プロミスは無職でも借入できる?無職でもお金を借りたい場合の対処法
最終更新日:
このページにはPRリンクが含まれています
また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。※提携機関一覧
結論から言うと残念ですが、
注意
- 無職の人はプロミスからお金を借りられません!
これはプロミスに限らず、どのカードローンでも同じことになります。
「本人に安定した収入のある方」という申込み条件が必ずあるからです。
とはいえ、「無職とはいっても、自分の場合は年金収入がある」といった個別状況ならどうなるか気になりますよね。
そんな個別事情に合わせて、お金を借りたい場合の対処法を解説しています。
飯田道子 / ファイナンシャルプランナー
【専門家の解説】
プロミスに限らず、消費者金融からお金を借りるための条件として、安定した収入があることが必要です。安定した収入=定期的な収入と捉えがちですが、年金収入のみや親族からの仕送りは収入と認められず、借りることはできません。今、無職の人がお金を借りるには、アルバイトなどでも良いので、働いているという実績を作ることが大切です。もちろん、個別の事情もあると思います。その場合はどのように対処すべきかを解説していますので、最後まで読んで下さいね。
▼プロミスについてはこちらでまるっと解説しています。
ファイナンシャルプランナー
監修者飯田 道子
金融機関勤務を経て1996年FP資格を取得。
現在は各種相談業務のほか、セミナー講師、執筆活動、独立支援などを活動は多岐に渡る。
どの金融機関にも属さない独立系FPとして、金融・保険情報が得意。
また海外移住の相談などにも対応しており、特にカナダや韓国への移住支援などを行っている。
「宅建資格を取るまえに読む本」「貯める!儲ける!お金が集まる94の方法」「介護経験FPが語る介護のマネー&アドバイスの本」「テラー必携‼ あなたのファンを増やす魔法の質問」などの著書もあり。株式会社エイチームライフデザイン
編集者イーデス編集部
「ユーザーが信頼して利用できるWEBメディア」を目指す編集部チーム。実際のユーザーの声や業界知識の豊富な専門家の協力を得ながら、コンテンツポリシーに沿ったコンテンツを制作しています。暮らしに関するトピックを中心に、読者の「まよい」を解消し、最適な選択を支援するためのコンテンツを制作中です。
■書籍
初心者でもわかる!お金に関するアレコレの選び方BOOK
■保有資格
KTAA団体シルバー認証マーク(2023.12.20~)
■許認可
有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788)
気になる内容をタップ
状況別で確認!無職でもプロミスで借りられる?
「無職」と一言でいっても、置かれている状況はさまざまです。
例えば、現状で無職だけど就職の内定をもらっている方と、無職で年金収入のみの方とでは、同じ無職の方でも状況は大きく異なりますよね。
つまり、あなたがどのような状況なのかで、プロミスからの対応も大きく変わるということです。
そこで無職でもプロミスからお金を借りられる可能性を状況別に分けたものが以下になります。
プロミスで借入の可能性がある状況
- いま無職だが単発でアルバイトをしている
- いま無職だが投資で収入はある
プロミスで借入の可能性がない状況
- いま無職で今後も収入の見込みなし
- いま無職だが雇用の内定をもらっている
- これから仕事を辞めて無職になる
- 無職だが年金収入はある
- 無職だが、配偶者の安定収入はある
という7つの状況に分けてご説明していきます。
それぞれの簡単な対処法にも触れますので、ご自身の状況に近いものをご覧になってください。
可能性あり①いま無職だが単発でアルバイトをしている
「いま無職ではあるけど、単発でアルバイトしている」という場合は、プロミスでお金を借入できる可能性があります。
もちろん審査次第ではあるものの、単発の収入を複数月に渡って得ている場合は、「安定した収入がある」とみなしてもらえる可能性があります。
したがって、1度プロミスの審査を申込してみるのが良いでしょう。
ただし注意点があります。
収入源が単発でのアルバイトという状況の場合、毎月の返済が高額になってしまうと、滞納につながるリスクも高くなります。
プロミスで借入する際は、最低限の借入のみに留めておきましょう。
可能性あり②いま無職だが投資で収入はある
「いま無職だけど、投資で収入がある場合、プロミスで借入できる?」という不安をお持ちの方も多いでしょう。
この場合、「安定して収入を得ているか」が非常に重要となります。
投資で安定して収入を得ている場合、プロミスの審査結果によって借入できる可能性があります。
投資収入だからといって無理と決め付けず、申込を前向きに検討しましょう。
ただし注意点として、プロミスで借入した資金を投資に利用することはおすすめしません。
当然ながら、投資にはリスクが伴いますので、場合によっては返済不能状態を招く可能性があります。
プロミスの資金使途は「生計費に限る」と記載されていますので、生活に必要な最低限度の借入に留めるようにしましょう。
ここまではプロミスで借入できる可能性がある状況を説明しましたが、次から可能性のない状況について解説します。
可能性なし①いま無職で今後も収入の見込みなし
「現在無職で収入がなく、今後も収入の見込みがない」という状況が、このケースに該当します。
結論からお話しておくと、この状況ではプロミスの審査に通過することができません。
なぜかというと、プロミスの「申込条件」に該当していないからです。
プロミスの申込条件は、「年齢18歳以上、74歳以下のご本人に安定した収入のある方」(※)となっています。
※申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須です。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申し込めません。収入が年金のみの場合は申し込めません。
したがって、いま無職で今後も収入の見込みがない方は、「ご本人に安定した収入がある」という部分に該当せず、プロミスを申込することができません。
このケースの対処法は、以下などになりますね。
▼現在無職で、収入の見込みなしの場合
- アルバイト・パート等で安定した収入を確保する
- 親族や友人等からお金を借りる
- 他の借金等で返済が苦しい場合は弁護士等に相談
プロミスの場合、アルバイト・パート等でも安定した収入とみなされますので、安定した収入を確保するのがスムーズな解決法だといえるでしょう。
可能性なし②いま無職だが雇用の内定をもらっている
「いま無職だけど、就職先の内定はもらってる。この場合、プロミスで借入できる?」という疑問をお持ちの方は多いでしょう。
しかし結論から言ってしまうと、この状況もプロミスでお金を借入することはできません。
なぜかというと、プロミスの申込条件として、「安定した収入がある」という基準がある点に加え、「総量規制」という法律に触れてしまうからです。
総量規制とは、プロミス等の貸金業者を対象とする法律「貸金業法」で定められている制度で、利用者年収3分の1超の貸付を規制する内容になっています。
つまり、雇用の内定をもらっていたとしても現状としては年収0円という認識になり、法的にもプロミスで借入することはできないのです。
ただし、雇用の内定をもらっていますので、入社した後であればプロミスで借入することは可能です。
その際には、審査によって借入可能額が判断されます。
入社直後であれば借入可能額は非常に少額かもしれませんが、審査を申込してみる価値は大いにあるでしょう。
可能性なし③これから仕事を辞めて無職になる
「現在は働いていて、これから無職になる」という状況もあるでしょう。
この場合、現状であれば借入することは可能です。退職するまでの間であれば、プロミスの審査に通過することもできるでしょう。
では、「退職した後はどうなるの?」というポイントですが、プロミスでは、「勤務先等の情報に変更があった場合、速やかに申告すること」と規定されています。
したがって、退職後はプロミスに速やかに報告しなければなりません。
退職後は無職扱いとなり、新規借入ができなくなりますので注意してください。
ただし、既存の借入を一括で請求されることはありませんので、在職中に借入しておいて、退職後に少しずつ返済するのも1つの手段でしょう。
可能性なし④無職だが年金収入はある
「無職だけど年金の収入はある」という方もいらっしゃるでしょう。
このようなケースでは、一見借入可能と判断してしまうかもしれませんが、実は、プロミスでは年金収入のみの方の借入は不可となっています。
この基準に関しては他社の消費者金融も同様で、「年金収入だけでは貸付不可」というのが、大手消費者金融の間で共通の認識になっています。
では、「年金収入のみだとどこでも借入することはできないの?」というと、実はそうでもありません。
大手消費者金融では年金収入のみの方への貸付は行われていませんが、銀行が取り扱うカードローンであれば、商品によって年金収入者への貸付を行っているものも存在しています。
したがって、「収入は年金のみだけどお金を借りたい」という方は、プロミスではなく銀行カードローンを中心に検討するようにしましょう。
▼年金受給者がお金を借りる方法について詳しくはこちらの記事をチェック
可能性なし⑤無職だが配偶者の安定収入はある
「自分は無職だけど、配偶者の安定した収入はある。この場合ってどうなるの?」と疑問をお持ちの方は多いでしょう。
結論からいうと、この状況もプロミスで借入することはできません。
なぜかというと、利用者本人の年収が0円の場合、総量規制によって法的に貸付が禁止されているからです。
したがって、専業主婦(主夫)の方は、少なくとも貸金業法の対象業者からは借入することができないということです。
しかし逆にいうと、貸金業者以外であれば、配偶者の収入のみの方でも借入することは可能です。
具体的な借入先でいえば、銀行が代表例です。
銀行は貸金業者ではないので、貸金業法の対象にはなりません。
つまりわかりやすくいうと、専業主婦にお金を貸付したとしても銀行であれば違法にはならないのです。
したがって、専業主婦(主夫)の方は、プロミスよりも銀行での借入を中心に検討していくと良いでしょう。
ただし注意点として、全ての銀行が専業主婦(主夫)への貸付を行っているわけではありません。
銀行が取り扱うカードローンを検討する際は、「商品概要説明書」を必ずチェックし、専業主婦(主夫)でも借入可能なのかどうかを確認の上申込なさってくださいね。
▼専業主婦(主夫)の人は、こちらで詳しく解説しています。
ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
監修者 飯田道子の一言コメント!
可能性がないと思えるパターンは、いずれも自ら働いて収入を得ていないことが共通点です。本当に借りたいと思うなら、限られた時間でも良いので、働いて収入を得ることが必要です。お金が借りられない場合は、自分でお金を工面しなければなりません。そのためにも働くことが必要です。お金を借りる・借りないに関係なく、自らの手で収入を得ることは、大切なことなのです。ただ、病気で働けないようなケースであれば、自治体の窓口に相談しましょう。くれぐれも無理はしないで下さいね。
飯田さん
他にもある?!プロミスを絶対に借りられない状況(利用条件)
これまでは職に就いているかどうかという状況について解説してきました。
ここでは、就業以外のプロミスで「絶対に借入できない状況」というものついて解説していきます。
たとえば、「利用条件に該当していない場合」ですね。
当然ながら、利用条件に該当していなければ、申込することができません。
プロミスの利用条件は、「年齢18歳以上、74歳以下のご本人に安定した収入のある方」(※)となっています。
※ 申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須です。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申し込めません。
この条件をもとに、絶対に借入できない状況をまとめました。
プロミスで絶対に借入できない状況
- 過去にプロミスで強制解約になっている
- 他社貸金業者からの既存借入残高が年収の3分の1を超えている
- 過去5年以内に債務整理を行っている(※金融ブラック)
- 年齢が18歳未満、もしくは75歳超の方
上記に該当する場合、プロミスの審査にそもそも申込できない、もしくは審査に落ちてしまうでしょう。
プロミスでの借入を検討している方は、必ずチェックしておいてくださいね。
▼プロミスの審査についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
監修者 飯田道子の一言コメント!
利用条件にあっていなければ、もちろん、借りることはできません。自分で状況を改善できるなら、条件をクリアしてから申し込むと良いでしょう。特に、年齢制限で借りられない場合は、自分でどうにかすることはできません。生活に困っているなら、親族に相談する。自治体の窓口に相談することも検討して下さい。よく、「年金でお金が借りられる」という謳い文句で融資を誘う会社がありますが、怪しい会社である可能性大です。そのような会社には近づかないようにして下さい。
飯田さん
無職でプロミスを利用できない場合の対処法
「無職でもお金を借入できる方法を知りたい」という場合、お金を借入できる選択肢は非常に少なくなります。
しかしながら、選択肢が全くないというわけではありません。
プロミスを利用できない場合の対処法について触れていきましょう。
プロミスを利用できない場合の対処法には、下記のようなものがあります。
プロミスを利用できない場合の対処法
- 生命保険契約者貸付を利用する(対象となる生命保険を契約している方)
- 総合支援資金の融資を受ける(公的支援、失業して生活困難に陥っている方等)
このように、それぞれの対処法は対象が異なります。
生命保険の契約者貸付
生命保険の「契約者貸付」とは、生命保険を解約する際に支払われる解約返戻金を前借りするような制度で、いわば保険会社への借金です。
低金利で借入できる契約者貸付ですが、解約返戻金の一定範囲のみの借入となるため審査が無く、無職の方でも現実的に選択しやすい対処法だといえますね。
残念ながら、無職で契約者貸付の対象となる生命保険を契約していないケースでは、公的支援の「総合支援資金」を利用するのが現実的かつリスクの低い対処法だといえるでしょう。
▼生命保険の契約者貸付制度について、こちらで詳しく解説しています。
総合支援資金の融資
総合支援資金は、「失業者等の低所得者世帯」「障がい者世帯」「高齢者世帯」を対象とした、公的支援を行う制度です。安定した生活を送れるようになるまで、生活費や住居費の支援を行います。
したがって、「今無職で収入が減って困っている…」という方は、利用を検討するのも1つの選択肢です。
総合支援資金の窓口は社会福祉協議会となっていますので、お困りの方は相談してみると良いでしょう。
▼総合支援資金について、こちらで詳しく解説しています。
今プロミスを利用中で、無職になってしまうときの対処法
「今プロミスを利用中で無職になってしまう…」とお困りの方も多いでしょう。
この場合の懸念点は、「退職後無職になってしまったらどうなるの?」というポイントですね。
プロミスを利用していて退職する場合に注意しなければならないのが、「勤務先の変更は速やかに申告する必要がある」という点です。
加えて申告後は年収0円という取り扱いになるため、追加で借入することができなくなります。
これらのポイントは非常に重要な懸念点ですので、必ず覚えておきましょう。
これらの懸念点を踏まえ、現在プロミスを借入していて無職になってしまうときの対処法を挙げると、
現在プロミスを借入中で、無職になる場合の対処法
- 退職前に必要なお金を借入しておく(退職後は追加借入ができなくなるため)
- 場合によっては低金利な銀行カードローンへの借り換えも検討する
- 退職後は最低限の金額を返済して滞納のリスクを回避
の3つがあります。特に、退職後は追加融資が停止になってしまいますが、在職中であれば借入することは可能です。
したがって、退職後に必要な資金を在職中に確保しておくのも1つの対処法でしょう。
ただし注意点として、当然ながら無職状態で毎月の返済があるということはすなわち、滞納のリスクが非常に高くなります。
このようなリスクを回避するためには、借入を最低限に留めつつ、できるかぎり早期に次の収入源を確保する必要があるでしょう。
まとめ
残念ながら、プロミスは無職の方への融資を行っていません。
しかし、ケースによっては無職扱いではなく、申込可能となる場合もあります。
ご自身の状況を正確に把握しつつ、当記事の内容を参考にしてください。
この記事のポイントをまとめると、以下の5つです。
ここまでのおさらい
- 一口に「無職」とはいっても、状況によって対処法は大きく異なる
- ご自身の状況に適した対処法を選択することが大切
- 申込条件に該当していない方は、そもそもプロミスの審査を受けることができない
- 年金収入のみの方、専業主婦(主夫)の方はプロミスで無職扱いになるが、銀行のカードローンであれば融資可能な商品もある
- どうしても借入できない場合は「他社での借入」「生命保険の契約者貸付」「総合支援資金」などの対処法を検討する
安定収入が無い状態での借入は非常に高いリスクを伴いますので、くれぐれも無理な利用は避けるようになさってください。
プロミスの関連記事
人気カードローンランキング
- ※プロミス:※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
- ※アコム:※融資時間:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
- ※アイフル:※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
監修者 飯田道子の一言コメント!
借りられる可能性があるのが、単発でアルバイトをしている場合や、投資で収入がある場合です。単発のアルバイトは、ネットで探すことができますし、派遣会社に登録していれば、定期的にお仕事情報が送られてきますので、仕事は見つけられますよ。ただし、条件の良いものは早いモノ勝ちになります。投資で収入を得るというのは、広い目でみればビジネス収入とも考えられます。ただし、借りたお金を投資に回すのはNG。投資に回したことがバレると、即時返金を求められることがあります。絶対にしないで下さいね。
飯田さん