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マネックス証券のメリット・デメリットは?米国株やIPO投資の強みも紹介

最終更新日:

監修者

青野泰弘

編集者

乾 翔太郎

マネックス証券のメリット・デメリットは?米国株やIPO投資の強みも紹介
マネックス証券の評判・口コミ
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マネックス証券のメリット・デメリットは以下のとおりです。

マネックス証券10つのメリット

マネックス証券4つのデメリット

マネックス証券は、初心者からベテラントレーダーまで幅広く使いやすく、米国株の取引が充実している、資金が少ない人でもIPOに参加しやすいです。

ただし、外国株の種類や、マネックスポイントを使用できる投資商品が少ないといったデメリットもあります。

実際に取引を始めてから、したい取引ができない…とならないようにしましょう。

この記事では、マネックス証券のメリット・デメリットについて解説します。

最後まで読めば、マネックス証券のサービス内容を十分に理解したうえで口座開設を検討でき、口座開設後もマネックス証券のサービスを上手に利用することができるようになるでしょう。

米国株・中国株の取扱は7,000銘柄超!(※) 外国株の取引手数料は業界最安水準
※(個別株式・ADR・ETFの合計。含む売りのみ)

おすすめな理由

  • ネット証券口座開設数No.3!初心者向けコンテンツや資産管理ツールを提供
  • 投資信託は100円から積立OK!積立頻度は毎日/毎月から選択できる
  • IPOは預かり資産が関係ない完全平等抽選!誰でも公平に当選チャンスがある
投資信託外国株ミニ株IPOポイント投資
丸丸丸丸丸
国内現物取引の手数料(税込)
取引金額約定ごと定額制
10万円99円550円
30万円275円550円
50万円275円550円
100万円535円550円

【掲載情報について】
2023年12月4日時点の情報を掲載しています。

  • 行政書士/ファイナンシャルプランナー / 青野行政書士事務所

    監修者青野泰弘

    同志社大学法学部卒業後、国際証券に入社。
    その後、UFJキャピタルマーケッツ証券、トヨタファイナンシャルサービス証券(現:東海東京証券)、オリックスフィナンシャルプロダクツ、コスモ証券にて、債券の引き受けやデリバティブ商品の組成などに従事。
    2012年に、FPおよび行政書士として独立。2017年日本FP協会相談員、2018年日本FP協会広報スタッフを担当。

    ▼保有資格
    日本証券アナリスト協会検定アナリスト(CMA)
    プライマリープライベートバンカー
    行政書士
    ファイナンシャルプランナー(CFP®)

    • SNS
  • イーデス編集部 / 株式会社エイチームフィナジー

    編集者乾 翔太郎

    1995年生まれ、大阪府大阪市出身。

    大学卒業後、株式会社メンバーズに入社。その後、グループ会社の株式会社MOVAAAへ出向し、大手企業のオウンドメディアを担当。コンテンツディレクターとして、企画からコンテンツ制作、アクセス分析を行う。

    2019年に株式会社エイチームフィナジーに入社。住宅ローン、新規事業開発部を経て、ナビナビ証券の編集者に就任。また、YouTubeチャンネル「ナビナビチャンネル」も運営し、金融情報を分かりやすく配信している。

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    マネックス証券のメリット

    マネックス証券のメリットは下記のとおりです。

    マネックス証券10つのメリット

    それぞれについて詳細を説明します。

    国内現物株が手数料引下げでお得に

    2022年3月22日に手数料引き下げとなり、マネックス証券の取引毎手数料コースがよりお手頃な金額となっています。

    これまで、SBI証券や楽天証券と比較すると、やや高めの手数料設定でしたが、今回の引き下げで同水準になりました。

    証券会社名約定代金5万円未満約定代金5万円~10万円未満
    マネックス証券55円(税込)99円(税込)
    SBI証券(スタンダードプラン)(※)55円(税込)99円(税込)
    楽天証券(超割コース)(※)55円(税込)99円(税込)
    auカブコム証券99円(税込)99円(税込)

    ※ SBI証券:25歳以下は国内株式現物の取引手数料が無料、2023年9月30日よりインターネットコース・電子交付サービスの設定でも取引手数料が無料。
    ※ 楽天証券:2023年10月1日より、手数料コースを「ゼロコース」に設定で手数料無料。

    コスト面を重視する人にとっては、今回の手数料引下げは大きなメリットだと言えるでしょう。

    【iDeCoもあり】取扱商品の種類が多い

    マネックス証券が取り扱っている商品は以下の通り豊富な種類となっています。

    マネックス証券の取り扱い商品

    • 国内株
    • 外国株(米国株、中国株)
    • 投資信託
    • 積立投信
    • 債券
    • FX
    • 暗号資産
    • 先物・オプション
    • IPO(新規公開株)
    • 金・プラチナ
    • ロボアドバイザー
      (ON COMPASS/マネックスアドバイザー)
    • NISA
    • iDeCo
    • 私募ファンド
    • 相続対策サービス

    国内株はもちろん、それ以外の商品も多数ラインナップされています。

    マネックス証券の中だけで様々な商品を選ぶことができるのがメリットです。

    初心者の場合、まずはつみたてNISAやiDeCoから始め、慣れてきたり余剰資金が増えてきたら株式など他の投資商品へ幅を広げると良いでしょう。

    暗号資産が取引できる

    マネックス証券では、証券会社としては珍しく、暗号資産CFDを取引することができます。

    暗号資産CFDとは

    暗号資産を対象とした差金決済取引のこと。
    差金決済のため現物取引のように資産の引き渡しは行わない。

    近年、暗号資産を導入する動きが証券会社に広がっていますが、証券会社自身ではなく、グループ会社や関連会社などで取り扱うケースがよくみられます。

    その場合、証券会社に口座開設をしても暗号資産を取引することはできません。

    しかし、マネックス証券の場合は、マネックス証券に口座開設をすれば暗号資産CFDを取引できます。

    ざわざ別の会社に口座開設しなくても、マネックス証券だけで完結できることがメリットといえるでしょう。

    IPOに強くて便利

    IPOを始めようと思っている人からするとマネックス証券のIPOは魅力的です。

    その理由はこちらの通りです。

    マネックス証券のIPOのメリット

    それぞれのメリットを解説していきましょう!

    取扱IPO件数が多い

    2022年にマネックス証券が取り扱ったIPOは61件、2021年は66件、2020年は50件でした。

    2020年~2022年までのマネックス証券の取扱IPOの件数を確認すると、50件~66件で推移していますので、毎月4件~5件程度のIPOがある計算になります。

    以下は大手ネット証券や総合証券会社の取扱IPOの件数一覧です。

    証券会社名取扱IPOの件数(2022年)
    SBI証券89件
    みずほ証券47件
    SMBC日興証券47件
    マネックス証券61件
    松井証券54件
    野村證券39件
    大和証券42件
    楽天証券65件

    SBI証券や楽天証券と比較すると、マネックス証券のIPO件数は少ないです。

    しかし、その次に多いのはマネックス証券になります。

    他の主要証券会社のIPOの取扱件数は上表よりもさらに少なかったことを踏まえると、マネックス証券のIPO件数は多い方と言えるでしょう。

    マネックス証券の
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    IPOで100%完全平等抽選を実施している

    マネックス証券の大きな特徴の一つとして、IPOで100%完全平等抽選を実施していることが挙げられます。

    IPOには必ず抽選があり、どんなに魅力的なものでも当選しなければ購入することができません。

    抽選は証券会社によって違いがあり、割当数の大部分を支店の配分に回し、抽選にはごく一部しか回さない会社や、取引状況に応じて優遇される会社があります。

    このような抽選ルールは資金が多い人ほど有利ですが、資金の少ない人には極めて不利です。

    しかし、マネックス証券は、割当数の100%を抽選に回しています。

    さらに、資金の大小問わず、一人一票の「100%完全平等抽選」を実施していますので、資金の少ない人でも不利にはなりません。

    資金が少ない人でも不利にならずに抽選に参加できることも、マネックス証券のメリットです。

    マネックス証券の
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    NISA口座でIPOができる

    NISA口座でIPOができることもマネックス証券のメリットの一つです。

    NISA口座が開設できる証券会社は数多くありますが、中には楽天証券や岩井コスモ証券のように、NISA口座でIPOができない会社もあります。

    IPOでは、公募価格で購入し、上場時の初値で売却する「初値売り」という手法がよく行われ、短時間で大きな利益が出ることもありますが、その分かかる税金も大きくなってしまいます。

    しかし、NISA口座は非課税なので、利益が大きくても課税されません。

    そのため、節税のためにもIPOはNISA口座で行った方がお得なのです。

    マネックス証券は、NISA口座でIPOができるので、売却益をそのまま獲得することができます。

    よりお得にIPOを行いたい人にとって、メリットといえるでしょう。

    米国株と中国株に強い

    マネックス証券は外国株として米国株と中国株を取り扱っています。

    この2つは他の証券会社と比較しても種類が多かったり、手数料が安かったりとメリットが大きい部分になっています。

    【米国株のメリット】取扱数と注文の種類も豊富

    マネックス証券の米国株はSBI証券、楽天証券と比較しても取扱銘柄数が多いです。

    証券会社個別銘柄数(ETF、ADR含む)
    マネックス証券

    4,905件

    (2023/10/24現在)

    SBI証券

    5,333件

    (2023/10/24現在)

    楽天証券

    4,799件

    (2023/10/24現在)

    マネックス証券の米国株の取引手数料(約定代金の税込0.495%)はSBI証券や楽天証券と同額です。

    為替手数料に関しては、マネックス証券が購入時のみ0銭ですが、SBI証券と楽天証券が購入時・売却時どちらも0銭になります。

    ただし、取引可能時間については、マネックス証券は他の2社よりも長く、夏時間であれば夜9時から翌朝9時まで受け付けているので便利です。

    さらに、注文方法の種類もマネックス証券はSBI証券と楽天証券よりも多くなっています。

    証券会社注文の種類
    マネックス証券指値、成行、逆指値、トレールストップ、連続注文、OCO注文(OCOs)、OCO注文(ツイン指値)
    SBI証券指値、成行、逆指値
    楽天証券指値、成行、逆指値

    このように、マネックス証券は米国株に力を入れています。

    米国株を取引したい人にとって使いやすく、大きなメリットになるでしょう。

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    特定の米国ETFの手数料が無料になるサービスがある

    マネックス証券には「米国ETF買い放題プログラム」というプログラムがあります。

    このプログラムは特定の米国ETFの現物買付手数料が無料になるというもので、購入時にはいったん手数料がかかりますが、あとで全額キャッシュバックされるのです。

    対象商品は以下のとおりです。

    手数料が無料になる米国ETF

    • バンガード・トータル・ストック・マーケット ETF(VTI)
    • バンガード・S&P 500 ETF(VOO)
    • バンガード・トータル・ワールド・ストック ETF(VT)
    • バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツ ETF(VWO)
    • SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式 ETF(SPYD)
    • iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF(HDV)
    • グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF (QYLD)
    • グローバルX リチウム&バッテリーテック ETF(LIT)
    • グローバルX サイバーセキュリティ ETF(BUG)
    • グローバルX 自動運転&EV ETF(DRIV)
    • グローバルX 米国優先証券 ETF(PFFD)
    • グローバルX・S&P500・カバード・コール・ETF(XYLD)
    • グローバルX 高配当・優良・米国株 ETF (QDIV)
    • グローバルX AI&ビッグデータ ETF (AIQ)
    • グローバルX ウラニウムETF(URA)
    • グローバルX スーパーディビィデンド-世界株式 ETF(SDIV)
    • インベスコ NASDAQ 100 ETF(QQQM)
    • インベスコ NASDAQ ネクスト100 ETF(QQQJ)
    • インベスコ NASDAQ フューチャー200 ETF(QQQS)
    • インベスコ S&P 500 等ウェイト ETF(RSP)
    • インベスコ ソーラー ETF(TAN)

    ※2023年12月4日時点

    米国ETFの中でもごく一部だけではありますが、本来かかる買付手数料が無料になるのはお得です。

    コストを抑えて米国ETFを取引したい人にとって、大きなメリットになります。 

    【中国株】圧倒的な取り扱い銘柄数と低コストの手数料がメリット

    マネックス証券は2,570種類の中国株を取り扱っており、香港市場に上場しているほとんどの銘柄を取引できます。

    この取り扱い銘柄数は、他の大手ネット証券と比較しても圧倒的です。


    証券会社取り扱い銘柄数(ETF、REIT含む)
    マネックス証券2,000超
    SBI証券

    1,326件

    (2023/10/24現在)

    楽天証券

    1,589件

    (2023/10/24現在)

    また、手数料についてもマネックス証券は割安となっています。

    証券会社手数料(税込)
    マネックス証券約定金額(香港ドル)の0.275%
    SBI証券約定金額(香港ドル)の0.286%
    楽天証券約定代金に応じて550円~5,500円

    マネックス証券の中国株は多くの銘柄の中から選択でき、かかるコストを抑えられるため、中国株を取引したい人にとっては大きなメリットと言えます。

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    便利なツールやアプリが豊富

    マネックス証券は便利な取引ツールやアプリが豊富なのもメリットです。

    例えば、PCで使用できる取引ツールは、株や先物の取引に対応した「マネックストレーダー」、FX取引に対応した「MonexTraderFX」、国内株と米国株に対応した情報ツールの「銘柄スカウター」など11種類が用意されています。

    特に国内株のツールは豊富で、保有している銘柄や気になる銘柄を一覧で表示できるもの、リアルタイムに個別銘柄の価格情報を自動更新させるものなど細分化されていて、トレーダーにとっては痒いところに手が届く内容になっています。

    そのため、特に国内株を取引する場合に「ツールが物足りない」と感じることはなく、マネックス証券が用意している取引ツールだけでスムーズな取引ができるでしょう。

    また、アプリも国内株の取引に対応した「マネックストレーダー株式スマートフォン」「マネックストレーダー株式タブレット」など、13種類が用意されています。

    投資情報やマーケット情報が豊富

    マネックス証券は投資情報やマーケット情報が豊富です。

    ニュースはもちろん、国内株や米国株の決算カレンダー、各国の経済指標カレンダー、投資部門別売買状況など、投資家が知りたいマーケット情報が11種類ラインナップされています。

    また、会社四季報や朝夕のマーケットメール、日本株決算のアラートメールなど、証券口座にログインしなくても、メールで通知してくれるサービスも提供しています。

    マネックス証券に口座を持っていない人向けにも、「マネックスメール」「メールマガジン新潮流」といった市況概況や相場展望などが掲載されたメールを配信し、情報発信に力を入れているのが特徴です。

    さらに、すき間時間で情報収集できるよう、SNSやYouTubeなどでの情報発信も行っています。

    投資情報やマーケット情報は、銘柄選びや取引タイミングを決める際に欠かせません。 これらが充実しているのは、投資家にとって大きなメリットになるでしょう。

    少額投資ができる

    マネックス証券では、単元未満株取引の「ワン株」を提供しています。

    ワン株は1株から購入可能で、銘柄によっては1株100円未満で購入できるものもあります。

    他にもマネックス証券では以下の少額投資を行うことができます。     

    投資商品サービス名最低金額
    株式ferci100円
    株式・投資信託投信積立100円
    マネックス・ゴールド1,000円

    100万円などまとまった資金がなくても、1万円未満の資金でも十分に株や投資信託などの取引ができるため、資金の少ない人にはメリットです。

    また、「最初は、練習がわりに少額から投資をしたい」という人にとっても、メリットになります。

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    ferciは初心者にも使いやすい

    スマートフォンで1株ずつ投資できる「ferci」は、少額投資ができるだけでなく、1単元(100株)の取引も可能です。

    少額投資はもちろん、ある程度まとまった金額の取引にも対応しているため、スマートフォンをメインに株を取引したい様々なユーザーのニーズに対応しています。

    ferciは、初心者でも使いやすいようなデザインや操作画面になっているのも特徴です。

    また、銘柄コードや企業名が分からない場合には、「IT」などのキーワードやカテゴリだけでなく、画像からも該当する銘柄を探すことができます。

    さらに、SNS機能を搭載しているため、口コミからも銘柄を探せるのが特徴です。 

    株の銘柄に対するほかのユーザーの口コミを見たり、ユーザーに無料で投資に関する質問をすることもできます。

    取引や情報を確認するだけでなく、ユーザー同士での情報交換や投資仲間を見つけられるのが、大きなメリットです。

    ロボアドバイザーサービスの「マネックスアドバイザー」の手数料が安い

    マネックス証券のロボアドバイザー「マネックスアドバイザー」は、金融工学理論や専門家によるサポートを受けながら、様々な資産に分散投資ができるサービスです。

    2,000以上もの組み合わせの中から合うものを提案してくれるだけでなく、自動積立機能を付けるなど、細かい希望に合わせてカスタマイズすることもできます。

    楽天証券でも「楽ラップ」というロボアドバイザーを提供していますが、手数料はマネックス証券より高くなっています。

    サービス名手数料その他費用
    マネックスアドバイザー年率0.330%(税込)信託報酬:年率0.166%(税込)

    楽ラップ

    (固定報酬型)

    最大年率0.715%(税込)運用・管理費用:最大年率0.2702%(税込)

    このように、マネックスアドバイザーはコストを抑えて運用できるメリットがあります。 運用成果だけでなく、コスト面も重視したい人におすすめです。

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    一般信用取引の種類が豊富

    マネックス証券の一般信用取引は種類が多く、デイトレーダーにとっては嬉しい内容となっています。

    ここでは注目してほしい2つの種類を紹介していきます。

    【ワンデイ信用】新興市場銘などの空売りにも便利

    マネックス証券には、「ワンデイ信用」という返済期限が当日中の一般信用取引があります。

    ワンデイ信用には、「スペシャル空売り」という空売りがあり、上場したての銘柄や新興市場の銘柄など、制度信用等では売建てることができない銘柄の空売りができるのが特徴で、売建のみ可能です。

    上場したての銘柄の中には、上場直後は大きく値上がりしても、その後は下落が続くものも珍しくありません。

    また、新興市場の銘柄は値動きが大きく、急騰することもあれば急落することもあります。

    「上げ100日、下げ3日」という投資の格言どおり、それまでの上昇を短期間で打ち消すほどの激しい値動きをするものも、新興市場の銘柄の中にはあるのです。

    スペシャル空売りを利用すれば、このような銘柄の下落時に、デイトレードで空売りをすることができます。

    チャンスを逃さず空売りできるため、デイトレーダーにとって大きなメリットになるでしょう。

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    【短期信用】「つなぎ売り」での利用が便利

    マネックス証券の一般信用取引には「短期信用」があります。

    売建のみで返済期限は15営業日と短いですが、株主優待取得を目的としたつなぎ売りに便利です。

    配当や株主優待の獲得を狙う場合、空売りと現物買の注文を同時に行い、現物株の株価下落によるマイナスを、空売りによるプラスで吸収する「つなぎ売り」を一般信用取引で行うことがよくあります。

    なぜなら、制度信用取引では、株式の貸し手である証券金融会社で株式が不足すると、逆日歩(品貸料)が発生し、売建をしている投資家が支払うことになるからです。

    一方、一般信用取引では、証券金融会社を利用せず株券を調達するため、逆日歩は発生しません。

    そのため、つなぎ売りの際に有利になります。

    このように、インカムゲインの獲得のために短期的にその銘柄を取引したい人にもマネックス証券は便利です。

    インカムゲインを獲得しながら、キャピタルゲインのマイナスを相殺することができるでしょう。

    投資で貯まるマネックスポイントが便利

    マネックス証券では、マネックスポイントというポイントサービスを提供しています。

    投資信託の保有や、株の売買によって貯められるのが特徴です。

    投資信託の場合は、国内株式型投資信託、外貨建てMMF、外国籍投資信託が付与の対象で、銘柄によってA~Cに分類されています。

    Aの場合の付与率投信月内の平均残高×年率0.08%
    Bの場合の付与率投信月内の平均残高×年率0.03%
    Cの場合の付与率投信月内の平均残高×年率0%

    Cの場合はポイントが付与されないため注意が必要です。

    また、株の場合は以下のタイミングでポイントが付与されます。

    一日定額手数料コース日計り取引を行った場合に手数料の片道分のポイント
    取引毎手数料コース月間手数料30万円以上で、月間の株式売買手数料の半額分のポイント

    ポイントが付与されることで、実質的に手数料などが軽減されることになります。 ポイント付与によりコスト面で有利になることも、マネックス証券のメリットです。

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    マネックスポイントは使い勝手が良い

    マネックス証券では、貯めたマネックスポイントの使い道が多いのもメリットです。

    貯めたポイントは以下の交換率で他のポイントへ変えることができます。

    株式手数料1マネックスポイント1円
    投資信託の買付1マネックスポイント1円
    各種暗号資産200マネックスポイント~
    dポイント1マネックスポイント=1ポイント
    Pontaポイント1マネックスポイント=1Pontaポイント
    nanacoポイント50マネックスポイント=50nanacoポイント
    amazon1マネックスポイント=amazonギフト券1円相当
    WAONポイント100マネックスポイント=100WAONポイント
    ANAマイル1,000マネックスポイント=250マイル
    JALマイル1,000マネックスポイント=250マイル

    また、貯めたポイントを日本赤十字社などに寄付したり、書籍などのマネックスグッズに交換することも可能です。

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    マネックス証券のデメリット

    マネックス証券のデメリットは下記のとおりです。

    マネックス証券4つのデメリット

    それぞれの詳細を説明します。

    外国株式の種類が少ない

    マネックス証券で取扱っている外国株は、米国株と中国株の2種類です。

    それぞれの銘柄数は多いのですが、欧州株や豪州株、ASEAN株などは取り扱っていません。

    他の外国株に投資したい人にとっては、投資する手段がマネックス証券にはありません。

    米国株、中国株以外の外国株に投資したいのであれば、マネックス証券以外の証券会社に証券口座を開設して取引する必要があります。

    このことも、マネックス証券のデメリットです。

    SBI証券

    4.3
    SBI証券のロゴ
    口座開設数1,100万口座超(2023年12月時点)
    ※SBI証券、SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIOの合算
    米国株式
    取扱銘柄数
    5,002銘柄(2021年12月29日時点)

    中国株式
    取扱銘柄数

    1,352銘柄(2021年12月21日時点)
    米国中国韓国タイベトナムロシアマレーシアインドネシアシンガポール
    外国株の手数料(税込)
    外国株の種類手数料最低手数料
    米国株約定代金の0.495%(税込)0ドル
    中国株約定代金の0.286%(税込)51.7香港ドル(税込)
    韓国株約定代金の0.99%(税込)9,900韓国ウォン(税込)
    ロシア株約定代金の1.32%(税込)550ロシアルーブル(税込)
    ベトナム株約定代金の2.2%(税込)1,320,000ベトナムドン(税込)
    インドネシア株約定代金の1.1%(税込)261,800インドネシアルピア(税込)
    シンガポール株約定代金の1.1%(税込)30.8シンガポールドル(税込)
    タイ株約定代金の1.1%(税込)837.1タイバーツ(税込)
    マレーシア株約定代金の1.1%(税込)83.6マレーシアリンギット(税込)
    口座開設の流れ
    手順やることポイント
    STEP1本人確認書類の提出マイナンバーカードorマイナンバー通知カード+免許証でOK
    STEP2初期設定勤務先や銀行口座の登録
    STEP3完了通知の受け取り郵送orメールで受け取り

    米国取引手数料が2カ月間無料!
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    マネックスポイントが使用できる投資商品が少ない

    マネックス証券では投資商品の購入の際、貯めたマネックスポイントを売買手数料として使用したり、購入代金に充当したりできます。

    しかし、売買手数料として使えるのは国内株のみ、購入代金に使えるのは暗号資産のみとなっています。

    同社ではFXや先物・オプションなどの投資商品も扱っていますが、それらの売買手数料や購入代金にマネックスポイントを使用できないことがデメリットです。

    例えば楽天証券の場合は、国内株と投資信託、バイナリーオプションの購入に楽天ポイントを使用でき、SBI証券の場合は投資信託の購入にPontaポイントなどを使用できます。

    両社とも1ポイントから使用できますが、マネックス証券は、ポイントを利用して購入できるのは暗号資産のみで、200マネックスポイントからでないと利用できません。

    楽天証券やSBI証券と比較すると、マネックス証券はポイントを使って購入できる投資商品が限定され、使用条件もハードルが高いと言えます。

    マネックス証券よりポイント投資がしやすい!
    SBI証券楽天証券
    SBI証券バナー

    ポイントで
    投資信託が買える

    公式

    楽天証券バナー

    楽天ポイントで
    優待株が買える

    公式

    取引できる暗号資産はCFDのみで種類が少ない

    マネックス証券では、証券会社としては珍しく、暗号資産を取り扱っています。

    しかし、同社で取り扱っているのは暗号資産CFDです。

    暗号資産CFDはレバレッジ2倍での信用取引で、現物取引ではありません。

    もしも現物取引をしたいのであれば、CoincheckやZaifなど他の業者を選ぶ必要があります。

    また、マネックス証券で取り扱う銘柄は、ビットコイン/円やリップル/円など4種類のみです。

    例えばCoincheckは取引できる銘柄は14種類、DMM Bitcoinは7種類など、マネックス証券よりも多くの銘柄を取り扱っています。

    「暗号資産CFDを取引したい」という場合は別ですが、そうでなければ、マネックス証券の銘柄数は物足りなく感じるでしょう。

    中国株取引の際の為替スプレッドはやや割高

    マネックス証券の中国株取引は、取引手数料が安いのが特徴ですが、一方で、為替スプレッドはやや割高です。

    中国株を取引する際は、香港ドルや米ドルなど日本円以外の通貨で取引します。

    その際に、円を香港ドルなどと交換する際に為替スプレッドという手数料が別途かかります。

    為替スプレッドはマネックス証券の場合、片道15銭です。

    みずほ証券の場合は片道10銭、大和証券の場合は片道12銭と、いずれもマネックス証券よりも割安です。

    そのため、マネックス証券で中国株をする場合は、みずほ証券や大和証券などに比べて為替手数料のコストがかかってしまいます。

    SBI証券

    4.3
    SBI証券のロゴ
    口座開設数1,100万口座超(2023年12月時点)
    ※SBI証券、SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIOの合算
    米国株式
    取扱銘柄数
    5,002銘柄(2021年12月29日時点)

    中国株式
    取扱銘柄数

    1,352銘柄(2021年12月21日時点)
    米国中国韓国タイベトナムロシアマレーシアインドネシアシンガポール
    外国株の手数料(税込)
    外国株の種類手数料最低手数料
    米国株約定代金の0.495%(税込)0ドル
    中国株約定代金の0.286%(税込)51.7香港ドル(税込)
    韓国株約定代金の0.99%(税込)9,900韓国ウォン(税込)
    ロシア株約定代金の1.32%(税込)550ロシアルーブル(税込)
    ベトナム株約定代金の2.2%(税込)1,320,000ベトナムドン(税込)
    インドネシア株約定代金の1.1%(税込)261,800インドネシアルピア(税込)
    シンガポール株約定代金の1.1%(税込)30.8シンガポールドル(税込)
    タイ株約定代金の1.1%(税込)837.1タイバーツ(税込)
    マレーシア株約定代金の1.1%(税込)83.6マレーシアリンギット(税込)
    口座開設の流れ
    手順やることポイント
    STEP1本人確認書類の提出マイナンバーカードorマイナンバー通知カード+免許証でOK
    STEP2初期設定勤務先や銀行口座の登録
    STEP3完了通知の受け取り郵送orメールで受け取り

    米国取引手数料が2カ月間無料!
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    マネックス証券の利用が向いている人

    ここまでマネックス証券のメリット・デメリットを解説してきました。

    それを踏まえて、マネックス証券が向いている人は以下の通りです。

    マネックス証券が向いてる人

    IPO投資をしたい人

    マネックス証券はIPO投資をしたい人におすすめの証券会社です。

    100%完全平等抽選をしているため、投資額・資産額などによって当選率が左右されないからです。

    投資初心者でも当選する可能性はあるので、当選チャンスを広げる意味でもマネックス証券を検討してみましょう。

    米国株に投資をしたい人

    米国株の取扱い銘柄が多いので、米国株への投資にチャレンジしたい人は注目です。

    DMM株のように外国株の取引手数料が無料の証券会社もありますが、取引できる銘柄が多いのはメリットでしょう。

    マネックス証券は国内株だけでなく、米国株にも強い証券会社といえます。

    色んな投資をしてみたい人

    暗号資産の投資にも対応しており、幅広い投資商品が揃っている点も特徴です。

    最初は1株から始めたいといったミニ株購入(ワン株)も買付手数料は無料で使いやすくなっています。

    投資初心者から投資先を広げていきたい経験者まで幅広く使えるのがマネックス証券です。

    米国株・中国株の取扱は7,000銘柄超!(※) 外国株の取引手数料は業界最安水準
    ※(個別株式・ADR・ETFの合計。含む売りのみ)

    おすすめな理由

    • ネット証券口座開設数No.3!初心者向けコンテンツや資産管理ツールを提供
    • 投資信託は100円から積立OK!積立頻度は毎日/毎月から選択できる
    • IPOは預かり資産が関係ない完全平等抽選!誰でも公平に当選チャンスがある
    投資信託外国株ミニ株IPOポイント投資
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    国内現物取引の手数料(税込)
    取引金額約定ごと定額制
    10万円99円550円
    30万円275円550円
    50万円275円550円
    100万円535円550円

    マネックス証券の利用が向いていない人

    一方でマネックス証券が向いていない人もいます。

    以下に当てはまる人は他の証券会社の口座開設を検討しましょう。

    マネックス証券が向いていない人

    • 様々な外国株に投資したい人

    様々な外国株に投資したい人

    米国株・中国株の取扱銘柄が多くあるのは魅力ですが、それ以外の国の株式の取扱いが少ない点には注意が必要です。

    SBI証券ならシンガポール株、ベトナム株など米国・中国以外の国への投資もできます。

    様々な外国株への投資にも興味がある場合は、マネックス証券だけではカバーできないため、他証券口座の口座開設も検討するようにしましょう。

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    外国株の手数料(税込)
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    米国株約定代金の0.495%(税込)0ドル
    中国株約定代金の0.286%(税込)51.7香港ドル(税込)
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    ベトナム株約定代金の2.2%(税込)1,320,000ベトナムドン(税込)
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    シンガポール株約定代金の1.1%(税込)30.8シンガポールドル(税込)
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    マレーシア株約定代金の1.1%(税込)83.6マレーシアリンギット(税込)
    口座開設の流れ
    手順やることポイント
    STEP1本人確認書類の提出マイナンバーカードorマイナンバー通知カード+免許証でOK
    STEP2初期設定勤務先や銀行口座の登録
    STEP3完了通知の受け取り郵送orメールで受け取り

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    まとめ

    マネックス証券のメリット・デメリットを紹介しました。

    マネックス証券はIPOの取り扱い数が多いうえ、100%完全平等抽選をしているため、IPOを目的にした証券口座を探している人にはぴったりです。

    また、米国株と中国株の取り扱い数は豊富なため、とりあえず米国株を買ってみたいという人にもおすすめできる証券会社です。

    ただし、マネックス証券にもデメリットはあるので、この記事で紹介したデメリットを理解して、自分に合っているかどうか判断して口座開設するようにしましょう。

    米国株・中国株の取扱は7,000銘柄超!(※) 外国株の取引手数料は業界最安水準
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    国内現物取引の手数料(税込)
    取引金額約定ごと定額制
    10万円99円550円
    30万円275円550円
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