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ウォークインクローゼットの広さの目安は2~4畳!最適な間取りの選び方を解説

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ウォークインクローゼットの広さの目安は2~4畳!最適な間取りの選び方を解説
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マイホームにウォークインクローゼットを作るなら、悩むのは広さやどこに設置するかではないでしょうか。

ウォークインクローゼットの広さをなんとなく決めてしまうと、

「イメージしていたより狭くて物が入らない」
「大きくしすぎて部屋が狭くなってしまった」

といったことにもなりかねません。

また、ウォークインクローゼットは広さだけでなく、形や設置場所も重要です。

どのように使いたいのかを明確にしたうえで、広さや形、設置場所を決めれば、快適に使えるウォークインクローゼットになるでしょう。

本記事では、ウォークインクローゼットの大きさごとのイメージをご紹介しています。
家族の人数や収納量の目安がわかるようになっているので、参考にしてみてください。

また、記事の後半ではさまざまなウォークインクローゼットのタイプについても解説しています。ご自身のイメージに合ったウォークインクローゼットを見つけてくださいね。

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ウォークインクローゼットの広さの目安は2~4畳

ウォークインクローゼットの広さの目安は、2~4畳といわれています。

ただし、収納したい荷物の量や、どのように使いたいかによって適切な広さは変わってきます

家族の人数と広さの目安

ウォークインクローゼットに入れるメインの物は服でしょう。

服の数は、家族構成によって大きく変わってきます。
一般的な服の量の目安から、どれくらいスペースが必要になるか見てみましょう。

一般的な服の量の目安
服の数
女性約100着
男性約50着
子供約30~50着

ハンガーで吊り下げて収納する場合、1着あたり2.5~5cmのスペースが必要になります。
つまり、「夫婦+子供1人」であれば、最低でも450cm程度のスペースが必要ということです。

それぞれの広さごとのイメージを見てみましょう。

2畳の広さ

白いウォークインクローゼット

2畳のウォークインクローゼットであれば、150~200着ほどの服を収納できます。
目安としては、夫婦2人分の洋服を収納できるくらいの広さです。

引き出し収納も設置する場合は、ハンガースペースの下に置くことになります。

壁全面を収納にすれば一定の収納スペースは確保できますが、その分通路部分は狭くなります。

また、クローゼット内で着替えるスペースを確保するのは厳しいでしょう。

シャツがかかったウォークインクローゼット

1人分の服を収納する場合や、物が少ない場合は、2畳でも少し余裕が出てきます。クローゼット内に全身鏡を置いたり、着替えをしたりすることもできるでしょう。

3畳の広さ

シャツがかかった棚のあるウォークインクローゼット

3畳のウォークインクローゼットであれば、250~300着ほどの服を収納できます。
目安としては、夫婦と子供2人分の洋服を収納できるくらいの広さです。

夫婦だけの分や、1人分であればかなり余裕がある広さだといえるでしょう。

通り抜けられるように通路を広めに作ったり、収納タンスを入れて収納量を増やしたりすることも可能です。

4畳・それ以上の広さ

茶色い棚のあるウォークインクローゼット

4畳のウォークインクローゼットであれば、400着ほどの服を収納できます。
ファミリークローゼットとしてもかなり余裕があるサイズです。

ただし、収納に使えるのは壁面だけなので、広く取りすぎてもスペースを活かしきれないことも。通路を広く取ってすれ違えるようにしたり、着替えスペースを広く取りたい人にはおすすめです。

ウォークインクローゼットの種類

ウォークインクローゼットといっても、種類はさまざまです。

広さが同じであっても、タイプによって収納できる量や使い勝手は異なります。

3つのポイントに分けて紹介しましょう。

ウォークインクローゼットの場所別

ウォークインクローゼットを設置する場所は、一般的に寝室と廊下です。

それぞれの特徴を見てみましょう。

寝室

ウォークインクローゼットで服をあてがう女性

ウォークインクローゼットを設置することが最も多いのは寝室です。朝起きてすぐに着替えられるので、夫婦の服を収納したい人におすすめです。 

寝室の隅に四角く空間を作るケース(左)や、ベッドに沿って縦長に空間を作るケース(真ん中)、収納をL字型にするケース(右)などがあります。

間取りに合わせて無駄のない形にすることが大切です。

廊下

茶色い棚のあるウォークインクローゼット

次にウォークインクローゼットを設置することが多いのが、廊下です。

写真のように寝室とリビングをつなぐ廊下に設置すれば、帰宅後に寝室まで行かなくてもコートなどを掛けられます

家族の物を一箇所に収納したい場合も、廊下なら身支度の時間が異なっても気にならないので便利です。

ただし、廊下の通路スペースを確保しなければいけないので、収納の奥行きは狭くなりやすいというデメリットがあります。ほかの居住スペースを見て、どれだけ廊下にスペースを確保できるか検討してみましょう

クローゼット内の作り別

クローゼットは広さや設置場所だけでなく、どのような作りにするかも重要です。クローゼットの作りは大きく分けて3種類あります。

それぞれの作りについて詳しく見てみましょう。

壁一面に吊り下げる「ハンガータイプ」

シャツがかかったウォークインクローゼット

まずは壁一面に吊り下げる「ハンガータイプ」です。ひと目で全体を見渡せるので、服を探しやすく、管理しやすいのが特徴です。

また、服がシワになりにくいのでアイロンをかける手間が省けたり、ハンガーで干してそのまま収納できたりと家事の時短もできます。

ポールを上下に2本設置すれば、シャツなどをたくさん吊り下げることができます。

また、ワンピースなど丈の長い服がある場合は、一段のスペースも作ると便利です。

もし片面だけでなく両面を収納にする場合は、通路スペースが狭くなってしまうため、十分な広さが必要になるので注意しましょう。

吊り下げと引き出し収納を組み合わせる「ハンガースペース+棚タイプ」

シャツのかかったハンガーと棚のウォークインクローゼット

次にご紹介するのは、「ハンガースペース+棚タイプ」です。ハンガースペースだけでなく引き出し収納も組み合わせるので、Tシャツなどを畳んで収納できます。

靴下や下着、ネクタイなどの小物も一箇所に収納できるので、洗濯物の片付けで部屋を行ったり来たりしなくて済むメリットがあります。

茶色い棚のあるウォークインクローゼット

引き出し収納は造作する方法もありますが、ニトリ製品などのユニットキャビネットを設置すれば費用を抑えることができます。

小物をなどを綺麗に収納する「見せる収納タイプ」

ディスプレイされたウォークインクローゼットの中で靴を履く女性

最後にご紹介するのは、小物などを綺麗に収納する「見せる収納タイプ」です。

服だけでなく靴やバッグ、アクセサリーなどを綺麗にディスプレイしてお気に入りの空間を作りたい人におすすめです。

壁面のハンガースペースや引き出し収納、オープンシェルフなどを組み合わせれば、海外ドラマに出てくるようなクローゼットになります

ただし、ディスプレイを楽しむには、居室1つ分ほどの広いスペースが必要になるので、ほかの居住スペースを圧迫しないか注意をしましょう。

扉の有無別

ウォークインクローゼットは、扉の有無によっても使い勝手が異なります。それぞれの特徴を見てみましょう。

扉付きタイプ

白いウォークインクローゼット

扉付きのウォークインクローゼットなら、中が見えないのでスッキリとした部屋になります。また、中で着替える場合は、扉付きのほうが来客時も便利でしょう。

開き戸を取り付けるスペースが足りない場合は、引き戸や折れ戸にすることをおすすめします。  

扉なしタイプ  

茶色い棚のあるウォークインクローゼット

扉がないタイプのクローゼットは扉を開け閉めせずに出入りできるので、大きな荷物を収納したい人におすすめです。

また、通気性が確保できるので、クローゼット内に小窓を設置できなくても服がカビる心配が少ないのも特徴です。

中が見えるのが気になる場合は、カーテンを設置するのもよいでしょう。  

ウォークインクローゼット選びのポイント

ウォークインクローゼットを選ぶときには、広さや形以外にも注意すべき点があります。

ウォークインクローゼット選びのポイント

通路の幅や棚の奥行きを意識する

まず注意したいポイントは、通路の幅や収納棚の奥行きです。

ウォークインクローゼットにハンガーを掛ける場合、奥行きは50~60cm必要になります。

さらに人が通る通路は60cmほど必要なので、ウォークインクローゼットの奥行きは最低でも110cmは欲しいところ。

床面積だけでなく、この幅が確保できるかどうかを考慮しましょう。

通路の片側だけでなく両側を収納棚にする場合、収納量は増えますがその分スペースが必要になります。

ウォークインクローゼットを作ることで居住スペースを圧迫しないか注意するようにしましょう。
また、壁に鏡を設置したり着替えるスペースを作ったりする場合は、収納できるスペースが減ってしまいます。

物が入り切らないという事態にならないよう、クローゼット内に必要かどうかをよく検討するようにしましょう。

生活スタイルに合ったクローゼットを選ぶ

ウォークインクローゼットは、使い方や生活スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。

服の量が多い人は広めのスペースを確保したり、シャツやスーツが多い人はハンガータイプを選んだりすることで使い勝手がよくなります。

服の量が多すぎる場合は、この機会に処分も検討しましょう。

生活導線を意識する

ウォークインクローゼットの場所は、家族の生活動線から考えることが大切です。

着替えや洗濯物を収納するときに行ったり来たりしない場所に設置すると効率的です。クローゼットを使う家族のメンバーが多いほど、導線について意識する必要があります。

また、クローゼット内の掃除ができるように、コンセントの位置なども考えておきましょう。

用途に合わせた形にする

ウォークインクローゼットの広さや形は、「どのように使いたいか」という観点から考えることが大切です。

  • 「とにかくたくさん収納したい」
  • 「中で着替えたい」
  • 「ディスプレイを楽しみたい」

など、それぞれの用途によって必要な広さは異なります。

また、クローゼット内に何を収納したいかによって収納のタイプも変わってきます。

服を中心に収納するのならハンガータイプ、バッグや靴などの小物も収納したいのならオープンシェルフなど、収納する物から検討してみましょう。

まとめ

使い勝手のよいウォークインクローゼットを手に入れるためには、どのように使いたいのかを明確にしたうえで、広さや形、設置場所を考えることが大切です。

ウォークインクローゼットは広ければよいのではなく、収納する量や使い方によって適切な広さが異なります。

広すぎてしまうと、物の管理ができなかったり、無駄なスペースが増えてしまったりするので、家族にとって丁度良いサイズにするとよいでしょう。

また、収納する物によってクローゼットの形や収納タイプも変わってくるので、具体的な生活イメージを持つことが大切です。

  • 「何を収納したいのか」
  • 「どのように収納したいのか」
  • 「誰が使うのか」

を考えて、家族に合ったウォークインクローゼットを選びましょう。

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