PayPay証券はデメリットばかり!?メリットがあるのはどんな人?
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- PayPay証券のメリット・デメリットを全部知りたい!
PayPay証券のメリット・デメリットは次のとおりです。
PayPay証券のデメリット
PayPay証券のメリット
PayPay証券は、1,000円単位から取引が可能なため、少額投資をしたい投資初心者におすすめな証券会社です。
一方で、他の証券会社と比べて手数料がかかったり、取り扱っている銘柄数が少ないなどのデメリットもあります。
失敗したくないなら!
取引スペックの高い2大ネット証券
※ 手数料コースを「ゼロコース」に設定することが必要(RクロスとSORを利用する)。
この記事では、PayPay証券のメリット・デメリットを解説します。
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・2024年11月13日時点の情報を掲載しています。
・三井住友カードのクレカ積立投資に関する注意事項は記事下部を参照ください。
スキラージャパン株式会社 代表取締役 / スキラージャパン株式会社
監修者伊藤亮太
伊藤亮太は「スキラージャパン株式会社」の取締役を務めるFP(ファイナンシャル・プランナー)。
慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了しており、在学中にCFP®を取得。
その後、証券会社にて営業・経営企画・社長秘書・投資銀行業務に携わる。
現在は富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。
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などイーデス編集部 / 株式会社エイチームフィナジー
編集者小林 梨沙
1989年生まれ、愛媛県松山市出身。
大学卒業後、株式会社ブリッジインターナショナルに入社。外資系教育サービス会社にて、薬機法や品質マネジメントシステムのインサイドセールスを担当。その後、スーパーバイザーとして、日系大手企業のインサイドセールスプロジェクトの立ち上げを行う。
2019年に株式会社エイチームフィナジーに入社。FX、新規事業開発部を経て、イーデスの編集者に就任。
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- PayPay証券のデメリット
- デメリット①他の証券会社と比べて手数料がかかる
- デメリット②日本株の取扱い銘柄数が少ない
- デメリット③指値注文が使えない
- デメリット④iDeCoの取扱商品数が少ない
- デメリット⑤1,000円で買えないケースがある
- デメリット⑥投資信託の本数が少ない
- デメリット⑦信用取引ができない
- デメリット⑧キャンペーンが少ない
- PayPay証券のメリット
- メリット①銘柄によっては1株未満で1,000円から購入可能
- メリット②個別銘柄のつみたて投資ができる
- メリット③投資に適した優良銘柄が厳選されている
- メリット④使い方がシンプルで初心者でも使いやすい
- メリット⑤1株からIPOに申込める※2024年10月2日16時にサービスを終了
- メリット⑥おいたまま買付が便利
- メリット⑦米国株は24時間取引可能
- メリット⑧漫画で株式投資を学べる
- PayPay証券がおすすめな人
- おすすめな人①1,000円単位で取引してみたい投資初心者
- おすすめな人②自分の生活リズムに合わせて米国株を取引したい人
- おすすめな人③証券口座への入金に手間をかけたくない人
- PayPay証券はやめた方がいい人
- やめた方がいい人①投資に慣れている人や多くのラインナップから商品を選びたい人
- やめた方がいい人②できるだけ多くのキャンペーンに参加したい人
- やめた方がいい人③数多くの取扱商品からiDeCoを選びたい人
PayPay証券ってどんな証券会社?
会社名 | PayPay証券株式会社 |
---|---|
口座開設数 | 123万口座以上 |
取扱商品 | 日本株、米国株、投資信託、CFD、NISA、iDeCo |
国内株式取扱数 | 個別株179銘柄、 ETF4銘柄、REIT6銘柄 |
海外株式取扱数 | 個別株162銘柄 ETF33銘柄 |
投資信託取扱数 | 130銘柄 |
NISA口座への対応 | |
iDeCoへの対応 |
※2024年11月13日時点
PayPay証券は、ソフトバンクグループ内の証券会社です。前身である「株式会社One Tap BUY」から2021年2月に社名を変更して誕生しました。
PayPay証券の特徴のひとつが「1,000円単位で行える株式投資」です。
一般的に株式投資は100株単位の取引が基本であるため、数十万円から数百万円といった多額のお金が必要です。
PayPay証券では大企業の株式も1,000円から購入できるため、わずかな資金で大企業の株主になれるという点が個人投資家から支持されています。
PayPay証券のデメリット
PayPay証券のデメリットには以下のようなものがあります。
PayPay証券のデメリット
デメリット①
他の証券会社と比べて手数料がかかる
PayPay証券の取引手数料は、他の証券会社と比較して高くなっています。
例えば、国内株式の場合、PayPay証券では「基準価格」に0.5%を乗じた価格を手数料としています。
※東京証券取引所開場日の 9時00分10秒~11時29分00秒、12時30分10秒~15時24分00秒の手数料。
基準価格とは
株式等の情報ベンダーが配信する気配基準値を参考に、PayPay証券が算出する価格。
仮に基準価格が1,000円の株を1単元買ったとすると、1取引あたり5円の手数料がかかるということになります。
※ SBI証券:25歳以下は国内株式現物の取引手数料が無料、インターネットコース・電子交付サービスの設定で手数料が無料。
楽天証券:手数料コースを「ゼロコース」に設定で手数料が無料(RクロスとSORを利用する)。
また、大手ネット証券の多くが入出金時の手数料を無料にしている中、PayPay証券は原則として利用者負担です。
入金 | 出金(税込) | |
---|---|---|
PayPay証券 | PayPay証券が指定する専用口座への振込手数料は自己負担 | ・みずほ銀行宛 3万円未満:110円 3万円以上:220円 ・みずほ銀行以外宛 3万円未満:275円 3万円以上:385円 |
SBI証券 | 無料 ※銀行振込入金のみ自己負担 | 無料 |
楽天証券 | 無料 ※銀行振込入金のみ自己負担 | 無料 |
PayPay証券への出金は、みずほ銀行を利用する場合に限り金額を抑えることができます。
しかし大手ネット証券のように出金時の手数料を無料にすることはできず、また入金時の手数料を安く抑える方法はありません。
失敗したくないなら!
手数料を抑えたい人におすすめのネット証券
※1 手数料コースを「ゼロコース」に設定が必要(RクロスとSORを利用する)。
※2 2023年3月期 通期(2022年4月~2023年3月)の委託個人売買代金シェア。SBIの数値は、SBIネオトレード証券の数値を含む。(出所:東証統計資料、各社WEBサイトの公表資料より集計、各社委託個人(信用)売買代金÷{株式委託個人(信用)売買代金(二市場1,2部等)+ETF/REIT売買代金}にて算出)
デメリット②
日本株の取扱い銘柄数が少ない
PayPay証券のデメリットは、日本株で取引できる銘柄が、上場している一部の銘柄に限られる点です。
4,000近くの銘柄が東証に上場していますが、PayPay証券の取扱いは百数十銘柄にとどまっています。
※1 参照元:上場会社数・上場株式数|JPX(日本取引所グループ) (2024年11月13日時点)
東証上場の全銘柄や、東証以外の取引所上場銘柄も取扱っている証券会社と比較すると、PayPay証券は、ごく一部の銘柄しか取引できず、選択肢の幅が非常に狭いといえます。
日本株を取引する場合はSBI証券がおすすめ
より多くの中から取引する銘柄を探したい人にはSBI証券がおすすめです。
SBI証券であれば、日本の証券取引所で扱っているすべての銘柄を購入することができるだけでなく、常に手数料0円で株を購入することができます(※)。
※ SBI証券:25歳以下は国内株式現物の取引手数料が無料、インターネットコース・電子交付サービスの設定で手数料が無料。
売買手数料も0円(※)
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デメリット③
指値注文が使えない
PayPay証券では、指値注文を使えないのがデメリットです。
指値注文は、価格を指定して発注する注文方法で、「○円より安く買いたい」「×円より高く売りたい」という、自分にとって有利な内容になるのが特徴です。
PayPay証券は、価格を指定しないで注文する成行注文のみです。
成行注文の場合、価格を指定しないため、優先的に約定する一方で、想定以上に高い価格で買ったり、安い価格で売ったりする可能性があるのがデメリットです。
希望通りの価格で注文したい人にとって、指値注文が利用できないPayPay証券は使いにくいと感じるかもしれません。
指値注文が利用できる会社でおすすめはSBI証券・楽天証券
想定しない価格での約定を避けたい人は、指値注文が利用できる証券会社を選びましょう。
リスクを避けたいなら!
指値注文ができるおすすめのネット証券
※1 手数料コースを「ゼロコース」に設定が必要(RクロスとSORを利用する)。
※2 2023年3月期 通期(2022年4月~2023年3月)の委託個人売買代金シェア。SBIの数値は、SBIネオトレード証券の数値を含む。(出所:東証統計資料、各社WEBサイトの公表資料より集計、各社委託個人(信用)売買代金÷{株式委託個人(信用)売買代金(二市場1,2部等)+ETF/REIT売買代金}にて算出)
デメリット④
iDeCoの取扱商品数が少ない
数多くの取扱商品の中から選んでiDeCoを運用したい場合は、他の金融機関を利用する方がよいでしょう。
SBI証券はネット証券トップクラスの商品数
※2024年11月12日時点
iDeCoを利用したい場合、数多く取扱商品のある証券会社を併用しましょう。
なかでもSBI証券は、ネット証券トップクラスの商品数を誇っています。
NISA口座やその他のサービス面も優れているので、これから投資を始める人に特におすすめできる証券会社です。
運営管理手数料0円
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デメリット⑤
1,000円で買えないケースがある
PayPay証券は、1,000円から取引できる点が特徴ですが、決済方法によっては1,000円で買えないことがあります。
連携済みの銀行口座等から残高の範囲で送金手続きをせずに株の購入ができる「おいたまま買付」では4種類の支払方法を選択できますが、銀行を選ぶと1万円からの購入になります。
- PayPay
- 銀行(PayPay銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、南都銀行)
- d払い
- ソフトバンクカード
通常の株や投資信託の取引はもちろん、積立投資の「つみたてロボ貯蓄」でも、銀行を選ぶと購入は1万円以上1万円単位になってしまいます。
おいたまま買付を利用する際、1,000円単位で購入したいなら、銀行以外の決済方法を選んでください。
もしくは、おいたまま買付をやめ、PayPay証券口座の資金で購入する形に設定し直しましょう。
デメリット⑥
投資信託の本数が少ない
PayPay証券は、投資信託の取扱いは130本しかありません。※2024年11月13日時点
他のネット証券であれば数千本の取扱いがあることを考えると、PayPay証券で選択できる投資信託は極めて少なく、より多くの投資信託から選びたい人には不向きです。
投資信託なら楽天証券・SBI証券がおすすめ
様々な投資信託を取引したい人は、楽天証券やSBI証券のような取扱い本数が多い証券会社を選ぶ方が良いでしょう。
この2社は2,000本以上の投資信託を取り扱っており、どちらもネット証券トップクラスの商品ラインナップを誇ります。
クレカ積立にも対応しているため、効率よく投資ができる点もおすすめです。
幅広い選択肢!
投資信託の購入におすすめのネット証券
デメリット⑦
信用取引ができない
PayPay証券では信用取引ができません。
信用取引とは
少ない資金で大きな金額の投資を行う取引方法。
差し入れた証拠金の最大3.3倍の取引ができ、資金効率を上げられるのが特徴。
例)100万円の資金で購入した株が10%値上がりした場合
- 現物取引:
100万円の資金で100万円の株を購入
→10%の値上がりにより、110万円になり、
10万円の利益が発生。 - 信用取引:
100万円の資金で300万円の株を購入
→10%の値上がりにより、330万円になり、
30万円の利益が発生。
信用取引は少ない資金で大きな利益を得られますが、PayPay証券ではできないので、資金効率を上げて取引したい人には不向きです。
なお、信用取引は少ない資金で大きな利益が得られますが、その分損失も大きくなります。
損失発生時にすぐに損切りしたくても、ログインできない等の理由でそれができなければ、想定以上の損失を被る恐れがあるので注意しましょう。
信用取引ならSBI証券・楽天証券がおすすめ
信用取引をしたい人は、約定代金に関わらず手数料が0円になる手数料プランのあるSBI証券と楽天証券がおすすめです。
資金効率を上げたいなら!
手数料0円で信用取引ができるおすすめのネット証券
※1 手数料コースを「ゼロコース」に設定が必要(RクロスとSORを利用する)。
※2 2023年3月期 通期(2022年4月~2023年3月)の委託個人売買代金シェア。SBIの数値は、SBIネオトレード証券の数値を含む。(出所:東証統計資料、各社WEBサイトの公表資料より集計、各社委託個人(信用)売買代金÷{株式委託個人(信用)売買代金(二市場1,2部等)+ETF/REIT売買代金}にて算出)
デメリット⑧
キャンペーンが少ない
PayPay証券はあまりキャンペーンを開催しません。
そのため、キャンペーンでお得に口座開設・取引したい人には物足りなく感じるかもしれません。
キャンペーンの中には現金がもらえるようなお得なキャンペーンもあるので、興味のある人は他の証券会社のキャンペーンを確認してみましょう
キャンペーン開催が多いのは楽天証券
キャンペーンを多く実施している証券会社なら、楽天証券がおすすめです。
取扱商品が多いうえ、キャンペーンも積極的に実施しています。
例えば、楽天証券と楽天銀行を同時開設し、特定の条件を達成することで、現金がもらえるキャンペーンが随時開催されています。
なお、特典がもらえる条件や特典内容は時期によって異なります。
その他にも多数のキャンペーンが開催されているため、既に口座開設済みの人でも参加できるものが見つかりやすいでしょう。
ポイントや現金がもらえる!
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PayPay証券のメリット
PayPay証券のメリット
メリット①
銘柄によっては1株未満で1,000円から購入可能
PayPay証券は、対象銘柄を1,000円単位で購入できます。
銘柄によっては1株未満から購入できますが、他のネット証券では同様のサービスが提供されていないため、PayPay証券独自のメリットと言えます。
1株あたりの株価が1,000円以上の銘柄にも投資可能になるため、少額投資をしたい人にとって大きなメリットではないでしょうか?
1,000円から購入できるメリット
値嵩株として知られるファーストリテイリング(9983)の株は、2024年11月13日の前日終値が49,880円です。
1単元(100株)購入するには約500万円が必要ですが、PayPay証券では1,000円で購入できます。
1,000円÷49,880円≒0.02株と、1株未満で購入できることになります。
少額投資のため利益が小さくなる分、損失も小さくなるので、安全性を重視して取引したい人におすすめです。
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メリット②
個別銘柄のつみたて投資ができる
PayPay証券では、個別株のつみたて投資を金額で指定して行うことができます。
株式の場合、つみたて対象は米国株に限定されますが、1回1,000円からつみたてが可能です。
つみたての頻度は毎月・毎週から選択でき、毎月なら月3回まで、毎週は週5回まで設定できるため、金額・頻度ともに自由度の高いつみたて投資ができます。
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メリット③
投資に適した優良銘柄が厳選されている
PayPay証券の銘柄数は他のネット証券に比べて少数です。
一方で国内・米国ともに優良銘柄が多く含まれている点は無視できません。
厳選された銘柄のみを購入できることから、初心者でも安心して株式投資に挑戦が可能です。
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メリット④
使い方がシンプルで初心者でも使いやすい
PayPay証券は日本初のスマホ特化型証券会社として誕生した証券会社です。
アプリは誰でも簡単に操作できるように設計されており、「銘柄を選択」→「金額指定」→「買う」の3ステップで好きな銘柄を購入できます。
初めての人でも簡単に購入できるシンプルな操作は、一般的な証券会社の購入手順に抵抗がある人にもオススメです。
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メリット⑤
1株からIPOに申込める
※2024年10月2日16時にサービスを終了
(一部抜粋)
現在、既にApp store、Google play上での配信を停止しております弊社アプリ「PayPay証券 誰でもIPO!」について、2024年10月2日16時を持ちまして、サービスを終了させていただきます。
上記に伴い、インストール済みの本アプリ、およびPC版取引サイト内「IPOサイト」はご利用いただけなくなります。
IPOは、通常の株取引と同様、ほとんどの証券会社は購入申込みができる単元数を100株としています。
しかし、PayPay証券であれば、1株から申込可能です。
IPO銘柄は、数万円~数十万円ほどの資金が必要なケースが多く、資金が少ない人にとっては、申し込みたくてもハードルが高いと思われがちです。
PayPay証券であれば、1株からIPOに申込むことができるので、資金が少ない人や初心者の人も気軽にチャレンジできます。
2024年10月2日16時でIPOサイト・アプリが終了になりましたので、IPO取引を検討している方は他の証券会社もチェックしてみましょう。
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メリット⑥
おいたまま買付が便利
PayPay証券の「おいたまま買付」は、対象銀行の銀行口座に残高がある場合に、送金手続き不要でその場で株が取引できるサービスです。
銀行ATMでの送金手続きや、証券口座の入金反映を待つ必要がないので、手間と時間を省くことができます。
楽天証券の「マネーブリッジ」やSBI証券の「預り金自動スィープサービス」も送金手続き不要のサービスですが、最短翌営業日の取引となります。
また、ネットバンクからリアルタイム入金する場合と比較しても、手間と時間を軽減できて便利です。
特に自動で株を積立購入してくれる「つみたてロボ貯蓄」を利用している場合には、購入前に証券口座をチェックし、不足している場合に入金する手間と時間を省略できるので、大きなメリットになると言えます。
なお、おいたまま買付は、PayPay銀行からの買付なら送金・振替手数料が無料ですが、その他の金融機関等の場合、送金額が2万円未満だと1回あたり税込110円の手数料がかかる点には注意が必要です。
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メリット⑦
米国株は24時間取引可能
PayPay証券では、米国株の取引は原則として24時間いつでも可能です。
米国株の取引時間は、日本との時差の関係で主に夜に取引することになります。
※ 取引時間帯によりスプレッドは異なります。
- 標準時間
23:30~翌6:00 - サマータイム
22:30~翌5:00
証券会社 | 米国株の取引時間 (日本時間) | 米国株の注文時間 (日本時間) |
PayPay証券 | 24時間 | 24時間 |
SBI証券 | 標準時間 23:30~翌6:00 サマータイム 22:30~翌5:00 | 米国営業日の以下を除く時間 ・19:00~19:30(予定) ・日本時間での取引終了後~翌9:00頃(前後の可能性有) ※注文受付時間中に受注した成行注文は、取引時間に順次発注 |
楽天証券 | 標準時間 23:30~翌6:00 サマータイム 22:30~翌5:00 | (月~金) 標準時間 8:00~23:30 サマータイム 8:00~22:30 (土) 標準時間 8:00~翌6:00 サマータイム 8:00~翌5:00 ※翌2:30~翌3:30 (日) 標準時間 6:00~翌6:00 サマータイム 5:00~翌5:00 |
松井証券 | 標準時間 23:30~翌6:00 サマータイム 22:30~翌5:00 | 標準時間 16:00~翌6:00 サマータイム 16:00~翌5:00 ※土7:30~月15:30はログイン不可時間帯(日3:00~05:00、日以外15:30~16:00)を除いて発注可 |
マネックス証券 | 標準時間 20:00~翌10:00 サマータイム 19:00~翌9:00 | 原則、24時間 |
auカブコム証券 | 標準時間 23:30~翌6:00 サマータイム 22:30~翌5:00 | 標準時間 16:00~翌6:00 サマータイム 16:00~翌5:00 |
※ 2024年11月13日現在
昼間に仕事をしている人の場合、夜中から早朝までPCやスマートフォンにかじりついて取引するのは無理、という人が多いのではないでしょうか。
その点、PayPay証券では24時間米国株の取引ができるため、自分のライフスタイルに合わせて無理のない取引ができるのがメリットです。
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メリット⑧
漫画で株式投資を学べる
PayPay証券アプリには、学習コンテンツとして投資の基礎知識や、アップルなど米国の企業に関する漫画が掲載されています。
初心者でも株式投資に必要な知識全般を無理なく身に付けることができるのがメリットです。
PayPay証券アプリ内の漫画コンテンツの例
- 口座開設・入金など、取引前に知っておくべき知識
- 損切り・税務手続きなど、株の取引を始めてから必要となる知識
- アップルなど米国の企業に関する知識など
投資の基礎知識をHPに掲載している証券会社は数多くありますが、大抵の場合は文章で掲載されています。
※ 2024年11月13日現在
文章を読むのが苦手な人の場合、内容を理解するのに時間がかかったり、途中で面倒になって読むのをやめたりしてしまうかもしれません。
しかし、漫画であれば同じ内容を視覚的に理解できます。
文章にすると分かりにくくなるポイントも、絵にすることで要点や概要が把握しやすくなり、初心者は特にメリットを感じるでしょう。
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PayPay証券がおすすめな人
メリット・デメリットをまとめると、PayPay証券がおすすめなのは次のような人です。
PayPay証券がおすすめな人
おすすめな人①
1,000円単位で取引してみたい投資初心者
日本株や米国株、投資信託の取扱銘柄数が少ない分投資対象が選びやすいのが特徴です。
また、投資する株や投資信託の価格に関わらず1,000円単位で購入可能なので、1株未満で取引ができる銘柄もあります。
漫画での学習コンテンツも用意されているため、無理なく投資の知識を学びながら取引できるでしょう。
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おすすめな人②
自分の生活リズムに合わせて米国株を取引したい人
PayPay証券は、米国株なら24時間365日、いつでも取引できます。
通常の米国株取引は、時差の関係で深夜から早朝になるので、昼間に仕事している方の場合、取引の時間が限られてしまうでしょう。
しかし、PayPay証券は、いつでも取引が可能なので、手が空いた時間など隙間時間を活用して取引できます。
そのため、自分の生活リズムに合わせて米国株を取引したい、という方におすすめです。
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おすすめな人③
証券口座への入金に手間をかけたくない人
PayPay証券の「おいたまま買付」を利用することで、対象に指定した銀行口座に残高があれば、いちいち送金手続きをしなくてもその場で株の取引ができます。
証券口座への送金手続きの手間が省けることに加え、証券口座への入金の反映を待つ必要もありません。
そのため、証券口座への入金の手間をかけたくない方に、PayPay証券はおすすめです。
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PayPay証券はやめた方がいい人
メリット・デメリットをまとめると、PayPay証券を利用するのをやめた方がいい人は、下記のとおりです。
PayPay証券はやめた方がいい人
やめた方がいい人①
投資に慣れている人や多くのラインナップから商品を選びたい人
PayPay証券は、取り扱っている商品数が他社と比較して少なくなっています。
選択肢が狭いので、投資に慣れている方は物足りなく感じてしまうでしょう。
また、指値注文が使えない点や、信用取引の取扱いがないなどから、投資に慣れている人にとっては自由度が低く使いにくい証券会社といえるでしょう。
投資を行う上で、取扱商品や使いやすさは重要なポイントです。
単発ではなく長く投資する予定の人は楽天証券やSBI証券を選ぶことも検討してみてください。
失敗したくないなら!
取引スペックの高い2大ネット証券
※ 手数料コースを「ゼロコース」に設定することが必要(RクロスとSORを利用する)。
やめた方がいい人②
できるだけ多くのキャンペーンに参加したい人
PayPay証券ではキャンペーンの開催頻度は高くありません。
そのため、キャンペーンを利用してお得に取引したい人は、楽天証券などキャンペーンが豊富なネット証券を選んだほうがよいでしょう。
やめた方がいい人③
数多くの取扱商品からiDeCoを選びたい人
現在、PayPay証券はiDeCoを取り扱っていますが、まだ取扱商品数が少ない状況です。
ただし、あまり取扱商品が多いと迷ってしまうという方は、PayPay証券で厳選された商品の中から選ぶ方が向いているかもしれません。
色々な商品を比べてiDeCoを利用したい方は下記記事をチェックしてください。
PayPay証券の会社概要
会社名 | PayPay証券株式会社 [金融商品取引業者登録番号|関東財務局長(金商)第2883号] |
---|---|
所在地 | 東京都千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント |
問い合わせ先 | https://www.paypay-sec.co.jp/contact/ 03-6833-3000 ※カスタマーサービス |
主要株主 | PayPay株式会社 みずほ証券株式会社 ソフトバンク株式会社 LINEヤフー株式会社 |
設立 | 2013年10月31日 |
資本金 | 1億円 |
事業内容 | 証券業 |
PayPay証券の口座開設方法
PayPay証券の口座開設は以下の手順で行います。
事前に用意しておく書類
- 本人確認書類
(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど) - マイナンバーが確認できる書類
(マイナンバーカード、マイナンバー通知カード)
口座開設手順
- 口座開設開始
PayPay証券の口座開設ページ(PR)を開き「口座開設はこちら」ボタンをクリック・タップします。 - メールアドレスを入力
画面内のガイドに従いメールアドレスを入力し「口座開設」ボタンをクリック・タップします。 - チェック項目に同意
登録したメールアドレスに届いたメール内に掲載されたURLをタップし、表示された項目に同意できたならチェックを入れます。 - お客様情報の入力
画面上で指定されたガイドに従い、個人情報を入力します。 - 上場会社との関係の提示
インサイダー取引防止のため、勤務企業に関する情報を入力します。選択した項目によっては企業名の入力が求められます。 - 投資経験の入力
画面上で指定されたガイドに従い、投資経験に関する情報を入力します。 - 本人確認書類の提出
本人確認書類、マイナンバー確認書類を提出します。本人確認書類の種類によっては、複数種類の提出が求められる場合があります。 - 会員IDを決める
最後にPayPay証券のログインに使用するIDを決定すれば申し込み完了です。
申請内容に問題がなければ約1週間程度で口座番号やパスワードなどの情報がメールまたは郵送で届きます。
PayPay証券のメリット・デメリットに関するよくある質問
PayPay証券のメリットやデメリットについてここまで解説しましたが、この他の内容に対し、疑問を抱いている人もいるでしょう。
そこで、ここからは、特に多い質問を紹介します。
- PayPay証券はいくらから買えるの?
- PayPay投資ってどうなの?
- PayPay証券に入金後、いつ反映されるの?
- PayPay証券の手数料は高い?
- PayPay証券は特定口座以外の口座は選べるの?
- PayPay証券のつみたてロボ貯蓄はどう始めればいいの?
- PayPay証券は入出金に手数料がかかるの?
- PayPay証券の出金方法は?
- PayPay証券はクレジットカード積立できる?
PayPay証券はいくらから買えるの?
1,000円から買えます。
PayPay証券の最低投資金額は、1.000円です。
1,000円以降、1,000円単位で投資金額を増やすことが可能です。
通常の株式投資であれば、100株単位での取引になるため最低でも数万円必要になってしまいます。
しかし、PayPay証券であれば1,000円単位での投資なので少額投資が可能となります。
PayPay投資ってどうなの?
PayPayポイントで投資できる便利なサービスです。
PayPay投資とは、PayPay証券が提供する「PayPayポイント運用」というサービスのことです。
PayPayアプリからポイントを運用することができます。
PayPayポイントだけで現金は使わないため、投資の疑似体験をするのにピッタリです。
運用の結果、利益が出た場合はポイントに加算されます。
投資初心者の方は、一度試してみてください。
PayPay証券に入金後、いつ反映されるの?
入金後1~2時間ほどで反映されます。
PayPay証券に入金する際は、専用の振込口座に入金します。
入金手続きをしてから、反映されるまではおよそ1~2時間ほどかかります。
ただし、営業日の14時以降に入金した場合は、翌営業日の朝10時半頃に反映されます。
反映されたかどうかは、アプリのポートフォリオの「買付可能額」から確認が可能です。
PayPay証券の手数料は高い?
大手ネット証券と比較すると割高といえます。
PayPay証券の場合、売買手数料は無料ですが、代わりに、「基準価格」に0.5%を乗じた価格が上乗せされます(※1)。
これが、実質的な手数料となるのです。
※1 東京証券取引所開場日の 9時00分10秒~11時29分00秒、12時30分10秒~15時24分00秒の手数料。
楽天証券とSBI証券であれば、取引金額・回数に関係なく常に売買手数料0円で取引できるため(※2)、この2社と比較すると手数料は高いといえます。
※2 SBI証券:25歳以下は国内株式現物の取引手数料が無料、インターネットコース・電子交付サービスの設定で手数料が無料。
楽天証券:手数料コースを「ゼロコース」に設定で手数料が無料(RクロスとSORを利用する)
手数料重視で株取引を行いたい人は、楽天証券かSBI証券の利用を検討しましょう。
PayPay証券は特定口座以外の口座は選べるの?
PayPay証券では、「特定口座」または「一般口座」のどちらかを選択します。
証券口座には一般口座と特定口座があり、一般口座は確定申告が必要ですが、特定口座は取引結果を証券会社がまとめてくれます。
そして、特定口座の源泉徴収ありを選ぶと税金分を差し引いて代わりに納税してくれます。
PayPay証券で特定口座の場合、確定申告と納税の手間が省けるのです。
PayPay証券のつみたてロボ貯蓄はどう始めればいいの?
「つみたてロボ貯蓄」アプリをインストールしてください。
PayPay証券の「つみたてロボ貯蓄」には、専用のアプリがあります。
まずはそのアプリをインストールして、PayPay証券アプリと同じID、パスワードでログインしてください。
PayPay証券の口座がない場合は、アプリをインストールしてから口座開設をして始めましょう。
PayPay証券は入出金に手数料がかかるの?
それぞれの銀行で定められている振込手数料がかかります。
PayPay証券に入金する際は、銀行振込かおいたまま買付のどちらかになります。
振込手数料はお客様負担なので、それぞれの銀行で定められている振込手数料がかかります。
また、出金時の手数料もお客様負担です。
おいたまま買付の場合、2万円未満の入金であれば1回110円かかりますが、2万円以上なら無料です。
PayPay証券の出金方法は?
アプリ内「お引きだし(出金)」から手続きを行えます。
PayPay証券からの出金はアプリから行います。
メニュー内「お引きだし(出金)」から出金先の口座を登録し、出金したい金額を入力して手続きを行ってください。
銀行が営業時間中であれば手続きから1~2時間後に入金されます。
PayPay証券はクレジットカード積立できる?
はい、できます。
クレジットカードでのつみたて投資のほかに、PayPayマネーやPayPayポイントによるつみたて投資も可能で、毎月最大700ポイントが還元されます。
具体的なポイント還元率は下記のとおりです。
つみたて投資によるポイント還元
- クレジットでつみたて投資
クレジットカードつみたて金額×0.7%
※購入頻度「毎月」のみ対象 - PayPayマネー・PayPayポイントによるつみたて投資
PayPayマネー・PayPayポイントつみたて金額×0.5%
※登録できるクレジットカードは本人認証サービス(3Dセキュア)を登録済みのPayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)のみに限定されます。
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まとめ
便利な決済サービスのPayPayから登場したPayPay証券には、1,000円から1,000円単位での購入が可能など、初心者に優しい独自のサービスがあります。
また、スマートフォンで手軽に少額投資できる点や、米国株が24時間365日取引できるなど、投資に慣れた方にとってもメリットになる点あります。
その一方、手数料がかかったり取扱商品数が少なかったりと、他社と比較するとサービス内容に弱い部分があるのも事実です。
本記事で紹介したように、デメリットが気になる人は楽天証券かSBI証券で口座開設することをおすすめします。
特徴を理解したうえで、PayPay証券を単独で利用するのか、他の証券会社のサービスと併用するのか考えると良いでしょう。
・記事内に記載しているポイント付与率は、2024年10月10日(木)積立設定締切分(2024年11月買付分)以降のものです。対象カードごとのカード利用金額などに応じたポイント付与率となります。
・特典を受けるには一定の条件がありますので、詳細はこちら(三井住友カード公式サイト)で確認ください。
・三井住友カードつみたて投資の利用金額は、プラチナプリファードの新規入会&利用特典、継続特典の付与条件である利用金額の集計対象となりません。
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