コンビニでお金を借りる方法!手数料や注意点をわかりやすく解説
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急な出費が必要になってもすぐに対応できるのが提携コンビニATMを使用した借入です。コンビニなら飲み会や買い物などで急なお金が必要になっても、すぐに現金を入手することができます。ただし、すべての借入方法が対応しているわけではない点、注意すべき点があることを覚えておく必要があるでしょう。
本記事では、コンビニでお金を借りる方法と手数料、借りるうえでの注意点について解説します。提携コンビニATMでお金を借りようと思っている人、今後に備えて借り方を理解しておこうと考えている人はぜひ参考にしてください。
塚越 一央 / 塚越FP社労士事務所 代表
【専門家の解説】
コンビニでお金を借りる方法は、3種類あります。カードを増やさず、今持っているクレジットカードを利用したいのであればキャッシング。金利を抑えて支払利息を減らしたいのであれば銀行カードローン。即日でお金が欲しいのであれば消費者金融カードローン。あなたの要望に合った方法を選んで、コンビニでお金を借りてください。
ファイナンシャルプランナー / 塚越FP社労士事務所
監修者塚越 一央
東京都立大学法学部を卒業後、大手都市銀行および銀行系のシンクタンクに41年間勤務。
定年退職を機に1級ファイナンシャル・プランニング技能士および社会保険労務士のダブルライセンスで「塚越FP社労士事務所」を立ち上げ、現在に至る。
日本FP協会東京支部主催の「神保町FPフォーラム」に参加し、相続のセミナー講師および相談員を務める。
また、外部メディアへの記事執筆や監修、コンサルティング業務を手掛ける。
経営理念「お客様に喜んでいただき、信頼される仕事を目指します」株式会社エイチームライフデザイン
編集者イーデス編集部
「ユーザーが信頼して利用できるWEBメディア」を目指す編集部チーム。実際のユーザーの声や業界知識の豊富な専門家の協力を得ながら、コンテンツポリシーに沿ったコンテンツを制作しています。暮らしに関するトピックを中心に、読者の「まよい」を解消し、最適な選択を支援するためのコンテンツを制作中です。
■書籍
初心者でもわかる!お金に関するアレコレの選び方BOOK
■保有資格
KTAA団体シルバー認証マーク(2023.12.20~)
■許認可
有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788)
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コンビニでお金を借りる方法
提携コンビニATMを使ってお金を借りるには、事前にカードローンのサービスを契約しておく必要があります。いくつかの種類がありますが、提携コンビニATMでキャッシングができる方法は以下の3種類です。
- クレジットカードのキャッシングでお金を借りる
- 銀行カードローンでお金を借りる
- 消費者金融カードローンでお金を借りる
それぞれ借りる方法に違いがあります。詳しく見てみましょう。
クレジットカードのキャッシングでお金を借りる
クレジットカードの多くにはキャッシング機能と呼ばれる付帯があります。限度額内であれば現金を借りることができる付帯サービスで、ほとんどの場合、審査なしで借りられるのがメリットです。お金を借りる手順は、次の通りです。
STEP.1
クレジットカードを提携コンビニATMに挿入し、キャッシング画面で「借り入れ」を選択する
STEP.2
暗証番号を入力する
STEP.3
返済方法を選択し、希望借入額を入力する
一方で、クレジットカードを作るのに時間がかかる点と、限度額が大きくないのがデメリットと言えます。また、キャッシング機能はクレジットカードの付帯サービスであり、メインのサービスではありません。
金利も年15.0%~18.0%と比較的高くキャンペーンもないため、急いでお金を借りたい人やクレジットカードを持っている人以外にはあまりおすすめできないのが現実です。
クレジットカードのキャッシングでお金を借りるのがおすすめな人
- カードを増やしたくない人
- キャッシング以外の付帯サービスが欲しい人
銀行カードローンでお金を借りる
銀行カードローンとは、専用のカードローンに申込むことで利用できる借入方法です。銀行カードローンなら、最短当日~3営業日でお金を借りられますが、銀行への申込みの関係で2営業日~3営業日ほど時間がかかる場合があります。借り方はクレジットカードのキャッシング機能と同じく、提携コンビニATMにカードを挿入して借りるだけです。
実際に融資が実行されるまで時間はかかるカードローンもありますが、金利は今回紹介する3つの方法の中でも低く設定されています。これは貸金業法と呼ばれる法律によるもので、貸金業法の適用外である銀行であるからこそできる低金利なのです。
また、銀行によっては手数料無料サービスを実施している場合もあります。銀行カードローンは手数料が無料のサービスが付帯されているケースも多いため、即金性よりも金利負担の軽減を重視する人におすすめです。
銀行カードローンでお金を借りるのがおすすめな人
- 金利を抑えたい人
- 信頼性を重視したい人
銀行カードローンにはキャッシュカードでお金を借りられるものがある
基本的に銀行カードローンを利用する場合、銀行カードローン専用のカードを発行する必要があります。しかし、中には預金口座の情報を確認するために使用しているキャッシュカードでキャッシングできるものもあります。
事前にカードローン一体型キャッシュカードを用意しておく必要はありますが、持ち歩くカードの枚数が減らせるため、おすすめです。また、キャッシング機能が一体になっていると、自動融資サービスが適用されて残高不足に悩まされることも少なくなります。借入方法はほかのカードローンと同じで、提携コンビニATMで借りることができます。
ただし、注意点として、カードローン一体型キャッシュカードは即日融資には対応していません。余裕を持った借入計画が必要です。対象のカードを持っていない場合は銀行への申し込みから始まりますが、その過程で反社会的勢力とのつながりなどを審査されるため、発行されるまでに2週間ほどの時間がかかってしまうのも注意点です。
※審査時間・融資時間:みずほ銀行の口座を持っている場合は最短当日~1週間程度、持っていない場合は2~3週間程度かかります。借入金利:住宅ローンの利用で、みずほ銀行カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
おすすめポイント
- WEB完結申込なら24時間いつでも受付!
- 提携コンビニATMで借入も返済も可能
- みずほ銀行のキャッシュカードで利用できる
消費者金融カードローンでお金を借りる
消費者金融カードローンとは、アコムやプロミスなどの消費者金融が提供しているカードローンです。申し込み後に専用のカードが発行されるため、それを提携コンビニATMに挿入することでお金を借りることができます。最短20分から融資可能なため、ほかの方法よりも急ぎでお金を借りたい場合におすすめの方法です。
カードを発行せずにスマホで取引を行うスマホ取引(カードレス)ができる消費者金融もあります。セブン銀行ATMやローソン銀行ATMが対応している方法で、スマホから申込みを行って提携コンビニATMでスマホアプリを起動させるだけで、審査の結果設定された上限額までを借りることができます。
アイフルをセブン銀行ATMで利用する場合、スマホ取引を行う場合の手順は以下の通りです。
STEP.1
スマホアプリにログインし、スマホATM上の「融資」を選択する
STEP.2
セブン銀行ATM上で「スマートフォンでの取引」を選択し、表示されたQRコードを読み取る
STEP.3
スマホに表示された企業番号をセブン銀行ATMに入力する
STEP.4
セブン銀行ATMに個人で設定した暗証番号を入力し、取引額を入力する
消費者金融のアプリや提携コンビニATMの種類によって違いはありますが、おおむね上記の流れで借入ができます。また、消費者金融では無利息期間を設けている場合があります。ほかのコンビニでの借入方法にはないメリットであるため、活用したい人はぜひチェックしておきましょう。
カードローンでお金を借りるのがおすすめな人
- すぐにお金を借りたい人
- 無利息期間を利用したい人
※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
おすすめポイント
- Web契約で最短3分融資も可能
- 最短10秒で振込可能(24時間振込可能な金融機関の口座を持っていること)
- 申込、借入、返済24時間OK!
【コンビニ別】お金を借りる際の手数料
提携コンビニATMでお金を借りる際に気を付けたいのが手数料です。手数料自体は下表に示したように少額ではあるものの、積もり積もって高額になってしまう可能性もあります。主要なカードローンの手数料は以下の通りです。
セブン-イレブン(セブン銀行ATM) | ローソン(ローソン銀行ATM) | Family Mart(E-net) | |
---|---|---|---|
みずほ銀行カードローン | 110円~220円 | 110円~220円 | 月4回まで無料 |
三菱UFJ銀行カードローン | 110円~220円 | 110円~220円 | 月3回まで無料 |
auじぶん銀行カードローン | 無料 | 無料 | 無料 |
アコム | 1万円以下は110円、それ以上は220円 | - | - |
アイフル | 110円~220円 | 110円~220円 | 110円~220円 |
プロミス | 110円~220円 | 110円~220円 | 110円~220円 |
レイク | 110円~220円 | 110円~220円 | 110円~220円 |
SMBCモビット | 110円~220円 | 110円~220円 | 110円~220円 |
おおむね110円~220円となっています。この差額は時間帯によるもので、借入を行う時間によって手数料が高くなる場合があります。一方で銀行カードローンの場合、Family Mart(ファミリーマート)に設置しているE-netであれば手数料負担なしで借入できるものもあるのが特徴です。無制限ではないものの、銀行カードローンで借入を検討している人は、E-netを設置してあるコンビニを選びましょう。
コンビニでお金を借りる際の注意点
コンビニは24時間365日営業しているため、いつでもお金を借りられると思われがちです。しかし、実際にはそんなことはなく、利用可能時間と利用上限額が設定されている点に注意しておかなければなりません。それぞれの注意点を解説します。
カードローンによって利用可能な時間帯が異なる
カードローンを利用する際は、取引金融機関の取引時間でなければならない点に注意が必要です。大手銀行であれば手数料が高く設定されている代わりに24時間利用できます。一方で、地方銀行などの場合は夜中~早朝にかけては取り扱いがされず、対応できなくなってしまいます。急な出費が夜や早朝の場合は注意しましょう。
消費者金融のカードローンであれば24時間いつでも対応の場合がほとんどです。土日祝日もお金を借りることができるため、休日や夜間などの状況では消費者金融のカードローンを利用すると急な出費にも対応できます。
1日あたりの利用限度額が設定されている
提携コンビニATMには個人で借りられる上限額である借入限度額とは別に、ATM専用に借入限度額が設定されています。提携コンビニATMごとの借入限度額は次の通りです。
ATMの種類 | 借入限度額 |
---|---|
セブン銀行ATM | 500,000円 |
ローソン銀行ATM | 200,000円 |
E-net(Family Mart、ミニストップ) | 200,000円 |
上記は1日の限度額であるため、これを超えて借入することはできません。仮に個人で定められている借入可能金額を下回っていても、この金額までしか借入できないことに注意しましょう。翌日になれば新たに借りることはできますが、時間も手数料もかかってしまう点に注意が必要です。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
通常コンビニATMでお金を借りる際には、手数料がかかります。時間帯によって手数料金額が変わるので、安い時間帯に利用するようにしましょう。銀行カードローンには、ファミリーマートのE-netで手数料が一定回数無料で利用できるものがありますので、E-netを探して利用することをおすすめします。
塚越さん
よくある質問
Q.学生はコンビニでお金を借りられる?
どこで借りるかにもよりますが、20歳(場合によっては18歳)以上の学生で、アルバイトなどで安定した収入がある場合は提携コンビニATMでお金を借りることができます。ただし、単発のアルバイトや収入が安定していない場合は、お金を借りることができません。
現在は20歳以上としているカードローンも多いものの、2022年の民法改正に伴い、成人年齢が18歳に引き下げられました。今後、18歳以上であればお金を借りられるカードローンが増える可能性があります。
Q.審査なしで今すぐお金を借りたいときはどうしたらいい?
クレジットカードの付帯サービスを利用すれば、審査なしでお金を借りることはできます。ただし、クレジットカードにキャッシングサービスが付帯されていること、クレジットカードの申込時の審査を通過しなければならないことには注意が必要です。
そのほかの事例については、以下の記事も参考にしてください。
Q.キャッシュカードでお金を借りる方法はある?
キャッシング機能がついているキャッシュカードであればお金を借りられます。銀行で申込み、2営業日~3営業日で結果がわかる場合がほとんどです。時間がかかる理由としては、反社会的勢力とのつながりの有無や信用情報の調査があります。通過すればキャッシュカードを使って提携コンビニATMでお金を借りることができます。
Q.お金を借りるアプリはある?
お金を借りるためのアプリは急速に増えており、中には少額だけ借りることに特化したものもあります。即日融資に対応しているものもあるため、必要に応じて使い分けるといいでしょう。
ただし、これらの多くは消費者金融が関係しているアプリであり、金利が高く設定されていることも珍しくありません。また、スマホアプリでの借り入れは簡単なため、ついつい借りすぎてしまう人も少なくないのが現状です。自分が必要としている金額以上は借りないように自己管理することが重要です。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
コンビニATMでお金を借りることは、近くのコンビニへ行くだけで借りられるので、気軽で便利です。しかし、安易に借り続けると借入金がかさみ、返済の負担が大きくなってしまいます。お金を借りる際には、毎月いくら返済できるかを考えて、必要なお金だけを借り、借りたら節約をして、早く完済することを心掛けてください。
塚越さん
まとめ
カードローンの種類や提携コンビニATMによって、借りられる時間や手数料、金利に違いがあります。特にカードローンは、種類によってメリット・デメリットが異なるため、利用する際はそれらの違いもしっかりと頭に入れておくようにしましょう。
また、24時間365日お金を借りられることもあるため、借りすぎてしまわないような管理も必須です。借りたはいいけど返すのに金利負担が大きくて払えない、というような事態に陥らないためにも、計画的な借入をしましょう。
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- ※プロミス:※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
- ※アコム:※審査時間・融資時間:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
- ※アイフル:※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
消費者金融のカードローンの中には、カードレス型のスマホATM取引ができるものがあります。スマホを持参してコンビニへ行き、コンビニATMからお金を借りることができるので便利です。セブン銀行ATMやローソン銀行ATMが対応していて、ATMに表示されたQRコードをスマホで読み取って、ATMからお金を借りることができます。
塚越さん