ファミリークローゼットの失敗・後悔例を紹介! メリット・デメリットも解説
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ファミリークローゼットとは、家族みんなが使う広い収納のこと。
一箇所に家族の衣類がまとまっているので、洗濯物の片付けや衣替えなどの家事が時短になることから、人気の収納です。
一方で、ファミリークローゼットはサイズや導線をしっかり考えておかないと、使い勝手が悪く後悔するケースが少なくありません。
この記事では、ファミリークローゼットを作った時にありがちな失敗談から、メリット・デメリットまで詳しく解説します。
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編集者イーデス編集部
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ファミリークローゼットを作ったときの失敗・後悔談
人気があるファミリークローゼットですが、住んでみて「失敗だった!」と感じてしまうこともあります。
ファミリークローゼットで失敗しやすいケースは以下の通りです。
ファミリークローゼットで失敗しやすいケース
それぞれの失敗・後悔ポイントについて詳しく見ていきましょう。
もう少し広くてもよかった
家族全員の衣類やバッグなどを収納するとかなりの量になります。
実際に収納してみるとスペースが足りず、「もう少し広い空間にしておけばよかった」と後悔することも多いようです。
ただし、収納が足りるか不安だからと広くしすぎてしまうと、居住空間を圧迫してしまうので、難しいところ。
ある程度の服が収納できればよければ2畳ほどのスペースで問題ありませんが、クローゼット内で着替えもする場合は3~4畳は必要になります。
また、家族の服をすべて一つのクローゼットにしまっておく場合、それでも広さが足りなくなってしまうこともあるでしょう。
ファミリークローゼットの広さを決めるときには、家族構成や服の量、使い方を考慮してくださいね。
照明をセンサー式にするべきだった
照明を通常のタイプにした人は、「センサー式ライトにすればよかった」と後悔する人が多いようです。
ファミリークローゼットには光を採り入れるための小窓がないことも多いでしょう。
そのため、ファミリークローゼットには照明が必要になります。
センサー式ライトにして、人が入ったときだけ電気が付くようにすれば消し忘れ防止になります。
また、両手が荷物でふさがっていても自動で電気が点けばスムーズです。
ハンガーポールの高さ・位置が微妙だった
ファミリークローゼットには効率的に収納できるよう、ハンガーポールを設置します。
しかし、ハンガーポールの高さや位置に失敗し、後悔することも多いようです。
とくに設計の段階で、高さは指定していても位置の指定をしていないケースがあります。
ハンガーポールの位置が手前すぎると、通路側に衣類が飛び出してしまいクローゼット内を歩けなくなってしまうことがあります。
また、壁側にもデッドスペースができてしまい、空間を有効活用できません。
ハンガーポールを設置するときには、空間を無駄にしないように高さや位置を決めるようにしましょう。
丈の長い衣類の収納場所に困った
ファミリークローゼットの収納で困りやすいのが、丈の長い衣類です。
ワンピースなどの丈の長い衣類は、タンスを配置すると裾がかかってしまい吊り下げられません。
ファミリークローゼットを作るときには、丈の長い衣類を収納するスペースを設けるようにしましょう。
ハンガーポールだけを設置するスペースがあると便利です。
鏡を取り付けていなかった
ファミリークローゼット内で着替えや服選びをする場合、鏡を取り付けていないと後悔します。
着替えてから自分の姿を見るために、ファミリークローゼットに鏡は必須といってもよいでしょう。
もしつけ忘れると、使い勝手が微妙なクローゼットになってしまいます。
立てかけるタイプではなく、壁に鏡を取り付ければ、スペースも無駄になりません。
大きな鏡を設置することで、空間に広がりが出る効果もあります。
ファミリークローゼットのデメリット
あると便利なファミリークローゼットですが、デメリットがあるのも事実です。
ファミリークローゼットのデメリットは以下の3つになります。
ファミリークローゼットのデメリット
デメリット①大きなスペースが必要
1つ目のデメリットは、ファミリークローゼットを作るには大きなスペースが必要だということです。
家族の服をすべて収納するのなら、4畳ほどの大きなスペースを要します。
面積に余裕がない場合は、部屋数が減ったり、ほかの部屋が狭くなったりする可能性もあります。
ファミリークローゼットを設置する余裕があるかどうか、家全体のバランスを見て検討しましょう。
デメリット②子どもが大きくなったら嫌がる可能性も
2つ目のデメリットは、子どもが大きくなったら嫌がる可能性があるということです。
子どもが小さいときはファミリークローゼットで一緒に管理していても問題ありませんが、高校生くらいになると嫌がる可能性が出てきます。
服を見られることや同じ空間で着替えることに抵抗を示すこともあるでしょう。
思春期以降の対策として、子ども部屋にもクローゼットを作っておき、プライバシーを大切にしてあげるなど、配慮をしておくようにしましょう。
デメリット③すべての服が収納できるわけではない
ファミリークローゼットの広さは4~5畳程度が一般的です。
家族の人数によっては全員の服をファミリークローゼットに収納するのが難しいこともあるでしょう。
その場合、ファミリークローゼットはその時期に着る服を収納する場所と決めれば、スペースに余裕が出てきます。
オフシーズンの服は別室のクローゼットなどに収納することをおすすめします。
ファミリークローゼットのメリット
ファミリークローゼットのメリットは、以下の3つです。
ファミリークローゼットのメリット
メリット①今シーズンの服をすべて収納できる
メリットの1つ目は、今シーズンの服をすべて収納できることです。
服が多い家庭でなければ、1シーズン程度の洋服ならすべてファミリークローゼットに収納できます。
洗濯物を畳んだあとに収納するときも、一箇所にまとまっていれば家事の時間も短縮できます。
ハンガーポールを設置すれば、家族の服を見渡せて簡単に管理することが可能です。
「たんすの奥にしまっていて、一度も着ない洋服があった!」という事態を防げるでしょう。
メリット②収納が充実する
2つ目のメリットは、収納が充実することです。
それぞれの部屋にクローゼットを作ったり、タンスを置いたりすると、どうしても室内が狭くなってしまいます。
ファミリークローゼットがあれば、それぞれの部屋が狭くなることなく収納力を担保できます。
また、1階にファミリークローゼットがあれば、服だけでなくアウトドア用品やスポーツ用品、スーツケースなどを収納するのも便利です。
玄関まわりに大きな収納を作れなくても、ファミリークローゼットがあれば十分収納できるでしょう。
メリット③部屋が片付く
3つ目のメリットは、部屋が片付くことです。
ファミリークローゼットを作れば収納にゆとりができ、衣類をすべて片付けることができます。
玄関からリビングまでの導線にファミリークローゼットがあれば、コートやバッグ、ランドセルなどもリビングに持ち込む前に片付けられます。
子どもには届きやすい位置に専用スペースを作ってあげると、自分で片付ける習慣がつくでしょう。
物の定位置を決めることで、「リビングにコートが脱ぎっぱなし」というようなことも防げます。
まとめ
本記事では、ファミリークローゼットでありがちな失敗談や、メリット・デメリットをご紹介しました。
ファミリークローゼットは、サイズや収納方法をよく考えずに決めてしまうと、
- 「もう少し広くても良かった」
- 「ハンガーポールが高くて使いにくい」
など後悔をしてしまいます。
大切なのは、実際に使うシーンをイメージしながら考えること。
どれくらいの服を収納するのか、中で着替えるのか、吊下げて収納するのか、タンスを配置するのかなど、どのように使うのかを具体的にイメージしてみてくださいね。
メリット・デメリットを理解したうえで、ファミリークローゼットを設置するか考えてみましょう。