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【23年11月】ジュニアNISAのおすすめ銘柄12選|株主優待や個別株を紹介

ジュニアNISAのおすすめ銘柄12選|株主優待や個別株を紹介

最終更新日:

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ジュニアNISAの口座開設受付終了について

2023年9月末をもってジュニアNISA口座の新規開設受付は終了しました。

2024年以降のジュニアNISAに変わる制度は発表されていないため、ジュニアNISA口座の開設を考えていた人は、以下の記事を参考にNISA口座の開設、もしくは増額を検討しましょう。

【初心者向け】新NISAのおすすめ銘柄ランキング!つみたて投資枠で買うべき投資信託は?
  • ジュニアNISAで運用するのに向いた商品は?
  • ジュニアNISAで何を運用すればいいのか分からない

ジュニアNISAでの運用がおすすめの金融商品は次の2つです。

ジュニアNISAのおすすめ金融商品

  • 投資信託
  • 株式(株主優待が出るもの)

なお、ジュニアNISAは2023年末で終了するため、下記3点を押さえておきましょう。

  • ジュニアNISA口座開設申込は2023年9月末まで(新規投資は12月末まで)

  • 制度終了まで新規投資が可能

  • 制度終了後も子どもが18歳になるまで資産を非課税で保有可能

本記事ではジュニアNISAのおすすめ銘柄を紹介するので、子どものための資産形成に向いた銘柄を探せるようになるでしょう。

また、ジュニアNISAの代わりとしておすすめの新NISAについても解説します。

【掲載情報について】
2023年10月13日時点の情報を掲載しています。
  • 株式会社400F 執行役員CGO(Chief Growth Officer) / 株式会社400F

    監修者林 和樹

    京都大学卒業後、2007年トヨタFS証券(現:東海東京証券)入社。2012年エイチームへ入社し、翌年に金融メディア事業を立ち上げ。最盛期には売上高72億円の事業に育てる。2019年エイチームフィナジーを設立し、代表取締役社長に就任。保険代理店業務を開始する。2022年5月より現職。個人理念は『お金の不安が意思決定の制約にならない世界を創る』。趣味はボディメイク。

  • イーデス編集部 / 株式会社エイチームフィナジー

    編集者乾 翔太郎

    1995年生まれ、大阪府大阪市出身。

    大学卒業後、株式会社メンバーズに入社。その後、グループ会社の株式会社MOVAAAへ出向し、大手企業のオウンドメディアを担当。コンテンツディレクターとして、企画からコンテンツ制作、アクセス分析を行う。

    2019年に株式会社エイチームフィナジーに入社。住宅ローン、新規事業開発部を経て、ナビナビ証券の編集者に就任。また、YouTubeチャンネル「ナビナビチャンネル」も運営し、金融情報を分かりやすく配信している。

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ジュニアNISAで購入できる金融商品一覧

ジュニアNISAで購入できる下記の金融商品は、金融庁によって定められています。

  • 株式投資信託
  • 国内株
  • 外国株
  • 国内ETF
  • 海外ETF・ETN(上場投資証券)
  • 国内REIT(J-REIT)
  • 海外REIT
  • 新株予約券付社債(ワラント債)

引用:ジュニアNISAの基礎知識 | 金融庁

ジュニアNISAで購入可能な金融商品の中でも、長期保有の観点から投資信託や個別株がとくにおすすめです。

投資信託は定期的に一定額を購入する投信積立を利用することで、価格変動リスクの抑制が可能です。

また、個別株は配当や株主優待を行っているものであれば、インカムゲインの長期獲得に期待できます。

ジュニアNISAの銘柄の選び方

ジュニアNISAで運用する銘柄を選ぶ際は、下記3点のポイントを押さえましょう。

各ポイントの詳細について説明します。

株主優待が充実している銘柄を選ぶ

ジュニアNISAで個別株を運用する際に株主優待が充実した銘柄を選ぶと、下記のメリットがあります。

株主優待が充実した銘柄を選ぶメリット

  • 子育て世代にとって役立つものがある
  • 株価が大崩れしにくい

株主優待の中には、食品や食事券、おもちゃなど、子どもがいる家庭にとって役立つものがあります。

また、株主優待のある銘柄は、下降相場でも株価が大崩れしにくいため、安定した資産運用がしやすい点もメリットです。

優待内容が充実した銘柄の中から、好みのものを選びましょう。

身近な業界や会社の銘柄を選ぶ

ジュニアNISA口座で個別株を運用する場合は、仕事やプライベートでよく利用していて、会社の経営状態などを推測しやすい身近な業界・会社の銘柄を選びましょう。

経営状態が良好であれば、企業価値の向上による株価の上昇や増配に期待できるからです。

知らない業界やなじみのないサービスの場合、新商品やサービスの良し悪しを判断したり、客数の増減などの変化に気づいたりできません。

また、株価やニュースなどを見てもピンとこないでしょう。

よく利用している企業なら、わずかな変化にも気づき、そこから会社の経営状態を推測できます。

リスク分散されている投資信託を選ぶ

投資信託には下記のメリットがあるため、ジュニアNISAにおすすめです。

  • 1本で複数の地域や資産に投資できる
  • 分散投資によりリスクを軽減できる
  • プロに運用を任せられる
  • 少額投資が可能

1本で分散投資できることから、銘柄選定の手間がかかりません。

専門家がリスクを勘案して運用する銘柄を決めるため、専門知識がなくてもリスクが軽減できます。

また、運用をプロが行うため、自身で銘柄の入れ替えなどを行う必要がありません。

ネット証券の場合は100円から投資できるため、家計の負担になりにくいでしょう。

リスク対策をしっかり行って運用したい人は、ジュニアNISAで投資信託を購入することをおすすめします。

ジュニアNISAおすすめ銘柄7選(個別株)|株主優待のある商品を厳選

株主優待のあるジュニアNISA向けの銘柄の中でも、おすすめの銘柄を7つ紹介します。

各銘柄の詳細について、以下より説明します。

本田技研工業(7267)

おすすめポイント

  • 株価は現在上昇トレンドにあり、EV普及拡大により中長期的な上昇が見込める
  • 男の子がいる家庭にとくに嬉しい優待内容

「ホンダ」で知られる世界的な自動車メーカーの本田技研工業は、二輪車と四輪車を手掛けており、二輪車は世界トップシェアを誇ります。

選定理由

  • 子どもも楽しめる優待内容
  • 中長期的な企業価値の成長に期待
  • 長期保有で優待内容が充実
  • 配当も実施

株主優待は下記のとおりです。

優待内容

  • オリジナルカレンダー
  • レースやEnjoy Hondaへの招待 ※1
  • 見学会(事業所・HondaJet)への招待 ※2

※1 保有継続年数1年以上
※2 保有継続変数宇3年以上

優待内容の※1と※2は、保有継続年数が設定されている点に注意しましょう。

また、配当も実施し、2024年3月期は1株150円(中間75円、期末25円※)の予定です。
※期末配当は株式分割後に実施されるため、分割前換算では25円×3=75円となる

2024年3月期第1四半期決算

  • 増収増益
  • 北米中心とした四輪販売台数の増量効果により四輪事業の収益性が改善
  • 原材料価格の低下や値付け効果が奏功
  • 2024年3月期は増収増益計画
佐藤 真奈美

佐藤 真奈美/証券外務員1種

ベンチャーキャピタルをはじめとした投資会社での経験あり。現在は投資会社にてファンド運用を行いながら、金融関連記事の執筆中。
【専門家の解説】

本田技研工業はEVシフトを表明し、三菱商事とEV普及拡大を見据えた新事業創出に向けた覚書を締結したことを発表しています。

また、EV普及のカギとなる全固体電池については2030年までに開発する方針です。

競合他社も開発を進めているため、同社が他社に先駆けて全固体電池の開発ができれば、上昇トレンドにあるある同社の株価はさらに上昇するでしょう。

なお、同社は10月に株式分割を実施し、1株を3株に分割することを発表しています。


ライドオンエクスプレスホールディングス(6082)

おすすめポイント

  • 株主優待は権利確定日が3月末の年1回
  • 株主優待券は、「銀のさら」「すし上等!」「ファインダイン」で利用可能
  • 優待券に代えて新潟県魚沼産コシヒカリ新米2kgとの交換も可能

ライドオンエクスプレスホールディングスは、「銀のさら」や「釜寅」など、フードデリバリーを手掛けています。

選定理由

  • 家計の助けになる優待内容
  • 配当も実施

同社は100株以上保有の株主に対して、下記の株主優待を実施しています。
※保有株数が100株を超えても優待内容は変わりません

優待内容

  • 「銀のさら」「すし上等!」「釜寅」「ファインダイン」店舗で利用できる優待券2,500円分

また、配当も実施し、2024年3月期は1株10円(期末10円)の予定です。

2024年3月期第1四半期決算

  • 減収減益
  • コロナ特需剥落による売上減少で、TVCM等販管費が負担となる
  • 2024年3月期は減収減益計画
  • 値上げ効果により、営業利益、経常利益、当期純利益は上方修正を発表
佐藤 真奈美

佐藤 真奈美/証券外務員1種

ベンチャーキャピタルをはじめとした投資会社での経験あり。現在は投資会社にてファンド運用を行いながら、金融関連記事の執筆中。
【専門家の解説】

ライドオンエクスプレスホールディングスはアフターコロナによる需要減退で、苦戦しています。

2024年3月期は減収減益計画ですが、値上げ効果により営業利益などの上方修正を発表しました。

値上げ効果が想定以上となれば、さらなる上方修正が行われるかもしれません。

株価は低迷が続いていますが、業績改善が確認されれば回復に転じる可能性があります。


フマキラー(4998)

おすすめポイント

  • 除菌製品、殺虫剤など日常生活に欠かせない製品がもらえる

フマキラーは殺虫剤で知られる会社であり、同業他社よりも海外売上比率が高く、とくにマラリア感染症の被害が深刻な東南アジアで強みがあります。

選定理由

  • 子育て世代に嬉しい優待内容
  • 配当も実施

フマキラーの株主優待は下記のとおりです。

優待内容

  • 自社製品(虫よけ・除菌製品等)の詰め合わせ

100株以上保有の株主に対し1,000円相当、500株以上保有の株主に対し3,000円相当の詰め合わせが贈呈されます。

また、配当も実施し、2024年3月期は1株22円(期末22円)の予定です。

2024年3月期第1四半期決算

  • 増収減益
  • 殺虫剤部門の売上が好調
  • 原材料およびエネルギーコスト高騰が負担となった
  • 2024年3月期は増収増益計画
佐藤 真奈美

佐藤 真奈美/証券外務員1種

ベンチャーキャピタルをはじめとした投資会社での経験あり。現在は投資会社にてファンド運用を行いながら、金融関連記事の執筆中。
【専門家の解説】

フマキラーはコロナ禍で除菌製品の需要拡大による恩恵を受けて株価が上昇しました。

コロナ禍の収束に伴い、株価は下落したものの、底堅く推移しています。

同社は近年海外展開に注力し、今後は東南アジアのみならず、欧州事業を強化する方針です。

現在コスト高に利益が圧迫されていますが、コスト高が収束して順調に海外事業を拡大できれば、同社の株価は再び上昇トレンドに転じるでしょう。


ヒラキ(3059)

おすすめポイント

  • 100株以上の保有で2,000円相当の自社商品券がもらえる
  • 超低価格の商品が多く、2,000円の範囲内でもさまざまな商品が選べる

靴や衣料品の通販で知られるヒラキは、780円スニーカーなど、超低価格帯の商品に強みがある企業です。

選定理由

  • 子育て世代に嬉しい優待内容
  • 配当も実施

ヒラキは100株以上保有の株主に対して、下記の株主優待を実施しています。

優待内容

  • 2,000円相当の買い物優待券

(※保有株数が100株を超えても優待内容は変わりません)

同社の商品は超低価格帯のものが多いため、優待券で購入できる商品の選択肢は広いでしょう。

また、配当も実施し、2024年3月期は1株20円(中間10円、期末10円)の予定です。

2024年3月期第1四半期決算

  • 減収減益
  • 通販事業が苦戦
  • 店舗事業はおかし館の寄与で好調
  • 2024年3月期は増収増益計画
佐藤 真奈美

佐藤 真奈美/証券外務員1種

ベンチャーキャピタルをはじめとした投資会社での経験あり。現在は投資会社にてファンド運用を行いながら、金融関連記事の執筆中。
【専門家の解説】

ヒラキはコロナ禍の恩恵を受けましたが、足元では円安による原材料高の影響で苦戦しています。

価格転嫁を進めたものの、浸透するにはまだ時間がかかりそうです。

ただ、同社は2024年3月期の会社計画の見通しを変えておらず、第3四半期以降、徐々に改善が進む計画です。

第2四半期以降の業績で改善が確認できれば、現在横ばいの株価が上昇に転じる可能性があります


インソース(6200)

おすすめポイント

  • 株主優待でもらえるクオカードは利便性が高い
  • 将来的な企業価値の向上が期待できる事業内容

インソースは研修を中心とした社会人向けの教育サービスを手掛ける企業です。

選定理由

  • 利便性が高く、生活の助けになる優待内容
  • 配当も実施

インソースの株主優待は下記のとおりです。

優待内容

  • クオカードの贈呈(400株以上から)

同社は株式分割を実施したため、株主優待が400株以上保有の株主からとなりました。

400株以上は500円、2,000株以上は700円と、保有株数が増えるに従いクオカードの金額も大きくなります。

また、配当も実施し、2023年9月期は1株12円50銭(期末12円50銭)の予定です。

2024年3月期第1四半期決算

  • 増収増益
  • 会社計画を修正(売上高:下方修正、営業利益、経常利益、当期純利益:上方修正)
  • 公開講座、ITサービス事業の利益率が改善
  • 2023年9月期は増収増益計画
佐藤 真奈美

佐藤 真奈美/証券外務員1種

ベンチャーキャピタルをはじめとした投資会社での経験あり。現在は投資会社にてファンド運用を行いながら、金融関連記事の執筆中。
【専門家の解説】

インソースはおおむね増収増益が続くなど好調です。

2023年9月期は増収増益計画ですが、売上高は当初計画から下方修正しています。

また、粗利率が第2四半期から悪化したため、同社の株価は下落傾向にあります。

今後、売上が会社計画を大幅に上回ったり、全体および講師派遣型研修事業の粗利率が大きく改善したりすれば、株価は回復に転じるかもしれません。


ギグワークス(2375)

おすすめポイント

  • 株主優待の割引クーポンは、有効期限内なら何度でも利用可能
  • 割引購入できる商品の選択肢が幅広い

ギグワークスは、クライアントと単発・短期の仕事を請け負うギグワーカーとのマッチングプラットフォーム「GiG Works Basic」を運営しています。

選定理由

  • 子どもが大人になってからも役立つ優待内容

同社は以前、3種類の優待を用意していました。

しかし、日本直販を連結子会社化したことにより、現在は優待内容を下記の1種類に絞っています。

優待内容

  • 日本直販の公式ネット通販で利用できる30%割引クーポン

日本直販の公式ネット通販では多種多様な商品を取り扱っているため、世代を問わず利用でき、選択肢が幅広い点がメリットです。

同社は100株以上保有の株主に対して、上記の優待を実施しています。

(※保有株数が100株を超えても優待内容は変わりません)

2024年3月期第1四半期決算

  • 増収減益
  • 自治体・行政の大型案件終了による反動や事業投資が減益の主因
  • 2023年10月期会社計画を下方修正
  • 2023年10月期は増収減益計画
佐藤 真奈美

佐藤 真奈美/証券外務員1種

ベンチャーキャピタルをはじめとした投資会社での経験あり。現在は投資会社にてファンド運用を行いながら、金融関連記事の執筆中。
【専門家の解説】

ギグワークスの業績不振は一過性の要因が大きいとみられます。

同社は日本直販の総合プロデューサーに、音楽プロデューサーの秋元康氏を迎えることを発表しました。

また、共同開発中のブロックチェーンゲームのストラテジックアドバイザーにも同氏が就任したことを発表し、株価は急回復しています。

来期の業績が増収増益計画になれば、株価は上昇トレンドに転じるかもしれません。


河合楽器製作所(7952)

おすすめポイント

  • 株主優待は権利確定日が3月末と9月末の年2回
  • 子どもの教育に役立つ優待内容
  • 今後の利益成長が期待できる

河合楽器製作所は世界第2位のピアノメーカーで、鍵盤楽器や音楽教室の運営で知られています。

ピアノで培った技術を活かして素材加工も手掛けており、自動車関連部品にも同社の製品が使用されています。

選定理由

  • 子どもの情操教育に役立つ優待内容
  • 配当も実施

河合楽器製作所は100株以上保有の株主に対して、下記の株主優待を実施しています。

優待内容

  • 河合楽器製作所の主催イベント(カワイコンサートなど)への招待

(※保有株数が100株を超えても優待内容は変わりません)

また、配当も実施し、2024年3月期は1株85円(期末85円)の予定です。

2024年3月期第1四半期決算

    • 減収減益
    • 中国でのコロナ感染者数の急拡大や経済活動停止、物価上昇、材料費高騰の影響を受けた
    • 2024年3月期は増収増益計画
佐藤 真奈美

佐藤 真奈美/証券外務員1種

ベンチャーキャピタルをはじめとした投資会社での経験あり。現在は投資会社にてファンド運用を行いながら、金融関連記事の執筆中。
【専門家の解説】

河合楽器製作所の足元の業績は、売上・利益面ともに減少しているため軟調ですが、株価は上昇トレンドにあります。

主力の楽器教育事業は巣ごもり需要の一巡や物価上昇の影響が続くと考えられますが、中国での回復がみられれば、さらなる株価上昇の材料となるでしょう。

また、素材加工事業は生産調整が終われば、半導体関連部品の受注が拡大するとみられ、株価の上昇要因になると考えられます。


ジュニアNISAのおすすめ銘柄5選(投資信託)

ジュニアNISAで運用するのにおすすめする投資信託は下記の5本です。

それぞれの詳細を説明します。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

おすすめポイント

  • 米国の主要企業500社に分散投資できる
  • 低コストで運用できる
  • 高いパフォーマンス実績がある
ファンド名SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド
基準価格(2023年10月13日時点)21,310円
トータルリターン(3年)23.59%
信託報酬0.0938%
運用会社SBIアセットマネジメント

SBI・V・S&P500は、米国の株式指数であるS&P500に連動するパフォーマンスを目指す投資信託です。

バンガード社が運用するETF「バンガード® ・S&P500 ETF」を主要投資対象としています。

構成銘柄数が多いため、分散投資効果に期待できる点がメリットです。

また、直近3年のシャープレシオが1.50と、優秀なファンドの目安となる1を超えているため、これまで高い運用実績を出してきたことがわかります。

シャープレシオとは

テキスト運用でとったリスクに対するリターンを測る指標で、数値が大きいほど投資効果が高い。

高成長な米国企業に長期分散投資したい場合におすすめです。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

おすすめポイント

  • 海外の先進国への分散投資ができる
  • 安定運用に期待できる
  • 低コストで運用できる
ファンド名eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
基準価格(2023年10月13日時点)24,064円
トータルリターン(3年)22.16%
信託報酬0.0009889
運用会社三菱UFJアセットマネジメント

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、日本を除く先進国の株式に投資する投資信託です。

MSCIコクサイ・インデックスに連動する投資成果を目指して運用します。

主に欧米の先進国企業の株式に投資しますが、投資先の72%以上が米国企業です。

海外の先進国企業の株式が投資先となっていることから、安定したパフォーマンスに期待できるでしょう。

なお、投資先の大部分が米国であるため、米国の景気や金融政策の影響を受けやすい点に注意が必要です。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

おススメポイント

  • 全世界の株式に分散投資できる
  • 高いパフォーマンス実績がある
  • 安定運用に期待できる
ファンド名eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
基準価格(2023年10月13日時点)20,062円
トータルリターン(3年)20.23%
信託報酬0.0005775
運用会社三菱UFJアセットマネジメント

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、全世界の株式に投資する投資信託です。

世界経済の成長の恩恵を享受できる可能性があります。

先進国および新興国の株式に投資しますが、投資先の60%ほどが米国です。

また、米国を含む先進国が90%近くと、投資先は先進国が中心である点に注意が必要です。

直近3年のシャープレシオが1.42であることから、これまで高い運用実績を出していたことがうかがえます。

ただし、先進国企業が主要な投資先であるため、高成長よりも安定運用に期待できる投資信託といえるでしょう。

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

おすすめポイント

  • 地域を限定せず、世界中に分散投資できる
  • 複数の異なる種類の資産に分散投資できる
  • 通貨も分散投資されている
ファンド名eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
基準価格(2023年10月13日時点)14,711円
トータルリターン(3年)10.11%
信託報酬0.143%
運用会社三菱UFJアセットマネジメント

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、徹底した分散投資を行いたい人におすすめです。

先進国と新興国の両方が投資先であるため地域分散されており、さらに投資商品も株式・債券・REITに分散され、各商品の比率は12.5%ずつとなっています。

また、通貨も円やドル、ユーロなどさまざまな国に分散されている点も特徴です。

長期運用にあたり、分散投資によるリスクヘッジ効果に期待できるでしょう。

ニッセイ日経225インデックスファンド

おすすめポイント

  • 日本を代表する大企業225社に投資したのと同じパフォーマンスに期待できる
  • 低コストで運用できる
  • 安定したパフォーマンスに期待できる
ファンド名ニッセイ日経225インデックスファンド
基準価格(2023年10月13日時点)39495
トータルリターン(3年)13.02%
信託報酬0.275%
運用会社ニッセイアセットマネジメント

ニッセイ日経225インデックスファンドは、日経平均株価に連動した投資成果を目指す投資信託です。

東証一部上場企業の中から選ばれた225銘柄に投資した場合と、同等のパフォーマンスに期待できます。

日経平均株価のすべての構成銘柄に投資したい人におすすめです。

なお「値がさ株」と呼ばれる株価の高い企業の影響を受けやすい点に注意が必要です。

運用開始から10年が経ちますが、リターンがプラスになっている割合が62.5%(120ヶ月中75ヶ月)と多く、安定運用に期待できるでしょう。

SBI証券のジュニアNISAで保有者が多いおすすめ銘柄ランキング

SBI証券のジュニアNISA口座で保有する人が多い投資信託・米国株式・国内株式の各銘柄は下の表のとおりです。

順位投資信託米国株式国内株式

1

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)テスラ(TSLA)オリックス(8591)

2

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドアップル(AAPL)日本たばこ産業(2914)

3

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)エヌビディア(NVDA)三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)

4

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドマイクロソフト(MSFT)オリエンタルランド(4661)

5

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドアマゾンドットコム(AMZN)KDDI(9433)

※参照元:NISAランキング | SBI証券
※投資信託は週間買付残高ランキングを掲載

保有者の多い米国株式は世界的有名企業が多く、国内株式は株主優待を実施している銘柄や高配当銘柄がランキング上位であることがわかります。

楽天証券のジュニアNISAで保有者が多いおすすめ銘柄ランキング

楽天証券のジュニアNISA口座で保有する人が多い投資信託、米国株式、国内株式の各銘柄は下の表のとおりです。

順位投資信託 ※米国株式国内株式

1

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)テスラ(TSLA)日本たばこ産業(2914)

2

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)アップル(AAPL)三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)

3

楽天・全米株式インデックス・ファンドエヌビディア(NVDA)オリックス(8591)

4

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドマイクロソフト(MSFT)トヨタ自動車(7203)

5

eMAXIS Slim先進国株式インデックスアマゾンドットコム(AMZN)武田薬品(4502)

※参照元:ランキング | 楽天証券
※投資信託はNISAの残高ランキングを掲載

楽天証券では、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」や「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」がランクインしています。

また、国内株式では、トヨタ自動車や武田薬品がランキングに名を連ねています。

両社とも世界的企業であり、トヨタ自動車は株主優待を、武田薬品は30期以上非減配を続けている点が特徴です。

ジュニアNISAのおすすめ銘柄を選ぶときの注意点

ジュニアNISAのおすすめ銘柄を選ぶときには、下記の点に注意してみてください。

上記の注意点の詳細について、以下より説明します。

ジュニアNISAで購入できる金融商品は証券会社によって異なる

ジュニアNISAで購入できる商品は、証券会社ごとにラインナップが異なり、金融庁が定めた金融商品のすべてを各証券会社が扱っているわけではありません。

ジュニアNISA口座で運用する金融商品の選択肢を広げたい場合には、取り扱う金融商品の種類が豊富なSBI証券楽天証券をおすすめします。

SBI証券楽天証券のジュニアNISA口座で取引できる投資信託の本数は、2,400本超と多く、外国株の取引も可能です。

2023年12月末にジュニアNISAは廃止になる

ジュニアNISAは2023年末で終了し、2024年以降は新規買付ができなくなります。

保有を続ける場合は、ジュニアNISA口座内の金融商品が継続管理勘定に自動的に移管され、18歳まで非課税でのロールオーバーが可能です。

18歳になると継続管理勘定の金融商品が課税口座に移管されるため、注意が必要です。

課税口座に移管すると、利益に対し20.315%の税金が課せられます。

それを避けるためには、18歳より前にジュニアNISA口座内の全商品を売却し、ジュニアNISA口座の廃止手続きをして払い出しをしましょう。

2024年のジュニアNISA廃止後は新NISA制度がおすすめ

ジュニアNISA廃止後は、代わりの未成年者向けの非課税口座が用意されないため、子ども名義の非課税口座を作れなくなります。

そのため、子どものための資金作りには、新NISAを利用することをおすすめします。

18歳まで子ども名義での口座開設はできないため、親名義の新NISA口座で子ども用の資金を作るといいでしょう。

新NISAの年間投資上限額は、つみたて投資枠が年間120万円、成長投資枠が年間240万円とジュニアNISAよりも上限が引き上げられています。

また、ジュニアNISAとは違い、新NISAは資金の引き出しが自由です。

子ども用の資金を新NISAで運用し、目標額に達したタイミングで引き出せるようになります。

非課税期間も無期限になるため、ジュニアNISAよりも自由度の高い運用ができるでしょう。

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ジュニアNISAの口座開設~始めるまでの流れ

ジュニアNISAの口座開設はネット証券の場合、以下の4STEPで口座開設から始めるまでが完了します。

ジュニアNISAの口座開設4STEP

  1. ジュニアNISA口座を開設するネット証券会社を選ぶ
  2. ジュニアNISA専用の口座開設申し込み
  3. ジュニアNISAの口座開設完了
  4. 開設したジュニアNISA口座で株式や投資信託等を注文

ジュニアNISAは子ども名義での口座開設となりますが、親名義の口座も同じ証券会社で開設しておく必要があります。

そのため、まだどこの証券会社の口座も持っていないという場合は、この機会に申し込むことがおすすめです。

ここでは、おすすめの証券会社として下記の証券会社を取り上げます。

それぞれの詳細を説明します。

おすすめの証券会社①楽天証券

おすすめポイント

  • 一日定額コースなら100万円まで手数料無料
  • ゼロコースは日本株の手数料が無料
  • 日本株(現物)の購入代金と手数料に楽天ポイントを使用可能
  • 日本株や外国株の取引で楽天ポイントが付与

楽天証券の一日定額コースは、一日の約定代金100万円まで手数料無料となります。

また、2023年10月1日からスタートしたゼロコースであれば、約定代金や現物・信用取引問わず日本株の取引手数料が無料です。

楽天証券では、日本株と外国株の取引や、投資信託の保有、クレカ積立等を通じて楽天ポイントが付与されます。

付与された楽天ポイントは、「楽天市場」など楽天グループのサービスで利用可能です。

楽天サービスのユーザーにとって、とくに利用しやすい証券会社といえるでしょう。

おすすめの証券会社②SBI証券

おすすめ

  • 国内株式の手数料が無料
  • NISAは海外ETF(米・中・韓)の買付手数料が無料
  • NISA対応の投資信託の種類が多い
  • 4種類のポイントやマイレージが貯められる

SBI証券は、約定代金や現物・信用取引問わず、取引手数料が無料

NISAは、米国・中国・韓国ETFの買付手数料が無料となります。

また、SBI証券はNISAで運用可能な投資信託の本数が多い点も特徴です。

2024年1月11日現在、NISA(成長投資枠)は1,153本、NISA(つみたて投資枠)は218本の投資信託が運用できます。

さらに、日本株やFX取引、投資信託の購入・保有などを通じてVポイントをはじめとする4種類のポイントと、JALマイレージが貯められます。

貯めたポイントは日本株や投資信託の購入代金に利用可能です。

よくある質問

ジュニアNISAに関するよくある質問に回答していきます。

NISAとジュニアNISAの違いは?

NISAとジュニアNISAは名前が似ていますが、いくつかの点で違いがあります。

まずNISAは、日本在住の18歳以上の人が利用できるのに対して、ジュニアNISAは、日本在住の未成年者(0歳~17歳)が対象です。

非課税枠が、NISAが毎年120万円に対して、ジュニアNISAは毎年80万円と少なくなります。

またNISAは非課税枠を年毎に別の金融機関へ変更できるのに対して、ジュニアNISAでは、一度ジュニアNISA開設すると金融機関の変更はできず、口座を廃止しなければなりません。

詳細は、以下の記事で確認してください。

ジュニアNISAの口座はどこで開設できる?

ジュニアNISAの口座は、証券会社や銀行などジュニアNISAの取扱のある金融機関であれば、どこでも開設できます。

親権者の口座も必要とするところが一般的です。

ただし、新NISA制度の開始に伴い、ジュニアNISAの新規口座受付は2023年9月末をもって終了しています。

ジュニアNISAに代替する制度の開始予定はありませんので、投資枠の広がった新NISAでジュニアNISA分も投資するとよいでしょう。

ジュニアNISA口座の金融機関は変更できる?

ジュニアNISAでは、途中で金融機関の変更はできますが、その際は前の金融機関で開設したジュニアNISAの口座は廃止しなければなりません。

口座を廃止した場合には、それまでに非課税で受け取った配当金や譲渡益等については課税されるので、金融機関の変更については注意が必要です。

子どもが2人いる場合、ジュニアNISA口座は2つ開設できる?

ジュニアNISA口座は一人一口座となっていますが、運用管理者は一口座しか管理できないという規定はありません。

子どもが二人いれば、それぞれにジュニアNISA口座を開設できます。

ジュニアNISAでは何を買える?

ジュニアNISAで購入できるのは、下記の金融商品です。

  • 株式投資信託
  • 国内株
  • 外国株
  • 国内ETF
  • 海外ETF
  • ETN(上場投資証券)
  • 国内REIT(J-REIT)
  • 海外REIT
  • 新株予約券付社債(ワラント債)

ジュニアNISA口座で購入する場合は、投資信託や国内株、外国株がとくにおすすめです。

ジュニアNISAは何から始めればいい?

ジュニアNISAを始める際は、下記の手順で行ってください。

ジュニアNISAを始める手順

  1. ジュニアNISA口座を開設するネット証券会社を選ぶ
  2. ジュニアNISA専用の口座開設申し込み
  3. ジュニアNISAの口座開設完了
  4. 開設したジュニアNISA口座で株式や投資信託等を注文

ただし、2023年9月末で新規の口座開設受付は終了しているため注意しましょう。

ジュニアNISAは2023年以降どう変わる?

ジュニアNISAは2023年12月末で廃止され、その後は新規買付ができなくなります。

廃止前までにジュニアNISA口座で購入した金融商品は、継続管理勘定に移管されて18歳まで非課税での保有が可能です。

ジュニアNISA廃止後は、新NISAを利用した子ども用の資金づくりがおすすめです。

子どもが18歳になるまでは、親名義の新NISA口座で子ども用の資金を作るといいでしょう。

ジュニアNISAでは単元未満株も買える?

ジュニアNISA口座では、単元未満株を購入して保有できます。

単元保有株であれば配当をもらえる上に、ジュニアNISA口座で単元未満株を購入・保有すれば、売買益のみならず配当益も非課税になります。

まとめ

ジュニアNISAの制度や、おすすめ銘柄について紹介しました。

ジュニアNISAは2023年で非課税枠の設定は終了していますが、すでに口座開設済みの人は2023年末までは投資できるので、本記事で紹介したおすすめ銘柄を参考に残りの期間も利用しましょう。

今からジュニアNISAを始めようと考えていた人は、2024年から始まる新NISAでジュニアNISA分の投資資金を利用するようにしましょう。

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