銀行系マイカーローンを徹底的に解説!良い条件の借入すべてが分かります
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「自動車の購入をするので、できるだけ良い条件のマイカーローン利用を検討している」
そこでローン申込先の候補のひとつとなるのが、「銀行」ではないでしょうか。
多くの銀行ではマイカーローンを取扱っており、ディーラーで申込するよりも利用者にとって良い条件で借入できることが多い傾向にあります。
そのため、「ディーラーでなく銀行系マイカーローンを利用をしたい!」という人も多いかと思います。
しかし、実際に申込する前には以下のような疑問が出てくるものです。
- どのような特徴があるのか?
- 他のマイカーローンと比較してどうなのか?
- 審査は厳しいのか?甘いのか?
- なぜ審査に落ちてしまう人がいるのか?
- 申込の流れはどのようになるのか?
- 本当のところおすすめの銀行はどこなのか?
そこで当記事ではこうした疑問を解決すべく、銀行系マイカーローンについて徹底的に解説してみました。
この記事を読むことで銀行系マイカーローンのすべてが分りますので、「申込を検討しているので詳しく知りたい!」という人はぜひ参考にしてください。
飯田道子 / ファイナンシャルプランナー
【専門家の解説】
お金を借るなら銀行から!と考えている人にとっては、マイカーを購入したときにも銀行のマイカーローンを利用したいと思うかもしれません。
ただ、その他の借り入れ先であっても良い会社はあります。
銀行のマイカーローンとはどのような仕組みなのか、どのような人に向いているのかを知り、自分にあった借入先かを判断しましょう。
ファイナンシャルプランナー
監修者飯田 道子
金融機関勤務を経て1996年FP資格を取得。
現在は各種相談業務のほか、セミナー講師、執筆活動、独立支援などを活動は多岐に渡る。
どの金融機関にも属さない独立系FPとして、金融・保険情報が得意。
また海外移住の相談などにも対応しており、特にカナダや韓国への移住支援などを行っている。
「宅建資格を取るまえに読む本」「貯める!儲ける!お金が集まる94の方法」「介護経験FPが語る介護のマネー&アドバイスの本」「テラー必携‼ あなたのファンを増やす魔法の質問」などの著書もあり。株式会社エイチームライフデザイン
編集者イーデス編集部
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■許認可
有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788)
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銀行系マイカーローンとは?
銀行系マイカーローンとは、銀行(信用金庫や労働金庫も含む)が提供する、使いみちが自動車関連の利用に限定された目的別ローンのことです。
金利の低さや所有権を持てるメリット
銀行系マイカーローンのおもなメリットは以下の2つです。
- 金利の低さ
- 車の所有権を持てる
マイカーローンは銀行系・信販系・ディーラーの3つが代表的ですが、その中で銀行系は以下のように一番金利が低い傾向にあります。
マイカーローンの種類 | 金利相場 |
---|---|
銀行系 | 年2.0%~4.0%台 |
信販系 | 年2.0%~8.0%台 |
ディーラー | 年4.0%~8.0%台 |
このため、一番低金利で借入できる可能性があり、利息も抑えやすくなっているのです。
低金利でおすすめのマイカーローンについては、こちらで紹介しているのでご参考にしてください。
次に車の所有権を持てるというメリットもあります。
銀行系マイカーローンは現金を借入する形が基本になるため、ディーラや中古車店側には現金払いで車を購入することが可能です。
よって、車の所有権はあなたのものとなります。
一方でディーラや中古車店のマイカーローンは車を担保とした分割払いであるケースが多く、その所有権は販売店になることが多いのです。
日数や審査の厳しさがデメリット
銀行系マイカーローンのデメリットは以下の2つのデメリットがあります。
- 借入までに時間がかかる
- 審査が厳しい
銀行系マイカーローンは借入までに少々時間がかかります。
審査が申込日の当日に終了するようなことはまずありませんし、以下のように借入までにそれなりの時間がかかることがほとんどです。
銀行名 | 借入までの日数 |
---|---|
横浜銀行マイカーローン | 最短7日 |
三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローン | WEB契約で最短9日(7営業日) |
りそな銀行マイカーローン | - |
埼玉りそな銀行 りそなマイカーローン | 最短3週間 |
次に審査が厳しい傾向にあるというデメリットもあります。
審査が厳しい理由は、「金利の低さ」です。
マイカーローンに限らずローンの審査難易度は金利が低いほど上がっていきます。
その理由は金利が低くなるほどローン提供側のリスクが高まるからです。
金利が高い場合は利息収入が大きくなりますので、万が一貸したお金が返ってこなくてもそのリスクは軽減されます。
その一方で金利が低い場合は利息収入が小さくなりますので、貸したお金が返ってこない時のダメージが大きくなるのです。
こうした理由がありますので、金利が低い傾向にある銀行系マイカーローンは審査のハードルを上げてリスクの低い人のみに融資を行なう傾向にあるのです。
他のローンとの違いは?
マイカーローン以外にも金融機関でお金を借りる方法はありますよね。
そのもっとも代表的なものは「カードローン」と「フリーローン」ではないでしょうか。
これらとの大きな違いは、マイカーローンだけ「お金の使いみちが自動車関連の費用に限られている」という点です。
カードローンとフリーローンの場合、使いみちが基本自由である「多目的ローン」であるため、様々な目的で利用をすることが可能です。
それに対して、銀行系マイカーローンは使いみちが限定された「目的別ローン」です。
よって、自動車関連の費用にしか利用できません。
たとえば、「三菱UFJ銀行 マイカーローン」の使いみちは以下のとおりです。
- 自動車・自動二輪車購入資金および諸費用
- オプション代金等見積書に記載された付帯経費(営業用車を除く)
信販系マイカーローンとの比較
信販系マイカーローンは銀行系と比較すると、「金利が高めの場合が多いけど、審査のハードルが低めで借入までの時間も早い」という特徴があります。
信販系マイカーローンとは、「オリコ」や「ジャックス」、「アプサラス」などの信販会社が提供する自動車ローンです。
信販系マイカーローンにはおもに2つのタイプがあります。
- 信販会社に直接申し込むタイプ
- 販売店を経由して申し込むタイプ
多くの場合は後者のタイプになりますが、ここで解説しているのは前者の信販会社に直接申し込みをするタイプです。
そんな信販系マイカーローンと銀行系マイカーローンを比較すると、以下の違いがあります。
- 銀行系よりも金利が高い
- 審査の難易度は信販系の方が低い
- 借入までのスピードは信販系の方が早い
金利に関して信販系の方が高いケースがほとんどです。
そのため、審査も銀行系よりも信販系の方がやさしめであるケースが多いですね。
ただし、信販系マイカーローンの金利は信販会社によって大きく異なるため、中には銀行系並みの低金利で借入できることもあります。
そのような低金利の信販会社の場合は、審査も銀行並に厳しくなっている可能性があります。
借入までのスピードに関しては、信販系の方が銀行よりも早い傾向にあります。
ディーラーローンとの比較
ディーラーローンは銀行系マイカーローンと比べると、「金利が高めだが審査のハードルが下がり、借入までの時間が短い」という特徴があります。
ディーラーローンとは、「トヨタ」や「日産」、「ホンダ」などの自動車ディーラーで扱っているマイカーローンを指します。
ただ、実際に審査や融資をするのはディーラーと提携している信販会社です。
そのため、信販系マイカーローンのひとつであり、先に解説した信販系マイカーローンと大きな違いはありません。
ただし、ディーラー経由で申し込みをする場合、信販会社に直接申し込みをする場合にはない以下のような特徴があります。
- 申込手続が簡素化されており楽
- 直接現金を借入するのではなく分割払いになる
- 同じ系列のディーラーでも店舗によって金利が異なるケースがある
- 金利引き下げ交渉に応じてくれることがある
- 車の所有権はディーラーになることがほとんど
- 車種によっては特別金利が適応されることもある
ディーラー経由のローンには、こうした特徴がありますので人によってはディーラーローンが向いていることもあります。
そうしたことから見積もりだけでももらっておくのがオススメです。
ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
監修者 飯田道子の一言コメント!
車を購入する際、ディーラーから勧められるのがディーラーローンです。販売者から借りるため、簡単で気楽、金利の引き下げに応じてくれることもあります。その他、オプションを無料でつけてもらえることもあり、メリットもたくさんあります。所有権にこだわらないなら、ディーラーローンという選択肢も悪くはありません。
飯田さん
残価設定ローンとの比較
残価設定ローンは銀行系と比較すると、「毎月の返済額は抑えやすいが総返済額が高くなる」という特徴があります。
ディーラーのマイカーローンには「残価設定ローン」という種類もあります。
残価設定ローンとは、事前に「据置価格(残価)」を設定して、その金額を最後の支払に据置した価格でローンを組む支払方法です。
たとえば、400万円の車を据置価格150万円で残価設定ローンを組むと仮定しましょう。
このケースですと、400万円から据置価格の150万円を差し引いた250万円でローンを組めることになるのです。
このため、ローンを組む金額が通常よりも下がり、月々の返済額が少なくなるというメリットがあります。
ただし、据置価格の150万円はあくまで据置しただけですので、最終回の支払時に以下のいずれかの方法で清算する必要があります。
- 車を一括または再分割で購入する
- 車を返却する
- 車を下取りして新しい車を買う
このような特徴があるのが残価設定ローンです。
そんな残価設定ローンを銀行系マイカーローンと比較した場合、以下のような違いがあります。
- 毎月の返済額を抑えやすい
- 車種によっては特別金利が適応され、銀行よりも低金利になることがある
- 審査のハードルは銀行よりも低め
- 借入までのスピードは銀行よりも早め
- 総返済額は銀行より大きくなってしまうケースが多い
- 車の所有権はディーラーになる
- 現金の借入ではなく分割払いになる
とくに注目しておきたいのが「総返済額」です。
残価設定ローンは残価を据置した価格でローンが組めるため、残価を除いた金額で利息計算がされると思いがちですがそうではありません。
残価にも手数料が発生します。
このため、300万円で残価100万円でローンを組んだとしても、200万円で利息計算されるのでなく300万円で計算されることになります。
また、残価の清算時に再ローンを選んでしまうと金利が上がるケースが多いです。
残価設定ローンにはこうした落とし穴があるため、銀行系マイカーローンに比べて総返済額が大きくなってしまうことが多いというデメリットがあります。
銀行系マイカーローンで金利を抑えるには
マイカーローンを組む時にもっとも気になってくるのが「金利」ですよね。
自動車は数百万円するケースが当たり前なため、金利が年1.0%違うだけでも利息は大きく異なってきます。
なので「少しでも低金利で借入したい!」というのがみなさんの希望ではないでしょうか。
金利を抑えるには以下の4つのポイントを抑えておく必要があります。
- 上限金利の低い銀行を選択する
- キャンペーンを開催している銀行に申し込む
- 金利優遇が受けられる銀行を選ぶ
- 変動金利を選択する
上限金利の低い銀行を選択する
金利を抑えるには、上限金利の低い銀行を選択するのが一番です。
上限金利とはそのローンで設定される一番高い金利のことです。
金利1.9%~3.0%とあれば3.0%が上限金利になります。
上限金利以上の金利に設定されることは100%ないため、この上限金利が低い銀行ほど低金利で借入できる可能性が上がります。
キャンペーンを開催している銀行に申し込む
キャンペーンを開催している銀行に申し込むのも良い手です。
銀行の中には金利引き下げキャンペーンを行なっていることがあります。
そうした銀行に申込をすれば金利を抑えられる可能性が高くなります。
金利優遇が受けられる銀行を選ぶ
銀行によってはその銀行で住宅ローンや給与振込などの取引があれば、金利が優遇されるケースがあります。
そのような金利優遇を受けて金利を下げるという手もあります。
変動金利を選択する
「変動金利」と「固定金利」から金利を選べる場合は、変動金利を選択するのがおすすめです。
銀行系マイカーローンには、変動金利と固定金利から金利を選択できることがあります。
変動金利とは金融情勢によって利率が変化することがある金利であり、固定金利とはその逆の利率が固定となる金利です。
変動金利の場合、金融情勢によって利率が変化するリスクがあるものの、固定金利よりも低金利になっていることがほとんどです。
よって、変動金利と固定金利を選べる場合は「変動金利を選択する」のがおすすめです。
ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
監修者 飯田道子の一言コメント!
銀行の金利をさらに抑えるためには、いくつかの方法が考えられます。ここで掲げている他にも、個人の取引状況によっては金利を優遇してもらえるケースもあります。取引口座が分散しているなら、金利の優遇が受けられる、特定のサービスが受けられるような銀行の口座を開設しておくと良いですね。
飯田さん
条件の交渉は有効?
ディーラーの場合、交渉をすれば金利を引下げてくれることがある点をご存知の人も多いかと思います。
では、銀行系マイカーローンでもそれは可能でしょうか?
結論から言いますとまず出来ません。
銀行系マイカーローンの場合、そもそも最初からかなりの低金利になっているケースが多いです。
そのため、金利の高い傾向にあるディーラーローンのように金利の引下げ交渉は不可能であるケースがほとんどなのです。
ただし、銀行によっては取引実績によって金利優遇が受けられるケースがあります。
たとえば、申込先の銀行の住宅ローンを利用していたり、給与振込や年金受取をしていたりするような場合です。
こうした人への金利優遇サービスがある銀行であれば、店頭金利よりも低い金利でマイカーローンを組むことが可能です。
利息の計算方法(固定金利・変動金利)
マイカーローンの利息の計算式は以下が基本です。
「利息=ローン金額Xローン金利÷365X返済日数」
たとえば、400万円を金利年3.0%の5年(1825日)で返済する場合ですと以下のように計算します。
おすすめポイント
- 400万円 × 3.0% ÷ 365 × 1825日 = 60万円
上記の場合ですと60万円の利息が発生することになります。
ただし、実際にはボーナス払いなども利用する人も多いかと思いますし、変動金利の場合は返済途中で金利が変化する可能性があります。
そのため、実際の計算は各社のシミュレーションを利用して利息を確認するのがおすすめです。
しかし、マイカーローンのシミュレーションで変動金利の計算にも対応しているものは見つかりませんでした。
そこで住宅ローンのシミュレーションではありますが、変動金利の計算にも対応している「みずほ銀行のシミュレーション」を参考にし、試算した結果を記載しておききましたので参考にしてください。
借入条件は以下とおりです。
- 借入額 500万円
- 金利 年3.0%
- ボーナス払い なし
- 返済期間 5年
金利 | 利息額 |
---|---|
固定金利 年3.0% | 390,580円 |
変動金利 2年目から年4.0% | 439,720円 |
変動金利 3年目から年4.0% | 412,732円 |
変動金利 4年目から年4.0% | 396,376円 |
変動金利の場合、返済時期が早い時に金利上昇となってしまうほど、利息が増えてしまいます。
金利が上昇するかどうかは金融情勢次第ですので、予測が出来ません。
そのため、変動金利を利用する時はなるべく返済期間を短めにとってしておくのがおすすめです。
また、多くの銀行では「繰り上げ返済(任意返済)」ができるケースがほとんどです。
繰り上げ返済をすればローン残高の減りが早くなり、返済期間を短縮できるため、余裕のある時は多めに返済して金利上昇のリスクを減らすという手もあります。
銀行系マイカーローンの借入金額
ここからは銀行系マイカーローンの借入金額について解説していきます。
まずは各行の借入可能額を確認してみましょう。
銀行名 | マイカーローン名 | 借入可能額 |
---|---|---|
三菱UFJ銀行 | ネットDEマイカーローン | 1,000万円 |
三井住友銀行 | マイカーローン | 10万円以上300万円以内 |
りそな銀行 | りそなマイカーローン | 10万円以上1,200万円以内(1万円単位)※ |
埼玉りそな銀行 | りそなマイカーローン | 10万円以上1,200万円以内(1万円単位)※ |
横浜銀行 | 横浜銀行マイカーローン | 最大1,000万円※ |
千葉銀行 | ちばぎんマイカーローン | 10万円以上1,000万円以内 |
※横浜銀行マイカーローン:使いみちが「車検・定期点検・修理費用、保険費用」と「車庫・電気自動車充電設備の設置費」の場合は10万円以上500万円以内
※りそな銀行マイカーローン:借りかえの場合は、現在利用中の他社自動車ローンの残高の範囲以内(1万円単位)で、かつ上記の融資金額以内。
※埼玉りそな銀行マイカーローン:借りかえの場合は、現在利用中の他社自動車ローンの残高の範囲以内(1万円単位)で、かつ上記の融資金額以内。
上記のように銀行系マイカーローンの借入額は、最高1,000万円までという場合が多くなっています。
ただし、これはあくまで最高額であり、誰しもが1,000万円まで借り入れできるわけではありません。
借入金額は審査によって決定する
マイカーローンの借入金額は審査によって決定します。
審査によって返済能力を判断され、その返済能力の範囲内で銀行側が適切だと判断する金額に設定されるのです。
このため、いくら借入できるかは審査を受けてみないことには分からないんですね。
ただし、借入額が高くなる可能性がある人ならある程度予想ができ、それは以下のような人になります。
- 年収が高い
- 公務員や上場企業の正社員等の安定性の高い職業についている
- 他社借入額や件数が少ない
- 信用情報に問題がない
自動車ローンは総量規制の対象外
自動車ローンは基本的に「総量規制」の対象外です。
貸金業法には総量規制というものがあり、「貸金業者は融資申込者に対して年収の1/3までしかお金を貸してはいけない」と決まっています。
この総量規制をご存知の人は、「自動車ローンも総量規制の対象になるのでは?」と疑問がある人もいるかと思います。
しかし、答えはノーです。
まず銀行系の場合は「銀行法」によって運営されるため、貸金業法の法律は適応されません。
次にディーラーの場合は貸金業者である信販会社のローンであるため、総量規制の影響を受けそうに感じますよね。
しかし、自動車を担保にしてローンを組むのが基本であるため、総量規制の「除外」が適応され総量規制の対象ではないのです。
ただし、ディーラーを経由せずに信販会社に直接申し込みする場合は総量規制の対象になるので注意です。
信販会社に直接申し込みするタイプの場合、車を担保にするわけではありませんので総量規制の除外が適応になりません。
そのため、信販系マイカーローンは総量規制の対象になり、年収の1/3までしか借入できないのです。
総量規制の対象外でも他社借入は審査に影響する!
銀行系やディーラーのマイカーローンは総量規制の対象外ですが、それでも他社借入は審査に影響するので注意です。
他社借入金額や件数が多い人ほど、毎月の返済負担が大きくなります。
その負担の大きさによっては「これ以上の融資は危険!」という人も少なくはありません。
このため、総量規制の対象外になるとはいえ、他社借入の状況によっては審査に影響することがあるので注意です。
なお、他社借入というのはおもにカードローンやキャッシング、クレジットカードの利用額、住宅ローンなどの各種ローンです。
これらの利用がある人はその借入分も審査に影響すると覚えておきましょう。
銀行系マイカーローンの審査
ここからは銀行系マイカーローンの審査について解説していきます。
銀行系マイカーローンの審査は、一般的に「スコアリングシステム」が採用されているのが基本です。
スコアリングシステムとは、申込者の「個人情報」や「信用情報(いわゆるクレヒス)」を元に返済能力をスコア化して、合否を判断する審査方法です。
よって、銀行系マイカーローンの審査は様々な情報を元に審査の合否が決定します。
審査基準は年収だけでなく勤続年数など
スコアリング審査の場合、審査の合否は年収だけで決まるわけではありません。
その他にも以下のような多くの項目から判断されます。
- 年齢
- 職業
- 勤続年数
- 家族構成
- 住居形態
- 他社からの借入金額・件数
- 過去の返済履歴
年収以外でとくに重視されるのが以下の4つです。
- 職業
- 勤続年数
- 他社からの借入金額・件数
- 過去の返済履歴
職業
職業が重要なのは「安定した収入があるか?」という部分に直結するからです。
マイカーローンの審査でもっとも重視されるのは「安定収入」であり、安定収入とは「毎月安定継続して得られる収入」のことです。
申込者の職業を確認すればこの部分が判断できるため、職業の項目が重視されるのです。
勤続年数
「勤続年数」を確認することによっても安定収入があるかを判断できます。
勤続年数が長い人ほど同じ職場に留まる傾向が強いため、「収入が途絶えてしまう危険が少ない」と判断することが可能だからです。
他社借入
「他社借入」に関しては先にお伝えしたとおりです。
他社借入金額と件数を確認すれば、申込者に毎月どれくらいの返済負担があるのかが分ります。
そのため、申込者の返済能力に合った適切な融資をするために必ず確認しなくてはいけない項目なのです。
過去の返済履歴
「過去の返済履歴」も必ず確認される重要な項目です。
返済履歴を確認すればその人のお金に関する信用度が分ります。
きちんと期日通りに返済しているなら信用できると判断できますし、そうでない人は信用が出来ません。
お金に関して信用できない人に融資をしてしまうと、貸したお金が返ってこないリスクが高まります。
このため、銀行系マイカーローンの審査では必ず過去の返済履歴を確認され、スコアリングにも重要な項目となっているのです。
通るか不安な方はまず仮審査を
「審査に通る自信がない・・・」このような人は、まず「仮審査」にチャレンジしてみましょう。
仮審査を受ければ、「借入可能なのか」や「いくらまで借入できるのか」を事前に知ることが可能です。
仮審査と聞くと、カードローン会社などに多い「簡易審査」をイメージする人が多いかもしれません。
しかし、銀行系マイカーローンの仮審査はそれらとは大きく異なります。
簡易審査の場合、入力項目が年収・他社借入額・生年月日などの3~5個程度の必要最低限の情報で判断がされます。
そのため、その精度はお世辞にも高いとは言えません。
それに対して、銀行系マイカーローンの仮審査は入力する内容は多岐に渡り、正式な申込時に近い内容となっています。
こうしたことから、仮審査とはいえその精度は高く、正式な審査に近い判断基準となっている場合が多いのです。
また、仮審査には信用情報機関への照会がありませんので、「信用情報に申込情報が残ってしまうのでは?」という心配も無用です。
この仮審査はインターネットから行なえるケースがほとんどで、来店や郵送なども必要ありません。
入力項目は多いですがおよそ5分~10分程度で完了できるかと思います。
審査結果も早ければ当日中に通知されることもあります。(審査時間は銀行によって違います)
仮審査に通過できればそのまま本審査に進むことも出来ますし、本審査への申し込みは保留しておきより良い条件のローンを探すことも可能です。
もちろん、後から良い条件のローンが見つかり借入できそうだった場合は、問題なくキャンセル可能です。
こうしことから、仮審査を利用すればノーリスクで審査に通るかを確認できますので、まずは仮審査を受けみるのがおすすめです。
即日融資は2018年1月から停止
銀行系マイカーローンの即日融資は2018年1月から停止になりました。
2018年1月以前でしたら、銀行によっては即日融資が可能というマイカーローンもありました。
しかし、2018年1月からはどの銀行でも即日融資には100%対応してくれません。
その理由は、審査に「警察庁データベースの照会」が加わったためです。
警察庁データベースの照会とは、融資申込者が暴力団等の犯罪組織と関わり合いがないかを警察庁のデータベースによって確認するための作業です。
なぜこのような作業が必要になったかと言いますと、その理由は以下の2つです。
- とある銀行が暴力団に融資していたことが大問題となったため
- 銀行の過剰融資が問題になったため
上記のような理由があり、審査の厳格化という目的で警察庁データベースの照会が審査に加わることとなったのです。
この警察庁データベースの照会結果が出るのは、早くても照会日の翌日であり長いと2週間程度かかることもあります。
そのため、当日中に審査を完了させることが不可能となり、即日融資も出来なくなってしまったのです。
こうしたことから、銀行系マイカーローンは即日融資に対応していませんので注意してください。
審査が甘い銀行はある?
「審査に自身がないのでなるべく審査が甘い銀行が知りたい」このような人は少なくはないかと思います。
しかし、結論から言って審査の甘い銀行はありません。
そもそも銀行系マイカーローンは金利が低い傾向にあるため、審査の難易度が高めです。
それだけでなくマイカーローンという特性上、融資する金額も大きくなる傾向にあるため、審査のハードルを上げてリスクの少ない人のみを審査に通すようにしている銀行がほとんどなのです。
こうしたことから、残念ですが審査の甘い銀行はありません。
しかし、ひと口に銀行系マイカーローンといっても各行で審査基準はバラバラです。
このため銀行系マイカーローンの中では、審査のハードルが低めになっている銀行というのはあります。
それは以下のような条件を備えている場合です。
- 申込条件がやさしい
- 上限金利が高め
年収や勤続年数などの「申込条件」がやさしい銀行ほど、審査の難易度が下がる傾向にあります。
理由は「申込条件がやさしい=申込対象を広げている」ということになるからです。
「上限金利」が高いほど審査の難易度は下がります。
これは先に解説したとおり、金利が高いほど利用者が返済不能になった際の銀行側のリスクが減るからです。
よって、上限金利が低い銀行を避けることで審査のハードルを下げることが可能です。
このように「申込条件がやさしい」、「上限金利が高め」といった銀行を選ぶことで審査のハードルを下げることができる可能性があります。
▼マイカーローンの審査について詳しくはこちらの記事をチェック
銀行系マイカーローン審査に落ちてしまった場合
審査に落ちてしまった場合はどうすれば良いでしょうか?
この章では、そんな審査落ちになってしまった時の原因や対策方法についてお伝えしていきます。
考えられる原因と対策
銀行系マイカーローンの審査に落ちにしてしまうおもな原因は以下のとおりです。
- 申込条件を満たしていない
- 収入が安定しない
- 年収が200万円に満たない
- 他社借入の金額や件数が多い
- 将来の借入を警戒された
- 信用情報に問題がある
申込条件を満たしていない
申込条件を満たしていない場合は100%審査落ちになってしまいます。
そのため、しっかりと申込条件を確認してから申し込みをするようにしましょう。
収入が安定しない
収入が安定しない場合も審査落ちしやすくなります。
収入が安定しないと判断されるのは以下のようなケースです。
- 定職に就いていない
- 転職を繰り返しており勤続年収が短い
定職に就いていない人(例:無職、投資やギャンブルで生計を経てている人など)は「毎月継続して収入が得られるのか?」という部分に不安が残ります。
転職を繰り返しており勤続年数が短い人は、「この先も同じ職場に留まるだろうか?辞めてしまい収入が無くなる危険があるのでは?」という不安があります。
上記のような人はこうした不安材料があるため、安定収入がないと判断され審査落ちしてしまうことがあるのです。
このため、審査に通るには以下の2つの条件を満たしておきたいところです。
- 定職に就き毎月収入を得られるようにする
- 勤続年数をできる限り延ばす(最低でも1年以上は欲しい)
年収が200万円に満たない
銀行系マイカーローンの場合、年収が200万円に満たないと審査に通りにくいとされています。
実際に各行の申込条件を確認すると「年収200万円以上」という記載があるケースが多くなっています。
よって年収は200万円以上は欲しいですね。
他社借入の金額や件数が多い
他社借入の金額や件数が多い場合も審査落ちの原因になります。
金額は年収の1/3以上あると危険とされ、件数はカードローンやキャッシング等の現金の借入であれば3件以上が危険とされています。
このため他社借入がある場合、金額と件数はできる限り減らしてから申し込みをするようにしましょう。
将来の借入を警戒された
将来の借入を警戒されてしまったことが原因で審査落ちになる可能性もあります。
クレジットカードやカードローンなどは契約中であれば、好きな時にすぐに利用が可能です。
そうしたことから、今は利用していなくても将来利用して返済不能になってしまうことを警戒され審査落ちになることがあるのです。
このため、不要なクレジットカードやカードローンがある場合は申込前に解約しておくのがおすすめです。
信用情報に問題がある
信用情報に問題がある場合、高い確率で審査落ちになります。
問題があると判断されるのはおもに「延滞記録」と「事故情報」です。
信用情報にはクレカやローンの返済記録が一定期間残りますので、支払期日を守らないと「期日通りに返済しなかった」という延滞記録が残ってしまいます。
1個や2個くらいの延滞記録であれば、うっかり忘れの可能性も考慮してくれるため審査に大きく影響はしないケースも多いです。
しかし、何個もある場合や連続してある場合は審査に大きなマイナスポイントとなります。
このように延滞記録がいくつもある人へお金を貸すのはリスクが高いからです。
次に事故情報ですが、事故情報がある場合はほぼ審査に通りません。
事故情報とはおもに「長期延滞」、「債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)」、「強制解約」、「代位弁済」などです。
これらの事故情報を起こす人の多くは、「返済能力に問題が生じ返済できなくなった」という人が大半です。
よって、「信用情報に事故情報がある=返済能力に問題あり」という証明になってしまうため、審査にほとんど通らなくなるのです。
こうしたことから、信用情報に問題がある場合は高い確立で審査落ちになりますので、問題となる情報が消えてから申し込みをするしか対策方法がありません。
延滞記録の場合ですと、たとえば「CIC」であれば24ヶ月残ります。
事故情報の場合の場合はどの信用情報でもおよそ5年~10年です。
信用情報からこれらの情報が消えたかは各信用情報機関に「開示請求」をすることで可能ですので、過去に延滞や事故情報を起こしてしまった人は一度開示請求をしてみましょう。
それでも自動車ローンを利用したい場合
「銀行系マイカーローンの審査に通らなかった・・・。それでもどうしても欲しい車があるので自動車ローンを組みたい!」このような場合どうすれば良いでしょうか?
そうした場合、ディーラーや信販会社の自動車ローンを利用するという手があります。
ディーラーや信販会社の自動車ローンは銀行系よりも金利が高い場合が多いですが、その分審査のハードルは下がります。
よって、銀行系でダメだった人でも審査に通る可能性があります。
銀行系マイカーローンはこのような人におすすめ
ここまでの解説で、銀行系マイカーローンに関しては十分理解してもらえたかと思います。
そこでこの章では、銀行系マイカーローンがどのような人に向いているのかをお伝えしていきます。
銀行系マイカーローンが向いているのは以下のような人です。
- 一定の年収がある人
- 時間的余裕の多少ある人
- ディーラーローンで高い金利を提示された人
- 金利優遇措置を受けられる人
- 他社のマイカーローンの借り換えをしたい人
- 車の所有権を自分名義にしたい人
一定の年収がある人
銀行系マイカーローンには年収制限があるケースも多いため、一定の年収がある人におすすめです。
どのくらいの年収があればOKかは各銀行によって異なりますが、目安は200万円以上です。
時間的余裕の多少ある人
銀行系マイカーローンは借入まで少々待てる人に向いています。
即日融資は100%出来ませんし、借入まで平均的に1週間~2週間程度かかるケースが多いからです。
ディーラーローンで高い金利を提示された人
「ディーラーローンの金利は高すぎる!」という人にも最適です。
銀行系の場合、ディーラーよりも低金利であるケースが多いため、利息も抑えやすくなっています。
金利優遇措置を受けられる人
金利優遇措置を受けられる人にもおすすめできます。
銀行の中には申込先の銀行で住宅ローンや給与振込、年金受取り、投資商品などを利用している場合、金利優遇措置を受けられることがあります。
その場合、店頭表示金利よりも低金利になり他銀よりも有利な条件で借入できることが多いです。
他社のマイカーローンの借り換えをしたい人
他社のマイカーローンの借り換えをしたい人にも向いています。
銀行系マイカーローンは借り替えにも利用できますし、金利も低い傾向にあります。
このため、現在他社のマイカーローンを利用しており、そのローンよりも良い条件で借入できるなら借り換えを検討するのもおすすめです。
▼マイカーローンの借り換えについては、こちらの記事をご参考にしてください。
車の所有権を自分名義にしたい人
車の所有権を自分名義にしたい人にも最適です。
銀行系マイカーローンは現金の借入が基本となるため、ディーラーや中古車店には現金払いで車を購入することが可能です。
よって、車の所有権は自分名義にしてローンを組むことが可能です。
銀行系マイカーローンの申込みから契約までの流れについて
「銀行系マイカーローンも申し込み~契約まではどのような感じになるのだろう?」と気になっている人も多いかと思います。
そこで三菱UFJ銀行の「ネットDEマイカーローン」を参考にし、その流れを解説してみました。
必要書類
三菱UFJ銀行のネットDEマイカーローンの場合、必要書類は以下の3点です。
- 本人確認書類
- 収入証明(借入金額が201万円以上の場合)
- 使いみちを確認できる書類
それぞれ有効な書類は以下のとおりです。
本人確認書類 | ・運転免許証 ・パスポート ・在留カード ・住民基本台帳カード(顔写真付き) ・個人番号カード(マイナンバーカード) |
---|---|
収入証明 | ・源泉徴収票 ・住民税決定通知書 ・確定申告書 ・納税証明書 |
使いみちを確認できる書類 | ・ローン返済予定表 ・見積書や契約書 ※借替の場合は上記に加え、以下の書類も必要 ・ローン返済予定表 ・直近3ヵ月の返済実績資料(通帳のコピー等) ・車検証のコピー |
手続きの流れ
手続きの流れは以下のとおりとなります。
STEP.1
事前審査の申し込み
STEP.2
本審査・必要書類の提出
STEP.3
契約手続
STEP.4
借入
まずは事前審査(仮審査)へ申し込みします。
その後は事前審査結果がメールによって通知されます。
審査通過の場合はメール内に本審査に必要となる書類の提出方法が記載されていますので、Web(画像アップロード機能)から書類を提出します。
書類の提出が完了しましたら本審査の開始となります。
なお、本審査には「在籍確認」があり、申込時に申告した職場に電話がかかってきます。
ただし、在籍確認は「担当者の個人名」で電話されますので、他人が対応してもマイカーローンの在籍確認とは分りませんので安心してください。
本審査の結果はメールで通知され、無事通過できましたら後に電話で契約から借入までの手続方法が連絡されます。
三菱UFJ銀行のネットDEマイカーローンの場合ですと、申し込みの流れはこのようになります。
ネットで手続きを完結できる銀行も
銀行系マイカーローンの中にはネットで手続きを完結できるものもあります。
先に紹介した三菱UFJ銀行のネットDEマイカーローンもそのひとつです。
このようなネットで手続きを完結できるマイカーローンであれば、ほぼすべての手続がネットで行なえますので来店不要で申し込み~契約~借入までできることがほどんどです。
仕事が忙しくて来店するヒマがない・・・」という人は、こうしたネットで手続きを完了できるマイカーローンを選択するのも良いでしょう。
金利で比較!おすすめの銀行系マイカーローンランキング
最後に低金利で借入できるおすすめの銀行系マイカーローンを紹介しておきます。
いずれも銀行系の中でも低金利な部類なマイカーローン選びの参考にしてもらえれば幸いです。
1位 横浜銀行マイカーローン
金利 | 年0.9%~2.4%(変動金利) |
---|---|
限度額 | 最大1,000万円※ |
借入期間 | 1年以上10年以内 |
保証人・担保 | 不要 |
保証料 | 不要 |
※限度額:使いみちが「車検・定期点検・修理費用、保険費用」と「車庫・電気自動車充電設備の設置費」の場合は10万円以上500万円以内
横浜銀行マイカーローンは、横浜銀行が提供する地方銀行系の自動車ローンです。
横浜銀行は以下の地域に在勤または在住の方からの申し込みに対応しています。
- 東京都(一部地域を除く)
- 神奈川県
- 群馬県(前橋市・高崎市・桐生市・みどり市)
そんな横浜銀行マイカーローンには以下のような特徴があります。
- 最短7日で借入れ可能
- 仮審査結果は最短即日回答!
- 来店不要ネットで完結
2位 りそな銀行「りそなマイカーローン」
金利 | 年0.9%~3.8%※ |
---|---|
限度額 | 10万円以上1,200万円以内(1万円単位)※ |
借入期間 | 1年以上10年以内(1ヵ月単位) |
保証人・担保 | 不要 |
保証料 | 不要 |
※金利:通常金利は年1.200%・1.900%・2.800%・3.800%、住宅ローン利用を利用している場合は年0.900%・1.900%。審査により、りそな銀行が決定します。
※EV・FCV購入の場合は通常金利から年0.3%引き下げられ、年0.900%~3.500%の金利が適用されます。
※EV・FCV購入の人向け金利特典と住宅ローン利用の人向け金利特典は併用できません。
※限度額:借りかえの場合は、現在利用中の他社自動車ローンの残高の範囲以内(1万円単位)で、かつ上記の融資金額以内。
りそな銀行が提供する「りそなマイカーローン」。
そんなりそなマイカーローンの特徴は以下となります。
- 金利は4種類
- 車検費用、修理費用、その他車関連費用にも利用可!
- 新車・中古車・バイクはもちろん、借り替えもOK!
3位 埼玉りそな銀行「りそなマイカーローン」
金利 | 年0.9%~3.8%※ |
---|---|
限度額 | 10万円以上1,200万円以内(1万円単位)※ |
借入期間 | 1年以上10年以内(1ヵ月単位) |
保証人・担保 | 不要 |
保証料 | 不要 |
※金利:審査により4種類から決定されます。EV・FCV購入の場合は適用金利から年0.3%引き下げられ、年0.900%~3.500%の金利が適用されます。
※限度額:借りかえの場合は、現在利用中の他社自動車ローンの残高の範囲以内(1万円単位)で、かつ上記の融資金額以内。
埼玉りそな銀行が提供する「りそなマイカーローン」。
そんなりそなマイカーローンの特徴は以下となります。
- 金利は4種類
- 車検費用、修理費用、その他車関連費用にも利用可!
- 新車・中古車・バイクはもちろん、借り替えもOK!
まとめ
銀行系マイカーローンは、ディーラーや信販会社よりも手金利であるケースが多いのが強みです。
このため、ディーラーや信販会社よりも利息を抑えやすくなっています。
また、車の主有権を自分名義に出来たり、使いみちの幅が広いため、車やオートバイの購入以外にも借り換えや免許の取得費要にも使えたりするというメリットもあります。
逆にデメリットはディーラーや信販会社よりも審査が厳しい傾向にあることです。
こうしたことから、銀行系マイカーローンはある程度の年収があり、「出来るだけ低金利で借入して利息を抑えたい!」という人にオススメできます。
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- 実質年利:年0.9%~2.4%(変動金利)
- 利用限度額:最大1,000万円※
- 審査時間:最短即日(仮審査回答)
- 実質年利:変動年1.5%~年2.45%※
- 利用限度額:1,000万円
- 審査時間:最短翌々営業日
- 実質年利:年1.5%~3.95%※
- 利用限度額:20万円~1,000万円
- 審査時間:最短翌日
- ※横浜銀行マイカーローン:限度額:使いみちが「車検・定期点検・修理費用、保険費用」と「車庫・電気自動車充電設備の設置費」の場合は10万円以上500万円以内
- ※三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローン:※据置タイプは金利が異なります。三菱UFJ銀行の住宅ローンを利用中なら年0.2%が引き下げられます。
- ※損保ジャパン ジャパンダ・ネットマイカーローン:※通常ローン。エコカー割は年1.4%~3.85%。環境配慮車(電気自動車、水素自動車等の燃料電池車、ハイブリッド車)を購入する方が対象
ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
監修者 飯田道子の一言コメント!
銀行のマイカーローンは、金利が低く、車の所有権が持てるのはメリットです。借入金は百万円単位になることも多く、低金利で借りられるのは魅力ですよね。一方のデメリットとしては、借り入れまでに時間が要することと、審査が厳しい点があげられます。メリット・デメリットをしっかり理解して、利用することが大切です。
飯田さん