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SBI証券のナスダック銘柄の購入方法 | 今後の株価や配当金について解説

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SBI証券のナスダック銘柄の購入方法 | 今後の株価や配当金について解説
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  • ナスダックって何?
  • SBI証券でナスダックに関連した銘柄は買えるの?

ナスダックとは、一般的に米国の株式市場の一つであるナスダック市場のことや、株価指数であるナスダック総合指数のことを指します。

SBI証券ではナスダック銘柄に投資することが可能です。

ナスダック銘柄へ投資するには、いくつかの方法があります。

投資に際し、それぞれの方法の内容やメリット・デメリットをよく理解することが大切です。

理解に乏しいまま取引すると、「予想以上に資金がかかる」「思うように利益が獲得できない」など、想定外のことが起こるかもしれません。

本記事を読むことによって、ナスダック銘柄への理解を深め、自分の資金や許容リスク等に合った方法を選ぶことができるようになるでしょう。

【掲載情報について】
2023年6月26日時点の情報を掲載しています。

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SBI証券でのナスダックの買い方

ナスダック総合指数とは、米国のナスダック市場に上場する全ての銘柄で構成される株価指数です。

ナスダックは米国の代表的な株式市場の一つで、世界最大規模の新興企業向け株式市場といわれています。
同市場の上場企業はハイテク企業やIT関連企業が多く、マイクロソフトやアップル等、世界的なハイテク企業も上場しています。

ナスダック市場に上場する全銘柄を対象とした株価指数は2種類あります。
一つがナスダック総合指数で、もう一つがナスダック100指数です。

ナスダック総合指数は、約3,000銘柄にもおよぶナスダック市場に上場する全銘柄を指数化したものです。

一方、ナスダック100指数は、ナスダック上場銘柄のうち、時価総額上位100銘柄を指数化しています。
ナスダック総合指数やナスダック100指数に直接投資することはできません

したがって、これらの指数に投資したい場合には、連動する投資信託やETFに投資するのが一般的です。

上記2つの指数のうち、ナスダック100指数には連動する投資信託やETFが用意されていて、SBI証券でも取引できます。

ナスダック100指数は構成銘柄を毎年見直し、常に最新の成長企業を取り入れていることから、高パフォーマンスであることが特徴です。

したがって、投資信託やETFであっても高いリターンに期待したい場合には、ナスダック100指数に連動する投資信託やETFに投資することをおすすめします。

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SBI証券でナスダック銘柄を買う前にする準備

SBI証券でナスダック100指数にETFや投資信託を購入するには、下記の準備が必要です。

それぞれの詳細を解説します。

SBI証券の証券総合口座の開設

SBI証券でナスダック100指数に連動するETFや投資信託を購入するには口座開設が必要です。
SBI証券口座を開設するには、SBI証券の公式サイトからパソコンやスマートフォンを使用して申し込みます。

その際、「ネットで口座開設」と「郵送で口座開設」の2種類のうち、どちらか一方を選んで口座開設を進める必要があります。

スマートフォンを持っていて、かつマイナンバーカードを持っている場合には、「ネットで口座開設」を選ぶのがおすすめです。

なぜなら、必要事項を入力後、その場でマイナンバーカードを撮影して提出すれば、最短1日で口座開設が完了するからです。

マイナンバー通知カードと運転免許証の両方を持っている場合にも、同様に最短1日で口座開設を完了することができるので、「ネットで口座開設」をおすすめします。

もしもスマートフォンを持っていなかったり、マイナンバーカードを持っていなかったりする場合には、「郵送で口座開設」を選択しましょう。

なお、「郵送で口座開設」の場合にはマイナンバーカードまたはマイナンバー通知カードに加え、本人確認書類が最大で2種類必要になります。

また、口座開設までに10日ほどかかる点に注意が必要です。

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SBI証券の口座に投資資金を入金

証券口座の開設が完了したら、次に投資資金を入金します。

SBI証券の入金方法には下記4種類があります。

  1. 即時入金
  2. リアルタイム入金
  3. 振替入金
  4. 銀行振込

①の即時入金は、SBI証券と提携している金融機関のインターネットバンキングから、SBI証券の証券口座に即時入金できる方法です。

ネット銀行や大手都市銀行等のインターネットバンキングを利用している人におすすめの方法で、住信SBIネット銀行やセブン銀行、三菱UFJ銀行など13行と提携しています(2023年6月22日現在)

その名のとおり、入金が即時反映されるため、急いで入金したい時に便利です。

②のリアルタイム入金は、自分の銀行口座情報をSBI証券の公式サイトから口座振替登録をすることによって利用できるサービスです。
ネット銀行やネットバンキング契約をしていない場合でも利用可能である点がメリットです。

普段、地方銀行の銀行口座を利用している人におすすめの方法ですが、全ての地方銀行に対応しているわけではありません。

今のところ地方銀行など33行と提携しているため、SBI証券の公式サイトで自分が利用する銀行が対象金融機関に入っているかどうか確認しましょう。
もしも対象金融機関に入っているならば、利用を検討することをおすすめします。

①と同様に入金が即時反映されるため、すぐに入金したい時に便利です。

③の振替入金は、ゆうちょ銀行利用者向けの入金方法です。

ゆうちょ銀行のネットバンキングサービスである「ゆうちょダイレクト」の契約がなくても、インターネット上でSBI証券口座に入金できます。

手数料は無料ですが、入金反映に時間がかかる点がデメリットで、振替入金受付から入金反映までに4、5日かかります。
したがって、不足金を充当したい場合や信用取引の追証を入金しなければならない場合には間に合いません

ゆうちょ銀行ATMまで足を運ばなくて済む、という点がメリットといえるでしょう。

④の銀行振込は、自身の銀行口座からSBI証券が指定する口座に振り込み、SBI証券の証券口座に入金する、という方法です。

証券口座への入金方法としては一般的で、他の証券会社でも同様の入金方法を提供しています。

銀行の窓口やATMなどから振り込むサービスですが、SBI証券が入金を確認した後に証券口座に反映されるため、時間がかかるのが難点です。

一方で、銀行や信用金庫、農協などさまざまな金融機関から入金できる点はメリットといえるでしょう。

①~③のサービスを利用できない金融機関の口座を利用している場合に選択することをおすすめします。

SBI証券でナスダックに投資する3つの方法と具体的な買い方

SBI証券でナスダック100指数に投資する場合、下記3種類の方法があります。

  • 方法1:ナスダック100指数に連動する日本の投資信託を購入する
  • 方法2:ナスダック100指数に連動する日本のETFを購入する
  • 方法3:ナスダック総合指数に連動する米国のETFを購入する

いずれの方法もナスダック100指数に投資したのと同じようなリターンを期待できますが、メリットとデメリットがあります。

下表は、3種類の方法のメリットとデメリットを表にしたものです。

【ナスダック100指数に投資する方法のメリット・デメリット】
方法メリットデメリット
日本の投資信託を購入する資金が少なくても購入可能・リアルタイムでの売買に不向き
・分配金がもらえない商品(ファンド内で再投資する)が多い
日本のETFを購入する・リアルタイムで売買することが可能
・ 分配金が円貨でもらえる
・個別銘柄への投資はできない
・投資信託より一口あたりの購入金額が大きい
米国のETFを購入する・分配金がもらえる
・為替差益に期待できる
・ドルで購入する必要がある
・投信信託や国内株式より取引手数料が割高
・一銘柄あたりの購入単価が高い

日本の投資信託を購入する場合、SBI証券は100円から購入が可能であるため、資金の少ない人でも投資しやすい点がメリットです。

一方、投資信託は株と異なりリアルタイムでの売買ができません

また、分配金目的で投資する場合には、分配金が再投資される商品が多い点もデメリットといえます。

日本のETFを購入する場合、株と同様に刻一刻と価格が変動するため、リアルタイムで取引できる点がメリットです。
自分が売買したいと思ったタイミングで取引できます。

また、分配金が円で受け取れるため、為替変動を気にしなくていい点もメリットといえます。

一方、米国の個別銘柄に直接投資するわけではないため、アップルなどナスダックに上場する特定の銘柄に投資したい場合には不向きです。
その場合は、米国株を取引することをおすすめします。

また、ETFは投資信託より一口あたりの購入金額が大きい点もデメリットです。

例えば、「上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし」の場合、基準価格は363,073円(2023年6月22日現在)です。

資金が少ない人にとっては、投資しづらいでしょう。

米国ETFを購入する場合、分配金がもらえることがメリットです。

例えば「インベスコQQQトラスト・シリーズ゙1ETF」(QQQ)の場合には、年4回分配金がもらえます。

また、利益をドルで受け取れるため、円高の時に購入した場合には、円安になった時に為替差益が得られる点もメリットで、ドルでの副収入を作りたい、という人におすすめです。

一方で、ドルで購入する必要がある点はデメリットといえます。

購入にあたり円をドルに両替しなければならず、手間がかかるうえ、円安の時に両替した場合には不利です。

日本の投資信託やETFを取引する場合よりも、手数料が割高である点もデメリットに挙げられます。

SBI証券の場合、米国ETFの取引手数料は約定代金の0.495%(税込)です。

国内ETFの場合、定額コースである「アクティブプラン」を選ぶと、1日の約定代金100万円まで無料となっています。

そのため、米国ETFの手数料は割高であるといえるのです。

ただし、「インベスコQQQトラスト・シリーズ゙1ETF」(QQQ)に関しては、取引手数料を無料にしています。

さらに、米国ETFも、日本の投資信託と比較すると購入単価が高いことがデメリットです。

「インベスコQQQトラスト・シリーズ゙1ETF」(QQQ)の場合、米国時間の2023年6月22日価格が363ドル程度です。

日本時間の同日のドル円為替レートである141円97銭で計算すると、51,535円ほどということになり、1口100円から購入できる日本の投資信託よりもはるかに高額であるといえます。

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ナスダックに投資する方法
1.投資信託の購入でナスダック銘柄に購入する

SBI証券でナスダック100指数に連動する日本の投資信託を購入し、ナスダック銘柄に投資する場合には、下記の4ステップで行います。

  1. STEP.1

    投資信託スマートフォンサイトにログイン

  2. STEP.2

    「投資信託」を探す、から購入する投信信託を選ぶ

  3. STEP.3

    金額を指定して目論見書を確認する

  4. STEP.4

    注文内容とパスワードを入力し発注する

投資信託を通して少額からナスダック銘柄に投資したい、という人におすすめの方法です。

また、投信積立もできるため、定期的に購入してコツコツと運用資産を増やしていきたいという人にも向いています。

ただし、下表のとおりメリットとデメリットがあるため、両方をしっかり把握したうえで投資しましょう。

方法メリットデメリット
日本の投資信託を購入する資金が少なくても購入可能・リアルタイムでの売買に不向き
・分配金がもらえない商品(ファンド内で再投資する)が多い

なお、SBI証券で購入可能なナスダック100指数に連動する投資信託は下記のとおりです。

  • eMAXIS NASDAQ100インデックス
  • NZAM・ベータNASDAQ100インデックス        
  • インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)
  • iFreeNEXT NASDAQ100インデックス

冒頭で挙げた各ステップの詳細について説明します。

STEP1:投資信託スマートフォンサイトにログイン

まずは、スマートフォンを使用して、SBI証券の投資信託スマートフォンサイトにアクセスしましょう。

トップページが表示されたら、画面上部にある「ログイン」アイコンをタップしてログインします。

その後、メニュー画面から「投資信託」を選択し、投資信託スマートフォンサイトのトップページを表示してください。

STEP2.「投資信託」を探すから購入する投信信託を選ぶ

投資信託スマートフォンサイトのトップページが表示されたら、下記の手順で進めます。

  1. 「投資信託を探す」の下にある検索ボックスに購入したい投資信託名を入力する
  2. 右横の虫眼鏡のマークをタップする
  3. 購入したい投資信託の銘柄詳細が表示される

STEP3.金額を指定して目論見書を確認する

購入したい銘柄の銘柄詳細が表示されたら、下記の手順で進めます。

  1. 「買付」ボタンをタップする
  2. 「買付」ボタンが黒に変わり、ほかに5つのボタンが表示されるので、その中から「買付」ボタンの下にある「金額指定買付」ボタンをタップする
  3. 目論見書閲覧画面が表示されるので、目論見書などの書類をすべて確認のうえチェックを入れ、「同意して次へ」ボタンをタップする

STEP4.注文内容とパスワードを入力し発注する

目論見書などの書類を確認したら、次の手順で購入を進めます。

  1. 金額指定買付画面が表示されるので、買付可能額や買付単位などを確認する
  2. 預かり区分を選択する
  3. 購入金額を入力する
  4. ポイントの残高と有効期限などが表示されるので、買付に利用する場合は「全部利用する」または「一部利用する」ボタンをタップする
    また、ポイントを利用しない場合には、「利用しない」ボタンをタップする
  5. 一部利用する場合には、利用するポイント数を入力する
  6. 分配金の受取方法を選択する
  7. 取引パスワードを入力したら、「確認」ボタンをタップする
  8. 発注内容が表示されるので、内容に問題がなければ「発注」ボタンをタップする

ナスダックに投資する方法
2.国内ETFでナスダック銘柄に購入する

SBI証券でナスダック100指数に連動する日本のETFを購入し、ナスダック銘柄に投資する場合には、下記の4ステップで行います。

  1. STEP.1

    マイページにログインして国内株式を選択

  2. STEP.2

    銘柄検索画面に、銘柄名・銘柄コードを入力

  3. STEP.3

    預かり区分・注文株数・注文方法・注文期間を選択

  4. STEP.4

    取引パスワード入力後「注文発注」を押して購入完了

ETFなので、株の取引と同様に、リアルタイムで売買できる点がメリットです。

そのため、資産運用のために長期保有したい人はもとより、数日や数か月など短期・中期での利益獲得を目指したいという人にも向いています

為替リスクを抑えたい場合には、為替リスクが低減できる「為替ヘッジあり」の銘柄を選択できる点もおすすめです。

ただし、メリットばかりではなく、デメリットもあるので、下表の内容をしっかり把握したうえで取引しましょう。

方法メリットデメリット
日本のETFを購入する・リアルタイムで売買できる
・ 分配金が円貨でもらえる
・個別銘柄の購入はできない
・投資信託より一口あたりの購入金額が大きい

なお、SBI証券で購入可能なナスダック100指数に連動するETFは下記のとおりです。

  • NEXT FUNDS NASDAQ-100(為替ヘッジなし)連動型上場投信【1545】
  • MAXIS ナスダック100上場投信【2631】       
  • iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし)【2840】
  • 上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし【2568】

各ステップの詳細について説明します。

STEP1.マイページにログインして国内株式を選択

SBI証券の公式サイトにアクセスしたら、下記の手順で進めましょう。

  1. 画面右側の「ログイン」ボタンの上部にあるボックスにユーザーネームとパスワードを入力する
  2. 「ログイン」ボタンをクリックする
  3. 管理画面が表示されたら、画面上部のメニューの中から「国内株式」をクリックする

STEP2:銘柄検索画面に、銘柄名・銘柄コードを入力

「国内株式」画面が表示されたら、銘柄検索を下記の手順で行います。

  1. 「銘柄名を探す」の下の検索ボックスに銘柄名または銘柄コードを入力する
  2. 検索した銘柄の詳細が表示されたら、価格の右横に表示される取引の種類の中から「現物買」をクリックする

STEP3:預かり区分・注文株数・注文方法・注文期間を選択

「注文入力」画面が表示されたら、下記の手順で注文内容を入力してください。

  1. 「株数」に購入株数を100株単位で入力する
  2. 「価格」で注文方法を指定する。「指値」や「逆指値」を選んだ場合には、注文価格も入力する
  3. 「期間」で、当日、今週中、期間指定の中から注文の有効期間を選ぶ
  4. 「預かり区分」で「一般預り」「特定預り」「NISA預り」(NISA口座を開設している場合のみ)の中から源泉徴収区分を選ぶ
  5. 取引パスワードを入力し、「注文確認画面へ」ボタンをクリックする

STEP4:取引パスワード入力後「注文発注」を押して購入完了

注文確認画面が表示されたら、下記の手順で注文を発注して購入を完了しましょう。

  1. 注文確認画面の内容を確認する
  2. 注文内容に誤りがなければ、「発注」ボタンをクリックする

ナスダックに投資する方法
3.外国株式取引でナスダック銘柄を購入する

SBI証券でナスダック銘柄を外国株式取引で購入する場合には、下記の5ステップで行います。

  1. STEP.1

    「外国株式取引口座」を開設する

  2. STEP.2

    SBI証券米国株アプリを起動する

  3. STEP.3

    銘柄名・証券コードを入力し銘柄を選択

  4. STEP.4

    預かり区分・株数・注文方法・決済方法を選択

  5. STEP.5

    発注を押し買付完了

アップルやマイクロソフトなど米国のナスダック市場に上場する特定の銘柄を購入したい場合には、外国株式取引で購入しましょう。

外国株式取引によって購入できる銘柄の具体例は下記のとおりです。

なお、下記銘柄のうち「Invesco QQQ Trust(QQQ)」は、個別企業の株ではなく、NASDAQ100指数との連動を目指す米国株のインデックスETFです。

  • アップル(APPL)
  • コストコホールセール(COST)
  • マイクロソフト(MSFT)
  • テスラ(TSLA)
  • Invesco QQQ Trust(QQQ)

各ステップの詳細について説明します。

STEP1:「外国株式取引口座」を開設する

まずは外国株式取引口座を下記の手順で開設しましょう。

  1. SBI証券の公式サイトにアクセスする
  2. 画面右側の「ログイン」ボタンの上部にあるボックスにユーザーネームとパスワードを入力する
  3. 「ログイン」ボタンをクリックする
  4. 管理画面が表示されたら、画面上部のメニューの中から「外国株式 海外ETF」をクリックする
  5. 外国株式画面が表示されたら、画面右横の「取引と口座開設」にある「外国株式」の右横の「開設」ボタンをクリックする
  6. 「外国株式取引の口座開設・お取引までの流れ」画面が表示されたら、「今すぐ外国株式口座開設」ボタンをクリックする
  7. 「『外国株式取引(及び不随する為替取引)』開始手続き ご登録情報のご確認」画面が表示されたら、内容を確認し、問題がなければ「同意して次へ」ボタンをクリックする
  8. 「各種書面の電子交付サービスのご確認」画面が表示されるので、画面中央に表示される書面をスクロールして読む
  9. 内容に問題がなければ「同意して次へ」ボタンをクリックする。次に確認する書面が表示されるので、同様に内容を読んだら「同意して次へ」ボタンをクリックする
  10. 最後に表示される書面を確認したら、下に表示されている「同意/承諾する」ボタンをクリックする

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STEP2:SBI証券米国株アプリを起動する

外国株式取引口座を開設したら、「SBI証券米国株アプリ」から取引を行うために、下記手順で進めましょう。

  1. iPhoneの場合には「App Store」、Androidの場合には「Google Playストア」にアクセスし、「SBI証券米国株アプリ」をダウンロードする
  2. ダウンロードが完了したら、「SBI証券米国株アプリ」をタップして起動する
  3. ログイン画面が表示されるので、ユーザーネームとパスワードを入力したら「ログイン」ボタンをタップする

STEP3:銘柄名・証券コードを入力し銘柄を選択

ログイン後「マーケット」画面が表示されたら、下記手順で銘柄選択を行います。

  1. 画面下部のメニューの中から虫眼鏡のアイコンの「検索」をタップする
  2. 検索画面が表示されたら、画面上部の検索ボックスに銘柄名または証券コード(ティッカー)を入力する
  3. 銘柄一覧が表示されたら、該当する銘柄をタップする

STEP4:預かり区分・株数・注文方法・決済方法を選択

銘柄情報画面が表示されたら、下記手順で注文を進めます。

  1. 画面下部の「現物買」ボタンをタップする
  2. 「預り区分」で「特定」または「一般」のどちらか一方を選ぶ
  3. 「数量」に購入株数を1株単位で入力する
  4. 「期間」で、当日中と期間指定のどちらか一方をタップする。なお、期間指定を選んだ場合にはカレンダーが表示されるので、日付を指定する
  5. 「決済方法」で「外貨」と「円貨」のどちらか一方を指定する
  6. 取引パスワードを入力したら、「確認へ」ボタンをタップする

上記方法のうち➄の決済方法における「外貨」とは、外貨決済のことを指します。

米国株の場合にはドルで決済することになりますが、「外貨」を指定した場合には、自分で円からドルに両替する必要がある点に注意が必要です。

一方、「円貨」とは、円貨決済のことを指します。

SBI証券が外国株取引口座にある日本円をドルに両替するため、手間がかかりません。

通常、米ドル/円の両替時には為替手数料がかかりますが、SBI証券では2023年12月1日からインターネットコースの場合、リアルタイム為替取引の米ドル/円の為替手数料が無料になりました。

これにより、リアルタイム為替取引における為替手数料が買付時・売却時ともに0銭とコストを抑えて取引することができます。

ただし、米ドル建ての外国株式・債券で円貨決済を選択した際は定時為替取引による為替取引となるため、手数料無料化の対象から外れてしまい従来の手数料がかかってしまいます。

STEP5:発注を押し買付完了

発注は下記手順で完了させてください。

  1. 注文確認画面が表示されるので、内容を確認する
  2. 内容に問題がなければ、「発注する」ボタンをタップして買付を完了する

ナスダック株への投資は配当金がもらえるケースがある

NASDAQ100指数に連動する国内ETFや米国ETF、ナスダック上場株を購入した場合には分配金や配当金がもらえるケースがあります

下記は、NASDAQ100指数に連動する国内ETFや米国ETF、ナスダック上場株の直近5年間の分配金または配当金を表に示したものです。

<NEXT FUNDS NASDAQ-100(為替ヘッジなし)連動型上場投信【1545】>
2022年2021年2020年2019年2018年
(単位:円)57090135632246
<Invesco QQQ Trust【QQQ】>
2022年2021年2020年2019年2018年
(単位:ドル)2.1351.6971.7371.5821.405
<アップル【AAPL】>
2022年2021年2020年2019年2018年
(単位:ドル)0.910.8652.6153.042.82

上表で挙げた銘柄は、いずれも分配金や配当が出ていることが分かります。

なお、「Invesco QQQ Trust」と「アップル」に関しては、年に4回分配金や配当金が出ます。

したがって、上表に記載されているのは、その年に出た分配金や配当金の合計額です。

一方、「NEXT FUNDS NASDAQ-100(為替ヘッジなし)連動型上場投信」は、年に1回分配金が出ます。

SBI証券でナスダック銘柄を購入する際の手数料

SBI証券でナスダック銘柄を購入する場合の手数料は下記のとおりです。

【ナスダック100指数に連動する日本の投資信託】

信託報酬+信託財産留保額

例えば、「eMAX IS NASDAQ100インデックス」の場合には、信託財産留保額は無料であるため、信託報酬0.44%(税込)のみがかかります。

【ナスダック総合指数に連動する米国のETF】

購入時・売却時ともに約定代金の0.495%(税込)
(最低手数料は0ドル、上限手数料は税込22ドル)

なお、SBI証券では、「Invesco QQQ Trust」の買付手数料については無料としています。

したがって、売却時のみ約定代金の0.495%(税込)で算出された手数料がかかります。

【ナスダック市場上場株式】

購入時・売却時ともに約定代金の0.495%(税込)
(最低手数料は0ドル、上限手数料は税込22ドル)

SBI証券でナスダック銘柄を買う時にあたっての注意点

SBI証券でナスダック銘柄を買う際には下記の注意点に留意する必要があります。

各注意点の詳細を説明します。

値動きが激しい銘柄が多い

SBI証券でナスダック銘柄に投資する場合には、値動きの激しい銘柄が多いことに注意する必要があります。

そもそもナスダック市場をはじめとする米国の株式市場には、日本の株式市場とは異なり値幅制限がありません。
したがって、上昇時には天井知らず、下落時には底知らずの状態になる可能性があり、ハイリスク・ハイリターンです。

特に、ナスダック市場に上場するETFや個別株を取引する場合には注意する必要があります。

なお、ナスダック銘柄を取引する際は、NISA口座での取引に注意しましょう。
なぜなら、NISA口座はもともと損益通算ができず、繰越控除も適用されないからです。

ナスダック銘柄をNISA口座で取引して損失が発生しても、課税口座で取引した金融商品との損益通算や繰越控除はできません。

ナスダック銘柄で発生した損失を活用して税負担を軽くしたいのであれば、損益通算や繰越控除が可能な課税口座で取引しましょう。

ナスダック関連の多種多様な金融商品がある

ナスダック銘柄には、「iFreeレバレッジNASDAQ100」のようにレバレッジをかけた投資信託や、「グローバルX NASDAQ100・カバード・コールETF」のようにオプション取引を利用したETFなど、多種多様な金融商品があります。

ナスダック銘柄とはいっても商品によって内容が異なり、値動きなどにも違いがあるため注意が必要です。

商品の内容をよく理解したうえで取引しましょう。

為替リスクがある

ナスダック銘柄の注意点して、為替リスクが挙げられます。
ナスダック銘柄のうち、米国のETFや個別株はドル建ての金融商品であるため、ドル円の為替レートの影響を受けます。

ただし、日本の投資信託やETFであっても、ドル円の為替レートの影響を受けることに注意が必要です。
なぜなら、日本の投資信託やETFを通じて米国の銘柄に投資しているからです。

日本の投資信託やETFを通じてナスダック銘柄に投資する場合、為替リスクを抑えたいのであれば、「為替ヘッジあり」の商品を選ぶという方法があります。

ただし、「為替ヘッジあり」の場合、為替変動の影響をなくすために先物取引等の特殊な方法を用いるため、コストが割高になる点に注意が必要です。

コスト負担が大きい分、信託報酬が高くなるため、運用パフォーマンスが低下する可能性があることに留意しましょう。

ナスダック銘柄の株価は今後どうなる?

ナスダック銘柄は米国経済動向の影響を受けるため、米国の景気や金融政策の動向に左右されます。

米国ではインフレを抑制するため、2022年3月に金融引き締めの一環として利上げを開始しました。

利上げによる企業業績悪化への懸念に加え、ロシアのウクライナ侵攻もあり、ナスダック総合指数は20%以上も下落したのです。

ナスダック市場に上場する銘柄はハイテク株と呼ばれる情報通信関連の銘柄が多い傾向にあります。
情報通信関連の企業は、ロックダウンや三密の回避などが求められたコロナ禍に需要を伸ばしたケースが多く、業績拡大に伴い株価も上昇してきました。

しかし、米国の金利上昇による将来の利益価値の低下や、企業業績の重しになる可能性が嫌気されたことから、ハイテク株は2022年に大幅下落しています。

FRBは6月のFOMCで利上げを据置きましたが、まだインフレは収束していないとの見方を変えていません。

今年については、あと2回利上げを行うと予想されています。

今後、米国の経済指標がインフレ鈍化を示す結果が続き、景気後退の兆候が出てきた時には、FRBは再び利下げを行うでしょう。

利下げが行われた場合には、ハイテク株は再び上昇基調になり、ナスダック銘柄も上昇トレンドに転じると考えられます。

SBI証券でナスダック銘柄を買う際によくある質問

SBI証券でナスダック銘柄を買う際によくある質問として、下記が挙げられます。

上記質問に対する回答の詳細を説明します。

ナスダック銘柄への投資で株主優待はもらえる?

A. ナスダック銘柄への投資で株主優待はもらえません

仮にナスダック上場企業の個別株に直接投資しても、株主優待はもらえないので注意してください。
なぜなら、日本企業とは違い、米国企業は株主優待を実施していないからです。

米国企業は配当や自社株買いなどで株主還元を行うことが一般的です。

なお、米国企業の場合、企業の業績が非常に好調であった時などに、「特別配当」という形で株主還元を行う場合があります。

例えば、2020年にはコストコ・ホールセール(COST)が業績好調を理由に特別配当を実施しています。

SBI証券でドルを買うときの手数料はどれくらい?

A. SBI証券でドルと円の両替を行う場合の為替手数料は、リアルタイム為替取引のみ買付時・売却時どちらも0銭です。

2023年12月1日からインターネットコースの場合、米ドル/円の為替手数料が無料になりました。

ただし、為替手数料無料化については、リアルタイム為替取引のみ対象です。

米ドル建ての外国株式・債券で円貨決済を指定した場合などは、手数料無料化の対象外になってしまうため、1ドル25銭の手数料がかかります。

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SBI証券の円貨決済と外貨決済はどちらがいい?

A. SBI証券の円貨決済と外貨決済はそれぞれ下記のケースにおすすめです

  • 自分で両替する手間を省きたい人→円貨決済
  • 両替の手数料を抑えたい人→外貨決済

円貨決済はSBI証券が外国株取引口座にある日本円をドルに両替します。

自分で両替の手続きを行う必要がないため、手間を省きたい人におすすめです。

また外貨決済は両替の手数料を抑えたい人におすすめします。

既述したとおり、2023年12月1日から米ドル/円のリアルタイム為替取手数料が0銭になったので、購入時・売却時ともに0銭とお得に取引することができます。

まとめ

ナスダック銘柄に投資する際は、日本の投資信託やETFを通じて行う方法と、米国のETFやナスダック市場上場銘柄に直接投資する方法があります。

米国のETFやナスダック市場上場銘柄に直接投資する場合には、外国株式取引口座の開設が必要です。

本文で書いた手順でSBI証券の外国株式取引口座を開設しましょう。

また、米国のETFやナスダック市場上場銘柄への投資の際は、為替手数料もかかることに注意が必要です。

ナスダック銘柄は今年のうちは米国の利上げの影響を受けやすい状況にあります。

しかし、今後景気後退入りした際には利下げが行われると考えられ、ナスダック銘柄にとっては追い風になるでしょう。

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