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テレビの電気代は高い?有機ELや液晶テレビの比較と節約方法を解説

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テレビの電気代を種類ごとに紹介!節約する4つのポイントとは?
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「テレビの電気代はいくら?」「電気代を節約したい!」テレビにどれぐらいの電気代がかかっているのか気になりますよね。とくに毎日テレビを見る場合、電気代が高くなるのではないかと心配になります。

テレビの電気代は、55型液晶テレビの場合は1時間当たり約2.1円~4円です。1日に5.1時間ほどテレビを使用すると、電気代は1日約10.7円~20.1円になります。

テレビの電気代の仕組みを知って、正しく節約するためにこの記事では、以下の内容を解説します。

  • テレビの消費電力と電気代
  • テレビの電気代を計算方法
  • テレビの電気代の節約方法

テレビを毎日視聴する人でも、工夫次第で今よりも電気代を節約できます。テレビの電気代が気になる方は、参考にしてください。
また、テレビの電気代の節約だけでなく家庭全体の電気代を見直したい方は、電力会社や料金プランの変更を検討しましょう。

  • 消費生活アドバイザー

    監修者和田由貴さん

    日本女子大学家政学部卒業。消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど、家事の専門家として、日常生活に密着したアドバイスを発信。「ホンマでっか⁉︎TV」節約評論家をはじめ、テレビ出演、講演、執筆など幅広く活動中。経済産業省消費経済審議会臨時委員ほか公務歴多数。

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テレビの消費電力量と電気代はいくら?

テレビのサイズ別に消費電力量と電気代をまとめました。
なお、カタログや説明書に記載されている消費電力(定格消費電力)はすべての機能を最大限に使用した場合の最大数値を表しています。
そのため、電気代を知るためには「年間消費電力量」を確認しましょう。

下記の表は、全国の家電量販店やオンラインショップの実売データを集計するBCNランキングで2022年1月販売台数シェア1位のレグザテレビから、2020年製V34 seriesと2021年製4K液晶M550K seriesを参考にしています。

テレビの消費電力量と電気代
サイズ年間消費電力量※電気代(1日4.5時間使用)電気代(1カ月)
フルHD24V型33kWh2.5円74.3円
32V型41kWh3.1円92.3円
40V型50kWh3.8円112.5円
4K55V型97kWh7.3円218.3円
65V型113kWh8.5円254.3円
75V型123kWh9.2円276.8円
※「エネルギーの使用の合理化に関する法律」(省エネ法)に準拠し、1日4.5Hの動作時間/1日19.5Hの待機時間で算出された数値
※新電力料金目安単価(1時間に1000W使用)27円/kWh(税込)〈家電公取協調べ〉

フルHD40V型のテレビの年間消費電力量は50kWh/年のため、電気代を1kWhあたり27円(※)で計算すると年間1350円電気代がかかることになります。
1ヵ月あたり112.5円、1日(4.5時間使用)あたり3.8円です。

テレビの消費電力は、サイズの大きさや液晶の種類によって異なります。
サイズが大きいほど消費電力は大きく、フルHDよりも解像度の高い4Kの方が大きくなるのが一般的です。
4KはフルHDの4倍の解像度のテレビで、高画質できれいな映像を視聴できます。
性能が良くなる分、消費電力が高くなり、電気代も高くなるのです。

テレビは画面表示の仕組みによって、次の3つに分類されます。

  • 液晶テレビ
  • 有機ELテレビ
  • プラズマテレビ

次は、それぞれの消費電力と電気代について、55V型テレビを例に紹介します。
お使いのテレビがどれに当てはまるのか知りたいときは、公式サイトや説明書の仕様をご確認ください。

液晶テレビの消費電力量と電気代

現在の主流である液晶テレビの消費電力量は、55V型で105~245kWh/年です。
年間の電気代目安は3,483円~6,615円、1ヵ月あたり290円~551円、1日あたりの電気代は9.5円~18.1円です。

実際の製品を例に、消費電力と電気代を見てみましょう。
SONYのX90Kシリーズの55V型4K液晶テレビ(XRJ-55X90K)は、年間消費電力量は173kWhで、年間の電気代目安は4,671円、1ヵ月あたり389円です。
1日4.5時間の使用で、12.8円/日の電気代がかかります。

年間消費電力量173kWh
1年間の電気代目安4,671円(193kWh×27円)
1ヵ月の電気代目安389円(193kWh×27円÷12カ月)
1日(4.5時間使用)の電気代目安12.8円(193kWh×27円÷365日)
※SONYのX90Kシリーズの55V型4K液晶テレビの年間消費電力量は1日当たり4.5時間の操作時間および19.5時間のスタンバイ時間とした年間の電力使用量
参照:主な仕様|X90Kシリーズ|テレビ ブラビア|商品情報・ストア|SONY

有機ELテレビの消費電力と電気代

液晶テレビの10分の1の薄さが特徴の有機ELテレビの消費電力量は、55V型で175~280kWh/年です。
年間の電気代目安は4,725円~7,560円、1ヵ月あたり394円~603円、1日(4.5時間使用)あたりの電気代は12.9円~20.7円です。

実際の製品を例に、消費電力と電気代を見てみましょう。
SONYのA80Kシリーズの55V型有機ELテレビ(XRJ-55A80K)は、年間消費電力量は187kWhWで、年間の電気代目安は5049円、1ヵ月あたり421円です。
1日4.5時間の使用で、14円の電気代がかかります。

年間消費電力量187kWh
1年間の電気代目安5,049円(187kWh×27円)
1ヵ月の電気代目安421円(187kWh×27円÷12カ月)
1日(4.5時間使用)の電気代目安14円(187kWh×27円÷365日)
※SONYのA80Kシリーズの55V型4K液晶テレビの年間消費電力量は1日当たり4.5時間の操作時間および19.5時間のスタンバイ時間とした年間の電力使用量
参照:主な仕様|A80Kシリーズ|テレビ ブラビア|商品情報・ストア|SONY

プラズマテレビの消費電力と電気代

プラズマテレビの消費電力は、一般的に液晶テレビより大きいとされています。
そのため、自宅のテレビがプラズマテレビの場合は、液晶テレビに買い替えると電気代を節約できる可能性が高いです。

なお、2000年代初頭には各テレビメーカーも力を入れていましたが、需要が縮小したことで撤退するメーカーが増えました。
現在では日本国内での生産は終了しており、取り扱いはありません。

今は生産終了となっていますが、過去の製品で消費電力量を確認してみましょう。
日立/P50-GP08で年間消費電力量が203kWh、Panasonic/TH-P55VT60で年間消費電力量が175kWhです。
一般的な液晶テレビの年間消費電力量は、55V型で105~245kWh/年なので、やや大きい数字になっています。

メーカー/型番日立/P50-GP08Panasonic/ TH-P55VT60
テレビサイズ50V型55V型
年間消費電力量203kWh175kWh
1年間の電気代目安5,481円(203kWh×27円)4,725円(175kWh×27円)
1ヵ月の電気代目安457円(203kWh×27円÷12カ月)394円(175kWh×27円÷12カ月)
1日(4.5時間使用)の電気代目安15.2円(203kWh×27円÷365日)13.1円(175kWh×27円÷365日)
参照:SONY フラットパネルデジタルテレビ KDE-P42HX2/KDE-P50HX2/KDE-P55HX2/KDE-P61HX2
※新電力料金目安単価(1時間に1000W使用)27円/kWh(税込)〈家電公取協調べ〉

テレビの映像技術や省エネ性能はこの20年ほどで劇的に向上しました。視聴しているときの消費電力だけではなく、人感センサーで人がテレビの前にいないときには自動的にOFFにする機能を持ったものや、無操作電源オフ機能を搭載したものもあります。

ですが、いずれもその機能を知って、使いこなせてこそのもの。なんとなくテレビを使うのではなく、取扱説明書を読み、機能を十分理解して節電に役立てましょう。

消費生活アドバイザー和田由貴さん

和田さん

テレビの電気代の計算方法

テレビの電気代の計算方法は、次の通りです。

テレビの電気代(1年間)=年間消費電力量(kWh/年)×1kWhの電力料金(円/kWh)

年間消費電力量は、テレビの製品ごとに異なります。
お使いのテレビの消費電力を知りたいときは、説明書や公式サイトで仕様を確認してください。

また、メーカーや製品によって新基準値である「1日5.1時間使用した場合の年間消費電力量」と、旧基準値である「1日4.5時間使用した場合の年間消費電力量」との場合があります。
いずれも、消費電力量の注釈に記載されているので確認しておきましょう。

1kWhあたりの電気料金は、契約している電力会社や地域によって異なります。
このページでは、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価をもとに、1kWhあたり27円として電気代を算出しています。

テレビの画質別の消費電力と電気代

サイズ年間消費電力電気代(1ヵ月)電気代(1日5.1時間使用)
フルHD42V型75kWh169円5.5円
4K55V型190kWh428円14.3円
8K60V型419kWh943円31.4円

シャープのAQUOSのフルHDである「LC-65GX5」と4Kテレビである「4T-C55EU1」、8Kテレビである「8T-C60DW1」を比較しました。
シャープのテレビの年間消費電力量は、省エネ法に基づいて一般家庭での平均視聴時間 (5.1時間)を基準に算出した、一年間に使用する電力量です。

一般的なテレビの大きさはフルHDと4K、8Kで異なるものの、高画質になるほど消費電力が高くなっていることがわかりました。

参照:42V型液晶テレビ 2T-B42CB1|製品ラインアップ|SHARP仕様 / 寸法|EU1ライン|SHARP仕様 / 寸法|DW1ライン|SHARP主なメディアの利用時間と行為者率|総務省

テレビの電気代は液晶、有機ELなど種類によって大きく異なり、4K、フルHDなど解像度の違いによっても異なります。
単純に言えば、画像がきれいに映るテレビほど消費電力量が高くなります。
例えば液晶と有機ELを比較すると、有機ELのほうが発色やコントラストは圧倒的に美しく視野角も広いので、現物を見ると違いは一目瞭然。非常に魅力的に見えると思います。
ですが上記の通り、ランニングコストも本体価格も大きく異なりますので、オーバースペックではないか冷静に判断して製品を選びましょう。

消費生活アドバイザー和田由貴さん

和田さん

テレビの電気代を節約する3つのポイント

4Kテレビや8Kテレビは画質がきれいとはいえ、電気代はなるべく安く抑えたいですよね。
テレビの電気代を節約するポイントは、次の3つです。

  • 見ていないときは消す
  • 画面の明るさを調整する
  • 省エネ性能の高いテレビに買い替える

消費電力が高いテレビをお使いの方は、参考にしてください。

1.見ていないときは消す

今すぐに始められる節約術は、見ていないときにテレビを消すことです。
政府の調べによると、32V型のテレビの視聴時間を1日1時間減らした場合、1年間で16.79kWhの省エネになり、約450円の節約になります。
テレビをつけっぱなしにしている時間が1日1時間以上ある場合、こまめに消すことで節約効果が期待できます。

参照:エンターテイメント | 無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト

2.長期使用しないときは主電源をオフにする

旅行などで長期間テレビを使用しない場合は、主電源からオフにしましょう。
テレビはリモコンで電源を切っても、機器内でさまざまな電力を供給しているため、常に電力を消費しています。
そのため、主電源を切ると微量ながらも電力を消費しなくなり、節電・節約になるのです。

ただし、主電源をオフにするときは以下に気をつけましょう。

主電源オフ時の注意点

  • 番組表などデジタル放送で送られる情報が自動ダウンロードできなくなる
  • 録画機能内蔵テレビの場合、本体で電源を切ると予約録画ができなくなる

機種によっても異なりますが、基本的に主電源をオフにするのは長期使用しないときにし、それ以外はリモコンでの電源オフをこまめに行うことで節電を行いましょう。

2.画面の明るさを調整する

テレビの明るさを調整することも、電気代の節約方法のひとつです。
たとえばSONYのBRAVIAで、画面の明るさを設定した場合の節約効果は次の通りです。

画面の明るさに対する節約効果
画面の明るさ状態節約効果
標準-なし
減(明)映像が少し暗くなる低い
減(暗)映像が暗くなる「減(明)」よりも高い
減(消画)映像を表示しない高い

また、明るさセンサーが搭載されたテレビは、明るさセンサーをONにすると部屋の明るさに合わせて自動で画面の明るさが調整されます。
具体的に32V型の液晶テレビの場合は、年間で27.10kWhの省エネになり、約730円の節約です。

参照:省エネ家庭用 性能カタログ 2018年

3.省エネ性能の高い製品に買い替える

現在、消費電力が大きいテレビを使用している場合は、省エネ性能の高い最新のテレビに買い換えると電気代の節約になる可能性があります。
どのぐらい電気代が安くなるのか、10年前のテレビと今のテレビを比較してみましょう。
Panasonicのビエラの65V型テレビの消費電力を例に、比較していきます。

テレビの種類別の消費電力と電気代
製品年間消費電力量1時間あたりの電気代
2011年モデル「TH-P65VT3」210kWh(※1)3.5円(210kWh×27円÷365日÷4.5時間)
2022年モデル「TH-65LX950」176kWh(※2)2.6円(176kWh×27円÷365日÷5.1時間)
※1.省エネ法に基づいて、一般家庭での1日の平均視聴時間(4.5時間) を基準に算出した、一年間に消費する電力量
※2.省エネ法に基づいて、一般家庭での1日の平均視聴時間(5.1時間) を基準に算出した、一年間に消費する電力量

年間消費電力量を算出する基準が10年で変わりましたが、2022年モデルの消費電力量は、2011年モデルより小さくなっていることがわかります。
1時間あたりの電気代目安で比較すると、2022年モデルのものは2011年モデルの75%に抑えられています。

そのため、自宅のテレビが10年以上前の製品の場合、同じサイズのテレビに買い換えるだけで節約が期待できます。

参照:4K液晶テレビ TH-65LX950|Panasonic地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンプラズマテレビ TH-P65VT3|Panasonic

テレビの消費電力は輝度によって大きく変わりますが、単純に輝度を低くしてしまうと明るい部屋では画面が非常に見にくい状態になります。ほとんどのテレビは明るさセンサーが搭載されていますので、これをオンの状態にしておくと自動的に最適な輝度に調整されるのでお勧めです。
ノーマルモード、ダイナミックモード、シネマモードなどのモード設定ができるテレビの場合、ダイナミックなどの画像が明るく鮮明に映る設定にしてしまうと、常時輝度が最大の状態になるのでご注意ください。

消費生活アドバイザー和田由貴さん

和田さん

テレビの電気代が気になるなら電力会社や電気料金プランを見直そう!

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テレビの電気代を節約する方法を紹介してきましたが、実践したとしても節約できる金額は限られています。
最近のテレビは4Kや8Kなど高画質になるほど、消費電力が大きく、電気代が高額です。
そこで、電気代を根本から節約する方法として、電力会社の見直しが挙げられます。

たとえばENEOSでんきなら時間や曜日を問わず、使用量に応じて料金単価が3段階で変動。
東京電力と比較すると、1ヶ月の電気使用量が120kWh以降は、1.94〜4.35円も従量料金単価が安くなります。
実際に東京電力からENEOSでんきに乗り換えると、4人家族の場合は年間約10,370円もお得です。
テレビの電気代が気になっている方には、このように電力会社や料金プランの見直しがおすすめです。

参照:電気料金のお得なプラン「ENEOSでんき」東京Vプラン|ENEOS

テレビの電気代に関するQ&A

テレビの電気代に関するよくある質問を3つまとめました。

  • 10年前の液晶テレビの電気代は?
  • テレビはつけっぱなしとこまめに消すのとどちらが電気代が安い?
  • テレビとエアコンどちらの方が電気代が高い?

Q.10年前の液晶テレビの電気代は?

A、2011年製のプラズマテレビ(TH-P65VT3)で1時間あたり3.5円です。

Panasonicのビエラの65V型テレビを例に電気代を比較すると、次の結果になります。

Panasonicビエラの2011年と2022年のモデルの消費電力と電気代
年間消費電力量1時間当たりの電気代
2011年モデル「TH-P65VT3」210kWh(※1)3.5円(210kWh×27円÷365日÷4.5時間)
2022年モデル「TH-65LX950」176kWh(※2)2.6円(176kWh×27円÷365日÷5.1時間)

※1.省エネ法に基づいて、一般家庭での1日の平均視聴時間(4.5時間) を基準に算出した、一年間に消費する電力量
※2.省エネ法に基づいて、一般家庭での1日の平均視聴時間(5.1時間) を基準に算出した、一年間に消費する電力量

今のテレビの方が、約26%も省エネになっています。

Q.テレビはつけっぱなしとこまめに消すのとどちらが電気代が安い?

A、こまめに消す方が電気代の節約になり、安いです。

テレビをつけっぱなしにすると無駄に電気代が発生するので、こまめに消しましょう。
32V型テレビの場合、1日1時間見る時間を減らすと、1年間で約450円の節約になります。

ゲーム機やDVDプレーヤー、スピーカーなどのテレビの周辺機器も電源オフにすると、さらに電気代の節約が期待できます。
長期間テレビを見る予定がないときは主電源を切ったり、コンセントからプラグを抜いたりすると、より一層電気代の節約に繋がります。

参照:エンターテイメント | 無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト

Q.テレビとエアコンどちらの方が電気代が高い?

A、製品や使用状況によっても異なりますが、エアコンの方が一般的に電気代は高くなります。

エアコンとテレビの消費電力と電気代
年間消費電力量1時間当たりの電気代
エアコン586kWh(※1)
・冷房:最小110〜最大920W
・暖房:最小105W〜1,480W
・冷房:2.9~24.8円
・暖房:2.8~39.9円
4K液晶テレビ187kWh(※2)3.1円(187kWh×27円÷365日÷4.5時間)
※1.パナソニックの2021年モデルXシリーズ
※2.SONYのX90Jシリーズの55V型、省エネ法に基づいて一般家庭での1日の平均視聴時間(4.5時間) を基準に算出

エアコンは状況に応じて消費電力が大きく変動するため、1時間当たりの電気代は状況によって大きく差が開きます。
エアコンの1時間当たりの電気代は最小で3円弱ですが、最大で冷房時が24.8円、暖房時が39.9円かかり、テレビの8~10倍にもなります。
したがって、テレビよりもエアコンの電気代の方が高くなりやすいといえます。

テレビは見てないときにはきちんと消すのが一番の節電です。なんとなくテレビをつけておく癖がある方はまずそこを気をつけましょう。

待機電力に関しては、ほとんど無視できるレベルまで少なくなっていますので、通常の使用では主電源などは切らずリモコンオフで十分です。

ただし、高速起動のモードが搭載されているテレビの場合、常時高速起動にしておくと待機電力は十倍以上になることもありますので、特別な事情がない限り高速起動はオフにしておいた方が良いでしょう。

消費生活アドバイザー和田由貴さん

和田さん

まとめ | テレビの電気代

テレビの電気代目安は、それぞれ次の通りです。

年間消費電力量※年間電気代1ヵ月の電気代1時間あたりの電気代
液晶テレビ(55V型)105~245kWh/年3,483円~6,615円290円~551円2.1円~4円
有機ELテレビ(55V型)175~280kWh/年4,725円~7,560円394円~603円2.9円~4.6円
※1日当たり4.5時間の操作時間および19.5時間のスタンバイ時間とした年間の電力使用量

液晶テレビは電気代が比較的安いですが、有機ELテレビやプラズマテレビは高い傾向にあります。
また、フルHDに比べると4Kや8Kのような高画質なテレビほど、電気代は高くなります。
テレビの電気代を節約したいときは、こまめに消したり、画面の明るさを調整したりすると効果的です。

さらに根本から電気代を見直したいときは、電力会社や料金プランを見直しましょう。
現在よりも、大幅に電気代を減らせる可能性があります。

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