プロミスの増額申請方法は?確実に増額したいなら電話を待つべき!
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「もう少し限度額があれば欲しかった家電が買えるのに」
「もう限度額いっぱいまで使ってしまったから増額したい」
このように考えているプロミス利用者の人は、ちょっと待って下さい。プロミスの増額は、思った以上に審査が厳しく通りづらいものです。
しかも、もし失敗すると逆に限度額が下がってしまう恐れすらもあるのです
これまでプロミスで延滞してしまったり、他社での借入残高が膨れ上がったりしている人は、安易な気持ちで増額申請はしない方が懸命です。
それでも増額してみたいという人はいるでしょう。
この記事ではそんな人に対して、プロミスの限度額を増額するための安全な方法をご紹介します。
「どうしてもプロミスで増額したい!」という人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
安全で確実な増額審査の鍵を握っていたのは「信用情報機関」と「プロミスからの電話」の2つです。
▼プロミスについてはこちらでまるっと解説しています。
飯田道子 / ファイナンシャルプランナー
【専門家の解説】
プロミスに限らず、初めて消費者金融からお金を借りるときには、本来、借りることができる上限金額よりも低めの上限金額が設定されることがほとんどです。ただし、一定期間利用していき返済に問題がなかったときには、プロミスの方から増額のお誘いの電話がかかることがあります。50万円までの増額であれば、追加で提出する書類も不要ですので、増額しやすいですよ。
金子賢司 / CFP(日本FP協会会員)
【専門家の解説】
カードローンを利用していると、利用している金融機関から増額の案内がくることがあります。しかし増額の案内があったからといって、無条件で増額してくれるわけではありません。増額を申し込んだあとは、通常の審査基準で審査が行われます。増額の連絡があって申し込んでみたものの、審査に落ちることもあります。過度にあてにしてしまうと、困るケースもあるでしょう。
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プロミスで初回借入する場合の限度額はいくら?
プロミスの最大限度額は500万円です。
しかし、初回から500万円が設定されることはまずありません。
ネットの口コミなどを見ていると、初回利用限度額は30万円~50万円と50万円以下になるケースが多いようです。実際、筆者が利用した際、限度額は「50万円」でした。
プロミスのような消費者金融は、初回の限度額を低めにして様子見をするケースが多いです。
新規顧客の場合、ある程度の期間様子見しなくては「本当に期日通りに返済してくれるのか?」という点を見定めることができません。
このため、初回の限度額は低めにして一定期間様子見をし、徐々に増額していくという方法をとるのが一般的なのです。
こうしたことから、初回利用限度額は低めになるケースが多く、50万円以下になる場合が多いと思っておきましょう。
限度額は審査で決まる
限度額は審査によって返済能力を判断され、その返済能力に見合った額に設定されます。
プロミスがどのように申込者の返済能力を判断しているかは、ブラックボックスであるため正確には分かりません。
しかし、プロミスのような消費者金融は「スコアリングシステム」で、申込者の返済能力を判断するのが基本とされています。
スコアリングシステムとは、「申込時の情報」や「信用情報」などによって、申込者の返済能力をスコア化(採点化)する審査方法です。
とくに重要とされるのは以下のような項目とされています。
- 収入
- 職業
- 勤続年数
- 他社の借入金額・件数
- 過去の返済歴 事故情報の有無
このような項目がスコア化され、その合計スコアによって限度額が決まってくるのです。
合計スコアが高いほど限度額が高くなる傾向にあり、逆に合計スコアが低いと限度額も低めに設定される可能性が高くなります。
このように、プロミスの限度額は返済能力を様々な要素から判断して決まっている可能性が高いです。
限度額は「総量規制」によっても決まる
プロミスは「貸金業者」ですので「総量規制」の対象です。
総量規制とは「貸金業者が申込者に対して融資するのは年収の1/3まで」という法律です。
この法律のため、プロミスの限度額はどんなに多くても、他の貸金業者(消費者金融・クレジット会社・信販会社)と合わせて年収の1/3までです。
たとえば、年収360万円の人ですと1/3の120万円までが上限です。
よって、プロミスの借入上限額も120万円までとなります。
ただし、総量規制は他の貸金業者の借入分も年収の1/3にカウントされます。
このため、他の貸金業者ですでに50万円の借入がある場合は「120万円-50万円=70万円」となり、プロミスの限度額は最大70万円までということになります。
もし、他の貸金業者での借入が120万円に達している場合ですと、「120万円-120万円=0円」となり、プロミスでの借入は不可です。
このようにプロミスは総量規制の対象ですので、この法律によっても限度額が決まってきますので注意してください。
ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
監修者 飯田道子の一言コメント!
「自分の年収は300万円だから、1/3の100万円までは借りられるはず…」それは間違いではないのですが、初めての借り入れでは、その人がどのような人なのか、しっかり返済してくれるのかが分からないため、上限金額よりも低めの金額が上限金額として設定されることがほとんど。最初に借り入れできるのは、50万円未満になることが多いようです。また、他社から借り入れをしているときには、その金額も含めて審査をします。借り入れの上限金額は、会社毎ではなく、個人毎の上限金額なのです。
飯田さん
プロミスの限度額を超える追加融資は「増額申請」が必要
プロミスでは限度額以上の追加融資は一切受けられません。
限度額を超える借入をしたければ、限度額を増やすしかありません。
そのために必要なのが「増額申請」です。
▼プロミスの増額申請詳細はこちらを参考にしてください。
増額申請をすると増額審査が行われます。
審査に通れば限度額が増額されます。
この増額審査は、なかなか厳しいと考えておいてください。
増額申請は会員メニューから行えます。
また、プロミス側から増額の案内が来ることもあります。
審査には数日かかり、入会時と収入が大幅に変わっている場合は、収入証明書の再提出が求められます。
また、職場への在籍確認も再度行われる事もあります。
※プロミスは書類提出することで、電話による在籍確認なしのカードローン です。
プロミス増額申請の手続き方法
まずは増額申請の手続き方法について確認しておきましょう。
会員サービス内から申請するのが最も一般的です。
なお、プロミスコールに電話しても増額申請は受け付けてもらえます。
申し込みから審査までの流れ
STEP.1
プロミスの会員サービスサイト内「限度額変更のお手続き」より、プロミスに【希望限度額】と【希望連絡先電話番号】を通知
STEP.2
プロミス社内での仮審査
STEP.3
平日9:00~18:00であれば、当日中にプロミスから電話がかかってくる
STEP.4
現在の勤務先・収入・使い道などについて電話で確認される
STEP.5
本審査
STEP.6
電話で結果通知
増額審査に必要な書類
以下の条件のいずれかに該当する場合は収入証明書類の提出が必要です。
- 利用限度額が50万円を超える場合
- 希望の利用限度額に加えて、他社カードローン等での借入残高の合計が100万円を超える場合
収入証明書としては以下のいずれかが使用可能です。
- 源泉徴収票(最新のもの)
- 確定申告書(最新のもの)
- 給与明細書(直近2ヶ月分) + 1年分の賞与明細書(あれば提出)
※賞与とはボーナスのことです
増額審査の結果までにかかる時間
最短であれば当日中には審査の可否の連絡があります。しかし、審査は平日9:00~18:00までしか行っていないため、土日や平日夕方に増額申請した場合は、翌日以降になってしまうこともあります。
また、審査状況によっては勤務先への在籍確認が必要になる場合もあり、さらに結果通知までに時間がかかります。
「緊急にお金が必要だから、急いで増額したい」という利用者の思いとは裏腹に、カードローンの増額審査には少し時間がかかってしまうのが一般的です。プロミスで増額を考えている人は、時間に余裕を持って計画的に申請するようにしてください。
プロミスで追加融資を受けた場合、毎月の返済額はどうなる?
追加融資を受けると、毎月の返済額が変わる可能性が高いです。
増えることもありますし、逆に減ることもあります。
プロミスは借入するたびに返済額が変わるシステム
プロミスの返済額は「最終借入後の借入残高」で決まります。
最後に借入した時の借入残高が基準となって、毎月の返済額を計算する仕組みです。
計算式は以下の通りです。
最終借入後残高 | 返済金額 |
---|---|
30万円以下 | 最終借入後残高 × 年3.61%(1000円未満切り上げ) |
30万円超~100万円以下 | 最終借入後残高 × 年2.53%(1000円未満切り上げ) |
100万円超過 | 最終借入後残高 × 年1.99% (1000円未満切り上げ) |
もしプロミス入会時に50万円を借りて、その後は一切追加融資を受けなければ、返済額は変わりません。
返済額は、最後に借入した時点の「50万円」が基準となるからです。
実際の借入残高が減少しても、返済額は変わらないのに注意してください。
もし借入残高が10万円にまで減ったタイミングで追加融資を受けると、新しい返済額が「最終借入時点の借入残高10万円」で再計算されます。
返済額は減ることもある
追加融資を受けると返済額は増えると思われがちですが、逆に減ることもあります。
どうしても返済額が用意できない時に、あえて追加融資を受けて返済額を下げる事もできます。
例えば入会時に50万円借り入れして、その後は一切借り入れしないとしましょう。
最終借入残高50万円基準で返済額を計算すると13,000円となります。
その後いくら借入残高が減っても13,000円の返済額は変わりません。
その後、返済を続けて借入残高が9万円になったタイミングで追加融資1万円を受けたとしましょう。
最終借入後残高は10万円となります。
つまりプロミスでの限度額を下げることになり、返済額を再計算し直すと4000円に。
このような場合は追加融資を受けたにもかかわらず逆に減っています。
最終借入時点の借入残高で返済額が決まるプロミスならではの現象です。
プロミスで安易な増額申請の危険性
プロミスへの増額申請は、最悪の場合に新規貸出の停止を招く危険性があることを頭に入れておいてください。
プロミスは利用者からの増額申請を受けると、CICやJICCなどの「信用情報機関」に対して、必ずその利用者の「クレジット関連の利用履歴」を照会します。信用情報機関に情報を照会すると、以下の事がわかります。
- どこのカードローンから、どのぐらい借りているのか
- クレジットカードのリボ残債はどのぐらい残っているか
- 毎月しっかりと返済しているかどうか
- 延滞があるかどうか
- 過去に自己破産や債務整理をしていないか
- 他社カードローンやクレジットカードの申し込み状況
これらの情報は、全てプロミスの審査担当者が把握できます。アコムやアイフルなどの他社の情報でも、プロミスは信用情報機関を通して把握することができてしまうのです。
もし急激に他社の借入額が増えていたり、延滞が続いていたりする場合は、その利用者の信用状況が悪化していると判断されてしまいます。
そうなると増額の許可どころの話では済まなくなってしまいます。限度額を逆に減らされるほか、最悪の場合は新規貸出の停止の措置が取られてしまう可能性すらあるのです。
信用情報機関に登録されている自分のクレジット履歴状況があまり良くない場合は、増額申請するのは危険なのです。本当にその増額申請が必要かどうか、一度ゆっくりと考えてみることをお勧めします。
CFP(日本FP協会会員)
監修者 金子 賢司の一言コメント!
借りたお金で他社のお金を返済する、いわゆる「自転車操業」をしているときは特に注意をしてください。増額申請をして、辛うじて審査に通過したものの、別の金融機関から、借り過ぎが原因でこれ以上の融資を断られることもあります。自転車操業をしている状態で、急に借入ができない金融機関が出てくると、その途端に返済計画が崩れて返済不能に陥ることも考えられます。
金子さん
プロミスの増額に成功するために絶対に避けるべき5つのこと
プロミスに限らず、カードローン申込時に設定された限度額を増額するのは、なかなか成功しないものです。
最初に設定された限度額こそがその人の評価であって、そこからさらに増やすには収入が劇的に上がったなどの要因がなければ難しいのが実情です。
最低限、以下にあげる5つのことだけは絶対に避けるようにしてください。1つでも当てはまってしまうと、増額審査が降りる見込みがなくなってしまいます。
増額審査に落ちてすぐ再申請する
増額審査に落ちてからあまり時間をおかずに再申請しても、まず審査に通ることはありません。
プロミスの増額審査は収入、返済状況、他社カードローンの借入残高などを総合的に考慮します。審査に落ちた翌月など短期間で再申請しても、落ちた時とあまり状況は変わっていませんから、通る可能性は非常に低くなります。
また、あまりにも短期間で再申請すると「この利用者は金銭的にトラブルを抱えているのでは?」「切羽詰っているのではないか?」とプロミスの審査担当者に判断されるかもしれません。
最低でも半年程度は、間を空けてから申請することをお勧めします。
増額申請の直前に他社カードローンに申し込む
プロミスだけでなく他社カードローンにも申し込んだということは、その利用者の金銭状況が悪化しているのではないかと審査担当者に捉えられるでしょう。増額申請の直前に他社カードローンやクレジットカードに申し込むのは避けた方が無難です。
プロミスで延滞を繰り返す
一般の利用者が考えている以上に、カードローン業者は延滞に対して敏感です。1年に1度ぐらいならばうっかりミスとして寛容になってくれるかもしれませんが、2度も3度も続くようだと、プロミスからの評価は地に落ちてしまうでしょう。
他社で長期延滞する
プロミス以外にカードローンやクレジットカードを利用しているなら、長期延滞だけは絶対にしないでください。信用情報機関に延滞の履歴が残ってしまいます。
例えば他社カードローンを利用していて、数日だけ延滞してしまったとします。一般的に、数日程度では信用情報機関には延滞の履歴を登録はしません。しかし数ヶ月など長期延滞した場合は、まず間違いなく延滞と記録されてしまいます。
そうなってしまうと、プロミスにも延滞の事実が知られてしまいます。他社カードローンの利用はただでさえ増額審査にマイナスですが、延滞までしているとなると非常に厳しい状況になるでしょう。
総量規制に引っかかっている
年収の3分の1を超える貸出は、貸金業法の「総量規制」で禁止されています。もし増額すると総量規制に引っかかるような場合は、まず審査には通りません。プロミス、あるいは他社で借りている残高を減らしてから増額を申し込みましょう。
まずは返済をしっかり実行しましょう。
ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
監修者 飯田道子の一言コメント!
増額するために避けるべき5つのポイントは、いずれも大切なことばかりです。これは、プロミスに限らず、消費者金融のすべてに当てはまるポイントです。いずれも気を付けていれば避けられることばかりですので、慎重に行動して下さい。お金が借りられないようなら、アルバイトをしてお金を稼ぐ、不用品を処分して現金収入を得るなどの方法を考えることも必要です。お金を工面する方法は借りるだけではありませんよ。
飯田さん
プロミスで増額の審査に落ちやすい人の特徴
先ほどあげた「増額に成功するために絶対に避けるべき5つのこと」を全て回避できていたとしても、増額審査に通るとは限りません。
ここでは、プロミスの増額審査に落ちやすい人の特徴をご紹介します。いくつか当てはまってしまった人は要注意です。
プロミスの利用期間が短い
プロミスと契約してから半年以内の利用者は、まず増額審査には通りません。ある程度長く利用して、しっかりと利用実績、返済実績を積んでから増額申請をしましょう。
頻繁に延滞歴がある
1年に1度ぐらいの延滞であれば、プロミスも大目に見てくれるかもしれません。しかし何度も延滞しているようだと、信頼できないいい加減な利用者として増額申請は却下されるでしょう。
他社を含めて急に借入残高が増えている
プロミスに増額申請すると、必ずJICCやCICなどの信用情報機関に利用者のクレジット履歴を照会、他社の借入状況を確認します。
もし増額申請の直前に急に他社の借入残高が増えている場合は、何か生活でトラブルがあったのではないかとマイナスの印象を持たれるでしょう。
増額の理由が不適切
プロミスは審査前に電話で増額の理由を利用者に聞いてきます。この時に「他社への返済のため」と答えてしまっては、まず通らなくなるでしょう。
他社への返済のためにさらにプロミスで借入を重ねる利用者は、プロミスからすると危険人物に他なりません。
「ギャンブルに使う」などの理由も同様に審査に通らないでしょう。「習い事に使う」「子供の学費」など、前向きな理由の方が担当者の印象は良くなるかもしれません。
以上、プロミスの増加審査に落ちやすい人の特徴についてまとめてみました。裏を返せば、これらの特徴に当てはまらない人は、審査に通りやすいということでもあります。
プロミスをそれなりに長く利用していて、延滞もなく、総量規制に引っかからない場合は、十分審査に通る可能性はあるでしょう。もしどうしても限度額を増やす必要がある人は、思い切って申請してみてもいいでしょう。
ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
監修者 飯田道子の一言コメント!
増額審査に落ちてしまうのは、いくつかの理由があります。基本的に延滞をしていない、借入残高が急激に増えていなければ、増額審査に通る可能性は高いでしょう。プロミスで半年以上利用していることが目安ですが、なかにはわずか2ヶ月で増額の案内が届いた人もいます。あくまでも審査は個別で評価されるものです。まじめに実績を積み重ねていくことが、何よりも大切なことなのです。
飯田さん
プロミスの追加融資ができないケースと対処法
必ず追加融資が受けられるわけではありません。ここでは追加融資できないケースとその対処法を紹介します。
ケース1.延滞中
延滞すると追加融資が受けられなくなります。
延滞とは、返済日までに返済できなかった状態のことです。
プロミスでは毎月1回の返済日までに、最低返済額を返済しなければいけません。
対処法
最低返済額を返済して延滞状態を解消してください。
なお、返済してすぐに追加融資が可能になるわけではありません。
いつ頃追加融資ができるようになるかは、返済した方法や曜日によって異なります。
少なくとも延滞を解消した当日は無理と考えておいてください。
CFP(日本FP協会会員)
監修者 金子 賢司の一言コメント!
延滞期間がおおむね2ヶ月を超えていると、信用情報機関に事故情報として登録されるため、増額が極めて難しくなります。心当たりがある方は、CICやJICCといった信用情報機関で、自身の信用情報を確認してみましょう。オンラインか郵送かにもよりますが、500円~1,500円程度で自身の信用情報が確認できます。信用情報で事故情報が登録している場合、増枠の審査に通る可能性はほぼありません。
金子さん
ケース2.限度額いっぱいまで借りている
>限度額を超える追加融資は受けられません。限度額を1円でも超えればもう追加融資は受けられません。
クレジットカードのショッピング枠なら、限度額を多少オーバーしても使用できることが多いです。
しかしプロミスのようなカードローンでは、限度額を超える借入は絶対にできません。
対処法
対処法は2つです。
- 返済して限度額に余裕を持たせる
- 限度額を増額する
限度額の増額は「増額審査」が必要で、かなり厳しい傾向にあります。
ケース3.収入証明書を提出せずに一時貸出停止
審査の時に収入証明書を提出した人は、数年おきに再提出を求められます。もし再提出しないと貸出が停止される事があります。
再提出の条件は以下の通りです。
- 収入証明書の発行日から3年が経過した場合
- 勤務先に変更があった場合
対処法
収入証明書を提出する以外に対処法はありません。
ケース4.総量規制に引っかかって貸出が停止
総量規制に引っかかって追加融資ができないケースです。
総量規制とは「年収の3分の1を超える借入はできない」という法律上のルールです。プロミスのような消費者金融が対象となります。
総量規制上の借入額は「他社」も含みます。
プロミス1社だけでなく、他の消費者金融や銀行カードローンで借りている金額を全て合わせた金額です。
他社とプロミスの借入残高の合計が年収の3分の1を超えてしまうと、追加融資はできなくなります。
対処法
取れる対策は2つです。
年収を上げる
もし入会時よりも収入が上がっていればプロミスに伝えましょう。
収入証明書を提出して年収の増加が確認できれば、貸出が再開されるでしょう。
他社の限度額を減らす
プロミスの限度額と他社限度額の合計が、年収の3分の1以下に収まるようにしましょう。
他社で利用していないカードローンがあれば解約してください。
完済だけでなく解約までしないと、他社との合計限度額は減りません。
ケース5.他社でブラックリスト入り
他社で自己破産、任意整理、長期延滞などを起こして、いわゆるブラックリストに入ってしまうと、プロミスでの追加融資が受けられなくなる事があります。
対処法
ブラックリストへの登録が解除されるのを待つしかありません。原則として5~10年でブラック情報は抹消されます。
2級FP技能士
監修者 武藤英次の一言コメント!
厳密にいうと「ブラックリスト」と言う名のリストは存在しません。
その代わりに「個人信用情報」と呼ばれるものが信用情報会社に記録されています。
個人信用情報には「誰が」「どの金融機関で」「どれくらいの金額を借りているか」といった情報が詳細に記録されているのです。
万が一返済に遅れてしまうと「延滞記録」が信用情報に登録されます。
さらに長期間延滞すると事故扱いの記録(異動情報)が登録されてしまうのです。
これは俗に金融ブラックなど呼ばれ「ブラックリストに載った」と一般的に言われる状態となります。
個人信用情報は提携金融機関やクレジットカード会社で共有されるため、他のローンやクレジットカードも利用不可になってしまう可能性が大きいのです。
武藤さん
プロミスからの増額勧誘電話を待つのが最も確実で安全
プロミスの増額申請は、審査に落ちる可能性があるだけでなく貸出停止のリスクすらもあります。そのような状況に陥らないような、安全な増額申請方法はないのでしょうか?
実は審査に通りやすくなる方法がたった1つだけあるのです。
それが、プロミスからかかってくる「増額しませんか?」という電話に応じることです。
プロミスでは一定の基準を満たした利用者に対して、定期的に増額の案内電話をかけています。この電話に応じて、そのまま増額申請する方法こそが、最もプロミスで増額に成功する確率が高いと言われています。
もちろん審査に落ちる可能性はあります。しかし、プロミスから声をかけてくるということは、それなりにクレジット信用状況が良好ということです。
もしプロミスから増額勧誘電話があった場合は、自信を持って申請してみましょう。少なくとも限度額の減額や利用停止になる恐れはないでしょう。
まとめ
プロミスで増額申請する際の手続き方法、審査に通りやすくなるためのポイント、注意点などについてまとめてみました。
いざという時に備えて、カードローンの限度額をもっとたくさん確保しておきたいという気持ちは、痛いほどわかります。しかし、安易な増額申請は逆に限度額の減額や、新規貸出停止といった状況の悪化を招く恐れがあります。
本当にその増額が自分に必要なのかどうかを自問自答して、もし限度額を増やさなくてもやっていけそうならば、申請はしないに越したことはありません。
それでもどうしても増額したい場合は、しっかりと毎月返済して実績を作り、プロミスから増額案内の電話がかかってくるのを待つのが一番確実と言えるでしょう。
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- ※プロミス:※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
- ※アコム:※審査時間・融資時間:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
- ※アイフル:※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
CFP(日本FP協会会員)
監修者 金子 賢司の一言コメント!
ちなみに銀行カードローンは貸金業法ではなく、銀行法の規制を受けます。総量規制の対象ではないため、年収の3分の1を超える借り入れができる可能性があります。しかし利用者に過度な融資をすれば、利用者が多重債務に陥ってしまうため、債務者を保護する観点から、消費者金融の総量規制のような基準を自主的に設けています。むしろ銀行カードローンは、消費者金融よりも低金利で提供している傾向があるため、審査が厳しめなのが一般的です。
金子さん