Operated by Ateam Inc.

イーデス
マイカーローンで審査が甘いのはどこ?審査通過で重要視されるポイントを解説

マイカーローンで審査が甘いのはどこ?審査通過で重要視されるポイントを解説

最終更新日:

このページにはPRリンクが含まれています
イーデス』は、複数の企業と提携しており、当サイトを経由して商品への申込みがあった場合、各企業から報酬を受け取ることがあります。ただし、当サイトで紹介する商品・サービスは、イーデスが独自の基準で評価し掲載しております。
また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。※提携機関一覧

マイカーローンを利用したいけど、審査通過するのか不安…
できれば審査が甘い自動車ローンに申し込みたい

という方もなかにはいらっしゃるでしょう。

銀行などのローンに比べて高金利なディーラーローン(オートローン)は、審査が甘いマイカーローンと言えます。

また、高金利なマイカーローンであれば、審査通過する確率も上がることでしょう。

しかし借入後の返済が大変だと、せっかく手に入れた愛車を手放さなければいけない事態も起こり得ます。

そうならないためには、出来る限り低金利のマイカーローンの審査通過を目指すのが賢い選択となります。

それには、マイカーローンの審査で重視されるポイントを知っておくことをおすすめします。

なぜならマイカーローンの審査ポイントを理解することで、審査に通りやすくなるからです。

ここでは欲しいクルマをいち早く手に入れたい方、また購入後の返済に苦しまずに末永く愛車を楽しみたい方へ、知って損しないマイカーローンの審査で重視されるポイントをわかりやすく解説しています。

田尻さん

田尻さん

2級ファイナンシャルプランニング技能士
監修者 田尻 宏子の一言コメント!

審査に通りやすいマイカーローンというものはありませんが、通りやすくするために、するべきことはあります。まずは「勤続年数1年以上で申し込むこと」「他所で余分に借り入れをしないこと」「借入金の延滞をしないこと」「申込時に虚偽の記載をしないこと」を守りましょう。それでもマイカーローンの審査に通りにくいと考えるのならば、カーディーラーのローンやフリーローンを利用するという方法もあります。ただし、金利は高めに設定されているため、利用には注意が必要です。
マイカーは高い買い物であり、返済も長期間続きます。借り入れる時も返済も計画をしっかり立てて行うようにしましょう。

武藤 英次

武藤さん

FP2級技能士・宅地建物取引士
監修者 武藤 英次の一言コメント!

一昔前のマイカーローンは店頭窓口に手続きに行く必要がありました。 しかも一度きりではなく相談・申込・融資実行などと複数回の来店が必要だったのです。 さらに平日の窓口営業時間内に来店するとなると、利用のハードルが高すぎでした。 しかし最近では新型コロナウイルス感染症の影響もありますが、来店不要のWeb契約の取扱いが急速に広まっています。 マイカーローンの最大の弱点が克服されつつあり、お勤めの方でも気軽に申込できるようになっているのです。 金利もいまだかつてない超低金利になってきていますので、マイカーローンを有力な選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。

  • ファイナンシャルプランナー / 美樹ライティングオフィス

    監修者武藤 英次

  • ファイナンシャルプランナー

    監修者田尻 宏子

  • 株式会社エイチームライフデザイン

    編集者イーデス編集部

気になる内容をタップ

マイカーローンの審査で重要視されるポイント

マイカローンの審査に申込した場合、申込者本人の個人情報を提出することになります。そういった情報を審査の担当者が融資の可否を判断します。

マイカーローンの審査で重視されるポイントを大まかに分けると、以下の4つです。

  • 年収
  • 信用情報
  • 勤続年数
  • 職業

それぞれの審査ポイントを解説していきましょう。

年収

必要書類以外でマイカーローンの審査基準として、「年収に占める返済額の割合」があります。年収に占める返済額の割合としては、「年間返済額が所得の50%以下」「年間返済額が所得の40%以下」など、商品によって条件が明記されている場合があります。

基本的に、年収に占める返済額の割合が大きくなりすぎると滞納に繋がるリスクが高くなってしまいます。つまり、年収が低いことで限度額が小さくなってしまったり、審査に通らないといった、ネガティブな影響があるということです。

多くのマイカーローンで基準とされている年収は、「200万円」です。わかりやすくいうと、200万円以下の年収であれば、審査に落ちる可能性もあるということです。

また実際に申し込み条件に年収制限を設けているマイカーローンもあります。

たとえば、損保ジャパンの「ジャパンダ・ネットマイカーローンや三菱UFJ銀行の「ネットDEマイカーローン」であれば、前年度の税込年収(事業所得の方は申告所得)が200万円以上といったものがあります。

年収制限の額にあなたの年収が満たしていないと、申し込みが却下されます。申し込みをする事前に年収制限があるのか確認しましょう。

信用情報

マイカーローンの審査には、「信用情報」の照会が行われます。信用情報とは、クレジットカードの契約履歴、キャッシング・カードローンの残債など、「個人の信用に関わる情報」のことを指します。

信用情報は、「信用情報機関」という組織が管理しており、会員である企業から照会があれば、リアルタイムで情報を開示します。情報を開示した際、信用情報に延滞履歴があったり、直近で債務整理の記録が存在していたりする場合は、審査に落ちる可能性が格段に高くなります。

また、信用情報には現在の借入額も記録されていますので、「年収に対して借りすぎている」と判断された場合は、審査に落ちる可能性があります。

勤続年数

マイカーローンの審査基準では、勤続年数も重視される場合が多いです。なぜかというと、自動車の価格は300万円くらいの高額なケースが多いため、複数年に渡って返済を行う前提で融資されるからです。

複数年に渡って返済を行う以上、「安定した収入源がある」というポイントが審査においても重要視されます。つまり、収入の安定度を測る1つの基準として、「勤続年数の長さ」をチェックするのです。マイカーローンの場合、「勤続1年以上」が審査通過の目安となります。

実際に三菱UFJ銀行の「ネットDEマイカーローン」では、勤続(営業)年数が1年以上が勤続年数の申込み条件となっています。

職業

申込者の職業も、マイカーローンの審査ではチェックされるポイントです。なぜ職業がチェックされるのかというと、「安定した収入を得ているかどうか」を判断するためです。消費者金融と違うとはいえ、マイカーローンも借金であることには変わりません。

マイカーローンの返済期間は比較的長く、複数年に渡って返済を行うケースも多いことから、安定した収入を得ている職業の人ほど、審査に通りやすくなります。

審査に有利な勤務先としては、「公務員」「上場企業の正社員」などがあります。だからといって自営業者、雇用形態がパート、アルバイトの方が申し込めないわけではありません。

基本的に反社会的勢力でなければ、あくまで月々の支払いが問題なくできる収入があるかどうかが焦点になります。

マイカーローンで重要視される基準をわかりやすくまとめると、「毎月安定した収入を得ていて信用がある人かどうか」です。

マイカーローンの仮審査と本審査の違い

マイカーローンの仮審査と本審査の違いを以下の表でまとめました。

仮審査本審査
書類の提出原則なし。ある場合は、以下の書類が必要。
・購入する車の見積書
・運転免許書など本人確認書類
・源泉徴収票など収入のわかる書類
・運転免許証など本人確認書類
・注文書など資金の使い道を確認できる書類
・源泉徴収票など収入を証明できる書類
審査にかかる日数1日~7日1週間~2週間
審査の目的借入可能額の目安を知る申込者の返済能力を確認する
信用情報の確認の有無原則なしあり

マイカーローンの仮審査とは

マイカーローンの仮審査とは、本審査の前に任意で実施する簡易的な審査です。本審査に申し込む前に、無理なく返済できるローンかどうかを申込者自身で確認できます。

仮審査は借入を検討する際の目安になるものであり、審査基準は本審査と異なることから、仮審査に通過したとしても、本審査に落ちる可能性はあります。

また、仮審査に落ちたからといって、必ずしも本審査に落ちるとは限りません。
しかし、通常は仮審査に落ちると本審査にも通りにくいため、仮審査の結果を無視して本審査に進むことはおすすめしません。

マイカーローンの仮審査の特徴

マイカーローンの仮審査の特徴を紹介します。

  • 信用情報に記録が残らない
  • 借入できる金額の目安がわかる
  • 短期間で審査結果が出る

信用情報に記録が残らない

マイカーローンの仮審査の結果は信用情報に記録されないため、落ちたとしても本審査に影響しません。安心して適格性を確認できます。

ただし、一部の金融機関では仮審査で信用情報を参照することがある点に注意が必要です。結果は残らないものの、仮審査の申し込みをした事実は残るため、短期間で複数の仮審査に申し込んだ場合には後の審査に悪影響を及ぼす可能性があります。

そのため、短期間で複数のマイカーローンの仮審査に申し込むことは控えるほうがよいでしょう。

借入できる金額の目安がわかる

仮審査を受けることで、マイカーローンで借入できる金額の目安がわかります。借入可能額の目安は、購入する車を決める際に役立つ情報の一つです。

「欲しい車があるけれど、購入できるかわからない」という場合に仮審査を活用することで、借入可能額の目安がわかり、自分で用意すべき頭金の金額がわかります。仮審査の結果をもとに、申込み金額や購入する車を見直すことが可能です。

短期間で審査結果が出る

審査結果は、早ければ即日、遅くとも1週間後には出ることが一般的です。審査にかかる時間が短いため、仮審査に落ちたとしても、すぐに申し込み内容を見直すことで、融資までの期間が長引くのを防止できます。

マイカーローンの仮審査を受けるのがおすすめな人

マイカーローンの仮審査を受けることがおすすめな人の特徴には、以下のようなものがあります。

マイカーローンの仮審査を受けるのがおすすめな人

  • 年収が低く、審査に通るか不安な人
  • 自営業などの働き方によって、審査に通るか不安な人
  • 融資可能額を確認したい人

これらの人たちは、仮審査を通してマイカーローン利用の可否や融資可能額を事前に把握できるため、審査に落ちるリスクを減らせます。本審査に落ちると信用情報に記録されるため、いくらなら審査に通るのか、本審査の前に把握しておくとよいでしょう。

マイカーローンを取り扱う金融機関

マイカローンを扱っている金融機関は大手の銀行をはじめ、信用金庫や大手信販会社などのさまざまな種類があります。

それぞれ各社で異なる商品内容が設定してあるので1つずつ確認する必要があります。

基本的に保証会社が付きますので、保証人を用意しなくてもマイカーローンは利用できます。

また、資金使途として、基本的には新車・中古車の購入資金を借り入れできます。なかには購入資金だけでなく車検や免許取得費用などにも利用できるマイカーローンもあるので、ご自身の目的に合わせ借入先を見つけるよう心がけましょう。

マイカーローンを利用できる方

マイカーローンを利用するにも条件があります。それぞれの金融機関で細かく設定されているので必ず確認しましょう。

20歳未満の人は残念ながら、申し込みはできません。申込時の年齢で満20歳以上が基本。そこに完済時の年齢で業者ごとに条件が違うことが多いです。

サンプルとして、三菱UFJ銀行「ネットDEマイカーローン」であれば、完済時に満70歳の誕生日まで利用できる条件となっています。

マイカーローンで適用される金利

ほとんどのマイカーローンで適用される金利は、「変動金利」となっています。つまり世界情勢の変動によって金利が変わる可能性があります。世の中が好景気になると、金利が高くなる傾向。

損保ジャパンの「ジャパンダ・ネットマイカーローン」のように、「固定金利」を採用しているマイカーローンは稀です。金利変動が返済金額に反映されるので、返済が遅延するといった状況になるのは不安だという方や最長10年といった長期の返済期間の方は、固定金利のマイカーローンを選ぶと良いでしょう。

損保ジャパン ジャパンダ・ネットマイカーローン

損保ジャパン ジャパンダ・ネットマイカーローン
利用限度額審査時間融資までの時間
20万円~1,000万円最短翌日最短1週間
借入金利無利息期間サービス土日の借入
年1.5%~3.95%※--

※通常ローン。エコカー割は年1.4%~3.85%。環境配慮車(電気自動車、水素自動車等の燃料電池車、ハイブリッド車)を購入する方が対象

おすすめポイント

  • 審査結果は最短翌日回答!
  • 来店不要&全国対応で、どこでも申し込みできます。
  • 新規口座開設不要!

マイカーローンの返済方法

マイカーローンの返済方法は元利均等返済であることがほとんど。元利均等返済は返済当初は元金よりも利子が多く返済額に含まれ、返済が進むに元金を多く支払う仕組み。

そのため少しでも利子を支払わないで済むように、毎月の返済額に1万円単位で多く返すことで損を少なく出来ます。

仮に三菱UFJ銀行「ネットDEマイカーローン」で100万円借入した場合を計算したので見てみましょう。

約定返済額通りの返済・5年
適用利率毎月の返済額返済総額
変動年2.45%17,725円1,063,500円

※通常金利の場合

約定返済額より1万円ほど多く返済・3年2か月
適用利率毎月の返済額返済総額
変動年2.45%27,725円1,039,782円

※通常金利の場合

月々1万円強多く追加返済することで返済期間は2年近く短縮でき、返済総額23,718円浮かすことが出来ます。

マイカーローン審査の流れ

マイカーローンの審査の流れは、以下の通りです。

  1. STEP.1

    仮審査

  2. STEP.2

    申込み

  3. STEP.3

    本審査

  4. STEP.4

    契約

①仮審査

仮審査に申し込む前に、購入したい車種を決めて、見積もりを取得しましょう。見積書の取得方法には、オンラインで取得する方法と販売店で取得する方法があります。なかなか販売店に足を運ぶ余裕がない場合には、オンラインで取得しても問題ありません。

ただし、相談しながら具体的な金額を見積もってほしい場合には、販売店で見積書を作成してもらいましょう。

取得した見積書を参考にして、予算や頭金の額、借り入れ希望額や返済期間などを決定します。借入希望額と返済期間が大まかに決まったら、ローン会社の公式サイトから仮審査に申し込みます。

仮審査に必要な書類

マイカーローンの仮審査に必要な書類には、以下のようなものがあります。

仮審査に必要な書類

  • 購入する車の見積書
  • 運転免許書など本人確認書類
  • 源泉徴収票など収入のわかる書類

仮審査は簡易的な審査であるため、審査に多くの書類を必要としません。サービスによっては、自己申告した情報をもとに審査をしているものもあり、書類の提出を求められない場合もあります。

塚越さん

塚越さん

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 塚越 一央の一言コメント!

マイカーローンの仮審査では、信用情報に記録は残りませんが、仮審査をした事実は残ります。従って、短期間に複数の仮審査を申し込むと、本審査に悪影響を及ぼすことがあるので、避ける方が賢明です。仮審査は融資可能額を知ることのほかに、年収が低いあるいは自営業者で審査に通るか不安な人は、事前に審査に通るか知ることができるので、必ず仮審査を受けてください。

②申込み

仮審査では、収入の安定性や返済能力が確認されます。審査結果が通知されたら、結果をもとに本審査の申し込み内容を調整しましょう。

仮審査に落ちた場合は、返済能力が不十分と判断された可能性があります。頭金を増やして借入額を減らしたり、希望する車種を見直して借入額を抑えたりするなど、申し込み内容の再検討が必要です。

③本審査

仮審査の結果を基に申し込み内容を調整し、本審査に進むことになります。仮審査と本審査の主な違いは、信用情報の照会が行われるかどうかです。過去の契約情報、返済状況、債務整理歴など、仮審査では確認されなかった履歴がチェックされます。

本審査の申し込み方法は、金融機関によって異なります。インターネットから申し込める場合もあれば、店舗に来店が必要な場合もあります。

本審査に必要な書類

マイカーローンの本審査に必要な書類には、以下のようなものがあります。

本審査に必要な書類

  • 運転免許証など本人確認書類
  • 注文書など資金の使い道を確認できる書類
  • 源泉徴収票など収入を証明できる書類

④契約

審査結果が出るまでには、通常1週間~2週間程度の時間がかかります。本審査に通過していれば、マイカーローンの契約が成立します。多くの場合、契約が成立した日または翌営業日に資金が振り込まれています。

車ローン審査に落ちる理由と対処法

マイカーローンの審査に落ちる原因には、以下のようなものが考えられます。

  • 申込み金額が大きすぎる
  • 勤続年数が短い
  • 収入が不安定
  • 信用情報の履歴に問題がある

申込み金額が大きすぎる

マイカーローンの審査に落ちる原因の一つとして、申込み金額が大きすぎることが挙げられます。

一般的に、年収の3分の1を超える申込み金額は、収入に対して金額が大きすぎると判断され、審査に通りにくくなります。

この場合、申込み金額を調整することで審査に通る可能性をあげることが可能です。

勤続年数が短い

勤続年数が1年未満の場合、収入の安定性が低いと判断されます。

年収の高い会社に勤務していても、勤続年数が短い場合は「すぐにやめてしまいそう」「収入が途絶えそう」と判断される場合があるのです。

そのため、新入社員や転職直後の方は審査に通過しにくくなっています。

勤続年数が1年を切っていて審査に落ちた場合には、落ちた原因に勤続年数が考えられます。その場合、就職・転職してから1年以上経過してから再度審査に申し込むとよいでしょう。

収入が不安定

マイカーローン審査では、年収や勤続年数に加えて、収入の安定性も重要な評価基準となります。

職業や雇用形態をもとに収入の安定性が判断され、公務員などは審査に有利です。それに対して、自営業者や個人事業主、フリーターなどは収入が不安定とみなされやすく、審査通過が難しくなる傾向にあります。

信用情報の履歴に問題がある

マイカーローンの審査では、信用情報機関のクレジットカードの延滞履歴や債務整理の有無が確認されます。直近5年~10年で債務整理や支払い遅延がある場合、信用情報に傷がついて審査に不利になります。

ただし、信用情報に傷がついた状態は永続的なものではなく、時間が経てば消えます。信用情報が現在どのような状態か気になる場合は、CICやJICCなどの信用情報機関で情報開示を申請しましょう。自宅から通いやすい場所に店舗がなくても、郵送で開示請求が可能です。

返済能力が要因の場合には、頭金を入れて借入額をへらす対応ができます。しかし、ほかの要因のように、早急に対処できない要因で審査落ちするケースもあります。そのような場合は、ディーラーが取り扱うローンを利用するのも1つの手段でしょう。

ディーラーが取り扱うローンは金利が高めに設定されている理由があるため、返済計画の視点で見れば、マイカーローンのほうが借入れする利用価値は高いです。

しかし、マイカーローンよりもディーラーローン(自社ローンも含め)の方が、審査に通りやすいケースが多いため、マイカーローンの審査に落ちてしまった方でも利用できる可能性があります。審査に落ちてしまった方は、ディーラーローンも含めて検討するようにしましょう。

とはいえ、無理な返済計画を立てれば、負担が多くなって支払いが滞り、強制解約なんてことも起こり得るので要注意です。

武藤 英次

武藤さん

FP2級技能士・宅地建物取引士
監修者 武藤 英次の一言コメント!

マイカーローンは保証会社の保証OKとならないと利用できないことが大半です。 保証会社は、万が一返済が不能となった場合には借入人の代わりに残りの借入額を金融機関へ支払ってくれます。 そのため審査のメインを担うのは金融機関ではなく保証会社となっているのが実情です。 その保証会社の審査は、保証会社ごとの独自の基準があるため「審査の相性」があります。 そのため万が一審査に落ちてしまっても、ほかの保証会社が担当しているマイカーローンでは審査OKとなる可能性は残されているわけです。 どの保証会社が保証を担当しているのかは、マイカーローンの商品説明書に必ず記載されています。

マイカーローンの審査に通るためのコツ

マイカーローンの審査に通るためのコツには、以下のようなものがあります。

  • 申込み金額を少なくする
  • 現在の借入をできるだけ返済しておく
  • 連帯保証人を立てる
  • 短期間で複数のローンの申込みをしない
  • 虚偽の申告をしない

申込み金額を少なくする

申し込み金額と年収のバランスが悪い場合、マイカーローンの審査に落ちてしまいます。前述した通り、申込み金額は年収の3分の1以下に抑えることが重要です。

購入する自動車をより価格の低い自動車に変更することで、購入に必要な資金は少なくなり、申込金額も少なくなります。

車の種類を変更したくない場合は、頭金を用意することがおすすめです。頭金とは最初に現金で支払う費用であり、申込金額は自動車の価格から頭金を差し引いた金額となります。

現在の借入をできるだけ返済しておく

借入件数が多い場合、多重債務者と判断されて審査に落ちる可能性が高くなります。多重債務者と判断される借入件数は明確に決まっているものではありませんが、3社以上から借入をしている場合、多重債務者と判断されてしまうでしょう。

マイカーローンの審査に申し込む段階で他社から借り入れている場合は、できるだけ借入金額や借入件数を減らしておくことがおすすめです。金利の高いものから優先して返済して、マイカーローンの審査までに借金を減らしておきましょう。

連帯保証人を立てる

審査の通過が難しいと判断された場合には、連帯保証人を立てることをローン会社から提案される場合があります。連帯保証人とは、債務者が返済できない場合に代わりに借金を返済する保証人です。

マイカーローンの契約には、原則連帯保証人は必要ありません。そのため、審査が不安だからと申込者から連帯保証人を立てることを提案しても、希望を通してもらうのは難しいでしょう。

短期間で複数のローンの申込みをしない

本審査を受けた記録は信用情報機関に保管されます。

短期間で複数のローンに申し込んだ場合、審査の際に信用情報を確認されて「お金に困っているのでは?」と判断される可能性が高いです。

返済能力が疑われるのを防ぐために、複数ローンの同時申込みは避けましょう。

虚偽の申告をしない

「虚偽の申告をしても、バレないのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、審査は提出した書類をもとに慎重に行われるため、虚偽の申告をしたらバレるものと考えておきましょう。

記入ミスにより誤った情報を提出した場合は、正しい情報を再度提出することで、審査を行なってもらえます。

しかし、意図して虚偽の申告を行ったと判断された場合には、再度審査は実施されません。最悪の場合、賠償金を求められる可能性もあるため、虚偽の申告は絶対にしてはいけないのです。

塚越さん

塚越さん

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 塚越 一央の一言コメント!

マイカーローンは、消費者金融のカードローンに比べて金利が低いので、返済の負担額が少なくて済むことがメリットです。しかし、その分審査が厳しくなるので、審査に通るための準備はしっかり行いましょう。借入件数が多い場合には、おまとめローンを利用して借入件数を少なくすることをお勧めします。また、虚偽の申告はいずれ発覚するものなので、決してしないことを肝に銘じてください。

注意!マイカーローン審査へしておきたいこと・してはいけないこと

審査のためにしておきたいことと、してはいけないことを簡単にまとめました。

しておきたいことしてはいけないこと
他ローンの残債を可能な限り少なくする嘘を記載する
利用しないキャッシング・カードローンの解約同時に3社以上のマイカーローンを申込する
勤続年数をチェックする他社ローンなどの延滞
前年度年収をチェックする申込直前に転職する
返済計画を立てる申込前に債務整理を行う

しておきたいことの中でも特に影響が大きいのは、「他ローンの残債を可能な限り少なくすること」です。マイカーローンの審査では信用情報をもとに、他社の借入残高もチェックされます。

つまり、他社の残債が少なくなればなるほど貸付リスクが低いと判断されやすくなるため、審査結果に良い影響が出やすいのです。

対して、してはいけないことの中でも特に注意すべきなのは、申請書に嘘を入力すること。マイカーローンの申込要項の中には「虚偽記載の禁止」というポイントがあり、嘘の記載を禁じています。

万が一嘘を記載して審査に通ったとしても、のちに嘘がバレてしまった時点で、契約解消となる可能性があります。マイカーローンを申込する際は、誠実に事実を記載するようにしましょう。

FPに聞く!審査に通りやすいマイカーローンってある?

「審査に通りやすいマイカーローンってあるのかな?」と疑問に感じる方も多いでしょう。FPの見解でいうと、一概に審査に通りやすいと判断できるマイカーローンはありません。

ただし、マイカーローンの審査基準は商品によって大きく異なるため、「あなたにとって審査に通りやすいマイカーローンはある」といえるでしょう。

ちなみに、審査に自信がない方でも申込できるマイカーローンの特徴として、以下があります。

  • 年収の制限がない
  • 比較的金利は高め
  • 申込条件が広い

これらの特徴に該当しているマイカーローンであれば、一般的なマイカーローンよりも審査に通る人の条件が広いと判断できます。審査に自信のない方は、上記の特徴をもとにマイカーローンを選択するといいでしょう。

マイカーローンの借入先として候補になるものは、意外と多くあります。例えば、以下のようなものがあります。

銀行

  • 三井住友銀行
  • 北洋銀行
  • 北陸銀行
  • 静岡銀行(しずぎん)
  • 京葉銀行
  • 横浜銀行
  • 肥後銀行
  • 福岡銀行
  • 関西みらい銀行
  • 西日本シティ銀行

その他

上記のマイカーローンは、ほんの一部。

なので、あまりにも検討するマイカーローンが多くて、自分では選びにくい・・・。

そんな方は、次でおすすめするマイカーローンを検討してはいかがでしょうか。

おすすめのマイカーローン

しかし、筆者のおすすめは、金利の低い横浜銀行「マイカーローン」です。

横浜銀行のマイカーローンは、実は金利が年0.9%~2.4%(変動金利)と低めです。
一方で、申し込み条件に地域限定があるため、利用できる方にとっては必ず検討すべき商品となっています。

また、車購入・バイク購入はもちろん、車検や修理費用に借換えもOKな銀行系マイカーローンとして注目されているのが、横浜銀行の「マイカーローン」。

繰上返済手数料はインターネットでの返済であれば、無料!申込手続きから契約までWEBで完結できるのもメリットです。

マイカーローン低金利ランキング

横浜銀行マイカーローン

1位:横浜銀行マイカーローン

年0.9%~2.4%(変動金利)

ネットDEマイカーローン

2位:ネットDEマイカーローン

変動年1.5%~2.45%※1

※ランキングは上限金利+営業地域を考慮して作成しています。上記の金利は2024年7月11日現在のものです。
※1.据置タイプは金利が異なります。三菱UFJ銀行の住宅ローンを利用中なら年0.2%が引き下げられます。
※2.通常金利は年1.200%・1.900%・2.800%・3.800%、住宅ローン利用を利用している場合は年0.900%・1.900%。審査により、りそな銀行が決定します。 EV・FCV購入の場合は通常金利から年0.3%引き下げられ、年0.900%~3.500%の金利が適用されます。 EV・FCV購入の人向け金利特典と住宅ローン利用の人向け金利特典は併用できません。

横浜銀行のマイカーローンは、「中古車購入」はもちろん、「バイク購入」「車検」まで、自動車関係の幅広いお金の使いみちに対応。

横浜銀行マイカーローン

横浜銀行マイカーローン
利用限度額審査時間融資までの時間
最大1,000万円※最短即日(仮審査回答)最短7日
借入金利無利息期間サービス土日の借入
年0.9%~2.4%(変動金利)--

限度額:使いみちが「車検・定期点検・修理費用、保険費用」と「車庫・電気自動車充電設備の設置費」の場合は10万円以上500万円以内

おすすめポイント

  • WEB契約なら来店不要!
  • 中古車、新車、借り換えも同一金利!
  • 仮審査結果は最短即日回答!
武藤 英次

武藤さん

FP2級技能士・宅地建物取引士
監修者 武藤 英次の一言コメント!

おすすめとして紹介されている横浜銀行は、銀行単体としては日本一の預金量を誇るNo1地方銀行です。 特に神奈川県在住の方にとっては地元の銀行としての存在感&親近感は圧倒的でしょう。 横浜銀行マイカーローンの金利は低くてお得ですし、保証会社が二つあることで審査の幅が広がりやすいメリットがあります。 ただし原則として営業エリア内※に居住もしくは勤務している方しか利用できません。 神奈川県、東京都(一部地域を除く)、群馬県の一部 申込の条件を満たしているのなら、間違いなくおすすめできるマイカーローンです。 他地域の方は次に紹介されている三菱UFJ銀行などの全国区のマイカーローンの利用も検討してみてください。

三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローン

三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローン
利用限度額審査時間融資までの時間
1,000万円最短翌々営業日WEB契約で最短9日(7営業日)
借入金利無利息期間サービス土日の借入
変動年1.5%~年2.45%※--

※据置タイプは金利が異なります。三菱UFJ銀行の住宅ローンを利用中なら年0.2%が引き下げられます。

おすすめポイント

  • 【マイカーローン】インターネットだから簡単、便利。
  • 銀行なのに原則来店不要で契約できる!
  • 月々の返済は安心の1万円台から。返済期間も最長10年まで設定OK!

損保ジャパン ジャパンダ・ネットマイカーローン

損保ジャパン ジャパンダ・ネットマイカーローン
利用限度額審査時間融資までの時間
20万円~1,000万円最短翌日最短1週間
借入金利無利息期間サービス土日の借入
年1.5%~3.95%※--

※通常ローン。エコカー割は年1.4%~3.85%。環境配慮車(電気自動車、水素自動車等の燃料電池車、ハイブリッド車)を購入する方が対象

おすすめポイント

  • 審査結果は最短翌日回答!
  • 来店不要&全国対応で、どこでも申し込みできます。
  • 新規口座開設不要!

▼ディーラーローンとの違いを知りたい方、もっと多くのマイカーローン商品を比較したい方は、この記事がオススメですよ。

FPが教える!マイカーローン以外でお金を借りる方法

マイカーローン以外でお金を借りる方法として、以下のものがあります。

  • キャッシング
  • カードローン
  • フリーローン

これらのなかでは、フリーローンが金利面で有利だといえます。しかし、マイカーローンの水準と比較すると高めの金利になってしまうため、高額な借入や長期間の返済は避けたほうが無難でしょう。

フリーローンは毎月分割払いだけの返済のみ。繰り返し借入できる商品ではないため、マイカーローンと同じような特徴を持っています。利用する際は対策として返済シミュレーションを必ず行い、無理のないよう活用してください。

武藤 英次

武藤さん

FP2級技能士・宅地建物取引士
監修者 武藤 英次の一言コメント!

金融機関から自動車購入資金を借りるのに、マイカーローン以上に適した商品は、まず無いと思っていただいてOKです。 原則として金融機関のローンは「お金の使い道」がはっきりと決まっている方が、金利が低く設定されているものなのです。 ※住宅購入など資産となる「堅実な使い道」であればあるほど、さらに低金利の傾向です 反対に「使い道が原則として自由」であるカードローンやフリーローンなどは、マイカーローンよりも相当高金利に設定されています。 そのため基本的にはマイカーローンやディーラーローンを優先して考えるべきです。 ちなみに「20万円未満ほどの小額を数日以内に借りなければならない」といった特殊な状況であれば、カードローンなども選択肢に入り得るでしょう。

マイカーローンの審査に関するよくある質問

Q.マイカーローンの仮審査に通って本審査に落ちることはある?

A.はい、マイカーローンの仮審査に通っても、本審査に落ちる可能性があります。仮審査はあくまで簡易的な審査であり、本審査はより細かく審査されます。

Q.マイカーローンの仮審査の履歴はいつまで残る?

A.マイカーローンの仮審査の結果は残りません。ただし、申し込んだ履歴は6か月ほど記録として残ります。

Q.個人事業主でも車のローンは組める?

A.個人事業主でも審査の基準を満たせば、車のローンは組めます。

Q.マイカーローンで審査が甘いのはどこ?

A.審査が甘いと判断できるマイカーローンはありません。しかし、自分に合ったマイカーローンを選ぶことで、審査に通りやすくなります。

以下の記事では、おすすめのマイカーローンを照会しています。興味がある方はぜひあわせてご覧ください。

まとめ

マイカーローンの審査は厳しい、とされてはいるものの、審査のポイントはさほど難解なものではありません。ご自身の状況と見比べつつ、最適な借入手段を検討するようにしましょう。

マイカーローンの関連記事

人気マイカーローンランキング

横浜銀行マイカーローン

  • 実質年利年0.9%~2.4%(変動金利)
  • 利用限度額最大1,000万円※
  • 審査時間最短即日(仮審査回答)

三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローン

  • 実質年利変動年1.5%~年2.45%※
  • 利用限度額1,000万円
  • 審査時間最短翌々営業日

りそなマイカーローン

  • 実質年利年0.9%~3.8%※
  • 利用限度額10万円以上1,200万円以内(1万円単位)※
  • 審査時間-

【PR】Sponsored by りそな銀行

  • 横浜銀行マイカーローン限度額:使いみちが「車検・定期点検・修理費用、保険費用」と「車庫・電気自動車充電設備の設置費」の場合は10万円以上500万円以内
  • 三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローン※据置タイプは金利が異なります。三菱UFJ銀行の住宅ローンを利用中なら年0.2%が引き下げられます。
  • りそなマイカーローン※金利:通常金利は年1.200%・1.900%・2.800%・3.800%、住宅ローン利用を利用している場合は年0.900%・1.900%。審査により、りそな銀行が決定します。
    ※EV・FCV購入の場合は通常金利から年0.3%引き下げられ、年0.900%~3.500%の金利が適用されます。
    ※EV・FCV購入の人向け金利特典と住宅ローン利用の人向け金利特典は併用できません。
    ※限度額:借りかえの場合は、現在利用中の他社自動車ローンの残高の範囲以内(1万円単位)で、かつ上記の融資金額以内。
  • Facebook
  • x
  • LINE