
海外留学におすすめのクレジットカード7選!必要な理由や使えないときの対処法を解説
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これから海外留学をするのであれば、クレジットカードを作っておくことを強くおすすめします。
支払いに利用できることはもちろんですが、一番の理由は海外で急にお金が必要になったときでも、クレジットカードがあれば対応しやすくなるためです。
また、旅行傷害保険が付帯しているカードを持っていれば、いざというときのお守りにもなります。
この記事では、留学にクレジットカードが必要な理由やおすすめのカードを紹介していきます。
海外留学にクレジットカードを持っていくべき理由を知りたい人や、自分に適したカードを申込みたい人は、ぜひ参考にしてください。
学生向きのクレジットカードについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
- 海外留学するためのクレジットカードの選び方がわかる
- 海外留学におすすめのクレジットカードがわかる
- 留学用のクレジットカードを選ぶ際の注意点がわかる
フリーコンサルタント / Mog合同会社
監修者岩崎 雄三さん
フリーのコンサルタント。
社会人約10年の間に3社経験して、現在は独立して活動をしております。
メガバンクにて金融の法人営業、コンサルファームにて金融セクターのコンサルタントとして活動、EC・ITの事業会社では新規事業開発を行っておりました。
独立後は、大手デベロッパー・大手IT企業・金融関連企業などのプロジェクトに参画しながら活動をしております。株式会社エイチームライフデザイン
編集者イーデス編集部
「ユーザーが信頼して利用できるWEBメディア」を目指す編集部チーム。実際のユーザーの声や業界知識の豊富な専門家の協力を得ながら、コンテンツポリシーに沿ったコンテンツを制作しています。暮らしに関するトピックを中心に、読者の「まよい」を解消し、最適な選択を支援するためのコンテンツを制作中です。
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初心者でもわかる!お金に関するアレコレの選び方BOOK
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■許認可
有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788)
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海外留学のためのクレジットカードの選び方
海外留学のためにクレジットカードを用意する場合、次の観点でカードを選ぶことをおすすめします。
日常使いにも関係する項目もありますが、留学用ゆえの判断基準もあります。それぞれ詳しく見てみましょう。
国際ブランドで選ぶ
留学先に応じて、クレジットカードを選択するようにしましょう。
国際ブランドは多くの国で利用できる場合がほとんどですが、なかには一部地域ではシェアが低く「クレジットカードが使えない!」というケースもあります。
具体的には以下のような強みがあります。
国際ブランド | 特徴 |
---|---|
VISA |
|
Mastercard® |
|
JCB |
|
UnionPay(銀聯) |
|
American Express |
|
無難なのはVISAやMastercard®ですが、中国など日本人がよく行く観光地に近い地域であれば、JCBやUnionPayも選択肢に入ります。
いずれの場合も特定の地域に強みがあるものの、当然利用できない店舗が存在しているのも事実です。
また、別のブランドのクレジットカードを複数枚用意しておいた方が、留学先で決済に困るリスクは少なくなるでしょう。
決済できないという事態を避けるためにも、最低でも2種類の国際ブランドでクレジットカードを作っておくことをおすすめします。
付帯サービスや特典で選ぶ
留学中に役立つ付帯サービスや特典が付いているかも、クレジットカードを選ぶ上では重要なポイントです。
いくつかの付帯サービスがありますが、とくに役立つ機会が多いのは、以下のとおりです。
主な特典 | 概要 |
---|---|
海外旅行傷害保険 | 旅行中の事故やケガに対して見舞金が出る付帯サービス |
ショッピング保険 | 買い物した商品が破損・紛失した場合に使える付帯サービス |
ヘルプデスク | 困りごとがあった際に電話などで対応してくれるサービス |
留学においてマストといっても過言ではない付帯サービスが、海外旅行傷害保険です。
大きく自動付帯と利用付帯に分かれており、利用付帯の場合は留学にかかる渡航費などを、該当するカードで決済することが条件なので注意しましょう。
いずれにしても、渡航先での万が一に備えられるため、非常に便利です。
また、ショッピング保険やヘルプデスクなど、付帯しているサービスはカードによって異なります。
海外旅行傷害保険の補償内容にも違いがあるため、事前にチェックをしてから申込むとよいでしょう。
年会費で選ぶ
クレジットカードには年会費がかかるものとかからないものがあります。
一概にはいえませんが、無料のカードよりも有料のカードの方が付帯サービスや特典が充実していることが多くあります。
また、無料のものでも初年度のみ無料のケースや、条件達成で無料になるケースなど、さまざまなパターンがある点に注意が必要です。
ただし、年会費がかかるからといって、必要な付帯サービスが付いているとは限りません。
年会費の有無に関わらず、じっくりと検討して、年会費と付帯サービス・特典が釣り合っているかを吟味して申込みましょう。
キャッシング機能の有無で選ぶ
留学用のクレジットカードを選択する際には、キャッシング機能が付いているものを選びましょう。
クレジットカード非対応の店舗での支払いの際には、どうしても現金が必要です。
キャッシング機能付きのものを持っておけば、海外ATMなどで現金を引き出せるため、キャッシング機能があるものを選んだ方が得策です。
基本的には多額の現金を持ち歩かないほうが、留学生活を安全に過ごせます。
しかし、少額でも現地通貨がないと生活で困ることもあるでしょう。そのような事態に対処できるようにするためにも、キャッシング機能が付いているクレジットカードを選択してください。
海外留学用におすすめのクレジットカード7選
旅行傷害保険が充実しているなど、留学に適したクレジットカードはいくつかあります。
この章では、高校生を除く満18歳以上の留学用におすすめのクレジットカードを紹介していきます。
とくにおすすめなものは、以下の7枚です。
カード名 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
年会費 | 初年度: 永年無料 2年目以降: 永年無料 | 初年度: 永年無料 2年目以降: 永年無料 | 初年度: 無料 2年目以降: 無料 | 初年度: 無料 2年目以降: 2,200円(税込) | 初年度: 無料 2年目以降: 無料 | 初年度: 在学中無料 2年目以降: 在学中無料 | 初年度: 永年無料 2年目以降: 在学中無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~7%(※1) | 1.0%~10.5%(※1) | 0.5〜1.5% | 0.5%〜1% | 0.5~1.0% | 0.3%~1.0%※ | 1% |
国際ブランド | |||||||
発行スピード | 最短10秒(※2) | 最短5分程度(※2) | 最短2営業日 | 約2~3週間 | ネット申し込みで最短即日(※) | 約2~3週間 | 約4週間 |
電子マネー | |||||||
申し込み |
補足事項
※ANA JCBカード(学生用):0.3%はキャッシュバックでポイントを利用、1.0%はマイル交換(10マイルコース)した場合の還元率。
※1 三井住友カード(NL):ポイント還元率は通常のポイント分を含みます。スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済での支払いが対象です。iD、カードの差し込み、磁気取引は磁気取引は対象外となります。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿し支払いただく場合があります。 その場合の支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用される店舗によって異なる場合があります。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済は利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
※1 JCB CARD W:最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
※2 三井住友カード(NL):即時発行ができない場合があります。
※2 JCB CARD W:モバ即の入会条件①9:00AM~8:00PMでお申し込み②カード申し込み時に、WEBにてお支払い口座を設定③顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱いとなります。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
年会費の永年無料を狙うのであれば、JAL普通カード以外が選択肢となるでしょう。
それ以外のカードは年会費が無料ですが、ANA JCBカード(学生用)とJALカード navi(学生用)だけは、卒業すると年会費がかかる点に注意してください。
また、それぞれのカードで細部に違いがあります。詳しく見ていきましょう。
三井住友カード(NL)

年会費 | 初年度:永年無料 2年目以降:永年無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5%~7%(※1) |
国際ブランド | |
電子マネー | |
発行スピード | 最短10秒(※2) |
追加カード | ETCカード 家族カード |
ETCカード発行手数料 | 無料 |
ETCカード年会費 | 初年度:無料(※3) 2年目以降:550円(税込) |
ETCカード発行期間 | 2週間程度 |
マイル還元率(最大) | 0.5% |
旅行保険 | 海外旅行保険 |
ポイント名 | Vポイント |
締め日・支払日 | 15日締め・翌月10日支払/月末締め・翌月26日支払 ※選択可能 |
申し込み条件 | 満18歳以上の方(高校生は除く) |
- 24時間対応!最短10秒でカード番号発行(※2)
- 年会費永年無料!
- 対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済するとポイント最大7%還元!(※1)
- さらに、セブン‐イレブンで条件達成の上スマホのタッチ決済するとポイント最大10%還元(※4)
- 新規入会と条件達成で最大5,000円相当プレゼント!(2025/6/30まで)
補足事項
- ※1
最大7%ポイント還元
ポイント還元率は通常のポイント分を含みます。
スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済での支払いが対象です。iD、カードの差し込み、磁気取引は磁気取引は対象外となります。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿し支払いただく場合があります。 その場合の支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用される店舗によって異なる場合があります。
ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
Google Pay™、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済は利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。 - ※2 即時発行ができない場合があります。
- ※3 前年度に1回以上ETC利用の請求があれば翌年度無料。
- ※4
最大10%ポイント還元
「対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元」に加えて、3%が付与された合計還元率です。
3%のうち0.5%は、支払い時のセブン‐イレブンアプリ会員コード提示で付与されたセブンマイルを、Vポイントへと交換することで付与されます。
2025年4月1日利用分より、セブン‐イレブンでのタバコご購入分のうち、本サービスによる追加の特典(+9.25%)は付与されません。
本サービスや10%還元の条件・詳細は、必ず三井住友カード公式HPを確認ください。
最大7%還元同様、商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
カード現物のタッチ決済、iD、カード差し込み、磁気取引は対象外です。
- セキュリティ重視でナンバーレスカードを求める人
- 盗難・紛失時のサポートを重視する人
- 学生や社会人で、年会費無料のカードを活用したい人
三井住友カード(NL)は、三井住友カードが発行するクレジットカードです。
年会費無料でありながら、対象のコンビニや飲食店でスマホのVisaのタッチ決済、Mastercard®タッチ決済を利用すると最大7%のポイント高還元率が特徴です。
また、カード番号が記載されないナンバーレスで、セキュリティが強化されており、万が一の盗難や紛失にも24時間サポートが付帯しています。
三井住友カード(NL)の主な付帯サービスのうち、留学で役立つものは以下のとおりです。
- 海外旅行傷害保険最高2,000万円利用付帯、旅行開始から3か月間補償
- 紛失・盗難への24時間対応
- 不正利用は発生した場合に、届け出60日前までの損害を補償
年会費無料のカードのなかでも、海外旅行傷害保険が2,000万円付いている点は、非常に魅力的です。
一般的には1,000万円程度ですが、その2倍が付帯されているため、万が一のときにも安心です。
また、国際ブランドがVisa、Mastercard®から選択できます。そのため、海外で使えるお店が多いのが便利なポイントです。
JCB CARD W

年会費 | 初年度:永年無料 2年目以降:永年無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0%~10.5%(※1) |
国際ブランド | |
電子マネー | |
発行スピード | 最短5分程度(※2) |
追加カード | ETCカード 家族カード |
ETCカード発行手数料 | 無料 |
ETCカード年会費 | 無料 |
ETCカード発行期間 | 最短1週間 |
マイル還元率(最大) | 0.3%~0.78% |
旅行保険 | 海外旅行保険 |
ポイント名 | OkiDokiポイント |
締め日・支払日 | 公式サイト参照 |
申し込み条件 | 原則として18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方。 [家族カードの場合]生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)の方。 ※本会員が学生の場合は、申し込みできません。 |
必要書類 | 金融機関のスマホアプリやキャッシュカード、通帳など口座情報がわかるもの ・日本国内発行の運転免許証または運転経歴証明書 |
- 【18~39歳入会限定】高還元率でお得なカード!
- 【年会費永年無料】ポイントいつでも2倍以上!
- 【新規入会特典】新規入会&条件達成で最大24,000円キャッシュバック!
- 家族カード・ETCカードが年会費永年無料!
補足事項
- ※1 最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
- ※2 モバ即の入会条件
①9:00AM~8:00PMでお申し込み
②カード申し込み時に、WEBにてお支払い口座を設定
③顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱いとなります。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。 - ※ 旅行保険:利用付帯
- ポイントを重視する人
- 年会費無料でコスパのよいカードを求める人
- 海外でも安心して使いたい学生や社会人
JCB CARD Wは18歳以上39歳以下が対象(高校生不可)の若年層向けクレジットカードです。
通常のポイント還元率が2倍という高還元カードであり、とくにAmazonやセブン-イレブンなどの提携店での利用で強みを発揮します。
またショッピングガード保険も付帯しているため、海外でも安心して買い物できるのが特徴です。学生も申込み対象なので、留学する大学生に適しています。
留学に関しては、以下のような付帯サービスが活用できるでしょう。
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(※1)利用付帯(※2)、出発から3カ月
- ショッピングガード保険:海外のみ最高100万円まで補償(※3)
- 海外利用でポイント2倍
※1旅行期間中の事故によるケガが原因で事故の日から180日以内に死亡または後遺障害を生じたとき適用されます。
※2 JCB CARD Wで事前に、「搭乗する公共交通乗用具」または「参加する募集型企画旅行」の料金をお支払いいただいた場合、海外旅行傷害保険が適用されます。
※3 補償期間内にJCB会員がJCB CARD Wを利用して購入した物品(補償の対象とならない物品についてはJCBカード付帯保険・見舞金制度のご案内をご確認ください)で購入日(配送等による場合には物品の到着日)から90日以内に偶然な事故によって損害を被った場合 。補償金額はカードご利用額あるいは購入店の領収書に記載された物品の購入金額(修理が可能な場合は修理金額)から自己負担額を控除した額を限度とします。
とくに目を引くのは、海外利用でポイントが2倍になる点です。
付帯保険も魅力的ですが、留学生活での決済をJCB CARD Wにすることで、国内利用よりも早くポイントを貯められます。
貯まったポイントは各種特典などに交換できるため、留学で貯めたポイントを国内で使えるように工夫するものよいでしょう。
また、2022年11月からは券面にカード番号を記載していないナンバーレスカードが登場し、第三者から盗み見される心配もなく安心です。
年会費がずっと無料なのに留学に十分な付帯サービスがあるため、コストをできるだけ抑えたい人におすすめです。
ライフカード学生専用

年会費 | 初年度:無料 2年目以降:無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5〜1.5% |
国際ブランド | |
電子マネー | |
発行スピード | 最短2営業日 |
追加カード | ETCカード |
ETCカード発行手数料 | 無料 |
ETCカード年会費 | 初年度:初年度無料 2年目以降:1,100円(税込)※条件達成で無料 |
ETCカード発行期間 | お申し込み後最短6営業日 |
旅行保険 | 海外旅行保険 |
ポイント名 | LIFEサンクスポイント |
締め日・支払日 | 締め日:毎月5日・支払日:当月27日 |
申し込み条件 | 高校生を除く満18歳以上満25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に現在在学中の方。(進学予定の高校生であれば、卒業年の1月1日~3月31日までの期間で申し込みが可能) |
必要書類 | 運転免許証・マイナンバーカード・在留カードなどの本人確認書類(顔写真付き証明書) |
- 新規入会&条件達成で最大15,000円のキャッシュバック!
- 最短2営業日発行
- 年会費永久無料!
- 学生ならではの特典あり!
- カードデザインは2色のバリエーション!
- 初めてクレジットカードを持つ学生
- ポイントを効率的に貯めたい人
- 海外旅行時の保険やキャッシュバックを重視する学生
「ライフカード学生専用」は通常のライフカードとは異なり、海外利用3%キャッシュバックなど、学生専用カードならではのメリットが追加されているカードです。
さらに、海外旅行傷害保険が自動付帯されるのが特徴でもあります。
また、入会後1年間はポイント1.5倍、誕生月はポイント3倍となり、非常にお得です。
年間利用金額に応じて翌年度のポイントが50万円以上で1.5倍、100万円以上で1.8倍、200万円以上で2倍に還元率がアップするメリットもあります。
通常のライフカードと同じため、継続利用でポイントが貯めやすいカードと言えます。

カード利用可能枠が30万円と少なく、海外旅行傷害保険の自動付帯、キャッシュバックサービスは在学期間中のみのため、卒業後は他のライフカードに切り替えるのが良いでしょう。
ライフカード(学生専用)の主な付帯サービスは、以下のとおりです。
- 海外旅行傷害保険(自動付帯):疾病・傷害治療200万円、死亡後遺障害2,000万円
- 海外利用総額の3%をキャッシュバック
- 入会後1年間はポイント1.5倍、お誕生日月は3倍
※海外旅行傷害保険の自動付帯、キャッシュバックサービス、ケータイ利用料金決済deプレゼントは在学期間中のみ
海外旅行傷害保険の補償内容としても実際に利用頻度・可能性のあるのは疾病・傷害治療です。
疾病・傷害治療(最高200万円)が自動付帯されているカードは希少であるため、年会費をかけずに海外旅行傷害保険も付けたい方なら選びたいカードといえるでしょう。
ただし、海外旅行傷害保険は日本出国日から3か月後までです。留学期間が3か月以上の場合は、長期間対応の海外留学保険に加入するのがよいでしょう。
JAL普通カード(VISA)

年会費 | 初年度:無料 2年目以降:2,200円(税込) |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5%〜1% |
国際ブランド | |
電子マネー | |
発行スピード | 約2~3週間 |
追加カード | ETCカード |
ETCカード発行手数料 | 無料 |
ETCカード年会費 | 無料 |
旅行保険 | 国内旅行保険・海外旅行保険 |
ポイント名 | JALマイレージ |
締め日・支払日 | 締め日:毎月15日・支払日:翌月10日 |
申し込み条件 | 18歳以上(高校生を除く)の日本に生活基盤のある方で、日本国内でのお支払いが可能な方 |
必要書類 | 運転免許証または運転経歴証明書・パスポート・在留カードまたは特別永住者証明書・マイナンバー(個人番号)カード・顔写真付きの住民基本台帳カード・住民票の写し・各種健康保険証など |
- カード利用でJALマイルが直接貯まる
- 入会搭乗ボーナスマイルをプレゼント
- 最高1000万円の海外・国内旅行保険が自動付帯
- プレミアムサービスが充実
- 入会後1年間年会費無料
- JALを頻繁に利用する人
- JALマイルを貯めたい人
- 海外旅行や国内旅行をよくする学生や社会人
JAL普通カードは、JALカードの中ではスタンダードなクレジットカードです。
JALのフライトだけでなく普段の買い物でも直接JALマイルを貯めることが可能です。
また、世界で広く使われているVISAが国際ブランドであるため、多くの国で活躍する1枚となるでしょう。
とくに頻繁に出張や旅行をする人にとって、メリットが大きなカードです。
また、日常生活などでもマイルを効率的に貯められるため、その点のメリットも大きいのが特徴といえます。
JAL普通カード(VISA)の主な付帯サービスは、次のとおりです。
- 海外・国内旅行傷害保険が最高1,000万円(自動付帯)
- 海外旅行時 救援者費用が100万円(年間限度額)
- JAL搭乗時のボーナスマイル
- 機内販売や空港免税店で割引優待
海外旅行時の救援者費用として、100万円まで補償されます。
カード所有者が海外旅行中に病気やケガに見舞われた場合、家族が現地に駆け付けるための費用です。
年間で100万円までですが、万が一のことを考えれば、持っておいて損はないでしょう。
また、留学に欠かせない航空便でマイルが貯まりやすく、JAL便を留学や帰省に利用する人におすすめです。
ただし、貯まるマイルはJALマイルである点に注意してください。
エポスカード

年会費 | 初年度:無料 2年目以降:無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5~1.0% |
国際ブランド | |
電子マネー | |
発行スピード | ネット申し込みで最短即日(※) |
追加カード | ETCカード |
ETCカード発行手数料 | 無料 |
ETCカード年会費 | 無料 |
ETCカード発行期間 | 10日~2週間 ※マルイ各店でエポスカードVisaを受取りと同時に申し込みの場合や、申し込み時に登録住所に変更があった場合等は、手元にカードが届くまで、3週間ほどかかります。 |
マイル還元率(最大) | - |
旅行保険 | 海外旅行保険 |
ポイント名 | エポスポイント |
締め日・支払日 | 締め日:毎月4日または27日・支払日:毎月4日または27日 ※支払日によって締め日が異なる |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生を除く)で日本国内に居住している方 |
必要書類 | 運転免許証・パスポート・社会保険証・ 国民健康保険証・在留カード・ 特別永住者証明書 など |
- 年会費無料で最短即日発行!
- 10,000店舗の優待でお得!
- ポイントアップサイトを使えばポイントが最大30倍に!
- マルイなどで年4回、期間中は何度でも10%オフ
- タッチ決済にも対応!
補足事項
- ※1 通常発行は約1週間
- 年会費無料で充実した保険を希望する人
- ショッピングや旅行でお得に利用したい人
- 海外旅行傷害保険を重視する学生や社会人
エポスカードは永年無料で持てるクレジットカードです。マルイの店舗・通販で割引が受けられるため、帰国後にショッピング用として利用することができます。
さらに、年会費無料で海外旅行傷害保険が自動付帯されるのも特徴です。日常使いから旅行まで幅広く活用できます。
年会費無料で保険が充実しており、海外旅行時にも安心して使えるという点から、予算を抑えたい学生に最適な1枚です。
エポスカードの付帯サービスは、以下のとおりです。
- 海外旅行傷害保険は最大3,000万円まで補償(利用付帯)
- 傷害治療費は200万円、疾病治療費は270万円まで補償
- VISA、PLUSのマークがある海外ATMからキャッシング可能
- 不正利用時の海外利用停止サービスが付帯
付帯している海外旅行傷害保険は、傷害治療費用を200万円まで、疾病治療費用を270万円まで利用付帯で補償してくれるので、海外旅行での怪我や病気にも安心です。
ただし、利用付帯であるため、旅行代金をエポスカードで決済しなければなりません。
また、不正利用の疑いが出た際に利用の停止と再開を変更できる「海外利用停止サービス」も付帯しています。
海外ATMからのキャッシングも可能なため、さまざまなシーンで役に立つ1枚となるでしょう。
ANA JCBカード(学生用)

年会費 | 初年度:在学中無料 2年目以降:在学中無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.3%~1.0%※ |
国際ブランド | |
電子マネー | |
発行スピード | 約2~3週間 |
追加カード | ETCカード |
ETCカード発行手数料 | 無料 |
ETCカード年会費 | 無料 |
ETCカード発行期間 | ウェブでお申し込み:約1週間 電話でお申し込み:約2週間 家族カードを発行してお申し込み:約2週間 |
マイル還元率(最大) | 1.0% |
旅行保険 | 海外旅行保険 |
ポイント名 | OkiDokiポイント |
締め日・支払日 | 公式サイト参照 |
申し込み条件 | 18歳以上の学生(日本国内の大学、大学院、短大、専門学校、高専の4・5年生)の方。 |
必要書類 | ・金融機関の口座番号(ゆうちょ銀行の場合は通帳番号)を確認できるもの ・本人確認書類のコピーを2点 |
- 学生カード専用のボーナスマイルが貯まる
- ポイントのマイル移行手数料が無料
- 卒業後にカード切り替えでマイルプレゼント!
- カード入会時・継続時に1,000マイル付与
- 電子マネー「楽天Edy」利用可能
補足事項
- ※1 0.3%はキャッシュバックでポイントを利用、1.0%はマイル交換(10マイルコース)した場合の還元率。
- ANAのフライトを頻繁に利用する学生
- ANAマイルを貯めてお得に旅行したい人
- 年会費無料の学生専用カードを探している人
ANA JCBカード(学生用)は、日常の支払いで効率的にANAマイルを貯められるのが魅力です。
入会時や継続時にボーナスマイルが付与され、飛行機利用でさらに貯めやすくなっています。
名前のとおり18歳以上の学生が申込み可能で、卒業後はANA JCB一般カードに切り替わります。
ANA JCBカード(学生用)の付帯サービスには、次のようなものがあります。
- 最高1,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯
- 国内航空傷害保険が最大1,000万円付帯
- 最高100万円のショッピングガード保険
- カードを紛失した際のJCBプラザコールセンターを設置
- 24時間365日体制でカードの不正利用がないかをチェック
ANA JCBカード(学生用)は、海外旅行傷害保険が自動付帯されます。
また、飛行機の搭乗中などに限定されますが、国内での病気やケガの費用を補償する国内航空傷害保険も付帯しているのが特徴です。
カードの監視体制も充実しており、24時間365日体制で不正利用をチェックしています。
学生向けのカードとはいえ、付帯が非常に充実している点はうれしいポイントです。
JALカード navi(学生用)
JALカード navi (VISA)

年会費 | 初年度:在学中無料 2年目以降:在学中無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1% |
国際ブランド | |
電子マネー | |
発行スピード | 約4週間 |
追加カード | ETCカード 家族カード |
ETCカード発行手数料 | 1,100円(税込) |
ETCカード年会費 | 無料 |
旅行保険 | 国内旅行保険・海外旅行保険 |
ポイント名 | JALマイレージ |
締め日・支払日 | 締め日:毎月15日・支払日:翌月10日 |
申し込み条件 | 高校生を除く18歳以上30歳未満の学生(大学院、大学、短大、専門学校、高専4・5年生)の方で、日本に生活基盤があり、日本国内でのお支払いが可能な方。 |
必要書類 | 運転免許証または運転経歴証明書・パスポート・在留カードまたは特別永住者証明書・マイナンバー(個人番号)カード・顔写真付きの住民基本台帳カード・住民票の写し・各種健康保険証など |
- JALマイルが直接貯まる学生専用カード
- マイルが2倍貯まるプランあり
- フライトマイルが100%貯まるプランあり
- 在学中には年会費がずっと無料
- 優待サービスが受けれるDCサービス利用可
- JALのフライトをよく利用する学生
- マイルを貯めて国内外の旅行をお得に楽しみたい人
- 年会費無料で充実したマイル特典を求める人
JALカード navi(学生用)は、学生専用のクレジットカードです。
JALのフライト利用でボーナスマイルが獲得できる点が大きなメリットで、なおかつ在学中は年会費が無料になります。
さらに、国内旅行保険と海外旅行保険も付帯しており、留学用で所有するにはピッタリの1枚です。
また、JALカード navi(学生用)には、「オリジナルボーナスマイル」と呼ばれる独自のサービスがあります。
カードの利用だけではなく、語学検定への合格や卒業時の継続でマイルがもらえる仕組みです。ぜひ活用しましょう。
JALカード navi(学生用)の代表的な付帯サービスは、以下のとおりです。
- 最高1,000万円の国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険が自動付帯
- 在学中の年会費が無料
- 学生専用の割引サービス「スカイメイト」が利用可能
- 国内航空店舗や空港免税店での割引
航空会社が発行しているクレジットカードであるため、空港や機内で特典が受けられるものが多く揃っています。
留学向けという観点であれば、国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険が、どちらも自動付帯になる点です。
この2つが自動付帯なのは、年会費無料のクレジットカードでは珍しい部類に入ります。
学生で留学を検討しているのであれば、持っていて損はない1枚でしょう。
海外留学はクレジットカードを2枚以上持つのがおすすめ!
「国際ブランドで選ぶ」でも軽く触れましたが、海外留学の際は、クレジットカードを2枚以上持つのがおすすめです。
対応する国際ブランドを分けて、決済できるようにするのもひとつの理由ではあります。しかし、それ以上に意識しておきたいのが、紛失・盗難のリスクです。
万が一留学中にクレジットカードを紛失したり盗難されたりしてしまうと、それ以外のカード決済の手段がなくなってしまいます。
そのような事態を避けるためにも、2枚以上のクレジットカードを持っておくことをおすすめします。
保管方法も別々にするなどして、作ったカードがすべて紛失・盗難のリスクにさらされないようにしましょう。
海外留学におすすめのクレジットカードの組み合わせ
2枚以上のクレジットカードを用意する場合は、それぞれ特徴が異なるカードを持っておくとよいでしょう。
役割がかぶってしまうと、せっかくの付帯サービスを生かしきれなくなってしまうためです。
いくつかの組み合わせがありますが、とくにおすすめなのは、以下の3パターンです。
日常利用のキャッシュレス決済で高還元率が期待できる三井住友カード(NL)と、海外旅行保険が付帯されるエポスカードの補完で、お得と安心を一気に獲得できます。
三井住友カード(NL)で日常のキャッシュレス決済と高還元率を実現できることに加え、JALカード naviでフライトを利用してマイルを効率よく貯められます。
ANA JCBカードでマイルを効率的に貯め、ライフカードは海外利用時のキャッシュバックで費用を削減できます。これにエポスカードの保険が加わり、トラブル時にも安心です。
②と③は学生のみ対象となりますが、留学生活をお得かつ安心して過ごすためにも、ぜひ検討してみましょう。
いずれも年会費がかからないため、複数枚持っていても維持費の負担がありません。
【社会人向け】海外留学におすすめのクレジットカード
ここまで7枚のクレジットカードを紹介してきましたが、社会人向けのものと大学生向けのもので、適しているカードが異なります。
まずは、社会人向けにおすすめの、海外留学におすすめのクレジットカードを3枚紹介します。
カード名 | |||
---|---|---|---|
年会費 | 初年度: 永年無料 2年目以降: 永年無料 | 初年度: 永年無料 2年目以降: 永年無料 | 初年度: 無料 2年目以降: 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~7%(※1) | 1.0%~10.5%(※1) | 0.5~1.0% |
国際ブランド | |||
発行スピード | 最短10秒(※2) | 最短5分程度(※2) | ネット申し込みで最短即日(※) |
電子マネー | |||
電子マネー |
補足事項
※1 三井住友カード(NL):ポイント還元率は通常のポイント分を含みます。スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済での支払いが対象です。iD、カードの差し込み、磁気取引は磁気取引は対象外となります。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿し支払いただく場合があります。 その場合の支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用される店舗によって異なる場合があります。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済は利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
※1 JCB CARD W:最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
※2 三井住友カード(NL):即時発行ができない場合があります。
※2 JCB CARD W:モバ即の入会条件①9:00AM~8:00PMでお申し込み②カード申し込み時に、WEBにてお支払い口座を設定③顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱いとなります。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
これらの3枚は、留学だけではない、日常生活でも非常に便利です。
年会費と付帯サービスなどのバランスが取れており、特定のシーンのみでかつやくするのではなく、多くの場面で有効な1枚となるでしょう。
それぞれの特徴を解説します。
三井住友カード(NL)
- セキュリティ重視でナンバーレスカードを求める人
- 盗難・紛失時のサポートを重視する人
- 学生や社会人で、年会費無料のカードを活用したい人
三井住友カード(NL)は、年会費無料で、対象のコンビニや飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済、Mastercard®タッチ決済による最大7%のポイント高還元率が魅力の1枚です。
国内外の加盟店が多く、出張や日常のキャッシュレス決済に便利です。
セキュリティ面でも、カード番号が記載されないナンバーレス仕様なのもメリットといえるでしょう。
JCB CARD W
- ポイントを重視する人
- 年会費無料でコスパのよいカードを求める人
- 海外でも安心して使いたい学生や社会人
JCB CARD Wは、39歳以下という年齢制限が付くものの、常にポイント還元率が2倍になるカードです。
提携店でさらにポイントが貯まりやすく、日常的にショッピングを楽しむ社会人にも向いています。
とくにAmazonやセブン-イレブン利用者にとっては還元率がさらに高くなるため、日常の買い物を効率よく活用できるでしょう。
先に紹介した2枚と比較すると留学用で持つメリットは薄いものの、ショッピングガード保険など、持っていて役に立つシーンはあります。
エポスカード
- 年会費無料で充実した保険を希望する人
- ショッピングや旅行でお得に利用したい人
- 海外旅行傷害保険を重視する学生や社会人
エポスカードは、年会費無料ながら、海外旅行傷害保険が自動付帯されているのが特徴です。
留学はもちろん、旅行や出張時に安心でき、全国の提携店舗で割引が受けられるため日常の買い物もお得にできます。
また、24時間の不正利用補償がある点も優れており、普段使いにも適している1枚です。
【大学生向け】海外留学におすすめのクレジットカード
続いて、大学生向けのおすすめクレジットカードを3枚紹介します。
いずれも留学や海外旅行に強みを持っており、1枚持っておけばお守り代わりにもなるでしょう。
カード名 | |||
---|---|---|---|
年会費 | 初年度: 無料 2年目以降: 無料 | 初年度: 在学中無料 2年目以降: 在学中無料 | 初年度: 永年無料 2年目以降: 在学中無料 |
ポイント還元率 | 0.5〜1.5% | 0.3%~1.0%※ | 1% |
国際ブランド | |||
発行スピード | 最短2営業日 | 約2~3週間 | 約4週間 |
電子マネー | |||
申し込み |
※0.3%はキャッシュバックでポイントを利用、1.0%はマイル交換(10マイルコース)した場合の還元率。
学生用と銘打たれているだけあり、学生に対してのサービスが充実しています。
普段使いを検討しているのであればライフカード学生専用が、海外旅行など、留学以外で旅行が趣味の人なら残る2枚がおすすめです。
ライフカード学生専用
- 初めてクレジットカードを持つ学生
- ポイントを効率的に貯めたい人
- 海外旅行時の保険やキャッシュバックを重視する学生
学生専用のライフカードは、留学や海外旅行をする学生に適しています。
海外での利用に対して3%のキャッシュバックが付与されるほか、誕生日月にはポイントが3倍になるなど、ポイントが貯まりやすいのが特徴です。
さらに、入会後1年間は通常の1.5倍のポイント還元があり、日常の利用でも効率よくポイントを貯められます。
ANA JCBカード(学生用)
- ANAのフライトを頻繁に利用する学生
- ANAマイルを貯めてお得に旅行したい人
- 年会費無料の学生専用カードを探している人
ANA JCBカード(学生用)は、ANAのフライト利用でボーナスマイルが付与されるため、留学だけではなく国内外の旅行・帰省で飛行機を利用する学生に最適です。
日常の支払いでもマイルを貯められるほか、入会・継続時の特典で追加のボーナスマイルを獲得できます。
年会費が無料で、学生生活においても負担が少ないのも、メリットのひとつです。
JALカード navi(学生用)
- JALのフライトをよく利用する学生
- マイルを貯めて国内外の旅行をお得に楽しみたい人
- 年会費無料で充実したマイル特典を求める人
JALカード navi(学生用)は、JALのフライトでマイルが効率的に貯まる年会費無料のカードです。
ボーナスマイルやショッピングでのマイル付与もあるのが特徴です。
また、通常のJALカードに比べ、学生向けの特典が強化されているのも特徴といえるでしょう。
フライトだけでなく、普段の買い物でもマイルを効率的に貯められます。
高校生の場合はデビットカード・プリペイドカードや家族カードがおすすめ
高校生は法律や規約によりクレジットカードを発行できません。その代わりに、次のような選択肢があります。
- デビットカード
- プリペイドカード
- 家族カード
『デビットカード』は、銀行口座から即時に利用額が引き落とされるカードで、使いすぎを防げます。VISAやJCBの国際ブランド付きであれば、海外でも使用可能です。
『プリペイドカード』は、あらかじめチャージした金額内で使えるカードです。とくに「キャッシュパスポート」などは、複数通貨を扱えるため、留学に便利な1枚になります。
『家族カード』は、親などのクレジットカードに紐付けされるものであり、本人名義ではありません。しかし、クレジットカードと同じように使える点が、デビットカードやプリペイドカードとは異なります。また、親の信用枠で管理される、15歳以上であれば発行できるなどの特徴もあります。
高校生での留学の際は、これらの手段を検討してみるとよいでしょう。
海外留学中の現地での決済方法
海外留学中にできる決済方法は、クレジットカード払いだけではありません。具体的には、以下の5つが挙げられます。
それぞれにメリットとデメリットがあります。ひとつずつ見ていきましょう。
クレジットカード
海外留学中の決済手段はいくつかありますが、クレジットカードはとくに便利です。手元に現金を持たなくても済むため、盗難のリスクを軽減できます。
また、付帯する海外旅行保険や、利用明細の確認による支出管理のしやすさといったメリットもあります。
一方、デメリットとしては、場合によっては現地通貨での利用時に為替手数料がかかることがある点です。
また、上限がないため、使いすぎるリスクもある点も要注意です。しかし、適切に利用すれば、非常に便利な決済方法であるといえるでしょう。
現金
現金はほかの決済手段と比較して、とくに小規模な店舗や地方で便利です。
クレジットカードのように使えないという事態がなく、決済時に手数料がかからないという特徴があります。
ただし、デメリットとして、盗難や紛失のリスクが高い点が挙げられます。また、大量の現金を持ち歩く不便さも、デメリットのひとつです。
加えて、両替所やATMを利用する際に為替手数料がかかる可能性もあるため、計画的な管理が必要になります。
デビットカード
デビットカードは、即時に口座から引き落としされるため、使いすぎを防ぎやすいというメリットがあります。
現金のように盗難のリスクがなく、クレジットカードのような支払い後の請求もないため、予算管理がしやすいのが特徴です。
また、VISAやJCBなどの国際ブランド付きデビットカードなら、海外でも広く使えます。
ただし、残高不足で支払いができなくなるリスクや、現地ATM利用時に手数料がかかることがデメリットです。
プリペイドカード
プリペイドカードは、事前にチャージした金額のみ使用できるため、使いすぎのリスクがありません。
また、デビットカード同様、現金を持ち歩く必要がないため、海外での利用も安心できる側面があります。
とくに、紛失や盗難の際もチャージ金額までの被害に抑えられるため、クレジットカードのように大きな被害にならずに済むでしょう。
一方で、チャージが必要なため残高をこまめに確認する必要があり、ATM利用時やチャージ時に手数料がかかる場合があります。
国際郵便小切手
国際郵便小切手とは、郵便局で発行される小切手で、海外の指定銀行で現金化できる支払い手段です。
ほかの決済方法と比較すると信頼性が高く、世界中で安定して利用できる点が特徴です。
また、盗難や紛失時に再発行が可能なことが挙げられます。
一方で、現金化する際に手数料が発生する場合があるほか、即時決済ができないデメリットもあります。
留学にクレジットカードが必要な4つの理由
海外留学をするのであれば、クレジットカードを持っておくと役立ちます。
なぜ留学にクレジットカードが必要なのか、主な理由は以下のとおりです。
詳しく見ていきましょう。
旅行傷害保険などの付帯サービスを利用できる
クレジットカードは持っているだけで、さまざまな付帯サービスを利用できます。
特に海外旅行傷害保険は、留学する際に非常に役立ちます。
当然ですが、海外では日本の健康保険は適用されません。そのため、病気や怪我で病院にかかった場合には、高額な医療費が発生してしまいます。
在ニューヨーク総領事館のホームページによると、アメリカの医療費は日本に比べて非常に高額で、一般の初診料だけで150~300ドル*の請求を受けると言われています。
特にアメリカは医療費の自己負担が大きく、救急車を利用すれば10万円以上の費用がかかってしまいます。
海外旅行傷害保険が付いているクレジットカードを選んでおくと、これらの負担をカードの補償で補えるため、万が一の病気や怪我の際も補償を受けられて安心です。
なお、クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険では、このような内容が補償されています。
傷害死亡後遺障害保険 | 事故で死亡したり後遺障害になったときの補償(病気の死亡は対象外) |
---|---|
傷害疾病治療費用保険 | 怪我や病気になったときの補償 |
賠償責任保険 | 他人を怪我させたり、店やほかの人のものを壊したときの補償 |
携行品損害保険 | 持ち物が盗難にあったり、破損させたときの補償 |
救援者費用保険 | 自身が遭難したときの捜索救助費用や、旅行中に事故や病気で入院して、家族や友人が現地に向かうためにかかった交通費や滞在費を補償 |
補償内容や補償を受けられる期間がクレジットカードごとに異なるため、よく確認して選びましょう。
ただし、クレジットカードの海外旅行傷害保険を適用させるためには、利用条件と補償期間を把握しておかなければなりません。
クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険は、カードを持っているだけで補償が受けられる自動付帯とクレジットカードで旅行代金などを支払った場合に補償される利用付帯があります。
どちらの海外旅行傷害保険が付帯で補償されるのかについて事前に確認し、利用付帯だった場合は条件に従ってカードを利用しなければ補償が受けられません。
また、海外旅行傷害保険の補償期間は、原則として1旅行につき最長90日間までなど有効期間があります。
90日以内の短期留学の方は問題ありませんが、90日間以上の長めの留学期間になる方は、クレジットカードの補償の対象外になっていることが一般的です。
なかには、利用付帯にすることで補償期間を延長できる場合があるため、この点も補償内容を確認しておきましょう。
これらの条件を総合して、どうしても留学の滞在期間がカバーできない場合は、クレジットカードとは別に損害保険会社の海外旅行保険に加入されることをおすすめします。
海外で引き出しできる日本の銀行口座は少ない
海外での生活費は、日本と同じように毎月振り込んでもらえばよいと考えるかもしれません。
しかし、海外で引き出しできる銀行は楽天銀行、ソニー銀行など限られているのが現実です。ゆうちょ銀行のように、海外には対応していない金融機関も少なくないのです。
一方で、クレジットカードなら必要に応じてキャッシングできます。
クレジットカードの国際ブランドに対応しているATMであれば使えるので利用できる金融機関が多く、すぐに資金調達しやすいです。
すべてのクレジットカードで海外キャッシングができるわけではないため、申込み前によく確認しておきましょう。
現地口座への仕送りはすぐに反映されない
現地で銀行口座を開設し、毎月の生活費を送金してもらう方法もあります。
高額な現金を持っておかずに済むため安全ではあるものの、送金されるまでには日数が必要です。
着金までの所要日数は通貨や受取国、経由銀行の数等により異なりますが、おおむね送金日+1営業日~5営業日程度となります。
つまり、どうしてもお金が必要なのに、1週間近く待たなければならないケースもあるのです。
さらに、毎回数千円の高額な手数料がかかってしまう銀行がほとんどです。
多くの時間と費用がかかる方法なので、あまりおすすめはできません。
大量の現金を持ち歩くのは危険
クレジットカードがあればお金に関するトラブルを最小限にできるため、留学の前に最低1枚は作っておくことをおすすめします。
例えば海外留学の際に、大量の現金を持ち歩くのは危険です。
海外での被害件数で一番多いのが窃盗です。大量の現金を持ち歩いていた場合は手元に戻ってくる可能性は限りなく低く、保険もありません。
一方クレジットカードを持ち歩いていた場合は、万一盗難にあってもサインや暗証番号がない限り決済できないため、現金よりもセキュリティ性が高いという特徴があります。
さらに盗難保険も付帯しているため、不正利用された場合も損失を補てんしてくれます。

岩崎 雄三からのコメント
海外でのお店での支払いや現地通貨への両替はクレジットカードが圧倒的に便利です。
日本人がよく留学に行かれるような地域は、クレジットカードのインフラも整備されているのでクレジットカードが利用できるお店も多くあります。
現地通貨への両替の方法としては現地での両替所で両替するという方法もありますが、両替所によって換金レートがバラバラで、場所によっては換金レートが高くつくこともあります(例えばホテルなんかは換金レートが高めに設定されていることが多いです)。
対してクレジットカードのキャッシング機能を利用してATMから引き出せば、国際ブランドが設定しているレートとなりぼったくられたりすることもありませんので安心して使うことができます。
また銀行口座へ送金をして貰う方法は、記事にもある通り時間がかかる可能性があります。海外送金は各銀行がコルレス契約というものを結んでおり、各銀行間でSWIFTという電文を送りあっているのですが、送金銀行と受取銀行の間にコルレス契約がない場合は他の銀行を間に挟まないといけないケースが出てきます。
そうすると、間に他の銀行を挟むため、着金まで時間がかかったり、手数料が余計にかかったりすることがありますので注意しましょう。
留学用クレジットカードを選ぶ際の3つの注意点
数多くのクレジットカードのなかから留学に適したクレジットカードを選ぶには、いくつか注意すべきポイントがあります。
具体的には、以下のとおりです。
詳しく見ていきましょう。
旅行傷害保険の補償条件はカード会社やステータスによって異なる
日本にいる場合、怪我や病気で病院にかかると健康保険が適用され、医療費の自己負担は原則3割です。
しかし、海外留学中は健康保険の適用対象外となり、医療費は全額自己負担となってしまいます。
クレジットカード付帯の旅行傷害保険が適用されることで、自己負担を少なくできます。
ただし複数のクレジットカードを持っている場合、カードによって補償内容や補償額が異なる点に注意が必要です。
ケガや病気をした場合には、それぞれの最大補償額を合算した金額が補償の対象となります。
また、クレジットカードによって、付帯している旅行傷害保険の補償日数が異なる点にも注意しましょう。
補償日数は90日程度のカードが多く、3か月程度は補償の対象です。
起算時期は日本出国からになっているクレジットカードもあれば、初めて現地でクレジットカードを使ったときとなっているカードもあります。
補償が足りないなら追加で別途保険をかけるなどして、いざというときに備えておきましょう。
事務手数料がかかる
留学先の現地通貨で決済した場合、決済額に海外事務処理手数料が上乗せされた金額が請求されます。
手数料はカード会社によって異なり、全社で同じではありません。
お店によっては日本円での決済も可能ですが、レートがあまりよくないのが一般的です。
購入額に2~3%程度は上乗せされて請求される点を、押さえておきましょう。
国際ブランドごとにレートが異なる
留学先でのカード決済は、日本円で請求されます。利用金額にレートを掛け、事務手数料を上乗せされた金額が決済額です。
レートは国際ブランドによって異なる上、毎日変動します。
国やタイミングによって有利な国際ブランドは異なるので、よく調べてクレジットカードを選ぶとよいでしょう。

岩崎 雄三からのコメント
なお、クレジットカードの利用は大変便利ですが現地でのクレジットカードの利用にあたって以下2点については注意してください。
1.現地のお店でのクレジットカード支払い時の注意点
現地の店員から「①現地通貨の決済」か「②日本円の決済」か聞かれることがありますが、必ず「①現地通貨での決済」を選んでください。「②日本円の決済」を選ぶと、そのお店が独自で設定した日本円への換金レートとなり、大概のお店は自身の儲けを増やすために高い換金レートを設定していることが多く割高になります。
2.クレジットカードを利用してATMから現金を引き出すときの注意点
現地のATMは日本のATMほど性能が高くなく、稀にカードが出てこなくなることがあります。
私も過去セブ島のATMで現金を引き出そうとしたときにカードが出てこなくなることがありました。
そういった場合に1枚しかカードがないと困ったことになりますので、必ず複数枚のカードを持って行くようにしたほうが安心です。
まとめ
留学の際には、最低1枚はクレジットカードを持っておくことをおすすめします。
持っておくことで旅行傷害保険が付いたり、現金の調達がしやすかったりなど、留学生活におけるメリットは多いでしょう。
高校生を除く18歳以上であれば、本人名義のクレジットカードを申込み可能です。
また、高校生以下でも家族カードであれば持てる場合もあるため、付帯サービスを活用したい場合にはおすすめです。
今回の記事を参考にして、留学で使いやすいクレジットカードを申込んで、快適な留学ライフを送っていきましょう。
単なる決済手段としてではなく、お守りとして機能してくれるかもしれません。