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鹿児島銀行住宅ローンの特徴・金利から申込フローまでまとめて解説!

鹿児島銀行住宅ローンの特徴・金利から申込フローまでまとめて解説!

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今回は、地域経済を支える「鹿児島銀行」の住宅ローンについて、特徴と借入を考える際に知っておきたい情報をまとめてご紹介します。

鹿児島銀行は、前身となった銀行設立が1879年と歴史が古く、長きにわたって鹿児島県を中心に多くの人に親しまれてきました。

現在は東京都・大阪府にも支店がありますが、多くは鹿児島・福岡県・宮崎県・大分県・熊本県・沖縄県の九州地方を中心としています。

鹿児島県下のコンビニにATMが設置されているため、日常的に利用している人も多いでしょう。そのなかには、住宅の購入を考えていて、住宅ローンを探している人もいるのではないでしょうか。

住宅ローン探しでは、銀行の知名度や種類ではなく、各家庭において大きく異なるニーズにぴったりとあう住宅ローン商品を探し出すことが重要となります。

当記事の内容を参考に、鹿児島銀行住宅ローンが自分にあっているのか確認しましょう。

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鹿児島銀行のメリットを徹底解説

銀行を中心とした大小さまざまな金融機関から商品が提供されている住宅ローンですが、その種類やプランの内容は幅広く、数も膨大に存在します。

そのなかで、自分にあった住宅ローンを見つけるためには、各住宅ローンの魅力を把握することが重要です。

そのため、まずは鹿児島銀行で住宅ローンを借り入れるメリットについてご紹介します。

メリット:がん保障付住宅ローンの保障内容が充実している

鹿児島銀行の1番の魅力は、「がん保障付住宅ローンの保障内容が充実している」点にあります。

マイホームの購入は、多くの人にとって、人生で最も大きな買い物です。

高額な借り入れをする中で、万が一のことがあったときに家族に負担をかけないよう保険をかけておくことは必須といえます。

鹿児島銀行にはがん保険がつけられるプランが豊富に用意されていて、他の住宅ローンでは保障されないがんも保障の対象となっています。

保障内容の詳細は、「団信の内容・保証料」でご確認いただけます。

鹿児島銀行のデメリットを徹底解説

充実したがん保障付きの住宅ローンを提供している鹿児島銀行ですが、デメリットも同時に持ち合わせています。

デメリット:金利が低くない

鹿児島銀行の住宅ローン金利は、比較的低いとは言えません。

住宅ローンの返済額に直接影響する金利は、メガバンクやネット銀行の方が低く設定されている傾向にあり、返済額を抑えることができます。

ただし、住宅ローンは金利の高低ではなく、総支払額で比較することも重要です。

事務手数料や保証料・団信の保険料などの諸経費も含めたトータルコストで比較しなければ、想定外の出費に資金計画が苦しくなる可能性もあります。

諸費用やプラン内容も考慮して、総合的に判断して住宅ローンを選ぶことをおすすめします。

他の金融機関の住宅ローンとの金利の違い

鹿児島銀行住宅ローンの金利は決して低くはありませんが、他の銀行と比較して飛びぬけて高いわけでもありません。

ここでは、他の銀行と比較しつつ、鹿児島銀行の金利を見ていきましょう。

住宅ローンを選ぶ際には、基準金利は各金融機関で大きな差はないため、「適用金利」(実行金利)と呼ばれる実際に融資を受ける際に適用される金利に注目します。

下記は、鹿児島銀行の通常の住宅ローン金利の一覧です。

住宅ローンのご融資利率(%)[保証料一括型]
新規実行金利
(最大引き下げ後金利)
新変動金利型

1.100%

  • 2024年12月適用金利
  • 新変動金利型
固定金利選択型
2年

1.150%

  • 2024年12月適用金利
  • 固定金利選択型
固定金利選択型
3年

1.250%

  • 2024年12月適用金利
  • 固定金利選択型
固定金利選択型
5年

1.400%

  • 2024年12月適用金利
  • 固定金利選択型
固定金利選択型
10年

1.700%

  • 2024年12月適用金利
  • 固定金利選択型

※地銀協三大疾病保障特約付の場合は、上記金利に年+0.3%の上乗せとなります。
※カーディフ3大疾病保障特約付の場合は、上記金利に年+0.1%の上乗せとなります。
※全疾病保障特約付の場合は、上記金利に年+0.2%の上乗せとなります。
※新規実行金利は、当初お借り入れ時にご選択いただいた固定金利期間のみ適用となります。
(引用:鹿児島銀行「ローン金利一覧」

金利の比較

続いては、下記は変動金利と10年固定金利について、メガバンク・ネット銀行を比します。

固定10年金利
(新規借り入れ)
三菱UFJ銀行 
(住宅ローン )

1.220%

  • 2024年12月適用金利
  • 住宅ローン
  • 適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定いたします。
みずほ銀行
(最後まで変わらずおトク!)

1.500%

  • 2024年12月適用金利
  • ネット住宅ローン
三井住友銀行
(最初にぐぐっと引き下げプラン)

1.950%

  • 2024年12月適用金利
  • WEB申込専用住宅ローン
  • 最初にぐぐっと引き下げプラン
auじぶん銀行
(当初期間引下げプラン)

1.395%

  • 2024年12月適用金利
  • 当初期間引下げプラン
  • 新規借入の場合
  • 物件価格の80%超で借入れの場合
  • 審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。
鹿児島銀行(※)
(保証料一括型)

1.700%

  • 2024年12月適用金利
  • 固定金利選択型

※※鹿児島銀行は2022年8月時点の金利

メガバンクは、貸し倒れた際の経営に与える影響も地銀に比べて小さいので、適用される金利も低い傾向にあることが特徴です。

大手ならではの安心感と充実したサービスが魅力で、審査もスピーディに行われます。

ただし、審査が厳しいため、年収や貯金額によって借入できないケースも多くなります。

それに対して、ネット銀行は運営費が抑えられているため低金利なところが多いですが、融通が利かなかったり、担当者と顔を合わせて相談できないなどのデメリットがあります。

また、保証会社を使わなかったり、書類だけの審査であることから、審査が厳しいという点も特徴といえるでしょう。

地方銀行は、メガバンクに比べると資金力は劣り、貸し倒れリスクが経営に大きく影響するため金利は高い傾向にあります。

しかし、ローン審査は比較的柔軟に対応してくれるというメリットもあり、メガバンクやネット銀行でローン審査が通らなかった人でも状況によっては住宅ローンを借りられる可能性があります。

さらに、少しでもお得に借り入れできるようサポートがある点も特徴といえます。

鹿児島銀行では、固定金利選択型を選択した場合に、事前申込月・本申込月・借入月のうち最も金利が低かったタイミングの金利が適用されます。

団信の内容・保証料

続いては、住宅ローン選びにおいて金利と同じくらい重要となる「万が一の時のローン返済の保障」についてご紹介します。

一般的に、ローンの契約者やその家族に万が一のことがあった際、残りのローン返済が免除となる団体信用生命保険(団信)に加入することができます。

高額の借金である住宅ローンの返済では、一家の大黒柱であるローン返済者が死亡したり働けなくなれば、返済が困難になる家庭は多いでしょう。

返済不能となれば、住宅ローン借入の担保となっているマイホームを手放さざるを得ません。

そのため、万が一のとき家族が困らないためにも、リスクに備える団信は、住宅ローンを選ぶ際は必ず確認が必要です。

がん保障をはじめ、鹿児島銀行住宅ローンの充実した団信の内容を詳しくみていきましょう。

がん診断特約付住宅ローン
保障内容がんと診断された場合に、住宅ローンの返済残額が保険金として支払われ、ローンが完済される。
保険料無料
3大疾病保障付住宅ローン
保障内容下記いずれかの場合に、住宅ローンの返済残額が保険金として支払われ、ローンが完済される。
  • がんと診断されたとき
  • 急性心筋梗塞
  • 脳卒中で所定の状態が60日以上継続したとき
保険料住宅ローン金利+年0.1%
全疾病保障付住宅ローン
保障内容下記いずれかの場合に、住宅ローンの返済残額が保険金として支払われ、ローンが完済される。
  • がんと診断されたとき
  • 急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日以上継続したとき
  • 高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎により就業できない状態が12ヶ月をこえたとき
  • 病気やケガで就業できない状態が12ヶ月をこえたとき
保険料住宅ローン金利+年0.2%
全てのプランに共通する保障
保障内容ローン契約者の妻が女性特有がん(乳がん・子宮がんなど)と診断された場合に、一時金が100万円支払われる
保障内容がん先進医療の技術料に対して、通算1,000万円まで保障される ※1回最大500万円の保障
保障内容上皮内がん・皮膚がんと診断された場合に、一時金30万円が支払われる
保障内容入院が継続し、ローン返済日を迎えてしまった場合に、ローン返済額の1ヶ月分が支払われる

諸費用

団信の保険料は、住宅ローンの金利に上乗せして支払いますが、住宅ローンを借りる場合には、事務手数料や保証会社への保証料など様々な諸費用が必要です。

プランによっても、必要な手数料や保証料が異なるため、契約前に商品説明書は必ず確認しましょう。

取扱手数料55,000円
保証料保証料一括型借入額100万円あたりの保証料(概算)
10年:7,950円
15年:11,478 円
20年:14,658 円
25年:17,475 円
30年:19,933 円
35年:22,046 円
保証料分割型毎月支払う金利に含む
繰上返済手数料固定金利型
変動金利型
新変動金利型
一部繰上返済
窓口:3,300円
インターネット:0円
固定金利選択型一部繰上返済
窓口:22,000円
インターネット:0円
返済条件変更手数料5,500円
※借入金額200万円未満の場合は不要

FPが解説!鹿児島銀行の住宅ローンが向いている人・向いていない人

基礎情報を把握したところで、鹿児島銀行の住宅ローンの借入に

と、その理由について解説します。

ここまでの内容から鹿児島銀行での借入を検討していても、実際には向いていないという場合もあるでしょう。

反対に、あまり借入に積極的ではない人も、実は鹿児島銀行住宅ローンが向いている可能性もあります。

住宅ローンの借入は、自分にあった銀行・住宅ローンを選ぶことが重要です。

自分に鹿児島銀行の住宅ローンがフィットするのか、確認してみましょう。 

向いている人

鹿児島銀行の住宅ローンは、先述の通りがん保障をはじめとする団体信用生命保険の内容が充実しています。

そのため、将来的ながんなどの疾病リスクに対してしっかりと備えながら、安心して住宅ローンを借り入れたい人に向いている住宅ローンといえます。

上皮内がん・皮膚がんは、一般的な住宅ローンの団信では保障されないケースがありますが、鹿児島銀行の団信では一時金の保障対象にはなっています。

また、ローン契約者の妻に対して女性に特有のがんに対して保障があることも魅力的です。

このように鹿児島銀行の団信では、ローン返済に対する保障だけでなく、先進医療保障などがん治療に対する保障にもなっているため、経済的にもメリットは大きいといえるでしょう。

このがん保障がついた住宅ローンは、保険料の負担や金利の上乗せがありません。

団信と併せてがん保障を手厚く備えたい、という人は鹿児島銀行の借入を検討してみましょう。

向いていない人

一方で、できるだけ低金利で住宅ローンを借りたい人は、鹿児島銀行は向いていません

先述の通り、金利だけ見るとメガバンクやネット銀行の方が低く設定されています。

そのため、低金利で借入れたい人は、まずメガバンクなどの金利を比較検討した上で低金利の銀行へ相談に行ってみましょう。

借入まで時間的余裕があったり、担当者と顔を合わせて相談しなくても構わないという方はネット銀行を検討しても良いでしょう。

鹿児島銀行住宅ローンの口コミ・評判

鹿児島銀行住宅ローンを利用している方の口コミを調査すると、「ガン保証付き住宅ローンの保障内容が充実している」「契約後のアフターフォローがしっかりしている」など、無料で付帯するガン診断特約付き住宅ローンの保障内容や、銀行側の対応について高く評価している口コミが多くありました。

鹿児島銀行住宅ローンの口コミ・評判

  • ガン保証付き住宅ローンの保障内容が充実している
  • 契約後のアフターフォローがしっかりしている
  • 説明が丁寧でわかりやすい
  • 全疾病保障特約付は金利が上乗せになる
  • クレジットカードの同時加入の勧誘がしつこい

鹿児島銀行住宅ローンは、無料で付帯する団信の保障内容の手厚さをはじめ、わかりやすい説明内容やアフターフォローがしっかりしているなど対応面についての好評意見が数多く挙がっています。

しかし、団信の中でも全疾病保障付住宅ローンは金利+0.2%が上乗せになる点や、クレジットカードの同時加入の勧誘がしつこいのが気になるという意見もありました。

鹿児島銀行住宅ローンの申込の流れ

実際に借入を考えている方は、下記の申込フローを参考に相談・申込を行いましょう。

住宅ローンは素人では判断が難しい内容もあるため、まずは鹿児島銀行の専門スタッフに相談することをおすすめします。

鹿児島銀行では、電話や担当者の訪問による説明も実施しているため、ライフスタイルに合わせて疑問を解決することができます。

  1. STEP1

    相談
    鹿児島銀行公式サイト「住宅ローン相談予約」から、相談の予約をとる。
    その他、ローンセンターかぎんWELLや銀行支店でも相談が可能。

  2. STEP2

    事前審査申込 審査期間:7~14日

    • インターネット申込
      1.鹿児島銀行公式サイトの「住宅ローン事前審査申込み」から、基本情報を入力し申し込む。
      2.鹿児島銀行から電話があり内容を確認される。
      3.送付されてくるメールに、本人確認書類・健康保険証・前年度の年収がわかる書類をアップロードし、審査結果を待つ。
    • 窓口・担当者の訪問
      銀行に直接相談した場合、店舗窓口や訪問に来た担当者を通して事前審査を申込しこむ。
  3. STEP3

    正式申込 審査期間:3~7日
    事前審査に通過し、不動産を購入したら、正式審査に申し込む。
    審査結果は、自宅や勤務先に書面で送付される。

  4. STEP4

    契約

    1. 審査を通過したら、自宅に契約に必要な書類が届くため、必要箇所に署名・押印をする。
    2. 書類を担当者に提出し、鹿児島銀行が不備がないか確認する。
    3. 不備がなかった時点で、銀行が指定する司法書士に必要な登記手続きを実行する。
    4. ローン契約者が、印紙代や諸費用を鹿児島銀行指定の口座に振り込んだのち、融資が実行される。
  5. STEP5

    正式審査結果の案内
    →事前審査の内容と正式審査の申込み内容から、融資を行うかが決定されます。

  6. STEP6

    住宅ローン契約の手続き
    →融資に向けてローン契約を、京都銀行の店舗で行います。

  7. STEP7

    融資の実行
    →指定の取引口座への借入金・不動産業者などへの振込が実行されます。

まとめ

今回は鹿児島銀行の住宅ローンの金利や特徴・申込のフローなど、借入の検討時に知っておきたい基礎情報を解説しました。

鹿児島銀行の住宅ローンは、特にがんの保障に手厚い団信が特徴的で、がん治療に対する保障や配偶者のがんまでも保障されています。

金利自体はそれほど低くありませんが、充実した保障と柔軟でお得な金利適用などから、十分に検討の対象となる住宅ローンです。

鹿児島県をはじめ、近隣に鹿児島銀行の支店がある方は、ぜひ選択肢の1つとして検討してみてください。

千日太郎

千日太郎 / オフィス千日合同会社 代表社員 公認会計士

【専門家の解説】

鹿児島銀行の住宅ローンは金利面において、ネット銀行やメガバンクと比べると少し高めに設定されています。

その代わりに地方銀行のメリットとして、きめ細かな融資対応が期待できると言えるでしょう。

例えば郊外で注文住宅を建築するのであれば、まず土地を購入しなければなりません。

そのため、つなぎ融資という形で少し高めの金利で融資を受けることになるか、一部の銀行では分割融資という形で住宅ローンを複数回に分けて住宅ローンを借りるということになります。

ただしその場合でも土地の購入から概ね1年以内に住宅を建築することが求められます。

事実上、土地を買った時点でどこの施工業者でどんな家を建てるかが、だいたい決まっていなければ無理ということです。

その点、鹿児島銀行であれば住宅ローンの金利で借りることができます。

商品概要説明書に記載の条件としては、宅地について「5年以内に住宅を新築すること」となっているので、まず土地を確保してからじっくり建物の施工業者を選び、建築することが可能となるのですね。

いくら低金利であっても、自分のケースで借りられないのであれば意味がありません。

地方銀行はネット銀行やメガバンクが対応できないきめ細かな融資対応で差別化を図っているのです。

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