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【24年3月】移動平均線とは?見方・使い方を初心者にもわかりやすく解説!

最終更新日:

監修者

青野泰弘

編集者

小林 梨沙

移動平均線とは?見方・使い方を初心者にもわかりやすく解説!
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移動平均線とは、ある一定期間の株価から平均値を計算し、その平均値の動きを折れ線グラフで表したものです。

移動平均線を活用することで、今後の相場が上がるのか、下がるのかという予想が立てやすくなり、株の売買をするタイミングが分かりやすくなります。

ただし、以下のような注意点もあることを覚えておきましょう。

  • 実際の株価の動きと時間差が生じる
  • 完璧な予測は不可能

この記事では、移動平均線の計算方法や、移動平均線を使った実際の銘柄の分析方法を解説します。

最後まで読めば、移動平均線について理解が深まり、株式投資におけるテクニカル分析を使いこなすことができるようになるでしょう。

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  • 行政書士/ファイナンシャルプランナー / 青野行政書士事務所

    監修者青野泰弘

    同志社大学法学部卒業後、国際証券に入社。
    その後、UFJキャピタルマーケッツ証券、トヨタファイナンシャルサービス証券(現:東海東京証券)、オリックスフィナンシャルプロダクツ、コスモ証券にて、債券の引き受けやデリバティブ商品の組成などに従事。
    2012年に、FPおよび行政書士として独立。2017年日本FP協会相談員、2018年日本FP協会広報スタッフを担当。

    ▼保有資格
    日本証券アナリスト協会検定アナリスト(CMA)
    プライマリープライベートバンカー
    行政書士
    ファイナンシャルプランナー(CFP®)

    • SNS
  • イーデス編集部 / 株式会社エイチームフィナジー

    編集者小林 梨沙

    1989年生まれ、愛媛県松山市出身。

    大学卒業後、株式会社ブリッジインターナショナルに入社。外資系教育サービス会社にて、薬機法や品質マネジメントシステムのインサイドセールスを担当。その後、スーパーバイザーとして、日系大手企業のインサイドセールスプロジェクトの立ち上げを行う。

    2019年に株式会社エイチームフィナジーに入社。FX、新規事業開発部を経て、イーデスの編集者に就任。

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    移動平均線とは?

    \移動平均線を動画で解説!/

    ※参照元:【小次郎講師のトレード入門】テクニカル指標の王様「移動平均線_その①」!| SBI証券公式チャンネル

    移動平均線は、ある一定期間の株価からその平均値を計算し、株価の動きを折れ線グラフで表したものです。

    折れ線グラフの形をみることで日ごと、週ごと、月ごとの株価の終値の平均値が上がっているのか、下がっているのかを視覚的に把握できます。

    さらに、移動平均線を使って株価の分析を行う「テクニカル分析」では、移動平均線の動きから、今後の相場や値動きを予測できると考えられています。

    株価の動きは、投資家が株の売り買いという投資行動を行った結果なので、再び同じパターンが繰り返される可能性があります。

    そのため、移動平均線などのチャートを分析し、過去にも同じような値動きをしたパターンを見つけることができれば、今後の相場や値動きを予測できるかもしれません。

    テクニカル分析では、移動平均線を使うことで、株式投資で成功する可能性が上がると考えられています。

    移動平均線の活用方法

    移動平均線は、他の指標と組み合わせて活用するのが一般的です。

    まず、移動平均線には、平均値をとる期間別に3つの種類があります。

    1. 日足チャート
      (5日移動平均線、25日移動平均線など)
    2. 週足チャート
      (13週移動平均線、26週移動平均線など)
    3. 月足チャート
      (12ヶ月移動平均線、24ヶ月移動平均線など)

    これらの3種類をグラフ化して組み合わせて、短期的~長期的視点で株価を分析し、売買のタイミングを見極めることができます。

    さらに、移動平均線は、株価と組み合わせて活用することもできます。

    どのような指標と組み合わせたら良いのか、また、グラフの動きが何を表しているのかを理解できるようになれば、移動平均線を有効活用できるでしょう。

    移動平均線の計算方法

    移動平均線って、そもそもどんな仕組みになっているの?

    このような疑問を持っている人のために、計算方法を解説します。

    なお、実際に、自分で移動平均線を作成するのは、手間暇がかかり、途中で計算ミスをしてしまう可能性があります。

    そのため、移動平均線は、信頼性がある証券会社などが提供しているツールを使うことをおすすめします。

    それでは、例として、日足チャートである5日移動平均線を作ってみます。

    日足チャートの場合、移動平均線の計算では、毎日の株価の終値を使います。

    例えば、ある企業の10日間の株価の終値が以下だったとします。

    日付終値
    1日目105円
    2日目110円
    3日目105円
    4日目110円
    5日目115円
    6日目118円
    7日目120円
    8日目120円
    9日目125円
    10日目130円

    手順①から⑦に沿って、移動平均線を作成してみましょう。

    【手順①】最初の5日間(1日目から5日目)の終値の平均値を出す
    (105+110+105+110+115)÷5=109

    【手順②】1日ずらした5日間(2日目から6日目)の終値の平均値を出す
    (110+105+110+115+118)÷5=111.6

    【手順③】さらに1日ずらした5日間(3日目から7日目)の終値の平均値を出す
    (105+110+115+118+120)÷5=113.6

    【手順④】さらに1日ずらした5日間(4日目から8日目)の終値の平均値を出す
    (110+115+118+120+120)÷5=116.6

    【手順⑤】さらに1日ずらした5日間(5日目から9日目)の終値の平均値を出す
    (115+118+120+120+125)÷5=119.6

    【手順⑥】さらに1日ずらした5日間(6日目から10日目)の終値の平均値を出す
    (118+120+120+125+130)÷5=122.6

    【手順⑦】それぞれの平均値を折れ線グラフにして結ぶ

    日付平均値
    1~5日目109円
    2~6日目111.6円
    3~7日目113.6円
    4~8日目116.6円
    5~9日目119.6円
    6~10日目122.6円
    移動平均線1(日足チャート5日移動平均線)

    それぞれの平均値をつないだ線が、移動平均線です。

    今回の例は、株価が右肩上がりに上昇していることが分かります。

    日付が経過とともに、同じ作業を繰り返していけば、より長い5日移動平均線が完成します。

    日足チャートの25日移動平均線や、週足チャートの13週移動平均線、月足チャートの12ヶ月移動平均線なども、同じ計算方法作成することが可能です。

    移動平均線は意味ない?

    移動平均線を使うと、株価の動きが視覚的に分かりやすくなります。

    しかし、移動平均線を利用したテクニカル分析には、意味がないと考えている投資家もいるようです。

    移動平均線の動きを分析することは、一般的な経済の動きや株価の動向を知ることができるので、株式投資において、有益な情報の一つだと考えられます。

    投資初心者の方がすぐに移動平均線を使いこなすのは難しいですが、チャートに見慣れてくることで、株価の動きをパターン化して捉えられるようになるでしょう。

    ただし、移動平均線を利用しても、投資で必ず成功するということはありません。

    また、移動平均線を活用する場合には、覚えておきたいポイントもあるので、注意点を確認しておきましょう。

    移動平均線の注意点

    • 過去何日間、または何週間分の平均を取っているので、実際の価格の動きよりも遅れる
    • 過去の相場のパターンを分析しても、完璧に将来の値動きを予想できない
    • 突発的な大きな出来事に対しては対応できない

    刻一刻と変化する株価に対応して、利益を出すためには、スピードが大切です。

    日足の移動平均線は、毎日の終値で計算されるため、スピード重視の株式投資において、大きなデメリットになります。

    また、2008年におきたリーマンショックによる株価の暴落や、2020年に世界経済に大打撃を与えている新型コロナウイルスによるコロナショックは、過去の移動平均線を分析しても、誰も予想がつかない出来事でした。

    「過去のパターンを分析しても将来の値動きを予測できない」「突発的な出来事に対応できない」という注意点は、頭に入れておきたいポイントです。

    確かに、移動平均線だけで株式投資を成功させるのは難しいのが現状です。

    しかし、移動平均線を複数組み合わせて行う「テクニカル分析」や、企業の安全性や経営状況を確認する「ファンダメンタル分析」を合わせて行うことで、何も分析をせずに感覚で売買をする方法と比較した場合、ある程度客観性をもって判断ができます。

    また、チャートを読み込むことで、世界経済の動きに理解が深まり、今後の株価の動向について、だんだんと予測ができるようになります。

    過去のチャートは意味がないと決めつけるのではなく、株式投資を行う場合は、移動平均線の動きを参考にしてみましょう。

    移動平均線の使い方①
    ゴールデンクロス・デッドクロス

    次に、実際に移動平均線を活用するために具体的な方法をチェックしていきます。

    移動平均線を利用する分析方法として、まずは次の2つのグラフを理解しましょう。

    1ゴールデンクロス
    2デッドクロス

    ゴールデンクロスとデッドクロスは、売買のタイミングを計るときに使われる指標です。

    短期移動平均線が長期移動平均線と交差する時を指し、株価の上昇・下落のサインとされています。

    日足で言えば5日と25日、週足で言えば13週と26週などがよく用いられます。

    移動平均線2

    ゴールデンクロスは、「買いのサイン」と判断するのが一般的です。

    日足で5日短期移動平均線が25日の長期移動平均線を下から上に交差するもので、株価がこれから上がっていく上昇のサインとされています。

    ゴールデンクロスの角度が急だと、今後相場が上がるという予想に、より信頼度が高いと考えられています。

    移動平均線3(短期の移動平均線と長期の移動平均線)

    一方で、デッドクロスは、「売りのサイン」と判断するのが一般的です。

    日足で5日の移動平均線が25日の長期移動平均線を上から下に交差するもので、株価がこれから下がっていく下降のサインとされています。

    デッドクロスの角度が急だと、今後相場が下がるという予想に、より信頼度が高いと考えられています。

    ただし、ゴールデンクロスやデッドクロスが見られたからと言って、必ず相場が上昇・下落するとはいい切れません。

    あくまで参考情報として、経済動向やファンダメンタル分析と組み合わせて判断しましょう。

    移動平均線の使い方②
    グランビルの法則

    さらに、移動平均線の活用方法として、「グランビルの法則」があります。

    グランビルの法則は、移動平均線と株価の動きをグラフ上に並べて、その動き方を分析することで、今後の株価の値動きを判断するという株式投資理論です。

    移動平均線と株価の関係によって、買いのタイミング4通り、売りのタイミング4通り、合わせて8通りの法則があります。

    移動平均線4(株価と移動平均線)

    買いのタイミング(赤)

    1. 移動平均線が水平もしくは上がり、株価も上昇。かつ、株価が移動平均線を下から上に超えたとき
    2. 移動平均線が上がり、株価も上がって、移動平均線を超えた後(①)に、再び株価が移動平均線より下がったとき
    3. 株価が移動平均線より上の状態で、移動平均線が上がっている際に、株価が一時的に下がり、移動平均線と交わる寸前で、株価が反発したとき
    4. 株価が移動平均線から大きく下に乖離したとき

    売りのタイミング(青)

    1. 移動平均線が水平もしくは下がり、株価も下降。かつ、株価が、移動平均線を上から下に抜けたとき
    2. 移動平均線が下がり、株価が下がって、移動平均線を抜けた後(①)に、再び株価が移動平均線を超えたとき
    3. 移動平均線が株価より上の状態で、移動平均線が下がっている際に、株価が一時的に上がり、移動平均線と交わる寸前で、株価が下がったとき
    4. 株価が移動平均線から大きく上に乖離したとき

    ゴールデンクロスやデッドクロスと比べて、グランビルの法則は、パターンを解釈するのが難しいと感じるかもしれません。

    投資初心者の方やグランビルの法則を初めて使う方は、以下のどちらかを探すようにしましょう。

    • 「移動平均線が水平か上昇、株価が上昇し、株価が移動平均線をしたから上に超えた時」
    • 「移動平均線が水平か下降、株価が下降し、株価が移動平均線をしたから下に抜けた時」

    他のパターンと比べて見分けやすく、法則通りの値動きをすることが多いので、株式投資に成功する可能性が高くなります。

    注意点としては、グランビルの法則だけに頼りすぎないようにすることです。

    グランビルの法則を使ったテクニカル分析も、他の分析方法と同様に、必ず利益を上げることができるとは限りません。

    特に、新型コロナウイルスで世界的に経済が悪化している状況など、不測の事態が起こっている場合は、法則通りに価格が動かない可能性があります。

    グランビルの法則は、他のテクニカル分析と同様に、あくまでも1つの指標であることを認識し、企業の経営状況を確認するファンダメンタル分析と合わせて、活用するようにしましょう。

    【実践】移動平均線を使って株の値動きを分析

    それでは実際に、移動平均線を使って、株価の分析を行ってみましょう。

    ここでは、moomooのチャート画像を使って、任天堂(7974)の移動平均線と株価のグラフを見ていきます。

    ゴールデンクロス・デッドクロス

    過去のデータをもとに分析と結果を確認していきましょう。

    任天堂の2020年6月中旬から9月中旬までの3ヶ月間において、「日足5日移動平均線」「日足25日移動平均線」「株価」のグラフは以下の通りとなっています。

    このグラフでは、株価がこれから上がっていく上昇のサインであるゴールデンクロスと、株価がこれから下がっていく下降のサインであるデッドクロスの両方を確認することができます。

    ゴールデンクロス・デッドクロスのチャート画像

    デッドクロス

    まず、2020年7月14日に、5日移動平均線(短期移動平均線)が、25日移動平均線(長期移動平均線)を上から下に交差する現象が見られました。

    これは、「デッドクロス」です。これから株価が下がるため、売りのサインとして使われていますが、実際のところ、7月14日から7月30日頃まで、ゆるやかに株価が下がりました。

    ゴールデンクロス

    次に、2020年8月7日に、5日移動平均線(短期移動平均線)が、25日移動平均線(長期移動平均線)を下から上に交差する現象が見られました。

    これは、「ゴールデンクロス」です。

    これから株価が上がるため、買いのサインとして使われていますが、実際のところ、株価は大きく上昇しました。

    例えば、8月7日に48,000円付近で任天堂の株を買っていた場合、9月11日現在で1万円以上値上がりし、大きな利益を上げることができたでしょう。

    ただし、ゴールデンクロスとデッドクロスを使った株価の分析方法は、必ずしも、毎回、ルール通りに株価が動くというものではありません。

    しかし、任天堂のここ2ヶ月の実際の相場の動きを見ると、法則に当てはまっていることが分かりました。

    ゴールデンクロスとデッドクロスは、テクニカル分析の基本とされているため、株式投資の際は、参考情報としてチェックしておくと安心です。

    グランビルの法則

    任天堂の2020年8月中旬から9月中旬までの1ヶ月間において、「日足5日移動平均線」と「株価」のグラフは以下の通りとなっています。

    このグラフでは、グランビルの法則にある、いくつかのサインを確認することができます。

    ゴールデンクロス・デッドクロスのチャート画像

    まず、2020年7月末に、5日移動平均線が上がり、株価も上昇している中で、株価が移動平均線を下から上に超える現象が見られました。

    これは、グランビルの法則において、①の買いのタイミング(移動平均線が水平もしくは上がり、株価も上昇。かつ、株価が移動平均線を下から上に超えたとき)と言われています。

    実際、この後株価は大きく上昇しました。

    また、2020年8月下旬には株価が移動平均線から再び下に下がる現象が見られました。

    これも、グランビルの法則において、②の買いのタイミング(移動平均線が上がり、株価も上がって、移動平均線を超えた後(①)に、再び株価が移動平均線より下がったとき)と言われています。

    実際、この後株価は上昇しています。

    そして2020年9月上旬には株価が移動平均線から大きく下に乖離しました。

    これもグランビルの法則において、④の買いのタイミング(株価が移動平均線から大きく下に乖離したとき)と言われており、その後の株価は上昇しています。

    このように、グランビルの法則は、実際の株価の動きにも当てはめることができました。

    グランビルの法則は、売り買いを合わせて8つのパターンがありますが、その全てにおいて、ルール通りにいつも株価が動くとは限りません。

    また、チャートに慣れていない場合、瞬時にグランビルの売り買いのパターンを判断するのは難しいでしょう。

    まずは、今回行ったように、過去の移動平均線と株価のグラフをチェックし、グランビルの法則について理解を深めることが大切です。

    移動平均線や株価のチャートに見慣れることで、実際の株取引のシーンでも、すぐにパターンを見つけることができるようになるでしょう。

    ここでは、移動平均線を使った、ゴールデンクロスとデッドクロス、そしてグランビルの法則をご紹介しましたが、自分でも、チャートに見慣れていくことが大切です。

    投資初心者の方は、まずチャートを確認し、その後ネット証券のデモ画面などを使って注文入力をしてみるという一連の流れを練習してみましょう。

    そして、様々な指標やチャートを使いこなしながら、株式投資での少しずつ経験を積んでいきましょう。

    移動平均線を使う人におすすめのツール

    実際にテクニカル分析を行う人のために、一般の個人投資家の方が活用しているおすすめツールを紹介します。

    デイトレーダーなど、株式投資に多くの時間を使っている方などは、複数のツールを組み合わせて使っています。

    投資初心者や、基本的な分析方法だけを実践したい人は、まずは自分が口座開設している証券会社のツールや、その他の大手ネット証券会社が用意しているツールを活用してみるのも良いでしょう。

    代表的なツール
    1.moomoo

    特徴
    アプリで手軽に・詳しく分析できる
    市場の売買動向が視覚的にわかる

    利用できる証券会社・サイト
    moomoo証券

    2.お客様サイト 国内株式検索

    特徴
    マイページに入ればすぐにアクセスできる
    無料で四季報の情報が閲覧可能で、ファンダメンタル分析も同時に行える

    利用できる証券会社・サイト
    SBI証券

    3.総合口座マイページ テクニカルチャート

    特徴
    本格的なテクニカルチャートを無料で使える
    アイコンが分かりやすく、投資初心者も使いやすい

    利用できる証券会社・サイト
    楽天証券

    4.HYPER SBI

    HYPER SBI2

    特徴
    株投資に必要十分な情報量
    注文が瞬時にできる「スピード注文」機能がある

    利用できる証券会社・サイト
    SBI証券

    5.MARKET SPEED

    特徴
    銘柄・指数を最大4銘柄まで比較可能
    ニュースやチャートの配置が自由にできる

    利用できる証券会社・サイト
    楽天証券

    6.岡三ネットトレーダープレミアム

    特徴
    ランキングデータや取扱指数が多い
    ツールの口コミランキングがよく顧客満足度が高い

    利用できる証券会社・サイト
    岡三オンライン

    【おすすめツールの選定基準】

    以下条件を選定基準としています。
    ①アクセスが簡単
    ②無料または低価格
    ③複数銘柄を同時に比較できる
    ④ツールから数クリックで、すぐに発注することができる
    ⑤顧客満足度が高い

    では、実際に、それぞれのツールの特徴や上手な活用方法について、確認していきましょう。

    moomoo

    moomooは、ナスダック上場のフィンテックグループ「Futu Holdings Limited」が提供する金融情報アプリです。

    テクニカル分析はもちろん、ファンダメンタルズ分析や流動性分析にも対応しており、アプリ1つで銘柄分析を完結させられます。

    機能面も充実しており、2022年の最優秀取引プラットフォーム(※)に選ばれるなど、高い評価を受けています。
    ※:2022 FinTech Breakthrough Awards

    デモトレード機能やプロも投稿する投資コミュニティなど、投資家に嬉しいコンテンツが豊富な点も魅力でしょう。

    moomoo証券アプリを
    ダウンロードする

    お客様サイト 国内株式検索:SBI証券

    ネット証券の最大手であるSBI証券のお客様サイトは、口座開設をすることで、誰でも無料で「お客様サイト」の閲覧が可能です。

    「チャート」のページを利用すると、日足チャート(5日移動平均線、25日移動平均線など)を簡単に確認することができます。

    情報量はそこまで多くありませんが、シンプルな作りなので、投資初心者にも分かりやすいでしょう。

    また、SBI証券のお客様サイトは、四季報が公開している「企業概要」や「財務状況」を無料で見ることができます。

    チャートを使ったテクニカル分析と、ファンダメンタル分析を同時に行うことができるというメリットがあります。

    SBI証券の
    公式サイトはこちら

    総合口座マイページ テクニカルチャート:楽天証券

    楽天証券のサイトは、口座開設をすることで、閲覧が可能となります。

    「テクニカルチャート」のページでは、日足、週足、月足の移動平均線はもちろん、出来高やローソク足など、自分が表示したい内容を自由にカスタムできます。

    アイコンが分かりやすいため、投資初心者の方にもおすすめです。

    また、楽天証券のサイトでも、四季報の情報を無料で閲覧することができます。

    楽天証券が提供するスマートフォンアプリ「i SPEED」や、専門的なテクニカル分析ができる「MARKET SPEED」も使い勝手が良く、併せて利用するのも良いでしょう。

    楽天証券の
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    HYPER SBI/HYPER SBI2:SBI証券

    SBI証券のHYPR SBI/HYPER SBI2は、株投資歴が長い人でも、初心者の人でも、過不足なく情報を得ることができる、誰でも利用しやすいツールとなっています。

    刻一刻と価格が変わる株式投資の注文は、スピードが大切と言われていますが、テクニカル分析を行いながら、すぐに注文が出すことができる「スピード注文」は便利な機能の一つです。

    デイトレーダーの方など、短期投資を行う方の場合、「SBI証券のお客様サイト」よりも、値動きに敏感に反応する「HYPER SBI」「HYPER SBI2」の方が使い勝手が良いでしょう。

    また、HYPER SBIはwindowsのみの対応でしたが、機能等がバージョンアップしたHYPER SBI2はMacでも使えるため、より便利になっています。
    ※HYPER SBIの国内株式サービス終了時期はSBI証券公式サイトにてサービス終了の3ヵ月前を目途に発表予定。

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    MARKET SPEED:楽天証券

    楽天証券のMARKET SPEEDは2種類あり、国内株式だけでなく、米国株式や先物取引を行うことができる「MARKET SPEED」と、国内株式に特化した情報量が多い「MARKET SPEED II」があります。

    MARKET SPEEDは、複数銘柄を並べたり、ニュースやチャートなど、画面の配置を自由にカスタマイズできたりします。

    また、「お気に入りリスト」では、自分が気になる銘柄を登録でき、楽天証券が提供するスマートフォンアプリ「i SPEED」ともクラウドで連動するので、お気に入り登録をした銘柄は、そのまま活用することができます。

    注文もスムーズなので、値動きに瞬時に対応することができ、投資初心者に方だけでなく、株式投資のベテランにもおすすめです。

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    岡三ネットトレーダープレミアム:岡三オンライン

    岡三証券のツールは、掲載されている指標など情報量が他社と比べて多いという特徴があります。

    銘柄ランキングやスクリーニング機能も、他社に比べて項目が充実しています。

    株価をエクセルに取り込むことができる機能などもあり、既存のツールだけではなく、自分でさらにテクニカル分析をしたいという株式投資のプロにもおすすめです。

    また、岡三証券のツールは、利用者の評判も良いという特徴もあり、「2020年オリコン顧客満足度ランキング」において、「分析ツール」「国内株式」部門で1位を獲得しています。

    岡三オンラインの
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    まとめ

    様々な数値や、複雑なグラフを使うテクニカル分析には、苦手意識を持っている方も多いと思います。

    しかし、テクニカル分析の知識を持ち、上手に使いこなすことができると、株式投資で成功する確率が高くなります。

    初めて株式投資に挑戦する方は、移動平均線と株価の動きをチェックして、ゴールデンクロスやデッドクロスと呼ばれるサインを見つけられるようになることを目指しましょう。

    そして、企業の経営状況や安全性を確認するファンダメンタル分析や、世界経済の状況を見ながら、企業研究を行い、株式投資に取り組んでいきましょう。

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