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JCB一般カード特典やデメリットは?気になる口コミ・評判も紹介

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JCB 一般カード

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クレジットカードの国際ブランドである「JCB」は、クレジットカード発行会社としてだけでなくブランド運営やアクワイアラなど、クレジットカードに関するさまざまな業務を行っています。

そんなJCBから発行されているスタンダードなクレジットカードが「JCB一般カード」です。国際ブランドJCBのプロパーカードとして、他のJCB提携カードとは一線を画すクレジットカードです。

JCB一般カードをメリットやデメリットを知り、自分が作るべきかどうかを知りたいと思いませんか?

今回はJCBオリジナルのプロパーカード「JCB一般カード」のポイント還元率や旅行保険について、じっくり解説していきます。

この記事を最後まで読めば、JCB一般カードに興味のある人がJCB一般カードの概要やメリット・デメリットを知り、自分がJCB一般カードを作るべきかどうかの判断ができるようになります。

▼JCBカードについては、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

  • ファイナンシャルプランナー / M&M企画

    監修者北村滋郎さん

    1961年京都府長岡京市生まれ、神戸市在住。大阪大学人間科学部卒。

    上場企業に人事として就職して最年少管理職に就任。その後、正論を振りかざして上司を論破しまくったため、組織で孤立という挫折を経験。

    阪神淡路大震災での被災を機に、日本古来の哲学・仏教等に関心を持ち、人は理屈だけで動くのでないことを学ぶ。自然哲学を活かした経営理論を多くの師匠から伝授され、成果を上げて、取締役に抜擢される。

    現在は、会社経営のみならず人生経営にも理論を発展させ、人生のビジョンを創造し、生きるチカラを育むアドバイザーとして就職する学生・終活シニア・経営者の方にビジネスモデル構築・採用定着率向上・社員のキャリア自律支援・起業指導にと成果を上げつつある。「人に関わる経営課題を家庭教師のように一緒に解決していく手法が実践的」と好評を得ている。

    特定社会保険労務士を始め複数の資格を保有している。

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JCB一般カードの概要とメリット

まず初めに、JCB一般カードの概要とメリットについて解説していきます。年会費やポイントプログラム、付帯保険やデザイン券面などについて詳しくご紹介します。

年会費を無料にする方法がある

JCB一般カードは年会費が1,375円(税込)かかりますが、初年度・次年度以降も無料にする方法があります。

初年度年会費無料は、インターネット入会が条件で、次年度年会費を無料にするためには2つの条件を満たす必要があります。

  • 初年度:オンラインで入会申し込みをする
  • 次年度以降:以下2つの条件をクリアする
    ①年会費お振替月の前々月19日までに「MyJチェック」への登録
    ②12/16~翌年12/15までのショッピング利用金額が50万円以上

MyJチェックとはいわゆるWEB明細のことで、翌年度年会費を無料にするためには紙の利用明細の郵送サービスを停止する必要があります。

さらに年間50万円以上の利用金額が条件となっており、定期券や毎月の公共料金などをJCB一般カードで支払うことで条件クリアへ近づくことができます。

券面が安心のナンバーレス仕様

シンプルでクールな印象のスタンダードデザインと、ディズニー好きにはたまらないデイズニーデザインがあるなど、券面デザインでも定評があるJCB一般カードですが、2022年11月にはセキュリティ―に配慮したナンバーレスカードが登場しました。

券面にカード番号などを記載していないナンバーレス仕様ですので、カード利用時も第三者から盗み見される心配もいりません。

発行スピードもWEB入会で「即時入会(モバ即)」を選択すると、最短5分でカード番号が発行されます(※3)

最短5分でカード番号等の発行が可能

JCB一般カードは、カード発行まで通常は3営業日~1週間程度かかるところを、モバイル即時入会サービス(モバ即)(※3)を利用することより最短5分で専用アプリにカード番号等が発行されます。

その後すぐにオンラインショッピングで利用することができ、実店舗でもApple PayやGoogle Payに登録することでスマホ決済が可能になります。
※ モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。

後日1~2週間程度で券面にプラスチックカードが郵送されます。

WEB入会後、最短5分でカード番号が発行(※3)され、その後すぐにオンラインショッピングや店舗での利用が可能になります(※4)
※4 モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。

OkiDokiポイントが貯まる

JCB一般カードを利用するとOkiDokiポイントをさまざまな店舗で貯めることができます。

OkiDokiポイントについての説明

OkiDokiポイントの貯まり方と使い方について、それぞれ詳しく解説していきます。

OkiDokiポイント付与は1,000円で1ポイント

OkiDokiポイントは1ヶ月の合計利用金額1,000円(税込)ごとに1ポイントが貯まる仕組みです。

1回の利用ごとではなく1ヶ月の合計金額に対してポイント加算されますから、1回の利用金額が少額でもお得にポイントを貯めることができます

OkiDokiポイントには有効期限があり、JCB一般カードの場合は獲得月から2年となっています。

JCBゴールドになると有効期限が3年、JCBゴールドザ・プレミアやプラチナ、JCB ザ・クラスになると有効期限は5年になります。

OkiDokiポイントの有効期限についての説明

JCBカードは種類によって異なる有効期限が設定されているため、ランクアップするほどポイントを大きく貯めやすくなっているのが特徴です。

ポイント優待店(JCB ORIGINAL SERIESパートナー)でお得に貯まる

OkiDokiポイントが貯まりやすいポイント優待店(JCB ORIGINAL SERIESパートナー)を利用すれば、もっとお得にポイントを貯めることができます。

以下の表で、ポイント優待店ごとに付与されるポイント倍率をまとめました。

ポイント優待店ポイント倍率
スターバックス10倍
※1回の利用金額が1,000円以上の場合
セブン-イレブン3倍
エッソ2倍
昭和シェル石油2倍
一休.comレストラン3倍
ルートインホテルズ7倍

上記のポイント優待店をよく利用する人は、普段の生活でお得にポイントが貯まります。

例えば、ガソリン給油をいつものスタンドからエッソや昭和シェル石油に変えるだけで、ポイントが2倍になります。

また、レストラン予約やホテル宿泊代なども金額が大きくなりやすいため、JCB一般カードならお得にポイントを貯めることが可能となります。

OkiDokiポイントは1ポイント5円相当で交換できる

OkiDokiポイントは1ポイント=最大5円相当として交換することができます。

ポイント交換例は以下の表を参考にしてみてください。


交換商品交換レートポイント還元率
キャッシュバック1ポイント=3円0.3%
ANAマイル1ポイント=3マイル0.6%(1マイル2円として)
スターバックスカード1ポイント=4円(200ポイント以上の場合)0.4%
Amazonでのポイント利用1ポイント=3.5円0.35%
nanacoポイント1ポイント=5nanacoポイント
(※200ポイント以上から交換可能)
0.5%
JCB PREMO1ポイント=プレモバリュー5円分
(※200ポイント以上から交換可能。1回あたり最大5,800ポイント)
0.5%
WAONポイント移行1ポイント=4円
(※200ポイント以上から交換可能)
0.4%
JCBギフトカード1ポイント=4.76円
(※1,050ポイントでJCBギフトカード5,000円分として計算)
0.47%

キャッシュバックやAmazonでのポイント利用、ギフトカードなどでも交換できることがわかりました。

中でもJCB PREMOは交換レートが高く、交換後もAmazonをはじめ、コンビニやマクドナルド、百貨店、家電量販店施設など全国70万店以上で幅広く利用できます。

またセブン-イレブンは、ポイント優待店としてポイントが3倍になるだけでなく、nanacoポイントへの交換レートも高くなっていることが分かります。

普段よく利用するコンビニとスーパーを変えるだけで、JCB一般カードをお得に使うことができるようになります。

現在、以下のお得なキャンペーンを実施中です。ぜひこの機会に活用してみてください。

国内&海外で旅行傷害保険が付帯

JCB一般カードの旅行傷害保険は、MyJチェックへの登録が必要かつ自動付帯ではなく利用付帯となっています。

MyJチェックについては登録してすぐに旅行傷害保険の被保険者となれるわけではなく、毎月19日の登録締め切り日までにMyJチェックに登録した場合、翌月10日の午前0時から旅行傷害保険を適用することができる仕組みになっています。

海外旅行の場合はパッケージツアー等の旅行商品や飛行機などの予約を日本出国前にJCB一般カードで支払うと、最高3,000万円まで補償されます。

国内旅行の場合は、交通費用、宿泊代、パッケージツアー料金などをJCB一般カードで支払うと、最高3,000万円まで補償されます。

利用付帯という条件は付くものの、年会費無料で最高3,000万円の補償が得られることが、JCB一般カードの旅行傷害保険のメリットとなっています。

後払い式電子マネーのクイックペイ搭載カードもある

クイックペイ搭載型のJCB一般カードを申し込むことも可能です。

クイックペイとは、後払い式のチャージせずに使うことのできる電子マネーです。なぜクイックペイはチャージする必要がないのかというと、JCB一般カードの利用可能枠と紐づけているからです。

JCB一般カードにクイックペイを搭載させて1枚のカードにすることで、以下のメリットを得ることができます。

メリット

  • それぞれのカードを別々に持つ必要がなくなる
  • 後払い式の電子マネーなのでチャージ不足の心配から解放される
  • 上限2万円までならいつでもスムーズにお会計をすることができる

海外利用のショッピング保険が付与

JCB一般カードは、海外利用のショッピング保険(補償金額最高100万円)が付与されています(1回の事故につき自己負担額1万円)。

数日程度の海外旅行のお土産であれば補償金額内で収まりますから、万が一のことがあっても安心です。

そしてMyJチェックに登録している人がJCB海外加盟店でカード利用をすると自動的にポイントが2倍になるメリットもあります。

JCBスマートフォン保険が付帯

スマートフォンの通信料をJCB一般カードで支払うだけで、スマートフォンに生じた損害を補償してくれるサービスです(※)
※事故発生時点で、補償対象スマートフォンの通信料を直近3ヵ月以上連続で支払っている場合に限ります。

具体的には、

  • ディスプレイの破損、火災、水濡れの修理費用
  • 盗難時の同種同等のスマートフォンを再調達する費用

の補償になり、24時間365日の受付ダイアルがあるので安心です。

ここまでJCB一般カードの概要として以下の内容についてお伝えしてきました。


  • 年会費は1,375円(税込)かかるが、初年度・次年度ともに条件付きで無料に
  • OkiDokiポイントが貯まる(OkiDokiポイント付与は1,000円で1ポイント、ポイント優待店でお得に貯まる、 OkiDokiポイントは1ポイント5円相当で交換できる)
  • 券面がナンバーレス仕様
  • 国内&海外で旅行傷害保険が利用付帯
  • 後払い式電子マネーのクイックペイ搭載カードもある
  • 海外利用のショッピング保険が付与
  • 通信費の支払いに本カードを利用するだけでJCBスマートフォン保険が付帯
北村滋郎

北村滋郎 /

知らなかったばっかりに人生で大きな損失を被むることがないように、金融機関では教えてくれないお金と心のホントの話をお伝えし、皆様に安心を提供できれば幸いです。
【専門家の解説】

カードづくりの基本は、自分の消費行動の特徴・考え方とカードの特徴(メリット)が近ければ近いほど、そのカードはあなたの生活にとって役に立つパートナーになります。

JCBの一般カードを作ることに意味について整理してみましょう。一般カードなので、どこかのショップや航空会社などに特化したカードより、広く浅いポイント獲得というケースが多くなります。
しかし、長く使えば使うほど信用度が上がり、ステータスの向上に併せて、その特典も向上していきます。

しかも海外(ハワイを除く)ではJCBは使えない場合が多いので、主に日本国内の利用でそのパワーを発揮するということです。

つまり、自分が一生涯使い続けていく1枚の主要カードの候補として、国内で長くクレジットカードを使い、ステータスを高めていきながら特典を増やしていこうという考えの人のためのカードと言えるのではないでしょうか。

決して加入時の特典や目先のメリットで選ぶカードではありませんので、ご注意下さい。

それでは次にデメリットについて詳しく確認していきましょう。

先に知っておこう!JCB一般カードのデメリット

国際ブランドのプロパーカードでありながら年会費無料(2年目以降は条件付き)で持つことのできるJCB一般カードです。

しかし、他のカードと比べてデメリットがあることもしっかりと理解するようにしましょう。

基本のポイント還元率は0.5%と標準

JCB一般カードの基本ポイント還元率は0.5%となっており、いわゆる高還元率クレジットカードではありません。

それでも、OkiDokiポイント優待店を積極的に利用することでポイント還元率のデメリットを払拭することができます。

OkiDokiポイント優待店を利用する頻度が大きいほど、このデメリットを感じにくくなるでしょう。

海外ではJCBが使えない店舗も多い

JCBは日本発の国際ブランドであるため、海外ではJCBが使えないケースがあります。日本に住んでいるとJCBは広く認知されており、使える店舗にも困ることは少ないです。

しかし海外でのシェアはまだまだ低く、JCB一般カードでは決済できないということが起こり得ます。

欧米に行く際にはJCBカードだけでなく、VISAカードやマスターカードも一緒に持っていくと安心です。

しかし、ハワイとなると話は別です。レストランやショッピングの利用でプレゼントや割引の優待があったり、トロリー乗車がキャンペーン期間中は無料になったりと、お得な特典が満載だからです。

ハワイでおすすめのクレジットカードについては、こちらの記事でご確認いただけます。

JCB一般カードにはたしかに他のカードと比べるとデメリットとなる内容があることが分かりました。

最後に、メリットデメリットをトータル的に評価し、JCB一般カードを持っていると得をする人をご紹介していきます。

JCB一般カードはこのような人におすすめ

それではここまでご紹介した内容を総合的に判断し、JCB一般カードをおすすめする人をご紹介します。

スタンダードなJCBのプロパーカードが欲しい方

JCB一般カードは、スタンダードなJCBプロパーカードが欲しい方におすすめです。

なぜなら、JCB一般カードを使い続けることによってJCB独自の利用実績を積むことができるからです。

将来的にJCBザ・クラスを目指している人は、JCB一般カードからJCBゴールドへアップグレードをし、さらに利用実績を積むことでJCBザ・クラスのインビテーションを受けることができます。

最初からJCBゴールドへ新規入会することも可能ですが、審査に通る自信のない人やクレジットカード初心者はJCB一般カードを申し込み、少しずつ利用実績を積み上げていきましょう。

ポイント優待店を良く利用する方

JCBのOkiDokiポイント優待店をよく利用する方は、JCB一般カードでお得にポイントを貯めることができるのでおすすめです。

言い換えると、自分の生活範囲にOkiDokiポイント優待店があまりなく、利用頻度が低い人にはあまりおすすめすることができません。

年間50万円以上利用する予定の方

JCB一般カードで年間50万円以上を利用する予定の方も、JCB一般カードをおすすめします。

年間50万円以上というのは、年会費1,375円(税込)を無料にするための条件となっているからです。

食料品や日用品といった普段のお買い物やガソリン代、旅行代金などを計算してみると、意外と50万円以上の利用となっていることがあります。

そのような方なら、JCB一般カードを申し込んでも損をすることはありません。

旅行保険付帯のクレジットカードが欲しい方

旅行保険付帯のクレジットカードが欲しい方も、JCB一般カードがおすすめです。

年会費無料のクレジットカードには旅行保険が付帯されていないものが多く、オプションで付帯できるものがあったとしても旅行するたびに保険に入ることになるため、手続きが面倒です。

その点、JCB一般カードにはカードそのものに旅行保険が付帯(利用付帯)されているので、面倒な手続きをすることなく、安心して旅行を楽しむことができます。

まとめ

JCB一般カードは、プロパーカードならではのステータス性の高さと安定感が魅力のクレジットカードであることが分かりました。

もちろんステータス面だけでなく、ポイント優遇制度や充実した保険、豊富なカードデザインから選べるなど、さまざまなメリットがあります。

しかし自分のライフスタイルにマッチしなければデメリットのほうが大きくなってしまうため、持っていてもあまりお得感を感じられないこともあるでしょう。

この記事を参考にすればJCB一般カードのメリットとデメリットを知り、自分がJCB一般カードを作るべきか、持ち続けるべきかどうかを判断することができるようになります。

JCB一般カードの評判

「JCB一般カード」の評判としては、ポイントが1ヶ月の合計金額に対して加算されるということもあって、いろんな店舗で貯めやすく、使いやすいといった点が好評です。

また、デザインを気に入っている方も多数いるようです。

一方で、ユーザーが気になる点としては、年会費に関することや、利用店舗についての意見が複数寄せられています。

ユーザーから好評な点

  • ポイントが貯まりやすく、使いやすい点(30歳女性/クリエイター)
  • 貯めたポイントがスターバックスのカードにチャージできる(38歳女性/アルバイト・パート)
  • デザインが可愛いところ、初回年会費が無料だったこと(27歳女性/フリーランス)

ユーザーが気になっている点

  • 年会費をもっと安くしてもらいたら良いと思います(34歳男性/フリーランス)
  • visaやマスターカードと並ぶブランドであると思うのに、意外と使える店舗が少ない(41歳男性/フリーライター)

JCB 一般カードの口コミ

本記事の編集者について

イーデス編集部

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専門知識がないと難しい金融商品を、正確で詳しく、わかりやすく伝えるために、記事企画・推敲・構成・編集・情報の更新を行っております。

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