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QQQとは?株価予想や構成銘柄からどんな人は買うべきか解説

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QQQとは?株価予想や構成銘柄からどんな人は買うべきか解説
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QQQとは、米国のNASDAQ100指数に連動するETFです。

GoogleやAmazonなどの“GAFAM”やテスラなどのハイテク株を組み入れるNASDAQ100指数への連動を目指すことから、テック系企業の成長に伴い大きな利益を望めます。

ただし、1株の単価が比較的高く手を出しにくい、景気後退により減配が発生しやすいといった点には注意しましょう。

この記事では、QQQの概要や現在の株価チャート、今後の株価予想、取引できる証券会社などについて解説します。

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【掲載情報について】
2023年10月25日時点の情報を掲載しています。

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QQQとは

QQQとは、米国NASDAQ市場に上場されている時価総額上位100社を対象とした株価指数「NASDAQ100」への連動を目指したETFです。

以下はQQQの基本情報です。

QQQの基本情報
名称インベスコQQQトラスト・シリーズ1
(Invesco QQQ Trust Series 1)
運用会社Invesco社
ベンチマークNASDAQ100
資産総額200,788百万米ドル
(2023年10月25日時点)
基準価額359.1263米ドル
(2023年10月25日時点)
直近配当利回り0.75%
トータルリターン

3カ月:-4.71%
3年:10.82%
5年:12.72%
取扱証券会社マネックス証券SBI証券楽天証券

参照元:インベスコQQQトラスト・シリーズ1 投資信託(ファンド)情報 - Bloomberg Markets

QQQは、GAFAMやテスラ、NVIDIAなどアメリカを代表するテック系企業を中心に約100社ほどの株式を組み入れています。

米国市場の成長をけん引する企業の株式が高い割合で組み入れられており、米国の成長がそのままQQQの時価に反映されると言っても過言ではありません。

NASDAQ100とは

NASDAQ100は、NASDAQに上場されている約3,000銘柄のうち、特に時価総額が高い100社の株価の動向を示す株価指数です。

NASDAQは米国を代表する証券取引所で、世界最大の新興企業向け株式市場といわれており、GoogleやAmazonなどのテック系企業の株式が多く上場されています。

そのため、アップルやアルファベット(Google)、テスラなど世界に名だたる企業が組入銘柄に名を連ねており、米国市場の成長を象徴する指数として注目されています。

QQQの主要構成銘柄

  • アップル
  • マイクロソフト
  • アルファベット(Google)
  • アマゾン
  • テスラ
  • メタ(Facebook)

QQQはNASDAQ100がベンチマークとなっていることから、およそ半分がGAFAMやテスラ、エヌビディアなどの情報技術関連銘柄です。

また構成割合が時価総額が高い企業の株式に偏る傾向が強く、約100組み入れ銘柄のうち上位3社(アップル、マイクロソフト、アマゾン)で28.53%、上位10社で44.73%を占めています。

QQQ Invesco

参照元:Invesco

S&P500では2番目の構成割合であるヘルスケアがわずか7.85%であることから、バランスよりも時価総額の勢いを最重視するETFであることがうかがえます。

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QQQはNISA(成長投資枠)でも買える

QQQはNISA(成長投資枠)でも購入できます。

かつてのNISAは「一般NISA」と「つみたてNISA」の2種類に分かれており、併用はできませんでした。

しかし、2024年から始まった新NISAでは「成長投資枠」と「つみたて投資枠」という形で併用が可能になり、よりETFにも投資しやすい仕組みになったのです。

楽天証券SBI証券であれば売買にかかる手数料が無料のため、よりお得にQQQに投資できます!

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チャートで見るQQQの株価推移

qqq_Invesco QQQ Trust Series1

参照元:Google Finance
※2023/1/20現在

QQQが連動するNASDAQ100指数は1995年4月に設定された、歴史の長い株価指数です。

時価総額が高い企業の株式を組み入れているため、堅調に推移し続けています。

QQQも大きな乖離なく連動し続けているため、米国市場の成長と共に上昇していった歴史がありますが、2021年末からのインフレ抑制策の影響を受け、2021年11月には395米ドルまで上がった価格が2022年12月には274米ドルまで下落しました。

【予想】QQQの今後の株価はどうなる?

今後のQQQの株価は以下の点から、長期的には大きな利益が望めると考えられます。

予想①短期的には経済低迷の影響を受け厳しい

QQQは、2021年末から2022年全般にかけて大きな下落を見せる結果となりました。

その要因の多くは、政策金利の大幅な利上げなどの歴史的なインフレを抑制するための策にあり、景気後退の影響を受けやすいグロース株を多く組み込んでいるQQQは、2023年にかけては厳しい推移が続くものと考えられます。

予想②インフレ抑制策の終了が鍵

米国の中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)は、2022年の間に実に7度の利上げを行い、0.0〜0.25%から4.25〜4.5%まで政策金利を急激に引き上げました。

この影響により市場の冷え込みが加速し、株価の下落も相次いでいます。

さらにFRBは2023年に5%超まで政策金利を引き上げると宣言しており、景気の後退は当面継続すると予測されています。

一方、4%以上の金利引き上げを行なった2022年に比べ、2023年は1%程度の引き上げしか予測されていません。

これはインフレ抑制がある程度成功していることを意味しており、そう遠くないうちにインフレ抑制策の展開が終了されると考えられます。

予想③長期的には大きな成長に期待

アメリカ経済は長い歴史の中で、右肩上がりの成長を続けてきました。

2008年のリーマンショック、2020年のコロナショックといった経済危機を乗り越えてきたアメリカ経済は、現在継続している金融の引き締めによる景気後退をも乗り越え、再び成長軌道に乗ることが期待されています。

アメリカ経済の成長そのものを表すともいわれるNASDAQ指数、その中でも時価総額上位100社に絞ったNASDAQ100指数に連動するQQQは、アメリカ経済の復興の恩恵をダイレクトに受けられる銘柄のひとつであると考えられるでしょう。

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QQQを買うメリット

QQQを買うメリットは以下のとおりです。

QQQを買うメリット

メリット①長期的に高いリターンが期待できる

QQQは長期的に高いリターンが期待できるETFです。

米国市場を対象としたETFのうち、QQQ(青と赤のローソク足)は人気のVTI(青いライン)やIVV(オレンジのライン)、VOO(黄色のライン)と比較しても圧倒的なリターンを生んでいます。

QQQ tradingview

参照元:tradingview

メリット②成長著しいハイテク株に分散投資できる

株価の面では苦戦を強いられているハイテク株ですが、未だ世界中で著しい発展を続けている業界であることには変わりありません。

5GやAIといった分野がさらに発展していけば、ハイテク株を多く組み入れているQQQも大きく上昇すると期待できます。

さらにQQQは世界有数のテック系企業の株式を複数銘柄組み入れていますので、業界全体に分散投資するのと同様の投資成果を得られるでしょう。

QQQを買うデメリット

QQQを買うデメリットは以下のとおりです。

QQQを買うデメリット

デメリット①1株の単価が高く手を出しにくい

QQQは1株あたりの単価が359.13米ドルです。

1ドル149.83円の時に購入すれば約54,000円が必要なため、投資初心者が気軽に手を出すには少々高めの価格となっています。
※2023年10月25日時点

とはいえ前述の通り、長期的には大きなリターンが望めるETFです。

いずれ投資したいと考えているなら、NASDAQ100に連動する投資信託から始め、資金を確保した後にQQQへの投資を検討するとよいでしょう。

デメリット②景気後退により減配が発生しやすい

QQQに組み入れられているハイテク株は、大きな成長が望める一方で景気後退時には苦戦する傾向があります。

組み入れられている対象のテック系企業の株価が下落すると、QQQの価格も下がるだけでなく配当の減配や無配が発生するリスクが高まります。

QQQの買い方

QQQは以下の手順で購入できます。

QQQの買い方

  1. QQQを取り扱っている証券会社で口座を開設する
  2. 外国株式口座を開設する
  3. 資金を証券口座に入金する
  4. 外国株式口座に資金を振り替える
  5. 買い注文を出す

QQQを購入するためには、まず証券会社の口座を開設します。

QQQを取り扱っている証券会社を調べることから始めましょう。

その際、米国ETFの取引ができる「外国株式口座」も開設してください。

証券口座ができたら、購入代金を外国株式口座に入金します。まず証券口座に入金し、その後外国株式口座へ資金を振り分けてください。

必要額が入金できたら、QQQの買い注文を出して購入しましょう。

QQQが買えるおすすめネット証券

QQQを取り扱う主な証券会社は以下のとおりです。

証券会社名マネックス証券SBI証券楽天証券
米国株
取扱銘柄数(※1)

4,905柄超

5,333銘柄4,799銘柄
米国ETF
取扱銘柄数
372銘柄376銘柄389銘柄
取引手数料
(税込)

約定代金の0.495%
最低手数料:0米ドル
上限手数料:22米ドル

※買付手数料は無料(マネックス証券はキャッシュバック扱い)

為替手数料

買付時:0銭
売却時:25銭

買付時:0銭

売却時:0銭

買付時:0銭

売却時:0銭

取引時間21:00~翌9:00
(夏時間)
22:30~翌5:00
(夏時間)
22:30~翌5:00
(夏時間)
口座開設公式公式公式

※1 個別株式・ADR・ETFの合計。含む売りのみ。
※取扱銘柄数は2023年10月24日時点、為替手数料は2023年12月6日時点。

QQQは比較的多くの証券会社で扱われていますが、手数料などにちがいがあります。

ネット証券の中でも、SBI証券楽天証券マネックス証券の3社ならQQQを買付手数料無料で購入できてお得です!

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【低コスト】QQQと同じ運用成果が目指せる投資信託

もっと低コストでQQQと同じような運用成果が目指せる商品はないの?

NISA(つみたて投資枠)対象外にはなりますが、以下の投資信託でも同じような運用成果が期待できます。

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QQQと同じ運用成果が目指せる投資信託

eMAXIS NASDAQ100

eMAXIS NASDAQ100インデックスの積立シミュレーション

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毎月3万円20年間積み立てた場合(年利 20.09%)の運用結果

最終運用結果
9,456万円
運用コスト
1,957万円
手元に残る金額
7,499万円(+ 6,621万円)

eMAXIS NASDAQ100は、QQQと同じくNASDAQ100指数をベンチマークとした投資信託です。

2021年1月に設定された若い投資信託であり、配当込みの円換算ベースの値動きへの連動を目標しています。

主に米国株式に投資を行ないますが、対象インデックスとの連動を維持するために先物取引等を利用し、株式等の実質投資比率が100%を超える場合があります。

原則として為替ヘッジは行わないため、為替相場の変動の影響を受ける特徴があります。

なお、信託報酬(税込)は0.44%と、NASDAQ100をベンチマークとした投資信託の中では低い設定がされています。

eMAXIS NASDAQ100を買えるおすすめ証券会社

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iFreeNEXT NASDAQ100インデックス

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの積立シミュレーション

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毎月3万円20年間積み立てた場合(年利 27.08%)の運用結果

最終運用結果
3億円
運用コスト
577万円
手元に残る金額
3億円(+ 3億円)

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは円換算ベースのNASDAQ100指数への連動を目指す投資信託です。NASDAQ100を構成する株式への投資を通じ、ベンチマークとの連動を図ります。

信託報酬は0.495%と高めですが、NASDAQ100連動ETFの中では2018年8月設定と歴史が長く、安定感があるETFとして評価を受けています。

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よくある質問

QQQは長期保有に向いているの?

A.長期的に大きな成長が見込めますが、暴落のリスクはあります。

NASDAQ100指数は、経済が成長局面にある間は大きな上昇が見込まれる指数です。

連動するQQQも大きな成長が期待できるため、長期保有のメリットも十分に考えられます。

ただし景気低迷時には下落する傾向にあり、コロナショックなどの影響を非常に受けやすいため、暴落のリスクは常に考えておく必要があります。

QQQは値動きが大きいの?

A.レバレッジETFほどではありませんが、比較的大きな値動きをみせます。

QQQはVTIやVOOといったETFと比べると、大きな値動きをみせやすいETFです。

レバレッジETFほど極端な値動きはせず、ベンチマークとなる指数との乖離も大きくありません。

QQQなどのETFと投資信託はどっちが便利なの?

A.少額積立なら投資信託、長期保有ならETFが有利だといえます。

ETFは株式と同様に、取引価格が株価によって決められます。

そのため任意の金額で自由に購入することはできず、QQQなら1株あたり約4万円ほどが必要です。

投資信託は100円から購入できるため、少額積立を行うなら投資信託を選ぶとよいでしょう。

ただしETFに比べ信託報酬が高額であるため、長期保有するならETFのほうが有利です。

まとめ

QQQはNASDAQ100への連動を目指すETFです。

米国を代表する株価指数の一つであるNASDAQの中でも時価総額上位100社を対象とするNASDAQ100は、米国経済の成長が強く反映される指数であり、QQQも大きな成長が望めます。

しかし、構成する銘柄がハイテク株に偏るため、景気後退時には株価が下落しやすくなる傾向があります。

米国経済の回復と共に大きな利益を望めるETFですので、今後米国のインフレ抑制策が落ち着きを見せると同時に注目が集まるでしょう。

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