
ロボアドバイザーとは?メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説!
最終更新日:
このページにはPRリンクが含まれています
また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。※提携機関一覧
ロボアドバイザーは、自分の運用スタイルや目的に合った商品を提案してくれる便利なサービスです。
人工知能を使ったAI投資の一種でもあるロボアドバイザーには、提案がもらえるアドバイス型、運用を任せる投資一任型があります。
そんなロボアドバイザーには下記のようなデメリットがあります。
ロボアドバイザーのデメリット
一方、ロボアドバイザーは許容リスクや期待リターンに応じて資産の組み合わせの提案や運用を行ってくれます。
証券会社によっても提供商品は異なり、種類も多くあるため、利用条件や利用方法で自分の希望に合ったものを選びましょう。
この記事では、ロボアドバイザーのメリットだけでなく、デメリットや注意点についても詳細を解説します。
また、利用するのに向いている人の特徴なども紹介します。
最後まで読めば、メリットだけでなくデメリットについても理解でき、双方を比較したうえでロボアドバイザーを利用するか否かの判断ができるでしょう。
ロボアドバイザーおすすめ3選
※2 2022年度および2023年度の2期連続。一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況『ラップ業務』『投資一任業』」の2022年3月末、2023年3月末および2024年3月末の資料を基に、ラップ業務を営む協会会員全28社を比較。SBI証券調べ。
【掲載情報について】
2024年2月26日時点の情報を掲載しています。
ファイナンシャルプランナー / FP横浜オフィス加藤
監修者加藤啓之
大手アセットマネジメント会社に入社後、株式投資信託のファンドマネージャーとして5000億円超の資産を15年に渡り運用。
グローススタイルファンド、小型株ファンドの運用で抜群のパフォーマンスを得る。
その後、国内最大級の企業年金基金において、年金資産運用を統括。
▼書籍
スピードマスター 1時間でわかる お金の増やし方イーデス編集部 / 株式会社エイチームフィナジー
編集者乾 翔太郎
1995年生まれ、大阪府大阪市出身。
大学卒業後、株式会社メンバーズに入社。その後、グループ会社の株式会社MOVAAAへ出向し、大手企業のオウンドメディアを担当。コンテンツディレクターとして、企画からコンテンツ制作、アクセス分析を行う。
2019年に株式会社エイチームフィナジーに入社。住宅ローン、新規事業開発部を経て、ナビナビ証券の編集者に就任。また、YouTubeチャンネル「ナビナビチャンネル」も運営し、金融情報を分かりやすく配信している。
気になる内容をタップ
ロボアドバイザー(AI投資)とは
ロボアドバイザーとは、人工知能を使ったAI投資の一種です。
許容リスクや期待リターンに応じた資産の組み合わせを提案または運用してくれるという特徴があります。
ロボアドバイザーにはアドバイス型と投資一任型があります。
利用者にいくつか質問し、回答を基に最適な商品を提案する仕組みは共通ですが、その後に違いがあります。
アドバイス型 | ロボアドバイザーが最適な商品を提案し、投資家はその中から運用するものを選んで購入し、自身で運用やリバランスを行う。 |
---|---|
投資一任型 | ロボアドバイザーが商品の提案・購入・運用・リバランスまで全てを行う。 |
アドバイス型は商品の購入や運用状況のチェック、リバランスを自分で行いますが、 投資一任型はこれら全てを行ってくれます。
アドバイス型は運用やリバランスを自分で行う分、投資一任型より手数料が安くなる点がメリットです。
自信のある人は、アドバイス型を選ぶのも良いでしょう。
一方で、運用やリバランスを行う時間がない人や、運用に自信のない人にはおすすめしません。
そのような人は投資一任型の方が向いていますが、アドバイス型と比較すると手数料が高いので注意が必要です。
また、自分自身で投資するのと同様に、ロボアドバイザーは損失が出る可能性もあります。
投資先についても、投資信託やETFに投資するものが多いため、自身で投資先を選択したい人は利用をやめたほうがいいでしょう。
ロボアドバイザーのデメリット
ロボアドバイザーの利用には、いくつかのデメリットがあるので、それぞれの内容を詳しく解説していきます。
ロボアドバイザーのデメリット
一方、ロボアドバイザーは許容リスクや期待リターンに応じて資産の組み合わせの提案や運用を行ってくれます。
デメリット①
投資一任型の手数料はアドバイス型と比較すると高い
投資一任型は発注や運用、リバランスも行ってくれるので手数料はアドバイス型よりも高く設定されています。
一方、アドバイス型は自身で運用するので運用手数料はかからず、運用する投資信託の信託報酬がかかります。
なお、マネックス証券のMonex Adviserはアドバイス型ですが、年率0.33%(税込)の助言報酬が別途かかります。
しかし、助言報酬と信託報酬を合わせても投資一任型よりは安いと言えます。
なぜなら、投資一任型の運用手数料は、最も安くて年率0.4915% (税込)となっているからです。
投資一任型は、サービス利用手数料と運用手数料、信託報酬がかかります。
また、楽天証券の「楽ラップ」 のように、投資一任型には利益が出た場合に成功報酬が別途かかるものもあります。
このように、投資一任型はアドバイス型よりも手数料が多くかかる分、割高です。
投資一任型を利用する際は、年間の手数料コストを計算し、手数料負けしないためにどれくらいの利益が必要か考えましょう。
デメリット②
投資一任型の場合、税金面で損するケースがある
投資一任型のロボアドバイザーでは以下の中から、どの口座を利用するかを選びます。
口座の種類
- 【一般口座】
自身で年間の譲渡益を計算し、確定申告を行う - 【特定口座・源泉徴収あり】
原則確定申告をしなくてもよい - 【特定口座・源泉徴収なし】
譲渡益が発生した場合に確定申告が必要になる
このうち、【特定口座・源泉徴収あり】を選んだ場合、利益が出ても自身で確定申告をする必要はありませんが、そのままだと税金面で不利になる可能性があります。
投資一任型は運用手数料やサービス利用料などの料金がかかります。
【特定口座・源泉徴収あり】の場合では、運用手数料を引いたうえで課税されますが、サービス利用料はコストとして計上されていないので、確定申告を別途行って費用計上しなければ多く課税されてしまうのです。
ただし、令和4年分以降は投資一任契約にかかる費用が特定口座の経費に計上されるため、サービス料も引かれたうえで課税されますが、令和3年分については対象外となっています。
そのため、自身で確定申告を行い、サービス利用料を必要経費に計上させる必要があります。
デメリット③
投資一任型でNISA対応しているのは3種類だけ
2024年2月26日現在、NISAに対応しているのは以下の3社のみです。
これらのロボアドバイザーで運用を始める場合、課税口座で運用している投資商品をNISA口座に移すことはできないので注意してください。
また、すでにNISA口座を他社で開設している場合は、金融機関変更手続きが必要です。
デメリット④
短期的に大きな利益を獲得するには不向き
ロボアドバイザーは、ほとんどの場合10年以上の長期投資を前提とした商品設計になっています。
中には、FOLIOの「FOLIO ROBO PRO」のように、短期の利益追求可能なものもありますが、それでも数年単位です。
デイトレードはもちろん、数週間、数か月といった短いスパンでの利益獲得に向いた商品設計にはなっていません。
そのため、ロボアドバイザーで数日や数か月など、1年未満での短期投資をしても、失敗する可能性が高いのです。
数日や数か月等の短期での投資なら、ロボアドバイザーでの投資はおすすめしません。
ただし、数か月の運用で10%前後のリターンを期待する場合は「Wealth Wing」がおすすめです。
Wealth Wingは、ロボアドバイザーの中では珍しく、現物の日本株に投資するもので、長期に限らず短期の運用も可能です。
もしも、数か月の運用を考えている場合は、Wealth Wingの利用を検討することもおすすめします。
デメリット⑤
元本保証はされていない
ロボアドバイザーは、アドバイス型も投資一任型も、AIが投資を支援するサービスです。
利用者の目的や資金、リスク許容度に合わせて適切なポートフォリオを作成してくれます。
ただしそれは、その人の希望に合ったものを作成・運用(投資一任型の場合)するだけで資産を守ってくれるわけではありません。
目標利益を必ず達成するわけではなく、相場の状況によっては元本割れする可能性があるので注意してください。
また、ロボアドバイザーの多くが、10年以上の長期投資を前提とした商品設計になっています。
そのため、短期的には含み損が生じる可能性もあることに留意しましょう。
相場の状況次第ではマイナスが縮小してプラスに転じる可能性もありますが、含み損が発生した時に慌てて解約してしまうと、元本割れしてしまいます。
もしも元本割れしない商品が良い場合は、ロボアドバイザーを含め投資はやめ、定期預金や元本保証された保険商品を選びましょう。
ロボアドバイザーのメリット
ロボアドバイザーが多くの人に利用されるのは、それだけのメリットがあるからです。
メリットの内容について解説していきます。
ロボアドバイザーのメリット
メリット①
自分の運用スタイルや目的に合った商品を提案してくれる
ロボアドバイザーは、画一的におすすめするわけではなく、利用者それぞれの運用スタイルや投資目的に合わせて、商品を提案してくれます。
ロボアドバイザーは、多くの場合、投資信託か海外ETFに投資します。
投資信託や海外ETFには多くの種類があるため、その中から自分にあったものを見つけるのは大変です。
投資初心者であれば選ぶ基準も分からず難しいでしょう。
しかし、ロボアドバイザーを利用すれば、多種多様な商品の中から適切なものを選んでくれます。
利用者の運用スタイルや希望を加味して選んでくれるので、自分で選ぶよりはるかに手軽で、非常に利便性が高いといえるでしょう。
メリット②
少額からの資産運用を行える
ロボアドバイザーは、少額からの運用ができる点もメリットです。
例えば、アドバイス型でもある松井証券の投信工房は、最低投資金額は100円から資産運用を始められます。
投資一任型のウェルスナビであれば最低投資金額1万円です。
投信工房の最低投資額の100円と比較すると高く感じますが、ファンドラップと比較すると破格の安さです。
ファンドラップとは、運用資産数百万円以上の富裕層向けのサービスです。
仕組みは、ほぼ投資一任型のロボアドバイザーと同じですが、銘柄選定や運用をAIが行うのか、投資家 自身で選択できる余地があるのかという点が異なります。
投資一任型のロボアドバイザーの場合はAIだけで行いますが、ファンドラップの場合は投資家の希望を入れて運用を行います。
AIだけで機械的に行うために、ロボアドバイザーは最低投資額が安く、お小遣い程度の金額で運用可能なものもあるなど、手が届きやすいのがメリットです。
メリット③
長期分散投資に向いている
ロボアドバイザーは、長期分散投資に向いているのがメリットです。
1つの市場・1つの資産に集中投資せず、リスクを抑えるために分散投資すべきという意味の「卵は一つのカゴに盛るな」という投資の格言があります。
例えば、NISA(つみたて投資枠)の場合、運用できるのは、金融庁が定めた長期・積立・分散投資に適した投資信託となっています。
金融庁の「つみたてNISA早わかりガイドブック 」によれば、1985年~2020年の各年に、資産・地域を分散し、毎月同額ずつ国内外の株式・債券の買付を行った場合、20年間保有した場合は元本割れせず、年率2~8%の運用成果に収まっています。
このことから、元本割れのリスクを抑えて運用するのに長期分散投資が有効であることが分かります。
ロボアドバイザーは長期分散投資を行う前提で資産配分が行われるため、長期分散投資を行いたい人にはメリットとなるでしょう。
メリット④
投資一任型は、資産運用の経験や実績がなくても始められる
ロボアドバイザーの中でも投資一任型は、商品選定から運用・リバランスまで完全おまかせとなっています。
そのため、資産運用の経験や実績が乏しい人や、初心者でも始められる点が大きなメリットです。
「投資では、長期分散投資が大切」という言葉をよく聞きますが、実際に行うにはどうしたら良いか分からないという人も多いでしょう。
また、ある程度の投資経験がある人の場合、商品選びまでは出来ても、相場の状況や各資産の性質などを理解したうえで運用するとなるとハードルが高くなってしまいます。
その点、投資一任型のロボアドバイザーは完全おまかせで、商品選定はもちろん、相場の状況に応じて各資産の運用・リバランスを行ってくれます。
さらに、運用状況を都度チェックしたり、相場の分析をしたりという手間がかからないため、初心者だけでなく、まとまった時間が取れない人にも大きなメリットになるでしょう。
メリット⑤
主観や感情を入れずに資産運用できる
ロボアドバイザーには、資産運用に自分の主観や感情が入り込まないというメリットがあります。
資産運用を行うと、相場の状況に応じて資産が増減します。
投資家は、それに対応して投資する銘柄や投資内容を変更する必要がありますが、その判断が常に冷静にできるとは限りません。
含み損が出たときは、また価格が上がるのを待とうと考えてしまいがちです。
また、「もっと上がるかもしれない」と、買わなくて良い局面で高値掴みすることもあります。
ロボアドバイザーは、AIを使ったアルゴリズムに基づいて相場状況を分析して各資産を適切に運用します。
「損するのが嫌だから損切りしない」「もっと儲けたいから、利益を確定しない」などの感情に基づく投資判断は下さず、データを分析したうえで投資ルールに厳格に則り、投資判断を行います。
主観や感情を入れずに運用が行えるため、感情的な投資により損失を被るケースを排除することができるのです。
やめたほうがいいロボアドバイザーの選び方・注意点
ロボアドバイザーを選ぶ際には以下の3つに注意して選ぶようしましょう。
適当に選んでしまうと、「思っていたものと違った」「使いにくくて使わなくなってしまった」となってしまうかもしれません。
ロボアドバイザーの選び方のポイント
選び方①
アドバイス型と投資一任型のどちらにするか
ロボアドバイザーを選ぶ場合、まずアドバイス型と投資一任型のどちらにするか考える必要があります。
アドバイス型は運用やリバランスを自分で行うので初心者にはハードルが高いでしょう。 そのため、初心者は投資一任型を選ぶことをおすすめします。
ある程度の投資経験や相応の知識がある人はアドバイス型でも良いのですが、運用状況の確認や相場分析に時間がとれるかどうか考える必要があります。
多忙で時間がなかなか取れない場合は、運用やリバランスを行ってくれる投資一任型の方がおすすめです。
選び方②
少額投資ができるかどうか
また、少額投資ができるかどうかも注目したい点で、運用資産額にかかわらず、少額投資はできた方が良いでしょう。
なぜなら、急にまとまった出費がある時に、月々の投資額を調整しやすいからです。
楽天証券の「らくらく投資」のように、ポイント投資ができるものを利用すれば、現金の使用を抑えて投資できるのでおすすめです。
選び方③
ロボアドバイザーにかかる運用手数料
さらに、ロボアドバイザーにかかる運用手数料などのコストにも注目しましょう。
運用益から各手数料を引いたものが実際に得られる利益なので、手数料の安いものがおすすめです。
ロボアドバイザーと投資信託どっちが効果的か違いを比較
分散投資ができるのは、ロボアドバイザーだけではありません。
投資信託も分散投資ができるという点では同様です。
実際には、どちらの方が得なのか各項目を比較して、どちらがいいかを検討してみましょう。
ロボアドバイザー | 投資信託 | |
---|---|---|
最少投資額 | サービスによって異なる 1万円以上が多い | 毎月100円から |
運用コスト (手数料) | 合計1%程度 | 0.3%以下のものもある |
リスク | あらかじめリスクの許容範囲を設定できる | 自分でリスクに応じた商品を選ぶ必要がある |
投資タイプ | アドバイス型 自動運用型 | インデックス型 アクティブ型 |
管理の手間・ リバランス | リバランスも任せることができる | 自分でリバランスを行う |
投資信託は自分で管理できる人に向いている
投資信託は、ロボアドバイザーと比較して自分で行うことがいくつもあります。
リバランスや投資商品の選択も自分で行わなければいけません。
株のように刻一刻と値動きする商品ではありませんが、それでも完全に放置することはできないのです。
そのため、投資家には自分で投資信託を選ぶための知識が求められます。
ただ、投資信託を複数運用する場合、ファンドごとにパフォーマンスに差が出るケースがあります。
その際、それぞれの投資信託のパフォーマンスを確認のうえ、売却するかどうか決めたり、月々の運用額の増減を決めたりする必要があります。
その場合、自分でリスクの許容範囲を定めて、その範囲内に収まるよう調整しなくてはならず、意外と手間がかかります。
期待するリターンに合った商品を選定も必要になるため、投資信託は自分で管理できる人におすすめです。
ロボアドバイザーは忙しい人に向いている
ロボアドバイザーの投資一任型は、投資信託に投資するよりもかなりの部分を任せることができます。
資金を供出しておけば後は自動的にその運用をしてくれる、というイメージです。
時折、確認が必要となることもありますが、それ以外は任せておくことができます。
自分で行わなければならないことは非常に少ないので、忙しい人で、資産運用のリバランスなどをする暇がない人に、ロボアドバイザーはおすすめです。
投資信託は少額の積立投資に向いている
ロボアドバイザーの多くは、最少投資額が1万円以上となっています。
軽い気持ちで投資にチャレンジしてみようという人には大金です。
もっと気軽に、毎月数百円や数千円程度の投資がしたい人には、投資信託がおすすめです。
投資信託なら最低100円から投資を始められ、決まった額を毎月投資する投信積立もできます。
また、楽天証券など、ポイントを購入の際に使える証券会社もあります。
ポイントを利用することで、現金の使用を抑えて投資できるので、資金が少ない人にはメリットです。
少額で投資をしたい人は、投資信託を選択しましょう。
まとめ
投資をAIが助けてくれるロボアドバイザーは非常に便利です。
初心者はもちろん、投資経験者でも忙しく時間が取れない人にとっては、銘柄選定・運用・リバランスを任せられる投資一任型は特に助けになるでしょう。
そんな便利なロボアドバイザーにもいくつかのデメリットもあります。
例えば、投資一任型はサービス料が比較的高いという点がデメリットです。
また、長期投資を前提としているため、デイトレードのような超短期取引には向きません。
元本保証もされていないので、絶対に損をしたくない人には不向きです。
中には、ロボアドバイザーよりも、自分で投資信託を選んで運用する方が向いている人もいるでしょう。
ロボアドバイザーと投資信託の、どちらが自分に向いているのかよく検討してください。
ロボアドバイザーおすすめ3選
※2 2022年度および2023年度の2期連続。一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況『ラップ業務』『投資一任業』」の2022年3月末、2023年3月末および2024年3月末の資料を基に、ラップ業務を営む協会会員全28社を比較。SBI証券調べ。