実は3人に1人は遭遇したことがある?クレジットカードのトラブルについての意識調査
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株式会社エイチームのグループ会社である株式会社エイチームフィナジー(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:林 和樹、以下当社)は、10~60代の男女400名を対象に「クレジットカードのトラブルについての意識調査」を行いました。
調査の結果、クレジットカードにまつわるトラブルは、全体の33%が遭遇しており、
- 約3人に1人が、何らかのトラブルに巻き込まれていた
ことが判明しました。
中でも、
- 「不正利用被害」が44%
と一番多く、次いで、自己管理に関わる
- 「紛失トラブル」37%、
- 「支払いに関するトラブル(支払い遅延など)」24%
の順になっています。
不正利用や詐欺、紛失・盗難の被害金額については、一見気づかないような「1,000円未満」が全体の4割も占めています。
トラブルに遭った約8割の方は、カード会社から何らかの補償やサポートを受けることができているようです。
調査サマリー
クレジットカードにまつわるトラブル経験者は33%
中でも不正利用による被害が一番多く、トラブル案件全体の半数近くを占めている
トラブルに対して何らかの対策を取っていた方は、わずかに全体の1割程度
- トラブル時に8割以上の方がカード会社からの補償やサポートを受けることができた
調査方法 | インターネット調査 |
---|---|
調査対象 | 10代~60代の男女(大学生以上の幅広い層) |
調査期間 | 2020年7月16日~26日 |
調査エリア | 全国 |
サンプル数 | 400名 |
調査機関 | ランサーズ |
株式会社エイチームライフデザイン
編集者イーデス編集部
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全体の3割以上がクレジットカードのトラブルに遭遇
まず、「Q1:クレジットカードに関する何らかのトラブルに遭ったことがあるのか」について質問したところ、3割以上の方が「はい」と回答。
約3人に1人が何らかのトラブルに巻き込まれていることになります。
決して他人事とは言えず、身近な問題としてとらえる必要があるようです。
クレジットカードのトラブルで一番多いのは「不正利用被害」
Q1で「ある」と答えた方に、Q2で具体的なトラブルの内容について質問したところ、
- 第三者による「不正利用被害」が44%と最も多く
- 次いで、自己管理に関わる「紛失トラブル」37%
- さらに、「支払いに関するトラブル(支払い遅延など)」24%
といったものが上位にきています。
また、設問項目に該当しない「その他」が20%も占めており、トラブルの内容は複雑なようです。
利用店舗やカード会社によるトラブルも発生
Q2で「その他」と答えた方に、Q3で具体的な具体的な内容について質問したところ、以下のような利用店舗やカード会社にまつわるものが多々ありました。
▼利用店舗関連
- 同一業者からの二重引き落とし
- クレジットカードで買い物をした店から、個人情報が漏れてしまったかもしれないという連絡がきた
- カード情報が盗まれたおそれがあると、ネットショップから連絡があった
▼カード会社関連
- 限度額が残っているのに決済できなかった(クレジットカード会社の保安上の判断による。電話で解決)
- 利用金額の引落し口座を変更した際に、クレジットカード会社の手続きミスのために支払い遅延となった(移動前の口座からは全て出金してしまっていたため)
トラブルを早く見つけるために、日ごろから自身でチェックすることが重要ですね。
全体の8割以上がトラブルの原因を把握できている
Q1で「ある」と答えた方は、「Q4:トラブルに遭った原因を把握しているのか」について質問したところ、8割以上の方が「はい」と回答。
一方で、原因が分からずじまいになっているケースも2割弱と少なからず存在しているようです。
早期解決や、二度とトラブルに巻き込まれないよう回避策を打つためにも、原因の把握はかなり重要になります。
トラブルに遭うまで何らかの対策を講じていた方は、わずか全体の1割程度
Q1で「ある」と答えた方へ「Q5:トラブルに遭うまで何らかの対策を取っていたのか」についても、質問したところ、「はい」と回答した方は11.9%とかなり少数。
クレジットカードを日常的に利用している方が多い中で、今一度その扱いを見直すことが大切なのかもしれません。
トラブル対策は、カード利用時だけでなく万が一に備えた意見も
Q5で「はい」と答えた方に、Q6で具体的にどのような対策を取っていたのかも質問してみたところ、
- 暗証番号を簡単なものにしないようにしていた
- どのようなサイトなのかをできる限りチェックをしていた
- ネットのセキュリティは万全にしていたつもりです
- 利用する店舗を出来るだけ制限して、利用明細などしっかりチェックしていた
- 類推しにくいパスワードの設定、ネット決済保護アプリの導入など
といった事前に自身でしっかり対策を取っていたという意見も多かったのですが、トラブルに遭遇してしまったようです。
中には、万が一を想定して、
- 紛失や盗難に備えて、一番にかけるべきカード会社サービスデスクの電話番号を控えてありました
- カード会社に緊急連絡などできるように確認しておく
という回答もあり、いざという時にすぐにカード会社に連絡できるよう備えておくことが大切です。
トラブル遭遇後は6割以上の方が何らかの対策を講じている
Q1で「ある」と答えた方に、Q7でトラブルに遭ってから何らかの対策を取っているのかについてお聞きしたところ、全体の60.6%の方が「はい」と回答。
Q5のトラブル遭遇前の11.9%に比べ、5倍以上も増えています。
トラブルへの対策がいかに必要かということを実感されたようです。
トラブル再発を防ぐための身近な取り組みを各々で実行
Q7で「はい」と答えた方に、Q8で具体的な対策内容について質問したところ、下記のような回答がありました。
▼「不正利用被害」対策
- 怪しい場所、サイトでカードを使わない。
- ネットショッピングをする際には支払いの詳細内容を再度注意深く確認し、ネット店の評判などを検索するなどの注意深さは必要だと心がけている。
- カード利用時にメールが届く設定にしている。届いたメールはできるだけ早く開封し身に覚えがあるものか確認する
- メインのカードは海外通販で使わないようにしている
- ネット決済にて不正利用被害に遭ったため、基本的にはネットでは振込を利用するようにしている
▼「紛失トラブル」対策
- 常にカードを自分の目の届く所へ置いておく、あるいは身に着けておく
- 使うクレジットカードを絞る(現在2枚)
- カードを紛失した時にやるべき事を確認して(カード会社への連絡やその連絡先を常に確認できる状態にしておく等)、常にそれを念頭に置いてカードの利用をしています。
▼「支払いに関するトラブル(支払い遅延など)」対策
- 引き落とし口座に余裕を持った金額を入れておく
- 利用規約をもう一度確認した
- 締め日を必ず確認し、支払い先に連絡をしていた
トラブル発生時8割以上の方がカード会社の補償やサポートを
Q1で「ある」と答えた方に、Q9でトラブル発生時にカード会社からの補償やサポートを受けることができたのかについて質問したところ、全体の約8割の方が「はい」と回答。
しかし、全体の約1/4にあたる方は補償を受けることが出来なかったようです。その違いは何でしょうか。
- カード会社への連絡
- 警察への被害届提出
をすぐにしないと、補償を受けることが出来ないようです。気づいた時点で早急に対応しましょう。
不正利用等の被害金額は、1,000円未満が多く被害に気づかないケースも
Q2で「不正利用」または「詐欺」または「紛失・盗難」と回答された方へ、最後のQ10で被害金額についてお聞きしたところ、4割以上の回答が1,000円未満でした。
これは、被害に気づきにくい金額のため、継続的に悪用されることもあるようです。
クレジットカードのトラブルに巻き込まれないためには
今回はクレジットカードにまつわるトラブルについて、いろいろとみてきましたが、漠然と怖がるのではなく、まずはその実態をきちんと把握することが大切です。
不正利用被害の場合、事前に、パスワードを複雑にしたり、ネットショップの下調べをしたりと、自身で万全のトラブル回避策を取ったと思っていても、被害に遭ってしまった方もいます。
巧妙な手口が横行する中で、大切なのは回避策に加えて、
- 明細等の日頃のチェックによる早期発見、
そして、万が一トラブルに巻き込まれてしまっても
- カード会社への連絡
- 警察への届け出
を、すぐにできるよう心掛けておくことです。
そうすることで、カード会社の補償やサポートを十分に受けることができるでしょう。
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