【2024年最新】新電力会社おすすめランキング15選！電気料金・乗り換え先を比較

本記事では、新電力選びで損しないための新電力の選び方やおすすめの小売電気事業者、新電力を利用するメリット・デメリットについて解説します。

新電力を提供するおすすめの安い電力会社15選は以下の通りです。

新電力のおすすめ人気ランキングTOP15！料金・特典・提供エリアを比較

新電力を提供するおすすめの安い電力会社15選は以下の通りです。

ここからはそれぞれの新電力について、特徴や基本料金やキャンペーンの有無、支払方法などを解説していきます。

1.楽天でんき

楽天でんきの特徴

楽天でんきは、楽天の子会社である楽天エナジー株式会社が運営する小売電気事業者です。

楽天でんきの最大の特徴は「楽天ポイントを貯める・使える」という点です。楽天でんきとガスをセットで契約すれば、通常200円に1ポイント貯まるところ、100円で1ポイント貯まるので、効率よくポイントを貯めることができます。

また、でんきとガスをセットで契約すると、楽天ポイントが合計4000ポイントもらえるので、楽天カードを利用している方にはおすすめです。

しかし、楽天でんきは基本料金が0円であるものの、従量料金が平均40円と高いので、楽天サービスを利用中の方以外、あまりおすすめできません。

2.Looopでんき

Looopでんきの特徴

Looopでんきは、株式会社Looopが運営する小売電気事業者です。基本料金が0円で30分ごとに電気料金が変わる仕組みを採用しています。

このため、電気料金が安い時間帯に電気を使用することで、電気代を節約できます。

また、アプリを通じて電力使用量をリアルタイムでチェックできるため、ゲーム感覚で節電が楽しめるというメリットがあります。

しかし、市場連動型の料金システムのため、電気代が急に高くなるリスクもあるので注意が必要です。

3.TERASELでんき

TERASELでんきの特徴

TERASELでんきは、株式会社エネクスライフサービスが運営する小売電気事業者で、産業や燃料販売を行う伊藤忠エネクス株式会社の子会社です。

TERASELでんきの特徴は、「使えば使うほどお得になる」という料金体系ですが、使用量が少なくても電気料金が安いだけでなく、電気料金の支払い金額に応じて楽天ポイントが溜まるので、ポイ活にも活用できます。/p>

また、利用時の特典がもらえるので、「キャンペーンを活用してお得な新電力に乗り換えたい」という方は、TERASELでんきがおすすめです。

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4.さすてな電気

さすてな電気の特徴

さすてな電気は東京ガスが運営している小売電気事業者です。

さすてな電気は環境保全に力を入れており「1契約ごとに植林や森林保護のための寄付」や「非化石証書」を購入することでCO2排出量を実質ゼロにし、再生可能エネルギーによる電力を届けています。

このため、「毎日使う電力だからこそ環境に優しいものを選びたい」とお考えの方におすすめです。

また、東京ガスとセットで契約することで、電気料金の合計額から0.5％分を割引してくれるセット割を受けられるので、東京電力よりも安く利用できます。

5.大阪ガスの電気

大阪ガスの電気の特徴

大阪ガスの電気はその名の通り、大阪ガス株式会社が運営する小売電気事業者です。

ガスと電気のセット契約で割引やポイントがもらえるだけでなく、新居で新たにガスと電気を両方申し込んだ場合、電気料金の基本料金が0円になるセット割も実施しています。

大阪ガスの電気には、電気をあまり利用しない家庭向けに料金がやすくなるプランや、ファミリー向けのプランが用意されており、ご自身の使用環境に合わせて最適なプランを選択できるのでおすすめです。

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6.CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクトの特徴

CDエナジーダイレクトは、中部電力ミライズ株式会社と大阪ガス株式会社の合弁会社が運営する小売電気事業者です。

CDエナジーダイレクトでは、一人暮らしや2〜3人暮らし、4人暮らしごとに合わせて電気・ガス料金がおトクになるプランが展開されています。

また、電気とガスを同時に契約することでセット割も受けられるので、「固定費をギリギリまで抑えたい」という方におすすめです。

7.Japan電力

Japan電力の特徴

Japan電力はjapan電力株式会社が運営する小売電気事業者です。供給エリアは沖縄やは沖縄や一部の離島を除き全国のエリアで契約可能で、転勤や引越しが多い方でも安心して利用できます。

Japan電力では、電気の使用量に応じて段階的に電気料金が安くなる料金システムで、121kw・301kwから電気料金が安くなるので、特に電力使用量が多い3人以上のご家庭での利用がおすすめです。

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8.ENEOSでんき

ENEOSでんきの特徴

ENEOSでんきはENEOSホールディングス株式会社が運営する小売電気事業者です。ENEOSでんきは日本全国で利用できる新電力で、急な引越しや転勤でも継続して利用できます。

提携しているクレジットカードで支払いを行えば、通常よりも高いポイントが付与されるなど、電気料金の割引以外のメリットがあります。

また、ガソリンスタンドを運営するENEOSならではの特典として、ガソリン代金の割引が適用されるので、車をお持ちの方は特におすすめです。

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9.auでんき

auでんきの特徴

KDDI株式会社のグループ会社、auエネルギー&ライフ株式会社が運営する小売電気事業者です。

「auでんき」は、電気料金の割引だけでなく、「電気料金に応じてPontaポイントが貯まる」「UQ mobileとのセット割引が利用できる」など、割引以外にお得に利用できるのが特徴です。

また、再生可能エネルギーを利用した「ecoM/Lプラン」も展開しており、電気料金よりも使用している電力や環境に優しい電力を選びたい方にもおすすめです。

電気料金の割引以外にポイントが貯まったり、スマホ料金の割引に利用できるauでんきですが、オール電化や時間帯で料金が変動するプランがないため、生活スタイルに合わせたプランを選ぶことができない点には注意が必要です。

10.ミツウロコでんき

ミツウロコでんきの特徴

ミツウロコでんきはミツウロコグリーンエネルギー株式会社が運営する小売電気事業者です。

ミツウロコでんきは電力使用量が多ければ多いほど安くなる料金システムを採用しているため、一人暮らしや二人暮らしよりも、3人以上の家庭におすすめできる新電力です。

また、夜間の使用で電気料金が安くなる時間帯別電灯プランも提供されているので、「日中は仕事で家にいない」「出勤が遅く、午後９時以降に電力を使用することが多い」という方は1kwあたりの利用料金が安い夜間プランを利用できます。

11.ソフトバンクでんき

ソフトバンクでんきの特徴

ソフトバンクでんきは、SBパワー株式会社が運営する小売電気事業者です。ソフトバンクの携帯電話を利用していなくても利用できます。

ソフトバンクでんきは、「おうちプラン」を選択した場合は基本料金がかかりますが、「自然でんき」プランを選んだ場合は基本料金がかからないため、大手電力会社と比べて電気料金がやすくなります。

また、同社が提供しているソフトバンク・ワイモバイルとセットで申し込むことで割引を受けることができ、ソフトバンク系列のスマホを利用しているユーザーは固定費をまとめて削減できます。

ただし、ソフトバンクでんきは電気料金の値上がりにより、市場価格に連動して電気料金を変動させるソフトバンクでんき独自の調整額が導入されました。特に基本料金がかかる「おうちプラン」では、大手電力会社よりも料金が高くなる可能性があるので、注意が必要です。

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12.J:COM電力

J:COM電力の特徴

J:COM電力は、JCOM株式会社が運営する小売電気事業者です。J:COM電力は電気の使用量に応じて料金が割引されるシステムを採用しています。

このように月の電力使用量が300kWhを超える場合、毎月10%の割引を受けられるので、電力使用量の多いご家庭はJ:COM電力がおすすめです。

また、現在J:COMのケーブルテレビやインターネット、固定電話をご利用の場合、電気料金をまとめて支払うことができるので、支払い管理も楽になります。

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13.東京電力エナジーパートナー

東京電力エナジーパートナーの特徴

東京エナジーパートナーは、東京エナジーパートナー株式会社が運営する電力会社です。東京電力の子会社である新電力会社ですが、全国エリアに対応しており、地域によって電気料金が変わることもありません。

東京エナジーパートナーでは、「時間帯別電灯プラン」や「オール電化プラン」など、ご家庭の使用状況に合わせた最も安いプランを選択できます。

また、電気とガスをセットで契約することで、電気料金から毎月1,200円も割引してくれるセット割もあるので、固定費をさらに節約することも可能です。

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14.idemitsuでんき

idemitsuでんきの特徴

idemitsuでんきは、出光興産株式会社が運営している小売電気事業者です。

idemitsuでんきの最大の特徴は、ガソリン代の割引がある点です。出光のガソリンスタンドを利用すれば、いつでも2円引きで利用できるので、車をよく利用されるご家庭や地方にお住まいの方に特におすすめできます。

また、電気自動車を種有している場合はガソリン代の割引がない代わりに、電気料金が月々200円オフになる特典も用意されているので、ガソリン車・電気自動車の両方で特典が受けられるのも魅力の一つです。

idemitsuでんきでは、通常「Sプラン」の他に深夜の利用で電気にお得に利用できる「オール電化プラン」が用意されているので、オール電化を利用中の方や、ライフスタイルに合わせて新電力を選びたい方にもおすすめです。

15.東急でんき

東急でんきの特徴

東急でんきは株式会社東急パワーサプライが運営する小売電気事業者です。

東急でんきの最大の特徴は、東急グループが展開するサービスを優待価格で利用できる点です。東急電鉄の通勤・通学定期を利用していれば電気料金の割引が受けられたり、東急ストアでのお買い物で使えるポイントが溜まるなど、東急サービスを利用している方には、電気代割引以上のメリットがあります。

また、対象の演劇・観劇・ミュージカルなどのチケットも優待価格で購入できるので、これらのサービスを利用している方にはおすすめです。

ただし、東急でんきとガスをセットで契約しないと上記の割引や優待サービスは受けられないので、注意してください。

居住状況に合わせたおすすめの新電力会社

「新電力を提供している企業が多すぎて選びきれない」という方のために、居住状況に合わせたおすすめの新電力をご紹介します。

【電力使用量が少ない家庭向け】1人暮らし向けにおすすめの新電力

毎月の電力使用量が300kwh以下と少ない方におすすめの新電力は以下の通りです。

上記の表はあくまでも試算になりますが、TERASELでんきをはじめとする3つの新電力は、従量料金が東京電力よりも安いため、電気料金の節約につながります。

電気料金は「使用量が多ければ多いほど安くなる」というのが一般的ですが、上記の新電力については、一人暮らしで電力使用量が少なくても年間4,000円以上（月に400円程度）を節約できます。

また、これらの新電力会社はセット割がなくても割引額が大きいので、ガスや光回線といったセット割対象のサービスを契約できない方も節約につなげられるのでおすすめです。

【電力使用量が多い家庭向け】2人以上・ファミリー世帯におすすめの電力会社

毎月の電力使用量が300kwh以上の方におすすめの新電力は以下の通りです。

上記は「使えば使うほど電気料金システム」を採用しており、2人以上でお住まいの方やファミリー世帯におすすめです。

1ヶ月に400kWh利用するご家庭では、上記の新電力に乗り換えるだけで、年間10,000円前後の電気代を節約できます。

400kWhを超える場合はさらに節約できるので、「電気料金を気にせず電力を使用したい」というご家庭にもおすすめです。

新電力の選び方

新電力を取り扱う企業は2024年現在で700社以上あるので、電力会社を始めて乗り換える方は悩んでしまうはずです。

新電力を提供している電力会社を選ぶ際には、以下のポイントを確認しましょう。

新電力の選び方

それではくわしく解説します。

毎月の電力使用量から選ぶ

毎月の電力使用量に合わせて、割引額が一番大きい新電力を選びましょう。新電力会社から提供されている電力の品質は変わらないため、基本的には月の割引額で決めても問題ありません。

新電力会社には「200kwまでは電気料金が安い」「600kw以上は電気料金が安くなる」「夕方の時間帯に電力を節約すれば月の電気料金が安くなる」など各電力会社で独自の割引サービスを提供しています。

例えば、CDエナジーダイレクトでは、一人暮らし向けのプラントと月に400kw以上を利用するファミリー向けのプランを用意しており、400kw以上を利用される方は電気料金が安くなるシステムを導入しています。

このように、毎月の電力使用量によって、電気料金が下がる新電力は異なるので、電力使用量と電気料金を照らし合わせて一番料金が安い新電力を選ぶのがおすすめです。

電気料金の比較は各新電力会社のホームページで月々の電力使用量を入力すれば月額料金が表示されるので、契約前に確認しておきましょう。

ガスやインターネット・生活インフラなどのセット割から選ぶ

新電力の電力会社を選ぶ際には、ガスやインターネット、携帯のキャリアとセットで契約することで、それぞれのサービスの月額料金が割引される場合があります。

電気料金や各種サービスの月額料金が安くなることはもちろん、支払いもセットで行えるので支払い管理が楽になります。

たとえば、ガスと電気をセットで契約することで月額料金がさらに安くなる「大阪ガス」や、スマホとセットの契約で安くなる「auでんき」など、セット契約によりお得に利用できる新電力があります。

そのほかには、自家用車を所有している方は「ENEOSでんき」や「idemitsuでんき」を選べば、ガソリン代の割引を受けられるなど、生活インフラをお得に利用できる新電力を選ぶのもおすすめです。

住んでいる地域から選ぶ

新電力によっては提供エリアが限定されている場合があります。たとえば、再生可能エネルギー100％を利用している東京ガスの「さすえな電気」は関東エリアのみで提供エリアが限られています。

特にガス会社は地域に根付いた運営を行っている企業が多いため、「電気・ガスセット割」などを適用したい場合には提供エリアを確認する必要があります。

一方で、お得に利用できる料金体系を提供しているLooopでんきは全国的に展開されており、引越し先でも利用できるので、切り替えもしやすいです。

このため「転勤が多く1年前後で地方を転々とする」という方や「直近数年以内に県外に引っ越しをする予定がある」という方は、全国対応の新電力がおすすめです。

家庭環境に合わせてメニュー・プランを選ぶ

「決まった電力量を使う」「日中は電気を使わず夜間のみ電力を使用する」このように電力の利用頻度が固定されている場合は、その人に合ったプランを展開している新電力もあります。

電力会社が提供しているプランは以下の通りです。

プランの種類

特にこだわりがない方や、月額料金を安くしたいと考えている方は、基本的なプランの「従量電灯プラン」がおすすめです。新電力は基本的に従量電灯プランを利用しており、現在ご家庭で利用しているプランも従量電灯プランがほとんどです。

在宅ワークやペットとお過ごしのご家庭で、季節に限らず毎月同じ電気量を利用する場合は定額プランがおすすめです。 定額プランは「一定の電力使用量までは定額」と設定されており、定められたラインを超えない程度の利用であれば電気料金の節約につながります。

しかし、定額ラインを超えてしまった場合は、基本プランの従量電灯プランよりも高くなる可能性があるので注意が必要です。

働き方が特殊で日中・夕方は外出しており、夜間に電力を多く利用する方は「時間帯別電灯プラン」がおすすめです。時間帯別電灯プランは、電力使用量が少なくなる夜間の電気料金が安くなるプランで、夜勤や特殊な働き方で日中はほとんど電力を使わない方は節約できます。

違約金の有無から選ぶ

新電力の切り替えは簡単なので、数か月利用してみて他の新電力に乗り換えることも可能ですが、中には解約時に違約金が発生する新電力もあります。

契約期間や違約金が設定されていると、切り替え自体が損してしまうので注意が必要です。

例えば、東京電力エナジーパートナーを契約する場合、契約期間が1年の場合の途中解約は3,000円、2年の間は5,000円がかかります。

そのため、「新電力を試しに利用したい」「今よりも安い新電力があれば気軽に乗り換えたい」と考えている方は。違約金のない新電力を選びましょう。

新電力に乗り換えるメリット

新電力に乗り換えるメリットは以下の通りです。

新電力に乗り換えるメリット

それではくわしく解説します。

大手電力会社と比べて電気料金が安くなる

新電力への乗り換えが注目される最大の理由は、大手電力会社と比べて、電気料金が安くなるという点です。/p>

新電力の参入により、価格競争が導入されたことで、多くの電力会社が顧客を確保するべく、値下げやお得なプランを展開しています。

競争の激化により、消費者は電気料金の安い電力会社を選べるようになったので、結果的に月々の電気料金を見直せるようになりました。

また、多くの新電力では解約時の違約金が発生しないので、「子供が一人暮らしを始めた」「二世帯で生活することになった」など、ライフスタイルに合わせて自由に安いプランへ切り替えられます。

電力会社によってセット割引やポイントサービスが提供されておりお得に利用できる

新電力の中には電気の提供だけでなく、ガスやインターネットなど他のサービスとのセット割引や、ポイントサービス、キャッシュバックキャンペーンなどでさらに安く利用できる場合があります。/p>

これらのサービスを上手く利用することで、電気代だけでなく、生活全般のコスト削減につながります。

たとえば、大阪ガスの電気では、電気とガスのセット利用で月額料金が割引されるプランを提供しており、これにより多くの家庭が経済的な負担を軽減できます。

その他にもidemitsuでんきを契約すれば、ガソリン代がいつでも2円引きになるなど、日常生活で利用するサービスをお得に利用できます。

ライフスタイルにマッチする新電力を選ぶことで年間1万円以上も節約できるほど、新電力への乗り換えメリットは大きいです。

家庭の状況に合わせたプランを選択できる

新電力の登場により、私たちは自宅での電力使用状況や家庭の生活スタイルに合わせて、最適な料金プランを選無ことができます。

たとえば、夜間に家で過ごす時間が長い家庭には、夜間の電力料金がお得になるプランなどが用意されています。 実際、LOOOPでんきでは、利用者が多くなる時間帯の電力消費を避けることで電気料金が安くなる料金体系を提供しており、新電力によってはお得に利用できる方のライフスタイルが異なります。

また、環境に配慮し、再生可能エネルギーを使いたいと考える家庭向けには、グリーンエネルギーを中心としたプランも用意されています。

このように、新電力ではそれぞれの家庭のニーズに合わせた多彩な選択肢を提供しており、固定費の削減や環境保全といったビジョンに賛同・協力することも可能です。

手続きが簡単で新規・乗り換え・解約が簡単

新電力への乗り換えや解約の手続きは、かつての面倒な作業とは大きく異なり、今では驚くほど簡単に行えるようになりました。

乗り換えたい時は、単に現在の電力会社から受け取る22桁の「供給地点特定番号」を新しい電力会社に共有するだけで申し込みできるので、電話やインターネット、対面といった手続きが可能です。

新電力の契約後は、以前の電力会社との契約解除も自動で行われるため、光回線やスマホの契約・解約手続きのように複雑な手続きをする必要はありません。このシンプルさが、新電力へのスムーズな移行を後押ししています。

新電力に乗り換えるデメリット・注意点

新電力に乗り換えるデメリット・注意点は以下の通りです。

新電力に乗り換えるデメリット・注意点

それでは詳しく解説します。

自分にあったプランを選ばなければ電気料金が高くなる可能性がある

電気料金の節約を目的として新電力に乗り換える際、最も重要なのは自分の生活スタイルや電力使用量に合ったプランを選択することです。

電力使用のピーク時間帯や時期によって変動する電気使用量を考慮せず、料金が安いプランを選択した結果、実際の電気使用状況と合わない場合は料金が高くなる可能性があります。

そのため、定期的に電気使用状況を見直し、変化に応じ新たな新電力に乗り換えるのがおすすめです。

電力会社によっては違約金が発生する可能性がある

新電力への乗り換えでは、契約期間内のプラン変更や他社への乗り換えに際して違約金が発生する可能性があります。

そのため、契約を結ぶ前には、違約金の条件を含め、契約内容を事前に確認しておく必要があります。

違約金の発生条件や基本料金、電気料金は電力会社ごとに異なるため、契約前に確認しておきましょう。

倒産や赤字により契約後に電気事業から撤退される可能性がある

電力市場の自由化により、多くの新電力会社が参入していますが、その一方で経営難に直面し、倒産や事業撤退を余儀なくされる会社も出てきています。

新規参入の電力会社は特に、資本力や事業基盤が不安定な場合が多く、経済情勢の変化や競争の激化により、経営が悪化しやすい傾向にあります。

電力会社が倒産または事業から撤退すると、利用中の新電力サービスを強制的に解約されてしまうので注意が必要です。

倒産や事業撤退によるリスクを最小限に抑えるためには、契約前に電力会社の運営元や口コミ・評判などの市場における信頼性を確認しておきましょう。

その1つの指標として挙げられるのが「顧客満足度」です。 顧客満足度が高いということは一定数の顧客を確保していることがわかるので、倒産・撤退のリスクが少ないと考えられます。

顧客満足度は以下のようなサイトから閲覧できます。

参考：最新 おすすめの電力会社 小売ランキング オリコン顧客満足度調査

契約後に価格が高騰する可能性がある

電力料金は、燃料費や市場の供給と需要のバランスによって変動するため、契約後に価格が高騰する可能性があります。

特に、燃料費に直接連動する市場連動型プランを選択した場合、原油や天然ガスなどの市場価格の変動が直接電気料金に反映されます。国際情勢や経済の動向により燃料価格が急激に上昇した場合、契約後に電気料金が予想外に高くなるリスクがあります。

このような状況は、特に冬の暖房需要の増加や夏の冷房需要の高まりなど、消費がピークに達する時期に顕著に現れます。 急な価格高騰を抑えるためには、市場連動型のプランよりも固定料金プランや料金の変動が少ない従量電灯型プランがおすすめです。

また、電力会社が提供する料金シミュレーションツールを利用して、自分の電力使用パターンに基づいた月額料金を事前に確認することも重要です。

新電力を契約する際のよくある質問

新電力を契約する際のよくある質問は以下の通りです。

新電力の契約に関する質問

それではくわしく解説します。

新電力の契約方法は？

回答

切り替えの際には現在利用中の電力会社から提供される22桁の「供給地点特定番号」を新電力会社に伝えるだけで、スムーズに新電力に乗り換えることができます。

供給地点特定番号は電気料金の明細書に記載されていますが、明細書がない場合は利用中の電力会社に問い合わせてみましょう。 大手電力会社の問い合わせ先は以下の通りです。

大手電力会社の問い合わせ先

新電力は初期費用が発生する？

新電力会社を選ぶ際には、初期費用の有無も重要な検討ポイントです。

回答

例えば、契約の際の事務手続きとして「事務手数料」が3,000円ほどかかる場合があります。とはいえ、事務手数料が発生する新電力の方が珍しいです。新電力会社は700社以上あるので、割引額が同等で初期費用のかからない新電力会社を選ぶのがおすすめです。 新電力は1年単位で10,000円の節約ができればお得と考えられるほど、電気料金が急激に安くなることはありません。そんな中で初期費用を支払ってしまうと割引額が減ってしまいます。そのため、基本的には初期費用のない新電力を選ぶのがおすすめです。

契約中の新電力が倒産や電力事業者を撤退した場合はどうなる？

回答

このような状況が発生した場合、契約していた消費者は自動的に地域の一般送配電事業者（例：東京であれば東京電力）の経過措置プランに移行します。

この移行は自動的に行われるため、消費者が特別な手続きを行う必要はありません。

新電力から新電力に切り替えることはできる？

回答

大手電力会社から新電力に乗り換える場合と同様の手続き（供給地点番号の共有）で新電力会社と契約を結ぶことができます。

また、旧電力会社の解約手続きを行う必要もないので、煩わしい手続きなく乗り換えられます。

まとめ

この記事では、おすすめの新電力15選や新電力会社の選び方、新電力を利用するメリット・デメリットをご紹介しました。

新電力は基本的に「使えば使うほど安くなる」ものの、各新電力が提供しているセット割やキャンペーンを利用すれば、年間の電気料金をさらに節約することができます。

電気料金を節約したい場合は、本記事で紹介した「TERASELでんき」や「Looopでんき」などがおすすめですが、ガソリン代が安くなる「ENEOSでんき」「idemituでんき」やポイントを電気料金の支払いに使える「楽天でんき」もあるので、ご自身の用途にあった新電力を選べば失敗しないでしょう。

本記事を参考に新電力への乗り換えを検討してみてください。

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