お年玉はキャッシュレスではなく現金で!あげる側・もらう側ともに8割以上の人が”現金”を希望
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株式会社エイチームのグループ会社である株式会社エイチームライフデザイン(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:間瀬文雄)は、暮らしの「まよい」を解決する情報メディア「イーデス」にて、お年玉をあげる側である30歳以上の男女、お年玉をもらう側である15~24歳の男女合計800名を対象に、お年玉・贈り物のキャッシュレス化に関する意識調査を実施しました。
調査結果から、74.5%の人がキャッシュレス決済を利用しており、中でも「QRコード決済(65.4%)」の利用率が最も高いことがわかりました。
なお、2021年11月末に実施した調査結果では、「クレジットカード・デビットカード(78.4%)」の利用率が最も高い結果でした。
しかし、キャッシュレス化の普及が進む現状でありながら、お年玉や贈り物(お賽銭、冠婚葬祭費、成人祝い等)のキャッシュレス化を望む声は少ない結果となりました。
本リリースでは、調査結果に加え、ファイナンシャルプランナー伊藤亮太氏の調査結果に対する見解や、お得なキャッシュレスの利用方法・コツについてのアドバイスも紹介します。
調査サマリー
- 74.5%の人がキャッシュレス決済を利用
そのうち「QRコード決済」の利用者が最多 - 一方でお年玉は、あげる側、もらう側ともに「現金」を望む声が一番多い(全体の回答率85.6%)
お年玉に「現金」を選んだ一番多い理由は、あげる側が「日本の伝統的な習慣だから(28.7%)」で、もらう側が「今まで現金でもらっていたから(35.7%)」 - 全体の約40%~約70%の人が「お賽銭・冠婚葬祭費・成人祝い」のキャッシュレス化は望んでいない
- キャッシュレス化を望むお祝い事は「特になし」が60.0%を占める結果に
次いで「誕生日プレゼント(21.6%)」「クリスマスプレゼント(16.5%)」
調査方法 | インターネット調査 |
---|---|
調査対象 | お年玉をあげる側である30歳以上の男女、お年玉をもらう側である15~24歳の男女 |
調査期間 | 2023年11月29日~30日 |
調査エリア | 全国 |
サンプル数 | 800名 (お年玉をあげる側:400名、お年玉をもらう側400名) |
調調査機関 調査委託先 | アイブリッジ株式会社(freeasy) |
スキラージャパン株式会社 代表取締役 / スキラージャパン株式会社
監修者伊藤亮太
伊藤亮太は「スキラージャパン株式会社」の取締役を務めるFP(ファイナンシャル・プランナー)。
慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了しており、在学中にCFP®を取得。
その後、証券会社にて営業・経営企画・社長秘書・投資銀行業務に携わる。
現在は富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。
▼書籍
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など株式会社エイチームライフデザイン
編集者イーデス編集部
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■書籍
初心者でもわかる!お金に関するアレコレの選び方BOOK
■保有資格
KTAA団体シルバー認証マーク(2023.12.20~)
■許認可
有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788)
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74.5%の人がキャッシュレス決済を利用
「2023年11月末時点で、キャッシュレス決済を利用していますか?」と質問したところ、
- はい(74.5%)
- いいえ(25.5%)
という結果となりました。
2021年11月末に実施したアンケート結果では、キャッシュレスを利用している人は94.4%※と、今回よりも約20%も多い結果となっています。
※参照元:キャッシュレスと日本の贈り物文化に関する意識調査(調査期間:2021年11月26日)|イーデス
このような差が生まれた背景には、今回の調査では10代の回答数を増やしたことと(全体の47.5%)、10代のキャッシュレス決済の利用率の低さが見られたこと(10代の32.6%が「いいえ」と回答)が挙げられます。
また、キャッシュレス決済を利用していると回答した人に、「利用しているキャッシュレス決済すべてを教えてください。」と質問したところ、
- QRコード決済(65.4%)
が最も多く、次いで
- クレジットカード決済(58.6%)
という結果となりました。
さらに、「メインで利用しているキャッシュレス決済を教えてください。」と質問したところ、同様に
- QRコード決済(42.3%)
が最多で、次いで
- クレジットカード決済(33.9%)
と続きました。
2021年11月末に実施したアンケート結果では、「クレジットカード・デビットカード(78.4%)※」が最も多い結果となっています。
※参照元:キャッシュレスと日本の贈り物文化に関する意識調査(調査期間:2021年11月26日)|イーデス
QRコード決済の利用率が高まっている理由としては、利便性が高くスピード感があり、キャンペーン開催も頻繁に行われていてお得度が高いことが考えられます。
キャッシュレス化が進む一方で、お年玉は、あげる側、もらう側ともに「現金」を望む声が一番多い結果に(全体の回答率85.6%)
「お年玉を送る側の方へ、2024年のお年玉は、どのようにあげる予定ですか? お年玉を受け取る側の方へ、2024年のお年玉は、どのように受け取りたいですか?」と質問したところ、
- 全体の85.6%の人が「現金」
と回答しました。
さらに、お年玉の受け渡し別で調査したところ、あげる側ともらう側のどちらもが「現金」を望んでいることがわかりました。(あげる側:88.0%、もらう側:83.3%)
お年玉に「現金」を選んだ人に一番の理由を聞いたところ、
- あげる側が「日本の伝統的な習慣だから(28.7%)」
- もらう側が「今まで現金でもらっていたから(35.7%)」
という結果となりました。
全体の約40%~約70%の人が「お賽銭・冠婚葬祭費・成人祝い」のキャッシュレス化は望んでいない
「お賽銭・冠婚葬祭費・お年玉において、キャッシュレス決済ができるようになってほしいと思いますか?」と質問したところ、
- お賽銭・冠婚葬祭費では60%以上
- 成人祝いでは約半数の人が「あまりそう思わない」「全くそう思わない」
と回答しました。
キャッシュレス化を望むお祝い事は「特になし」が60.0%を占める結果に
「設問のようなお祝いする場面において、今後キャッシュレスで対応したいと思うものはありますか?」と質問したところ、
- 特になし(60.0%)
の回答が大半を占める結果となりました。次いで、
- 誕生日プレゼント(21.6%)
- クリスマスプレゼント(16.5%)
が多い結果となりました。
まとめ(イーデス編集者の考察)
調査結果より、キャッシュレス化が拡大しつつある現状でありながら、お年玉や贈り物のキャッシュレス化に対する意識は低いことがわかりました。
特に、お年玉をあげる側の人が現金を望む理由では、「日本の伝統的な習慣だから」が最も多く、伝統を重んじる日本人特有の性格が表れています。
他にも「お金のありがたみがわかるから」という回答も多く、キャッシュレス決済による使いすぎ問題も懸念されていることが伺えます。
また、キャッシュレス化を望むお祝い事は「特になし(60.0%)」が大半を占める結果となったのは、"気持ち"を大切にする傾向にある日本人らしい結果なのかもしれません。
専門家からのコメント
調査結果によれば、キャッシュレス決済は今や当たり前となっており、QRコード決済を利用する人が特に多いようです。
その一方で、お年玉や贈り物に関してはキャッシュレス化を望んでいない模様です。
ここから言えることは、手渡ししたいものに関しては、キャッシュレスではなく現金での方が良いと考えている方が多いようです。
何でもそうですが、気持ちとして渡したいものは目に見える現金の方がうれしいですよね。キャッシュレスで受け取っても、その重みは伝わりません。
そう考えると、今後もすべてがキャッシュレス化していくわけではなく、現金を使いたい場合も残っていくと考えられます。
一方で、普段の生活においてはキャッシュレス化が進んでいくことでしょう。飲み会の支払いなども現金払いは少なくなっていく可能性があります。
キャッシュレスが普及していく際に、特にまとまった金額の支払いとなる場合には、ポイント還元率を重視すべきです。
コスト意識を高めるならば、年会費無料のクレジットカードなどのキャッシュレス決済を利用すると良いでしょう。
(スキラージャパン株式会社 FP 伊藤亮太氏)
専門家 伊藤亮太氏について
伊藤亮太 / FP(ファイナンシャル・プランナー)
慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了しており、在学中にCFP®を取得。 その後、証券会社にて営業・経営企画・社長秘書・投資銀行業務に携わる。
現在は富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。
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