大和証券は口コミがやばいと苦情有⁉危ない評判はガチ⁉NISAはどう?
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大和証券は、大手総合証券会社5社の一角で、大手総合証券ならではの取扱商品の豊富さや行き届いたサービスが魅力の証券会社です。
実際に大和証券を利用するユーザーからは以下のような意見・評判があります。
大和証券の悪い評判・口コミ
大和証券の良い評判・口コミ
毎月コンスタントに主幹事となるIPOがある点や、つみたてNISA対応のETFがある点がメリットです。
一方、コールセンターに中々つながらない・手数料が高いといった点には注意が必要です。
この記事では、大和証券のサービスを実際に利用している方からの評判・口コミを紹介します。
また、どんな人なら大和証券に向いているかも解説するので口座開設の参考にしてください。
スキラージャパン株式会社 代表取締役 / スキラージャパン株式会社
監修者伊藤亮太
伊藤亮太は「スキラージャパン株式会社」の取締役を務めるFP(ファイナンシャル・プランナー)。
慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了しており、在学中にCFP®を取得。
その後、証券会社にて営業・経営企画・社長秘書・投資銀行業務に携わる。
現在は富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。
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- 大和証券の悪い評判・口コミ
- 悪い評判①投資信託やつみたてNISAでポイントを貯められないのが不満
- 悪い評判②単元未満株取引はグループ会社の大和コネクト証券を利用する方が良い
- 悪い評判③ラップ口座サービスの「ダイワアドバンスラップ」は店頭でしか申し込めず不便
- 悪い評判④コールセンターがつながらない
- 悪い評判⑤コンサルティングコースの手数料が高い
- 悪い評判⑥つみたてNISAの口座引き落とし方法がHPに分かりやすく記載されていない
大和証券の悪い評判・口コミ
大和証券の悪い評判・口コミとしては以下のような意見が多い結果となりました。
大和証券の悪い評判・口コミ
悪い評判①投資信託やつみたてNISAでポイントを貯められないのが不満
大和証券の悪い口コミに「投資信託やつみたてNISAでポイントを貯められないのが不満」というものがありました。
大和証券の口コミ
ココアマローダー(男性/40代)
利用していません。
現在つみたてNISAをしているのは投資信託の本数が豊富で手数料も安くてポイントも貯まると他社のネット証券会社の方を利用しているので、ここでつみたてNISAをする魅力がないため利用していません。
- 手数料 2.0
- 取引ツールの使いやすさ 5.0
- 取扱銘柄 5.0
- 銘柄検索のしやすさ 5.0
- サポートの手厚さ 5.0
大和証券の口コミ
H.K(男性/30代)
NISAおよびつみたてNISAを利用していません。
NISAは他の証券会社でつみたてNISAを利用しています。
そちらの証券会社ではクレジットカードで積み立てることでポイントが付くため、小さな差ではありますがそちらの方がお得であると感じています。
- 手数料 3.0
- 取引ツールの使いやすさ 3.0
- 取扱銘柄 3.0
- 銘柄検索のしやすさ 3.0
- サポートの手厚さ 3.0
大和証券では投信積立や株の購入でポイントが付与されるサービスは行っていません。
一方で、楽天証券やSBI証券では株の取引や投資信託の保有でポイントが付与されます。
付与されたポイントは現物株や投資信託の購入に使用できます。
以前は大和証券でもポイントが貯まる「ダイワのポイントプログラム」を実施していました。
しかし、2021年3月に同プログラムを終了しています。
投資信託の保有や株などの取引でポイント有効活用したい場合は、楽天証券やSBI証券での口座開設を検討しましょう。
悪い評判②単元未満株取引はグループ会社の大和コネクト証券を利用する方が良い
大和証券には「単元未満株はグループ会社の大和コネクト証券を利用する方が良い」という悪い口コミがありました。
大和証券の口コミ
CHAR(男性/30代)
単元未満株、ミニ株は利用していません。
ミニ株は現在人気上昇中の資産運用だと思いますが、たくさん利益を出せる訳ではないので利用する予定はないです。
ミニ株を買うなら同じ系列の大和コネクト証券を利用するのが良いと思います。
- 手数料 4.0
- 取引ツールの使いやすさ 4.0
- 取扱銘柄 4.0
- 銘柄検索のしやすさ 4.0
- サポートの手厚さ 5.0
こう言われる理由は、単元未満株の取引にかかる手数料は大和コネクト証券の方が安いからです。
大和証券の手数料は、約定代金が100万円までの場合、以下のようになります。
ダイワ・コンサルティングコース | 約定代金×1.26500% ※最低手数料は税込2,750円 |
---|---|
ダイワ・ダイレクトコース | 約定代金×0.88550% ※最低手数料は税込1,925円 |
一方、大和コネクト証券が提供する「ひな株(単元未満株)」の場合、リアルタイム時価に0.5%のスプレッドという手数料が加減算されます。
つまり、約定代金が100万円の場合の手数料を比較すると大和コネクト証券が最も割安です。
ダイワ・コンサルティングコース | 12,650円(税込) |
---|---|
ダイワ・ダイレクトコース | 8,855円(税込) |
大和コネクト証券 | 5,000円(税込) |
また、大和コネクト証券はリアルタイムで約定し、9:00~14:55まで取引できます。
取扱銘柄数は2023年10月24日現在425銘柄ですが、大和証券よりも取引の自由度が高く手数料も割安なのでおすすめです。
大和コネクト証券の公式サイトはこちら
悪い評判③ラップ口座サービスの「ダイワアドバンスラップ」は店頭でしか申し込めず不便
大和証券の悪い口コミに「ダイワアドバンスラップは店頭でしか申し込めないので不便」というものがありました。
大和証券の口コミ
S.I(女性/40代)
アドバンスラップという国際投資に興味がありますが、コールセンターに電話したところ「お店にこないと入れない」と言われてしまいました。
今どき、スマホやパソコンから申し込みできないのは残念です。
ただ大和証券さんは、ユニークな商品が並べてあるところは好きです。
- 手数料 2.0
- 取引ツールの使いやすさ 3.0
- 取扱銘柄 5.0
- 銘柄検索のしやすさ 3.0
- サポートの手厚さ 5.0
大和証券には2つの運用方法があります。
コア運用 | マーケット環境の変化に応じ、一任でポートフォリオを入れ替える |
---|---|
サテライト運用 | 実績や特徴、投資テーマに沿った運用手法など、顧客の希望に応じて運用する |
この2つを組み合わせて行うのが、ダイワアドバンスラップです。
2種類の運用方法を組み合わせるのが特徴的な商品ですが、ネット販売はしていません。
また、コールセンターでも販売しておらず、申し込めるのは店頭のみです。
会社員など平日は働いている人の場合、取引店まで行き、申し込みのための時間を作るのは大変です。
そのため、ダイワアドバンスラップは申し込みの段階でハードルが高い商品と言えます。
大和証券は様々な投資商品を提供していますが、種類によっては店頭からしか申し込めないものもあるので注意しましょう。
悪い評判④コールセンターがつながらない
大和証券のコールセンターについて、「電話がつながらない」という悪い口コミもありました。
同社は「コンタクトセンター」というコールセンターを設置し、内容によって問い合わせ先を分けていますが、電話が混みあうことがあるようです。
ただ、具体的にどの時間が混雑しているのかは公表していないため、利用者が「コールセンターにつながらない」と不満を抱く一因になっていると考えられます。
大和証券のコールセンターがつながりにくい場合、急ぎの用件でなければメールで問い合わせすることをおすすめします。
また、割高な手数料を許容できるなら担当者への問い合わせができる「ダイワ・コンサルティングコース」を選ぶのも一つの方法です。
手数料を抑えたうえで、電話問い合わせにストレスを感じたくなければ、サポートセンターの応答時間を公表している松井証券など検討しましょう。
松井証券の公式サイトはこちら
悪い評判⑤コンサルティングコースの手数料が高い
大和証券には、「コンサルティングコースの手数料が高い」という悪い口コミがあります。
大和証券では、「ダイワ・コンサルティングコース」と「ダイワ・ダイレクトコース」の2つの取引コースを用意しています。
ダイワ・コンサルティングコースは担当者から投資情報やアドバイスをもらえるなど、手厚いサポートがメリットですが手数料は割高です。
国内現物株の手数料
(約定代金100万円まで)
ダイワ・コンサルティングコース | 約定代金×1.26500% ※最低手数料は税込2,750円 |
---|---|
ダイワ・ダイレクトコース | 約定代金×0.88550% ※最低手数料は税込1,925円 |
比較するとダイワ・ダイレクトコースの方がお得です。
また、楽天証券、SBI証券などの大手ネット証券であれば、約定代金100万円までなら定額プランを使うと手数料が無料になります。
そのため、手数料を抑えたいなら楽天証券などの大手ネット証券の方がおすすめです。
ただし、手厚いサポートを受けられるのがダイワ・コンサルティングコースのメリットなので、サービス内容を比較したうえで決めましょう。
悪い評判⑥つみたてNISAの口座引き落とし方法がHPに分かりやすく記載されていない
大和証券には「つみたてNISAの口座引き落とし方法がHPに分かりやすく記載されていない」という悪い口コミがあります。
つみたてNISAは、月1回など定期的に投資信託を購入するため、定期的に一定額が必要となります。
その際、「証券口座の残高不足で購入できなかった」とならないよう、銀行口座から証券口座への自動引き落としサービスなどを提供している会社も多くあります。
例えば、松井証券では「定期入金」というサービスを提供しており、指定の銀行口座から毎月自動的に松井証券口座に引き落として入金できることをHPでも目立つように記載しています。
大和証券でも同様のサービスを提供していますが、株式累積投資に関する質問ページに「電話(口頭受付)または書面での手続になりますので、取扱窓口までご連絡ください。」と小さく記載されているため、見落としがちです。
大和証券では自動引き落としは電話や書面での手続きが必要ですが、松井証券などの大手ネット証券では、自動引き落としの手続きはネットで行うことができます。
時間を問わず簡単に手続きしたい場合は、大手ネット証券の方が便利でしょう。
松井証券の公式サイトはこちら
大和証券の良い評判・口コミ
悪い評判の多い大和証券ですが、良い評判ももちろんあります。
大和証券の利用者の中では以下のようなポジティブな口コミがありました。
大和証券の良い評判・口コミ
良い評判①投資信託の取扱数が多く、自分に合う投資先を探しやすい
大和証券には、「投資信託の取扱数が多い」「自分に合う投資信託を探しやすい」という良い口コミがあります。
大和証券の口コミ
CHAR(男性/30代)
大和証券の投資信託は取り扱い数が多く、選択肢は豊富だと思います。
週間ベストセラーランキング、リターンランキング、純資産・純資産増加額ランキングなどがあり、自分に合う投資先を探しやすい仕様になっています。
この仕様はかなり気に入っています。
- 手数料 4.0
- 取引ツールの使いやすさ 4.0
- 取扱銘柄 4.0
- 銘柄検索のしやすさ 4.0
- サポートの手厚さ 5.0
大和証券の口コミ
ことこ(女性/30代)
投資信託はたくさんの種類があるので、利用しやすいです。
実店舗があるので、安心して利用できますし、何かあったときでもすぐに聞けるのが良いなと思いました。
投資信託を利用していて、今のところ、大きな問題はないので、満足です。
- 手数料 3.0
- 取引ツールの使いやすさ 4.0
- 取扱銘柄 4.0
- 銘柄検索のしやすさ 4.0
- サポートの手厚さ 4.0
大和証券の口コミ
カーツマータ(男性/40代)
購入時手数料が無料となるノーロード投資信託なども選ぶことができる点がとても良いです。
株式購入手数料に関しては、他の証券会社のサービスと比較した場合、多少高いと感じることがあるので、少額のデイトレードにはあまり向いていないと感じます。
- 手数料 3.0
- 取引ツールの使いやすさ 4.0
- 取扱銘柄 4.0
- 銘柄検索のしやすさ 4.0
- サポートの手厚さ 4.0
大和証券は2023年10月24日現在605本の投資信託を取り扱っています。
投資信託の取扱い本数
証券会社 | 投資信託の取扱い本数 |
---|---|
大和証券 | 605本 |
野村證券 | 1,328本 |
SMBC日興証券 | 1,203本 |
みずほ証券 | 331本 |
三菱UFJモルガン・ スタンレー証券 | 681本 |
比較すると分かるように大和証券の投資信託の本数は特別多いわけではありません。
それでも約500本あれば選択肢として少なくはなく、「多すぎると混乱する」という人には十分な本数と言えるでしょう。
なお、大和証券で投資信託を探す場合、「長期的な目線でコツコツと。“資産形成ファンド”」などのテーマから探すことができます。
「ファンド検索」を利用すれば、投資対象資産など細かい条件を指定して探すことも可能です。
本数だけ見れば他社の方が多いですが、大和証券では、初心者でもHP上で投資信託を探しやすいよう工夫しています。
また、「ダイワ・コンサルティングコース」なら、担当者に相談して希望に合うファンドを探すこともできるので、投資信託を初めて購入する人には心強いでしょう。
良い評判②つみたてNISAは種類が多く、店頭で担当者に詳細を教えてもらえる
大和証券のつみたてNISAについて、「種類が多く、店頭で担当者に詳細を教えてもらえる」との良い口コミがあります。
大和証券の口コミ
ことこ(女性/30代)
つみたてNISAでたくさんの種類があったので、本当に利用しやすかったです。
店頭があるから担当者が口頭で丁寧に教えてくれたので、安心できました。
困ったときにも電話で対応してくれるので、何も分からない状態でも利用しやすいのがメリットです。
- 手数料 3.0
- 取引ツールの使いやすさ 4.0
- 取扱銘柄 4.0
- 銘柄検索のしやすさ 4.0
- サポートの手厚さ 4.0
大和証券では2021年11月22日現在、つみたてNISA対象商品として、
- バランスファンド:4本
- インデックスファンド:7本
- アクティブファンド:4本
- ETF:7本
の合計22本があります。
つみたてNISA対応本数
証券会社 | つみたてNISA対応本数 |
---|---|
大和証券 | 26本 |
野村證券 | 19本 |
SMBC日興証券 | 158本 |
みずほ証券 | 10本 |
三菱UFJモルガン・ スタンレー証券 | 0本 |
楽天証券 | 199本 |
SBI証券 | 210本 |
松井証券 | 200本 |
auカブコム証券 | 177本 |
マネックス証券 | 196本 |
大和証券はネット証券よりはつみたてNISAの本数が少ないですが、大手総合証券の中では比較的多い方と言えます。
しかし、本数以上に注目したいのは、同社がつみたてNISA対象商品としてETFを取り扱っていることです。
大手ネット証券も他の大手総合証券も、つみたてNISAでETFは取り扱っていないので、大和証券ならではの特徴と言えます。
また、大和証券の「ダイワ・コンサルティングコース」なら店舗の担当者が付き、つみたてNISAについても相談しながら口座開設や商品選択ができるので、初心者にとっては心強いでしょう。
良い評判③コンサルティングコースは担当者から丁寧なアドバイスがもらえる
大和証券には、「コンサルティングコースは担当者から丁寧なアドバイスがもらえる」という良い口コミがあります。
大和証券の口コミ
K・Y(男性/10代)
はじめた当初は初心者だったということもあって、相談をしたり銘柄を決める際のアドバイスが欲しいと思ったのでコンサルティングコースを選びました。
手数料はやや高めではありますが、担当者が知識豊富で結果的に利益が出たので満足です。
- 手数料 1.0
- 取引ツールの使いやすさ 4.0
- 取扱銘柄 3.0
- 銘柄検索のしやすさ 3.0
- サポートの手厚さ 3.0
大和証券の「ダイワ・コンサルティングコース」は店頭取引が行えるコースで、店舗の担当者から投資目的に合わせて総合的なコンサルティングを受けられるのが特徴です。
株などの発注ができるだけでなく、金融商品の情報提供や資産運用、相続対策、事業承継対策など、ライフプランに合わせたアドバイスを受けられます。
また、オンライントレードも可能で、オンライン取引で分からない点を担当者に質問することも可能です。
様々なことを担当者がサポートしてくれるので、安心して取引を行うことができます。
このように「ダイワ・コンサルティングコース」は手厚いサポートが受けられるのが大きなメリットです。
その分、手数料はオンライントレードやコンタクトセンターを通じて取引する「ダイワ・ダイレクトコース」より割高になります。
- 手数料が高くなっても良いので、サポートの質と量を重視したい
- 投資商品について相談するだけでなく、相続対策などライフプランに合わせたお金の相談をしたい
という人に、ダイワ・コンサルティングコースはおすすめです。
良い評判④大和証券はIPOに強みがあるところが魅力
大和証券の良い口コミに「IPOに強みがある」というものがあります。
大和証券の口コミ
ゆうた(男性/20代)
大和証券のいいところは簡単に口座登録できことにあるかなと思いました。
大和証券のIPO株の当選がしやすいというも強みを持っているのも嬉しいですし、大和証券は投資に関連するさまざまな情報を発信しているため、初めての方でも自信がない方でも安心して利用できるところがいいと思います。
- 手数料 2.0
- 取引ツールの使いやすさ 1.0
- 取扱銘柄 4.0
- 銘柄検索のしやすさ 4.0
- サポートの手厚さ 1.0
大和証券は大手総合証券ということもあり、IPOの主幹事になることが多く、それが強みの一つです。
下表は、大和証券と他の大手総合証券のIPO件数とを比較したものです。
2022年 (主幹事数) | 2021年 (主幹事数) | 2020年 (主幹事数) | |
---|---|---|---|
大和証券 | 42件 (17件) | 49件 (16件) | 43件 (15件) |
野村證券 | 39件 (11件) | 64件 (28件) | 41件 (22件) |
SMBC日興証券 | 47件 (23件) | 81件 (26件) | 52件 (16件) |
みずほ証券 | 47件 (19件) | 83件 (33件) | 62件 (21件) |
三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 | 23件 (4件) | 45件 (5件) | 19件 (2件) |
大和証券は、野村證券、SMBC日興証券、みずほ証券よりもIPO件数、主幹事数は少ないものの、2014年以降、毎年コンスタントに12件以上のIPOで主幹事を務めています。
平均すると月に最低1本は同社が主幹事を務めるIPOがあるということです。
主幹事証券は、幹事証券よりもIPOの割当株数が多く、その分当選本数が増えるので、IPO狙いの人にとっては大きなメリットになります。
IPOの当選確率を上げたければ、大和証券からも申し込むことをおすすめします。
良い評判⑤担当者の質が良い
大和証券の良い口コミに、「担当者の質が良い」というものがあります。
大和証券の口コミ
K・Y(男性/10代)
他の証券会社と比較して格段に良いと感じたのは担当者の質です。
3年間の間で2回担当が変わりましたが、引継ぎがうまくされていて、私の資産状況等を把握して的確な銘柄を選んでくれましたし、アドバイスも的確でした。
- 手数料 1.0
- 取引ツールの使いやすさ 4.0
- 取扱銘柄 3.0
- 銘柄検索のしやすさ 3.0
- サポートの手厚さ 3.0
大和証券では社員のファイナンシャル・プランナーや証券アナリストの資格取得に力を入れています。
また、ファイナンシャル・プランナーの資格取得後、ビジネスの現場で活かすための研修を終了すると、相続や事業承継などのプロフェッショナルである同社の社内資格「相続プランナー認定®」を受けることができます。
このように高度な専門性が求められる、相続や事業承継分野のプロフェッショナル育成に取り組んでいます。
他にも、税務、法制度、事業戦略、運用等に精通したスタッフを多数擁し、不動産や資産運用、アジア圏への移住など様々なサポートを行っています。
同社では、高い専門性を身に付けたスタッフが、顧客のライフプランとニーズを考慮したうえで、幅広い選択肢の中からその人に合った提案を行っているのです。
このような人材育成の取り組みが結実し、同社の担当者に対する「質が良い」という評価につながっているのでしょう。
高度な専門性に裏付けられた質の良いサポートをしてくれる担当者がいる証券会社を選びたい人は、大和証券を選択肢に入れることをおすすめします。
良い評判⑥口座開設時に電話確認があり、厳格に管理しているので安心
大和証券には「口座開設時に電話確認があり、厳格に管理しているので安心」という良い口コミがあります。
大和証券の口コミ
H.K(男性/30代)
Webページなどで不満を感じたことはありません。
口座開設時に電話確認があり、他の証券会社よりも厳密な管理をしていると感じます。
そのあたりは面倒とも感じますが、安心もできます。
また、IPO当選時に一度だけ口座の確認の電話がありましたが、おそらく本人が申し込んだのか確認の電話だったのだと思います。
そのように少し手間をかけて管理をしてもらえるのは安心できてありがたいです。
- 手数料 3.0
- 取引ツールの使いやすさ 3.0
- 取扱銘柄 3.0
- 銘柄検索のしやすさ 3.0
- サポートの手厚さ 3.0
同社ではHPや郵送、店舗での口座開設申し込みを受け付けています。
申し込み自体は他の証券会社と特段異なる点はないのですが、口座開設時に電話確認を行っているようです。
例えば、大手ネット証券の口座開設の手続きは、HPの専用ページから必要事項を入力し、必要書類を提出します。
そして、特に問題がなければ口座開設完了通知が届き、取引を開始できます。
その間、証券会社から電話連絡が来ることは基本的にはなく、もし電話連絡が来るとすれば申し込み内容に不備があった場合です。
つまり、特段の問題がなければ、申し込み内容に関する電話確認を行うことはありません。
しかし、大和証券では不備の有無に関わらず、電話による申し込みの確認を行っていて、大手ネット証券よりも管理が厳格です。
それが同社に対する安心感や信頼につながっていると考えられます。
「不備がないのに電話が来るのは煩わしい」と感じる人には不向きかもしれません。
しかし、手続きが少々面倒でも、厳格な管理をしている証券会社で取引したい人には大和証券はおすすめです。
大和証券の利用が向いている人
大和証券の評判・口コミを踏まえて、以下のような人には大和証券がおすすめです。
大和証券の利用が向いている人
- 店舗の担当者が付き、手厚いサポートを受けたい人
- 割高な手数料が許容できる人
- IPO投資に力を入れたい人
- つみたてNISAでETFに投資したい人
大和証券には店頭取引のできる「ダイワ・コンサルティングコース」があります。
店舗の担当者は株などの発注対応だけでなく、投資目的に合わせて総合的なコンサルティングを行ってくれます。
それに加え、相続対策や事業承継対策などライフプランに合わせたアドバイスも行うため、手厚いサポートを受けたい人に大和証券はおすすめです。
ダイワ・コンサルティングコースはサポートが手厚い分、手数料は割高なので、それを許容できる人は大和証券の強みを活かせるかもしれません。
もし、手数料を少しでも抑え、できるところは自分で行いたい、という場合は、オンライントレードやコンタクトセンターを通じて取引する「ダイワ・ダイレクトコース」の方が、手数料も割安なので良いでしょう。
しかし、ダイワ・ダイレクトコースも、SBI証券などの大手ネット証券より手数料が割高です。
もしも手数料を重視し、コストを極力抑えたい場合には、SBI証券など大手ネット証券の利用を検討するようにしましょう。
また、大和証券はIPOの主幹事になることがよくあります。
主幹事になるとIPOの割当株数が幹事よりも多くなり、当選本数も増えるため、IPOに力を入れたい人に大和証券はおすすめです。
大和証券はつみたてNISAでETFに投資したい人にもおすすめです。
なぜなら、つみたてNISAでETFに投資できるのは、大手総合証券や大手ネット証券の中でも大和証券だけだからです。
同社には2023年10月24日現在、つみたてNISA対象のETFが7本あります。
大和証券の口座開設の流れ・方法
大和証券で口座開設をするには、下記の5STEPで行います。
大和証券で口座開設する手順
- メールアドレスを登録
- 必要情報を入力し、本人確認書類をアップロード
(審査:最短1営業日) - 簡易書留で口座開設を受けとる
- マイナンバーを登録
- 取引開始
大和証券では、オンライントレードやコンタクトセンターを通じて取引する「ダイワ・ダイレクトコース」の口座開設については、インターネットまたは郵送で行います。
一方、担当者から投資情報やアドバイスをもらって取引する「ダイワ・コンサルティングコース」は店舗で申込むことになります。
インターネットで開設を申しむ場合、まずは規約等を確認し、メールアドレスを登録してから、口座開設の必要情報を入力してください。
ダイワ・ダイレクトコースを郵送で申し込む場合は、申込書を印刷するか郵送で送ってもらいます。
本人確認書類の提出
本人確認書類は、運転免許証、パスポート、住民基本台帳カードなどです。
各種保険証なども認められ、どれか2つ提出しなくてはいけません。
マイナンバーカードがある場合も、もう1つ必要となります。
インターネットで申込む場合、これら本人確認書類とマイナンバー書類はアップロードで提出します。
郵送の場合は、記入済み申込書と一緒に同封して大和証券に送ります。
その後審査が行われるのですが、インターネットからなら、最低でも1営業日はかかります。
審査で問題がなければ、簡易書留で通知が送付されます。
マイナンバーの登録
通知を受け取ったらマイナンバーを登録してください。
その際、「大和証券マイナンバー登録用アプリ」をダウンロードするとスピーディーにマイナンバーを登録できます。
ただし、名前に旧字体を含む場合やガラケーなど、アプリを使用できるデバイスのない場合は、マイナンバーは書面で登録する必要があるので、注意が必要です。
それが終われば、取引を開始できますが、マイナンバーを書面で登録した場合は取引開始に5日~14日ほどかかるので注意しましょう。
なお、ダイワ・コンサルティングコース来店して申し込みを行うため、原則即日で口座が開設され、すぐに取引が可能です。
大和証券の詳細情報一覧
大和証券では、対面取引やコールセンター取引、オンライントレードの3種類の方法で取引できます。
それぞれの取引手数料や、使用可能な取引ツール・アプリがどのようなものか気になる方も多いでしょう。
ここでは同社の手数料や取引ツール・アプリなどを紹介します。
現物取引手数料(国内株式)
ダイワ・コンサルティングコース
取引金額 | お店 (税込) | インターネット (オンライントレード) (税込) |
---|---|---|
最低手数料 | 2,750円 | 2,090円 |
~100万円 | 1.26500% | 0.94820% |
~500万円 | 0.96800%+2,970円 | 0.72600%+2,222円 |
~1,000万円 | 0.71500%+15,620円 | 0.53570%+11,737円 |
~3,000万円 | 0.57750%+29,370円 | 0.43230%+22,077円 |
~5,000万円 | 0.33000%+103,620円 | 0.24750%+77,517円 |
~1億円 | 268,620円 | 201,267円 |
~5億円 | 298,320円 | 230,967円 |
~10億円 | 331,320円 | 263,967円 |
その後 5億円ごとに | +33,000円 | +33,000円 |
ダイワ・ダイレクトコース
取引金額 | コールセンター (税込) | インターネット (オンライントレード) (税込) |
---|---|---|
最低手数料 | 1,925円 | 1,100円 |
~100万円 | 0.88550% | 0.37950% |
~500万円 | 0.67760%+2,079円 | 0.29040%+891円 |
~1,000万円 | 0.50050%+10,934円 | 0.21450%+4,686円 |
~3,000万円 | 0.40370%+20,614円 | 0.17270%+8,866円 |
~5,000万円 | 0.23100%+72,424円 | 0.09900%+30,976円 |
~1億円 | 187,924円 | 80,476円 |
~5億円 | 217,624円 | 110,176円 |
~10億円 | 250,624円 | 143,176円 |
その後 5億円ごとに | +33,000円 | +33,000円 |
1日定額手数料ハッスルレート
取引金額/1日 | 手数料(税込) |
---|---|
300万円以下 | 3,300円 |
以下、300万円ごと | +3,300円 |
信用取引手数料(国内株式)
ダイワ・コンサルティングコース
取引金額 | お店 (税込) |
---|---|
最低手数料 | 2,750円 |
~100万円 | 1.26500% |
~500万円 | 0.96800%+2,970円 |
~1,000万円 | 0.71500%+15,620円 |
~3,000万円 | 0.57750%+29,370円 |
~5,000万円 | 0.33000%+103,620円 |
~1億円 | 268,620円 |
~5億円 | 298,320円 |
~10億円 | 331,320円 |
その後5億円ごとに | +33,000円 |
ダイワ・ダイレクトコース
取引金額 | コンタクトセンタ (税込) | インターネット (オンライントレード) (税込) |
---|---|---|
最低手数料 | 1,925円 | 314円 |
~50万円 | 0.88550% | |
~100万円 | 0.67760%+2,079円 | 一律524円 |
~300万円 | 0.67760%+2,079円 | |
~500万円 | ||
~1,000万円 | 0.50050%+10,934円 | |
~3,000万円 | 0.40370%+20,614円 | |
~5,000万円 | 0.23100%+72,424円 | |
~1億円 | 187,924円 | |
~5億円 | 217,624円 | |
~10億円 | 250,624円 | |
その後5億円ごとに | +33,000円 |
【ダイワ・ダイレクトコース】
1日定額手数料ハッスルレート
取引金額/1日 | 手数料(税込) |
---|---|
300万円以下 | 3,300円 |
以下、300万円ごと | +3,300円 |
取引ツール・アプリ
パソコン
高機能トレーディングツール「トレボ」 クリック操作のみでスピーディーに注文できる | 国内株式 |
365FXトレボ よく使う機能をピックアップしてまとめることができる | くりっく365 取引所FX |
自動更新株価ボード 登録した銘柄をまとめてチェックできる スマホ・タブレット版もある | 国内株式 |
多機能チャート トレンドラインの書き込みや比較チャートなどを自由にカスタマイズできる | 国内株式 |
株式ポートフォリオ 保有銘柄の組み合わせで、現状分析を行う | 国内株式 |
テクニカル分析 24種類のテクニカル指標によってパフォーマンスの分析を行う | 国内株式 |
比較分析 銘柄スクリーニングのサポートツール | 国内株式 |
銘柄診断 銘柄の収益性などをグラフやレーダーチャートで表示 | 国内株式 |
外債かんたん検索 外債を期間や通貨などの条件で検索可能 | 外国債券 |
四季報 株式投資の基本的な情報ツール | 国内株式 |
中国株情報 中国のニュースや業界・政策活動までカバースマホ版、タブレット版もある | 中国株式 |
USマーケットアトラス 米国株の株価やニュースをチェック | 米国株式 |
動画レポート マーケット情報やライブセミナーが開催される | 国内株式 投資信託 |
レポートサービス アナリストによる最新のリサーチ・レポート | 国内株式 |
ネット図書館 レポートサービス、自動更新株価ボード、株式ポートフォリオ分析がまとめられたもの | 国内株式 |
QUICK株価情報 株価情報を自動的に更新 | 国内株式 |
スマホ
株walk スマホならではの操作性を持つツール | 国内株式 |
スマートフォン専用サイト ログインして使用する、スマホサイト版取引ツール | 国内株式 投資信託 IPO 中国株式 FX |
株主優待ロボアドバイザー 楽しみながら株主優待銘柄を探すことができる | 国内株式 |
ActiveChart Pro 多くの機能を持つ多機能チャート | 国内株式 |
ダイワの投信情報通知サービス 指定した銘柄の基準価額の変動などを通知 | 投資信託 |
大和証券に関する口コミ
まとめ
大和証券は、ユーザーのサポートに力を入れている証券会社です。
担当者の質が良く、投資の相談もしやすいでしょう。
また、特徴的な独自商品の取扱いがある点も大手総合証券ならではです。
様々な商品・サービスを提供し、サポートも充実していますが、手数料は全体的にネット証券よりも高めです。
商品ラインナップは豊富であるものの、なぜか単元未満株のサービスに関しては充実しているとは言えません。
そのため、単元未満株については、グループ会社の大和コネクト証券のほうが使いやすいでしょう。
このような点も踏まえて、自分がどのような取引をするのかを考えて利用を検討しましょう。
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