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30代から資産運用するならこれ!おすすめ投資方法とポートフォリオ例

30代から資産運用するならこれ!おすすめ投資方法とポートフォリオ例

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  • 30代におすすめの資産運用が知りたい
  • 30代の資産運用のおすすめポートフォリオは?

30代におすすめの資産運用は以下のとおりです。

30代におすすめの資産運用

  1. 将来に向けて資産を形成したい「独身・子なし夫婦(DINKS)」:
    株式投資中心の積極投資
  2. 今お金がかかる「子育て世帯」:
    投資信託中心の積立投資

人生におけるさまざまな選択を迫られる30代は、将来に向けた資産運用を考える年代です。

自分のライフステージや資産状況に応じて投資方法を使い分けましょう。

この記事では、30代におすすめの資産運用方法やそのポートフォリオ、実際に利用できる証券会社などを解説します。

株式投資にも投資信託にも!
これから投資を始める人におすすめの証券会社

SBI証券の
公式サイトはこちら
【掲載情報について】
2023年10月25日時点の情報を掲載しています。
  • ファイナンシャルプランナー

    監修者石原玄紀

    中京大学経済学部卒業後、FP事務所に入社。2005年にはCFPを取得。
    その後、トヨタファイナンシャルサービス証券(現:東海東京証券)、東海東京ウェルス・コンサルティングにて、経営企画や営業、大手税理士法人への出向、富裕層部署の相続コンサルタントとして従事。
    2020年にIFA(独立系金融アドバイザー)「きわみアセットマネジメント」へ初期メンバーとして入社後、2023年に独立。
    中京大学付属中京高校で資産形成に関する授業の実施経験もあり。

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30代から始める資産運用!世帯状況別・おすすめ投資方法

30代から資産運用を始める際、自分の家族の状況やライフステージによって、投資方法を使い分けるのがおすすめです。

あくまで一例ではありますが、状況別におすすめしたい資産運用の手段を紹介します。

30代におすすめの資産運用

それぞれの概要や、投資する際のポイントについて説明しましょう。

30代のおすすめ資産運用①:株式投資中心の積極投資

まずは、独身や子なし夫婦など比較的資産に余裕がある方におすすめできる、株式中心の積極的な投資について解説します。

株式投資中心の積極投資のポイント

1.ある程度のリスクを負ってリターンを狙う

株式投資は、年利100%が珍しくないほど高いリターンを狙える投資です。

一方で、1日で大幅な値下がりをするケースも少なくないため、ハイリターンを狙うならある程度のリスクを織り込む必要があります。

30代のうちは損失を負ったとしても取り返すだけの時間がありますので、少々強気の投資を行ってもよいでしょう。

とはいえ、投資資金の全てを株式に投資するのはリスクが高いため、「100-年齢」の割合を目安に投資しましょう。

例えば、30歳なら投資資金の70%は株式投資に充て、30%は投資信託などのローリスクな投資に回すことで、リスクとリターンのバランスを取りやすくなるでしょう。

2.自己資金以上の取引は避ける

大きなリターンを目指す人は、自己資金以上の取引ができる信用取引に手を出しがちです。

信用取引は大きなリターンを得られる可能性がある反面、リスクも倍増します。

預貯金を全て支払いに使うことになるケースも珍しくありません…

投資はある程度のリスクを負う必要がありますが、取り返しが付かないほどの損失を生まないよう、自己資金以上の取引を行うのは避けた方が無難です。

少なくとも、3か月から半年ほどを目安に生活資金を確保。急な出費や入院などのトラブルに備えた資金も用意した上で、投資に回す資金を決めるようにしましょう。

株式中心のおすすめポートフォリオ例

30代におすすめする株式中心の積極運用を目指すポートフォリオ例は以下のとおりです。

  • 先進国株式:30%
  • 新興国株式:30%
  • 国内株式:10%
  • 米国投資信託(インデックス型):20%
  • 全世界投資信託(インデックス型):10%

ハイリスク・ハイリターンの新興国株式、安定した成長を見せる先進国株式の比率を高めつつ、国内株式およびインデックス型の投資信託に分散投資を行います。

リターンだけを求めればさらに新興国株式の比率を上げられますが、長期的な運用を目指すなら分散投資によるリスク分散が必要です。

そのため、より大きな利益を狙いたい場合は、他の株式の割合から均等に新興国株式の割合を増やすようにしましょう。

30代のおすすめ資産運用②:投資信託中心の積立投資

次に、子育て世帯や一時的に仕事を離れている方などにおすすめの、安定性を重視した積立投資について解説します。

投資信託中心の積立投資のポイント

①少額からコツコツ始める

投資信託の利点のひとつに、少額から投資を始められる点があります。

SBI証券などの証券会社では、100円という非常に小さな単位で投資を行えます。

まずは少額から積立投資を始め、徐々に投資に慣れていきましょう。

投資に慣れ、知識がついてこれば、徐々に金額を増やしながら運用していきましょう。

100円から積立投資できる証券会社!

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②非課税の制度を有効活用

投資信託から得た利益には原則として20.315%の税金がかかりますが、「NISA」や「iDeCo」などの非課税制度を利用すると利益に税金がかかりません。

例:年利3%の商品を毎月3万円ずつ10年間積み立てた場合

360万円の元本に対して、約59万円の運用益

【課税口座の場合】
20.315%の税金が引かれ、手元に残る利益は約47万円

【非課税口座の場合】
税金がかからないので、手元の残る利益は約59万円

非課税制度を利用すると約12万円もお得ですね!

多額の税金を支払わなくてもいいように、まだ利用していない人は「つみたてNISA」や「iDeCo」といった非課税制度を利用しましょう。

③投資目的にあった商品を選ぶ

投資信託には何千種類という商品があり、それぞれ商品の構成や運用方針が異なります。

どうやって投資信託を選べばいいの?

投資信託は大きく分けると以下の2種類に分けられます。

まずは自分にどちらが合っているか判断しましょう!

インデックスファンドとアクティブファンドの比較

アクティブファンドは株式投資ほどではありませんが、ハイリスク・ハイリターンの傾向があり信託報酬も高めです。

インデックスファンドは信託報酬が比較的安く、ベンチマークとした指数とほぼ同じ値動きを見せます。

投資信託の積立投資は、ほぼ放置したままにできる投資手法ですが、その中にも積極投資の要素を入れたいならアクティブファンドの比率を上げるとよいでしょう。

投資信託で作るおすすめポートフォリオ例

30代におすすめする、投資信託中心の安定運用を目指すポートフォリオは以下の通りです。

  • 米国投資信託(インデックス):40%
  • 全世界投資信託(インデックス):30%
  • 日本株投資信託(アクティブ):20% 
  • 先進国投資信託(アクティブ):10%

安定した利益を見込める米国および全世界の投資信託の割合を大きく取り、アクティブファンドでさらなる利益獲得を目指します。

米国市場が不景気に突入するようなら全世界の割合を増やす調整を行いましょう。

また、よりハイリスクハイリターンの要素を強めたいなら、アクティブファンドに新興国を入れることで、積極的な運用を見込めます。

30代から資産運用するべき理由

30代から資産運用を始めると、以下のようなメリットがあります。

30代から資産運用を始めるメリット

長期投資による複利効果が大きい

分配金を出さないタイプの投資信託は、利益を元金に含めて運用を続ける複利によって、大きな利益を生みます。

100万円の資金を年率5%で運用したとすると、単利と複利では182万円の差が生まれます。

複利効果のシミュレーション

複利効果は運用期間が長くなればなるほど大きくなりますので、若い30代のうちに資産運用をはじめることで、資産を効果的に増加させることが期待できます。

積極的な運用に挑戦しやすい

30代であっても60代であっても、投資が抱えるリスクの大きさは変わりません。

しかし、働き盛りの30代は投資に失敗し資産を失ったとしても、再び資金を貯めるチャンスが多く残されています。

そのため、資金を稼ぐチャンスが減る50代60代に比べてリスクが大きい運用に挑戦しやすく、結果的に大きなリターンを得るチャンスを得られるのです。

20代よりも多くの資金を投資に回せる

投資に対するリターンの大きさは、運用している資金の大きさに比例します。

30代は20代に比べて経済的な余裕があるため、多くのお金を投資に回しやすく、大きなリターンを得やすくなるでしょう。

サラリーマンの場合、30代は昇進や転職といったきっかけで年収が大きく上がりやすい世代ですので、投資資金の増え方も20代より順調です。

仮に20代のうちに投資をはじめていなかったとしても、その遅れを取り戻すだけの資金を投入できるでしょう。

30代の資産運用の注意点

これから資産運用を始める30代の方は、以下の点に注意しましょう。

30代の資産運用の注意点

資産状況と収支を把握する

投資の成果は投資金額の大きさに比例しますが、無闇に資産を全て投資に回せばいいというわけではありません。

投資商品の多くは元本が保証されておらず、全額を失うとはいかないまでも、大きく目減りしてしまうことがあります。

万が一大きな損失を被ったとしても生活が困窮しないよう、自分の資産状況と収支を把握した上で、適切な金額を投資に回しましょう。

日々の生活費、そして将来に向けた最低限の貯金を確保した上で生まれた余剰資金のみで資産運用を行えば、生活が維持できなくなるというリスクを避けられます。

投資の目標を明確にする

投資を成功させるポイントのひとつが、目標額と期間の設定です。

「いつまでにいくら貯める」という目標から逆算することで、今投資すべき金額と商品が明確になります。

全ての余剰資金で高金利の商品を運用すれば、確かに大きな利益を得られる可能性があります。

しかし余剰資金を作るために最低限の生活を継続すると、精神的・肉体的な負担が生まれてしまい、健康を損ねるという投資以前のトラブルが生まれるかもしれません。

今投資に回すべき資金を明確にすることで、豊かな生活と未来に向けた投資を両立できるでしょう。

ライフステージにあった運用方針を選ぶ

適切な運用の方針は、今立っているライフステージに大きく左右されます。

独身のうちはリスクを取った積極的な運用が可能ですが、結婚・出産・子どもの入学といったイベントが発生するたびにより堅実な運用が望まれるようになります。

一人ならどうにでもなる損失も、家族がいる環境では話が変わってきます。

ライフステージに合った長期的な視点で資金を確保し、よりシビアな運用を行うように心掛けましょう。

30代の資産運用におすすめ!ネット証券2選

これまでの解説を踏まえ、30代におすすめの証券会社を紹介します。

30代におすすめの証券会社

おすすめ①株式投資・投資信託どちらにもおすすめの「SBI証券」

SBI証券のおすすめポイント

  • どの商品でも取扱い数・手数料が充実
  • クレカ積立で投資信託を購入しながらポイントが貯まる

SBI証券は株式投資や投資信託、その他の商品を取引する場合でもおすすめの万能の証券会社です。

どの商品においても取扱い商品数はトップクラスで、手数料も安くなっています。

国内株式個人取引シェアNo.1を誇る、もっとも株式投資で利用されている証券会社です!

また、そのほかの投資サービスにも優れており、投資信託をクレジットカード決済で積立することで積立金額に応じたポイントがもらえる「クレカ積立」にも対応していたり、Pontaポイントやdポイントなど複数種類のポイントを貯める・使えたりします。

これから投資を始めるなら、まずは口座開設しておいて損はないでしょう!

国内株式個人取引シェアNo.1! 初心者~上級者まで幅広い層におすすめ

おすすめな理由


    • 株・投資信託以外の投資商品も充実
    • 取引に応じてVポイントが貯まる&Vポイントで投資信託が買える
    • 2012年~2019年のIPO取扱実績No.1
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国内現物取引の手数料(税込)
取引金額約定ごと定額制手数料0円コース※
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50万円275円0円
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※25歳以下は国内株式現物の取引手数料が無料、インターネットコース・電子交付サービスの設定で手数料が無料。

おすすめ②株式投資を中心に資産運用するなら「マネックス証券」

マネックス証券のおすすめポイント

  • 4,900銘柄を超える米国株、2,000銘柄を超える中国株を取り扱う
    ※ 2023年10月25日現在
  • IPO取引に強く、NISA口座でIPO株の運用が可能

マネックス証券は4,900銘柄を超える米国株、2,000銘柄を超える中国株を取り扱っており、株式投資に関して定評があります。
※ 2023年10月24日現在

IPO取引にも強く、100%完全平等抽選を実施しており、資金の大小にかかわらず誰にでも当選のチャンスがあります。

また、NISA口座でIPO株を運用できるため、上場時の初値で売却する初値売りで得た大きな利益を非課税で手に入れることが可能です。

米国株・中国株の取扱は7,000銘柄超!(※) 外国株の取引手数料が手頃
※(個別株式・ADR・ETFの合計。含む売りのみ)

おすすめな理由

  • ネット証券口座開設数No.3!初心者向けコンテンツや資産管理ツールを提供
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おすすめ③投資信託の積立投資を中心に運用するなら「楽天証券」

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初めての投資信託購入から定期的な積立投資まで、あらゆる投資信託の取引費用を安価に抑えられます。

また、毎月の積立投資金額に対し、一定割合で楽天ポイントも付与されます。

獲得した楽天ポイントは、買い物などで貯めたポイントと合算して投資信託の購入費用に充当可能です。

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※Rクロス・SOR利用が必要

よくある質問

30代から資産運用を始めても遅い?

A.遅くありませんので、今からでも資産運用を始めましょう。

投資は長期間行うほど大きな利益を得る可能性がありますが、30代からのスタートでも決して遅くはありません。

30代は資金面でも余裕が出てくることから、無理なく資産運用を始められる絶好のタイミングであるといえるでしょう。

30代の投資額の平均はどれくらい?

A.20代と比較して約2倍の「約252万円」です。

30代のうち、投資性商品(債券、株式、投資信託)を持っている人の保有額は平均252万円となっています。

20代では約112万円であることから、30代になり投資に対する意識が高まってくることがうかがえます。

※参照元:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[総世帯](令和3年以降)

30代の貯蓄と投資の割合はどれくらい?

A.およそ貯蓄2:投資1の割合です。

30代の平均預貯金は540万円、投資性商品(債券、株式、投資信託)の保有額が平均252万円であることから、およそ貯蓄2:投資1の割合になっています。

40代になると預貯金530万円に対し投資性商品380万円と差が縮まることから、年代を追うごとに投資の意識が高まる傾向が見られます。

※参照元:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[総世帯](令和3年以降)」

まとめ

30代は経済的な余裕が生まれ、投資に資金を回しやすくなる年代です。

大きなリターンを目指し積極的な運用をしやすい反面、ライフステージの変化に合わせて十分な資金の確保が求められる時期でもあります。

自分の環境や資金に合わせた運用方針を決め、目標に向けた着実な資産形成を行いましょう。

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