【ボーナス計画】支払い先延ばしで手数料ゼロ!?クレカのボーナス払い活用術
2022-06-14
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もうすぐボーナスの時期ですね!
まとまった金額が手に入るこの時期に、ずっと欲しいと我慢していた 少し高価な商品を購入しようと検討されている方が多いのではないでしょうか。
クレジットカードには「ボーナス一括払い」という、
- 手数料がかからない
- 支払いを最大7ヶ月先延ばしにできる
といった大きなメリットがある支払い方法があります。しかしそんなお得なボーナス一括払いを、あまり活用できていない人も多いのではないでしょうか。
ここでは、
- クレジットカード返済の ボーナス払いの仕組みを知りたい
- ボーナス払いの メリット/デメリット/注意点が知りたい
- ボーナス払いできるクレジットカードの種類が知りたい
- ボーナス払いで ポイントがつくのか、還元率は変わらないのか知りたい
といった、ボーナス払いに関するさまざまな疑問を解決していきます。
「実はボーナス支給がされる時期には、ボーナス一括払いは使えない」など、意外と知られていない事実についても解説します。
これでクレジットカード返済のボーナス払いの仕組みについて、理解できるはずです。
現在利用しているクレジットカードの返済方法について見直し、もっとお得に活用することができるようになりますよ。
目次
クレジットカードの返済はボーナス一括払いにできる

それではさっそく、そもそもボーナス一括払いにするとはどういうことなのかについて解説していきます。また、
- ボーナス一括払いの引き落とし時期は?
- ボーナス払いを分割できるのか?
- ボーナスがない人でもボーナス一括払いを選択することができるのか?
といった疑問も解決していきます。
ボーナス一括払いとは
ボーナス一括払いとは、 夏と冬のボーナスが支給される月にまとめて支払う方法です。
ボーナスが支給される月にまとめて支払うことができるため、 支払いを先送りにすることができるようになります。
半年も支払を先にできるのに、ボーナス一括払いには 金利手数料がかかりません。
またボーナス払いにしたいときは、最低利用金額が定められていることが多くなっています。たとえば、ボーナス払いは1万円以上という条件がついている場合は、1万円未満の商品にボーナス払いを適用することはできません。
引落し時期はカード会社によって違う
ボーナス一括払いの引き落とし時期は、カード会社によって異なります。 「夏は8月、冬は翌年1月に支払う」という設定をしているカード会社が多く(※)、あらかじめ設定された支払日までに購入代金を準備しておかなければなりません。
※三井住友カード、三菱UFJニコスなどの場合
しかしカード会社によっては、下記のように引き落とし時期を選択できる場合があります。
- 夏のボーナス払いは 7月と8月のどちらかを選択
- 冬のボーナス払いは 12月と翌年1月のどちらかを選択
ボーナスが12月に支給されるにもかかわらず、引き落とし時期が翌年1月になっていると、ボーナス払いを設定していたことをつい忘れてしまうかもしれません。
そんなときは実際にボーナスが支給される12月を選択しておけば、確実に引き落とし残高を用意しておくことができるのです。
ボーナス払いには一括と二括の2種類ある
なんと、ボーナス払いは分割払いにすることができます。ボーナス払いを分割にした支払い方法は、ボーナス2回払いと呼ばれるのが一般的で、購入代金を夏のボーナスと冬のボーナスに分けて支払います。
ボーナス2回払いは、ボーナス一括払いと比較すると、
- 金利手数料がかかる
- 最低利用金額がボーナス一括払いよりも大きくなる
という違いがあるようです。 大きな買い物でも、ボーナス2回払いを利用すれば支払いを2回に分けて先送りすることができるメリットがあります。
しかしボーナス2回払いの場合は、 金利手数料を負担するデメリットがあることも考慮する必要があるといえます。
ボーナスがない人でもボーナス払いにできる
なんと、ボーナスがない人でもボーナス払いをすることができます。「ボーナス払い」や「ボーナス2回払い」というのは、カード会社が設定した支払い回数の名称に過ぎません。
ボーナスをもらっているかどうかまで、 カード会社が把握することはありません。 そのため、ボーナスをもらっていない学生アルバイトやフリーターでも、ボーナス一括払いで商品を購入することは可能です。
ただし 「引き落とし時期までに支払代金を用意することができる」ということが絶対条件となります。
引き落とし時期に代金を用意することができなければ、支払遅延や支払遅滞となってしまいます。支払いが滞ってしまうと、
- クレジットカードの利用停止
- 債務不履行による遅延損害金の支払い
- 支払遅滞の履歴が残り、クレジットカードの作成が難しくなる
といったデメリットが発生します。 ボーナス払いは支払を先送りにすることができて便利ですが、安易な気持ちでボーナス払いを多用することのないようにしましょう。
ボーナス一括払いの基本的な情報が分かったら、次はボーナス一括払いの仕組みについて解説していきます。
ボーナス一括払いの仕組みはこうなっている

ボーナス一括払いの仕組みがどうなっているのかをしっかりと理解すれば、思わぬリスクやトラブルを未然に防ぐことができます。ここでは、
(1)購入時期と支払い時期
(2)ボーナス一括払いができないお店もある
という2つのポイントをご紹介します。
購入時期と支払い時期
まずは、ボーナス払いの購入時期と支払い時期の違いについて理解を深めていきましょう。
ボーナス払いをするためには、 ボーナス払いが適用される期間に購入する必要があります。これを購入時期といいます。
そして支払い時期については、 ボーナス払い期間中に購入したすべての代金が口座から引き落とされる時期のことをいいます。 たとえば三井住友カードの場合、以下のような購入時期が設定されています。
- 夏のボーナス払いの購入時期: 12/16~6/15
- 冬のボーナス払いの購入時期: 7/16~11/15
そして、それぞれの支払い時期は、以下のようになっています。
- 夏のボーナス払いの支払い時期: 8月
- 冬のボーナス払いの支払い時期: 翌年1月
そのため、
- 6/16~7/15
- 11/16~12/15
この期間に購入した商品に、 ボーナス一括払いは適用できないということになります。上記のボーナス一括払いができない期間にどうしても欲しい商品がある場合は、ボーナス一括払い以外の方法で決済することになります。
しかし逆にこの場合、 7月16日以降に購入したすべての商品を、ボーナス一括払いに設定して来年1月にまとめて支払うことが可能です。 支払い時期までおよそ6か月の猶予が出来る ことになります。
もしボーナスがなくても支払い時期までにコツコツ貯金するなどして、資金を準備しておくことができるのです。
ボーナス一括払いができないお店もある
ボーナス一括払いができないお店もあることも、あらかじめ知っておくと安心です。 ボーナス一括払いしたいと思う商品は、とくに金額が高くなる傾向があります。
そんなときボーナス一括払いができなければ、
- 買いたい商品があっても我慢しなければならない
- 手数料を払ってでも分割払いで購入しなければならない
ということになってしまうかもしれません。 あらかじめボーナス一括払いができるかどうかを確認するようにしましょう。
ボーナス一括払いの基礎知識を理解することができたら、ボーナス一括払いのメリットやデメリット、覚えておきたいことを確認しましょう。
ボーナス一括払いをしたいときに覚えておくこと

ボーナス一括払いをしたいと思ったら、次の3つのポイントを覚えておくようにしましょう。
(1)ボーナス一括払いが可能なお店かを確認する
(2)ボーナス一括払いのメリット
(3)ボーナス一括払いのデメリット
それぞれの内容を詳しく解説していきます。
ボーナス一括払いが可能なお店かを確認する
まずは、 ボーナス一括払いが可能なお店かを確認するようにしましょう。 カード会社によっては店舗ごとにまとめてあります。
また、ボーナス一括払いは最低利用金額が定められている場合があります。
そのため、ボーナス一括払いに対応しているお店であったとしても、コンビニやカフェなどの利用代金は最低利用金額に満たないため、ボーナス一括払いができないということもあります。
さらに、リボ払い専用カードではボーナス一括払いを選択することはできません。 現在お持ちのクレジットカードが、
- リボ払い専用カードではないこと
- ボーナス一括払いの最低利用金額がいくらなのか
を確認したうえで、あらかじめボーナス一括払いにしたい店舗へ確認しておくとスムーズに決済することができるようになります。
ボーナス一括払いのメリット
ボーナス一括払いには2つのメリットがあります。
(1)我慢せずに欲しいものを手に入れることができる
(2)ポイントが付与される
ボーナス一括払いでも、 ポイントが貯まります。三井住友カードのように、カードを利用した際に付与されるのではなく、支払った月にまとめて付与されるカードが多いようです。
※参照: 三井住友カード Vポイント
ボーナス一括払いのデメリット
ボーナス一括払いのデメリットとして、ポイント還元率が低くなってしまうカードは要注意です。
たとえば、タカシマヤカードはタカシマヤ利用時に、100円につき8.0%のポイントがつきます。しかしボーナス一括払いにするとポイント還元率が1.0%になってしまうため、どちらがお得なのかを見極める必要があります。
※参照: タカシマヤカード ポイントについて
ボーナス払いのメリットやデメリット、ボーナス払い可否の確認方法が分かったら、ボーナス一括払いの手数料などについて確認していきましょう。
まとめて支払うとお得なことがいっぱい

ボーナス一括払いでまとめて支払うと、以下のようなお得なことがあります。
(1)ボーナス一括払いは手数料0円
(2)ボーナス2回払いでも通常の分割払いよりも手数料が安い
実際にどのようにお得なのかを解説していきます。
ボーナス一括払いは手数料0円
ボーナス一括払いは手数料が0円というのが、1つめのお得です。
単純に支払い時期を先延ばしにしているだけなので、 手数料0円。金利がかかることはありません。
ボーナス2回払いでも通常の分割払いより低コスト
ボーナス2回払いは、金利によっては通常の分割払いよりも手数料がかからないことが、2つめのお得です。 たとえばオリコカードの場合、ボーナス2回払いにしても金利0%で支払うことができます。
※参照: オリコカード 1回払い、分割払い(回数指定分割払い)、ボーナス一括・二括払いの支払
通常の分割払いなら必ず金利手数料がかかりますが、
- ボーナス2回払いでも金利手数料0円
- ボーナス2回払いのほうが通常の分割払いよりも金利が低い
ということがあるため、ボーナス払いはお得であるといえます。
ここまでお読みいただいた人なら、ボーナス一括払いの苦手意識がなくなってきたのではないでしょうか?
続いて、ボーナス一括払いができるクレジットカードを5つご紹介していきます。
ボーナス一括払いができるおすすめのクレジットカード

ボーナス一括払いができる筆者おすすめのクレジットカードは、
- 三井住友カード
- オリコ・カード・ザ・ポイント
- 楽天カード
- イオンカード
これらの4つです。それぞれのカードの魅力をたっぷりとお伝えしていきます。
三井住友カード
三井住友カードは、ボーナス一括払いのみに対応しており、税込1万円以上の買い物に適用することができます。
三井住友カードの購入時期と支払い時期は、以下のとおりです。
購入時期
- 夏:12/16~6/15
- 冬:7/16~11/15
支払い時期
- 夏:8月
- 冬:翌年1月
年会費 | 初年度:無料 2年目以降:1,375円(税込)※ |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5%~2.5% |
国際ブランド | |
電子マネー | |
発行スピード | 最短翌営業日 |
限度額 | 10万円~100万円(学生は10万円~30万円) |
ETC年会費 | 無料 |
追加カード | ETCカード 家族カード |
マイレージ還元率(最大) | 0.5% |
旅行保険 | 海外旅行保険 |
ポイント名 | Vポイント |
注目ポイント
- 最短翌日発行できるvisaカード!
- 最大6,500円相当プレゼント!
- 1回以上の利用で翌年も年会費無料!
- 対象コンビニ・マクドナルドで常にポイント5倍
- 選んだお店でいつでもポイント2倍!
※マイ・ペイすリボの申込+カード利用で年会費無料
オリコ・カード・ザ・ポイント
オリコ・カード・ザ・ポイントは、ボーナス一括払いとボーナス二括払いができるカードです。どちらも金利手数料0円となっています。
購入時期
特に定められていないため、利用店舗に確認する必要があります。
支払い時期は以下のとおりです。
支払い時期
- 夏:6月、7月、8月 ※利用者が指定できる
- 冬:12月、翌年1月 ※利用者が指定できる
※参照: オリコカード 国内でショッピング
楽天カード
楽天カードは、ボーナス1回払いとボーナス2回払いの両方に対応しています。
楽天カードの購入時期と支払い時期は、以下のとおりです。
購入時期
- 夏:2/1~6月末日
- 冬:9/1~11月末日
支払い時期
- 夏:6月、7月、8月 ※利用者が指定できる
- 冬:12月、翌年1月 ※利用者が指定できる
※参照: 楽天カード ボーナス払いのご利用方法
イオンカード
イオンカードは、ボーナス一括払いとボーナス2回払いに対応しているカードです。利用できない期間がなく、 1年中ボーナス払いに対応しているのが特長です。
イオンカードのボーナス一括払いとボーナス2回払いそれぞれの内容について、以下にまとめました。
ボーナス一括払い
- 夏の購入時期は11/21~6/20、支払い時期は7/2、8/2、9/2のどれかを選択
- 冬の購入時期は6/21~11/20、支払い時期は翌年1/2
ボーナス2回払い
- 5万円以上から利用可能
- 利用期間は1年中で、支払い時期は1/2と8/2の2回
- 金利手数料3.0%がかかる
※参照: イオンカード ショッピング(国内)
年会費 | 初年度:無料 2年目以降:無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5%~1.0% |
国際ブランド | |
電子マネー | |
発行スピード | 約3週間 |
限度額 | 10万円~50万円 |
ETC年会費 | 無料 |
追加カード | ETCカード 家族カード |
マイレージ還元率(最大) | - |
旅行保険 | 国内旅行保険・海外旅行保険 |
ポイント名 | WAON POINT |
注目ポイント
- いつもの買い物がお得になるイオンカード
- 毎月20・30のお客様感謝デーは5%オフ
- 買い物でWAON POINTが貯まる
- WAON利用でポイントが200円=1P
- ネットショッピングでポイント最大21倍
※イオンカードの「新規入会・利用特典」に関する注意事項
・対象カード*の内、30日間で6種類以上のカードを申込みした場合は、6種類目以降の申込みカードはポイント獲得の対象外となります。
・家族カードはポイント獲得の対象外となります。
・カード申込みから3ヶ月以内にカード発行に至らなかった場合。
・イオンカードの別券種から切替申込みされた場合。
・対象カード*以外のカードを申込みされた場合。
・その他、著しく不正と判断される場合。
*対象カード イオンカードセレクト、イオンカードセレクト(ミッキーマウス)、イオンカードセレクト(トイ・ストーリー)、イオンカードセレクト(ミニオンズ)、イオンカード(WAON一体型)、イオンカード(ミッキーマウス デザイン)、イオンカード(トイ・ストーリー デザイン)、イオンカード(ミニオンズ)、イオンカード(TGCデザイン)、イオンカード(櫻坂46)、イオンカード(SKE48)、イオンJMBカード、イオンSuicaカード、イオンカード Kitaca、イオンSUGOCAカード、イオン首都高カード、イオン E-NEXCO passカード、イオン NEXCO中日本カード、イオンTHRU WAYカード、イオンNEXCO西日本カード、コスモ・ザ・カード・オーパス、コスモ・ザ・カード・オーパス「エコ」、マルエツカード、ナンバカード、日本点字図書館カード、ツルハドラッグカード、イオンサンデーカード、BE KOBEカード、三菱商事エネルギー・イオンカード、トイザらス・ベビーザらス・カード、JMB JQ SUGOCA、JQ SUGOCA、サンエックスカード(リラックマ)、シマムラ ミュージックカード、やまやカード、ワタミふれあいカード、KASUMIカード、コジマ×ビックカメラカード、ベネッセ・イオンカード、住友不動産ショッピングシティイオンカード、KNTカード、メイクマンカード、TOSHIBA STORE CARD、イオンスマートペイカード
【注意事項】
・お問い合わせの際は、申込み完了メールに記載の識別番号(受付番号) を必ずご用意ください。
・他のポイントサイトからの入会を含め、同一人物による複数入会と判断された場合はポイント対象外となる可能性がございます。
・ポイント付与前にカードを解約されると、ポイント付与されない可能性がございますのでご注意ください。
・すでに同一カードをお持ちの方は、お申込み頂けません。
・すでに家族カードをお持ちの方であっても、ご本人様名義で新たにお申込みされる場合は対象になります。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
今までボーナス払いを使ったことがない人も、ボーナス払いの仕組みやメリットデメリットを理解することで、現在お持ちのクレジットカードの返済方法を見直し、さらに便利に活用することができるようになります。
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