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デビットカードなら高齢者でも申し込める!デビットカードを徹底解説

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デビットカードなら高齢者でも申し込める!デビットカードを徹底解説
クレジットカード
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キャッシュレス化が進んでいる昨今の社会において、クレジットカードの必要性は増すばかり。

しかし、問題なくクレジットカードを作れる人ならいいのですが、高齢になってから申し込もうとしてもなかなか発行してくれるカード会社が見つからないのも現実問題としてあります。

必要に迫られて申し込んでいるのに断られ、「なにがキャッシュレス社会だ」と憤っている高齢の方も多いのではないでしょうか。

そんな方に注目していただきたいのが、銀行が発行する「デビットカード」。

イーデス編集部

クレジットカードのように使えるキャッシュカードです。

今回は、高齢者などクレジットカードを発行してもらえない方の強い味方になるデビットカードにスポットを当て、徹底解説していきます。

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高齢者には申し込みのハードルが高いクレジットカード

かつては「69歳まで」などと年齢制限がありましたが、近年ではそれも減少傾向。
「18歳以上上限なし」という条件のカードが多くなっています。

しかし、表向きは高齢者も歓迎となっていますが、現実には申し込みのハードルはかなり高いものとなっています。

高齢者が審査落ちしやすいとされる理由は以下の3つ。

  1. 申込書へ記載した内容に不備が多い
  2. 安定した収入がないと思われる
  3. 返済能力に乏しい低属性ユーザーと判断される

申込書記載内容の不備についてはいくらでも気をつけようがありますが、他についてはカード会社判断なのでどうしようもありません。

「気兼ねなく申し込んでください」と宣伝はしていますが、高齢になってからのクレジットカード発行はレアケースだと考えるようにしましょう。

しかし、そこで諦めてしまっては、ますますキャッシュレス化していく社会において困ってしまいますよね。

次の項からは高齢者の強い味方となるデビットカードについて解説していきます。

高齢者でもすぐ発行してもらえるデビットカード

クレジットカードの代替として使えることから、近年になって注目を集めているデビットカード。
高齢者のようにクレジットカード発行が難しい方にもすぐ発行してもらえるカードです。

デビットカードを一言で説明すると「VISAなど国際ブランドのマークが付いたキャッシュカード」。
多くのデビットカードは金融機関が発行しています。

利用したときに口座からすぐ代金が引き落とされる仕組みのため、クレジットカードのようにカード会社が代金を立て替えることはありません。

そのため、カード申込み時に審査されることもほぼないのです。 次の項ではデビットカードの主な特徴について詳しく見ていきましょう。

新井智美

新井智美 / トータルマネーコンサルタント

年間、100本以上の記事執筆や監修を行っていますが、同じタイトルの記事でも、その時の経済情勢や法改正などで、内容は日々変わっていきます。『かかりつけのお金と人生の相談者』いうスタンスを大切に、最新かつ正確な情報をお届けすると共に、読者にとって「わかりやすい」記事を提供することを心がけています。
【専門家の解説】

高齢者がクレジットカードを作る際には、年金も合わせた安定した収入が確保されているのかという点が重視されます。また、年齢の上限が撤廃傾向にあるとはいえ、やはり70歳以上の方が審査に通ることは難しいという現状があります。

とはいえ、現役時代にクレジットカードをあまり使用した経験がないことから、不正利用を恐れて持ち歩かないという方もいれば、「クレジットカードを使用する=借金」と考える方が依然として存在しているなど、クレジットカードの利用に抵抗を感じている高齢者が多いことも見逃せません。

そういった意味でも、使った金額が即日引き落とされるデビットカードであれば、クレジットカード利用のような抵抗を感じることがなく、しかもキャッシュレス決済の恩恵を受けることができるというメリットは十分に評価すべきところでしょう。現在、国内におけるデビットカードの保有率は25%程度4人に1人が保有していることになり、また、60代の男性において保有率そして利用率共に増加傾向にあります。

残高の管理がしやすく、使いすぎを防ぐことができる」ことや「家計の管理がしやすい」ことがその原因となっていることは、高齢者の心理をより表しているといえるのではないでしょうか。

デビットカードの特徴

クレジットカードを作れない高齢者の強い味方になるデビットカード。

主な特徴として以下のようなものが挙げられます。

ここからは、これら特徴について一つずつ取り上げて詳しく解説していきます。

クレジットカードの代わりとして使える

デビットカードの実体は金融機関のキャッシュカードですが、国際ブランドと提携しているのでクレジットカードの代わりになることが大きな特徴です。

発行している金融機関によって提携ブランドは異なりますが、

主に

  • VISA
  • Mastercard
  • JCB

のいずれかがデビットカード券面に表示されています。

使用するときはとくにデビットカードであることを意識しなくてもよく、「VISAで」「Mastercardで」と言えばちゃんとクレジットカードして扱ってもらえます。

銀行口座の残高が利用限度額

クレジットカードの利用限度額はカード会社から設定された範囲になりますが、デビットカードの場合銀行口座にある残高が利用限度額になります。

これはカード利用時に即時引き落としが行われるためで、1,000円しか口座になければ1,000円の範囲でしか使えませんし、100万円が口座にあれば100万円までカード決済できるのです。

口座からお金が引き落とされるタイミングが即時か後日かの違いだと考えれば、利用限度額が固定されているクレジットカードよりも便利かもしれませんね。

ポイントが付与されるものもある

クレジットカードでは利用額に応じてポイントが付与されるサービスが当たり前のようになりましたが、デビットカードの多くも同じようにポイントが付与されます。

また、ポイント付与ではなくキャッシュバックの形で還元するデビットカードもあります。

お得に利用したい方は、ポイントやキャッシュバックの還元率でデビットカードを選んでみてもいいかもしれませんね。

海外渡航先で現金を引き出せる

海外ではカード払いが一般的と言われていますが、現金が必要となるシーンはまだたくさんあります。

海外渡航先で手持ちの現金がないと、クレジットカードの場合はキャッシングで用立てなければなりませんが、デビットカードなら現地のATMで口座から現金を引き出せます。

もちろん、国内と同じくクレジットカードとしてカード払いで使うことも可能。
デビットカードは海外旅行でも便利さを実感できるカードなのです。

次はデビットカードが活躍する具体的なシーンについて見ていきましょう。

デビットカードでできる3つのこと

デビットカードには、クレジットカードのように使えるだけでなく、独自の強みもあることが分かりました。

ここではデビットカードでできる3つのこととして、実際に利用するケースを挙げながら具体的な利便性を紹介していきます。

デビットカードでできること

街のお店で買い物できる

ここまで繰り返し説明してきましたが、クレジットカードのように使えることがデビットカードの大きな特徴。
街中にあるクレジットカード加盟店手持ちの現金がなくても買い物できます

普通のキャッシュカードしか持っていない場合、現金が財布にないとATMを探し回ることに。
ATMを見つけたとしても、時間外や休日だと現金を下ろすために手数料を取られてしまうでしょう。

インターネットで買い物できる

インターネット通販ではクレジットカードでの支払いが当然のようになりつつありますが、デビットカードも国際ブランドが対応していればクレジットカード払いで買い物することができます。

現金で販売してくれるインターネット通販もありますが、お店の銀行口座へ振り込んだり、代引きを指定しなければならなかったりし、手間や手数料などを考えると無駄ばかり。

デビットカードにすればインターネット通販も気軽に利用できるようになりますよ。

海外旅行で現金を持ち歩かずにすむ

クレジットカードがないからといって、海外旅行したときに多額の現金を持ち歩くのはおすすめできません。

そこで役立つのがデビットカード。
海外旅行で現金を持ち歩かずに済むのもデビットカードのメリットとなります。

デビットカードはVisaやMastercardといった主要国際ブランドに対応しているから、海外でも問題なく支払いに使うことができます。

また、口座に必要なぶんだけ現金を預けておけば、クレジットカードのように紛失や盗難にあったとき多額の損失を被ることも防げるので、安心して海外旅行を楽しめるでしょう。

次は、デビットカードである以上避けられないデメリットについて解説していきます。

デビットカードで気になってしまう5つのデメリット

クレジットカードの代替として十分に役立つデビットカードですが、本物のクレジットカードではないため独自の欠点がどうしても目立ってしまいます。

使い始めてから「こんなはずではなかった」とならないためにも、デビットカードのデメリットについて知っておきましょう。

デビットカードのデメリット

カード加盟店であっても利用できないお店がある

対応する国際ブランド加盟店で使えるとアナウンスされていますが、実際は一部のお店で使えないことがあるので注意が必要です。

もちろん、多くのお店では問題なく使えるのでレアケースということになりますが、使えない可能性が少しでもあることには不安を感じてしまいます。

さらに、ガソリンスタンド月額制のサービスは、一部のデビットカードを除いて利用できません

支払い回数は一括しか選べない

デビットカードは1回払い専用です。
分割払いやリボ払いを指定することはできませんし、仮に指定できたとしても実際には一括で引き落としが行われてしまいます。

大きな買い物をしたときなどは、即時に口座から多額の代金が引き落とされるので慌てないようにしましょう。

銀行口座の残高以上の買い物ができない

口座にあるお金から即時で引き落としされる仕組み上、残高を超える額の支払いはできないようになっています。

後からお金を積み立てて支払いに充当することはもちろんできないので、現在の預金高の範囲で計画的に利用しましょう。

キャッシングを利用できない

デビットカードは、クレジットカードのようにカード会社がお金を立替えるものではないので、キャッシング機能も当然のこととして提供されていません

仮にできたとしても、口座から即時引き落としになる仕組みなので、普通にATMで預金を下ろすのと変わりありません。

もしキャッシングを目的にしているのであれば、他の手段を検討しましょう。

ETCカードがない

高速道路を便利に利用できるETCカードは、ほとんどのクレジットカードで付帯発行してもらえますが、デビットカードでは残念ながら提供されていません

これは、高速道路を下りるまで通行料金は確定しないため、口座残高以上の請求になってしまう可能性があるからだそうです。

ETCカードが必要な方は、NEXCO各社が提供している後払い方式のETCパーソナルカードなどを別途検討することをおすすめします。

デビットカードのETCカードについては、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。

次は、デビットカードとは別に、高齢者でも作れるデポジット型クレジットカードをご紹介します。

デメリットの存在が困る方にはデポジット型クレジットカードがおすすめ

クレジットカードの発行は厳しいけれど、デビットカードのようなデメリットがあると困る方もきっといらっしゃると思います。

「何とかならないの」という方は、デポジット型クレジットカードを検討してみてはいかがでしょうか。

デポジット型クレジットカードとは

発行時に保証金が必要となるタイプのクレジットカード。
国内ではLIFEカードがデポジット型を提供しています。

預けた保証金の額がそのまま利用可能額になり、一回払いのショッピング専用であることを除けば、利用可能な店舗からETCカードの発行まで、全く普通のクレジットカードとして利用できます

発行には最低でも5万円以上の保証金が必要になることが難点。

まとまったお金を用意しなくても発行できるぶん、デビットカードのほうが敷居は低いといえるでしょう。

最後は高齢者におすすめのデビットカードを3枚紹介しますので、導入の際はぜひ参考にしてみてください。

高齢者におすすめのデビットカード3選

デビットカードは多数リリースされていますが、その中でも高齢者におすすめのデビットカードは以下の3枚です。

高齢者におすすめのデビットカード

それぞれ紹介してきます。

GMOあおぞらネット銀行デビット

GMOあおぞらネット銀行デビットは、ご利用状況によって優遇されるカスタマーステージで0.6%~最大1.2%がキャッシュバックされるおトクなデビットカードです。

アプリで利用履歴を確認できて、使いすぎる心配も少ないのでシッカリ管理できることも特徴です。

さらに「Visaのタッチ決済」にも対応しているので、サインや暗証番号は不要でタッチするだけでスムーズにお支払いできて便利です!

GMOあおぞらネット銀行デビットの券面
年会費初年度:無料
2年目以降:無料
ポイント還元率0.6%~1.2%
国際ブランド
  • visa
電子マネー
  • visaTouch
発行スピード約2週間
ポイント名キャッシュバック
申し込み条件15歳以上

注目ポイント

  • ご利用額の最大1.2%をキャッシュバック!
  • 発行手数料無料、年会費無料!
  • Visaのタッチ決済に対応

    イオン銀行キャッシュ+デビット

    「イオン銀行キャッシュ+デビット」は、普段のお買い物でイオングループを利用している方なら特におすすめできるデビットカードです。

    イオン系のクレジットカード同様に感謝デーなどイオンやWAONの特典が受けられるのでお得に利用することができ、55歳以上の方なら毎月15日の「G.G感謝デー」でのお買物が5%OFFになることも大きなメリットです。
    また、イオン系のクレジットカードと同様にポイント還元率も基本は0.5%のポイント還元、イオングループ対象店舗で1.0%のポイント還元になるので、年会費や発行手数料も無料なので高齢者でも普段のお買い物に使いやすいデビットカードです。

    イオン銀行キャッシュ+デビットの券面
    年会費初年度:無料
    2年目以降:無料
    ポイント還元率0.5%~1.0%
    国際ブランド
    • jcb
    電子マネー
    • waon
    発行スピード約2週間
    ポイント名WAON POINT

    注目ポイント

    • お客さま感謝デーはお買物が5%OFF!
    • イオンシネマがいつでも300円割引

      Sony Bank WALLET

      Sony Bank WALLETは、ATMへの預け入れが24時間手数料無料。お得に活用できるデビットカードです。

      他行でやっているような回数制限付きの手数料無料ではないので、カード払いしたいときに都度必要な額だけ預けることができます。

      常にまとまったお金を口座に入れておく必要がないので、不正利用が心配な方でも安心して使えるのではないでしょうか。

      また、外貨を直接扱えるので、海外で現地通貨の出し入れも自由。
      渡航することが多い方にも便利に使ってもらえます。

      預け入れ手数料を節約したいなら断然おすすめのカード。

      Sony Bank WALLET

      3.51
       Sony Bank WALLETの券面
      年会費初年度:無料
      2年目以降:無料
      ポイント還元率0.5~2.0%
      国際ブランド
      • visa
      電子マネー
      • visaTouch
      発行スピード約1週間
      申し込み条件満15歳以上の方

      注目ポイント

      • いつものお買い物で最大2%キャッシュバック!
      • 専用アプリで支出管理ができる
      • スマホ決済ではGooglePay、Garmin Pay、Fitbit Pay、PayPayなどに対応
      公式サイトへ

        まとめ

        ますますキャッシュレス化が進んでいくなかで、高齢だからといってクレジットカードを作れないのは本当に辛いですよね。

        クレジットカード払いができないせいで諦めたような買い物もあるのではないでしょうか。

        デビットカードはそんな高齢者の強い味方。
        審査なしで発行してもらえ、預金さえあればクレジットカードでしか支払えなかった買い物もできてしまいます。

        借金ではないので、現金払い派の方も安心して使えますよ。

        イーデス編集部

        これまでクレジットカードがなくて不便な思いをしていた方は、ぜひこれを機会にデビットカードの申込みを検討してみてください。

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