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日本の株式市場の取引時間について!注文はいつできる?

最終更新日:

監修者

青野泰弘

編集者

乾 翔太郎

日本の株式市場の取引時間について!注文はいつできる?
株のやり方・始め方・買い方
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  • 株の取引ができる時間っていつ?
  • 仕事が終わった後の時間から株取引は可能?

株取引ができる時間は、基本的には取引所が空いている以下の時間のみです。

前場平日9:00~11:30
後場平日12:30~15:00

平日の日中に仕事をしているサラリーマンの人などは、仕事が終わって、株取引にチャレンジしようと思っても、市場が閉まっているせいで諦める人もいるでしょう。

しかし、昼間は仕事をしている人などで、「平日の昼間は株取引ができない」という場合は、次の方法で株取引をすることも可能です。

取引所の営業時間外に株の注文を出す方法

  • 注文を24時間365日受け付けてくれるネット証券を利用する
  • 市場が開いていない時間でも取引ができるPTS(私設取引システム)を利用する

ただし、市場が閉まってから注文すると、次に市場が開く頃には株価がどう変化しているか分かりません。

PTSも、通常の市場より取引が少ないので、約定できないといった注意点もあります。

この記事では、株の取引ができる時間と、その時間帯による違いを解説します。

最後まで読めば、株はいつ取引すればいいのか、目的別に選ぶべき時間帯があることが理解できるでしょう。

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  • 行政書士/ファイナンシャルプランナー / 青野行政書士事務所

    監修者青野泰弘

    同志社大学法学部卒業後、国際証券に入社。
    その後、UFJキャピタルマーケッツ証券、トヨタファイナンシャルサービス証券(現:東海東京証券)、オリックスフィナンシャルプロダクツ、コスモ証券にて、債券の引き受けやデリバティブ商品の組成などに従事。
    2012年に、FPおよび行政書士として独立。2017年日本FP協会相談員、2018年日本FP協会広報スタッフを担当。

    ▼保有資格
    日本証券アナリスト協会検定アナリスト(CMA)
    プライマリープライベートバンカー
    行政書士
    ファイナンシャルプランナー(CFP®)

    • SNS
  • イーデス編集部 / 株式会社エイチームフィナジー

    編集者乾 翔太郎

    1995年生まれ、大阪府大阪市出身。

    大学卒業後、株式会社メンバーズに入社。その後、グループ会社の株式会社MOVAAAへ出向し、大手企業のオウンドメディアを担当。コンテンツディレクターとして、企画からコンテンツ制作、アクセス分析を行う。

    2019年に株式会社エイチームフィナジーに入社。住宅ローン、新規事業開発部を経て、ナビナビ証券の編集者に就任。また、YouTubeチャンネル「ナビナビチャンネル」も運営し、金融情報を分かりやすく配信している。

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    株の取引時間

    前場昼休み後場
    東京証券取引所9:00~11:3011:30~12:3012:30~15:00
    札幌証券取引所12:30~15:30
    名古屋証券取引所
    福岡証券取引所

    日本国内には、証券取引所が4か所ありますが、最も大きいのは東京証券取引所で、ほとんどの取引は東京証券取引所で行われています。

    どの証券取引所も、午前9時にスタートして前場・昼休み・後場に分かれていますが、取引の終了時間には違いがあるので注意しましょう。

    各証券取引所の詳しい解説は、以下の記事をご覧ください。

    ネット証券と一部の総合証券会社のオンライントレードで、注文自体は24時間365日可能

    株をリアルタイムで売買できる取引時間は前述のとおりです。

    しかし、注文だけであれば、取引時間以外にも受付可能な証券会社があります。

    ネット証券なら、システムメンテナンスなどで利用できない時間帯を除けば、24時間365日いつでも注文できます。

    オンライントレード自体は、総合証券でも提供していますが、ほとんどは、注文できる時間が決められています。

    取引時間中だけしか受け付けていない、ということではないのですが、一部の時間帯で注文を受け付けていないので、利用の際は気を付けましょう。

    時間外に株取引ができる「PTS」とは

    証券取引所の取引時間は決まっていますが、「PTS」というサービスを使えば、取引時間以外にも株取引ができます。

    PTSを簡単に紹介!

    • PTSとは、証券取引所を利用せずに株式を売買できる私設取引システムのこと
    • 証券会社が独自に運営する証券取引所のようなもので、時間外でもリアルタイムに取引ができる
    • 「昼間は取引できないので、夜にリアルタイムで取引したい」という人におすすめ

    PTSは、証券取引所を介さず株取引ができる、私設の取引システムです。

    日本における私設取引システムは、現在、次の2つがあります。

    日本における私設取引システム

    • ジャパンネクスト証券が開始した「JNX」
    • チャイエックス社が開始した「Chi-x」

    PTSの取引時間は、次のとおりで、日中も東京証券取引所や各地方証券取引所より長くなっています。

    日中8:20~16:00
    夜間17:00~23:59

    なお、PTSはどの証券会社でも取り扱っているわけではなく、利用できる証券会社はごく一部だけです。

    また、証券取引所よりも利用者が少ないので取引量が少なく、価格の変動が大きくなりやすい点に注意してください。

    PTSを使える証券会社

    ここではPTSを使うことができる証券会社を紹介します。

    各社の特徴をまとめたので、取引時間などの違いを理解して、証券会社を選んでください。

    また、ここで注意したいのがマネックス証券auカブコム証券です。

    この2つはPTSを使うことができますが、SORシステムを通して利用するため、時間外の利用はできません。

    時間外取引も手数料0円の証券会社

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    ジャパンネクストPTS

    【現物】
    ①8:20~16:00、②16:30~23:59
    【信用】
    9:00~11:30 、12:30~15:00

    楽天証券

    チャイエックスPTS
    8:20~16:00

    【信用】
    9:00~11:30、12:30~15:00

    ジャパンネクストPTS
    ①8:20~16:00、②17:00~23:59

    【信用】
    9:00~11:30、12:30~15:00

    松井証券

    ジャパンネクストPTS

    【現物】
    ①8:20~15:30、②17:00~23:59
    (PTS信用の取り扱いなし)

    【信用】

    9:00~11:30、12:30~15:00

    マネックス証券

    ジャパンネクストPTS

    【現物】【信用】ともに
    9:00~11:30、12:30~15:00

    auカブコム証券

    ジャパンネクストPTS
    チャイエックスPTS

    【信用】
    9:00~11:30、12:30~15:00

    ※参考:SBI証券 、楽天証券松井証券マネックス証券auカブコム証券

    銘柄

    SBI証券東京証券取引所に上場する銘柄のうち、ジャパンネクスト社が指定する銘柄
    楽天証券東京証券取引所に上場する銘柄のうち、各PTSおよび楽天証券が指定する銘柄
    松井証券東京証券取引所に上場している銘柄のうち、ジャパンネクスト社が指定する銘柄
    マネックス証券東京証券取引所に上場する銘柄のうち、ジャパンネクスト社が指定する銘柄
    auカブコム証券東京証券取引所に上場する銘柄のうち、各PTSが指定する銘柄

    ※参考:SBI証券 、楽天証券松井証券マネックス証券auカブコム証券

    注文方法

    SBI証券指値注文のみ、有効期限は本日中のみ
    楽天証券

    指値注文のみ、有効期限は本日中のみ、注文種類は通常注文のみ

    松井証券指値注文のみ、有効期限は「当場」のみ、執行条件は「なし」「IOC」のみ選択可能
    マネックス証券指値注文のみ、PTSに直接注文は出せない、SOR注文のみ対応
    auカブコム証券指値注文のみ、PTSに直接注文は出せない、SOR注文のみ対応

    ※参考:SBI証券 、楽天証券松井証券マネックス証券auカブコム証券

    時間帯ごとの相場の動きの違い

    ここでは時間帯ごとに異なる相場の動きを紹介していきます。

    9:00~9:30値動きが最も激しくなる
    9:30~10:00

    取引直後ほどではないが、値動きは大きい

    10:00~11:00値動きはどんどん静かになる。ただし10:30には中国取引所がオープンするため一部銘柄は大きく値動きする場合もある
    11:10~11:30

    流動性が低くなって値動きが大きくなる

    12:30~13:30

    値動きが活発になる。昼休み中に材料が出て大きく動く場合もある。

    その後、動きは静かになる。

    13:45~14:30

    徐々に値動きが活発になる

    【前場】9:00~9:30の特徴

    9:00~9:30のチャート

    最も値動きが激しくなるのは、朝の取引開始から30分間です。

    この時間は、前日の取引終了後に出た材料を基にして売買します。

    【前場】9:30~10:00の特徴

    9:30~10:00のチャート

    その後の30分は、最初の値動きの様子を踏まえた上で売買する時間です。

    取引開始直後ほどではありませんが、やはり値動きは大きいでしょう。

    10時半くらいまで値動きが続くこともありますが、基本的には11時を過ぎるまで静かになります。

    【前場】10:00~11:00の特徴

    10:00~11:00のチャート

    ただし、10時半になると中国の取引所がオープンし、その影響を受けて、一部の銘柄が大きく値動きをする事があるので注意が必要です。

    機関投資家は、中国市場の様子を見て、この時間帯に動くこともあるようです。

    【前場】11:00~11:30の特徴

    11:00~11:30のチャート

    11時半には午前の取引が終了しますが、その少し前から売買が増えます。

    証券会社の自己売買部門などは、引け値に関与しないように売買を控えるため、11時15分~11時半までは、流動性が低くなるので値動きが大きくなる傾向があるのです。

    【後場】12:30~13:30の特徴

    12:30~13:00のチャート

    12時半に後場がスタートすると、お昼休みに発注をするサラリーマンなどの注文が入るので、値動きが活発になります。

    また、後場に取引をする投資家も、この時間帯に注文します。

    参加者が増えるため、朝ほどではありませんが値動きは活発です。

    昼休み中に何か材料が出た場合は、かなり値動きが大きくなることもあります。

    12時45分~14時半までは、基本的に値動きは小さく静かです。

    【後場】13:45~14:30の特徴

    13:45~14:30のチャート

    取引終了の時間が近づくにつれて、徐々に値動きが大きくなっていきます。

    取引終了時間までに株価を上昇させたまま終わらせたくない人と、株価が上がったまま終わらせたい人との駆け引きなども行われます。

    その結果、14時半~大引けまでは取引が活発になるのです。

    株取引におすすめの時間帯は?

    株取引は時間帯ごとに相場の動きに違いがあります。

    そのため、取引スタイルやライフスタイルによって、取引するのにおすすめの時間帯は異なります。

    市場が開いている間は、ずっと見続けて頻繁に取引する人もいれば、ごくわずかな時間帯だけ取引をする人もいます。

    ただ長く取引をしていればいい、という訳ではないので注意しましょう。

    デイトレにおすすめの時間帯

    デイトレで投資したい場合は、午前中に取引するのがもっとも効率がいいでしょう。

    逆に午後は、値動きが静かな時間帯が多く値動きが乏しくなるケースも多いので、デイトレは難しい場合もあります。

    自分にあったトレード方法を見つけて、取引する時間帯を選びましょう。

    中長期投資におすすめの時間帯

    中長期で投資する場合には、指値注文が有効なので、時間帯をあまり気にする必要はありません。

    ただし、ある程度確実に取引するのであれば、前場の引け値をみて、後場寄りに前引け値近辺で注文を出せば、約定しやすいでしょう。

    また、毎日の終値には注目し、その結果を見て利益確定するか、損切りするかの判断をしましょう。

    時間が限られている人におすすめの時間帯

    会社員の人は、始業時間前か、昼休み程度しか、株価を見るチャンスはないかもしれません。

    したがって、限られた時間の中で、株の動きを見て、最終的にどうなるかを予想しつつ株を取引しましょう。

    保有株があるときは、売り注文を指値で発注しておけば、思惑通りに株価が変動したときに売りそびれずにすみます。

    逆指値なども使うようにしましょう。

    株価を見て取引したい人は、PTSを利用するのも一つの方法です

    まとめ

    株の注文は、基本的にいつでもできます。

    しかし、それが約定される時間帯は限られています。

    時間外にリアルタイムでの取引をしたい場合は、PTSを利用しましょう。

    ただし流動性が低いため、予定していた価格では売買できないかもしれません。

    取引時間中も、時間帯によって参加する人が異なり、値動きの大きさも変わってくるので注意が必要です。

    自分がどんな取引をしたいのかによって、参加するべき時間帯も違ってきます。
    まずは、自分の投資スタイルを考えて、取引する時間帯を考えてみましょう。

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