カードローンで50万円借りるための方法と返済シミュレーション
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「50万円あれば…」と考え、お金を借りる方法として、まず思い浮かぶのはカードローンではないでしょうか。
そんなとき、「とりあえず、50万円の限度額でもいいから借りたい」「50万円借入したら、最終的にいくら返済すればいいのかな」など、疑問も出てくることでしょう。
カードローンはリボルビング返済方式ですので、毎月の返済額によって利息が大きく変化します。
したがって、カードローンを利用する前に返済シミュレーションをしておかないと、「利息が高くて思ったよりも返済が大変…」と嘆くような事態に陥ってしまうかもしれません。
そこで今回は、「カードローンで50万円を借りた場合の返済シミュレーション」にフォーカスして解説します。
武藤 英次 / ファイナンシャルプランナー
「カードローンは金利が高い」というイメージは、あながち間違いではありません。 実際に金融機関の融資商品の中では金利の高さは最高レベルです。 そのため50万円もの大きな金額を借りてしまうと、利息が大変なことになってしまうと心配されるのも無理はないでしょう。 しかし返済プランによっては、想像より利息を抑えることも可能です。 大切なのは「何となくのイメージ」で恐れることではなく、支払利息の金額を(ざっくりとでも良いので)把握することです。 こちらの記事で50万円を借りた場合の返済と支払利息のイメージをつかんでください。
ファイナンシャルプランナー / 美樹ライティングオフィス
監修者武藤 英次
成蹊大学経済学部経営学科卒。地方銀行勤務中にカードローンを含む個人・法人の融資業務などを幅広く担当。
2016年3月に美樹ライティングオフィスを開業し代表を務める。
趣味は一眼レフでの写真撮影、5人家族でのおでかけ、ピアノ演奏、甲子園を目指す長男の高校野球応援など。
カナヘイのピスケ&うさぎグッズを大量コレクト中。株式会社エイチームライフデザイン
編集者イーデス編集部
「ユーザーが信頼して利用できるWEBメディア」を目指す編集部チーム。実際のユーザーの声や業界知識の豊富な専門家の協力を得ながら、コンテンツポリシーに沿ったコンテンツを制作しています。暮らしに関するトピックを中心に、読者の「まよい」を解消し、最適な選択を支援するためのコンテンツを制作中です。
■書籍
初心者でもわかる!お金に関するアレコレの選び方BOOK
■保有資格
KTAA団体シルバー認証マーク(2023.12.20~)
■許認可
有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788)
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50万円を借りたい場合は銀行カードローンがおすすめ
50万円は決して少ない額ではないので、できるだけ低金利のカードローンを利用するのがおすすめです。
ここでは、消費者金融よりも低金利で借りられる銀行カードローンの中で、みずほ銀行カードローンについて紹介します。
みずほ銀行カードローンの実質年利は年2.0%~14.0%※1です。
さらに、みずほ銀行の口座をお持ちの場合は、最短当日※2での融資が可能なため、お急ぎの方にもおすすめです。
※1.住宅ローンの利用で、みずほ銀行カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
※2.みずほ銀行の口座を持っている場合は最短当日~1週間程度、持っていない場合は2~3週間程度かかります。
※審査時間・融資時間:みずほ銀行の口座を持っている場合は最短当日~1週間程度、持っていない場合は2~3週間程度かかります。借入金利:住宅ローンの利用で、みずほ銀行カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
おすすめポイント
- WEB完結申込なら24時間いつでも受付!
- 提携コンビニATMで借入も返済も可能
- みずほ銀行のキャッシュカードで利用できる
一時的に50万円を借りたい場合は「無利息期間のある消費者金融」から借りるのも一つの手
一部の消費者金融では、無利息期間サービスという、一定期間は利息がかからず元本のみの返済となるサービスを実施しているものもあります。
一時的に50万円が必要ですぐに返済する予定の方は、消費者金融の無利息期間サービスを利用するのもおすすめです。
ここでは、無利息期間サービスを実施している消費者金融を3つ紹介します。
- はじめての利用&Web申し込みで60日間無利息の「レイク」
- 初回利用日の翌日から30日間無利息&比較的金利も低めの「プロミス」
- はじめての利用で30日間無利息&クレジットカード兼用のカードローンを取り扱っている「アコム」
はじめての利用&Web申し込みで60日間無利息の「レイク」
レイクは他の消費者金融と比べて無利息期間サービス※が豊富なため、自分にとってよりお得なものを選べる点が特徴です。
ただし、借入日ではなく契約日の翌日から適用される点は注意しましょう。
※Web以外の無人店舗や電話で申込むと、借入額全額30日間無利息または借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれ契約額1~200万円まで。30日間無利息、60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。無利息開始日は初回契約日の翌日からとなります。無利息期間経過後は通常金利適用。貸付利率は契約額および利用残高に応じて異なります。
また、Webなら最短25分融資も可能となっています。
※21時(日曜日は18時)までの契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中に振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※最短即日融資は21時(日曜日は18時)までの契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中に振込みが可能。初めて利用の場合の当日融資は、8時~22時(毎月第3日曜日は8時~19時)となっております。融資時間は、一部店舗によって異なります。年末年始を除きます。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。Web以外の無人店舗や電話で申込むと、借入額全額30日間無利息または借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれ契約額1万円~200万円まで。30日間無利息、60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。無利息開始日は初回契約日の翌日からとなります。無利息期間経過後は通常金利適用。貸付利率は契約額および利用残高に応じて異なります。
おすすめポイント
- 申込み後、最短15秒で審査結果を表示!
- 24時間申込みOK!
- 初めてなら5万円まで最大180日間無利息!
初回利用日の翌日から30日間無利息&比較的金利も低めの「プロミス」
プロミスは、大手消費者金融の中では上限金利が年17.8%と少し低めに設定されています。
また、30日間の無利息期間サービスは初回利用日の翌日から開始されるため、無利息期間を無駄にしてしまうことがありません。
※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
おすすめポイント
- Web契約で最短3分融資も可能※
- 最短10秒で振込可能(24時間振込可能な金融機関の口座を持っていること)
- 申込、借入、返済24時間OK!
はじめての利用で30日間無利息&クレジットカード兼用のカードローンを取り扱っている「アコム」
アコムは、はじめて契約される方を対象に30日間の無利息期間サービスを実施しています。
アコムとレイクと同様に、契約日の翌日から30日間の無利息期間サービスが適用されるため注意しましょう。
また、「ACマスターカード」を提供している点も特徴です。
クレジットカードも同時に作りたいという方にはおすすめです。
カードローンを50万円借りた場合の利息と返済額
冒頭でも触れたように、カードローンの利息は「リボルビング返済方式」で計算されます。
リボルビング返済方式とは、月々の返済額があらかじめ一定になっている返済の仕方です。
カードローンのリボルビング返済の大きな特徴は、残高に応じて毎月の返済額が決定されるということです。
つまり、残高が増えるほど毎月の返済額が多くなり、逆に、残高が減るほど毎月の返済額が少なくなるということです。
リボルビング返済は、残高に応じて毎月の返済額があらかじめ規定されているため、返済計画を立てやすいというメリットがあります。
しかし、残高の減少とともに毎月の返済額が少なくなってしまうため、なかなか完済しにくいというデメリットも持っています。
カードローンの返済シミュレーションを行う際は、これらの特徴を踏まえたうえで返済計画を立てることにより、より効率的な返済を目指すことができるでしょう。
カードローンの利息の計算式は、以下となっています。
- 残高×金利÷365×借入した日数=利息金額
一例として、金利年18.0%のカードローンで50万円を30日間借入した場合の利息金額を計算してみましょう。
金利18.0%のカードローンで50万円を30日間借入した場合の利息計算
- 500,000円(残高)×0.18(金利)÷365×30(借入した日数)=7,397円(利息金額)
この計算から分かるように、50万円を年18.0%金利で30日間借りたときの利息は7,397円になります。
このように、単月で借入する場合は、比較的簡単な計算で利息金額を試算することができます。
しかし、問題は月をまたいで返済するような長期の返済シミュレーションを行う場合です。
カードローンの利息は残高によって変化します。
したがって、毎月の返済による残高減少に伴い、かかる利息が大きく変わってしまうのです。
そして、毎月返済シミュレーションをするのは非常に手間のかかることです。
そこで、次章ではカードローンで50万円借入した場合の返済シミュレーションの結果を、一覧にまとめました。
50万円を借りた場合の月々の返済早見表
カードローンで50万円を借入した場合、「毎月の返済額」「金利」「返済期間」という3つの要素で返済シミュレーションを行う必要があります。
ここでは、毎月の返済額を基準に早見表を作成しました。
下記を参考にしてください。
残高 | 毎月の返済額 | 返済期間 | 発生する利息 |
---|---|---|---|
50万円 | 10,000円 | 94カ月 | 431,021円 |
12,000円 | 66カ月 | 290,486円 | |
15,000円 | 47カ月 | 198,327円 | |
20,000円 | 32カ月 | 131,374円 | |
30,000円 | 20カ月 | 79,706円 |
※カードローンの金利は年18.0%と仮定しています。
※毎月の返済額は一定とし、最終月で端数を調整しています。
上記をご覧いただくと、毎月の返済額が少し多くなるだけで、返済期間が大きく短縮されていることが分かります。カードローンの利息は日割り計算ですので、返済期間が長くなるほど、発生する利息額も高くなってしまうのです。
つまり、「いかに効率よく返済期間を短くできるか」が、返済計画を立てるうえでの重要なポイントとなります。
返済期間が短くなるということは、毎月の返済負担が大きくなるということでもあります。
家計に重い負担となるような返済額では、急な出費に対応できなくなるリスクが生まれてしまいます。
したがって、まずはご自身の家計を明確にし、「毎月の返済に充てても問題のない金額」を試算することから始めてみましょう。
▼20万~30万円のお金を借りることについてはこちらで詳しく解説しています。
50万円の審査は厳しい?年収・主婦などのシーンに応じた審査解説
50万円を借入したい方にとって難関となるのは、やはり「審査」でしょう。
「カードローンで50万円借りよう!」と意気込んで返済計画を立てたとしても、審査に通らなければ元も子もありません。
ここでは、年収や職業別に審査の解説をしていきましょう。
まず、「50万円」という借入金額から解説すると、消費者金融カードローンでは少し高め、銀行カードローンでは低めというラインの金額です。
したがって、「年収に自信がない」という方や、「主婦だから毎月の収入も多くない」という方は、銀行カードローンを選択してください。
そうすることで、収入が要因となる限度額減少を避けやすくなります。
それでは、シーン別に見ていきましょう。
年収200万円以下の方
「年収200万円」というラインを、消費者金融カードローンを利用するかどうかの判断基準にするといいでしょう。
なぜかというと、消費者金融カードローンは貸金業法の「総量規制」によって、年収の3分の1を超えた金額を借入することはできなくなっているからです。
年収の3分の1であれば、年収200万円の場合66万円まで借入することができますが、あくまでこれは法的な限度です。
審査では、他社の借入金額や生活状況等を踏まえて総合的に限度額が判断されますので、年収200万円を一つの基準にするといいでしょう。
年収200万円以上の方
消費者金融カードローンでも銀行カードローンでも、問題なく50万円以上借入可能であることが予想できます。
ただし、他社の残債があったり、信用情報に何らかの問題があったりする場合は、この限りではありません。
そのような場合、借入の審査自体で落ちてしまう可能性がありますので、できる限り審査基準が厳しくないカードローンを選択しましょう。
主婦の方(年収200万円以下)
先述したように、消費者金融カードローンでは総量規制の対象となるため、銀行カードローンを選択しましょう。
総量規制の対象とならない銀行カードローンであれば、主婦で50万円の限度額を獲得できる可能性もあります。
専業主婦であれば、配偶者に継続安定した収入があることを条件に一定金額が借入できる銀行カードローンがありますので、そちらを選択してください。
FP2級技能士・宅地建物取引士
監修者 武藤 英次の一言コメント!
銀行カードローンというと、なんだか審査が厳しそうなイメージを持たれる方が多いかもしれません。 しかし実際の審査の主役は銀行ではなく保証会社が担っているため「銀行の審査の厳しさ」はカードローンには当てはまりません。 細かな説明はこちらでは省略しますが、銀行カードローンの保証会社による審査は、消費者金融会社の審査と大差はありません。 いずれも審査が「甘い」などと言うことはありませんが、厳しすぎるということも決してないのです。 銀行カードローンには金利が低めであるといったメリットもあるので、「銀行」の名に臆することなく積極的に選択肢の一つとして加えてみると良いでしょう。
武藤さん
利息を抑える返済方法とFPからのアドバイス
利息を減らす返済方法は、「たとえ1,000円でも、毎月の約定返済額に上乗せすること」です。
先述した早見表を見ると分かるように、利息は返済期間が長期になればなるほど、大きく膨らみます。
無理のない範囲で構いませんので、毎月の返済額を増やすことで、利息を格段に節約することができます。
これら返済のコツを踏まえ、ご自身に合った返済計画を立てましょう。
FP2級技能士・宅地建物取引士
監修者 武藤 英次の一言コメント!
カードローンはいつでも自由に借入&返済できる柔軟さが他の借金にはない最大の特徴です。 必要な金額を借りて、給料などが入ったらサッと返済することで「必要最小限の借入」で済ますことが可能です。 「借入金額を1円でも少なく」「借入期間を1日でも短く」することで支払う利息は確実に減ります。 そのため「余裕のあるお金があるなら迷わず返済に回すこと」が、カードローンをお得に利用するための鉄則なのです。 積極的に返済に回したことで、万が一手持ちのお金が足りなくなったとしても心配はいりません。カードローンならいつでも素早く再借入できるのですから。 手元に現金を余らせておくのは損になってしまうので、どんどん返済に回すのがおすすめです。
武藤さん
まとめ
カードローンを利用するうえで、返済計画は非常に重要なポイントです。
無理なく完済できるよう、カードローンの利用は計画的に行ってください。
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- ※プロミス:※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
- ※アコム:※審査時間・融資時間:申込時間や審査により希望に添えない場合があります。
- ※アイフル:※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
FP2級技能士・宅地建物取引士
監修者 武藤 英次の一言コメント!
基本的にどのカードローンであっても「月々の最低返済額」が決められています。(※35日のサイクル返済を選べるケースもあります) この最低返済額は必要最低限の少額に設定されており、最低返済額さえ返済していればカードローン会社に督促されるような心配はありません。 しかし最低返済額だけでは返済額が少なすぎるため、返済が長引いて支払利息が非常に多くなってしまいます。 特に50万円もの大きな金額を借入した場合に、最低限の返済で満足していると完済までに5年以上かかってしまうので注意が必要です。
武藤さん