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【地域別】JR利用者におすすめのクレジットカード一覧!切符購入方法や購入場所も紹介

【地域別】JR利用者におすすめのクレジットカード12選!JR東日本やJR西日本などでお得に乗車できる方法を解説

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JRでの移動や買い物をより便利でお得にしたいと考えている人にとって、その地域のJRが主催しているポイントプログラムに対応したクレジットカードは強力な味方となります。

単なる決済手段としてだけでなく、ポイント還元や特典サービスなど、さまざまなニーズに特化した魅力的な特徴を多数備えているのです。

本記事では、交通系ICカードごとのポイントやエリア別のおすすめクレジットカード、お得な使い方まで徹底解説します。対象地域での買い物や移動でお得を感じたい人は、ぜひ参考にしてください。

  • 消費生活ジャーナリスト / 株式会社岩田昭男事務所

    監修者岩田昭男さん

    1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。

    主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。

    主な著書としては、

    Suica一人勝ちの秘密」(中経出版・現カドカワ)
    「信用力」格差社会」(東洋経済新報社)
    信用偏差値」(文春新書)
    クレジットカード・サバイバル戦争」(ダイヤモンド社)
    「ドコモが銀行になる日」(PHP)
    キャッシュレス覇権戦争」(NHK出版)
    また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。

    ウエブは、「岩田昭男の上級カード道場」、まぐまぐでメルマガを毎月二回発行。

    2021年からYouTubeチャンネル「岩田昭男のキャッシュレス道場」オープン。

    趣味は「猫」と「キートン」

  • 株式会社エイチームライフデザイン

    編集者イーデス編集部

    「ユーザーが信頼して利用できるWEBメディア」を目指す編集部チーム。実際のユーザーの声や業界知識の豊富な専門家の協力を得ながら、コンテンツポリシーに沿ったコンテンツを制作しています。暮らしに関するトピックを中心に、読者の「まよい」を解消し、最適な選択を支援するためのコンテンツを制作中です。

    ■書籍
    初心者でもわかる!お金に関するアレコレの選び方BOOK

    ■保有資格
    KTAA団体シルバー認証マーク(2023.12.20~)

    ■許認可
    有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788

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各地域で利用できる交通系ICカードごとに貯まるポイントは違う!

最初に、各地域で利用できる交通系ICカードと、それぞれの地域のJR会社で貯まるポイントについて紹介します。

大前提として、交通系ICカードは地域によって異なり、それぞれの地域のJR会社で貯まるポイントにも違いがあります。詳細は以下のとおりです。

転職決定者のキャリア移行比率
地域JR北海道JR東日本JR東海JR西日本JR四国JR九州
ICカード名KITACASuicaTOICAICOCAなしSUGOCA
貯まるポイント-JRE POINTTOKAI STATION POINTWESTERポイント-JRキューポ
仕組みFeliCa型ICカードを使った前払い方式の電子マネーで、2万円まで入金が可能です。
機能カードの中身はSuicaが基本となっていますからスペックの違いはほとんどありません。
電車乗車だけでなく買い物もできます。
クレジットカードからICカードにチャージも可能です。
そのときに高還元率のポイントが付く場合があり、人気を下支えしている側面もあります。
その他の特色コンビニに行くと、交通系ICカードとして登録されているため、全国どこのコンビニでも利用できます。
たとえばSuicaの場合、北海道から九州までどこに行ってもコンビニで使えるため非常に便利です。

機能に「クレジットカードからチャージも可能」とあるように、チャージの際に高還元率のポイントが付く点が人気の理由です。

また、電車の乗車時だけでなく買い物にも利用できます。

たとえばSuicaの場合、北海道から九州までの各所のコンビニで使えるため、非常に便利です。

このように、JR各社にはそれぞれの交通系ICカードが用意されており、電車の運賃の支払いや普段の買い物で活躍します。

JR東日本ユーザーならJRE Pointを貯めるのがお得!

JRE POINTは、JR東日本が提供する共通ポイントサービスです。Suicaでの買い物や乗車、駅ビル・駅ナカでの買い物、ビューカードでの買い物などでポイントが貯まります。

基本的には100円につき1ポイントですが、駅ビルや駅ナカの特約店では200円につき1ポイント、ビューカード利用では1,000円につき5ポイントが貯まります。

さらに、モバイルSuicaでの切符購入では最大5%の還元率になることもあるのです。

メリット

  •  駅ビルや駅ナカの店舗で幅広く使える
  •  Suicaへのチャージに使える
  • えきねっとでの切符予約時に使える

デメリット

  • 有効期限が最大2年間と比較的短い
  • 小額での使用ができない(チャージは400ポイント~)
  • JR東日本エリア以外では活用しにくい

対象のクレジットカードには、ビューカードスタンダードやJRE CARD、ビックカメラSuicaカードやルミネカードなどがあります。JR東日本ユーザーであれば、所有を検討しても良いでしょう。

JRE CARD

3.43
年会費初年度:無料
2年目以降:524円(税込)
ポイント還元率0.5%~5.0%
国際ブランド
  • visa
  • master_card
  • jcb
電子マネー
  • suica
発行スピード10日程度
追加カード

ETCカード

ETCカード年会費524円(税込)
旅行保険国内旅行保険海外旅行保険
ポイント名JRE POINT
申し込み条件日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方。(未成年の方は親権者の同意が必要です。)ただし、高校生の方はお申込みいただけません。

注目ポイント

  • JRE CARD優待店利用でポイントが3.5%
  • 定期券購入などでポイント3倍の1.5%還元
  • Suicaのオートチャージがとても便利
  • チャージするたびにポイントが貯まる
  • 初年度年会費は無料!

WESTERポイントは山陽新幹線にも使えるお得なポイント

WESTERポイントは、JR西日本が提供するポイントサービスです。J-WESTカードの利用やICOCAでの買い物、駅ビルでの買い物などでポイントが貯まります。

基本的には1,000円につき5ポイントで、駅ビルやICOCAエリアの特約店では200円につき1ポイントが貯まるのが特徴です。さらに大きな特徴として、山陽新幹線や北陸新幹線を利用した場合は、乗車区間に応じたボーナスポイントも獲得できる点も挙げられます。

メリット

  • ICOCAへのチャージに使える
  • 新幹線や特急券の購入に使える
  • 駅ビルでの買い物に使える

デメリット

  • 有効期限が最長2年間
  • JR西日本エリア以外では活用しにくい
  • ポイント交換の選択肢が比較的少ない

J-WESTカードのシリーズが、対象のクレジットカードです。JR西日本ユーザーはもちろん、山陽新幹線や北陸新幹線を使うユーザーにもおすすめです。

TOKAI STASION POINTはEXポイントにも交換できる

TOKAI STATION POINTは、JR東海が提供するポイントサービスです。JR東海のショッピング施設での買い物や、エクスプレス予約利用でポイントが貯まります。

200円につき1ポイントが基本ですが、エクスプレス予約での新幹線利用では区間に応じたポイントが貯まります。東海道新幹線をよく利用する人であれば、活用しない手はないでしょう。

メリット

  • EXポイントに交換してグリーン車アップグレードに使える
  • JR東海の商業施設で使える
  • ツアー割引に使える

デメリット

  • ポイントの有効期限が比較的短い
  • 交換先が限られている
  • JR東海エリア以外では活用しにくい

先に紹介した2種類よりもポイントの交換先が限られているのがデメリットです。

しかし、東海道新幹線のシートをアップグレードしたい人には、おすすめできる1枚といえます。

JRキューポは提携ポイントにも交換できてお得

JRキューポは、JR九州が提供するポイントサービスです。JQ SUGOCAカードの利用や、SUGOCAでの買い物でポイントが貯まります。

200円につき1ポイントという基本還元率ではあるものの、エクスプレス予約やスマートEXを予約した場合は利用金額の0.25%~0.5%が付与されます。

ポイントはほかのJR関連の交通系ICカードのなかでは貯まりにくいものの、ANAマイルやJALマイルへと交換できるのは大きな強みです。

メリット

  • JR九州の切符購入に使える
  • ANAマイルやJALマイルに交換できる
  • 提携ポイントへの交換率が良い

デメリット

  • ポイントの有効期限が比較的短い
  • JR九州エリア以外では活用しにくい
  • 貯めるスピードがやや遅い

利用できる範囲は狭いものの、提携ポイントへの交換レートの高さは魅力的です。

JR九州エリアで生活している、あるいはビジネスをしている人であれば、持っていて損はないでしょう。

JR北海道やJR四国は独自のポイントサービスはなし!ただしクレジットカードや専用アプリの連携でポイントが貯まる

JR北海道とJR四国には独自のポイントプログラムがありません。しかし、KITACAやクレジットカードの連携でポイントが貯まります。

JR北海道では、JRタワースクエアカードなどの提携カードを利用することで、ショッピングポイントを貯められます。一方のJR四国では、一般的なクレジットカードの利用で各カード会社のポイントが貯まる仕組みです。

連携できるクレジットカードや別の交通系ICカードで、ポイントを貯めていくと良いかもしれません。

JR東日本を利用する人におすすめのクレジットカード一覧

JR東日本エリアを利用する人におすすめのクレジットカードは、以下の4枚です。

カード

ビューカード スタンダード
ビューカードスタンダード

JRE CARD
JRE CARD

ビックカメラSuicaカード

ビックカメラSuicaカード

ルミネカード
ルミネカード

年会費

初年度:

524円(税込)

2年目以降:

524円(税込)

初年度:

無料

2年目以降:

524円(税込)

初年度:

無料

2年目以降:

524円(税込)

初年度:

無料

2年目以降:

1,048円(税込)
ポイント還元率
0.5%〜5.0%(※1)
0.5%~5.0%
0.5%〜1.9%
0.5%〜5.0%
特徴・Suica付き
(オートチャージ機能あり)
・タッチ決済付きの2種類
 ・Suica・定期券なし
・Suica付き
(オートチャージ機能あり)
・Suica定期券付きの3種類
・Suica付き
(オートチャージ機能あり)
・ビックポイントやJRE POINTをSuicaチャージできる
・Suica付き
(オートチャージ機能あり)
・Suica定期券付き
お得ポイント

・切符購入で最大5%還元(※1)
・オートチャージで1.5%還元
・年間利用額に応じてボーナスポイント付与(※2

 ・切符購入で最大5%還元
・オートチャージで1.5%還元
・切符購入で最大5%還元
・オートチャージで1.5%還元
・ビックカメラで10%還元
・オートチャージで1.5%還元
・ルミネとニューマンのお買い物がいつでも5%OFF
向いている人Suica払いをよく利用する人JREポイント加盟店をよく利用する人ビックカメラをよく利用する人ルミネをよく利用する人
リンク

※1 ポイント付与およびサービスの詳細はビューカードホームページ、モバイルSuica、JRE POINT・えきねっとWEBサイトを確認ください。
<最大還元率の利用例>
モバイルSuicaにてモバイルSuicaグリーン券を購入した場合、VIEWプラス3%+えきねっと2%=合計5%
(事前にJRE POINTへの会員登録およびSuicaの登録、モバイルSuica会員登録が必要です)
※2 4月~翌年3月に発行する利用明細(3月6日~翌年3月5日のご利用分)の利用額累計が対象となり、各条件金額をクリアした翌月にボーナスポイントが付与されます。加盟店からの売上受付日によって、一部利用分の請求月が遅れる場合があります。年会費、各種手数料、キャッシングなどの利用分は対象外となります。例)年間の利用額累計が150万円の場合、5,250Pがもらえます。

それぞれ詳しく解説します。

Suica払いをよくするなら「ビューカードスタンダード」

年会費初年度:524円(税込)
2年目以降:524円(税込)
ポイント還元率0.5%〜5.0%(※1)
国際ブランド
  • visa
  • master_card
  • jcb
電子マネー
  • visaTouch
  • applePay
  • quicpay
  • suica
発行スピード最短1週間
追加カード

ETCカード

家族カード

ETCカード発行手数料524円(税込)
ETCカード年会費524円(税込)
ETCカード発行期間約10日間程度
旅行保険国内旅行保険海外旅行保険
ポイント名JRE POINT
締め日・支払日公式サイトをご覧ください
申し込み条件日本国内にお住まいの満18歳以上の方で、電話連絡のとれる方
必要書類氏名・生年月日・現住所の3点が確認できる本人確認書類 例)運転免許証・各種保険証・パスポート・国民年金手帳・国家公務員・地方公務員共済組合の各組合員証・私立学校教職員共済制度の加入者証・在留カード・特別永住者証明書・身体障害者手帳・母子健康手帳・個人番号カード・住民票の写し・写真付き住民基本台帳カードなど

注目ポイント

  • オートチャージで1.5%還元!
  • Suicaのオートチャージがとても便利
  • チャージするたびにポイントが貯まる
  • 年間利用累計額に応じたボーナスポイントもあり(※2)
JCBブランドへのオンライン入会&利用で最大10,000ポイントプレゼント!
公式サイトへ
補足事項
  • Suica・モバイルSuica:Suica・モバイルSuicaは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。Suicaのペンギンは東日本旅客鉄道株式会社の「Suica」のキャラクターです。
    旅行保険:国内旅行保険・海外旅行保険ともに利用付帯です。
  • 1
    ポイント還元率に関する注釈
    ポイント付与およびサービスの詳細はビューカードホームページ、モバイルSuica、JRE POINT・えきねっとWEBサイトを確認ください。
    <最大還元率の利用例>
    モバイルSuicaにてモバイルSuicaグリーン券を購入した場合、VIEWプラス3%+えきねっと2%=合計5%
    ※事前にJRE POINTへの会員登録およびSuicaの登録、モバイルSuica会員登録が必要です。
  • 2
    ボーナスポイントに関する注釈
    4月~翌年3月に発行する利用明細(3月6日~翌年3月5日のご利用分)の利用額累計が対象となり、各条件金額をクリアした翌月にボーナスポイントが付与されます。加盟店からの売上受付日によって、一部利用分の請求月が遅れる場合があります。年会費、各種手数料、キャッシングなどの利用分は対象外となります。

ビューカードスタンダードは、JR東日本が発行するクレジットカードです。

年会費は524円(税込)とリーズナブルながらSuicaとの連携機能が充実しており、日常的にSuicaを利用する人に最適なカードといえます。

主な特典

  • Suicaへのオートチャージでポイント1.5%還元
  • えきねっとでの切符予約で最大5.0%のポイント還元
  • JR東日本の駅ビル・駅ナカでのショッピングでポイント優遇
  • 年間利用額に応じたボーナスポイント
  • VIEW アルッテでの優待・割引サービス

最大の特徴は、JR東日本の利用に関連したポイント還元の高さです。Suicaへのオートチャージでは1.5%の還元率となり、えきねっとでの切符予約や駅ビルでのショッピングなどでもポイントが優遇されます。

特に新幹線や特急券の購入では最大5%のポイント還元を受けられるため、出張や旅行で鉄道をよく利用する方には大きなメリットとなるでしょう。

ビューカードスタンダードのメリット

  • Suica機能との連携が充実している
  • JR東日本の利用でポイント還元率が高い
  • 駅ビル・駅ナカの優待が豊富

ビューカードスタンダードのデメリット

  • 年会費がかかる
  • JR東日本エリア以外では特典が少ない
  • 一般利用での還元率は標準的

ビューカードスタンダードは、日常的にJR東日本の路線を利用する通勤・通学者や、駅ビル・駅ナカでの買い物が多い人に最適です。

特にSuicaでの支払いをよく行う人なら、オートチャージ機能を活用することで効率良くポイントを貯められます。

一方で、JR東日本エリア以外での利用が多い人や、年会費をかけたくない人には、ほかのカードのほうが適している場合もあります。

JREポイントに貯めやすさで選ぶなら「JRE CARD」

JRE CARD

3.43
年会費初年度:無料
2年目以降:524円(税込)
ポイント還元率0.5%~5.0%
国際ブランド
  • visa
  • master_card
  • jcb
電子マネー
  • suica
発行スピード10日程度
追加カード

ETCカード

ETCカード年会費524円(税込)
旅行保険国内旅行保険海外旅行保険
ポイント名JRE POINT
申し込み条件日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方。(未成年の方は親権者の同意が必要です。)ただし、高校生の方はお申込みいただけません。

注目ポイント

  • JRE CARD優待店利用でポイントが3.5%
  • 定期券購入などでポイント3倍の1.5%還元
  • Suicaのオートチャージがとても便利
  • チャージするたびにポイントが貯まる
  • 初年度年会費は無料!

JRE CARDは、JR東日本が2023年に新たに展開を開始したクレジットカードです。

初年度は年会費無料、2年目以降は524円(税込)と、クレジットカード初心者でも利用しやすい設定になっています。

主な特典

  • Suicaへのオートチャージでポイント1.5%還元
  • JR東日本の駅ビル・駅ナカでのショッピングでポイント優遇
  • えきねっとでの切符予約で最大5.0%のポイント還元
  • JRE POINTサービスとの連携が充実
  • タッチ決済に対応したタイプも選べる

JRE CARDは、Suica機能付きとSuica定期券付き、タッチ決済付きなど、利用スタイルに合わせた3種類のタイプから選べます。

JR東日本の駅ビルや駅ナカの店舗での買い物では優遇されたポイント還元率となり、日常的に駅周辺を利用する人にとって便利なカードです。

JRE CARDのメリット

  • 初年度年会費無料
  • JR東日本の駅ビル・駅ナカでポイント優遇
  • 3種類のタイプから選べる自由度の高さ

JRE CARDのデメリット

  • 2年目以降は年会費がかかる
  • JR東日本エリア以外では特典が少ない
  • Suica機能は切り離せない

JRE CARDは、JR東日本の駅ビルや駅ナカでの買い物が多い人、JRE POINTを中心にポイントを貯めたい人におすすめです。

特に「アトレ」や「ルミネ」などの駅ビル、「エキュート」などの駅ナカ施設をよく利用する人なら、効率良くポイントを貯められるでしょう。

一方で、JR東日本エリア以外での利用が多い人や、より高い還元率を求める人には、別のカードを検討する余地があります。

年1回の利用で年会費が無料に!年会費をかけたくないなら「ビックカメラSuicaカード」

ビックカメラSuicaカード

3.39
年会費初年度:無料
2年目以降:524円(税込)
ポイント還元率0.5%〜1.9%
国際ブランド
  • visa
  • jcb
電子マネー
  • suica
発行スピード10日間程度
追加カード

ETCカード

家族カード

ETCカード発行手数料524円(税込)
ETCカード年会費524円(税込)
ETCカード発行期間約10日間程度
旅行保険国内旅行保険海外旅行保険
ポイント名JRE POINT
締め日・支払日締め日:毎月5日・支払日:翌月4日
申し込み条件日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方。ただし、高校生の方はお申込みいただけません。
必要書類氏名・生年月日・現住所の3点が確認できる本人確認書類 例)運転免許証・各種保険証・パスポート特別永住者証明書・身体障害者手帳・個人番号カード・住民票の写し・写真付き住民基本台帳カードなど

注目ポイント

  • 初年度年会費無料!2年目以降も実質無料!
  • ビックカメラの買物でお得にポイント貯まる
  • ビックポイントを電子マネーに交換可能
  • Suicaのオートチャージがとても便利
  • 国内・海外旅行傷害保険付き

ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラとJR東日本が提携して発行しているクレジットカードです。

初年度の年会費は無料、2年目以降も年1回の利用で翌年の年会費が無料になります。Suica機能が搭載されており、オートチャージも可能です。

主な特典

  • ビックカメラでの買い物で最大10.0%のポイント還元
  • Suicaへのオートチャージで1.5%のポイント還元
  • JR東日本の切符購入でポイント還元
  • 年1回の利用で翌年の年会費が無料
  • ビックポイントとJRE POINTの両方を貯められる

特徴としては、ビックカメラでの買い物で高還元率になることと、JR東日本の利用でもポイントが貯まる「二刀流」の強みを持っている点です。

ビックカメラでの買い物では最大10%の還元率となり、家電やカメラなどの高額商品を購入する際に特に価値を発揮します。

ビックカメラSuicaカードのメリット

  • 実質年会費無料で利用できる
  • ビックカメラでの買い物で高還元率
  • Suica機能とオートチャージが便利

ビックカメラSuicaカードのデメリット

  • ビックカメラ以外の一般利用での還元率は標準的
  • JR東日本エリア以外では特典が少ない
  • ビックポイントの利用先が限られる

ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラでの買い物が多い人や、年会費をかけずにSuica機能付きのクレジットカードを持ちたい人におすすめです。

特に家電やカメラなどの高額商品を定期的に購入する人なら、ポイント還元でかなりのメリットを得られます。

ただし、ビックカメラでの買い物が少ない人や、より幅広い店舗で高還元率を求める人には、別のカードのほうが適している場合もあります。

ルミネ系列店をよく使うなら「ルミネカード」

ルミネカード

年会費初年度:無料
2年目以降:1,048円(税込)
ポイント還元率0.5%〜5.0%
国際ブランド
  • visa
  • master_card
  • jcb
電子マネー
  • suica
  • pasmo
  • nanaco
  • edy
発行スピード約10日間程度
追加カード

ETCカード

家族カード

ETCカード年会費524円(税込)
旅行保険国内旅行保険海外旅行保険
ポイント名JRE POINT
締め日・支払日翌々月4日
申し込み条件日本国内にお住まいの満18歳以上の方で、電話連絡のとれる方

注目ポイント

  • ルミネでの買物はいつでも5%オフ
  • キャンペーン期間のお買い物は10%オフ
  • 貯まったポイントは電子マネー等に交換可能
  • 初年度年会費無料
  • Suicaチャージでもポイントが貯まる

ルミネカードは、ルミネとJR東日本が提携して発行しているクレジットカードです。

初年度の年会費は無料、2年目以降は1,048円(税込)かかりますが、ルミネやニューマンでのショッピングを頻繁に利用する人にはおすすめの1枚です。

主な特典

  • ルミネ、ニューマンでのお買い物がいつでも5.0%OFF
  • Suicaへのオートチャージで1.5%のポイント還元
  • JR東日本の利用でJRE POINTが貯まる
  • ルミネの各種優待・イベント案内
  • Suica定期券機能も選べる

このカードの特徴は、ルミネやニューマンでのお買い物がいつでも5.0%OFFになることです。

さらに、Suica機能も搭載されており、オートチャージも可能なため、JR東日本の利用者にとって便利なカードです。

ルミネカードのメリット

  • ルミネ・ニューマンで常時5.0%OFF
  • Suica機能とオートチャージが便利
  • ルミネの特別セールに優先的に参加できる

ルミネカードのデメリット

  • 2年目以降の年会費が比較的高い
  • ルミネ・ニューマン以外での特典が少ない
  • JR東日本エリア外では活用しにくい

ルミネカードは、ルミネやニューマンでの買い物が多い人、特にファッションやコスメなどの買い物を頻繁にする人におすすめです。

月に数回でもルミネを利用する人なら、5%OFFの特典だけで年会費以上のメリットを得られるでしょう。

一方で、ルミネやニューマンをあまり利用しない人や、より幅広い店舗で特典を得たい人には、別のカードの検討をおすすめします。

次の章では、JR東海を利用する人におすすめのクレジットカードを紹介します。

岩田昭男からのコメント

クレジットカード専門家

住JRでのクレジットカード利用で、最初に気づくのは、全国的に見て利便性にばらつきがあることです。
JR東日本、JR西日本、JR九州の三社はしっかりとしたJR専用クレジットカードがあり、それをうまく組み合わせて活用すればポイントがたくさん貯まります

JR専用クレジットカードとしては、JR東日本はビューカード、ビックカメラSuicaカード、JRE ポイントカードなど、JR西日本はJ-WESTカード、JR九州はJQ CARDセゾンなどがあります。
一方でJR北海道、JR東海、JR四国では強力なJR専用クレジットカードがないため不便で、今一つ目立たないという感じです。

●有力なJR専用クレジットカードのない地域の人が使うカードは?
専用カードを持たない地方では一般の高換元率カードを使うのが賢明です。
候補に上がるのがJCB CARD W、楽天カード、リクルートカードです。
それぞれ高還元率ですし独自のサービスが豊富についているので自分に合ったカードをしっかり選んでください。

JR東海を利用する人におすすめのクレジットカード

カード名JR東海エクスプレス・カード

年会費

(税込)

初年度:1,100円
2年目:1,100円
※年会費の支払いは、カード発行の2か月後であるため、2か月間は無料
ポイント還元率0.5%
発行会社SMBCファイナンスサービス株式会社
国際ブランドVisa、JCB、Mastercard®
特徴運賃が割引になるエクスプレス予約(会員制のネット予約&IC乗車サービス)が付帯
お得ポイント・エクスプレス予約で、いつでもお得に東京~博多間の東海道・山陽新幹線の指定席や特急券を利用できる
・オンラインで簡単に座席も指定できる
・通常価格と比べて大幅に割引になる
・短期間でエクスプレス予約の利用開始が可能に
・旅行関連サービスがお得
向いている人東海道・山陽新幹線(東京~新大阪~博多)をお得に利用したい人

JR東海エクスプレス・カードは、東海道・山陽新幹線をお得に乗りこなすのに便利なクレジットカードです。

JR東海エクスプレス・カードのポイント制度

クレジットカードの利用額に応じて、ワンダフルプレゼント21のポイントが貯まります。

ポイント付与率

1,000円利用ごとに1ポイント

年間の利用額30万円以上で、利用額に応じたポイント加算サービスあり

有効期限最長3年、最短2年

貯まったポイントは、以下のような使い方ができます。

  • 他社ポイント移行
    (100pt交換:500Vポイント、500nanacoポイント、JAL300マイルなど)
  • 商品券
    (420pt交換:VJAギフトカード2,000円分など)
  • 寄付
  • トラベルポイント
  • 抽選方式のプレゼントへの応募

商品券の場合は還元率が0.47%になってしまいますが、他社ポイントであれば還元率0.5%にとなります。お得にポイント交換するならば、他社ポイントに移行するのがおすすめです。

JR東海エクスプレス・カードは新幹線代がお特になるのがメリット!

JR東海エクスプレス・カードの最大のメリットは、「エクスプレス予約」サービスを利用できる点です。

エクスプレス予約とは、東海道・山陽新幹線(東京〜博多間)の指定席をオンラインで簡単に予約でき、通常よりお得な料金で利用できるサービスです。

東京〜大阪間の新幹線(のぞみ)の指定席を利用する場合、通常料金が14,450円のところ、エクスプレス予約を使えば13,370円で利用できるため、1,080円もお得になります。

さらに、予約の3日前までなら「EX早特」、21日前までなら「EX早特21ワイド」などのさらにお得な割引サービスも利用可能です。

また、エクスプレス予約を利用すると「グリーンプログラム」のポイントも貯まります。貯まったポイントでグリーン車へのアップグレードが可能になるなど、東海道新幹線を頻繁に利用する人には大きなメリットがあります。

クレジットカードとエクスプレス予約はカードが別になるのがデメリット

JR東海エクスプレス・カードの最大のデメリットは、クレジットカードとエクスプレス予約専用カード(EX-ICカード)が別々になっている点です。

エクスプレス予約で予約した新幹線に乗る際には、エクスプレス予約専用カードが必要となります。

つまり、出張や旅行の際には、クレジットカードとエクスプレス予約専用カードの2枚を持ち歩く必要があり、カード管理がやや面倒になります。

エクスプレス予約専用カードを忘れてしまうと、IC乗車サービスを利用できなくなるため注意が必要です。

J-WESTカード「エクスプレス」との違い

JR西日本が発行する、J-WESTカード「エクスプレス」も、JR東海エクスプレス・カードと同じように新幹線のエクスプレス予約が利用でき、グリーンプログラムに対応しています。

J-WESTカード「エクスプレス」は、エクスプレス予約で東海道・山陽新幹線がお得に利用できるだけではありません。「e5489」という予約サービスで山陽・九州・北陸新幹線や、JR西日本・JR四国・JR九州エリアの主な特急列車などがお得に利用できるのです。

また、エクスプレス予約およびe5489で山陽新幹線または北陸新幹線の一部区間の利用をすると、J‐WESTカード会員限定の「J‐WESTプレミア・プログラム」で優遇特典が受けられます。

そのため東海道・山陽新幹線のなかでも、東海エリアの利用が中心であればJR東海エクスプレス・カードがおすすめです。

一方関西圏中心の人や、九州・北陸新幹線も利用する人にはJ-WESTカード「エクスプレス」のほうがよいでしょう。

次の章では、JR西日本を利用する人におすすめのクレジットカードを紹介します。

JR西日本を利用する人におすすめのクレジットカード一覧

JR西日本エリアを利用する人におすすめのクレジットカードを紹介します。

カード

J-WESTカード
(ベーシック)

J-WESTカード
(エクスプレス)

年会費

(税込)

初年度:無料
2年目:1,100円
※2年目以降は前年にカード利用があれば無料
初年度:1,100円
2年目:1,100円
ポイント還元率0.5%~5% 0.5%~5%
特徴東海道・山陽新幹線をチケットレスで利用できるスマートEXサービスなど予約や乗車が便利東海道・山陽新幹線をチケットレスで利用できるEX予約サービスなど予約や乗車が便利
お得ポイント
  • 東海道・山陽新幹線(東京~新大阪~博多)がお得
  • 山陽・九州新幹線(新大阪~博多~鹿児島中央)などをJ-WESTカード会員向け価格で乗車できる
  • SMART ICOCAのチャージでポイントが貯まる ・山陽新幹線・北陸新幹線を年間一定基準以上利用するとボーナスポイント付与
  • 東海道・山陽新幹線(東京~新大阪~博多)をJ-WESTカード会員向け価格で利用できる
  • 山陽・九州新幹線(新大阪~博多~鹿児島中央)などをJ-WESTカード会員向け価格で乗車できる
  • SMART ICOCAのチャージでポイントが貯まる ・山陽新幹線・北陸新幹線を年間一定基準以上利用するとボーナスポイント付与
向いている人東海道・山陽新幹線(東京~新大阪~博多)をお得に利用したい人東海道・山陽新幹線(東京~新大阪~博多)を会員向け価格で利用したい人
  • J-WESTカード(ベーシック)でお得になるケースの例
    通常期に新大阪~博多間の山陽新幹線のぞみ普通車指定席をe5489(eきっぷ)で利用した場合、大人1人片道の通常料金(乗車券込み)15,600円が13,490円になって2,110円もお得です
  •  J-WESTカード(ベーシック)の還元例
    毎月定期代で20,000円支払っており、OSAKA STATION CITYの大丸梅田店やうまいものプラザなどのポイントアップ店で30,000円使っている場合、それらをすべてJ-WESTカード(ベーシック)での決済にすれば、月に1,000円、年間で12,000円も還元されます
  • J-WESTカード(エクスプレス)でお得になるケースの例
    新大阪~東京間の東海道・山陽新幹線、普通車指定席をEX予約サービスで利用した場合、14,720円が13,620円になって1,100円のお得です

J-WESTカード(ベーシック)

年会費

(税込)

初年度:無料

2年目:1,100円

※2年目以降は前年にカード利用があれば無料

ポイント還元率0.5%
国際ブランド Visa、Mastercard®、JCB
発行スピード最短1週間 
追加カード

ETCカード

家族カード

ETCカード発行手数料無料
ETCカード年会費無料
ETCカード発行期間-
旅行保険

海外旅行保険

国内旅行保険

ポイント名WESTERポイント
締め日・支払日

毎月15日締め、

翌月10日支払い

申し込み条件18歳以上本人または配偶者に安定した継続的な収入のある方
必要書類公的証書(住民票の写しあるいは印鑑登録証明書)の原本いずれか1点か、
下記のコピーいずれか2点
・住民表の写し ・印鑑登録証明書 ・運転免許証 ・個人番号カード ・在留カード ・健康保険証 ・パスポート(日本政府発行)

J-WESTカード(ベーシック)は、JR西日本が発行するクレジットカードです。

初年度の年会費は無料、2年目以降も前年に1回以上の利用があれば無料となるため、コストパフォーマンスに優れたカードといえます。

主な特典

  • SMART ICOCAへのオートチャージでポイント還元
  • e5489での特急券・乗車券が会員価格で購入可能
  • JR西日本の駅ナカ・駅ビルでの利用でポイント優遇
  • 関西圏の主要駅でJ-WESTカード会員向けの優待サービス
  • 年間の新幹線利用額に応じたボーナスポイント

特徴として、JR西日本の利用に関連した特典が充実している点が挙げられます。「スマートEX」サービスを利用すれば東海道・山陽新幹線をチケットレスで利用可能です。

ほかにも、「e5489」を使えば山陽・九州新幹線などの特急券が会員向け価格で購入できます。また、ICOCAとの連携も可能で、オートチャージでポイントが貯まります。

J-WESTカード(ベーシック)のメリット

  • 実質年会費無料で利用できる
  • JR西日本の利用でポイント優遇
  • ICOCAとの連携が便利

J-WESTカード(ベーシック)のデメリット

  • JR西日本エリア以外では特典が少ない
  • エクスプレス予約サービスが利用できない
  • 一般利用での還元率は標準的(0.5%)

J-WESTカード(ベーシック)は、JR西日本エリアでの移動が多い人や、ICOCAを日常的に利用する人におすすめです。

特に関西圏での通勤・通学や、山陽・九州方面への旅行が多い人には、会員価格での切符購入などのメリットが大きいでしょう。

東海道新幹線をメインで利用する人や、エクスプレス予約サービスを利用したい人には、J-WESTカード(エクスプレス)のほうが適している場合があります。

J-WESTカード(エクスプレス)

年会費

(税込)

初年度:1,100円

2年目:1,100円

ポイント還元率1.0%
国際ブランド Visa、Mastercard®、JCB
発行スピード最短1週間
追加カードETCカード
家族カード
ETCカード発行手数料無料
ETCカード年会費無料
ETCカード発行期間-
旅行保険

海外旅行保険

国内旅行保険

ポイント名WESTERポイント
締め日・支払日

毎月15日締め、

翌月10日支払い

申し込み条件18歳以上本人または配偶者に安定した継続的な収入のある方
必要書類

公的証書(住民票の写しあるいは印鑑登録証明書)の原本いずれか1点か、

下記のコピーいずれか2点

・住民表の写し ・印鑑登録証明書 ・運転免許証 ・個人番号カード ・在留カード ・健康保険証 ・パスポート(日本政府発行)

J-WESTカード(エクスプレス)は、JR西日本が発行する上位クレジットカードです。

年会費は1,100円(税込)かかりますが、東海道・山陽新幹線を頻繁に利用する人におすすめの1枚です。

主な特典

  • EX予約サービスによる東海道・山陽新幹線の会員価格での利用
  • e5489での特急券・乗車券が会員価格で購入可能
  • グリーンプログラムのポイントが貯まる
  • SMART ICOCAへのオートチャージでポイント還元
  • JR西日本の駅ナカ・駅ビルでの利用でポイント優遇

このカードの主な特徴は、「EX予約サービス」が利用できる点です。EX予約サービスを使えば、東海道・山陽新幹線をチケットレスかつ会員価格で利用できます。

また、「e5489」でも会員価格が適用されるため、JR西日本、JR四国、JR九州エリアの特急列車も割引料金で購入可能です。

J-WESTカード(エクスプレス)のメリット

  • 東海道・山陽新幹線が会員価格で利用できる
  • グリーンプログラムのポイントが貯まる
  • 山陽・九州・北陸新幹線も会員価格で利用可能

 J-WESTカード(エクスプレス)のデメリット

  •  年会費がかかる
  • JR西日本エリア以外では特典が少ない
  • 一般利用での還元率は標準的(0.5%)

J-WESTカード(エクスプレス)は、東海道・山陽新幹線を頻繁に利用する人や、ビジネスや旅行で広域に移動することが多い人におすすめ。特に関西と関東を行き来することが多い人には、EX予約サービスのメリットを感じやすいでしょう。

ただし、新幹線をあまり利用しない人や年会費をかけたくない人は、J-WESTカード(ベーシック)のほうが適しているかもしれません。

JR九州を利用する人におすすめのクレジットカード一覧

JR九州の取り扱うクレジットカードには以下の3種類があります。

ただし、カード発行会社が異なる複数のカードラインナップを用意しているため、ここではカードごとではなく各カードの種類ごとに紹介します。

カード

スタンダードJQ CARD

SUGOCA一体型JQ CARDキャッシュカード+
一体型JQ CARD
年会費初年度:無料
2年目:カードによって異なる
※年1回以上のショッピング利用で翌年度無料になるものもある
初年度:無料
2年目:カードによって異なる
※年1回以上のショッピング利用で翌年度無料になるものもある
初年度:無料
2年目:カードによって異なる
※カードごとに所定の条件を満たせば翌年度無料になるものもある
ポイント還元率0.5%0.5%0.5%
特徴定期券付SUGOCAへのオートチャージが可能クレジットカードにSUGOCAを搭載銀行のキャッシュカード機能を搭載
お得ポイント
  • アミュプラザでお得に買い物ができる
  • エポスの選択でエポスポイントと、セゾンの選択で永久不滅ポイントと交換可能
  • MUFGカードの選択により三菱UFJ銀行ATM手数料無料サービスを利用可能
  • アミュプラザでいつでも5%OFF
  • ANAかJMBの選択でそれぞれのマイルに交換可能
  • Bic CAMERAの選択でビックポイントと交換できる
  • アミュプラザでお得に買い物ができる
  • 一部の銀行を除いてローンカード機能あり
向いている人JRキューポではなくカード会社ごとのポイントやサービスを利用したい人アミュプラザ利用の多い人やマイルを貯めたい人
  • カードを何枚も持ちたくない人
  • ローンカード兼用を持ちたい人
  • スタンダードJQ CARDでお得になるケースの例
    毎月定期代で10,000円を払っており、街中で10万円のお買い物をしている場合、それらをすべてスタンダードJQ CARDで支払うと550円還元されます。年間にすると6,600円です
  • SUGOCA一体型JQ CARDでお得になるケースの例
    毎月定期代で20,000円をSUGOCA一体型JQ CARDで支払っている場合、月に1,00円、年間で1,200円還元されます。
    さらに、アミュプラザ博多店でSUGOCA一体型JQ CARDを使って商品を購入すれば、少なくとも5%の割引とポイントをダブルで受け取れます。たとえば10万円の商品なら割引だけで5,000円もお得です。
  • キャッシュカード+一体型JQ CARDでお得になるケースの例
    キャッシュカード+一体型JQ CARDで西日本シティ銀行を選択すると、初年度はATM利用手数料が無料になります。
    学生は在学中無料です。2年目以降は取引状況によります。

次の章では、JR北海道・JR東海・JR四国を利用する人におすすめのクレジットカードを紹介します。

スタンダードJQ CARD

スタンダードJQ CARDは、JR九州が発行する基本的なクレジットカードです。

エポスカードとセゾンカード、MUFGカードの3種類から選択可能で、それぞれのカード会社が提供する特典やサービスを受けられます。また、定期券付SUGOCAへのオートチャージも可能です。

主な特典

  • 選択したカード会社のポイントプログラムが利用可能
  • アミュプラザなどJR九州の商業施設での優待
  • SUGOCAへのオートチャージでポイント還元
  • JR九州の鉄道利用でJRキューポが貯まる
  • カード会社に応じた各種サービスが受けられる

スタンダードJQ CARDのメリット

  • 複数のカード会社から選べる
  • SUGOCAへのオートチャージが可能
  • エポスカード以外は実質年会費が無料になる可能性がある

スタンダードJQ CARDのデメリット

  • JR九州エリア以外だと特典が少ない
  • 一般利用での還元率が0.5%
  • SUGOCA機能は本体とは別

特に九州の主要都市間を移動することが多い人や、アミュプラザなどの商業施設をよく利用する人には便利なカードとなるでしょう。

SUGOCA機能が直接搭載されていない点や、JR九州エリア以外での特典が少ない点には要注意です。

SUGOCA一体型JQ CARD

SUGOCA一体型JQ CARDは、クレジットカード機能とSUGOCA機能が一体となったJR九州のカードです。

1枚2役であるため、カードの枚数を削減したい人におすすめの1枚です。

主な特典

  • アミュプラザでの買い物が常時5%OFF
  • クレジットカードとSUGOCAが一体化
  • 選択した提携先のポイントプログラムが利用可能
  • SUGOCAへのオートチャージでポイント還元
  • JR九州の鉄道利用でJRキューポが貯まる

SUGOCA機能が直接カードに搭載されている点と、アミュプラザでの買い物がいつでも5%OFFになるのが特徴です。

また、ANAやJAL、ビックカメラなど、提携する各社のポイントプログラムを選択できる点も魅力となっています。

SUGOCA一体型JQ CARDのメリット

  • クレジットカードとSUGOCAが一体化
  • アミュプラザで常時5%OFF
  • ANAマイルやJALマイルに交換可能

SUGOCA一体型JQ CARDのデメリット

  • 一般利用での還元率は標準的
  • 選択したポイントプログラム以外は交換不可
  • JR九州エリア以外では特典が少ない

SUGOCA一体型JQ CARDは、JR九州エリアでの移動が多く、アミュプラザでの買い物も頻繁に行う人に最適です。

また、ANA・JALのマイルを貯めたい人や、SUGOCA機能を一体化したカードを持ちたい人にもおすすめです。

ただし、JR九州エリア以外ではあまり特典がないため、九州以外での利用が多い人には別のカードも検討したほうがいいでしょう。

キャッシュカード+一体型JQ CARD

キャッシュカード+一体型JQ CARDは、クレジットカード機能とキャッシュカード機能を一体化したカードです。

銀行のキャッシュカード機能が搭載されており、さらにカードの枚数を削減できます。

西日本シティ銀行や肥後銀行、鹿児島銀行など、いくつかの提携する銀行から選べます。ご自身にとって一番使い勝手の良いものを選びましょう。

主な特典

  • クレジットカードとキャッシュカードが一体化
  • 選択した銀行のATM手数料優遇
  • アミュプラザなどJR九州の商業施設での優待
  • 一部の銀行ではローンカード機能も利用可能
  • JR九州の鉄道利用でJRキューポが貯まる

カードのグレードによってはポイントが2倍になる機能が搭載されているものもあります。

年会費も比較的手ごろであるため、多用する人であれば持っていて損はないでしょう。

キャッシュカード+一体型JQ CARDのメリット

  • 3種類のカードを1枚にまとめられる
  • 選択した銀行のATM手数料優遇
  • JR九州の商業施設での優待が受けられる

キャッシュカード+一体型JQ CARDのデメリット

  •  JR九州エリア以外では特典が少ない
  • 一般利用での還元率は標準的
  • 対象の銀行口座がないと発行できない

キャッシュカード+一体型JQ CARDは、カードを整理したい人や、提携銀行のキャッシュカードを持っている人におすすめです。

九州内での生活が中心で、JR九州の鉄道や商業施設を頻繁に利用する人には便利なカードとなるでしょう。

JR北海道を利用する人におすすめのクレジットカード一覧

JR北海道エリアには、独自のポイントプログラムはありません。

しかし、JR北海道を利用する人におすすめのクレジットカードはあります。特に札幌圏に住んでいる人向けのカードが中心です。

カードJRタワースクエアカードJRタワースクエアプレミアムカード

年会費

(税込)

初年度:無料

2年目以降:カードによって異なる

6,600円
ポイント還元率0.5%0.95%
特徴Kitabaへのチャージが可能

JRタワー展望室T38が無料

空港ラウンジが無料

お得ポイント
  • JRタワー内の店舗でポイント還元率2倍

  • 札幌ステラプレイスでのショッピングが便利

  • KITACAへのオートチャージでポイント付与

  • JRタワー外でも110円につき1ポイントが貯まる
  • ほかのゴールドカードと同等のスペック

  • 専用カウンターでの発行が可能

向いている人JR北海道県内で生活しており、かつJRタワーをよく利用する人JRタワー以外の決済でもJRタワースクエアポイントを貯めたい人
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JRタワースクエアカードは、札幌駅直結のJRタワー(札幌ステラプレイス、アピア、パセオなど)を利用する人におすすめのカードです。JRタワー内の店舗では2%のポイント還元率となり、KITACAへのオートチャージも可能です。

一方のJRタワースクエアプレミアムカードは、上位カードとしてより充実した特典が用意されています。

JRタワー内の店舗では5%の高還元率となるほか、JRタワーホテル日航札幌の優待や空港ラウンジサービスなどの特典もあります。

それぞれ詳しく見てみましょう。

JRタワースクエアカード

JRタワースクエアカードは、札幌駅直結のJRタワーを頻繁に利用する人におすすめのクレジットカードです。

初年度の年会費は無料、2年目以降はカードによって異なるものの年1回の利用で無料となるため、コストパフォーマンスに優れています。

主な特典

  • JRタワー内の店舗で2%のポイント還元
  • KITACAへのオートチャージでポイント付与
  • JRタワーでのショッピングでポイントアップキャンペーンが多数
  • 提携駐車場の駐車料金割引
  • 誕生月にはボーナスポイントプレゼント

JRタワー内の店舗(札幌ステラプレイス、アピア、パセオなど)での買い物で2%のポイントが貯まる点が最大の特徴です。また、KITACAへのオートチャージも可能で、チャージの度にポイントが付与されます。

JRタワースクエアカードのメリット

  • 種類によっては実質年会費無料で利用できる
  • JRタワー内の店舗で高還元率(2%)
  • KITACAへのオートチャージが便利

JRタワースクエアカードのデメリット

  • JRタワー以外では還元率が0.5%
  • JRタワー以外では恩恵が少ない

札幌駅周辺での買い物が多い人や、JR北海道の利用が多く、KITACAを日常的に使う人におすすめです。

札幌ステラプレイスなどのJRタワー内の店舗をよく利用する人なら、ポイント還元でかなりのメリットを得られるでしょう。

JRタワースクエアプレミアムカード

年会費

(税込)

初年度:6,600円

2年目:6,600円

ポイント還元率0.95%
国際ブランド Visa、Mastercard®、JCB
発行スピード2週間~4週間
旅行保険

海外旅行保険

国内旅行保険

ポイント名JRタワースクエアポイント
締め日・支払日

毎月15日締め、

翌月10日支払い

申し込み条件18歳以上本人または配偶者に安定した収入のある方
必要書類

公的証書(住民票の写しあるいは印鑑登録証明書)の原本いずれか1点か、

下記のコピーいずれか2点

・住民表の写し ・印鑑登録証明書 ・運転免許証 ・個人番号カード ・在留カード ・健康保険証 ・パスポート(日本政府発行)

JRタワースクエアプレミアムカードは、JRタワースクエアカードの上位カードです。年会費は6,600円(税込)かかりますが、さまざまな特典が付いてくる1枚です。

主な特典

  • JRタワー内の店舗でポイント還元アップ
  • JRタワー展望室T38がいつでも入場無料
  • 空港ラウンジサービス(国内主要空港
  • KITACAへのオートチャージでポイント付与
  • 提携駐車場の駐車料金割引

このカードの最大の特徴は、JRタワー外の店舗での買い物でも1.0%近いポイント還元率が適用される点です。

また、JRタワー展望室T38が同伴者1名まで入場無料で利用できるほか、空港ラウンジサービスも付帯しています。

JRタワースクエアプレミアムカードのメリット

  • JRタワー外の店舗でも0.95%の還元率が適用
  • JRタワー展望室T38の入場料無料
  • 空港ラウンジサービス

JRタワースクエアプレミアムカードのデメリット

  • 年会費がやや高め
  • JRタワー以外では還元率は決して高くない
  • JRタワー以外では恩恵が少ない

JRタワーでの買い物が頻繁にある人や、出張や旅行で空港を頻繁に利用する人におすすめです。

JRタワーをあまり利用しない人には、年会費がかからない通常のJRタワースクエアカードのほうが適している場合もあります。

JR切符をクレジットカードで購入する方法

JR切符をクレジットカードで購入する方法は主に以下の3つがあります。

JR切符をクレジットカードで購入することで、現金を持ち歩く必要がなくなるだけでなく、カードのポイントも貯められます。

特にJR系のクレジットカードを使えば、還元率がアップするケースも多いです。

自動券売機

JR切符はクレジットカードタイプの自動券売機で購入できます。

新幹線や長距離の乗車券はもちろんのこと、料金が安い近距離の切符の購入も可能です。 

主要駅にはクレジットカード対応の自動券売機が設置されており、画面の案内に従って操作するだけで簡単に購入できます。

駅の窓口

有人駅の発売窓口でもJR切符の購入ができます。

年々窓口の数が少なくなってはいるものの、「きっぷうりば」や「みどりの窓口」の表示がある窓口なら購入可能です。 

窓口では自動券売機では対応していない複雑な経路の切符や特殊な割引切符なども購入できるため、特殊なニーズがある場合は窓口の利用がおすすめです。

また、人による対応であるため不明点があればその場で質問することもできます。

鉄道会社のWEBサイト

駅などの営業窓口や自動券売機に行かずとも、JRをはじめとする鉄道会社のWEBサイトで切符を買うことが可能です。

たとえばJR東日本では「えきねっと」を運営しています。トップページ上部の目立つところにメニューが並んでおり、プルダウンすると切符の申込に関する項目が表示されるため、そのなかから目的の項目を選びましょう。

画面の表示に従って操作を行えば、ほしい切符が買えます。

なお、チケットレスサービスなどを利用すれば、えきねっとで買った切符の現物を受け取らなくても乗車可能です。

また、えきねっとではお得な切符も購入可能であるため、チェックしてみるとよいでしょう。

最後の章ではエリア別に、JRでクレジットカードが使える場所と購入できる切符を紹介します。

【エリア別】JRでクレジットカードが使える場所と購入できる切符

エリア使える場所購入できる切符
(一部)
JR北海道

みどりの窓口

指定席券売機
話せる券売機

普通乗車券
特急券
定期券
特急定期券「かよエール」
JR東日本みどりの窓口
指定席券売機
多機能券売機
普通乗車券
普通回数券
定期券
新幹線(指定席・自由席)
JR東海きっぷうりば
指定席券売機
JR東海ツアーズ
普通乗車券
普通回数券
定期券
新幹線(指定席・自由席)
JR西日本みどりの窓口
みどりの券売機
みどりの券売機プラス
普通乗車券
定期券
ICOCA定期券
新幹線(指定席・自由席)
JR四国みどりの窓口
指定席券売機
みどりの券売機プラス
ワープ
ワーププラザ
普通乗車券
特急券
定期券
新幹線(指定席・自由席)
JR九州みどりの窓口
指定席券売機
JR九州旅行
普通乗車券
特急券
定期券
新幹線(指定席・自由席)

JR各社では「みどりの窓口」を設置していますが、JR東海だけはこの名称を使用していません。「きっぷうりば」が同様の機能をもっています。

各社ともに、主要駅ではクレジットカード対応の券売機やみどりの窓口が設置されています。また、各JR会社のWebサイトやアプリでもクレジットカードを使った切符の購入が可能です。

特に、JR東日本の「えきねっと」やJR東海の「エクスプレス予約」、JR西日本の「e5489」などのオンラインサービスでは、クレジットカードを利用してお得な料金で切符を購入できる場合が多いです。

まとめ

JRクレジットカードは、日常の通勤や旅行でJRを利用する人にとって、非常にお得なサービスを提供しています。特に、よく利用するJRエリアに合わせたカードを選ぶことで、最大限のメリットを享受できます。

自分の生活スタイルや利用頻度に合わせて最適なJRクレジットカードを選び、賢く活用しましょう。適切なカードを選べば、年会費以上のメリットを簡単に得られる上、日々の移動や買い物がより便利でお得になります。賢い選択をして、お得な生活を送れるようにしてください。

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