【増税を機に】2019年9月以降にキャッシュレス決済デビューをした方の利用動向について徹底調査!
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株式会社エイチームのグループ会社である株式会社エイチームフィナジー(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:林 和樹、以下当社)は、「2019年9月以降ではじめてキャッシュレス決済サービスに入会/登録をした男女305名」を対象に調査を行いました。
2019年10月からの増税と同時に、経産省によるキャッシュレス・ポイント還元事業(2020年6月まで)もスタートしたことで、今回の調査を実施。
2019年9月以降にキャッシュレス決済デビューをした方の多くが「クレジットカード」を選んでおり、全体の7割以上も占めています。
キャッシュレス決済の中でも一般的に利用頻度の高い、①「クレジットカード/デビットカード」をはじめ、②「電子マネー」、③「QR/バーコード決済」の3点に焦点を当てた調査も実施。
それぞれ一番多かった入会理由として、①が「年会費無料」(47.0%)で「JCBカード」の所有者が多く、②は「普段良く利用するサービスだから」(70.4%)と「交通系」を選ぶ率が6割以上も。
①②に比べ浸透率の低い③は、「キャンペーン内容」(43.5%)がキッカケとなり、大々的にキャンペーンを展開している「PayPay」を支持する人が半数以上もいることが見受けられます。
調査サマリー
- キャッシュレス決済をしなかった理由として多かったのは、「セキュリティ面の不安」35.8%、「お金の管理が見えづらい」34.9%
- 初めて利用したキャッシュレスサービスは、「クレジットカード」が7割以上
- 人気の商材については、①クレジットカード/デビットカードが「JCBカード」26.5%、②電子マネーが「交通系」(※)63.0%、③QR/バーコード決済が「PayPay」52.2%
- 上記を選んだ理由として最も多いのは、
①が「年会費無料」47.0%、②が「普段良く利用するサービスだから」70.4%、③が「キャンペーン内容」43.5% - 今後キャッシュレス決済の用途として「ネットショッピング」をあげている人が半数以上を占める結果に
※Suica、PASMO、ICOCA、PiTaPaなど
調査方法 | インターネット調査 |
---|---|
調査対象 | 20歳以上で月1回以上キャッシュレス決済を利用している男女 |
調査期間 | 2020年1月12日~14日 |
調査エリア | 全国 |
サンプル数 | 305名 |
調査機関 | Fastask |
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編集者イーデス編集部
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初めて入会したキャッシュレスサービスは「クレジットカード」が7割以上
「初めて入会したキャッシュレスサービスを教えてください」の問いについて、1位が「クレジットカード」で72.5%と圧倒的に多く、2位が「QR/バーコード決済」10.6%、3位が「交通系電子マネー」9.2%となっています。
セキュリティ・金銭管理による不安要素が懸念材料に
続いて、「今までキャッシュレス決済ではなく現金決済だった理由を教えてください」の回答で、最も多かったのが「セキュリティが不安だから」の35.8%で、次いで「お金の管理が見えづらくなるから」が34.9%、「使いすぎてしまうから」が28.4%となっており、セキュリティ面や金銭管理による不安要素が主な要因となっていたようです。
初めて入会したクレジットカードの1位は「JCBカード」
「初めて入会したクレジットカード/デビットカードの正式名称を教えてください」の問いには、1位「JCBカード」が26.5%、2位「VISAカード」が18.6%となっており、国際ブランドとして知名度の高いものが上位に君臨しています。
3位には「楽天カード」が11.1%で浮上しており、それ以外のものについては10%未満で拮抗している状況がうかがえます。
クレジットカードの決め手は"お得感"!?
引き続き、「問3で回答したカードを選んだ理由を教えてください」の問いには、「年会費が無料だから」の回答が47.0%と一番多く、次いで「キャンペーンが魅力的だから」の29.5%、「ポイント還元率が高いから」の21.7%となっており、比較的まとまった金額で利用するクレジットカードについては、多くの方が“お得感”に惹かれて選んでいることが読み取れます。
初めて入会した電子マネーは6割以上が「交通系」に
「初めて入会した電子マネーを教えてください」については、一番多かったものが「交通系」の63.0%と大部分を占めており、次いで「楽天Edy」の18.5%、「nanaco」の11.1%となっています。
電子マネーは「利便性の高さ」が要
続いて「問5で回答した電子マネーを選んだ理由を教えてください」との質問では、「普段よく利用するサービスだから」の70.4%に続いて、「利用できる店舗が豊富だから」が37.0%となっており、利便性重視による入会理由が圧倒的に多いようです。
初めて入会したQR/バーコード決済はダントツで「PayPay」が1位に
「初めて入会したQR/バーコード決済を教えてください」については、1位の「PayPay」が52.2%と半数以上を占めており、次いで「楽天ペイ」の17.4%、「通信系」の13.0%の順になっています。
断続的なキャンペーン展開が入会誘引のカギに
続いて「問7で回答したQR/バーコード決済を選んだ理由を教えてください」については、「キャンペーン内容が魅力的だから」を選んだ人が43.5%、「利用できる店舗が豊富だから」が34.8%となっており、まさに問6で1位の「PayPay」は、「利用店舗数の多さ」等をアピールした大々的なキャンペーンを展開していることが功を奏しているようです。
今後の利用用途として半数以上が「ネットショッピング」での利用を検討
最後に「今後どのような用途でキャッシュレス決済を利用していきたいと考えていますか」とお聞きしたところ、「ネットショッピング」が50.5%、「使えるところなら全て」が33.5%、「スーパーやコンビニなどの小売店」が32.1%と、日常づかいを検討している回答が多いことがわかります。
一度キャッシュレス決済を利用すると、多くの方がスムーズな決済処理等そのメリットを享受していることがうかがえます。
まとめ
今回の調査により、キャッシュレス決済デビューで多くの支持を集めているのは「クレジットカード」で、カード選びについては、年会費無料やキャンペーン内容などのお得感が決め手になっていることがわかりました。
これまで回答者が、キャッシュレス決済サービスを使わなかった理由として、利用方法がわかりづらいというよりも、セキュリティや金銭管理の面で不安を抱えていたことが圧倒的に多いことが浮き彫りに。
しかし、実際にキャッシュレス決済サービスを利用したことにより、本アンケート実施の1月時点では、今後も「ネットショッピング」や「使えるところなら全て」で使いたいといった前向きな声が多く、様々なメリットを享受することができました。
今後も「ネットショッピング」や「使えるところなら全て」で使いたいといった前向きな回答が、多くの回答者にとって気軽に使える身近なサービスになっていることがわかる結果となりました。
(イーデスクレジットカード編集部)
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