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住信SBIネット銀行「デビットカード(VISA)」徹底解説!魅力は海外利用にあり

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住信SBIネット銀行「デビットカード(VISA)」徹底解説!魅力は海外利用にあり
クレジットカード
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「住信SBIネット銀行のデビットカードって3種類あるけどどれがいいの?」
「住信SBIネット銀行のデビットカードのVisaとMastercardはどちらがいい?」

住信SBIネット銀行は、便利なサービスが多く人気のあるネット銀行です。

ランクアップ制度のスマートプログラム(スマプロ)によって、ATM出金手数料や他行への振込手数料が月何回か無料になるという魅力があります。

住信SBIネット銀行には3種類のデビット付きキャッシュカードがあります。

イーデス編集部

そのうちの1種類が今回ご紹介する「デビットカード(VISA)」です。

本稿では、住信SBIネット銀行「デビットカード(VISA)」について詳しく解説します。

どのような特徴があるか、他のデビットカードとの違いメリットデメリットについてまとめました。

最後にデビットカード(VISA)はどのような人におすすめかも解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

菊地崇仁

菊地崇仁 / クレジットカード専門家

約100枚のクレジットカードを保有し、約130万円の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。
【専門家の解説】

住信SBIネット銀行は非常に使い勝手の良い銀行です。
特にスマプロランクを意識し、ランクを上げると振込手数料やATM手数料を節約できます。
最近はATM手数料が無料の条件も改悪されている銀行も多いため、スマプロランクを意識して、手数料の節約を行いましょう。

  • 株式会社ポイ探 代表取締役

    監修者菊地崇仁

    1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。

    2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。ポイント探検倶楽部に掲載されているポイントは約230種類。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られる。

    約100枚のクレジットカードを保有、年間約150万円の年会費を支払っている、まさにクレジットカードの専門家。
    一般カードからプラチナカードまで幅広い層のカードを実際に保有・利用し、日々様々なメディアにて、使った人にしか分からない信用できる情報提供を行っています。所有されているすべてのカードを月に1度は必ず利用しながら、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。

    三児の父であり家計のやりくりをすべて担当。ポイントのみならず、クレジットカードや保険なども守備範囲で、近年は投資にも挑戦している。

    【主な著書】
    新かんたんポイント&カード生活 (自由国民ムック)

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住信SBIネット銀行「デビットカード(VISA)」の概要

住信SBIネット銀行の「デビットカード(VISA)」(以降はVISAデビットと記載)は、デビット付きのキャッシュカードです。

通常のデビットカードと同じく、利用すると銀行口座から即時決済され、利用金額に応じてポイントも還元されます。

そんなVISAデビットの仕様について、基本的な内容をまとめました。

基本スペック

VISAデビットは、年会費無料のデビットカードです。

VISAデビットには、Mastercardのようにグレード違いのカードはありません。

またデザインは3種類ありますが、機能やサービスはどのデザインでも同じです。

国際ブランドは加盟店数が世界でもっとも多いVISAなので、世界中2,400万もの場所で使える点が大きな特徴です。

Visaのタッチ決済(Visa payWave)を搭載しているため、非接触決済も利用できます。

タッチ決済は、1万円未満の少額決済ならサインや暗証番号の入力がないため便利です。

ポイント還元制度の内容

VISAデビットのポイント還元率は0.6%で、1,000円ごとに6ポイントのスマプロポイントが貯まります。

スマプロポイントは、500ポイント以上100ポイント単位で現金またはJALマイルに交換可能です。

スマプロポイントの使い道と交換レート

  • 現金に交換:1ポイント1円相当
  • JALマイルに交換:100ポイント=40マイル相当

JALマイルを貯められるクレジットカードやデビットカードはあまり数が多くありません。

JALマイルを貯めている人にとってはショッピングでJALマイルを貯める手段のひとつとして利用できる点は魅力です。

ポイントを現金に交換する場合は交換申請の翌々日、マイルに交換する場合は交換申請の翌月下旬頃となるため、交換時期には注意してください

ポイントの有効期限は、ポイント付与月の翌々年度3月末ですので、それまでに忘れず現金またはマイルに交換しましょう。

締め日と引き落とし日・利用限度額

VISAデビットは即時決済なので、クレジットカードのように締め日や引き落とし日を意識する必要はありません。

利用限度額は銀行の残高に準じますが、別途利用限度額を自分で決めることもできます

利用限度額は、国内ショッピング・海外ショッピング・海外現地通貨引出しそれぞれに、1回・1日・1ヶ月3パターンの設定が可能です。

海外ショッピング・海外現地通貨引出しについては初期値が0円となっているため、利用の予定がある場合は設定を変更しておきましょう。

以上でVISAデビットの概要について解説しました。

次に住信SBIネット銀行のデビットカード3種類の違いについて解説します。

住信SBIネット銀行のデビットカード3種類の違い

住信SBIネット銀行には、3種類のデビットカードがあります。

それぞれの違いがある部分について、まずは比較表でその違いを見てみましょう。

デビットカード
Visa
デビットカード
Mastercard
プラチナデビットカード
Mastercard
年会費無料無料11,000円(税込)
ポイント還元率0.6%0.8%1.0%
カード有効期限5年7年7年
非接触決済Visa payWaveMastercard
タッチ決済
Mastercard
タッチ決済
付帯サービス1.年3回、空港ラウンジキーの利用料金が無料
2.ショッピング保険年間100万円
3.海外旅行傷害保険最大1億円
4.モバイル端末の保険(通信端末修理費用保険)

VISAデビットを中心に、それぞれの特徴について違いを確認しながら解説します。 

タッチ決済(Visa payWave)搭載

VISAデビットと他のデビットカード違いはタッチ決済の種類にあります。

VISAデビットのタッチ決済Visa payWave

Visa payWaveが利用できる店舗でタッチ決済を利用することを伝えて使います。

Visa payWaveは海外でも多くの加盟店で利用でき、サインや暗証番号を入力せずにすばやく支払いが済ませられる便利支払方法です。

ただし、1万円以上の決済になると、サインや暗証番号を求められることもあります。

基本的には少額決済に利用すると良いでしょう。

ポイント還元率がそれぞれ違う

3種類とも違うのはポイント還元率です。

VISAデビットは、3枚の中では一番低く0.6%。Mastercardの一般デビットカードは0.8%、プラチナは1.0%となります。

他行のデビットカードと比べるとVISAデビットのポイント還元率はまだ高い方です。

しかし、同じ住信SBIネット銀行のデビットカードの中では、残念ながら還元率は一番低くなります。

その他の違い

他の違いについては、デビットカードのグレードの違いによるものです。

年会費が多い分プラチナは付帯サービスが多く設定されています。

ショッピング保険や海外旅行傷害保険は、海外に出かけることの多い人にとっては魅力的な付帯サービスです。

VISAデビットは付帯サービスがありません。

付帯サービスが欲しい場合は、別途クレジットカードを所持するか、Mastercardのプラチナデビットカードに乗り換えるかを検討することになります。

ここまでで、住信SBIネット銀行のデビットカード3種類の違いについて解説しました。

次に、住信SBIネット銀行「デビットカード(VISA)」のメリットを紹介します。

住信SBIネット銀行「デビットカード(VISA)」のメリット5つ

住信SBIネット銀行「デビットカード(VISA)」のメリットは以下の5つです。

メリット

 これらのメリットについて、順番に解説します。

他行のデビットカードに比べてポイント還元率が高い

住信SBIネット銀行のデビットカード(VISA)のポイント還元率は0.6%です。

他行のデビットカードには、ポイント還元率が低いものも少なくありません。

例えば、PayPay銀行 Visaデビットカードや三菱UFJデビットは、通常のポイント還元率が0.2%

利用方法次第でポイント還元率がアップする場合もありますが、通常のポイント還元率が高い方が、自然とポイントは貯まりやすくなります。

外貨預金からの支払いが可能

VISAデビットは、米ドルでのショッピングまたは海外ATM利用の場合、外貨普通預金(米ドル)からの支払いも可能です。

米ドルでのショッピングを米ドルで支払えば、両替に必要となる手数料を支払う必要はなく、両替手数料の節約になります。

米ドルで決済した場合も海外事務手数料として利用金額の2.50%(非課税)は必要ですが、年間30回までは手数料分ポイントバックを受けられ負担が軽減されます。

外貨普通預金(米ドル)からの支払いにするには、事前にデビット会員用ページから、利用時の決済通貨を米ドル指定しておかなければなりません。

海外に出かける場合は、会員用ページからの設定を忘れず済ませておきましょう。

外貨普通預金(米ドル)から支払うように設定していても残高が不足する場合は、請求金額の全額が円普通預金口座から引き落とされます。

海外での使い勝手が良い

デビットカードを海外に持っていっても、使える店舗が少なければ意味がありません。

Visaは世界一加盟店数が多い国際ブランドです。

海外でも加盟店が多く使い勝手が良い点も、VISAデビットを選ぶメリットです。

海外ATMの利用も、クレジットカードとは違い銀行口座から引き出すだけなので、後からの支払いを気にかけたり、高い金利手数料を支払ったりする必要はありません。

使うことでスマートプログラムの対象になる

VISAデビットは、スマートプログラムの対象。

VISAデビットの毎月の利用状況によりスマプロランクが適用され(ランク1~4)、ランクが上がるとATM・振込の手数料無料回数が増えていきます。

スマプロランクと無料回数

ATM利用手数料

無料回数

振込手数料

無料回数

ランク4月20回月20回
ランク3月10回月10回
ランク2月5回月5回
ランク1月2回月1回

※情報元:スマプロランクについて(住信SBIネット銀行)

不正送金を防ぐ「スマート認証NEO」に登録すれば「ランク2」が適用され、デビットカードの利用額など一定の条件を満たせば「ランク3」へアップします。

スマプロランクがランク3になると、ATM出金手数料と他行あての振込手数料どちらも月10回無料となり、かなりの節約になります。

住信SBIネット銀行には、他の銀行口座宛に振込を毎月自動で行う定額自動振込サービスがあります。

スマプロランクが3になると、他行あての振込手数料が無料になる回数が多くなるためお得です。

住信SBIネット銀行は、定額自動振込や定額自動入金を上手に利用することで、定期的に行う振込をすべて自動化できます。

この機能が便利で積極的に利用している人にとっても、デビットカード利用によってスマートプログラムのランクアップが可能な点は大きなメリットです。

菊地崇仁

菊地崇仁 / クレジットカード専門家

約100枚のクレジットカードを保有し、約130万円の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。
【専門家の解説】

子供の習い事などでは、今でも銀行振込が多いため、他行宛振込手数料が無料になるのもお得です。
ランク3になると月10回まで他行宛振込手数料が無料となり、通常、1回77円(税込)の振込手数料が10回無料になると770円程度のお得になります。

さらにデビットカードとしても0.6%は高還元で、通常のデビットカードよりも2~3倍お得です。
住信SBIネット銀行を上手に活用するのであれば、ミライノ カードGOLDなど、常時ランクが+2となるカードを入手するのもおすすめです。

目的別貯金口座をうまく使って使い過ぎを防止

住信SBIネット銀行には、目的別貯金口座を作成できる機能があります。

本来は、使い道の違う貯金を別々に行うための機能ですが、この機能をうまく使うことでデビットカードによる使いすぎを防ぐことが可能。

目的別口座に口座内のお金を移動しておくだけでOKです。

ここまでで、住信SBIネット銀行「デビットカード(VISA)」のメリットについて解説しました。

次に、デメリットについても紹介します。

住信SBIネット銀行「デビットカード(VISA)」のデメリット3つ

住信SBIネット銀行「デビットカード(VISA)」のデメリットは以下の3点です。

デメリット

これらのデメリットについて、順番にもう少し詳しく解説します。  

デビットカード(Mastercard)よりもポイント還元率が低い

同じ住信SBIネット銀行のデビットカードと比較してポイント還元率が低い点はデメリットです。

同じように利用を続けてもポイントが貯まりにくい点は残念と言えます。

ショッピングで得られるポイントを重視する場合、VISAデビットは選択肢に入らなくなります。 

国内メインの利用では付帯サービスが弱い

海外の利用があまりないという人にとっては、海外利用のメリットを享受できません

VISAデビットを選ぶメリットの多くは海外利用に関する点であるため、国内利用メインの場合は、VISAデビットを利用するメリットを感じにくくなります。

ポイントをより多く貯める仕組みが弱い

クレジットカードには、通常のポイント還元率が大幅にアップするポイントアップ制度を持つものが多く見られます。

例えば楽天カードなら、楽天市場で買い物をすると+1倍のポイントアップとなり、キャンペーンによってさらに〇倍になる、というキャンペーンが頻繁に開催されます。

他のクレジットカードでも、独自のポイントアップサイトを経由すると、ネット通販のポイントが数倍になるという仕組みを持つものが少なくありません。

しかし、VISAデビットの場合は、ポイントをより多く貯める仕組みが弱い点がデメリットです。

ポイントアップサイトのような仕組み用意されていません

ここまでで、VISAデビットのデメリットについて解説しました。

最後に、VISAデビットに向いている人の特徴について解説します。

住信SBIネット銀行「デビットカード(VISA)」はこのような人におすすめ

VISAデビットの利用に向いている人の特徴は以下の4点です。

VISAデビットが向いている人

これらの特徴について、以降で説明します。

海外に行く機会の多い人

海外に行く機会の多い人は、VISAデビットのメリットを享受できます。

日ごろから、海外に行った時のために米ドルの外貨預金口座にいくらかの資金を移動しておきましょう。

海外に出かけたら会員用サイトから支払い方法を変更して、VISAデビットでショッピングや海外ATMから外貨を引き出します。

年会費無料でポイントが貯まるデビットカードを探している人

ポイントを貯めたいが、事情があってクレジットカードは使えないという人でも、デビットカードは審査不要で作成できます。

年会費無料でポイントが貯まるデビットカードを探している人には、VISAデビットがおすすめです。 

JALマイルを貯めている人

JALマイルを貯めている人にも、VISAデビットはおすすめです。

国内・海外のショッピングでポイントを貯めることができ、100スマプロポイントにつき40JALマイルに交換できます。

まとめ

住信SBIネット銀行「デビットカード(VISA)」は、年会費無料でポイントを貯めることができるデビットカードです。

不正送金を防ぐ「スマート認証NEO」へ登録するだけでスマプロランク2が適用され、ATM出金手数料・他行あて振込手数料がそれぞれ月5回まで無料になります。

海外利用では、外貨預金口座(米ドル)からの支払いにすることで、海外事務手数料(2.5%)だけでショッピングや海外ATMからの外貨引き出しも可能です。

イーデス編集部

VISAデビットのメリットとデメリットを確認して、自分に合っているかどうかを検討してみましょう。

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