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【10万円以下】株主優待おすすめ銘柄ランキング29選│高利回りの穴場銘柄を紹介

最終更新日:

10万円以下で買えるおすすめ株主優待!穴場銘柄を紹介
おすすめ株主優待
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10万円以下で買えるおすすめの株主優待銘柄は以下のとおりです。

【飲食品】10万円以下で買えるおすすめ株主優待銘柄

【女性向け】10万円以下で買えるおすすめ株主優待銘柄

【小売り割引】10万円以下で買えるおすすめ株主優待銘柄

【買い物券】10万円以下で買えるおすすめ株主優待銘柄

【宿泊】10万円以下で買えるおすすめ株主優待銘柄

【レジャー・娯楽】10万円以下で買えるおすすめ株主優待銘柄

【クオカード】10万円以下で買えるおすすめ株主優待銘柄

株主優待とは、自社の株を一定数保有している株主に対し、商品やサービス等優待品を贈呈する制度のことを指します。

日本特有の制度で、全上場企業が実施しているわけではありません。

2023年6月時点で実施している企業数が1,500弱であることを勘案すると、株主優待を導入しているのは上場企業の40%ほどといえます。

魅力の多い株主優待ですが、取り扱っている企業の多さからどれを選んでいいか迷うかもしれません。

そこで本記事では、10万円以下の投資で受け取れるおすすめの株主優待銘柄について解説します。

優待内容の目的別に紹介するので、ぜひ自分に合った株主優待を見つけてください!

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株主優待の選び方のポイント

株主優待の選び方のポイントは?

株主優待の狙いでの投資をする際には下記の4つの点をおさえておきましょう。

株主優待は単なるプレゼントではないため、ただ欲しいものを選べばいいというわけではありません。

欲しいものを選ぶことは当然ですが、その一点だけで決めてしまうと、せっかくもらった株主優待を持て余してしまう可能性があります。

各ポイントの詳細について説明していきます。

①使い道のある優待内容かどうか

株主優待を選ぶうえで、優待の使い道があるか確認しておきましょう。

なぜなら、株主優待をもらってから実は使い道がなかったと気づくケースもあるためです。

たとえば、株主優待がスーパーや飲食店などの割引券だった場合、店舗が生活圏の範囲内にあるかどうかが重要なポイントになります。

普段あまり行かない場所にしか店舗がないようでは、せっかくもらった割引券を使い切れない可能性があります。

株主優待の恩恵を十分に受けるためにも、普段から利用できる内容であるか確認しましょう。

②将来性がある銘柄かどうか

将来性のある銘柄かどうか、という点も株主優待を選ぶ際に重要なポイントです。

「株の売却益よりも、株主優待を重視する」という場合であっても、業績や株価の動向は定期的に把握しておくべきです。

利益がでていない状況が続くと、購入時よりも株価が下がるだけでなく、株主優待が廃止される恐れもあります。

そうならないためにも、下記の3点で銘柄の将来性を確認しておくとよいでしょう。

  • 売上の伸び
  • 営業利益の伸び
  • 需要が今後続く市場・サービスとなるか

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③何株から最低限の優待がもらえるか

株主優待の対象となる条件を、1単元(100株)以上保有する株主を対象とするケースもあれば、1株以上保有する株主を対象とするケースもあるなど、さまざまです。

また、保有株数が多いほど、株主優待の内容がグレードアップするケースもよくあります。

株数を把握していないと株を購入したにもかかわらず、お目当ての株主優待をもらうには保有株数が足りない、という事態になりかねません。

そのためにも、株主優待を選ぶ際には、何株から最低限の優待がもらえるのか確認しましょう。

なお、必要資金をすぐに用意できれば問題ありませんが、厳しい場合には、次のどちらかの方法を考える必要があります。

方法メリットデメリット
必要株数に到達するまで株を少しずつ買い増す一括で購入するより価格変動リスクが抑えられる目当ての優待をもらうまで時間がかかる
必要株数が購入可能な資金を貯めてから購入する確実に希望の株主優待をもらえる一括投資により時間分散ができないリスクがある

どちらにもメリット・デメリットがあることを念頭に置き、自分に適した方法を決めましょう。

④自社製品の優待かどうか

株主優待を選ぶときに、自社の製品やサービスの優待かどうかを確認することをおすすめします。

なぜなら、自社製品や自社サービスを提供している企業のほうが、優待が廃止されるリスクが低いからです。

大和総研が発表している株主優待が廃止した企業の統計は下記の通りになります。

株主優待を廃止した企業の優待の特徴

  • 自社製品以外の株主優待:67%
  • 自社製品:28%

※参照元:優待内容から見る株主優待廃止企業の特徴|大和総研
※2021年10月から2022年9月までに株主優待を廃止した企業

このデータからもわかるように、自社製品や自社サービスを株主優待にしている会社のほうが、優待を廃止しにくい傾向にあります。

したがって、自分が欲しい優待内容かどうかを重視するだけでなく、自社製品・サービスなのか確認することも大切です。

【飲食品】10万円以下で買えるおすすめ株主優待7選

ここでは、飲食店での利用や飲食物がもらえる株主優待を実施している7銘柄を紹介します。

銘柄名優待内容最低必要金額
アトム(7412)コロワイドグループ店舗で利用できる優待ポイント89,200円
ベルーナ(9997)自社グループ運営・提携ホテル・飲食店・ゴルフ場優待割引券67,200円
雪国まいたけ(1375)自社のきのこ類92,600円
一正蒲鉾(2904)自社製品(1,000円相当)76,700円
アイ・ケイ・ケイホールディングス(2198)

(1)自社特選品(菓子)または(2)自社特選ギフト

+

食事等優待券3枚

73,000円
7.日本M&Aセンターホールディングス(2127)

米(魚沼産コシヒカリ)5kg相当

※1年以上の継続保有が必要

71,950円

1.アトム(7412)

優待内容コロワイドグループ店舗で利用できる優待ポイント2,000円相当
権利確定月3月、9月
優待回数年2回
優待利回り4.48%
最低資金89,200円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

アトム(7412)はステーキ・ハンバーグレストランの「ステーキ宮」をはじめ、回転ずし、焼肉レストラン等、飲食店を幅広く手掛けています。

コロナ禍の影響を受け、2021年以降赤字が続いていますが、徐々に縮小し、今期(2024年3月期)は黒字回復の見通しです。

株主優待はコロワイドグループ全体で利用可能なポイントであるため、アトム以外の同グループの会社が運営する飲食店で利用可能です。

株主優待が使える店舗例

  • ステーキ宮
  • ラパウザ
  • 甘太郎

近くに同グループの運営店舗がある場合には、お得に利用できるでしょう。

アトムが優待で贈呈するポイントは、同社が厳選した日本各地の特選品との交換も可能です。

コロワイドグループの店舗が近くにない場合には、特選品との交換により、株主優待の恩恵を受けられます。

2.ベルーナ(9997)

優待内容自社グループ運営・提携ホテル・飲食店・ゴルフ場優待割引券1,000円相当
権利確定月3月、9月
優待回数年2回
優待利回り2.97%
最低資金67,200円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

ベルーナ(9997)は洋服や雑貨、化粧品や食品の通信販売を主軸にファイナンスや不動産、ホテル等の事業を展開しています。

業績は概ね成長が続いてきましたが、コロナ特需剥落や円安および資源高騰の影響により、2023年3月期はやや苦戦しました。

2024年3月期は増収増益計画を立てています。

ベルーナの株主優待は、選択制のものに、一律で優待利用割引券を加えている点が特徴です。

選択制の株主優待

  • 自社カタログの優待割引券
  • 自社運営のネット通販で使用できる優待ポイント
  • 自社取扱商品

一律で受け取れる優待利用割引券は、ベルーナが運営・提携するホテルや飲食店、ゴルフ場で利用できます。

通販事業が主体のため、全国どこにいても利用できる株主優待である点が魅力です。

割引券が利用できるホテル、飲食店についてはホームページに掲載されているので、確認しましょう。

3.TOKAIホールディングス(3167)

優待内容

(1)天然水(500ml入)×12本

(2)天然水宅配サービス(12l入)(2,080円相当)

(3)クオカード(500円分)

(4)自社グループ食事券(1,000円分)

(5)自社グループ会員サービスポイント付与(1,000円相当)

(6)自社モバイルデータ通信サービス利用料割引(2,100円分)

上記のいずれか1つ。 ※(2)(5)(6)は各サービスに既加入または新規加入の株主が対象 + 自社グループ結婚式場婚礼10%割引券 自社グループ食事20%割引券12枚

権利確定月3月、9月
優待回数年2回
優待利回り1.07%
最低資金92,600円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

TOKAIホールディングス(3167)はエネルギーや土木・建築、設備工事、ケーブルテレビ等の会社を傘下に置いています。

業績は概ね伸長していますが、2023年3月期はエネルギー価格高騰の影響により営業減益となりました。

2024年3月期は増収計画ですが、営業利益は前期並みとなる見通しです。

また、今後はエネルギー事業を西日本エリアや中京エリアに拡大する計画です。

TOKAIホールディングスの株主優待は、選択制のものに、一律で贈呈するものを加えています。

選択制の株主優待

  • 当社グループ飲料水宅配サービス関連商品
  • QUOカード
  • グループレストラン「ヴォーシエル」「葵」食事券
  • TLCポイント(グループ会員サービスポイント)
  • 格安SIMサービス月額利用料割引

一律で贈呈される割引券は、TOKAIホールディングスのグループ企業が運営する結婚式場やレストランを割引価格で利用できます。

TOKAIホールディングスは静岡県を地盤としているため、静岡県に居住している人にとって、特に利用しやすい優待内容になっている点が特徴です。

居住エリアによっては利用が難しい優待内容もありますが、選択肢が幅広いため、困ることはないでしょう。

4.雪国まいたけ(1375)

優待内容自社のきのこ類(3,000円相当)(年1回)
権利確定月3月
優待回数年1回
優待利回り3.33%
最低資金89,900円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

雪国まいたけ(1375)は、まいたけやぶなしめじ、エリンギといったキノコの栽培や、キノコを利用した加工食品、健康食品の製造・販売を行っています。

2023年3月期は他社増産や燃料価格等コスト増加により減収減益となりました。

2024年3月期は、売上は横ばいで、営業減益となる計画を立てるなど、厳しい事業環境が続く見通しです。

同社は今後、まいたけ消費量の少ない西日本での販売に力を入れる方針を掲げています。

雪国まいたけの株主優待は自社のキノコ類で、看板商品であるまいたけのほか、キノコの加工食品なども贈呈しています。

優待内容が食品であるため、家計の助けになるでしょう。

なお、雪国まいたけの株主優待は100株からもらえますが、6カ月以上の継続保有が必要です。

また、9月・3月の株主名簿に同一株主番号で連続2回以上記載されないと、株主優待の対象にならないので注意してください。

5.一正蒲鉾(2904)

優待内容自社製品(1,000円相当)
権利確定月6月
優待回数年1回
優待利回り1.30%
最低資金76,700円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

一正蒲鉾(2904)は、カニカマのトップメーカーで、かまぼこをはじめとする水産加工品やまいたけの生産・販売を手掛けています。

業績は概ね伸長していますが、2022年6月期以降、コスト高等により苦戦が続いています。

2022年3月以降3回の値上げを実施したものの、2023年6月期は原材料・エネルギーコスト高の影響で増収・営業赤字となりました。

しかし、2024年6月期は収益改善の取り組み等により、増収・営業黒字になる見通しを立てています。

同社は食品バイオ企業として進化する方針を打ち出し、培養魚肉の研究を進めています。

一正蒲鉾の株主優待は自社商品です。

おでんなどの常温商品やかまぼこなどのおせち商品、カニカマなどの平時冷蔵商品を贈呈しています。

なお、一正蒲鉾の株主優待は100株以上保有の株主が対象ですが、6カ月以上の継続保有が必要です。

また、12月末・6月末の株主名簿に同一株主番号かつ2回以上連続で記載されないと、株主優待の対象にならないので注意してください。

6.アイ・ケイ・ケイホールディングス(2198)

優待内容(1)自社特選品(菓子)(2,000円相当)+食事等優待券3枚
権利確定月4月
優待回数年1回
優待利回り2.73%
最低資金73,000円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

アイ・ケイ・ケイホールディングスは、ブライダル事業を中心に手掛け、全国に結婚式場を展開しています。

ほかに、結婚仲介サービスや有料老人ホームの運営も手掛けています。

業績は概ね伸長しているものの、2020年にはコロナ禍の影響を大きく受けましたが現在の業績は徐々に回復傾向にあり、2023年期は増収増益計画を立てています。

アイ・ケイ・ケイホールディングスの株主優待は、同社の特選お菓子またはギフト、レストランの優待券です。

保有株数によって内容がかわるため保有株が増えるとグレードアップします。

おすすめポイント

  • 100株以上:レストランの優待券
  • 1,000株未満:特選お菓子
  • 1,000株以上:特選ギフト

レストランの優待券は対象コース料理が優待料金で利用可能です。

高級感のあるお菓子がもらえるので、特に女性には嬉しい優待内容といえるのではないでしょうか。

なお、アイ・ケイ・ケイホールディングスのホームページに優待券が利用できるレストランが掲載されていますが、東京・大阪など全国11都府県に限定されています。

居住エリアによっては利用できない可能性がある点に注意が必要です。

7.日本M&Aセンターホールディングス(2127)

優待内容米(魚沼産コシヒカリ)5kg相当
権利確定月3月
優待回数年1回
優待利回り-%
最低資金71,950円

※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

日本M&Aセンターホールディングスは、主に中小企業を対象としたM&Aの仲介会社です。

業績は拡大が続いていますが、2023年3月期は売上高が微増にとどまり、営業減益となりました。

1件あたりM&A売上高の低下や業務効率化のための費用増加等が原因です。

2024年3月期は増収増益の計画を立てています。

今後も後継者不足等を背景に、M&A市場は拡大するとみられるため、同社にとっては追い風の事業環境が続くでしょう。

日本M&Aセンターホールディングスの株主優待は、魚沼産コシヒカリ5kgです。

ただし、100株以上かつ1年以上の継続保有をしている株主が対象である点に注意が必要です。

したがって、優待目的で短期的な保有より長期的に保有したい人に適した銘柄といえるでしょう。

増配が8期続いていたため、配当目的の保有にも向いています。

今後の業績拡大にも期待でき、株主優待だけではない魅力のある銘柄といえるでしょう。

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【女性向け】10万円以下で買えるおすすめ株主優待4選

株主優待を実施する企業の中には、化粧品等女性向けのものを贈呈するところもあります。

10万円以下で購入できる、女性向けの株主優待銘柄を4つ紹介します。

銘柄名優待内容最低必要資金
ナック(9788)自社商品(食品や美容品)96,800円
ANAP(3189)

優待割引券(30%割引)

※5,000円以上の買物に利用可能

24,900円
サマンサタバサジャパンリミテッド(7829)サマンサタバサグループの指定店舗で利用可能な優待割引券11,000円
日本ケミファ(4539)自社ヘルスケア商品割引1,872円

1.ナック(9788)

優待内容

自社商品(食品や美容品) ※2023年度の場合

・豆乳せっけん(100g)

・大豆麺(40g×2玉)

・豆乳ヨーグルトパック(150g)

権利確定月3月
優待回数年1回
優待利回り-%
最低資金96,800円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

ナックは水の宅配やダスキン・ウィズ等の清掃用品や害虫駆除システムのレンタル、建築コンサルティング等の事業を展開しています。

コロナ禍を機に売上が減少し、まだ完全回復には至っていませんが、値上げ等が奏功し、営業利益の伸長が続いています。

2023年3月期は営業人員の確保等先行投資を加速させたものの、増収増益を達成しました。

2024年3月期についても、増収増益の見通しです。

ナックの株主優待は自社商品です。

2023年度の優待内容は、ナックの美容・健康事業が手掛ける化粧品や食品が贈呈されています。

中でも、優待内容に入っている豆乳ヨーグルトパックは、美白や保湿効果があると評判です。

豆乳を使用した化粧品を試してみたい、スキンケアにこだわりたい、という人に特におすすめの優待といえるでしょう。

2.ANAP(3189)

優待内容優待割引券(30%割引)
権利確定月8月
優待回数年1回
優待利回り-%
最低資金24,900円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

ANAPは、社名にもなっている「ANAP」をはじめとした複数の女性向けアパレルブランドを展開しています。

業績は近年苦戦し、コロナ禍以降は赤字が続いています。

2023年8月期については、当初、増収黒字化の会社計画を立てていました。

しかし、在庫販売優先による販促活動の減少などにより計画どおり進まず、下方修正して減収赤字とするなど、まだ苦戦が続いています。

ANAPの株主優待は優待割引券で、同社通販サイト「ANAPオンラインショップ」で利用可能です。

「ANAPオンラインショップ」で買い物した場合、30%割引価格で購入できます。

ただし、利用金額に制限がある点に注意しましょう。

同社の優待割引券は5,000円(税込)以上11万円(税込)までの買い物にしか利用できません。

オンラインショップでの利用となるため、居住地に左右されず利用できる点がメリットです。

ANAPが展開するブランドが好きな人はもちろん、普段から服をネット通販で買う人に特におすすめの優待といえるでしょう。

3.サマンサタバサジャパンリミテッド(7829)

優待内容

サマンサタバサグループの指定店舗で利用可能な優待割引券

自社グループ指定店舗:優待割引券(15%割引)

フィットハウス各店舗:優待割引券(5%・10%割引)

権利確定月2月、8月
優待回数年2回
優待利回り-%
最低資金11,000円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

サマンサタバサジャパンリミテッドは、女性向けバッグやジュエリー、アパレルなどを展開しています。

業績は近年苦戦が続き、最終赤字が続いていました。

収益性改善のために事業再編を行うなどさまざまな施策を進め、2024年2月期は営業黒字と最終黒字を達成する計画です。

サマンサタバサジャパンリミテッドの株主優待は、サマンサタバサグループの指定店舗で利用可能な優待割引券です。

サマンサタバサの各店舗はもとより、サマンサタバサジャパンリミテッドが2020年7月に買収したフィットハウスの各店舗で利用できます。

ただし、フィットハウスの店舗で利用する場合は、サマンサタバサの店舗よりも割引率が下がることに注意しましょう。

サマンサタバサジャパンリミテッドが展開するブランドが好きな人や、服やカバンなどをお得に手に入れたい人におすすめの優待です。

4.日本ケミファ(4539)

優待内容自社ヘルスケア商品(ハンドクリーム・化粧品・健康食品等)割引
権利確定月3月、9月
優待回数年2回
優待利回り-%
最低資金1,872円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

日本ケミファは新薬およびジェネリック医薬品や検査試薬を製造・販売しています。

大手製薬メーカーがジェネリック医薬品に参入したことで業績は苦戦が続き、2023年3月期は最終黒字を確保したものの、営業赤字となりました。

2024年3月期は売上高が増収、営業利益が黒字化する計画です。

ジェネリック医薬品の供給不足に対し、人員増強を進めて増産体制を整えるとしています。

日本ケミファの株主優待は自社ヘルスケア商品の割引購入です。

割引率は商品により異なりますが、ハンドクリームや化粧品、健康食品等の商品を割引価格で購入できます。

美容と健康に気を使う人に特におすすめの株主優待といえるでしょう。

また、同社は1株保有から株主優待の対象となる点も大きな特徴です。

「投資資金が少ないけれど、株主優待を受けてみたい」という人にもおすすめします。

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【小売り割引】10万円以下で買えるおすすめ株主優待4選

株主優待の中には、小売店で利用できる割引券等がもらえるものもあります。

小売店で利用可能な、10万円以下で購入できる株主優待銘柄を4つ紹介します。

銘柄名優待内容最低必要資金
ヒマラヤ(7514)値引券(1,000円)92,000円
チヨダ(8185)2割引株主優待券91,700円
ダイドーグループホールディングス(2590)自社グループ商品の優待価格販売55,100円
タカショー(7590)

・特別販売品(主にガーデニング用品)購入権利

・自社オリジナルカレンダー

63,500円

1.ヒマラヤ(7514)

優待内容値引券(1,000円)
権利確定月2月、8月
優待回数年2回
優待利回り2.17%
最低資金92,000円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

ヒマラヤ(7514)は、スポーツ用品を販売する「ヒマラヤスポーツ」等を展開しています。

業績はコロナ禍で一時的に苦戦したものの、その後は特に利益面において目覚ましい回復が続きました。

2023年8月期は増収となったものの、営業利益などの利益面において大幅な減収となっています。

光熱費上昇等経費の増加に加え、キャンプ用品の在庫削減推進による粗利率の悪化が主因です。

なお、2024年8月期は増収増益計画を立てていますが、2022年8月期ほどの水準には戻らない見込みです。

ヒマラヤの株主優待は1,000円の優待値引券で、ヒマラヤスポーツなど、同社が展開する店舗で利用できます。

ただし、オンラインストアでは利用できない点に注意が必要です。

スポーツ用品が割引価格で購入できるため、スポーツやアウトドアが趣味の人に特におすすめの株主優待です。

なお、同社は北海道・東北エリアには出店していないことにも注意してください。

北海道・東北以外の地域の人で、近くにヒマラヤスポーツ等の店舗がある人に向いた株主優待といえるでしょう。

2.チヨダ(8185)

優待内容2割引株主優待券
権利確定月2月、8月
優待回数年2回
優待利回り-%
最低資金91,700円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

チヨダ(8185)は「東京靴流通センター」や「靴チヨダ」などの靴の専門店を全国展開しています。

業績は近年苦戦が続き、コロナ禍を機に営業利益など利益面において赤字が続いています。

2023年2月期は円安進行による商品原価の上昇等の影響が大きく、営業赤字、経常赤字、最終赤字となりましたが、各赤字幅は縮小しました。

2024年2月期は不採算店の閉店や改装を進めつつ、プライベートブランドの構成比の再拡大など各種施策により、黒字化する計画です。

チヨダの株主優待は2割引の株主優待券で、同社が展開する各店舗で使用できます。

株主優待券1枚につき、1会計5点まで利用可能です。

そのため、ファミリー層にとっては特にお得に利用できる優待といえるでしょう。

なお、インターネット通販では株主優待券を利用できない点に注意が必要です。

自宅から行きやすい場所に「東京靴流通センター」等の店舗がある人におすすめの株主優待といえます。

3.ダイドーグループホールディングス(2590)

優待内容自社グループ商品の優待価格販売
権利確定月1月、7月
優待回数年2回
優待利回り-%
最低資金55,100円

※優待内容は1株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

ダイドーグループホールディングス(2590)は飲料や医薬品、食品等の企業を傘下に展開しています。

2023年1月期は、原材料価格の高騰と会計基準の変更が主因となり、営業利益など利益面において大幅な減益となりました。

2024年1月期については、価格改定と国内飲料と海外飲料の収益改善により大幅な増収増益を達成する計画を立てています。

ダイドーグループホールディングスの株主優待は1株以上保有している株主に対しても株主優待が実施される点が特徴です。

1株以上保有の株主に対し実施する株主優待は、自社グループ商品の優待価格販売です。

飲料や食品などの商品が割引価格で購入できるため、生活の助けになり、幅広い層に利用しやすい優待といえるでしょう。

4.タカショー(7590)

優待内容・特別販売品(主にガーデニング用品)購入権利 ・自社オリジナルカレンダー
権利確定月1月、7月
優待回数年2回
優待利回り-%
最低資金63,500円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

タカショー(7590)はガーデニング用品の製造・販売を行っています。

業績は概ね安定して成長していますが、2023年1月期は伸び悩み、減収減益となりました。

国内で巣ごもり需要が一巡したことや、海外の物価高やアウトドアへの関心の高まりから、ガーデニング需要が減退したことが理由です。

2024年1月期は、WEBでの販売促進・強化、海外の未開拓地域への販売強化等の施策により、増収増益を達成する計画を立てています。

タカショーの株主優待は同社が扱う商品のうち、ガーデニング商品を中心に割引価格で購入できるというものです。

青山ガーデンの通販サイトか電話にて、割引購入が可能です。

ほかに、オリジナルカレンダーも贈呈しています。

ガーデニングが趣味の人に特におすすめの株主優待といえるでしょう。

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【買い物券】10万円以下で買えるおすすめ株主優待3選

株主優待を実施する企業の中には、買物券を贈呈するところもあります。

10万円以下で購入できる株主優待銘柄のうち、買物券がもらえるものを3つ紹介します。

銘柄名優待内容最低必要資金
ライトオン(7445)買物優待券(3,000円相当)51,100円
バロックジャパンリミテッド(3548)買物クーポン(2000円分)81,900円
コジマ(7513)買物優待券(1,000円)63,800円

1.ライトオン(7445)

優待内容買物優待券(3,000円相当)
権利確定月8月
優待回数年1回
優待利回り5.87%
最低資金51,100円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

ライトオンはジーンズを中心としたカジュアルウェアショップの「Right-on」を全国展開しています。

業績は苦戦が続き、2018年以降は赤字が続いています。

2023年8月期は、当初、増収増益の計画を立てていました。

しかし、客数減少や春物の苦戦、販売価格上昇による定番ジーンズの苦戦などにより売上が会社計画に届きませんでした。

また、値引き販売の大幅増加による利益率悪化と閉店店舗や収益性が低下した店舗の減損損失を計上することも発表しています。

そのため、2023年8月期は営業利益、経常利益、最終利益は赤字になる見込みです。

ライトオンの株主優待は、3,000円相当の買物優待券です。

店舗での利用が可能で、オンラインショップでは利用できません。

「Right-on」は全国展開しているため、自宅から行きやすい場所に同店舗がある人に特におすすめの優待といえるでしょう。

2.バロックジャパンリミテッド(3548)

優待内容買物クーポン(2000円分)
権利確定月2月、8月
優待回数年2回
優待利回り4.88%
最低資金81,900円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

バロックジャパンリミテッド(3548)は「MOUSSY」などのアパレルブランドを手掛け、日本のみならず、米国、中国、台湾、韓国にも店舗展開しています。

コロナ禍には大幅な減収減益となり、

徐々に回復傾向にあるものの、2023年2月期は減収減益となっています。

中国での需要失速や販売網の混乱、急激な円安進行が原因です。

バロックジャパンリミテッドの株主優待は2,000円分の買物クーポンです。

年に2回もらえるため、年間4,000円分のクーポンがもらえることになります。

国内の店舗および同社の通販サイトで利用できるため、近くに店舗がない人でも利用しやすい点がメリットです。

同社が手掛けるブランドは女性向けが多いですが、男性向けのアイテムも展開しています。

したがって、男女問わず利用できるでしょう。

バロックジャパンリミテッドのブランドが好きな人や、流行のアイテムをお得に手に入れたい人におすすめの株主優待です。

3.コジマ(7513)

優待内容買物優待券(1,000円)
権利確定月2月、8月
優待回数年2回
優待利回り3.13%
最低資金63,800円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

コジマ(7513)はビックカメラグループの企業であり、家電量販店の「コジマ×ビックカメラ」を展開しています。

ビックカメラ傘下となった後、経営改革を進めた結果、近年業績は回復傾向にあります。

2022年8月期は中国のロックダウンによる商品供給停止や物価高により減収・減益となりました。

2023年8月期は当初増収増益の計画でしたが、ゲームの粗利率悪化やECイベント非開催の影響により、減収減益の計画となっています。

コジマの株主優待は、1,000円の買物優待券で、年に2回もらえます。

「コジマ×ビックカメラ」はもとより、ビックカメラやソフマップ等での利用も可能です。

また、インターネット通販の「コジマネット」の購入に利用できます。

家電だけではなく、日用品やおもちゃ、薬なども販売しているため、優待券を利用する機会は多いでしょう。

単身者からファミリー層まで幅広くおすすめできる株主優待です。

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【宿泊】10万円以下で買えるおすすめ株主優待3選

株主優待の中には、ホテル等の宿泊がお得になるものあります。

株主優待で宿泊割引を贈呈している、10万円以下で購入可能な銘柄を3つ紹介します。

銘柄名優待内容最低必要資金
東急不動産ホールディングス(3289)自社グループ施設の優待利用券91,900円
インヴィンシブル投資法人(8963)ホテル宿泊割引(宿泊ベストレートから割引)61,800円
投資法人みらい(3476)自社指定ホテル宿泊割引92,600円

1.東急不動産ホールディングス(3289)

優待内容自社グループ施設の優待利用券
権利確定月3月、9月
優待回数年2回
優待利回り-%
最低資金91,900円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

東急不動産ホールディングス(3289)は傘下に東急不動産や東急リバブルなど、東急系列の不動産関連会社を展開しています。

業績は右肩上がりで推移し、コロナ禍により業績は落ち込んだものの回復が続き、2023年3月期は増収増益となりました。

2024年3月期も好調な事業環境とホテル事業等の一層の回復を見込んで増収増益の計画を立てています。

東急不動産ホールディングスの株主優待は、自社グループ施設の優待利用券です。

リゾート施設や都市型ホテル、フィットネスクラブ等を優待料金で利用できます。

有名観光地のリゾートホテルや日本各地のホテルをお得に利用できるため、旅行が好きな人におすすめの株主優待です。

首都圏や近畿圏にフィットネスクラブを展開しており、

「健康のために適度に運動したい」と思う人は生活圏に施設があるか調べてみることおすすめします。

2.インヴィンシブル投資法人(8963)

優待内容ホテル宿泊割引(宿泊ベストレートから割引)
権利確定月6月、12月
優待回数21回
優待利回り-%
最低資金61,800円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

インヴィンシブル投資法人(8963)は、主にホテルや住居に投資する不動産投資法人です。

業績は概ね成長が続いていましたが、コロナ禍の影響を大きく受けました。

しかし、その後は回復基調となり、2023年6月期も増収増益となっています。

国内のビジネス需要やインバウンド需要の回復により、2023年12月期、2024年6月期も増収増益の計画を立てています。

インヴィンシブル投資法人の株主優待は、ホテル宿泊割引です。

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルおよびマイステイズホテルグループの全てのホテルで利用できます。

マイステイズホテルグループはかつての「かんぽの宿」を運営し、全国57か所に温泉宿を展開しています。

温泉が好きな人や旅行が好きな人に特におすすめの株主優待です。

3.投資法人みらい(3476)

優待内容自社指定ホテル宿泊割引
権利確定月4月、10月
優待回数年2回
優待利回り-%
最低資金47,400円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

投資法人みらい(3476)は、オフィスを中心に投資する不動産投資法人です。

業績は概ね安定的に推移し、2023年4月期は取得物件稼働率の好調や鑑定評価額の上昇などにより増収増益となりました。

なお、2023年10月期は譲渡損益の剥落により減収減益、2024年4月期は賃料収入の減少により減収増益の見通しを立てています。

投資法人みらいの株主優待は、自社指定ホテル宿泊割引です。

The COURTが運営する「EN HOTEL」「コートホテル」等や、ミナシアが運営するホテルウィングインターナショナルが利用できます。

いずれのホテルも日本各地にあり、旅行が好きな人に特におすすめの株主優待といえるでしょう。

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【レジャー・娯楽】10万円以下で買えるおすすめ株主優待4選

レジャー・娯楽施設で利用できる株主優待を実施している企業もあります。

10万円以下で購入可能な銘柄のうち、レジャー・娯楽施設で利用可能な株主優待を実施しているものを3つ紹介します。

銘柄名優待内容最低必要資金
極楽湯ホールディングス(2340)無料入浴券4枚41,700円
武蔵野興業(9635)

・「武蔵野館」映画無料優待券4枚

・映画割引優待券8枚

208,000円
ラウンドワン(4680)

・割引券(500円)2枚

・「健康ボウリング教室・レッスン」優待券1枚

56,000円
ラウンドワン(4680)

・割引券(500円)2枚

・「健康ボウリング教室・レッスン」優待券1枚

56,000円
サノヤスホールディングス(7022)「モザイクモール港北大観覧車」(横浜)乗車券2枚13,700円

1.極楽湯ホールディングス(2340)

優待内容無料入浴券4枚
権利確定月9月
優待回数年1回
優待利回り-%
最低資金41,700円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

極楽湯ホールディングスはスーパー銭湯の「極楽湯」を運営しています。

業績は概ね堅調に推移していましたが、コロナ禍により業績が大幅に悪化し、財務状況が悪化していました。

しかし、その後は徐々に業績は回復傾向にあり、2023年3月期はようやく営業黒字となりました。

コロナ禍よりは財務状況は改善しましたが、2024年3月期は円安やエネルギーコスト高騰により先行きが不透明であるため、会社計画は未公表としています。

極楽湯ホールディングスの株主優待は、「極楽湯」や「RAKU SPA」等で利用可能な無料入浴券4枚で、中国の一部店舗でも利用可能です。

無料で入浴できるため、非常にお得な優待内容といえるでしょう。

極楽湯のスーパー銭湯を普段から利用するユーザーに特におすすめの株主優待です。

2.武蔵野興業(9635)

優待内容

・「武蔵野館」映画無料優待券4枚

・映画割引優待券8枚

権利確定月3月、9月
優待回数年2回
優待利回り-%
最低資金208,000円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

武蔵野興業(9635)は「新宿武蔵野館」や「シネマカリテ」といった映画館を運営しています。

映画人気が下火になるとともに業績は徐々に縮小したものの、近年は概ね安定して推移していました。

コロナ禍で業績は悪化しましたが、その後は少しずつ持ち直し2023年3月期は販管費の増加等により増収・営業赤字となりました。

2024年3月期は減収・営業黒字を見込んでいます。

武蔵野興業の株主優待は「武蔵野館」の映画無料優待券4枚と「シネマカリテ」の映画割引優待券8枚です。

映画好きの人におすすめの優待内容ですが、どちらの映画館も東京(新宿)にあります。

したがって、映画をよく観る人の中でも、特に首都圏に居住する人におすすめの株主優待といえるでしょう。

3.ラウンドワン(4680)

優待内容・「武蔵野館」映画無料優待券4枚 ・映画割引優待券8枚
権利確定月3月、9月
優待回数年2回
優待利回り-%
最低資金208,000円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

ラウンドワンはボーリング場やアミューズメント施設の「ラウンドワン」等を展開しています。

業績はコロナ禍で悪化した後、コロナ前よりも伸長し、2023年3月期はアミューズメントの急成長を背景に、大幅な増収と営業黒字を果たしました。

2024年3月期もアミューズメントが業績を牽引する見通しで、会社計画は増収増益としています。

ラウンドワンの株主優待は店舗の500円割引券が年に4回もらえます。

ラウンドワンの運営施設の中には、ボウリング場に加え、カラオケやスポーツ施設を併設しているところもあるため、選択肢が広いことがメリットです。

また、健康のためにボウリングを楽しみたい人にとっては、年に4回贈呈されるレッスン優待券を使って健康ボウリング教室のレッスンを受けられることも魅力でしょう。

自宅から行きやすいところにラウンドワンの運営施設がある人におすすめの株主優待です。

4.サノヤスホールディングス(7022)

優待内容「モザイクモール港北大観覧車」(横浜)乗車券2枚
権利確定月3月
優待回数年1回
優待利回り-%
最低資金13,700円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

サノヤスホールディングス(7022)は造船業が前身の企業で、傘下に機械メーカー等を擁しています。

業績は伸び悩み、特に利益面で苦しんでいましたが、2021年に祖業である造船から撤退した後は、徐々に業績を伸ばしています。

2023年3月期は中国のゼロコロナ政策や電子部品・部材の長納期化や値上げ等の影響で増収減益となりました。

2024年3月期は電子部品・部材の長納期化や原材料価格上昇の影響を受けるものの、増収増益の計画です。

サノヤスホールディングスの株主優待は、横浜の総合ショッピングセンター「モザイクモール港北」にある大観覧車の乗車券2枚です。

デートや家族でのお出かけに利用しやすい優待内容といえます。

ただし、「モザイクモール港北」は横浜にあるため、利用しやすいのは首都圏の人に限られるでしょう。

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【クオカード】10万円以下で買えるおすすめ株主優待4選

株主優待の中には、クオカードがもらえるものもあります。

株主優待でクオカードがもらえる銘柄のうち、10万円以下で購入できるものを3つ紹介します。

銘柄名優待内容最低必要資金
ヨロズ(7294)クオカード(1,000円)または食品等1,000円分94,700円
Casa(7196)クオカード(1,000円)86,700円
ODKソリューションズ(3839)

クオカード1,000円分(500円×2回)

※議決権行使株主になるとクオカード(500円)1枚を追加で贈呈

57,200円
TBK(7277)クオカード(500円)42,500円

1.ヨロズ(7294)

優待内容クオカード(1,000円)または食品等1,000円分
権利確定月3月
優待回数年1回
優待利回り1.05%
最低資金94,700円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

ヨロズ(7294)は自動車のサスペンション部品が主力の自動車部品メーカーです。

業績は概ね安定的に推移し2023年3月期は鋼材価格の上昇や円安、収益改善施策が奏功し、増収増益となりました。

2024年3月期は、市場回復するも前期並みの売上水準にとどまるとして、売上高は微減する計画です。

一方、設備投資が増加する見込みであるものの、営業増益を見込んでいます。

ヨロズの株主優待はカタログギフト掲載商品の中から1つを選択します。

カタログギフト掲載商品のほとんどが食品です。

また、カタログギフトには、1,000円のクオカードの掲載もあります。

幅広い選択肢の中から選びたい人におすすめの株主優待といえるでしょう。

2.Casa(7196)

優待内容クオカード(1,000円)
権利確定月7月
優待回数年1回
優待利回り1.15%
最低資金86,700円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

Casa(7196)は「家主ダイレクト」等の家賃債務保証サービスを手掛けています。

業績は概ね右肩上がりで推移していますが、2023年1月期は新規契約の増加に伴う紹介手数料の増加により、売上高は微減、営業減益となりました。

2024年1月も好調が続く見通しで、売上原価の圧縮や販管費のコントロールにより増収増益を確保する計画を立てています。

Casaの株主優待はクオカード1,000円分です。

コンビニや飲食店等で利用できるため、生活の助けになる株主優待といえるでしょう。

また、現金の使用をできるだけ抑えたい人にも向いた株主優待といえます。

3.ODKソリューションズ(3839)

優待内容

クオカード1,000円分(500円×2回)

※議決権行使株主になるとクオカード(500円)1枚を追加で贈呈

権利確定月3月、9月
優待回数年2回
優待利回り1.74%
最低資金57,200円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

ODKソリューションズ(3839)は情報アウトソーシングサービスやソフトウェア開発・販売等を手掛けています。

業績は2015年3月期以降概ね拡大傾向にありますが、2023年3月期は増収減益となりました。

前期子会社化したECSの業績貢献や人材育成サポート事業、マイナンバー関連業務が業績に貢献した一方、諸費用が増加したことが原因です。

2024年3月期は既存業務の収益性立て直しや新規事業への研究開発投資により、増収減益計画を立てています。

ODKソリューションズの株主優待はクオカード500円が年2回もらえます。

また、同社の株主優待は議決権を行使した株主に対し、500円のクオカードを贈呈します。

したがって、株主総会に出席したり、議決権行使書を提出したりすると、年間1,500円のクオカードをもらうことができます。

株主として会社経営にも参加したい人におすすめの株主優待といえるでしょう。

4.TBK(7277)

優待内容クオカード(500円相当)
権利確定月3月
優待回数年1回
優待利回り1.17%
最低資金42,500円

※優待内容は100株保有の場合
※優待利回りは100株保有した場合で計算
※最低必要資金額は2023年9月29日の終値で計算

TBK(7277)はトラック・バス等の大型車両用ブレーキやポンプのメーカーです。

業績は安定的に推移し、2021年3月期はコロナ禍の影響を受けたものの、その後は回復が続いています。

2023年3月期は半導体不足による売上の未達やエネルギーコストの高騰・価格転嫁遅れ、中国国内の需要減少の継続の影響を受けました。

そのため、増収減益となったものの、2024年3月期は増収増益の計画を立てています。

TBKの株主優待は500円のクオカードです。

年に1回しかもらえないため、クオカードを贈呈するほかの企業と比較すると、あまり魅力的に感じないかもしれません。

なお、同社は500株以上保有の株主に対してはお米を贈呈しています。

もしもお米のほうが魅力的に思う場合には、徐々に保有株数を増やしていくことをおすすめします。

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優待目当てでも必ず購入前に業績を確認しよう

株主優待が目的で株式投資を行う場合であっても、必ず業績を確認するようにしましょう。

業績の悪化が続くと株主優待を実施できるだけの余力が少なくなり、優待が改悪されたり廃止されたりする恐れがあるためです。

また、優待目的で株を購入した後に業績が悪化すると、購入時よりも株価が下がり、含み損を抱えることになってしまいます。

含み損の金額次第では、もらえる優待の額よりも損失のほうが大きくなってしまう可能性があるため、注意が必要です。

売却額が投資額を下回ることを避けるためにも、企業の業績や事業内容を事前に調べたうえで投資してください。

なお、銘柄分析をする際は、マネックス証券の「銘柄スカウター」の利用をおすすめします。

過去の業績や配当の推移等が時系列でわかるため、株主優待銘柄を選定する際に非常に役立つでしょう。

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優待株を買うなら楽天証券がおすすめ

株主優待目的で株を購入したいと考えている人のうち、まだ証券口座を持っていない人には手数料が安く、ポイントを貯めたり利用したりできる楽天証券をおすすめします。

楽天証券には国内株の取引手数料が完全無料になる「ゼロコース」があるため、取引回数や約定金額を気にせず取引できます。

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まとめ

株式投資の醍醐味の一つが株主優待であり、株主優待の内容が投資先の決め手となる人もいるでしょう。

ただし、株主優待の内容だけで投資先を決めることは禁物です。

本文でも書いたように、業績不振が続くと、株主優待の内容が改悪されたり、株主優待が廃止されたりする可能性があります。

株主優待目的とはいえ、株式投資であることには変わりありません。

そのため、業績チェックをおろそかにしないよう注意が必要です。

株主優待を長くもらうためにも、業績が堅調に推移しているところや、拡大傾向にあるところを投資先に選びましょう。

また、どんなに魅力的な株主優待であっても、活用できないものでは意味がありません。

自分にとって使いやすく役に立つものなのかどうかをよく考えたうえで決めましょう。

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