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JALでんきは高い?評判は良い?メリット・デメリットから料金プランまでわかりやすく解説

JALでんきは高い?評判は良い?メリット・デメリットから料金プランまでわかりやすく解説

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JALでんきは、九州電力(九州エリア)および九電みらいエナジー(九州エリア以外)とJALが提携したサービス。

沖縄や一部の離島を除く全国で利用できるJALでんきですが、JALマイルが貯まるという大きな特徴があります。

しかし、JALでんきの契約には向いている人と向いていない人がいるため、マイルが貯まるからと安直に切り替えを行うと想定以上の出費になってしまうかもしれません。

本記事では、JALでんきが高いのかどうかを中心に、メリット・デメリットやおすすめの人の特徴を解説します。

JALでんきへの切り替えを検討している人や興味があるという人は、ぜひ参考にしてください。

    気になる内容をタップ

    JALでんきとは

    JALでんきとは、九州電力および九州電力のグループ企業である九電みらいエナジーとJALが提携したサービス。

    2023年10月より全国で展開を開始したばかりの新しいサービスです。

    最大の特徴は、電気代に応じてJALマイルが貯まるという点。

    現在提供されているプランでは、全エリアで電気代100円につき3マイルが積算され、貯まったマイルは特典航空券などさまざまな特典と交換ができます。

    ただし、以下の項目はマイル積算の対象外です。

    マイル積算対象外の料金

    • 再エネ賦課金
    • 郵送サービス料
    • 書面発行手数料
    • 延滞利息
    • 付帯契約に基づく料金
    • 消費税等相当料金

    JALでんきは高い?

    結論として、JALでんきが高いかどうかは居住エリアや使用状況によります

    JALでんきに限った話ではありませんが、大手の電力会社の料金を比較した場合、新電力の方が高くなってしまうケースも。

    高く感じてしまう人の特徴としては、主に以下の2つです。

    JALでんきを「高い」と感じる人

    • 電気代を大幅に削減したい人
    • JALマイルを貯めていない人

    これらの条件の人は、JALでんきの契約に向いていません。
    その詳しい理由は「JALでんきのデメリット」で解説します。

    逆に、これらの条件に該当しないのであれば、JALでんきで電気代の節約や総合的なお得感を見込める可能性があります。

    JALでんきの料金プラン

    JALでんきの料金プランは、電力会社が管轄するエリアによって異なります。
    そのため、契約前に「自分の地域がいくらなのか?」を確認しておきましょう。

    以下は、大手電力会社のエリアごとの料金と付与されるマイルです。

    なお、以下の電気料金は2024年7月現在のものです。

    東京電力エリア
    基本料金311.75円
    電力量料金最初の120kWhまで29.78円
    120kWh超過~300kWh36.38円
    300kWh超過分40.47円
    マイル(100円につき)3マイル
    北海道電力エリア
    基本料金402.60円
    電力量料金最初の120kWhまで35.33円
    120kWh超過~280kWh41.62円
    280kWh超過分45.34円
    マイル(100円につき)3マイル
    東北電力エリア
    基本料金369.60円
    電力量料金最初の120kWhまで29.60円
    120kWh超過~300kWh36.35円
    300kWh超過分40.30円
    マイル(100円につき)3マイル
    中部電力エリア
    基本料金321.14円
    電力量料金最初の120kWhまで21.18円
    120kWh超過~300kWh25.65円
    300kWh超過分28.60円
    マイル(100円につき)3マイル
    北陸電力エリア
    基本料金302.50円
    電力量料金最初の120kWhまで30.84円
    120kWh超過~300kWh34.73円
    300kWh超過分36.44円
    マイル(100円につき)3マイル
    関西電力エリア(JALでんきB)
    最低料金(最初の15kWhまで)522.58円
    電力量料金15kWh超過~120kWh20.19
    120kWh超過~300kWh25.59
    300kWh超過分28.57円
    マイル(100円につき)3マイル
    中国電力エリア(JALでんきB)
    最低料金(最初の15kWhまで)759.68円
    電力量料金15kWh超過~120kWh32.73円
    120kWh超過~300kWh39.41円
    300kWh超過分41.53円
    マイル(100円につき)3マイル
    四国電力エリア(JALでんきB)
    最低料金(最初の11kWhまで)666.89円
    電力量料金11kWh超過~120kWh30.63円
    120kWh超過~300kWh37.25円
    300kWh超過分40.76円
    マイル(100円につき)3マイル
    九州電力エリア
    基本料金316.24円
    電力量料金最初の120kWhまで18.35円
    120kWh超過~300kWh23.95円
    300kWh超過分26.87円
    マイル(100円につき)3マイル

    JALでんきの評判・口コミ

    JALでんきに切り替えるか否かの判断基準として、実際に契約している人の評判や口コミが気になる人も少なくないでしょう。

    結論からお伝えすると、JALでんきは九州地方を除いてサービス開始から1年経過していないため、まだまだ世の中に口コミが多くありません

    そのため、JALでんきの良し悪しは、以降で解説するメリット・デメリットから総合的に判断しましょう。

    JALでんきの特徴を知れば、切り替えが自身にとってお得かどうかを判断できるでしょう。

    JALでんきのメリット

    JALでんきには、大きく次の3つのメリットがあります。

    それぞれどのようなメリットなのか、詳しく見ていきましょう。

    電気料金の支払いでJALマイルが貯まる

    普段の電気がJALでんきになると、電気料金の支払いでJALマイルが貯まります。

    JALでんきでは電気料金100円につき3マイルが付与されます。
    仮に毎月の電気代(※)が5,000円の場合、1か月あたり約150マイル(年間約1,800マイル)です。
    ※前述のマイル積算対象外料金を除く

    1,800JALマイルってどれくらい?

    1,800マイルではまだ航空券に交換することはできませんが、JAL Mall、JALふるさと納税で利用できるJALお買いものポイントへ交換することが可能です。

    なお、航空券への交換がしたい場合の最低マイルは以下のとおり。

    • JAL国内線特典航空券(片道):最低4,000マイル~
    • JAL国際線特典航空券(片道):最低7,500マイル~

    さらに、JALカードショッピングマイル・プレミアムに加入しているJALカードで支払いをすると、決済額100円につき1マイルが加算されます。

    貯まったマイルは、特典航空券をはじめとするさまざまな商品・サービスと交換可能です。JALマイルを貯めている人にとっては大きなメリットです。

    1年間契約を継続するとボーナスマイルがもらえる

    JALでんきを1年間継続契約すると、1,000マイルがボーナスマイルとして付与されます。

    月々の電気料金に対するマイルや、クレジットカード決済で付与されるマイルとは別物です。

    電気料金の支払いで貯まるマイルと同様、特典航空券やさまざまな商品などとの交換が可能。
    JALマイルを貯めている人にとっては魅力的な特典でしょう。

    一方で、JALでんきへの切り替えで電気料金が高くなってしまう人には、総合的に見て不向きです。
    また、JALマイルを貯めていない人も同様です。

    解約金が発生しない

    JALでんきは解約手数料や違約金がかからない仕組みを採用しています。
    キャンぺーン適用中での申し込みなど、特殊な条件での加入でなければ無料でいつでも解約できます。

    切り替えてみたものの、思ったより節約につながらなかった、お得感がなかったという人もお試し感覚で切り替えできるでしょう。

    解約金が発生しないことに対する大きな注意点はありませんが、継続していればもらえたマイルなどは、当然受け取れません。

    電気代が安くなることを目的にしている場合は、加入前にJALでんき公式サイトでシミュレーションをしておきましょう。

    JALでんきのデメリット

    JALマイルが貯まるなどのメリットがあるJALでんきですが、一方で気をつけておきたいデメリットもあります。

    具体的には、以下の2つです。

    JALでんきへの切り替えを決める際には、上記のデメリットを解消できるかどうかが重要になるでしょう。

    料金プランの種類が少ない

    JALでんきには、料金プランが少ないというデメリットがあります。

    大手電力会社や新電力では、時間帯によって電力量料金が変動するプランや、他のサービスの年会費が無料になるプランがあります。

    しかしJALでんきは、JALマイル還元が付いたプランしかないため、選択肢が少ないのです。

    JALマイルを貯めている人であれば大きな問題はありませんが、オール電化向けの時間帯に応じて電気料金が変わる仕組みに魅力を感じている人には適していません。

    燃料費調整単価に上限がない

    JALでんきには燃料費調整単価の上限がないため、将来的に電気代が上がり続ける可能性もあります。

    燃料費調整単価とは、火力燃料費(原油・液化天然ガス・石炭)の変動をできる限り迅速に電気料金に反映させる制度によって算定された単価のこと。

    現在の日本ではエネルギー資源のほとんどを輸入に頼っているため、燃料価格高騰の影響で、燃料費調整単価が上昇したことがあります。

    そのため、契約当初は安いと感じていた料金も、今後の国際情勢などの影響で高くなる可能性があります。

    JALでんきの場合、この燃料費調整単価に上限を設けていません。
    そのため、状況によっては電気代が上がり続ける可能性すらあるのです。

    燃料費調整単価については、現在ほとんどの電力会社で高騰していますが、上限を設けた料金プランを提供している会社もあります。

    気になる場合は、燃料費調整単価に上限を設けた料金プランを提供している会社で契約することをおすすめします。

    JALでんきに向いている人の特徴

    ここまでの内容を踏まえ、JALでんきに向いている人は、以下の条件に該当する人です。

    JALでんきに向いている人

    • JALでマイルを貯めている人
    • オール電化ではない人

    JALでんき最大の魅力は、電気代でJALマイルが付与される点。

    JALマイルを貯めて旅行や商品・サービスとの交換をしたいと考えている人であれば、非常にメリットが大きなサービスです。

    また、電気料金のプランの関係で、オール電化ではない人であることも条件としてついてきます。
    時間帯によって電力量料金が変わるプランはないので、オール電化では赤字になってしまう恐れも。

    そのためオール電化ではなく、なおかつJALマイルを貯めている人におすすめです。

    JALでんきに向いていない人の特徴

    一方で、JALでんきに向いていない人は以下の条件に該当する人です。

    JALでんきに向いていない人

    • JALマイルを貯めていない人
    • オール電化の人
    • 電気代を抑えたい人

    JALマイルを貯めていない人にとっては、最大のメリットの恩恵がないためおすすめできません。

    時間帯に応じて電力量料金が変わるプランはないため、オール電化の人にも適していないでしょう。

    また、燃料費調整単価の上限がないことから、電気代を抑えたい人にも不向きです。

    総合すると、JALマイルよりも電気代の節約を優先する人にはJALでんきはおすすめできません。

    このように、何を目的にするかによっておすすめできるかどうかは変わるため、これらの特徴に該当するか否かで契約を検討しましょう。

    JALでんきの申し込み方法

    JALでんきに申し込むには、JALでんきの公式サイトからオンライン上、もしくは電話で手続きをする必要があります。

    九州地方とそれ以外では申し込み先が異なるため、注意しましょう。

    それぞれの申し込み先は以下のとおりです。

    【九州エリアからの申し込み先】

    【九州エリア以外からの申し込み先】

    他社からの切り替えのほか、引越しに伴う住所変更やプランの変更も同じ窓口から可能です。

    なお切り替えには、検針票とJMB(JALマイレージバンク)のお得意様番号が必要です。

    JALでんきでマイルをお得に貯めるならJALカードでの支払いがおすすめ!

    JALでんきでマイルをさらにお得に貯めるのであれば、JALカードでの支払いがおすすめです。

    JALカードのポイントプログラムであるJALカード ショッピングマイル・プレミアムに加入していることが条件ではあるものの、JALカードでの支払いで100円につき1マイルが貯まるためです。

    ここでは、特におすすめのJALカード「JAL CLUB-Aゴールドカード」を紹介します。

    JAL CLUB-Aゴールドカード(Visa)

    年会費初年度:17,600円(税込)
    2年目以降:17,600円(税込)
    ポイント還元率1%
    国際ブランド
    • visa
    • master_card
    • jcb
    電子マネー
    • waon
    発行スピード約2~3週間
    追加カード

    ETCカード

    家族カード

    ETCカード発行手数料無料
    ETCカード年会費無料
    マイル還元率(最大)1.0%~2.0%
    旅行保険国内旅行保険海外旅行保険
    ポイント名JALマイレージ
    締め日・支払日締め日:毎月15日・支払日:翌月10日
    申し込み条件日本に生活基盤のある方で日本国内でのお支払いが可能な、以下の条件を満たす方
    必要書類運転免許証または運転経歴証明書・パスポート・在留カードまたは特別永住者証明書・マイナンバー(個人番号)カード・顔写真付きの住民基本台帳カード・住民票の写し・各種健康保険証など

    注目ポイント

    • ご搭乗ごとにボーナスフライトマイルが25%プラスされる!
    • 最高1億円の海外・国内旅行傷害保険付き!
    • ハワイホノルルと国内空港ラウンジが利用可能!
    • ショッピングマイルが2倍貯まる!
    • Life Status プログラムのポイントを貯めやすい!
    公式サイトへ

    JAL CLUB-Aゴールドカードは、JALマイルを貯めたい人におすすめのクレジットカード。

    JAL普通カードと比較すると年会費は高くなりますが、JALを利用した際のボーナスマイルがJAL普通カードよりも貯まりやすいというメリットがあります。

    JAL普通カードJAL CLUB-AカードJAL CLUB-Aゴールドカード
    入会搭乗ボーナスマイル1,000マイル5,000マイル
    毎年初回搭乗ボーナスマイル1,000マイル2,000マイル
    搭乗毎のボーナスマイルフライトマイルの10%フライトマイルの25%

    さらにJALカード ショッピングマイル・プレミアム(年会費4,950円[税込])が自動付帯されており、普段の買い物でも100円=1マイルが加算されます。

    JALでんきでマイルを貯めたい人で、なおかつJALの飛行機で旅行や出張をする人にはおすすめの1枚といえるでしょう。

    JAL CLUB-Aゴールドカードがおすすめの人

    • JALの飛行機で旅行や出張をする人
    • JALマイルを効率良く貯めたい人
    • 旅行傷害保険に手厚さを求める人

    JAL CLUB-Aゴールドカードの詳細は、以下の記事でも詳しく解説しています。

    まとめ

    JALでんきは、JALマイルを貯めている人におすすめのサービスです。

    電気代の節約などの効果はあまり期待できませんが、払った電気代でマイルが還元されるのは非常に魅力的。

    普段からJALの飛行機を利用する人にとって、日常生活でマイルが貯まるのは、大きなメリットといえるでしょう。

    反面、料金プランの選択肢が少ないなどの理由で、慎重になるべきポイントもあります。

    現在の電気代とJALでんきの公式サイトでのシミュレーションを照らし合わせ、電気代が変わらない、もしくは安くなるかどうかを確認してから申し込みましょう。

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