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給料の上がらない時代だからこそ磨きたい「稼ぎ力より貯蓄力」

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給料の上がらない時代だからこそ磨きたい「稼ぎ力より貯蓄力」
お金の知識
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「年齢×1万円」

これが何を意味するかご存知でしょうか。

今の20代は聞いたこともないという方が多いかもしれませんが、景気が良いとされていた時代までは、平均月収の目安として「年齢×1万円」という例えが使われていました。

しかしバブル崩壊以降、給料の上がらない時代と言われている現在では、死語となりつつあります。

ライフステージによりかかる生活費は違ってきますが、一般的には年齢と共に生活費も上がっていき、40代50代をピークとして減少していくとされています。

給料はなかなか上がらない、それにもかかわらず生活費は年齢と共にどんどん上がっていく。

多くの方が頭を悩ませている問題ではないでしょうか。そして、悩んでいる方ほど
「稼ぎが少ないからお金が貯まらない」
「もっと給料が高ければ…」
そう考えているのではないでしょうか。

しかし、少し視点を変え「お金を貯める力をつける」ことにより、お金の問題をクリアすることができます。

今回は、「お金を貯める力=貯蓄力」を磨くためのコツをご説明していきます。

本記事の執筆者について

吉原 亜矢子さん

吉原 亜矢子 / 2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)

結婚を機にお金の勉強を始める。
資産運用について学び、株や債券なども経験。生活に役立てばとFP3級を取得した事からファイナンシャルプランナーの面白さや必要性を知り、その後、FP2級を取得。現在、子育てをしつつファイナンシャルプランナーとしても活動している。/ FPサテライト株式会社

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なぜ稼ぎ力より貯蓄力なのか

国税庁が出している平成30年度の平均年収は約441万円でした。

ここ2~3年間の平均年収の推移を見ていくと、平成28年度は約422万円、平成29年度は約432万円と上昇傾向にあります。

しかし、リーマンショックのあった平成20年度以降の平均年収を見ていくと、平成20年度は約430万円、平成21年度は約406万円と大きく下降し、その後も400万円から420万円の間を推移しています。

平成28年度にようやくリーマンショック前の平均年収に戻ってきたものの、この10年間は実質ほぼ横ばい状態が続いていたということです。

区分平均給与雇用別平均給与平均年齢平均勤続年数
内 正規雇用内 非正規雇用
単位伸び率(%)伸び率(%)伸び率(%)
平成20年分429万6,000
1.7
44.411.5
21405万9,000
5.5
44.411.4
22412万1.544.711.6
23409万
0.7
44.711.6
24408万
0.2
467万6,000-168万-44.911.9
25413万6,0001.4473万1.2169万7,000
0.1
45.211.8
26415万0.3477万7,0001.0167万8,0001.145.512.0
27420万4,0001.3484万9,0001.5170万5,0000.545.611.9
28521万1,0000.1539万7,0000.2227万8,0000.945.913.5
279万7,0001.3373万3,0001.7148万1,0000.646.19.9
421万6,0000.3486万9,0000.4172万1,0000.946.012.0
29531万5,0002.0547万5,0001.4229万4,0000.745.913.5
287万2.6376万6,0000.9150万8,0001.846.210.1
432万2,0002.5493万7,0001.4175万1,0001.746.012.1
30545万2.5559万9,0002.3236万2.946.313.7
293万1,0002.1386万2.5154万1,0002.246.510.1
440万7,0002.0503万5,0002.0179万2.246.412.2

※参照引用:平成30年分民間給与実態統計調査結果について(令和元年9月 国税庁)

また、厚生労働省の令和元年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況によると、平成22年から令和元年の平均昇給額は約4,800円/月でした。

この金額はあくまでも平均のため、昇給しなかった、もしくは減額されたという方もいるのではないでしょうか。
ここから見えてくるのは、景気が良かった頃と比べると思うように給料は上がらないという事実です。

もちろん、世間全般で給料が上がらない傾向だからといって、稼ぐための努力を怠って良いというわけではありません。

しかし、職種にもよりますが、成果を出したからといってすぐに5万円、10万円と月の給料が上がるでしょうか。

稼ぐことのみに力を注ぐよりも、視点を変えて「どうすれば今の収入でもっとお金を増やせるか(貯められるか)」に注力した方が、より効率的ではないでしょうか。

お金に悩んでいる人ほど、収入ばかりを注視している傾向があるように思います。

一般的なイメージとして「お金持ち=高収入」という印象が強いからかもしれませんが、高収入を得ていても貯蓄がほとんど無い、毎月家計が火の車という方もいます。

本当に見なければいけないのは「支出」の部分、そして最も大事なのは「貯蓄」ということです。

給料の上がらない時代だからこそ、稼ぎ力より貯蓄力を磨いていくことが大事なのです。

まずはお金の出入りを知り、改善ポイントを探そう

では、貯蓄力を高めるにはどのようにすれば良いのでしょうか。

初めの一歩は、現在の家計状態を正しく知ることです。

毎月どのくらいの収入があり、何にいくらの支出があるのかを書き出します。

全て書き出したら、収入に対して各支出や貯蓄にまわせる金額の割合を出します。

例えば、収入や支出の金額が以下のような金額だとします。

収入30万円
住居費9万円30%
食費4.5万円15%
光熱費1.5万円5%
教育費3万円10%
娯楽費3万円10%
雑費6万円20%
合計27万円90%

収入から支出を差し引いて残った金額の「3万円(10%)」が、「貯蓄の割合」となります。

さて、あなたの貯蓄の割合は何%になったでしょうか。

家族構成などによって一概には言えませんが、少なくとも10%を下回らないように家計管理できることが理想的です。

インターネットや雑誌等でも、支出の理想的な割合や他の家庭の家計簿など、数多く掲載されているので参考にしてみると良いでしょう。

そして、自身の支出割合と照らし合わせて多いのか少ないのかを検証し、改善できる項目がないか探してみてください。

見落としがちな改善点

なお、支出の見直しをした時、食費や娯楽費などを抑えようとする人がいます。

もちろん支出割合が多すぎる場合には抑える必要がありますが、この項目は「変動費」といって手を付けやすい一方、努力したわりに効果が低く、また切り詰める
ほど精神的負担が大きいなど、継続することが難しい傾向にあります。

かたや、住居費や保険料などの「固定費」といわれる項目は、口座からの自動引き落としが大半のため見落としがちですが、いちど改善できれば継続的に節約効果をあげることが出来ます。

そのため、家計を改善するには、まずは「固定費」から見直すことがポイントとなります。

いま所有している車や、加入している保険は本当に必要でしょうか。

車を手放し、カーシェアリングを利用するだけでも、駐車場代や車検代などの支出を削減することができます。

保険料も本当に必要な保険にだけ絞ることで、人によっては月に数万円の節約効果を生むこともあります。

また、可能であれば、家賃の低い住居に引っ越すという手もひとつです。

夏頃は、春先に埋まらなかった物件が家賃を下げて募集していることがあります。
引っ越し費用を加味しても節約効果が高いのであれば、思い切って実行してみても良いでしょう。

改善というと「どこか削れるところはないか」とばかり考えがちですが、ただやみくもに節約に走れば良いということではありません。

本来、「家計を改善する」とはムダを抑え、必要なお金を適切な項目にきちんと配分することです。

まずはお金の出入りを把握し、必要なもの不要なものをよく考え、コントロールできるようにしましょう。

大事なのはライフプランニング

近頃「人生100年時代」というキーワードを目にすることが増えました。

長生きできることは良いことですが、その分お金はかかってきます。

ひとくちに長生きと言っても、病気になってしまったら更に医療費もかかってきます。
子供のいる家庭は、教育費の負担も考えなくてはいけません。

自分の人生を長期的に見て、どこでお金が1番かかるのか、そのときいくら必要なのか、きちんとプランを立てて見通しをつけていくことが大切です。

これが「ライフプランニング」です。

ライフプランニングをすることによって、5年後に車の買い替えをする、来年の夏には家族旅行をしたい等、お金のかかり時が見えてきます。
同時に目的や目標が明確にあれば、今どのくらいのお金を使って良いのかも分かってくると思います。

教育費について、「子供を育てるのに1人あたり1,000万円かかる」と聞いたことはありませんか。

もし、小学校から大学まで全て私立に通わせるとなると、2,000万円を超える教育費がかかるとも言われています。
数字だけを見てしまうと金額の大きさに漠然としてしまいますが、この費用も一度にまとめてかかってくるものではありません。

お子様のいる家庭は、教育費に年間いくらかかるのか「子供の学習費調査」という政府統計があるので、そちらを参考にしながらライフプランにあてはめていってください。

当然ながら、そのときの環境によって支出する金額というのは変わってきますので、教育費については目安として考え、計算すると良いでしょう。

巷では教育費や老後資金などについて、さまざまな情報が飛び交っています。

一人ひとりライフプランは違ってくるため、情報を鵜呑みにするのではなく自身のオリジナルのライフプランを立てることが重要です。

ライフプランニングをすることにより、「このままじゃまずい…」という方もいれば、「自分は思っていたよりも大丈夫かもしれない!」など、幅広い意味でお金の問題がクリアになります。

ライフプランを立てるときに便利なのが「ライフプラン表」です。

ライフプラン表はインターネットで検索するといろいろな形式が出てきます。
その中から使いやすいフォーマットを使っても良いですし、自身で作成しても良いかと思います。

あまり難しく考えず、自身や家族の未来を想像しながら楽しんで作成してみてください。

自分に合った貯め方を探そう

お金を貯めようとした時、まず真っ先に思いつくのは「銀行」だと思います。

しかしご存知の通り、低金利が続く現在銀行の普通預金では、利息はほとんどつきません。

分かってはいるけれど、何となく銀行に預けてしまっているという人も多いでしょう。

これでは、本当の貯蓄力はつきません。

ここでいう「貯蓄力」というのは、ただひたすら節約生活をしてお金を貯め続けることだけではないのです。

したがって節約してできたお金を貯蓄にだけ回すのではなく、将来を見据えて資産運用で「増やす」という考えも必要です。

ライフプランニングをして家計の改善ができたら、前述の通り、残ったお金を貯蓄にだけまわすだけではなく、余裕があれば資産運用にまわして「貯める」から「増やす」へステップアップしてみましょう。

「貯める」から「増やす」にステップアップする目安としては、投資に回すお金以外に最低でも6ヶ月間の生活費をまかなえる程度の貯蓄額があるか、です。

急な出費に備えるためにも、ある程度のまとまったお金があると精神的にも安心です。

また、万が一失業してしまった場合、自己都合での退職では失業保険の給付を受けるまでに3ヶ月間の待機期間があります。

その間の無収入期間を乗り切るためにも、最低6ヶ月間の生活費がまかなえる程度の金額は貯めておくことをおすすめします。

貯め方には「流動型貯蓄」と「固定型貯蓄」の2種類がある

貯め方にも、大きく分けて「流動型貯蓄」と「固定型貯蓄」の2つがあります。

流動型貯蓄

普通預金などすぐに換金できるもの

固定型貯蓄

定期預金や投資型の商品など一定期間お金を固定しなければならないもの

流動型貯蓄のポイント

「6ヶ月分の生活費」のように、いつでもすぐに使える状態にしておきたい費用に関しては、「流動型貯蓄」で貯めるようにしましょう。

普通預金の場合、メガバンクだけでなくネット銀行も検討対象に含め、金利や手数料の安さ、利便性にも目を向けて、どこに預けるかを決めると良いでしょう。

固定型貯蓄のポイント

「固定型貯蓄」については、まさにライフプラン表で立てた10年後、20年後の予定に備えるお金を貯めるのに向いていると言えます。

一般的に、「流動型貯蓄」に比べて「固定型貯蓄」の方が利率の良いものが多いです。

長期的にお金を貯める必要があるものについては、「増やす」商品にお金を預けるのもひとつの手段です。

より安定的な投資をしたい人には定期預金や個人向け国債がおすすめ

現在、国は「貯蓄から投資へ」というスローガンを掲げ、投資することを推奨していることはご存知でしょうか。

iDeCoやNISAなど、投資をする人に対しての税制優遇制度を行っています。

そのため投資初心者でも比較的メリットを受けやすくなっています。

ただし、投資に使われる商品は元本が保証されていないため、必ずしも増えるというわけではなく注意が必要です。

より安定的に増やしたいという方は、定期預金や個人向け国債などがおすすめです。
金利自体はそこまで高くはないですが、基本的には元本保証となっています。

また、キャッシュバックがされるなど銀行独自のキャンペーンを行っているところもあるため、金利以外のメリットにも注目してみましょう。

お金を賢く貯めるには、「貯める」「増やす」のバランスを取ることが大切です。

貯蓄状況やライフプランにもよって異なるため、一概にこれがおすすめとは言えませんが、銀行預金だけにとらわれず、さまざまな商品や制度にも目を向け、ご自身に合った貯め方、増やし方を探してみてください。

見直す癖をつけよう

毎月コツコツとレシートを集めて、家計簿をつけているという方も少なくないのではないでしょうか。

しかし、「つけて満足」で終わってしまっていませんか。

定期的に支出の内容を見直して、改善するところはないかチェックする癖をつけましょう。

例えば、見直しの代表である「保険」や「住宅ローン」も、結婚や出産などのライフステージの変化によって必要な保障が変わりますし、金利も常に変わります。

教育費については、各費用も年々上がってきています。

現時点で立てたライフプラン表が、10年後もそのまま通用するわけではありません。

定期的に見直し、改善を繰り返すことで「貯蓄力」は磨かれていくのです。

まとめ

コツを掴めば「稼ぎ力」よりも「貯蓄力」をつけたほうが、より効率的で効果が実感しやすいと言えるでしょう。
「貯蓄力」を磨いていくには、今回の内容を繰り返し継続していくことがポイントとなります。

しかし、ストイックになりすぎて途中リタイアしてしまっては本末転倒です。
ムリなく続けていくには、時には「あそび」の部分も必要です。

あえて、いつもはしない無駄をチョイスしてみるのも良いでしょう。

本当の無駄遣いとは、本人の無意識のうちに使っていることを言います。
コントロールできていれば、無駄も「浪費」ではなく「必要経費」となります。

継続していくために必要であれば、最終的にプラスだと考える気楽さも大切ではないでしょうか。

必要以上に不安になりすぎず、楽しくお金と付き合っていきましょう。

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