クレジットカードのポイントで一番得する使い方は?効率的に交換する方法
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利用するたびにポイントが貯まるクレジットカードですが、ポイントをうまく使いこなしている自信がありますか?
「何に交換すればいいかわからない」
「有効期限が過ぎて無駄になってしまった…」
「もっとお得なポイント交換方法があるなら実践したい!」
と、あまりうまく使いこなせていない人も多いのではないでしょうか。
せっかくクレジットカードを持っているのなら、どうしたらお得にクレジットカードのポイントを使うことができるかを知りたいと思いませんか?
クレジットカードのポイントをどう使ったらいいのかわからない方でも、
- ポイントの基本的な使い方
- 賢くお得にポイントを使う方法
これらを知ることができ、自分がどう使ったらお得かを判断してポイントを有効に利用することができるようになります。
特におすすめのポイントの使い方は必見ですので、クレジットカードの達人になりたい人は、どうぞ最後までお読みください!
ポイント還元率が高いクレジットカードについては、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。

伊藤亮太は「スキラージャパン株式会社」の取締役を務めるFP(ファイナンシャル・プランナー)。
慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了しており、在学中にCFP®を取得。
その後、証券会社にて営業・経営企画・社長秘書・投資銀行業務に携わる。
現在は富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。
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クレジットカードのポイント交換の基本
まずは最初に、クレジットカードのポイント交換の基本を確認しましょう。この基本を知っているかどうかで、ポイント交換のお得感に差がついてしまいます。
自分から申請しないと期限切れで無効になるものがほとんど
クレジットカードのポイントは、自分から申請しなければ期限切れでポイントがなくなってしまうのがほとんどです。
だからこそ、セゾンカードのような「永久不滅ポイント」は有効期限がないという希少価値が加わることになり、他社のクレジットカードよりもお得であることをアピールしているのです。
「クレジットカードのポイントには有効期限があるのが原則」ということを、しっかりと心に留めておきましょう。
交換商品によってお得なものとそうでないものがある
交換商品によって、お得なものとそうでないものがあります。もしせっかく貯めたポイントをあまりお得ではない商品に交換してしまうと、「これなら普通に買ったほうが安かった…」と後悔することになってしまいます。
ポイント交換商品には、
- ポイント移行
- 商品券
- 雑貨
- グルメ商品
など多数ありますが、どのようなポイント交換商品がお得なのかを見極める必要があります。
ポイントの使いやすいクレジットカードについては、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
それでは次にどのような商品がお得なのか、後悔しないためのおすすめ度をチェックしていきます。
ポイント交換のおすすめ度をチェック

ポイント交換商品がお得かどうかを、△〇◎の3段階で評価していきます。ここでは客観的にお得であるといえるかという切り口で解説していきます。
市販でも買えるもの:△
市場に出回っており、通常購入できる商品については△の評価です。
なぜなら、市販でも買えるものは自分で探したほうが安いことのほうが多いからです。特に生活家電製品や健康家電製品は物流コストがかかりやすくなるため、レートが悪くなる傾向があります。
本当に欲しい商品であれば無料で手に入れることができるので、人によってはお得感を感じられることがあるかもしれません。
しかし実際にポイント交換商品を眺めても、それほど欲しいと思える商品がないと感じる人がほとんどなのではないでしょうか。市販ではない限定オリジナル商品であれば、非売品の付加価値分だけお得感を感じることができるため、評価は〇になります。
また、交換商品の中には、最新のものではなく旧モデルが指定されているものもあります。失効しそうなポイントを消化したいという目的なら、市販で買えるものに交換することを検討してもいいかもしれません。
商品券などの金券類:○
商品券などの金券類は〇の評価です。ポイント交換に迷ったら、商品券などの金券にしておけばまず後悔することはありません。
商品券は現金に比べると、
- 使用できる店舗が限られている
- お釣りがでないことがある
というデメリットがあるため、自由度が低くなる傾向があります。それでも市販で買える商品に交換するよりは、お得感を感じることができるでしょう。
商品券などの金券に交換するときには、1ポイント=1円の価値があるかを確認するようにしましょう。たまにレートが悪いものがあるため、商品券だからといって油断しないように注意しましょう。
提携ポイントなどへの移行:○
提携ポイントなどへ移行するのは〇評価です。
クレジットカードのデメリットを補うために、メインカードとサブカードで使い分けている人もいらっしゃるかと思います。クレジットカードの枚数が増える分だけポイントが分散することになりますが、提携ポイントへ集約することでポイント分散のデメリットを解消することができるようになります。
自分がよく使うポイントはこれ!と決めて、提携ポイントへ移行するようにしましょう。できればメインカードのポイントへ集約するのがベストです。
電子マネー:◎
電子マネーへのポイント交換は◎です。
電子マネーに交換するためには、
- iD
- nanaco
- WAON
- 楽天Edy
- Suica
などの電子マネーを用意する必要があります。電子マネーを持っていない人にとっては作成する手続きが必要となり、手間がかかって面倒だと感じることがあるかもしれません。
しかし電子マネーを利用することで利用ポイントを獲得できるメリットがあるのです。
商品券と電子マネーを比較してみると、利用ポイント加算のメリットが分かりやすくなります。
- 商品券で決済:商品を購入したりサービスを受けるだけ
- 電子マネーで決済:商品購入やサービスを受ける+電子マネー利用ポイント加算
ただモノを買ったりサービスを受けたりするだけでなく、電子マネー利用で貯めたポイントはそのまま電子マネーにチャージして利用したり提携ポイントへ移行したりすることもできます。
つまり、現金や商品券で決済するのに比べて、
- プラスアルファの価値が発生する
- 利用用途が広範囲になる
というメリットを受けることができるのです。
特に楽天カードのポイントは楽天Edyにするのがおすすめです。楽天ポイントを楽天Edyへ交換するためには、Edy付きの楽天カードを用意する必要がありますが、無駄なくポイントを消化することができておすすめです。
ただし、期間限定ポイントは楽天Edyへ移行対象外となっている点で、注意が必要です。
楽天Edyについては以下の記事で詳しくご紹介しています。
航空会社のマイル:◎
航空会社のマイルへ交換するのは◎です。貯めたマイルは航空券と交換することができ、実質1マイル=1円以上の価値があるからです。特に国際線のファーストクラス航空券は1マイル8円以上の価値があるため、1ポイントを8円分として使うことができるようになります。
しかしポイントをマイルに交換するときのレートが悪いものもあります。たとえば楽天ポイントは2ポイントで1マイルになってしまいます。それでも1マイルに2円の価値があるとすれば、結局同じことになります。
自分が交換したい割引航空券の必要マイル数が分かれば、1マイルにいくらの価値があるのかを知ることができます。
また、LCCなどの格安航空会社を利用すれば、マイルを貯めずにお得にフライトを楽しむことができるでしょう。飛行機に乗る機会が少ない人にとっても、マイルへの交換はあまりお得ではないかもしれません。
ここでは1ポイントが1円以上として利用することができるという意味で、◎という評価にしています。
マイルを貯めやすいカードは以下の記事にて紹介しています。
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伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。
【専門家の解説】
監修者はポイントはマイルに交換するのをお勧めします。
飛行機がタダで乗れるのはリッチに感じてお得ですよ。
割引券:◎
割引券やクーポンへの交換は◎です。割引券やクーポンを発行する店舗にとっても集客になるメリットがあるので、換算レートが優遇されていることが多くなっています。
よく使うお店なら、割引券やクーポンに交換するとお得にポイントを利用することができるでしょう。
どのようなポイント交換商品がお得なのかを見極めるためには、交換後の商品やサービスに1ポイント以上の価値があるかどうかという視点が必要になることがわかりました。それでは最後に、ポイントがたくさん貯まるおすすめのクレジットカードをご紹介します。
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伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。
【専門家の解説】
クレジットカードで貯めたポイントをどうするか。
特に期限が迫っている場合、あたふたする可能性がありますよね。
その場合には、記事にもあるように、電子マネー、マイル、クーポンのいずれかで使用するのがよいと考えます。
もちろん、永久不滅を実施するクレジットカードであれば期限は気にする必要がないものの、とはいえお得な使い方は何だろう?と思われている方も多いと思います。
結局、電子マネー、マイル、クーポンに変えることが良い使い方だと思います。
電子マネーのよいところは、買い物にも利用できるし、電車代の支払いにもできます。
そのため、特に使う予定のないポイントであれば、電子マネーにかえて現金のように使っていくことが無難かもしれません。
また、買いたい物があるといった場合には、割引券やクーポンにかえるとよいでしょう。
換算レートが優遇されている可能性があります。
もう一つがマイルです。
飛行機に無料で乗れるようにするためには、いかにマイルを貯めていくかが大きなポイントとなります。
なお、マイルも有効期限がありますので、その点は注意してくださいね。
ポイントがたくさん貯まるおすすめのクレジットカード

ポイントがたくさん貯まるクレジットカードをご紹介します。クレジットカードによって異なるポイントの使い方についての特徴もご紹介していきます。
JCB CARD W
国際ブランドのひとつ、JCBが発行する、ポイント還元率が1.0%~5.5%(※1)と高還元率なオリジナルのプロパーカードです。
※1:最大還元率はJCB PREMOもしくはnanacoポイントに交換した場合。
39歳以下限定のクレジットカード(※2)で、年会費無料&ポイント高還元を実現しています。OkiDokiポイントという独自のポイントが貯まります。
※2:18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定継続収入のある方。 または高校生を除く18歳以上で学生の方。
さらにJCBのオリジナルシリーズパートナーのスターバックスをはじめ、Amazonやセブン-イレブンなどではポイントが貯まりやすいお得なクレジットカードとなっています。
オリジナルシリーズパートナーの対象店舗によく行く方は、ぜひチェックしておきたいカードです。
さらに、2022年11月からは券面にカード番号を記載していないナンバーレスカードが登場し、セキュリティ―面を重視される方にもおすすめの1枚です。
楽天カード
楽天カードは、100円(税抜)につき1ポイントが貯まる高還元率カードです。
※一部ポイント還元の対象外となる場合がございます。
通常の店舗利用はポイント還元率1.0%が適用されますが、楽天市場でお買い物をすると、ポイント還元率3.0%の超高還元カードとして利用することができるのです。
楽天市場のお買い物100円(税抜)につき3ポイントを貯めることができますから、1万円のお買い物で300ポイントを貯めることができます。そのうえ貯めたポイントは、1ポイントから無駄なく使うことができる大きなメリットがあります。
そして楽天ポイントカードと連携させれば、貯めたポイントを以下のような実際のお店で使うことができるようになります。
- マクドナルド
- ミスタードーナツ
- くら寿司
- 松坂屋
- 大丸
- ツルハドラッグ
- 紳士服のコナカ
- ジョーシン
- 出光SS
もちろん貯めたポイントをそのまま使うのではなく、楽天Edyへ交換すればさらにお得です。
街中のレストランやショップなどでポイントを使うことができるので、ポイントだけで生活することも不可能ではありません!
オリコカード・ザ・ポイント
オリコカード ザ ポイントも、100円につき1ポイントが貯まるカードです。
楽天カードと異なるのは、入会後6カ月間はポイント還元率が2.0%になるところです。もちろん公共料金や税金の支払いも100円につき2ポイントが貯まるので、固定資産税や車検などまとまった支払いをする際に、ポイント還元率2.0%の威力を発揮することができます。
貯めたポイントはAmazonギフトやLINEギフトコードなどのオンラインギフト券に交換することができます。楽天カードからもAmazonギフトへ移行することができますが、楽天Edyを経由してFelicaリーダーなどを用意する必要があり手間がかかるデメリットがあります。
オリコカード ザ ポイントならそのような手間をかけずに、リアルタイムでポイント交換できるメリットがあります。
ただし、貯めたポイントは500ポイント以上にならないと使うことができないため、ポイントがムダになってしまうことがあるかもしれません。
PayPayカード
PayPayカードは、利用金額200円(税込)につき1%、2円相当のPayPayポイントが還元されるカードです。
Yahoo!ショッピングやLOHACOなら毎日ご利用金額200円につき最大5.0%のPayPayポイントが貯まるため、ポイント還元率5.0%のカードとして使うことができます。
PayPayカードは唯一PayPay残高にチャージできるクレジットカードです。
PayPayを利用されている方ならPayPayポイントを効率よく貯められるのでおすすめのカードです。
特にヤフオク!を利用している人は、PayPayカードで本人確認が不要になる特典を受けることができ、ヤフオク!利用でも1.0%のPayPayポイントを貯めることができます。
いろいろなポイントサービスがある中で、PayPayポイントだけはしっかり貯めている!という人にPayPayカードをおすすめします。
こちらの記事でも高還元率を誇るおすすめのクレジットカードを紹介していますので、あわせて参考にしてくださいね。
まとめ
「クレジットカードのポイントで一番得する使い方は?効率的に交換する方法」はいかがでしたか?
この記事の内容を最後におさらいしておきましょう。
- ポイントには有効期限がある
- ポイント交換は1ポイント=1円以上の価値があるかどうかを見極める
- 一番得するポイントの使い方は、「電子マネー」「マイル」「割引券/クーポン」の3つ
これで今までクレジットカードのポイントをなんとなく貯めていた人でも、どの使い方が自分にとってぴったりなのかを判断することができるようになります。
せっかく貯めたポイントを有効活用して、お得な毎日を過ごしましょう!
本記事の編集者について

イーデス編集部
専門知識がないと難しい金融商品を、正確で詳しく、わかりやすく伝えるために、記事企画・推敲・構成・編集・情報の更新を行っております。