三井住友カード プラチナプリファードはポイントを貯めたい方におすすめの1枚!メリット・デメリットも紹介
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三井住友カード プラチナプリファードは「ポイント特化型プラチナカード」というコンセプトを持つ、ポイントが効率良く貯まるプラチナカードです。
そして、この三井住友カード プラチナプリファードにどんな特徴があるのか、使い勝手は良いのかなどのことを気にされる方もいるのではないでしょうか。
この記事では三井住友カード プラチナプリファードについて以下の内容をお伝えします。
この記事のポイント
ぜひ最後まで読んでいただき、三井住友カード プラチナプリファードの魅力を知り、実際に手にしてみてください。

菊地崇仁 / クレジットカード専門家
三井住友カード ゴールドと三井住友カード プラチナのちょうど間のようなカードです。
いわゆるプラチナカードを期待すると、少しがっかりするかもしれません。
対象としては年間400万円程度利用する方でしょう。
400万円利用すると通常の1%分で4万ポイント、加えてボーナスポイントが4万ポイント貯まるため8万ポイント(=8万円相当)貯まります。
年会費を考えても5万円弱お得になる計算です。
年会費無料で1%還元のクレジットカードの場合、400万円の利用で貯まるポイントは4万ポイントとなるため、プラチナプリファードの方がお得です。
コンビニやスーパーが特約店になっているため、日常使いもできるでしょう。
また、ホテル予約サイトでは最大10%還元と、少し贅沢をしたいときにも威力を発揮します。
プラチナカードとしての特典はほぼ使えませんが、Visaが用意しているVisaプラチナ特典の利用が可能です。
コンシェルジュデスクもVPCCの利用が可能となるため、Visaプラチナ特典を確認しておきましょう。
三井住友プラチナカードについては、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
株式会社ポイ探 代表取締役
監修者菊地崇仁
1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。
2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。ポイント探検倶楽部に掲載されているポイントは約230種類。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られる。
約100枚のクレジットカードを保有、年間約150万円の年会費を支払っている、まさにクレジットカードの専門家。
一般カードからプラチナカードまで幅広い層のカードを実際に保有・利用し、日々様々なメディアにて、使った人にしか分からない信用できる情報提供を行っています。所有されているすべてのカードを月に1度は必ず利用しながら、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。
三児の父であり家計のやりくりをすべて担当。ポイントのみならず、クレジットカードや保険なども守備範囲で、近年は投資にも挑戦している。
【主な著書】
新かんたんポイント&カード生活 (自由国民ムック)
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三井住友カード プラチナプリファードの5つの特徴
三井住友銀行の発行する三井住友カード プラチナプリファードの主な特徴となるのが以下の5点です。
三井住友カード プラチナプリファードの主な特徴
また、三井住友銀行では三井住友カード プラチナプリファード以外のプラチナカードに「三井住友カード プラチナ」があります。
それぞれのカードの違いについても詳しくお伝えするので、ぜひチェックしてみてください。
ポイント特化型のプラチナカード
三井住友カード プラチナプリファードは、ポイント特化型プラチナカードで、基本ポイント還元率は1%となるため、この数字だけ見ると特に高還元率に感じないかもしれません。
しかし、使い方次第では大量にポイントを獲得できる機会があるので上手に利用すると良いでしょう。
なお、ポイント還元率は最大10%までアップします。(※)
※プリファードストア(特約店)利用で通常還元率+1~9%
こちらではどのように利用すれば還元率を上げることができるのかについてご紹介します。
海外ショッピングは3%還元
三井住友カード プラチナプリファードを海外で利用すると外貨ショッピング利用特典としてポイントがさらに2%加算され、結果的に計3%還元となります。
仕事や旅行などで海外に行く機会が多い方であれば、効率良くポイントを貯めていけるでしょう。
プリファードストア(特約店)ではポイント最大10%還元
三井住友カード プラチナプリファードを「プリファードストア」と呼ばれる特約店で利用すると、1~9%の追加ポイントが付与されます。
その結果、最大10%のポイント還元が叶うこともあるのです。
なお、特約店のジャンルは以下のように幅広く存在します。
ジャンル | 追加 ポイント | 特約店 |
---|---|---|
宿泊予約サイト | +6~9% | 一休.com エクスペディア Hotels.com |
交通 | +1~4% | ANA ETC JapanTaxi |
百貨店 | +2% | 大丸松坂屋 阪急百貨店 阪神百貨店 |
ライフスタイル | +2% | 蔦屋書店 |
コンビニエンスストア | カード現物でのVisaのタッチ決済:+4% スマートフォンでのVisaのタッチ決済:+6% | セブン-イレブン ローソン 他 |
飲食店① | +1% | スターバックス、 ファーストキッチン モスバーガー 他 |
飲食店② | カード現物でのVisaのタッチ決済:+4% スマートフォンでのVisaのタッチ決済:+6%※ | マクドナルド サイゼリヤ ドトールコーヒーショップ エクセルシオール カフェ他 |
スーパーマーケット | +1% | アピタ ピアゴ ライフ 西友 オークワ イズミヤ 京王ストア 他 |
ドラッグストア | 1% | ココカラファイン マツモトキヨシ トモズ 他 |
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります
追加ポイントを獲得する際は、それぞれの特約店で条件があります。
詳しくは三井住友カード プラチナプリファードの公式サイト内にある「プリファードストア(特約店)一覧」にて確認してください。
さまざまなタイミングで大量ポイントの獲得が可能
三井住友カード プラチナプリファードでは新規入会後に一定金額を利用すると、1年に1回のカード継続時に大量ポイントを獲得できます。
まず、新規入会月の3か月後の月末までに40万円以上の利用をすると、4万ポイントが付与されます。
さらに前年度に三井住友カード プラチナプリファードを100万円以上利用すると、毎年1万ポイントがプレゼントされ、最大4万ポイントの獲得が可能です。
年会費は33,000円(税込)
三井住友カード プラチナプリファードの年会費は33,000円(税込)です。
一部の一般カードやゴールドカードで見られるWeb入会で初年度年会費無料、条件達成で年会費が割引されるなどの特典はありません。
安定収入のある20歳以上の方が申し込み対象
三井住友カード プラチナプリファードの公式サイトによると「原則、満20歳以上で本人に安定継続収入のある方」を申し込み対象にしています。
未成年の方、主婦や学生などの定職に就いていない方は申し込みをしても条件に達していないことになるため、審査通過は難しくなります。
ナンバーレスデザインが選択できる
三井住友カード プラチナプリファードの表面のカラーは白・黒のいずれかから選べ、完全ナンバーレスデザインのタイプ、またはカード番号が裏面に記載されたスタンダードタイプから選択が可能です。
また、カードの表面は艶消し加工が施されていて、シンプルかつ上品で落ち着いた雰囲気です。
Visaのタッチ決済に対応
三井住友カード プラチナプリファードはVisaのタッチ決済という新しい支払い方法に対応しています。
レジにあるリーダーに非接触対応のVisaカードをタッチするだけで決済可能、サインの記入や暗証番号の入力も必要ありません。
コンビニやスーパーマーケットなどの身近なお店をはじめ、海外でも利用可能です。
三井住友カード プラチナとの違い
三井住友カードのプラチナカードに「三井住友カード プラチナ」もありますが、三井住友カード プラチナプリファードとどこが違うのかを一覧にしてまとめてみました。
三井住友カード プラチナ | 三井住友カード プラチナプリファード | |
---|---|---|
申込資格 | 30歳以上の方 | 20歳以上の方 |
国際ブランド | Visa Mastercard® | Visa |
年会費 | 55,000円(税込) | 33,000円(税込) |
利用枠 | 300万円~ | 150~500万円 |
通常ポイント還元率 | 0.5%(※) | 1.0%(※) |
国内・海外旅行傷害保険 | 最高1億円 | 最大5,000万円 |
お買物安心保険 | 年間500万円まで | 年間500万円まで |
コンシェルジュサービス | あり | なし |
プライオリティパス | 発行可能 | 発行不可 |
※ ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
次に三井住友カード プラチナプリファードの主なメリット4つをまとめています。
三井住友カード プラチナプリファードの4つのメリット
三井住友カード プラチナプリファードを利用する主なメリットが以下の4点です。
メリット
プラチナランクのカードということもあり充実度の高さを感じられる1枚でしょう。
こちらでは、それぞれの内容について詳しくまとめてみました。
圧倒的なポイント還元率の高さ
三井住友カード プラチナプリファード最大のメリットがポイント還元率の高さです。
年会費は33,000円(税込)ですが、カードに入会してさらに入会後の3か月後末までに40万円以上利用すれば4万ポイントを獲得。
この時点で年会費を完全に上回るお得さです。
また、基本のポイント還元率は1%ですが、すでにご紹介したようにプリファードストアで利用すれば1~9%、海外利用の際は+2%ものポイントアップが叶います。
普段の生活の中でカードを利用してもポイントを入手する機会が多いでしょう。
家族カードの年会費無料
三井住友カード プラチナプリファードの家族カードを作りたい場合、年会費無料で発行することができます。
三井住友カード プラチナプリファードの本会員年会費33,000円(税込)を支払うだけで、その他に新たな費用が発生することはありません。
旅行保険やお買物安心保険の付帯
海外旅行や国内旅行先での思いがけないトラブル、三井住友カード プラチナプリファードで支払いをおこなった商品を破損したり盗難などの被害に遭ったりした場合、あらかじめ付帯する保険が役立ちます。
- 海外旅行傷害保険:最大5,000万円
- 国内旅行傷害保険:最大5,000万円
- お買物安心保険:年間500万円まで
補償金額は上記のとおりです。
なお、海外旅行傷害保険の場合、カード発行日の翌日以降に日本の住居を出発する旅行から適用対象です。
補償期間は1旅行につき最長3ヵ月となり、旅行の都度適用となります。
利用可能枠が150万円以上の高額設定
三井住友カード プラチナプリファードの利用可能枠は150~500万円です。
具体的にどのくらいの枠が設定されるのかは審査によって決まりますが、最低でも150万円は確保されます。
高額商品の購入にも対応できますし、ポイントを貯めるために複数件の決済を行っても利用枠が足りなくて困るなどのことを避けられるでしょう。
次に三井住友カード プラチナプリファードのデメリットを4つご紹介していきます。
三井住友カード プラチナプリファードの4つのデメリット
三井住友カード プラチナプリファードにはメリットだけでなく、以下のようなデメリットも存在します。
デメリット
こちらでは主に4つのデメリットをご紹介するので、チェックしたうえで対処方法や改方法などを考えてみてください。
年会費の元を取るのが難しい
三井住友カード プラチナプリファードを積極的に使えば多くのポイントが付与されますが、あまりカード決済をおこなわないような方ですと年会費33,000円(税込)の元は取れないでしょう。
新規入会&利用特典のポイント獲得の条件を達成しなかった、プリファードストアは利用しないし海外で三井住友カード プラチナプリファードを利用することもない方ですとポイント獲得の機会を逃してしまいます。
たとえば通常ポイント1%だけで年会費の元を取りたい場合、年間で300万円を利用しないと年会費の金額相当の3万ポイントは手に入りません。
プラチナランクとしてはサービス内容がシンプル
三井住友カード プラチナプリファードはプラチナランクのクレジットカードですが、付帯するサービス内容や特典はシンプルで充実度が高くない点はデメリットとなるでしょう。
たとえば、指定のレストランで2名以上のコース料理を利用すると会員1名分が無料になる優待などといった手厚いサービス付帯が三井住友カード プラチナプリファードにはありません。
国際ブランドはVisa一択
三井住友カード プラチナプリファードに付帯する国際ブランドはVisaのみです。
三井住友カード プラチナのようにVisaとMastercard®の二択とかではなく、Visaしか選べないことになります。
もしVisa以外の国際ブランドが付帯するプラチナカードが欲しいのであれば、三井住友カード プラチナプリファード以外のカードを検討する必要があるでしょう。
三井住友カード プラチナよりも補償・サービス内容が劣る
先ほど三井住友カード プラチナとのスペック比較表を記載致しましたが、そちらのデータ通り、三井住友カード プラチナプリファードより三井住友カード プラチナの方が補償・サービス内容、カードスペックなどの点で大きく上回ります。
クレジットカードに対し付帯サービスの厚さを求める方にとっては、三井住友カード プラチナプリファードは正直物足りないでしょう。
最後に三井住友カード プラチナプリファードはどんな方におすすめなのかをご紹介します。
三井住友カード プラチナプリファードはこんな方におすすめ
メリットもデメリットもある三井住友カード プラチナプリファードですが、利用することをおすすめしたいのは主に以下のような方です。
三井住友カード プラチナプリファードをおすすめしたい方
実際にどんな方におすすめのカードなのかを判断するのは難しい、と考える方もいるのではないでしょうか。
ぜひ、以下の内容をチェックして自分自身に当てはまるかどうかを考えてみてください。
ポイントを積極的に貯めていきたい方
三井住友カード プラチナプリファードはポイントを貯めやすいカードなので、色々な決済に使ってたくさんのポイントを獲得したい方におすすめです。
新規入会&利用特典の条件達成をしてポイントを獲得したり、プリファードストアの利用を多くしたりするなどすれば、ポイントも効率良く貯まっていくでしょう。
そして、三井住友カード プラチナプリファードの利用の仕方によっては、年会費分のポイントを手に入れることも可能です。
年会費をおさえてプラチナカードを持ちたい方
プラチナカードはさまざまなカード会社から発行されていますが、その中の1つ、三井住友カード プラチナプリファードの年会費は33,000円(税込)です。
一方、他社のプラチナカードの年会費は一例として以下のようになっていて、三井住友カード プラチナプリファードよりも高額なカードも複数存在します。
ダイナースクラブプレミアムカード
143,000円(税込)
ANA VISA プラチナプレミアムカード
88,000円(税込)
上記の年会費を支払うことはできないけれどプラチナカードを持ちたいと言う方にとって、三井住友カード プラチナプリファードの年会費33,000円(税込)は現実的になってくるのではないでしょうか。
まとめ
三井住友カードで2020年9月1日より取り扱いを開始した三井住友カード プラチナプリファードについて、特徴やメリット・デメリット、どんな方におすすめのカードなのかをご紹介しました。
最後に記事のまとめとして、要点をおさらいしていきましょう。
- 三井住友カード プラチナプリファードはポイント特化型のプラチナカード
- ポイントが貯まる機会が多くある
- 付帯サービスの内容や特典は三井住友カード プラチナの方が上
- 国際ブランドはVisa以外選べない
- 利用可能枠も高額設定で安心
年会費は決して安価ではありませんが、三井住友カード プラチナプリファードの利用方法しだいでは年会費分のポイント獲得はできるでしょう。
当記事をチェックして三井住友カード プラチナプリファードの魅力を認識したら、ぜひ申し込み手続きをおこなってみてください。