
マイナポイントってなに?上手に利用するコツ
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2020年9月1日から、マイナポイント事業が開始されました。
最近ではテレビの報道番組や雑誌などでも特集が組まれるなど話題になっているので、「聞いたことがある」という人も多いでしょう。
そこで
- 「まだマイナポイント申し込んでいない」
- 「使ってみたいけれど、マイナポイントがよくわからない」
という人に、マイナポイントについてわかりやすくお伝えします。
本記事の執筆者について

安部 智香 / AFP(日本FP協会認定)、一種外務員資格、ファイナンシャルプランニング技能士2級
京都市在住。 短大卒業後、準大手証券会社に勤務。 証券会社在職中は、約500名の顧客の資産運用のアドバイスを担当。 結婚退職後は、証券会社在職中に得た知識を活かし投資による資産形成を行っていたが、周りの主婦の大半は投資の方法を知らないことに気付く。 そのため、「もっとお金のこと、家計のこと、資産運用のことを伝えたい」という思いで、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。 現在は個人事務所を立ち上げ、個別相談、執筆業務、マネーセミナー講師として日々活動中。 著書に「幸せなお金持ちになるマネーレッスン♪(パブラボ)」がある。/京都・女性FP安部智香の女性のための幸せなお金持ち計画♪/安部智香ファイナンシャルプランナー
株式会社エイチームライフデザイン
編集者イーデス編集部
「ユーザーが信頼して利用できるWEBメディア」を目指す編集部チーム。実際のユーザーの声や業界知識の豊富な専門家の協力を得ながら、コンテンツポリシーに沿ったコンテンツを制作しています。暮らしに関するトピックを中心に、読者の「まよい」を解消し、最適な選択を支援するためのコンテンツを制作中です。
■書籍
初心者でもわかる!お金に関するアレコレの選び方BOOK
■保有資格
KTAA団体シルバー認証マーク(2023.12.20~)
■許認可
有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788)
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そもそも「マイナポイント」とは
マイナポイントとは
マイナンバーカードを所有する人が、いくつかあるキャッスレス決済サービスの中から一つを選んでマイナンバーカードと紐付けすると、そのキャッシュレス決済でチャージをしたり買物をしたりした時に、利用した金額の25%分のポイント還元を受けられるという、政府のポイント還元事業です。
また1人あたり2万円分の利用に対して5,000円分のポイント還元が上限となっています。
ポイント付与のタイミングは、チャージをした時に付与されたり、買い物をした後何日か経ってから付与されたりと、選択した決済サービスによって異なります。
キャッシュレス決済サービスとは
クレジットカードや交通系のICカードなどの電子マネー、〇〇payなどのQRコード決済のことをいいます。
2019年10月に消費税が10%に増税となった時、2020年6月30日までの間に、キャッシュレス決済サービスをすることで最大5%のポイント還元がありました。
これは、消費税がアップした後の消費の落ち込みをカバーすることが目的でした。その時に、キャッシュレス決済サービスの利用を始めたという人もいるのではないでしょうか。
今回のマイナポイント事業も期間限定で、2020年9月1日から2021年3月31日までとなっています。これは、本来は東京オリンピックが終了した後の景気の落ち込みをカバーすることと、マイナンバーカードの保有率を上げることを目的として考えられた政策です。
ちなみにマイナポイントは家族全員が利用することができます。例えば4人家族なら最大2万円分のポイント還元を受け取れるというわけです。子どもでも還元を受け取れるので、家族で最大限のポイント還元を受けたいですね。
マイナポイントの利用の仕方
マイナポイントを利用するためには、まずはマイナンバーカードを取得していることが必須です。
とは言っても、まだマイナンバーカードを持っていないという人もいるのではないでしょうか。
まずはマイナンバーカードを取得して
マイナンバーカードを取得するためには、郵送された通知カードに載っている「申請書ID」が必要になります。
この通知カードに載っているQRコードをスマートフォンで読み取ると申請サイトに繋がるので、申請書IDが入力された状態で申請を始めることができ便利です。
仮にこの通知カードを紛失していた場合は、住んでいる市区町村の窓口で手続きをする必要があります。
注意点としては、申請からマイナンバーカードが発行されるまで約1カ月程度かかるようです。マイナポイント事業は2020年3月31日までの期間限定なので、利用を考えている人はできるだけ早く手続きをしたいですね。
マイナポイントの予約・申込の方法は?
マイナンバーカードが手に入ったら、いよいよマイナポイントの予約・申込をすることができます。
「予約」と「申込」とは
- 予約⇒マイキーIDをもらうこと。
- 申込⇒予約した後で自分が利用するキャッスレス決済サービスを申し込むこと
をいいます。
マイナポイントは、予算が決められていて、予算の上限に達した場合にマイナポイントの予約を締め切る場合があります。そのため、どこのキャッシュレス決済サービスを利用するか迷っている場合でも、まずは予約をしておくと安心ですね。
予約・申込には、スマートフォンやパソコンで行う場合、専用のアプリやソフトのダウンロードが必要です。パソコンで行う場合はICカードリーダライターも必要なので事前に準備をしておきましょう。
また、全国各地に設置してある支援端末でも行うことができます。詳しくはマイナポイントの公式サイトを参考にしてくださいね。
※出典:総務省https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/about/
キャッスレス決済の注意点
ここまでみてきたように、マイナポイント事業は、キャッシュレス決済サービスを利用してポイント還元を受け取るという仕組みです。せっかくならキャッシュレス決済サービスを上手に利用したいですね。
そこで、実際にキャッシュレス決済サービスを利用するに当たり、気をつけておきたいことを見ていきましょう。
現金と同じように管理する
キャッシュレス決済サービスは現金を持っていなくても、簡単に支払いができるので、お金を支払っているという感覚が薄れがちになる場合があります。
つい使いすぎてしまって、
- 「こんなはずじゃなかった」
と後悔しないようにしたいですね。
そのためには、キャッシュレス決済サービスで支払った場合に「今日使ったお金」として、現金を使った時と同じように管理をすることをおススメします。
クレジットカード払いなど後払いのキャッスレス決済サービスの場合は、帰宅してから使った金額を財布から出して、封筒などに入れて管理しておきましょう。
そうすることで、翌月支払いの時にはあらかじめ封筒で準備しておいたお金を引き落とし口座に入金すればいいので慌てずに済みますし、翌月の生活費から支払うということもなくなります。
また、チャージをしてから利用するなど先払いの場合も、チャージしたお金がなくなったからといってどんどんチャージを繰り返していたら、気が付けば銀行の口座からお金がなくなっていたということになりかねません。
毎月予算を決めてチャージをするなど、あくまでも現金を使っているという感覚をなくさないようにしてくださいね。
まとめ
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、しばらくは感染予防に気をつけながら「withコロナ時代」を生きていかなければなりません。そのため、政府が「新しい生活様式」を提案しています。
その中に
- 「電子決済(キャッスレス決済)を利用する」 「通販も利用する」
というものがあります。キャッスレス決済サービスを利用すると、オンラインショッピングでも便利に利用できますし、またリアルのお店で買物をする時も、店員さんとお金のやり取りをせずに済み安心ですね。
今までは現金派だったという人も、この機会にキャッスレス決済サービスも併用するなど、ぜひ上手に利用してみてくださいね。
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