中央リテールは滞納中でも利用できる?審査基準と契約までの流れを解説
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中央リテールは、東京都渋谷区に店舗を構える小規模な消費者金融です。
消費者金融の中でも非常に珍しく、「おまとめローン」を専門として扱っています。
おまとめローンとは、複数の借入を1つにまとめることで、利息の削減および返済の効率化を図るサービスです。したがって、「返済がキツくてなんとかしたい…」という人にとっては、かなり魅力的な商品内容になっていますね。
さらに中央リテールの申し込み条件として、「2ヶ月以上の延滞をしていないこと」と公式サイトにも表記されているので、短期間の滞納であれば対応してもらえる可能性もあります。
ただし、過去10年以内に債務整理等の金融事故歴が信用情報に記載されていると審査に落ちる可能性が非常に高いので、その点だけ注意しておいてください。
- 滞納中の自分でも審査に通過できるかどうか
- あまり聞いたことのない業者だけど、闇金ではない?
- 利用する上でのデメリットはあるのか
こちらの記事では上記のような不安をお持ちの方に向けて、中央リテールにスポットを当てた上で、基本的な商品内容から審査基準、契約の流れまで、あらゆる面から詳細解説していきます。
中央リテールを検討中の方は、よろしければ参考になさってくださいね。
※不動産担保ローンの場合、最高3,000万円
おすすめポイント
- 複数のローンを中央リテールで一本化すると、計画的に返済できます
- 返済は毎月1回になり、支払総額の軽減も期待できます
- 融資額は、無担保おまとめローンで最高500万円、不動産担保ローンで最高3,000万円
ファイナンシャルプランナー / 美樹ライティングオフィス
監修者武藤 英次
成蹊大学経済学部経営学科卒。地方銀行勤務中にカードローンを含む個人・法人の融資業務などを幅広く担当。
2016年3月に美樹ライティングオフィスを開業し代表を務める。
趣味は一眼レフでの写真撮影、5人家族でのおでかけ、ピアノ演奏、甲子園を目指す長男の高校野球応援など。
カナヘイのピスケ&うさぎグッズを大量コレクト中。株式会社エイチームライフデザイン
編集者イーデス編集部
「ユーザーが信頼して利用できるWEBメディア」を目指す編集部チーム。実際のユーザーの声や業界知識の豊富な専門家の協力を得ながら、コンテンツポリシーに沿ったコンテンツを制作しています。暮らしに関するトピックを中心に、読者の「まよい」を解消し、最適な選択を支援するためのコンテンツを制作中です。
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■保有資格
KTAA団体シルバー認証マーク(2023.12.20~)
■許認可
有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788)
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中央リテールの特徴
中央リテールは知名度が低い分、インターネットを探してもなかなか有力な情報は出てこないですよね。
まずは、中央リテールのサービス内容を一覧にまとめてみました。
サービス内容 | 無担保おまとめローン | 不動産担保ローン(おまとめ) |
---|---|---|
融資限度額 | 500万円 | 3000万円 |
金利(実質年率) | 10.95%~13.0% | 8.2%~9.8% |
融資までの期間 | 最短1日 | 最短4日 |
返済期間 | 10年(120回) |
中央リテールが取り扱っているサービスは、以下の2種類です。
- 無担保おまとめローン
- 不動産担保ローン(おまとめ)
どちらもおまとめ専用のサービスになっているので、借り換え以外の目的では利用することができません。
おまとめローンだけを取り扱っている消費者金融はかなり珍しいので、中央リテールならではの特徴だといえますね。その他、中央リテールの特徴をまとめると、下記のようなポイントがあります。
- 平成15年に設立された小規模な消費者金融
- おまとめローン専門
- 東京都渋谷区に店舗がある
- 設定金利は低め 契約の際には来店が必須
- 返済期間が最長10年と非常に長い
- 他社では審査落ちの可能性がある5件以上の借入もおまとめできる
- 審査回答まで最短2時間 オンラインから申し込み可能
中央リテールの特徴の中では、やはり「おまとめローン専門」という点が目を引きますね。
他社であれば、通常の融資と併せておまとめローンを取り扱っているケースがほとんどなので、中央リテールのような例はかなり珍しいといえます。
ただし、「おまとめローンってどんなサービスなの?」という疑問をお持ちの方も多いと思うので、おまとめローンについても触れていきますね。
おまとめローンとは
おまとめローンを一言でいえば、「複数の借入を1つにまとめて、返済を効率化するための商品」です。
したがって、借り換えではなく、単にお金を借りたいだけのケースには利用することができません。
この点は、カードローンやキャッシングとは異なる特徴ですね。
おまとめローンの利用に適したケースとしては、「消費者金融から借入していて返済がツライ…」というような事例です。
このようなケースでは、消費者金融とおまとめローンの金利差で利息を削減することができ、加えて完済までに要する期間も短くなります。つまりわかりやすくいえば、結果的に返済が楽になるということです。
これだけを見れば、すでに他社で借入している人にとってかなり魅力的なサービスでしょう。
しかし当然ながら、おまとめローンにはデメリットも存在しています。
デメリットを踏まえた上で活用しなければ、思わぬ落とし穴にハマってしまう可能性もあるということです。
おまとめローンのメリット・デメリットについてもご説明しておきますね。
メリット
おまとめローンのメリットは、下記のようなポイントです。
- 複数の返済日を1つにまとめられるので、返済の管理が楽になる
- 金利差によって利息が減る
- 借入先ごとの返済が1つにまとまるので、毎月の返済額が少なくなる
- 借入期間が長いので、コツコツと着実に返済することができる
おまとめローンのメリットを一言でいえば、「返済の負担を軽減できる」という点です。
おまとめローンを上手く活用すれば利息額を軽減することができ、結果として毎月の返済額を軽くすることもできるわけです。
「返済がツライ…」という方にとっては、このようなメリットは非常に魅力的だといえるでしょう。
デメリット
対しておまとめローンのデメリットは下記のようなポイントです。
- 返済期間延長によっては、元契約より利息が増えてしまう可能性もある
- 追加融資を受けることができない
- 1度借入すると長期返済になりやすい
おまとめローンのデメリットの中で特に重要なポイントが「返済期間延長によっては、元契約より利息が増えてしまう可能性がある」という点。
先述したように、おまとめローン自体は返済の負担を軽減するためのサービスです。
しかしながら、元契約とおまとめ先の金利差があまりにも小さかったり、元契約よりおまとめ先の借入期間が著しく長かったりすると、おまとめすることで逆に利息が増えてしまう場合もあるのです。
この点はおまとめローンのリスクであり、デメリットだといえますね。
また、おまとめローンで借入を1本化した後は、完済まで「返済専用」の商品になります。
したがって、お金がなくてピンチになったときでも、追加融資を受けることができないわけです。
これも、おまとめローンのデメリットでしょう。
このように、おまとめローンにはメリット・デメリットがあります。利用する際は両方をしっかりと把握した上で検討なさってくださいね。
闇金ではなく正規の消費者金融
「中央リテールは闇金?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、結論から言ってしまえば、中央リテールは正規の消費者金融です。なぜわかるのかというと、以下2つのポイントを満たしているからです。
- 日本貸金業協会の会員企業として登録されている 会員番号005560号
- 東京都に貸金業者として登録されている 登録番号:東京都知事(5)第31283号
これらの登録番号を偽ることはできませんから、中央リテールは闇金ではなく正規の貸金業者だといえます。
もちろん、融資利率も適法な範囲で設定されていますので、安心なさってくださいね。
金利はおまとめに有利な水準
おまとめローンのメリット・デメリットについて触れましたが、重要なポイントはやはり「元契約とおまとめ先の金利差」です。
なぜかというと、金利差があればあるほど利息削減によるメリットは大きく、逆に金利差がない場合は利用する際のデメリットも生じやすくなるからです。
つまり、おまとめローンを利用する上で最も大切なポイントが「金利」だということです。
このような観点から中央リテールの金利を見てみると、無担保おまとめローンの場合で年10.95%~13.0%と比較的低い金利帯に設定されています。
一例として、消費者金融の適用金利は多くのケースで年15.0%~18.0%程度ですから、一般的な消費者金融から中央リテールに借り換えるだけで、年2~7%程度金利を下げられることになります。
したがって、中央リテールはおまとめローンで金利が安いといえるでしょう。
武藤さん
中央リテールの貸付利率は年10.95%~13.0%となっており、低金利とまでは言えませんが大手と比べて高金利というわけではありません。
ただし小規模業者であるため、返済は振込のみとなっている点に注意が必要です。
大手のように口座振替や無料ATMのサービスなどは一切ありません。
そのため毎月の振込手数料が意外と大きな負担になりがちです。
少しでも負担を軽減するためには、手数料の安いネット銀行や振込手数料無料サービスを探すなどして節約するなどの工夫が必要となります。
中央リテールを契約するまでの手順
中央リテールの商品内容について解説してきましたが、ここからは契約手続きや必要書類、注意点について詳しくご説明していきます。
「中央リテールでおまとめしたい」という方は、しっかりとチェックしておいてくださいね。
基本的な流れ
中央リテールを申し込み、融資を受けるまでの基本的な流れは下記のとおりです。
STEP.1
中央リテール公式サイト内、「オンラインお申し込みはこちらから」ボタンをクリック
STEP.2
画面の指示にしたがい、必要情報を入力
STEP.3
入力内容を確認し、申し込みの完了
STEP.4
返済計画と返済額等の確認のため、本人に連絡が入る
STEP.5
審査の開始
STEP.6
審査完了後、審査結果の連絡が入る
STEP.7
必要書類を持参し店舗へ行く
STEP.8
必要書類を確認の上、契約手続きを行う
STEP.9
契約完了後、融資金を受け渡し
STEP.10
融資金を使って借入先を全て完済する
中央リテールを申し込みする際の注意点としては、やはり「来店が必須」というポイントですね。
申し込み条件として地域が指定されているわけではありませんが、店舗の所在地である東京都へ出向くことができなければ、契約することもできません。
必ずご自身が来店可能かどうかを確認した上で申し込みするようになさってください。
※不動産担保ローンの場合、最高3,000万円
おすすめポイント
- 複数のローンを中央リテールで一本化すると、計画的に返済できます
- 返済は毎月1回になり、支払総額の軽減も期待できます
- 融資額は、無担保おまとめローンで最高500万円、不動産担保ローンで最高3,000万円
武藤さん
中央リテールのオンライン審査は、あくまでも「仮審査」であることに注意が必要です。
仮審査通過後に来店が必須ですが、来店時に面談による「本審査」が行われます。
大手の場合は仮審査を通過すれば、本審査は書類確認程度なことも多いものです。
しかしながら中央リテールでは本審査がむしろ本番と言っても過言ではありません。
つまり仮審査は「門前払い」をするための位置づけであって、ある程度見込みがある人だけが本審査に進むことができると考える必要があります。
本審査で落ちるケースも多々あるため、仮審査通過で決して安心はできません。
来店の際には所定の書類を提出する必要があるので、そちらも詳しく触れていきましょう。
必要書類
中央リテールの必要書類は下記のとおりです。
【本人確認書類】 | ・運転免許証 ・パスポート ・マイナンバーカード ※上記のうち、いずれか1つ |
---|---|
【収入証明書類】 | ・源泉徴収票 ・確定申告書 ・所得証明書 ※上記のうち、いずれか1つ |
【不動産担保ローンの場合】
所有している不動産価値、権利等を証明できる書類
中央リテールの必要書類は、「本人を確認できる公的書類」と「収入を公的に証明できる書類」の2つが基本となります。
加えて不動産担保ローンの場合は、所有している不動産関連の書類を併せて提出する必要があります。
これらの書類の中には用意に時間を要するものもあるので、申し込み前にあらかじめ準備しておくのがベストでしょう。
▼土地や家を担保にお金を借りることについてはこちらで詳しく解説しています。
実際に中央リテールで借入した場合の返済シミュレーション
中央リテールはおまとめに有利な金利だとお伝えしましたが、多くの方が気になるのは「実際にどの程度利息が少なくなって、毎月の返済額がどのくらい軽減されるのか?」というポイントだと思います。
そこで、実際に中央リテールで借入した場合の返済シミュレーションを行ってみました。
具体的な返済シミュレーション
- 借り換え元の契約は消費者金融5社
- 各50万円ずつ、金利年18.0%で計250万円を借入中
- 毎月の返済額は15,000円×5社で合計75,000円
上記の前提条件から、そのまま完済まで同条件で返済し続けた場合と、中央リテールのおまとめローンへ1本化を行った場合のケースで返済シミュレーションを試算してみました。結果は以下のとおりです。
【おまとめせず、そのまま完済まで同条件で返済した場合】 | 【中央リテールに1本化した場合】 | ||
---|---|---|---|
①「返済額軽減」を優先したシミュレーション | ②「利息額削減」を優先したシミュレーション | ||
借入合計額 | 2,500,000円 | ||
適用金利(年) | 18.0%(消費者金融5社) | 13.0% | |
毎月の返済額 | 76,762円 | 61,227円 | 70,048円 |
完済までに発生する利息 | 1,031,045円 | 867,482円 | 722,167円 |
完済までの月数(返済回数) | 47回 | 56回 | 47回 |
総合計返済額 | 3,531,045円 | 3,367,482円 | 3,222,167円 |
【結果】
- ①のケースでは、1本化で利息が163,563円削減され、毎月の返済額も約15,000円少なくなるが、返済回数は借り換え前に比べて9回増える。
- ②のケースでは、返済回数は同等だが、毎月の返済額が約6,000円減り、利息額も「308,878円」節約できる。
具体的な返済シミュレーションを比較すると、消費者金融から中央リテールへのおまとめで大きな返済軽減効果を得られることがわかります。
ただし、これはあくまでも金利年18.0%から金利年13.0%へ借り換えを行ったケースなので、同じ消費者金融だったとしても借り換え元が年15.0%程度の金利だった場合には、利息削減効果も少なくなります。
このように、中央リテールのおまとめローンは返済負担の軽減に効果的であるものの、借り換え元の契約内容によっては、利息削減効果がさほど得られない場合もあるということです。
したがって、中央リテールを活用する際は必ず詳細な返済シミュレーションを立てた上で比較検討するのが重要だといえるでしょう。
借入希望額と返済期間から毎月の返済金額を算出します。
借入希望額 | 万円 |
---|---|
返済期間 | ヶ月 |
年率 | % |
- ※最終回のご返済金額は端数調整のため多少変動します。
- ※実際のご利用の際は、月の日数の相違などにより、この表の金額とは多少異なる場合があります。
- ※このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合がありますので、あくまでも目安としてご利用してください。
上手く利息を削減するためのポイント
中央リテールは低金利なおまとめローンですが、だからといって「どんな借入でもとにかく1本化すれば良い」というわけではありません。
当然ながら、上手く利息を節約するためには、押さえておくべきポイントがあるからです。
上手く利息を節約するためのポイントは、
ポイント
- 借り換え元と中央リテールの金利に年2%以上の開きがあることをあらかじめ確認しておく
- おまとめ前とおまとめ後で必ず返済シミュレーションを行い、利息合計額を比較する
- おまとめ後も毎月の返済だけでなく、余裕ができたときに繰り上げ返済していく
の3つです。これら3つのポイントさえ押さえておけば、より上手に利息を削減することができます。
これから中央リテールを申し込みされる方は、必ずチェックしておきましょう。
中央リテールの審査について解説
中央リテールの利用を検討されている方の多くは、審査に対して不安を感じていらっしゃるかと思います。
確かに、おまとめローンの審査は厳しいのが一般的な認識ですし、落ちてしまうとキツイ返済を続けなければならない場合もあるでしょう。
しかし実は、中央リテールは他社とは異なり、独自の審査基準を持っています。
したがって、他社のおまとめローンの審査で落ちてしまった人が、中央リテールでは通過できる可能性もあるわけですね。想定される審査基準や審査落ちする人の特徴について解説していきます。
審査にかかる時間は最短2時間
中央リテールの審査に要する時間は、「最短2時間」となっています。
また、審査回答時間は平日9:00~18:00で、土日祝日の申し込みは翌営業日の回答になります。
もちろん、最短の審査回答時間はあくまでも目安なので、できるかぎり時間の余裕を確保した上で申し込みしたほうが良いでしょう。
また、在籍確認も電話で行われます。
想定される審査基準
中央リテールで想定される審査基準は、下記のとおりです。
中央リテールの想定審査基準
- 20歳以上~55歳前後
- 他社の借入残高200万円以上
- 他社の借入件数が5件以上
- 来店可能かどうか
- 雇用されていて給与所得があるかどうか
上記の審査基準は、中央リテールの公式ページ内に設置されている、「クイック診断」の内容をもとに分析したものです。クイック診断の結果がNGだった場合に、
- 他社の借入が5社以上、かつ残高が200万円以上ある方が対象
- 契約手続きは来店必須
- 契約時に信用情報で確認できる借入先以外に資金を充てることはできない
- 2ヶ月以上の延滞、金融事故歴有りの方は利用不可
- 事業主の方は対象外
という5つの条件が表示されるので、これらをクリアできなければ審査に落ちてしまう可能性が非常に高いでしょう。ご自身に当てはめてみて、クリアできているかどうかをチェックしてみてくださいね。
審査落ちする人の特徴
中央リテールの審査に落ちてしまうと思われる人の特徴を簡単にまとめると、下記のようになります。
審査落ちしてしまう可能性が高い人の特徴
- 直近10年以内に2ヶ月以上の延滞をしたことがある
- 直近10年以内に債務整理手続きを行った
- 無職
- 借入金額が200万円未満
- 借入件数が5件未満
- 職業が個人事業主または法人代表者
これらの特徴に該当している人は、審査に落ちてしまう可能性が非常に高いです。
もし該当してしまった場合は、他社のおまとめローンも含めて別の手段を検討してみましょう。
審査通過へ満たすべき2つの条件
審査に通過するための条件は、
- 借入件数5件以上
- 借入残高200万円以上
という条件をクリアしていることと、他社の同時申し込みを極力避けることですね。
先述したように、中央リテールの審査基準はかなり特殊なもので、あまりに借入残高が少なかったり、借入件数が少なかったりすると、融資対象から外れてしまいます。
また他社の同時申し込みは履歴で確認されてしまうので、極力1社ずつ申し込みしたほうが、貸付側の印象は良いでしょう。
これから審査を受ける方は、これらのポイントを必ず押さえておいてください。
返済を2ヶ月以上延滞中、債務整理直後は通過できない可能性大
中央リテールはかなり特殊な審査条件を設けている消費者金融ですが、以下のようなケースでは残念ながら審査落ちしてしまう可能性が非常に高いでしょう。
- 返済を2ヶ月以上延滞中
- 債務整理直後
ご自身の状況を整理した上で、該当していないかどうかをしっかりと確認しておいてくださいね。
武藤さん
中央リテールは小規模金融業者であるため、初めて名前を聞いたという方も多いかもしれません。
大手が対応できない案件を拾い上げるポジションに位置すると言っても、あながち間違いではないでしょう。
そのため「審査の甘さ」を期待されがちなのも無理なからぬところです。
しかし実際のところは、そこまで審査が甘いことは決してありません。
大手の審査がギリギリ通らなかった方が、もしかしたら中央リテールなら通るかもしれない程度に考えておいた方が良いでしょう。
正規の金融業者であって闇金ではないので、緩い審査をしていたら経営が成り立たないのです。
※不動産担保ローンの場合、最高3,000万円
おすすめポイント
- 複数のローンを中央リテールで一本化すると、計画的に返済できます
- 返済は毎月1回になり、支払総額の軽減も期待できます
- 融資額は、無担保おまとめローンで最高500万円、不動産担保ローンで最高3,000万円
まとめ
中央リテールはかなりマイナーな貸金業者ですが、融資利率はかなり低めです。
したがって、おまとめ先としてはメリットの大きいサービスだといえますね。
ただしその反面、契約の際には来店が必須ですから、遠方の方は少し難しいかもしれません。
おまとめローンを利用する際は、
ここまでのおさらい
- 必ず詳細な返済シミュレーションを行った上で利息総額を把握する
- 金利差を事前に確認しておく
- 商品の特性上、追加融資が不可になると理解した上で契約する
というポイントをしっかり押さえた上で、計画的に活用するようにしましょう。
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- ※プロミス:※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
- ※アコム:※審査時間・融資時間:申込時間や審査により希望に添えない場合があります。
- ※アイフル:※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
武藤さん
ファイナンシャルプランナー
武藤英次さんからのコメント
中央リテールは渋谷の道玄坂で借換ローンを専門に取り扱う金融業者です。資本金6000万円と中小金融としてはそれなりの規模がありますが、いわゆる大手とは比べ物にならない小規模と言えます。
よく言えば「職人肌の貸金業者」と例えられるかもしれませんが、やはり大手のような「誰でも気楽に利用できる」という安心感まではありません。
中央リテールを利用するには、ある程度の覚悟とメンタルの強さが求められるでしょう。繊細な心をお持ちの方が誰にも相談せずにいきなり申込するのは正直おすすめできません。あらかじめ国の設立した「法テラス」などの無料相談窓口を利用しておくと、より安心です。