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カードローンとフリーローンの違いをFPが徹底解説!

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カードローンとフリーローンの違いをFPが徹底解説!
フリーローン
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「どうしても欲しいものがあって、お金を借りたい」など、すぐに資金を用意しなければならない場合もあるでしょう。「お金を借りる」ということは、何らかの融資商品を利用するということです。

このようなケースでよく選択肢に上がるのは、「カードローン」と「フリーローン」です。
しかし、「カードローンとフリーローンの違いってなんだろう…」と、商品内容がよく理解できない方も多いのではないでしょうか。

ここでは「カードローンとフリーローンの違い」から「向いている人、向いてない人」まで、詳しく解説します。

新井 智美

新井 智美 / ファイナンシャルプランナー

【専門家の解説】

カードローンはフリーローンと比べ、金利が高く設定されている傾向にあるものの、繰り返し利用できるなど使い勝手のよいローン商品です。逆にフリーローンは一度借りた後は追加での借り入れはできませんが、カードローンよりも金利が低く設定されているというメリットがあります。また、審査に必要となる書類や返済方法にも違いがありますので、利用する前に自分がどちらに向いているのかしっかりと確認してから申し込むようにしてください。

▼フリーローンについて詳しく知りたいなら、こちらの記事をお役立てください。

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カードローンとフリーローンの違い

カードローンとフリーローンは名前こそよく似ているものの、商品内容はまったく別物です。
設定される金利、限度額、資金使途、利息の計算方式など、あらゆる点で違いが見られます。

カードローンとフリーローンの違いの中で最もわかりやすい点は、「追加融資を受けられるかどうか」です。

カードローンは、審査によって個々に融資枠が設けられます。
そして一度設けられた融資枠内であれば、何度でも自由に借り入れ・返済を繰り返すことができます。

もちろん、途中で一括返済することも可能です。
つまり、融資商品の中でも利便性に特徴のある商品だということです。

対してフリーローンは、カードローンと同様審査によって融資枠を設けられるものの、自由に借り入れ・返済ができません。

つまり、一度借り入れした金額をひたすら完済まで返済し続けるということです。
このように、カードローンとフリーローンには利用方法に大きな違いがあるのです。

くわえて、以下のような点にも違いがあります。

カードローンとフリーローンの違い
商品名カードローンフリーローン
資金の使いみち原則自由(ただし、事業性資金除く)一定の場合を除き自由(見積書などで支払い金額が確認できるもの)
金利高い低い
カードの発行
追加融資可能不可
返済方法都合にあわせて選択可預金口座より引き落とし
審査内容同等(ただし、フリーローンの場合は資金の使途も審査対象となる)
返済方式リボルビング方式元利均等返済方式
担保・保証人不要不要
一括返済いつでも可能原則不可(ただし、申請によって可能。

手数料が発生する場合もある)

借り入れ頻度必要に応じてその都度指定日に預金口座へ一度に振り込み
手続きの量少なめかつ簡単多めかつ提出書類などもあわせて必要
メリット利便性が良い確実に返済できる
デメリット金利が高い利便性が悪い

上記をご覧いただくとわかるように、カードローンとフリーローンの商品内容は大きく異なります。
したがって、それぞれ合う人もいれば合わない人もいるということです。

1級FP技能士・CFP
監修者 新井 智美の一言コメント!
カードローンのように決められた限度枠の中で繰り返し利用できる契約を「当座貸越契約」といい、反対に一度融資を受けたら完済するまで追加の借り入れは原則不可能としている契約を「証書貸付契約」といいます。証書貸付契約はフリーローン以外にもカーローンや住宅ローンに取り入れられている契約方法です。フリーローンはカードローンに比べ金利が低く設定されているという特徴があるため、繰り返して借り入れないと決めているなら、フリーローンを選ぶと良いでしょう。

新井 智美さん

新井さん

カードローンとフリーローンに向いている人はどんな人

カードローンとフリーローンは同じ融資商品ではあるものの、それぞれターゲットにしている利用者に違いがあります。

カードローンは、状況に応じて臨機応変な融資を受けたい方向けの商品であり、ハッキリとした資金使途が決まっていない利用者をターゲットとしています。

対してフリーローンは、資金使途がハッキリと決まっており、必要金額の明確な利用者をターゲットにしています。つまり、それぞれの商品に向いている人が存在するということです。
詳しくは下記をご覧ください。

カードローン、フリーローンに合う人まとめ
カードローンに向いている人フリーローンに向いている人
都合に合わせて借り入れ・返済したい確実に返済していきたい
さまざまな返済方法を利用したい利息を節約したい
資金の利用目的が明確に決まっていない資金の利用目的が既に決まっている

簡単にまとめると、利便性を求める人に向いているのはカードローンで、決まった金額だけを借りて確実に返済していきたい人にはフリーローンが向いているということです。

カードローンとフリーローンの選び方

カードローンとフリーローンの選び方はそれぞれ異なります。
なぜなら、カードローンとフリーローンは商品内容に大きな違いがあるからです。

カードローンは利便性を重視した商品です。
したがって、金利、手数料、提携先ATMの設置数、利用できる返済方法など、商品を選択する際には利便性も含めて多くのポイントを比較検討する必要があります。

まずは、ご自身がどのポイントを優先するのか、ニーズを把握するといいでしょう。

フリーローンは資金の利用目的が決定している場合に利用する商品です。
したがって、カードローンに比べると比較するポイントが少なく、金利、一括返済手数料の有無、利用限度額が主な比較項目となります。

つまり、カードローンのようにたくさんの情報を集めなくとも比較しやすいということです。
フリーローンを選ぶ際は、金利、限度額、資金の利用目的を事前に確認するといいでしょう。

1級FP技能士・CFP
監修者 新井 智美の一言コメント!
フリーローンの中には資金使途が自由な「多目的ローン」もあれば、提供する金融機関によっては資金使途を証明する書類を求められるものもあります。具体的には、希望借入金額に応じた見積書や請求書、金額が分かるパンフレットなどですが、そのような場合、融資後にきちんとその資金使途に応じた使い方をしたかが分かる「領収書」などを求められる場合もあります。フリーローンの利用を考える際には、事前に審査に必要な提出書類や融資条件をしっかりと確認するようにしましょう。

新井 智美さん

新井さん

フリーローンを扱っているおすすめ金融機関一覧

フリーローンを取り扱っている主な金融機関は下記のとおりです。

フリーローンを取り扱っている金融機関一覧
金融機関銀行名商品名金利限度額
都市銀行三菱UFJ銀行ネットDE多目的ローン年5.475%

(変動金利)

50万円超300万円以内
三井住友銀行フリーローン(無担保型)年5.975%

(変動金利)

10万円超300万円以内
りそな銀行りそなフリーローン年1.7%~14.0%※10万円~1,000万円
みずほ銀行多目的ローン年5.875%

(変動金利)
6.550%
(固定金利)
※任意で選択可能

10万円超300万円以内
ネット銀行イオン銀行イオンアシストプラン年3.8%~13.5%

(固定金利)

30万円~700万円
信販会社オリックス・クレジットオリックスVIPフリーローン3.0%~14.5%最高800万円

※金利:通常金利の場合。住宅ローン利用ユーザーは通常金利から年0.5%引き下げられます。
※金利引き下げ条件:本ローンを申込んだ時点で、りそな銀行所定の住宅ローンを利用中、かつ、住宅ローンの取引口座での申込みの場合に限ります。(独立行政法人住宅金融支援機構またはりそな住宅ローン【フラット35】のみをご利用されている方は、金利特典のお取扱いはできません。)

上記の中で注意が必要なのは、金利の決定方式です。
フリーローンの場合、「変動金利」が適用されているケースが多いです。
変動金利とは、短期的に金利の見直しが行われる金利決定方式のことです。

基本的には年2回見直しが行われ、基準金利が変更になるという特徴があります。
固定金利のように同じ金利で固定されるわけではないので、金利情勢によって上下する可能性もあるということです。

変動金利型を利用する際は、現行金利の見直し時期を公式ホームページで把握し申し込みするようにしてください。

りそな銀行フリーローン

りそな銀行フリーローン
利用限度額審査時間融資までの時間
10万円~1,000万円--
借入金利無利息期間サービス土日の借入
年1.7%~14.0%※--

※金利:通常金利の場合。住宅ローン利用ユーザーは通常金利から年0.5%引き下げられます。金利引き下げ条件:本ローンを申込んだ時点で、りそな銀行所定の住宅ローンを利用中、かつ、住宅ローンの取引口座での申込みの場合に限ります。(独立行政法人住宅金融支援機構またはりそな住宅ローン【フラット35】のみをご利用されている方は、金利特典のお取扱いはできません。)

おすすめポイント

  • おまとめローンとしても使える!
  • WEBで完結!担保・保証人不要
  • 住宅ローン利用者は金利年0.5%引下げ

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1級FP技能士・CFP
監修者 新井 智美の一言コメント!
固定金利よりも変動金利の方が適用される金利低いため、変動金利を選んでしまいがちですが、変動金利には金利上昇リスクが伴うことをしっかりと認識しておきましょう。1年程度の短期の借り入れであれば変動金利を選ぶことをおすすめしますが、返済が1年以上の長期間に渡る場合で、固定金利との金利差が1%程度であれば固定金利を選ぶ方がよいでしょう。

新井 智美さん

新井さん

おすすめの銀行カードローン

先述したように、フリーローンは金利の低い商品です。
しかし、カードローンのような利便性があるわけではなく、あくまで「返済専用」として利用する商品です。

したがって、何度も繰り返し利用したい方には不向きな商品だということです。
このような理由から、今後何度も借りたり返したりを繰り返したい方は、カードローンを利用するほうが良いでしょう。

数あるカードローンの中でおすすめの銀行カードローンを1つご紹介するなら、三菱UFJ銀行の「バンクイック」がおすすめです。

バンクイックの商品詳細は下記のとおりです。

三菱UFJ銀行バンクイック商品詳細
融資限度額最大500万円
実質年率(金利)年1.8%~14.6%
収入証明書類50万円超の借り入れは必要
提携ATM利用手数料無料

三菱UFJ銀行のバンクイックの金利は年1.8%~14.6%となっており、カードローンの中でも低金利に設定されています。

提携ATMを無料で利用できるため返済コストが低く、長期的に利用することも可能です。
「フリーローンよりも便利なカードローンがいい」という方や、「自分の好きなタイミングで返済したい」という方におすすめのカードローンです。

▼バンクイックの審査時間について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

まとめ

フリーローンとカードローンを混同しているサイトも散見されますが、商品内容は大きく異なります。
それぞれのメリット・デメリットをしっかりと把握したうえで、計画的に利用してください。

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人気カードローンランキング

プロミス

  • 実質年利:年4.5%~17.8%
  • 利用限度額:最大500万円※
  • 審査時間:最短3分

アコム

  • 実質年利:年3.0%~18.0%
  • 利用限度額:最大800万円
  • 審査時間:最短20分

アイフル

  • 実質年利:年3.0%~18.0%
  • 利用限度額:最大800万円
  • 審査時間:最短18分※
  • プロミス※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
  • アコム※融資時間:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
  • アイフル※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。

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