員ページもしくはメールなどで連絡が入りますが、審査基準は新規申し込み時よりも格段に厳しくなっているといえるでしょう。
増額の案内が入った後に増額を希望した場合、3営業日程度で限度額が変更されます。
まとめ
住信SBIネット銀行カードローンは、銀行カードローンの中でもトップクラスのスペックを誇ります。
その反面、特殊な部分も多いので、しっかりと情報を確認してから申し込みするようにしましょう。
住信SBIネット銀行カードローン住信SBIネット銀行カードローン
※SBI証券口座保有登録済または、住信SBI銀行取扱い住宅ローン残高がある場合は、年0.5%の引下げが適用されます。
※利用限度額、金利優遇により金利が決定します。金利優遇条件は以下のとおりです。
【条件1】年0.5%引下げ:SBI 証券口座保有登録済または、当社取扱い住宅ローン残高がある人※1
【条件2】年0.1%引下げ:ミライノ カード(JCB)を保有し、住信SBIネット銀行口座を引落口座に設定している人※2
【条件3】年0.6%引下げ:条件1、および条件2の両方を満たしている人
※1.「フラット35(買取型)」、「フラットパッケージローン」は対象外です。
※2. ミライノカード(JCB)は、2023年11月30日で新規募集を停止しています。また、オリックス・クレジット株式会社、および株式会社ジャックスが保証するカードローンの契約者は適用対象外です。
- 利用限度額は最高1,000万円
- 条件を満たせば金利が年0.5%引き下げ
- 借入時の提携ATM利用手数料が無料
住信SBIネット銀行カードローンの電話確認実施内容
- 電話からでも申し込み可能でしょうか?
- 申し訳ございません。
住信SBIネット銀行カードローンはインターネットからのみの受け付けとなっております。 - 勤務先への在籍確認は、必ず実施されるのでしょうか?
- はい、勤務先への在籍確認は必ず実施させていただいております。
在籍確認が実施されるのは、「本審査」のタイミングとなっております。 - 口座を持っていない場合、最短で融資を受けられるまでにどのくらいの日数が必要でしょうか?
- 住信SBIネット銀行の口座をお持ちでない場合、大体1週間~10日程度でキャッシュカード兼ローンカードが届きます。
最短でもカードを受け取った後の融資となりますので、1週間~10日程度かかってしまいます。
申し訳ございません。 - 住信SBIネット銀行カードローンの増額方法を教えてください。
- 申し訳ございません。
住信SBIネット銀行カードローンでは、お客様からの増額のお申込みを受け付けしておりません。
増額対象の方には、会員ページのメッセージボックスへ随時ご案内させていただいております。 - 住信SBIネット銀行カードローンの借り入れ方法を教えてください。
- 住信SBIネット銀行カードローンの借り入れ方法は、住信SBIネット銀行のインターネットサイト、提携ATMの2通りとなっています。
住信SBIネット銀行のインターネットサイトを利用の際は、住信SBIネット銀行の普通預金口座へ融資されます。 - 金利コースを任意で選択不可と記載されていましたが、コースを見て申し込みを取りやめることはできますか?
- はい、可能でございます。
仮審査後、住信SBIネット銀行のインターネットサイトにログインいただき、メッセージボックスから適用コースをご確認くださいませ。
ご確認後、なるべく早い段階で0120-974-242へご連絡いただけましたら、取り消し手続きをさせていただきます。
ただし、ご連絡がない場合はそのまま本審査へと進んでしまいますので、ご注意くださいませ。 - 専業主婦や年金収入でも申し込みできますか?
- 申し訳ございません。
住信SBIネット銀行カードローンは、「継続安定した収入のある方」を対象としておりますので、ご自身の収入がない専業主婦の方や年金収入のみの方は、お申込みいただくことができません。 - 「仮審査」とありますが、この段階では信用情報に履歴が残らないのでしょうか?
- 申し訳ございません。申し込みがあった時点で、信用情報に申し込み履歴が残ります。
- 審査に落ちてしまった場合、同時に申し込みした銀行の預金口座はどうなるのでしょうか?
- 残念ながら融資させていただくことのできない結果となった場合には、銀行口座は開設されません。
加えて、インターネットの会員ページにもログインいただくことができませんので、審査の結果は申し込みいただいたメールアドレスへ通知されます。
その他住信SBIネット銀行の商品
住信SBIネット銀行ではこちらで紹介したカードローン以外の商品も取り扱っています。
- 【目的ローン】
- 住信SBIネット銀行マイカーローン「自動車ローン」
- リフォームローン
- 教育ローン
- 【住宅ローン】
- ネット専用 住宅ローン
- 住宅ローン(対面)
- フラット35
▼「住信SBIネット銀行の住宅ローン」についてもっと詳しく知りたい方はこちら
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- ※プロミス:※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
- ※アコム:※審査時間・融資時間:申込時間や審査により希望に添えない場合があります。
- ※アイフル:※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
1級FP技能士・CFP
監修者 新井 智美の一言コメント!
住信SBIネット銀行カードローンは消費者金融のような「無利息期間サービス」はありません。しかし、もともと金利が低めに設定されており、さらにSBI証券の口座を持っていることで年0.5%の金利優遇を受けられます。カードローンの利用に関しては住信SBIネット銀行の普通預金口座が必須のため、カードローンの利用を考えているなら、SBI証券の口座と合わせて開設を申し込んでおきましょう。
新井さん