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自営業もプロミスで借入できる!フリーキャッシングと自営者カードローンの決定的な違い

自営業もプロミスで借入できる!フリーキャッシングと自営者カードローンの決定的な違い

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「自営業だけどプロミスで借入できるのかな?」
「プロミスで自営業者が借入申し込むのは大変なのかな?」

個人事業主の中にはそんな疑問を抱いたままの方もいるのではないでしょうか。

プロミスではいくつかあるサービスの中で、一般的な方が利用する「フリーキャッシング」と自営業者だけが利用できる「自営者カードローン」という商品があります。

プロミスでの借入を考えた場合、自営業の方にとってのこの2つが選択肢となります。

では、どちらを選んだら良いかと言えば、
ほとんどの方にとっては「フリーキャッシング」になります。

唯一、自営者カードローンを選ぶべき理由は、希望額が年収の1/3以上の場合になります。

飯田道子 / ファイナンシャルプランナー

【専門家の解説】

プロミスには、自営業者向けのローンがあります。該当するなら、利用を検討しても良いでしょう。とはいえ、自営業の多くの人が一般的なフリーキャッシングの借入方法をチョイスしています。その理由は、提出すべき書類がフリーキャッシングの方が少ないからです。使い勝手の差はほとんどありませんので、書類を準備する手間などを考えた場合は、フリーキャッシングが良いでしょう。ただし、年収1/3を超えて借りたいときには、自営者カードローンを利用すれば、可能になります。

▼プロミスについてはこちらでまるっと解説しています。

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プロミスフリーキャッシングと自営者カードローンの違いを一覧でチェック

冒頭でも触れたように、自営業者がプロミスを利用する場合、「フリーキャッシング」と「自営者カードローン」という2つの選択肢があります。

実はどちらも自営業者融資可能商品であり、利用する方から見れば、「どちらを選べば良いんだろう」という気持ちになってしまいますよね。

まずは、それぞれの商品内容を比較するため、詳細を一覧にまとめてみました。以下の表をご覧ください。

フリーキャッシングと自営者カードローンの商品比較
商品名フリーキャッシング自営者カードローン
融資限度額最大500万円※300万円
金利年4.5%~17.8%年6.3%~17.8%
利用対象者年齢18歳以上、74歳以下の本人に安定した収入のある人※年齢20歳以上、65歳以下の自営者の人
総量規制対象対象外
利用可能な資金使途生計費および事業費
提出書類・本人確認書類
・収入証明書類(※)
・本人確認書類
・収入証明書類
・事業実態を疎明する書類

※希望限度額が50万円超、または他社との借入合計額が100万円を超える方のみ提出
※申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須です。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申し込めません。収入が年金のみの場合は申し込めません。

上記表をもとに、フリーキャッシングと自営者カードローンの大まかな違いをチェックしてみると、

  1. 限度額はフリーキャッシングのほうが200万円大きい
  2. フリーキャッシングは74歳以下まで融資対象、対して自営者カードローンは65歳以下まで
  3. フリーキャッシングは総量規制の対象、自営者カードローンは総量規制対象外
  4. 下限金利が4.50%と6.3%なので、フリーキャッシングのほうが1.8%低い
  5. フリーキャッシングは50万円以下の限度額なら本人確認書類だけで借入できる。対して自営者カードローンは、本人確認書類に加えて収入証明書類と事業実態疎明書類の提出が必要となる

の5つですね。特に、(3)と(5)は利用者にとっても非常に大きな違いとなりますので要注意です。2つのサービスの違いを解説していきましょう。

プロミスの自営者カードローンは総量規制対象外

自営者カードローンは、「総量規制対象外」という点が大きな特徴になっています。

融資限度額の面ではフリーキャッシングが500万円、自営者カードローンが300万円となっていますが、現実的に500万円の限度額を借入するのは非常に難しいです。なぜかというと、「総量規制」が適用されるからです。

総量規制とは、貸金業法によって、「貸金業者は利用者年収の3分の1を超える金額を貸付してはならない」と定められているものです。

つまりわかりやすくいえば、総量規制の対象になるフリーキャッシングでは、ご自身の年収の3分の1までしか借入できないということですね。

すなわち、500万円の限度額まで借入しようとすれば、1500万円以上の年収が必要になりますので、ほとんどの方は融資限度額まで借入することはできません。

加えて自営業者の場合、「年収=売上」ではなく「年収=所得」という取り扱いになるので、いくら売上が大きかったとしても経費計上後の所得が低ければ、借入可能額が著しく少なくなってしまう可能性があります。

したがって特に自営業者にとっては、「総量規制の対象になるかどうか」が非常に重要なポイントになりますね。

フリーキャッシングは総量規制対象であるのに対し、自営業者カードローンは総量規制の対象外という取り扱いになっています。

したがって、たとえ所得が低かったとしても審査によって「返済能力がある」と認められれば、年収の3分の1を超えて借入することができます。

この点は、自営業者にとって大きなメリットだといえるでしょう。

まとめると、

  • 借入希望額が年収(所得)の3分の1以内…フリーキャッシング
  • 借入希望額が年収(所得)の3分の1超…自営者カードローン

というように選択するのが、最も賢い選び方になっています。

ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
監修者 飯田道子の一言コメント!
フリーキャッシングと自営者カードローンの最大の違いは、総量規制の対象になるかどうかになります。フリーキャッシングは総量規制の対象となるため、借り入れできる上限金額は、年収の1/3までです。一方の自営者カードローンは総量規制の対象外のため、1/3を超えて借入することが可能です。とはいえ、自営業者だからと言って、無条件に1/3を超えて借入できる訳ではありません。返済能力が認められなければ、1/3を超えて借りることはできません。

飯田さん

飯田さん

プロミスの借入利率は正直選べない

フリーキャッシングと自営者カードローンは、それぞれ借入利率の下限が異なります。

フリーキャッシングは年4.50%、自営者カードローンは年6.3%となっていますね。ただし結論からいえばこの金利差は、ほとんどの方に影響することはありません。

なぜかというと、キャッシング・カードローンの金利には、「融資限度額が大きくなればなるほど適用金利が下がる」という特徴があるからです。

逆に言えば、下限金利として表記されている数値は、融資限度額MAXの人に対して適用される数値だということです。

フリーキャッシングの融資限度額は500万円、自営者カードローンは300万円とそれぞれ規定されていますが、個々の限度額は審査によって決定されます。しかし当然ながら、実際の借入限度額は年収に比例するので、高年収の人以外は融資限度額MAXまで借入することはできません。

つまりフリーキャッシングと自営者カードローンの下限金利の差は、基本的に考慮する必要はないということです。

ちなみに、50万円を1年間借入した場合の返済シミュレーションを年4.5%と年6.3%でそれぞれ試算すると、

  • 金利年4.5%…毎月の返済額42,689円、合計利息額12,266円
  • 金利年6.3%…毎月の返済額43,102円、合計利息額17,221円

という結果になります。もちろん、実際に適用される金利は審査によって決定されるので、「下限金利が適用されればラッキー」程度に捉えておくのが無難でしょう。

プロミス自営者カードローンはWEB申し込みが出来ない

フリーキャッシングと自営者カードローンには、商品スペック以外に、手続き方法にも違いがあります。

実は、自営者カードローンは「WEBからの申込は不可」という取り扱いになっているため、

  • 電話(プロミスコール)
  • 自動契約機

のみの受付になっています。

対してフリーキャッシングは、インターネット上のみで契約まで完結することも可能なので、利用者からみれば負担の少ないサービスだといえるでしょう。

「面倒な手続きがイヤなので、インターネットで素早く契約したい」という方は、フリーキャッシングを選択するのがベストですね。

ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
監修者 飯田道子の一言コメント!
プロミスの魅力のひとつに、申し込みの多さがあります。自営者カードローンの場合も、電話、自動契約機で申し込むことができ便利です。ただし、WEBによる申し込みは扱っていませんので注意して下さい。自営者カードローンの申し込み書類は、フリーキャッシングに比べてかなり多くなっています。

飯田さん

飯田さん

プロミス自営者カードローンは提出する収入証明書類が多い

自営者カードローンは、本人確認書類だけで借入できるフリーキャッシングと違い、

  • 本人確認書類
  • 収入証明書類
  • 事業実態疎明書類

という3つの書類を提出しなければなりません。

特に、収入証明書類と事業実態疎明書類は用意が少し面倒なので、手間の少なさを優先するのであれば、フリーキャッシングを選ぶのが無難ですね。

自営者カードローンの必要書類例は下記のとおりです。

自営者カードローンの必要書類具体例

  • 本人確認書類…運転免許証。お持ちでない方はパスポートまたは健康保険証※+1点(住民票の写しなど)
  • 収入証明書類…確定申告書(前年度分)、青色申告決算書または収支内訳書
  • 事業実態疎明書類…営業許可証、受発注書、納品書、請求書、領収書、報酬明細書類など

※保険者番号、被保険者記号・番号、通院歴、臓器提供意思確認欄に記載がある場合はマスキングして提出ください。

上記のように、自営者カードローンは必要書類が多めです。

「事業実態疎明書類」は多くの方が聞き慣れないと思うので簡単にご説明しておくと、「実際に事業の実態があるということを客観的に証明できる書類」のことです。

上記に挙げた書類以外でも事業実態を証明できるのであれば、提出書類として認めてもらえる可能性があります。

ただ当然ですが、事業実態疎明書類はフリーキャッシングであればそもそも提出不要な書類なので、年収の3分の1までの借入で「面倒な手続きを避けたい」という人は、優先的にフリーキャッシングを選択したほうが良いでしょう。

ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
監修者 飯田道子の一言コメント!
どちらの借り入れ方法を利用するにしても、契約するときには、必要書類を提出しなければなりません。ただし、自営者カードローンを申し込むときの提出すべき書類は非常に多く、準備するのも大変です。できるだけスピーディに借りたいなら、フリーキャッシングを選んだ方がスムーズに進んでいきますよ。

飯田さん

飯田さん

まとめ

プロミスの自営者カードローンとフリーキャッシングの大きな違いを簡単にいえば、「総量規制対象になるかどうか」という点でしょう。

したがって、借入希望額が年収の3分の1以下であればフリーキャッシング、それ以上の借入を希望するなら自営者カードローンを選択するのが無難ですね。

手続き面や提出書類の面でも自営者カードローンのほうが少し不利なので、その点を含めて利用するサービスを検討するようにしてください。キャッシングを利用する際は必ず返済計画を立て、借りすぎには十分注意しましょう。

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