Veritas In Silico (130A) 【IPO初値予想・上場情報】
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Veritas In Silico(130A)
予想レンジ:1.0倍〜1.5倍
メリット
- オファリングレシオが低い
- 公募比率が高い
デメリット
- 上位株主にVC比率が多い
上場日 | 2024/2/8 |
---|---|
申込期間 | 2024/1/24~2024/1/30 |
当落発表日 | 2024/1/31 |
上場市場 | グロース |
当選口数 | 6,038口 |
主幹事企業 | みずほ証券 |
A2.0倍~
B1.5倍〜2.0倍
C1.0倍〜1.5倍
D~1.0倍
- ※専門家の初値予想の平均値で評価A〜Dを算出しています
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【専門家評価】Veritas In Silicoの初値予想
![黒澤さん](https://image-media.www.a-tm.co.jp/uploads/integrated_media/path/23611/%E9%BB%92%E6%BE%A4%E6%A7%98.jpg)
個人投資家
黒澤さんの評価
「96ut.com」などの投資情報サイトを運営する個人投資家
初値予想:1,120円~1,250円
予想レンジ:1.0倍~1.5倍
専門家の解説
少額ではあるが黒字化して上場するバイオベンチャー。研究の比較的早い段階から少額でも一時金などを得られるプラットフォーム的な仕組みを取っている。最近知名度の上がっているmRNA(メッセンジャーRNA)を創薬に活かす。黒字化して上場、全数公募で売出なし、想定価格1,120円は直近のストック・オプションの評価額1,250円よりも安く価格設定も抑えており、公募組にとっては条件がそれなりに良いので、比較的参加しやすいバイオIPOという評価。一方で2023年後半はIPO地合いが失速しており、微妙判断される銘柄は軒並み初値で苦戦しており、地合いの変化を汲み取りながら参加可否を判断したいところ。
![SHOさん](https://image-media.www.a-tm.co.jp/uploads/integrated_media/path/24501/sho_icon.jpg)
個人投資家
SHOさんの評価
IPO投資を中心とした個人投資家・ブロガー
初値予想:1,060円~1,230円
予想レンジ:1.0倍~1.5倍
専門家の解説
Veritas In Silico(130A)はメッセンジャーRNA(mRNA)を標的とする低分子創薬および核酸創薬のプラットフォーム事業を展開している企業です。ちなみに、2024年1月から証券コードに英文字が入るようになったため、130Aという見慣れない証券コードが付けられています。規模(吸収金額10.3億円)は小さく、売出株ゼロ(OA分除く)の公募株のみで、欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)への販売も予定されているため、需給面は良好だと思います。また、VCの保有株には価格による解除条項なしで90日間のロックアップが掛かっているのも好材料です。直近のVCの出資金額は1,120円なので、1,250円という想定価格はやや安く感じられます。業績は連続赤字ですが、収益は急伸していて今期は黒字見込みで、mRNAを標的とする創薬事業には社会的意義も感じられます。しかし、現状は赤字のバイオベンチャーということで警戒される可能性があり、地合いにも左右されそうです。よって、Veritas In Silicoは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
![佐藤真奈美さん](https://image-media.www.a-tm.co.jp/uploads/integrated_media/path/1000/sato_manami.jpg)
金融ライター
佐藤真奈美さんの評価
投資会社でファンド運用を行う金融ライター
初値予想:1,008円~1,120円
予想レンジ:~1.0倍
専門家の解説
株式会社Veritas In Silicoは、mRNAを標的とする低分子医薬品の創薬技術プラットフォームを展開する企業です。「ibVISⓇ」という独自のプラットフォームを利用して、他の製薬会社と創薬の共同研究を行っています。売出比率やオファリングレシオが低い点は安心材料です。上位株主の中に複数のベンチャーキャピタルがいますが、上位株主全員に期間のロックアップがかかっている点も安心できるでしょう。事業の将来性が高いことも評価できます。一方で、業績が赤字続きとなっている点はマイナス材料です。2023年12月期第3四半期時点では黒字化を達成しているものの、赤字が続きやすく配当も出にくい製薬ベンチャーは投資家が敬遠しがちです。そのため、初値は想定価格を下回るかもしれません。
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Veritas In Silicoの公開価格・初値
想定価格 | 1,120円 |
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初値予想 | 1,008円~1,250円 |
仮条件 | 800円~1,000円 |
公開価格 | 1,000円 |
初値 | 2,001円 |
- ※初値予想は専門家予想の下限~上限を記載しています
- ※本記事の初値予想はあくまで予想であり、結果を確約するものではありません。
想定価格の1,120円を基準とすると、初値売りの予想利益は-11,200円~13,000円です。
Veritas In SilicoのIPOスケジュール
申込期間(ブックビルディング期間) | 2024/1/24~2024/1/30 |
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当落発表日 | 2024/1/31 |
購入期間 | 2024/2/1~2024/2/6 |
上場日 | 2024/2/8 |
- ※証券会社によりスケジュールが異なる場合があります
ブックビルディング期間中に取り扱いのある証券会社から申込を行いましょう。
なお、当選しても購入期間中に購入申込を行わなかった場合は購入できなくなってしまうため注意しましょう。
当選しても購入申込しなかった場合、ペナルティが課される証券会社もあります。
SBI証券(※)、野村証券、岡三オンライン、マネックス証券、などは購入辞退してもペナルティがかかりません。
- ※IPOチャレンジポイントを使用した場合はポイントが消滅します
Veritas In Silicoの当選本数
公募株数 | 483,800株 |
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売出株数(OA含む) | 120,000株 |
当選株数合計 | 603,800株 |
Veritas In Silicoの単元株は100株なので、当選本数は6,038本です。
Veritas In Silicoの主幹事・幹事会社
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 |
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(主)みずほ証券 | 93.3% | 746,000株 |
SMBC日興証券 | 2% | 16,000株 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 2% | 16,000株 |
楽天証券 | 1.1% | 9,000株 |
松井証券 | 1.1% | 9,000株 |
あかつき証券 | 0.5% | 4,000株 |
主幹事の証券会社は、幹事の証券会社よりも割り当てられるIPO株数が多くなっています。
そのため、主幹事会社で応募したほうが比較的当選する確率は高いといえます。
ただし、人気の証券会社では応募者数も多く、当選倍率が高くなることも考えられます。
Veritas In Silicoの基本情報
会社名 | Veritas In Silico |
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銘柄コード | 130A |
上場市場 | グロース |
設立 | 2016/11/17 |
業種 | 医薬品 |
資本金 | 90,000,000円 |