【保存版】留学の持ち物、これだけは準備したい!留学前に用意しておくべきモノ・コトまとめ
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学生のときに言語取得や自己啓発、視野を広げるために海外留学をしたいと思っている方も多いと思います。
しかしいざ留学しようと思うと、どんな準備や持ち物が必要か気になるところではないでしょうか。
特に
- 海外留学する際に必要な持ち物
- 留学前に準備するべきこと
- 大学生でも留学前にクレジットカードを作るべきか
- 現地でどのようにお金を用意したり、決済したりするべきか
- クレジットカードが作れない高校生の留学の場合、現金以外にどのような決済方法があるのか
について気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事ではそんな留学の準備で知りたいことについて詳しく解説していきます。
特に、留学先でのクレジットカードの必要性について解説しているので、ぜひ最後まで読んでいただき、クレジットカードを持っていくべきかどうか考える機会になればなと思います。
海外でのクレジットカードについては、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
スキラージャパン株式会社 代表取締役 / スキラージャパン株式会社
監修者伊藤亮太
伊藤亮太は「スキラージャパン株式会社」の取締役を務めるFP(ファイナンシャル・プランナー)。
慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了しており、在学中にCFP®を取得。
その後、証券会社にて営業・経営企画・社長秘書・投資銀行業務に携わる。
現在は富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。
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留学の持ち物は渡航先・期間によって変わる
留学の持ち物は渡航先や期間によって変わりますので、ご自身が留学される予定の地域性や滞在期間をよく把握する必要があります。
その理由は
ためです。
それでは具体的にどんな持ち物が必要か見ていきましょう。
渡航先の気候を考慮して持ち物を準備する
留学の持ち物を確認するときは、まず渡航先の気候を確認する必要があります。
特にオーストラリアなど南半球へ留学する場合、日本とは季節が逆なので、準備する持ち物は普段の旅行の時とは異なります。
また、渡航先が暑い時期なら帽子や日焼け止め、寒い時期には上着などの防寒具があると便利です。
特に、衣類の準備は季節や気候によって大きく変わるので注意が必要です。
留学期間を考慮して持ち物を準備する
留学期間によっても持ち物は変わります。
留学が1週間~2ヶ月の短期間の場合は事前準備をしっかり行うことが重要で、現地では集中的に活動しなければなりません。
そのため、生活必需品やコミュニケーションツールとして便利なものを用意するのがおすすめです。
一方3ヶ月以上の長期間滞在する場合は、海外では中々手に入らないものや海外で購入すると高額になるものを持っていくと便利です。
荷物は手荷物と別送品に分ける
留学前の準備として持ち物を整理したあとは、手荷物と別送品に分ける必要があります。
一つのスーツケースにすべての荷物を詰め込むのは無理があります。
そのため
- パスポートや留学先に提出する書類、現金など重要なもの
- 留学先ですぐに必要なもの
これらについては手荷物として運び、それ以外は別送品(Unaccompanied Baggage)として送ると便利です。
別送品とは自分では運びきれない荷物について、自分の旅行荷物であるという証明を付けて送る荷物のことです。
通常の国際小包やEMSは留学先の国で関税や物品税(付加価値税)がかかることがありますが、別送品ではこれらの課税を避けられるメリットがあります。
しかし一旦預けてしまう別送品は紛失したり到着が遅れたりする可能性があります。
到着日数の確認をしてその前に必要となるものを入れないようにするのはもちろんのこと、万が一紛失した場合に備え、重要なものは入れないようにすることも大切です。
また、輸入、輸出に関する法律の中で荷物に入れられない禁止品目が設定されていることがあります。
このような別送品に関する条件などについて詳しくは国際宅急便取扱会社や郵便局、国際航空貨物取扱会社などで確認することができます。
留学に必要な持ち物リスト
ここまでの話を総合して、留学に必要な持ち物を一例としてまとめました。
重要度 | 持ち物リスト |
---|---|
必須 | パスポート、ビザ、航空券、現金、クレジットカード、海外用プリペイドカード、入学許可証、パスポートのコピー・顔写真の予備、海外旅行保険証、筆記用具、ノート、電子辞書、通学用のカバン、ホストファミリーへのお土産、携帯電話(スマートフォン)、電源プラグ・変圧器、カメラ、パソコン、衣類、下着、靴下・ストッキング、靴、ナイトウェア、コンタクトレンズ、メガネ、化粧品、常備薬、ひげ剃り |
あると便利 | 歯ブラシ&歯みがき粉、シャンプー・コンディショナー、石鹸・ボディソープ、日焼け止め、ドライヤー・ブラシ、折りたたみ傘、爪切り、耳かき、ソーイングセット、サングラス |
この章では海外留学の際に必要な持ち物についてまとめてきました。このように留学には必要な持ち物がいろいろあります。
また留学先がクレジットカードを利用できる国であれば、1枚は持っていくことをおすすめします。
次の章では留学先にクレジットカードを持って行ったほうが良い理由と具体的なクレジットカードについて説明していきます。
海外留学をしたいのであれば1枚はクレジットカードを持とう
海外留学をする場合クレジットカードを少なくとも1枚持っておくことをおすすめします。
その理由として
について詳しくご紹介します。
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伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。
【専門家の解説】
留学するとなったとき、わくわく感で早くいきたい気持ちに駆られている方も多いことでしょう。
その際に、何を持っていくか、しっかり考える必要があります。
また、現金を大量に持っていくのはリスキーなため、海外送金できるようにしておくほか、クレジットカードで普段の買い物は済ませられるようにしておくべきです。
それでは、学生さんの場合、どのようなクレジットカードが良いのでしょうか?
海外では特に盗難やスキミング等の心配があります。
そこで、ナンバーレスのクレジットカードを検討してみてはいかがでしょうか。
例えば、三井住友カード(NL)では、学生を対象にしたナンバーレスのクレジットカードです。
年会費は無料でかかりません。
また、海外旅行傷害保険が付帯されています。
還元率も使う場所によっては高くなるため、最初に持つカードとしてもおすすめです。
他にも、エポスカードも検討できます。
エポスカードも年会費無料であり、海外旅行傷害保険が付帯されています。
ただし、この2枚のクレジットカードは、18歳以上の方がつくれるものであり、高校生はつくれません。
高校生は、デビットカードやプリペイドカードを作成しておくと現地で便利と言えるでしょう。
留学に行く方は、クレジットカードやデビットカードを渡航前に作っておくことをおすすめします。
大量の現金を持ち歩くのは危険
クレジットカードがあればお金に関するトラブルを最小限にできるので、留学の前に1枚作っておくことをおすすめします。例えば海外留学の際に、大量の現金を持ち歩くのは危険です。
海外での被害件数で一番多いのが窃盗です。大量の現金を持ち歩いていた場合は手元に戻ってくる可能性は限りなく低く、保険もありません。
一方クレジットカードを持ち歩いていた場合は、万一盗難にあってもサインや暗証番号がない限り決済ができません。
さらに盗難保険も付帯しているため、不正利用された場合も損失を補てんしてくれます。
カードに付帯されている海外旅行傷害保険が魅力的
留学時は慣れない環境で過ごすため、体調を崩したりトラブルに巻き込まれることが考えられます。
クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険では、このような内容が補償されています。
傷害死亡後遺障害保険 | 事故で死亡したり後遺障害になったときの補償(病気の死亡は対象外) |
---|---|
傷害疾病治療費用保険 | 怪我や病気になったときの補償 |
賠償責任保険 | 他人を怪我させたり、店や他の人のものを壊したときの補償 |
携行品損害保険 | 持ち物が盗難にあったり、破損させたときの補償 |
救援者費用保険 | 自身が遭難した時の捜索救助費用や、旅行中に事故や病気で入院して、家族や友人が現地に向かうためにかかった交通費や滞在費を補償 |
海外旅行傷害保険は無条件で適用される訳ではない
クレジットカードの海外旅行傷害保険を適用させるためには、利用条件と補償期間がポイントです。
クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険は、カードを持っているだけで補償が受けられる自動付帯とクレジットカードで旅行代金などを支払った場合に補償される利用付帯があります。
どちらの海外旅行傷害保険が付帯で補償されるのかについて事前に確認し、利用付帯だった場合は条件に従ってカードを利用しなければ補償が受けられません。
また、海外旅行傷害保険の補償期間は、原則として1旅行につき最長90日間までなど有効期間があります。
90日以内の短期留学の方は問題ありませんが、90日間以上の長めの留学期間になる方はクレジットカードの補償の対象外になっていることが一般的です。
しかしなかには利用付帯にすることで補償期間を延長できる場合があるためこの点も補償内容の確認が必要です。
これらの条件を総合して、どうしても留学の滞在期間がカバーできない場合は、クレジットカードとは別に損害保険会社の海外旅行保険に加入されることをおすすめします。
海外留学の際に持っておきたいクレジットカード
海外留学時に持っておきたいクレジットカードの特徴は
- 盗難対策がしっかりしている
- 海外旅行傷害保険が付帯している
- 国際ブランドがVisa、Mastercard®
- 年会費が安め
これらの4つです。
この記事では、この条件を満たすおすすめのクレジットカードとして
についてご紹介します。
三井住友カード(NL)(学生向け)
三井住友カード(NL)(学生向け)は三井住友カード(NL)に学生向けサービスを付帯したクレジットカードです。
満18歳以上(高校生は除く)で、申込時に職業を「学生」と選択している方が対象です。
年会費は永年無料な上に、対象のコンビニやマクドナルドで利用するとポイント還元率が最大7.0%(※)までアップします。
※ ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。ポイント還元率は通常のポイント分を含みます。スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスでの支払いが対象です。iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外となります。商業施設内にある店舗など、一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿し支払いただく場合があります。 その場合の支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用される店舗によって異なる場合があります。
他にも、対象の動画・音楽系のサブスクでポイント最大10%還元など、スマホをよく利用する方には、ポイントが貯まりやすいカードです。
※特典付与には条件・上限があります。詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
また、券面にカード番号などを印字していないので、安全面で優れており、留学先でも安心して使うことができます。
カード番号などのカード情報は専用アプリのVpassアプリで簡単に確認することができます。
海外に行く際に気になる海外旅行傷害保険(※利用付帯)についてご紹介します。
保険の種類 | 補償金額 |
---|---|
傷害死亡後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 | 50万円 |
疾病治療費用 | 50万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品損害 | 最高15万円(自己負担3,000円) |
救援者費用 | 100万円 |
海外旅行傷害保険は利用付帯のため、以下のいずれかの支払いにクレジットカードを利用したときから補償されます。
- 出国前:航空機、電車、船舶、タクシー、バスなど公共の乗り物の利用代金
- 出国前:宿泊を伴うパッケージツアー(募集型企画旅行)などの旅行代金
- 出国後:公共の乗り物の利用代金
また、海外旅行傷害保険の補償期間は1旅行につき最長3ヶ月です。
エポスカード
エポスカードは永年無料で持てるクレジットカードです。未成年者が契約する場合は入会に際して親権者の同意が必要です。
また付帯している海外旅行傷害保険は、傷害治療費用を200万円まで、疾病治療費用を270万円まで利用付帯で補償してくれるので、海外旅行での怪我や病気にも安心です。
マルイの店舗・通販で割引が受けられるので、帰国後にショッピング用として利用することができます。
エポスカードの基本情報についてご紹介します。
入会条件 | 高校生を除く満18歳以上の方 |
---|---|
年会費 | 無料 |
家族会員年会費 | 家族カードなし |
旅行傷害保険 | 最高3,000万円(利用付帯) |
ショッピング補償 | 1,000円/年で50万円 |
海外旅行傷害保険は利用付帯のため、旅行代金(ツアー料金や公共交通機関の乗車費用等、移動に関する代金)をクレジットカードで支払った時点以降の旅行期間(海外旅行を目的に日本国内の住居を出発したときから住居に帰宅するまでの間)が補償対象になります。
また、補償される期間は1旅行につき最長90日間です。
この章では留学におすすめのクレジットカードについて解説していきました。付帯条件や補償額などにはそれぞれ特徴があるため自分にあったクレジットカードを選ぶことができます。
しかしながら高校生で留学される方は年齢制限があり、クレジットカードを発行できません。そんなときに役に立つのがデビットカード、プリペイドカードです。
次の章ではこの2種類のカードについて解説していきます。
高校生はデビットカードやプリペイドカードがおすすめ
高校生はクレジットカードではなくデビットカードやプリペイドカードを準備することをおすすめします。
クレジットカードには年齢制限があり、高校生には発行できないためです。
そこでこの章では
についてクレジットカードと比較しながら詳しく解説していきます。
デビットカードの仕組み
デビットカードでは購入した代金を銀行口座から即時引き落としできます。
銀行口座の預金残高以上は利用できないため、使い過ぎを心配する必要はありません。
しかし口座残高を把握していないと残高不足で支払えなくなる可能性があります。
また、仮に盗難にあって口座残高が全て引き出されても、補償される上限が100万円までなど条件が設けられていることが一般的で、必ず全額補償されるわけではありません。
そのため、単に口座にたくさん預金があれば良いという訳でもなく預け入れ金額に気を遣う必要があります。
基本的に
- 年齢が15歳以上(中学生を除く場合が多い)
- デビットカードを申込する金融機関に口座がある
という条件を満たせば発行できるため高校生でも利用できます。
デビットカードは大きく分けると
- J-Debit:銀行のキャッシュカードについているデビットカード機能
- VisaまたはJCB:Visa、JCBブランドで発行しているデビットカード
の2種類があり、J-Debitについては海外利用できないため、留学でデビットカードを利用する場合は、VisaかJCBが発行しているデビットカードを持っていく必要があります。
デビットカードについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
プリペイドカードの仕組み
プリペイドカードとは前もって入金した金額またはカードを購入した金額で利用できるカードです。
残高が徐々に減っていき、なくなったらチャージして再度利用する仕組みとなっています。
ほとんどの場合購入に年齢制限がなく、どなたでも持つことができるため、高校生でも問題なく利用できます。
おすすめのプリペイドカードはキャッシュパスポート
プリペイドカードの中でも特におすすめのカードが海外専用のトラベルプリペイドカードであるキャッシュパスポートです。
下記の特徴があります。
特徴
- 年齢制限がなく、高校生でも入会できる
- 1枚のカードに9つの通貨(日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドル)それぞれをチャージして持ち運べる
- スペアカードがあらかじめついてくるので万一の紛失でも安心
- 本人以外に日本にいる家族もチャージ可能
- Mastercard®ブランドなので世界各国で利用できる
キャッシュパスポートは利便性の高さから海外での利用で最もおすすめできるプリペイドカードのひとつです。
海外で使えるプリペイドカードについては、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
クレジットカードが作れない高校生の場合でも海外でデビットカードやプリペイドカードを利用すると現金を使わず支払いをしたり現地の通貨を引き出すことができます。
クレジットカードがなくても大量の現金を持つ必要はありません。
まとめ
今回は留学に必要な持ち物について解説してきました。
再度ポイントをまとめます。
まとめ
- 海外留学する際に必要な持ち物は渡航先の気候や留学期間によって異なる
- 留学前には手荷物と別送品の準備とクレジットカードの契約が必要
- 紛失や盗難に備え、留学時に大量の現金を持ち歩くのは危険
- 大学生におすすめのクレジットカードは三井住友カード(NL)(学生向け)とエポスカード
- クレジットカードが作れない高校生の留学の場合、Visa/Mastercard®のデビットカードもしくはプリペイドカードで決済ができる
この記事を参照にクレジットカードを作るべきかどうか、またどんなクレジットカードをつくるべきかの判断材料にしてみてください。
海外で使えるクレジットカードについては、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。