初心者でもスマホで簡単に投資ができる!少額で始められるおすすめサービスや注意点など
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- スマホで簡単に投資したいけど、やり方がわからない!
- スマホで少額投資を始めたいけど、初心者向けのサービスはどれ?
初心者でもスマホでかんたんに投資できるサービスを紹介します!
サービス名 | 投資できる商品 | 手数料(税込) | 公式サイト |
---|---|---|---|
日興フロッギー | 日本株 ETF REIT | 買い:無料~ 売り:約定代金の0.5%~ | 公式 |
DMM 株 | 日本株 ETF ETN REIT 米国株 | 55円~ ※NISA国内株取引は無料 | 公式 |
ferci | 日本株 ETF REIT | 買い:無料 売り:約定代金の0.55% ※最低52円 | 公式 |
サービス名 | 投資できる商品 | 手数料 | 公式サイト |
---|---|---|---|
THEO+docomo | 最大30種類以上のETF | 運用資産額の 最大1.10%(税込・年率) | 公式 |
トラノコ | 国内外のETF | 預かり資産額の0.33% + 月額利用料300円 | 公式 |
つみたてロボ貯蓄 | 米国株 米国ETF | 基準価格の0.5%のスプレッド | 公式 |
マメタス | 海外ETF | 預かり資産額の1.10% ※3000万円の超過部分は0.55% | 公式 |
なお、スマホ投資のサービスは、ネット証券や総合証券と比較して以下の違いがある点に注意しましょう。
スマホで投資を始める際の注意点
- 投資金額が少額の時は、利益が大きくなるのに時間がかかる
- 取扱商品が限られている
- NISAやiDeCoを利用できないケースもある
この記事では、スマホで少額投資をする初心者向けにサービス内容や注意点を解説します。
最後まで読めば、サービスの概要や特徴、メリットやデメリットを把握したうえで、スマホでの少額投資を始めることができるでしょう。
2023年2月20日時点の情報を掲載しています。
行政書士/ファイナンシャルプランナー / 青野行政書士事務所
監修者青野泰弘
同志社大学法学部卒業後、国際証券に入社。
その後、UFJキャピタルマーケッツ証券、トヨタファイナンシャルサービス証券(現:東海東京証券)、オリックスフィナンシャルプロダクツ、コスモ証券にて、債券の引き受けやデリバティブ商品の組成などに従事。
2012年に、FPおよび行政書士として独立。2017年日本FP協会相談員、2018年日本FP協会広報スタッフを担当。
▼保有資格
日本証券アナリスト協会検定アナリスト(CMA)
プライマリープライベートバンカー
行政書士
ファイナンシャルプランナー(CFP®)イーデス編集部 / 株式会社エイチームフィナジー
編集者小林 梨沙
1989年生まれ、愛媛県松山市出身。
大学卒業後、株式会社ブリッジインターナショナルに入社。外資系教育サービス会社にて、薬機法や品質マネジメントシステムのインサイドセールスを担当。その後、スーパーバイザーとして、日系大手企業のインサイドセールスプロジェクトの立ち上げを行う。
2019年に株式会社エイチームフィナジーに入社。FX、新規事業開発部を経て、イーデスの編集者に就任。
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自分で運用するタイプのスマホ投資サービス
1株~投資できるものなど、スマホを使って少額投資ができるサービスを5つピックアップしました。
サービス名 | 投資できる商品 | 手数料(税込) | 公式サイト |
---|---|---|---|
日興フロッギー | 日本株 ETF REIT | 買い:無料~ 売り:約定代金の0.5%~ | 公式 |
日本株 ETF ETN REIT 米国株 | 55円~ ※NISA国内株取引は無料 | 公式 | |
ferci | 日本株 ETF REIT | 買い:無料 売り:約定代金の0.55% ※最低52円 | 公式 |
【おすすめサービスの選定基準】
以下条件を選定基準としています。
①1株または100円から株が買える
②日本株以外の投資商品も取引できる
それぞれのサービスや投資できる商品、手数料など、詳細を解説します。
日興フロッギー
おすすめポイント
- 100円から投資が可能
- 記事を起点に株を買える
- dポイントで株が買える
- dポイントが貯められる
投資できる商品 | 日本株 ETF REIT |
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手数料(税込) | (買い) (売り) |
SMBC日興証券の「日興フロッギー」は、様々な企業が紹介された記事を起点に、株をすぐに買えるのが特徴です。
「この記事を読んだらdポイント+●」というアイコンのついた記事を読むと、dポイントをもらうことができたり、dポイントで株を買ったりできます。
また、日興フロッギーは、100円から金額指定で株やETF、REITなどに投資できるので少額投資をしたい人におすすめです。
なお、投資信託の取り扱いはありませんので、その点には注意しましょう。
日興フロッギーの公式サイトはこちら
DMM 株
おすすめポイント
- 1株から取引できる
- 米国株と米国ETFの取引手数料が無料
- 25歳以下の場合、日本株や国内ETF、REIT、ETNの現物取引の手数料が実質無料
- 米国株を信用取引やFXの担保にできる
- アプリ内で2種類のモードの切り替えができる
投資できる商品 | 日本株 ETF ETN REIT 米国株 |
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手数料(税込) | 1約定の合計代金に対して以下の手数料が発生 ~5万円以下:55円 ※NISAは国内株の取引手数料無料 |
DMM 株は、1株から取引できるだけでなく、米国株と米国ETFの取引手数料が無料というのも大きな特徴です。
さらに、2021年4月30日からは、25歳以下の方を対象に、日本株および国内ETF、REIT、ETNの現物取引の手数料の全額キャッシュバックを実施し、実質的な手数料を無料にしました。
また、米国株を信用取引やFXの担保にできますので、コストを抑えて投資したい人におすすめです。
DMM 株のアプリは、初心者向けの「かんたんモード」と豊富な機能を搭載した「ノーマルモード」とをアプリ内で切り替えられます。
なお、DMM 株は投資信託の取扱いがありませんので、注意しましょう。
DMM 株の公式サイトはこちら
ferci
おすすめポイント
- 1株から取引できる
- 初心者でも使いやすい画面設計
- 口コミから銘柄を探せる
- 他の投資家との交流も可能
投資できる商品 | 日本株 ETF REIT |
---|---|
手数料(税込) | 買い:無料 売り:約定代金の0.55% ※最低52円 ※コールセンターを利用した場合は、売買代金の1.1% |
マネックス証券の「ferci」は、株が1株から購入できるのが特徴です。
初心者でも使いやすいようなデザインや操作画面になっていて、銘柄コードや企業名が分からない場合、「IT」などのキーワードやカテゴリだけでなく、画像からも該当の銘柄を探すことができます。
また、SNS機能を搭載しているため、口コミからも銘柄を探せるのが特徴です。
株の銘柄に対するほかのユーザーの口コミを見たり、ユーザーに無料で投資に関する質問したりと、投資家同士の交流もできます。
ただし、ferciは2020年5月3日現在、iPhoneでしか使うことはできず、Android用のアプリは提供されていません。
また、投資信託の取り扱いもありませんので、その点には注意が必要です。
スマホで簡単に投資を始めたい人向けの自動運用サービス
投資初心者は、「スマホを使って投資したいけれど、投資する銘柄や売買のタイミングを自分で決めるのが怖い」というケースもあるでしょう。
そんな場合に資産形成におすすめの自動運用サービスを紹介します。
サービス名 | 投資できる商品 | 手数料 | 公式サイト |
---|---|---|---|
THEO+docomo | 最大30種類以上のETF | 運用資産額の 最大1.10%(税込・年率) | 公式 |
トラノコ | 国内外のETF | 預かり資産額の0.33% + 月額利用料300円 | 公式 |
つみたてロボ貯蓄 | 米国株 米国ETF | 基準価格の0.5%のスプレッド | 公式 |
マメタス | 海外ETF | 預かり資産額の1.10% ※3000万円の超過部分は0.55% | 公式 |
【おすすめ自動運用サービスの選定基準】
以下条件を選定基準としています。
①1万円未満から投資ができる
②iPhoneとAndroid、両方のアプリがある
各サービスのおすすめポイントやサービス内容の詳細を解説します。
THEO+docomo
おすすめポイント
- docomoとの連携で、1万円から資産運用が可能+dポイントが通常の1.5倍もらえる
- dカードとの連携で端数をおつりとして自動積立できる
THEO+docomoは、プロとAIに資産運用をおまかせできるロボアドバイザーサービスです。
運用先は、国内外の最大30種類のETFから構成し、細かく分解すると、世界86の国と地域、最終的な投資対象は11,000銘柄以上と、徹底的な分散投資を行っているのが特徴です。
最低1万円からスタートできるため初心者でも始めやすい点も嬉しいポイントです。
また、dポイントが通常の1.5倍もらえ、さらにdカードと連携すると設定金額に応じて端数をおつりとして自動積立できます。
ただし、THEOの口座残高が10万円以上でなければ出金できず、口座残高10万円未満で出金する場合は解約しなければならないことに注意が必要です。
THEO+docomoの公式サイトはこちら
トラノコ
おすすめポイント
- おつりを利用した5円からの超少額投資が可能
- ポイントやマイルを利用した投資も可能
- 3つのファンドから運用先を選択できる
トラノコは、日々の買い物で発生するおつりを投資に回すという、これまでにないサービスを行っていて、5円から1円刻みの超少額投資ができるのが特徴です。
アプリに登録したクレジットカードや電子マネー、提携している家計簿アプリからおつりの額を自動で計算し、おつりの中から投資に回す額の上限を設定できます。
トラノコのおつり投資は、買い物金額の端数を投資していく仕組みになっており、100円単位・500円単位・1000円単位の3段階の設定から選ぶことができます。
例えば、250円の買い物の場合、100円単位なら50円、500円単位なら250円、1000円単位なら750円を自動的に投資に回してくれます。
さらに、ポイントやマイルを使用した投資も可能です。
安定重視、バランス重視、リターン重視の3種類のファンドの中から投資したいファンドを選ぶと、プロが運用してくれます。
初期費用がかからないのがメリットですが、運用費以外に月額300円の利用料や1件あたり300円の出金手数料がかかることに注意が必要です。
つみたてロボ貯蓄
おすすめポイント
- 1,000円からの少額投資が可能
- 簡単な設定をするだけで、積立投資を自動で行ってくれる
PayPay証券の「つみたてロボ貯蓄」は、毎週、毎月などの積立頻度を設定するだけで、自動で積立を行ってくれるサービスです。
投資先は、日本株よりも高配当、高成長企業が多いとされる米国株と米国ETFで、1,000円と少額から積み立てられます。
また、金額や日付を設定すると自動で売却してくれますし初心者でも売買のタイミングに悩むことがないでしょう。
なお、取引手数料はありませんが、基準価格に0.5%のスプレッドが上乗せされるので注意が必要です。
また、米国株、米国ETFへの投資になりますので、円からドルへ両替する際に片道35銭の為替スプレッドがかかることにも注意しましょう。
マメタス
おすすめポイント
- おつりを利用した投資が可能
- 1万円からロボアドバイザーサービスが利用できる
マメタスは、ウェルスナビが運営する、おつりの資産運用サービスです。
アプリに登録したクレジットカードや電子マネー、提携している家計簿アプリからおつりの額を自動で計算し、おつりの中から投資に回す額の上限を設定できる点は、トラノコと同じです。
ただ、マメタスは、提携家計簿アプリがマネーツリーのみに限られている点が、やや不便と言えます。
また、マメタスはロボアドバイザーによる運用をウェルスナビが行いますので、トラノコのように自分で投資したいファンドを選べるわけではありません。
資産運用は1万円からスタートできるため、通常のロボアドバイザーサービスよりも少額から投資できる点はメリットと言えるでしょう。
初心者がスマホで投資する時の注意点
スマホを使った投資は、すき間時間を有効利用して取引ができることに加え、少額から投資できるサービスも多いため、初心者でも手軽に始められるのがメリットです。
しかし、メリットだけではなく、注意すべき点もあるので覚えておきましょう。
初心者がスマホで投資する時の注意点
- 少額で投資すると、利益が大きくなるのに時間がかかる
- 取扱商品が限られている
- NISAやiDecoを利用できないケースもある
スマホを使った投資サービスは、少額からできるものが多いです。
ただし投資金額を少なくすることで大きな損失が発生するリスクは小さくなりますが、得られる利益も同時に小さくなるため、利益が何十万、何百万と大きくなるのに時間がかかります。
また、日本株や投資信託、米国株など限られた商品しか取引できないことも多いです。
他の投資商品を取引したい場合は、PCでの取引が主体のネット証券や総合証券を利用しましょう。
さらに、NISAやiDeCoを取り扱っていないケースもあります。
ネット証券の場合は、スマホアプリでもNISAやiDeCoの取引ができたり、スマホ向けサイトやPCを利用すれば取引できたりします。
しかし、スマホ証券の場合は、NISAやiDeCoの取り扱いがないこともありますので、口座開設前に調べておくことをおすすめします。
まとめ
スマホが生活に欠かせないものになるに従い、「投資に力を入れたい」「投資に非常に興味がある」というユーザーのみならず、「投資に少し興味がある」「投資を試してみたいので、少額から始めたい」というライトユーザーの獲得を目的としたサービスを手掛ける証券会社が増えています。
そのため、スマホ証券のサービスや、ネット証券や大手総合証券のスマホ主体のサービスは、少額投資を中心にしたものが多く、中にはポイント投資ができるものもあるなど、初心者でも気軽に取り組めるのが特徴です。
スマホ用のサービスは、スマホで取引できるよう、表示も見やすくわかりやすいように工夫されているため、初心者にも使いやすいでしょう。
また、商品設計も、株などの投資商品に関する知識の少ない人であっても、理解しやすいシンプルな設計になっています。
ただし、その分、投資できる投資商品が限られているケースが多いため、注意が必要です。
投資に慣れたり、投資資金が増えたりした場合は、少額投資を卒業し、本格的に投資を行うことをおすすめします。
その際は、株や投資信託だけでなく、先物・オプション取引や債券など他の投資商品にも目を向けてみると良いでしょう。