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投資信託の始め方4ステップ【初心者向けのやり方をゼロから実画像で解説】

最終更新日:

投資信託の始め方4ステップ【初心者向けのやり方をゼロから実画像で解説】
おすすめ投資信託
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  • 投資信託は、どのように始めたらよいの?
  • 投資信託はどのように選べばよいの?

投資信託の始め方は次の4STEPです。

投資信託の始め方

\投資家328人が選んだ!/
投資信託におすすめの証券会社ランキング

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口座開設時にマイナンバーカード不要!
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野村證券

野村證券のみの取扱銘柄もあり
安心の大手証券会社

※「投資信託おすすめ銘柄&証券会社ランキング」をもとに作成

投資信託は少額から始められ、運用をプロに任せられる点が特徴です。

ただし、投資信託を始める時は、購入手数料や信託報酬などのコストに気を付けないと、余分なコストがかかることがあるので注意しましょう。

この記事では投資信託の始め方や、始める時の注意点を解説します。

最後まで読めば、手順に迷うことなく、スムーズに投資信託への投資を始めることができるでしょう。

【掲載情報について】
・2024年5月16日時点の情報を掲載しています。
・三井住友カードのクレカ積立投資に関する注意事項は記事下部を参照ください。
  • ファイナンシャルプランナー

    監修者石原玄紀

    中京大学経済学部卒業後、FP事務所に入社。2005年にはCFPを取得。
    その後、トヨタファイナンシャルサービス証券(現:東海東京証券)、東海東京ウェルス・コンサルティングにて、経営企画や営業、大手税理士法人への出向、富裕層部署の相続コンサルタントとして従事。
    2020年にIFA(独立系金融アドバイザー)「きわみアセットマネジメント」へ初期メンバーとして入社後、2023年に独立。
    中京大学付属中京高校で資産形成に関する授業の実施経験もあり。

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  • イーデス編集部 / 株式会社エイチームライフデザイン

    編集者板橋 辰汰郎

    1998年生まれ、兵庫県川西市出身。
    大学卒業後、2021年に新卒として株式会社エイチームフィナジーに入社し、ナビナビ証券、イーデスの編集者に就任。

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    【投資初心者向け】投資信託とは?

    投資信託の仕組み

    投資信託とは、投資家からお金を集めて一つにまとめ、専門家が株や債券などに投資・運用する商品です。

    投資信託には下の表のようなメリットとデメリットがあります。

    メリット

    • 100円からの少額投資が可能
    • 1つの商品で分散投資が可能
    • 専門家による運用

    デメリット

    • 保有コストがかかる
    • 短期投資に不向きなものが多い
    • 元本割れのリスクがある

    投資信託は少額から始めることができるのが大きなメリットです。

    特に「投信積立」という同じ投資信託を定期的に少しずつ購入する場合には、100円という缶ジュース1本程度の価格から購入が可能です。

    投資信託を通して複数の投資先に投資できるため、1つの商品を購入するだけで、さまざまな種類・地域の商品に分散投資できます。

    また、運用をプロに任せるため、知識の乏しい初心者でも安心して投資できる点もメリットです。

    一方、投資信託には購入手数料や信託報酬などのコストがかかります。

    株の場合は売買時にしか手数料がかかりませんが、信託報酬は購入時に加えて運用中に信託報酬がかかるため、コストが継続して発生するのがデメリットです。

    また、長期運用を前提に設計されたものが多く、ブル・ベアファンドなど一部の商品を除き、短期投資には向きません。

    ブル・ベアファンドとは?

    先物取引やオプション取引などを利用し、ブルファンドは指数の上昇時、ベアファンドは指数の下落時に利益がでるよう設定されたファンドのことです。

    日々価格変動するため、相場の状況次第では購入時の価格を下回ることもあり、元本割れのリスクがあります。

    以上のメリット・デメリットを理解したうえで投資信託の運用を始めましょう。

    投資信託の始め方 | 4STEPで解説

    投資信託は以下の4STEPで始めることができます。

    投資信託の始め方

    STEP1:口座開設する金融機関を選ぶ

    投資信託を購入するためには、まずは取引する金融機関を選んで口座開設をします。

    投資信託が購入できる金融機関には以下のようなものがあります。

    投資信託が購入できる金融機関

    • 証券会社
    • 銀行
    • 郵便局
    • 信用金庫
    • 信用組合

    どの金融機関で口座開設するのが良いかは人により異なりますが、最初は取扱商品の多い証券会社か、口座を持っている銀行で始めるとよいでしょう。

    金融機関を選びのポイント① | 投資信託を始めるならネット証券会社がおすすめ

    以下に証券会社と銀行を比較した表を作成しました。

    金融機関名取扱銘柄数
    ※2024/5/15時点
    店舗数取引手数料
    (購入時手数料)
    クレジットカード決済による積立(クレカ積立)公式サイト
    楽天証券
    ※1
    2,557本-すべて無料公式
    SBI証券
    ※1
    2,570本-すべて無料公式
    SMBC日興証券※21,157本1160円~
    (銘柄による)
    公式
    野村證券
    ※2
    1,278本1350円~
    (銘柄による)
    公式
    ゆうちょ銀行127本233無料
    ※ゆうちょリダイレクトの場合
    公式
    三菱UFJ銀行607本336
    (2023年度までに約300店舗に削減する予定)
    0円~
    (銘柄による)
    公式

    ※1:ネット証券
    ※2:総合証券

    ネット証券は取扱銘柄数も多く、購入時手数料もすべて無料なのが魅力ですね!

    手数料はかかっても、店舗で相談しながら投資したい人は総合証券や銀行も合っていますね。

    証券会社の中でも特におすすめするのは下記の3社です。

    おすすめの証券会社

    投資信託の取り扱い銘柄の種類の豊富さを重視するのであれば、ネット証券がおすすめです。

    反対に、投資信託の本数よりもサポートを重視するのであれば、総合証券を選ぶことをおすすめします。

    上記の3社について詳細を説明します。

    ①楽天証券

    ネット証券大手の楽天証券では、投資信託や日本株および米国株、バイナリーオプションの取引によって楽天ポイントが付与されます。

    また、投資信託の保有によっても、楽天証券が設定した基準残高を達成するたびに楽天ポイントが付与されます。

    付与された楽天ポイントは、日本株および米国株の現物取引の購入代金と手数料に使用でき、投資信託の買付代金に充当することも可能です。

    貯めたポイントは『楽天市場』など楽天グループのサービスでも使えます。

    そのため、楽天が提供するサービスのユーザーであれば、いっそうお得に利用できるでしょう。

    さらに、楽天証券は投資信託の本数が豊富であることも魅力の一つであり、2023年7月1日現在、楽天証券で取引できる投資信託の本数は2,630本です。

    『投信スーパーサーチ』を利用することによって、より細かい条件を設定して自分に合う投資信託を見つけることができるでしょう。

    NISA口座数No.1!
    ※つみたて・一般・ジュニア合算

    楽天証券の
    公式サイトはこちら
    ②SBI証券

    大手ネット証券のSBI証券の特徴の一つが、三井住友カードとの提携により、国内株式や投資信託などの取引を通じてVポイントが貯められる点です。

    また、国内株式の取引や投資信託の保有などによって、VポイントやPontaポイント、dポイントなどが貯められるのも特徴です。

    Vポイント、Pontaポイントに関しては、貯めたポイントを1ポイント1円分として投資信託の購入に使用できます。

    さらに、SBI証券は取り扱う投資信託の本数が多く、2023年7月1日現在、2,648本の投資信託をラインナップしています。

    『投信スーパーサーチ』を利用することによって、より細かい条件を設定して自分に合う投資信託を見つけることができるでしょう。

    投資信託の保有で毎月ポイントがもらえる!

    SBI証券の
    公式サイトはこちら
    ③野村證券

    野村證券は日本を代表する大手総合証券の一つです。

    オンライン・電話に対応したコースや、対面にも対応したコースを用意している点が特徴で、サポートの手厚さこそが野村證券の強みといえます。

    サポート体制が充実しているため、投資初心者の人は安心して取引できるでしょう。

    なお、野村證券で取り扱う投資信託は、2023年7月1日現在1,196本と、楽天証券やSBI証券よりも少ないです。

    しかし、担当者やカスタマーサポートに相談しながら自分に合った投資信託を探せる点は、ネット証券にはないメリットといえるでしょう。

    相談しながら商品を選びたい人におすすめ!

    野村證券の
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    ネット証券ならクレカ積立でポイントもお得に貯まる

    ネット証券なら、新NISAの決済をクレジットカードで行う「クレカ積立」が行えます。

    クレカ積立は、投資をしながらポイントも貯まるというお得な方法ですので、少しでもお得に投資したい人は是非利用してみてください。

    ただし、クレカ積立でポイントが貯まるのは、特定のクレジットカードを使用した場合のみで、すべてのカードでポイントが貯まるわけではないので、注意しましょう。

    年会費無料カードでクレカ積立ができる証券会社
    証券会社クレカ積立
    対象カード

    クレカ積立

    ポイント付与率

    クレカ積立3万円/月で貯まる年間ポイント年会費
    SBI証券三井住友カード(NL)0.5%1,800pt無料
    楽天証券楽天カード0.5%~1.0%(※1)1,800~
    3,600pt
    無料
    マネックス証券マネックスカード0.2%~2.2%(※2)3,960~
    7,920pt(※2)
    無料
    auカブコム証券au PAY カード1.0% 3,600pt無料

    ※1 ファンドの代行手数料によって異なる
    ※2 NISA口座でのクレカ積立の場合。2023年9月までに口座開設している場合は1.5%(2024年9月30日まで適用)
    ※2 NISA口座以外でのクレカ積立の場合は積立金額に応じて0.2%/0.6%/1.1%のポイント還元率を適用

    STEP2:選んだ金融機関で口座開設する

    金融機関を選んだら、口座開設の手続きを行いましょう。

    口座開設は以下の流れで行います。

    口座開設の手続き①口座開設の申込

    口座開設の申込は、証券会社の窓口、もしくはインターネットから行います。

    ネット証券で口座開設する場合は、店舗がないためネットからの申込となります。

    口座開設の手続き②本人確認書類・マイナンバー確認書類の提出

    次に本人確認書類とマイナンバー確認書類を提出します。

    本人確認書類に使えるものは金融機関ごとで異なり、顔写真付きの場合は1種類、そうでない場合は2種類の提出が必要です。

    マイナンバー確認書類には、主にマイナンバーカードかマイナンバー通知カードを使います。

    point

    マイナンバーカード1枚で本人確認書類とマイナンバー確認書類どちらも提出できる金融機関もあります。

    マイナンバーカードがすぐに用意できない…

    楽天証券ならマイナンバー書類なしでも口座開設できますよ!

    楽天証券の
    公式サイトはこちら

    ただし、取引を開始するにはマイナンバーの登録が必要なので、口座開設申込中に準備しておくようにしましょう。
    ※参考:マイナンバー制度 | 楽天証券

    口座開設の手続き③金融機関による審査

    必要書類を提出すると、金融機関による審査が行われます。

    審査には一般的に数日かかりますが、ネット証券であれば、最短翌営業日には口座開設が完了します。

    口座開設の手続き④口座開設通知の受取

    口座開設が完了すると、口座開設通知が届きます。

    メールで通知を受け取れば、ログインIDやパスワードを入手して、すぐに取引を開始することができます。

    郵送を選択した場合は、通知を受け取るまでに2日から3日かかります。

    STEP3:購入したい投資信託を選ぶ

    口座開設が完了したら、つぎに購入する投資信託を決めます。

    既に購入する銘柄を決めている人なら、購入の手続きを進めましょう。

    まだ銘柄が決まってない場合は、金融機関サイトにあるランキングやスクリーニング機能を利用して探してみましょう。

    店舗がある金融機関の場合は、アドバイザーなどと相談してみましょう。

    投資信託のおすすめ商品が知りたい人は、ファイナンシャルプランナーが選ぶおすすめ投資信託の記事をぜひ参考にしてください。

    投資初心者が投資信託を選ぶ時に見るべき4つのポイント

    投資初心者が投資信託を選ぼうとしても、何をポイントに選んだらよいかが分からないと思います。

    投資初心者が投資信託を選ぶ際は、以下のような点に着目してください。

    投資初心者が投資信託を選ぶ時のチェックポイント

    • コストは安いか
    • 分配金の分配回数は少ないか
    • 純資産額が増加しているか
    • どんな金融商品やどの地域に投資するのか

    初心者が投資信託を選ぶ際に注目する重要な点としては、コストの安い商品を選ぶことです。

    購入手数料はもちろん、信託報酬などもチェックして、極力安いコストのものを選びましょう。

    また、分配金は投資信託の財産から切り崩し支払われるため、毎月分配型などは選ぶのを避けましょう。

    さらに純資産額が増加しているかもポイントです。

    純資産額が減少を続けていると、投資信託の運用者は解約に備えるため、効率よく投資が行えなくなります。

    加えて、投資信託の投資対象や地域もよく確認しましょう。

    投資信託の投資対象や地域として、下記が挙げられます。

    投資信託の投資対象や地域
    投資対象投資地域
    株式・債券・REIT(不動産投資信託)・金日本・海外(先進国/新興国)

    投資信託は、1つの投資対象や地域に特化してさまざまな銘柄に分散投資するものもあれば、複数の投資対象や地域に分散投資するものもあります。

    投資信託ごとに投資対象や地域が異なるので、内容をよく確認してください。

    投資対象や地域に偏りがある場合には、異なる金融商品や地域をカバーする投資信託を別に選び、運用するのもおすすめです。

    また、リスク分散のため、あらゆる投資対象や地域に分散投資する投資信託だけを運用する方法もあります。

    自分のリスク許容度や投資方針に合う投資信託を選びましょう。

    STEP4:選んだ投資信託を購入する

    購入したい銘柄を決めたら、いよいよ購入します。

    選んだ銘柄を入力して、その名称をクリックすれば買付画面に進むのが一般的です。

    その後、購入金額・口数を指定して、新NISAで購入するか、特定口座や一般口座で購入するかなどを選択します。

    また分配金を再投資するか、受け取るかなども選択します。

    ここでは、楽天証券SBI証券を例にとって解説します。

    【楽天証券】投資信託の買い方

    楽天証券①投資信託のトップページを開く
    投資信託の始め方-楽天証券1
    楽天証券② 投信スーパーサーチを開く
    投資信託の始め方-楽天証券2
    楽天証券③検索条件を入れて検索する

    検索方法は、検索条件にキーワード入れてもできますし、インデックス区分や取引区分などからも検索ができます。

    投資信託の始め方-楽天証券3
    楽天証券④ 銘柄を確認して、購入ボタンを押す

    銘柄名を確認したら、スポット購入か積立注文を押します。

    もし目論見書の確認が済んでいない場合には、この後に目論見書の確認画面が出てきます。

    目論見書が確認済みであれば、注文画面に移ります。

    投資信託の始め方-楽天証券4
    楽天証券⑤注文を入力する

    まずは購入金額を入力しましょう。

    積立注文の場合は合わせて引落方法と積立指定日を設定してから金額を決定します。

    買付金額を入れた後、分配コースや口座区分などを入れていきます。

    すべて記入したら、一番下にある確認ボタンを押します。

    投資信託の始め方-楽天証券5
    楽天証券⑥ 内容を確認して発注する

    内容が正しければ、取引暗証番号を入力して注文ボタンを押せば注文が完了します。

    なお、注文を取り消したい時は、原則申込日の15:00までであれば「履歴」の画面から注文を取り消すことができます。

    投資信託の始め方-楽天証券6

    【SBI証券】投資信託の買い方

    SBI証券①投資信託のトップページを開く
    投資信託の始め方-SBI証券1
    SBI証券② 銘柄検索・取扱一覧を開く
    投資信託の始め方-SBI証券2
    SBI証券③ 検索条件を入れて検索し、銘柄名をクリックする

    投資信託パワーサーチでは、銘柄名だけでなくキーワードやレーティング、ファンド分類など様々な条件で投資信託を検索することができます。

    投資信託の始め方-SBI証券3
    SBI証券④銘柄を確認して、購入ボタンを押す

    「積立」「NISA(成長)」「NISA(つみたて)」のうちから、選択する買い付け方法をクリックします。

    目論見書を閲覧していない場合には、この後目論見書の確認が入ります。

    投資信託の始め方-SBI証券4
    SBI証券⑤注文を入力する

    取引パスワードを入力して「注文確認画面へ」を押せば注文確認画面へ移ります。

    積立注文の場合は、決済方法や積立頻度、ボーナス月の積立設定を行いましょう。

    投資信託の始め方-SBI証券5
    SBI証券⑥内容を確認して発注する

    内容が正しければ「注文発注」を押せば注文が完了します。

    なお注文を取り消したい時は、原則、申込日の15:00までであれば、「注文履歴」の画面から注文を取り消すことができます。

    投資信託の始め方-SBI証券6

    投資信託を始める時の注意点

    投資信託を始める時の注意点

    注意点①急激な値上がりを期待しない

    投資信託は基本的にミドルリスク・ミドルリターンの銘柄が中心です。

    金融庁の試算では、国内外の株式と債券に積み立てで分散投資を行うと、20年間では、年率2%から8%の範囲に収まっていました。
    ※参照元:はじめてみよう!NISA早わかりガイドブック|金融庁

    このように、ゆっくり着実に増やすのが投資信託になりますので、短期間の急激な値上がりには期待しないようにしましょう。

    注意点②客観的な情報を入手する

    投資を行う場合には、客観的な情報をしっかりと得るようにしましょう。

    販売する側の宣伝は、ファンドのプラスの面を強調して、マイナスの面を抑えて表現されていることがあります。

    新規に販売されるファンドを大々的に宣伝することもありますが、新規のファンドは過去の記録(トラックレコード)がない分、実際の運用がどのようになるか未知数であることも覚えておきましょう。

    客観的な情報を得るためには、販売会社だけでなく、レーティング会社の評価や独立系のFPの記事なども参考にすると良いでしょう。

    注意点③一回で多額の投資しない

    投資信託を購入する時は、一括で多額の投資をしないように注意しましょう。

    なぜなら、時間分散ができないからです。

    時間分散とは、投資タイミングを分散することを意味します。

    もしも投資タイミングを分散せず、特定のタイミングに一括で多額の購入をした場合、高値つかみする恐れがあります。

    最悪の場合、「天井つかみ」と呼ばれる相場の一番高いところで購入するかもしれません。

    高値圏で購入すると、その後は価格がどんどん下がっていき、損失が膨らんでしまいます。

    損失拡大で資産が目減りするのを見るたびに、精神的な負担になるでしょう。

    また、高値つかみしなくても、毎日の価格変動に翻弄されて、不適切なタイミングで売却する可能性もあります。

    価格が気になって落ち着かない日々を過ごすのは、精神的にもよくありません。

    このような状態に陥らないためにも、時間分散が大切です。

    投資タイミングを分散する、つまり購入や売却を複数に分けると買値や売値が平準化されるため、高値づかみや安値売りを回避できるメリットがあります。

    時間分散させるためにも、毎月一定額を積み立てる「投信積立」で購入するのがおすすめです。

    投資信託を賢く始める・運用する方法

    投資信託を始める時には、次のような方法を使うことでより賢く始めることができます。

    投資信託を賢く始める・運用する方法

    1. 「分配金なし」の投資信託を選ぶ
    2. クレカ積立を利用してポイントを貯める
    3. ロボアドバイザーを活用する
    4. 年齢が低い人ほど株式比率を高めるようにする
    5. 非課税口座(新NISA)をうまく利用する

    賢い運用方法①「分配金なし」の投資信託を選ぶ

    投資信託には、株式の配当金のように保有していることで得られる「分配金」というものがあり、分配金が出る商品については受取方式を以下の2種類から選べます。

    • 分配金あり
    • 分配金なし

    「分配金あり」の場合は定期的に運用益を現金で得ることができますが、投資信託の強みである複利効果を活かせません。

    複利効果とは

    運用で得た収益を再び投資することで、利息が利息を生んで雪だるま式に増えていく効果のこと。

    「分配金なし」を選べば、自動的に全ての分配金が再投資され、複利の効果を得ることができます。

    分配金ありの場合でも、自分で再投資はできますが、分配金の受取にあたり20.315%の税金が差し引かれるため、効率よく再投資できません。

    したがって、複利効果を最大限に生かすのであれば、分配金を支払わないタイプの投資信託を選択すると良いでしょう。

    賢い運用方法②クレカ積立を利用してポイントを貯める

    一部のネット証券では、投資信託の積立をクレジットカード決済にすることでポイントが貯まる「クレカ積立」のサービスを扱っています。

    仮に付与率1%のクレジットカードで毎月5万円を積立した場合、現金で積立した場合よりも6,000円分もお得になります。

    獲得できる年間ポイント差
    クレジットカードでの積立6,000ポイント
    現金での積立 0ポイント

    貯まったポイントは株や投資信託の買付(※)、普段の買い物など幅広く利用可能です。

    ※証券会社によりポイント利用できる投資商品は異なります。

    年会費無料のクレジットカードでもクレカ積立は行なえるので、お得に投資信託を運用したい人はクレカ積立を利用しましょう。

    年会費無料でクレカ積立ができる証券会社
    証券会社クレカ積立
    対象カード
    クレカ積立
    ポイント付与率
    クレカ積立3万円/月で貯まる年間ポイント年会費
    SBI証券三井住友カード(NL)0.5%1,800pt無料
    楽天証券楽天カード0.5%~1.0%(※1)1,800~
    3,600pt
    無料
    マネックス証券マネックスカード0.2%~2.2%(※2)3,960~
    7,920pt(※2)
    無料
    auカブコム証券au PAY カード1.0% 3,600pt無料

    ※1 ファンドの代行手数料によって異なる
    ※2 NISA口座でのクレカ積立の場合。2023年9月までに口座開設している場合は1.5%(2024年9月30日まで適用)
    ※2 NISA口座以外でのクレカ積立の場合は積立金額に応じて0.2%/0.6%/1.1%のポイント還元率を適用

    賢い運用方法③ロボアドバイザーを活用する

    自分でうまく銘柄選びができない人は、ロボアドバイザーに頼るのも良いでしょう。

    いくつかの質問に応えれば、自分に合った運用スタイルの商品を提案してくれるロボアドバイザーが数多く出てきています。

    SBIラップならAIに全ておまかせできる

    SBIラップでは、資産配分だけでなく、資産の比率を調整するリバランスなども自動で行ってくれます。

    自分で運用する自信がなくても、AIにすべておまかせできます!

    また、運用方針を固定しないため、市場の状況に合わせ柔軟に対応できる点も他のロボアドバイザーにはないメリットです。

    毎月の運用報告もあるため、最初のうちはSBIラップを使い運用方法を学び、慣れてきたら自分で運用してみるのもよいでしょう。

    SBIラップの
    公式サイトはこちら

    賢い運用方法④年齢が低い人ほど株式比率を高めるようにする

    年齢が若いのであれば、株の比率を高めることをおすすめします。

    なぜなら、まだ若い分、運用期間が長くなるからです。

    金融商品は、運用期間が長ければ長いほど、1年あたりの価格変動が小さくなる傾向にあります。

    株は、債券と比較するとハイリスク・ハイリターンな金融商品です。

    ハイリスク・ハイリターンということは、価格変動が大きい分、資金がなくなったり大幅に減少したりする可能性が高いということを意味します。

    その反面、成功した場合には大きな利益を獲得できる可能性もあるということです。

    株価は短期的には上昇と下落を繰り返しますが、長期的には経済成長に連動します。

    よって、株は短期投資の場合、価格変動の大きいハイリスク・ハイリターンな金融商品といえます。

    しかし、長期投資の場合には、経済成長の恩恵を受けて高いリターンを享受できる金融商品といえるのです。

    以上の理由から、年齢が若い方ほど株の比率を高めて長期投資することをおすすめします。

    賢い運用方法⑤非課税口座(新NISA)をうまく利用する

    新NISAとは、2024年1月に始まった少額投資非課税制度の一つで、長期・積立・分散投資を通じた資産形成を促進することを目的としています。

    2023年までの旧NISAよりも投資枠・非課税期間が拡充され、柔軟な運用ができる点が特徴です。

    旧NISAとは別物の制度とみなされるため、新NISAの非課税枠は旧NISAの影響を受けません。

    旧NISA制度では、一般NISAとつみたてNISAの一方しか利用できませんでしたが、新NISA制度では「成長投資枠」「つみたて投資枠」が併用できます。

    新NISAのつみたて投資枠は年間拠出限度額が120万円と、旧NISA(つみたてNISA)の3倍に拡大している点が特徴です。

    最大投資枠は1,800万円で、運用中の金融商品を売却した場合には、翌年以降に枠の再利用が可能です。

    また、新NISA制度では非課税保有期間が撤廃され、無期限になります。

    一方、iDeCoは、公的年金とは別に自分で老後資金を作るための年金制度です。

    投資信託のほか、定期預金や年金保険といった元本が保証された商品で運用することもできます。

    iDeCoは、運用益が非課税になり、掛金が全額所得控除される点が特徴です。

    また、受取時に一定額が非課税になります。

    新NISA 成長投資枠新NISA つみたて投資枠iDeCo
    年間拠出限度額

    240万円

    120万円14.4万円~81.6万円
    ※働き方等により異なる
    税制優遇運用益が非課税運用益が非課税・所得税、住民税控除 ・運用益が非課税 ・受取時の税金控除
    投資対象上場株式、投資信託等金融庁が定めた基準を満たす投資信託およびETF定期預金、保険、投資信託
    投資方法積立・スポット積立積立
    運用期間無期限無期限

    加入から65歳まで

    (10年間延長可能)

    引き出しいつでも可能いつでも可能60歳まで原則不可
    利用できる人18歳以上18歳以上20歳以上65歳未満
    口座開設手数料無料無料2,829円(税込)
    口座管理手数料無料無料年2,052円~7,000円程度
    ※金融機関により異なる
    口座の併用つみたて投資枠との併用可能成長投資枠との併用可能一般NISA・新NISA、新NISAと併用可能

    投資信託を始めるタイミングはいつ?

    短期的な運用で考えると、価格が大きく下がった後が一つのポイントといえます。

    大幅な下落の後の一時的な値上がり(リバウンド)が狙えるからです。

    しかし、長期投資を考えた場合には、投資を始めたいと思った時がタイミングともいえます。

    特に積立投資の場合、少しでも早く始めたほうが、ドルコスト平均法が活かされます。

    ドルコスト平均法とは

    「常に一定金額を、定期的」に購入する方法。

    投資金額を一定にすることで、高い時に少なく買い、安い時に多く買うことができる。

    投資信託は長期でじっくり運用していくことが基本となる商品のため、投資する予定の人はなるべく早く始めるとよいでしょう。

    よくある質問

    投資信託の保有本数はどれぐらいにすればいいの?

    投資信託は分散投資ができているので1本でも構いません。

    投資をする際には分散投資を心がけましょうと言われますが、これは多くの銘柄を保有しましょうという意味ではありません。

    株であれば1銘柄しか持っていないとリスクが高くなるので、リスク分散をするためには銘柄数を増やさなければなりません。

    しかし、投資信託は投資家から集めたお金を分散投資するので、1つの銘柄でも問題はありません。

    もし保有しているのが日経平均のインデックス投資信託であれば、リスク分散のためには海外株式のインデックス投資信託やREITの投資信託などを検討するのもよいでしょう。

    投資信託で手数料負けすることがあるって本当?

    手数料以上に値上がりしなければ手数料負けします。

    投資信託には購入時手数料や信託報酬がかかります。

    購入時手数料は購入時の1回だけ発生する手数料ですが、信託報酬は毎日、基準価額から差し引かれていきます。

    したがって、購入時手数料と信託報酬の支払い分以上に資産の価格が上昇しない場合には、手数料負けすることになります。

    投資信託はどれくらいの期間保有すればいいの?

    投資信託はできるだけ長期間保有することをおすすめします。

    なぜなら、複利効果が期待できるからです。

    複利とは、利益にも利益が付くことを意味します。

    利益を受け取らず、元本に加えて再投資することで、利益がさらに増加するのが複利効果です。

    投資では、金融商品の種類を問わず、元本が大きいほうが得られる利益が大きくなります。

    投資信託は、獲得した利益を少しずつ元本に加えて大きくすることによって、得られる利益も徐々に大きく膨らませることができます。

    投資期間が長くなるほど元本と利益を大きくすることができるため、長期保有がおすすめです。

    投資は何から始めればいい?

    投資初心者が初めて投資する際には、投資信託をおすすめします。

    なぜなら、100円などごく少額から投資できるからです。

    元本保証されていない金融商品に投資するため、投資初心者はできるだけ少額から投資でき、リスク分散できる投資信託を選びましょう。

    投資信託は金融商品の中でも分散投資が可能な商品で、地域や性質の異なる複数の金融商品に投資できます。

    株などの金融商品で分散投資を行う場合には、自分で運用する金融商品を組み合わせる必要があります。

    しかし、投資信託はプロが金融商品を組み合わせるため、その必要はありません。

    さらに、投信積立の場合にはごく少額から積立投資ができることに加えて、長期にわたり定期購入するため、時間分散できるというメリットがあります。

    投資信託はなぜ儲からないといわれている?

    投資信託が儲からないといわれる理由として、短期間で大幅な値上がりをするケースが少ないことが挙げられます。

    投資信託は、株やFXのように短期間で投資元本の何倍もの利益を獲得することは困難です。

    なぜなら、長期運用を前提に商品設計されているものが多いからです。

    したがって、多くの場合は投資信託を運用しても、わずかな期間で大幅な値上がりをすることはありません。

    相場の状況にもよりますが、運用期間が1、2年であっても「資産が大幅に増えた」と感じるケースは少ないでしょう。

    投資信託の醍醐味は、少額の資金で始めても、積立投資を続けることによって複利効果が得られる点にあります。

    獲得した利益を加えることで元本が徐々に増えていくため、運用期間が長くなるほど利益を得たと実感するようになるでしょう。

    iDeCo・個別株・投資信託・どれを優先すべき?

    iDeCo・個別株・投資信託のどれを優先して投資すべきか悩む前に、非課税での運用を決めましょう。

    課税口座で個別株や投資信託を運用した場合には、得た利益に対して20.315%の税金がかかります。

    しかし、iDecoや新NISA口座で上述の投資商品を運用した場合には税金がかからず、利益を丸ごと得られるため、資金効率が上がります。

    よって、投資商品を選ぶよりも先に、非課税で運用可能なiDeCoかNISAの新NISAのどちらにするか決めましょう。

    iDecoと新NISAのどちらで運用したほうがいいのかは、年齢にもよります。

    20歳以上65歳未満の人のうち、しっかりと老後資金を形成したい場合には、60歳まで資金の引き出しができないiDecoをおすすめします。

    18歳以上20歳未満の人の場合はiDecoは運用できないため、新NISAがおすすめです。

    早いうちから長期投資に取り組むことによって、複利効果にも期待できるでしょう。

    年齢問わず、万が一の時に資金を引き出すことも念頭に運用したいという場合も、自由に資金を引き出せる新NISAをおすすめします。

    20歳以上の人のうち、株やFXなどの投資経験に加えて潤沢な余剰資金がある場合には、新NISAの成長投資枠を選ぶのもいいでしょう。

    まとめ

    投資信託は、投資家から資金を集めて運用する金融商品です。

    1銘柄を保有しても分散投資ができるため、投資初心者にはおすすめな商品です。

    また約定は1日1回しかないので、相場に張り付いている必要もありません。

    ただし現在ではSBI証券や楽天証券では2,600銘柄以上もラインナップがありますので、どの銘柄が良いか慎重に選ぶ必要があります。

    宣伝だけに惑わされず、客観的な情報で判断を行いましょう。

    投資信託は株式のような大幅な値上がりは期待できないものの、長期で投資すれば、比較的堅調なパフォーマンスを示すことが分かっていますので、資産形成の道具として活用するようにしましょう。

    【三井住友カードのクレカ積立投資に関する注意事項】
    ・記事内に記載しているポイント付与率は、2024年9月10日(火)積立設定締切分(2024年10月1日(火)買付分)までのものです。以降は対象カードごとのカード利用金額などに応じたポイント付与率になります。
    ・三井住友カードつみたて投資の利用金額は、プラチナプリファードの新規入会&利用特典、継続特典の付与条件である利用金額の集計対象となりません。

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